優しい地獄(〆)

優しい地獄(〆)

一見さん  2023-12-23 17:33:22 
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お相手様決定済…?

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  • No.581 by 倉木真澄/五条悟  2024-02-09 20:22:27 


〈倉木真澄〉

「………」
(気まぐれに触れてやる度、機嫌を良くした猫のように自身へ擦り寄ってくる彼らを見ていると─図体だけが大きくて、酷く我儘な子供を相手にしているような─そんな気になってくる。父性本能にも似ている、その衝動に任せて彼らの頭を撫で、唇を落とし─途中、何やら不穏なことで微笑み合っている姿は見なかったことにして─存分に愛でてやった。五条は彼の言葉を聞いて楽しげに笑い、「でしょ?だって僕達は、真澄の奥さんなんだから…何するのも一緒じゃないと。」と心底愛おしそうな声で告げたかと思えば─正に蛇の如くするり、と腕に絡み付いては頬を擦り寄せてくる。ここまで来るといよいよ片手が自由に動かせなくなり、若干眉を顰めた。ふと、部屋の時計に目を遣れば─そろそろ上層部へ定期報告を上げる時間を迎えている。面倒だな、と思ったその瞬間、尻ポケットで携帯が低く振動し始めた。「…少しだけ手を離してくれないか、五条くん。老害共に報告を上げないと─」出来るだけ柔らかな口調を心掛けてそう微笑んでやれば、五条は渋々ながら─絡み付く腕を緩める。何とか携帯を取り出し、通話開始ボタンを押す直前─唐突に悪戯心が沸き上がってきた。通話開始ボタンを押すと響く老害の声に眉を顰めつつ、「…はい、倉木です。」と大人しく報告を上げていたが、ふと「…ああ、そういえば…結婚したんです。隣に奥さんが居るので、代わりますね?」そう言ったかと思えば、隣で自身の腕に纏わり付く彼に─悪戯っぽく笑いながら携帯を差し出す。)

──

〈五条悟〉

「だって…甘いモンって美味いし。」
(五条は彼女の言葉に一層不思議そうに首を傾げ、当然だとでも言わんばかりの表情を浮かべた。)

  • No.582 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-02-09 21:19:57 



夏油傑
「...もしもし、真澄の妻の夏油傑です。いつも真澄がお世話になっております。」
(五条の言葉を聞き微笑み頷いていては、倉木は上層部との定期報告の時間のようで。腕に擦り寄り絡み付いたまま話す様子を聞いていては、代わりますと突然携帯を差し出された。倉木は悪戯っぽく笑っている。その様子に此方も察して悪戯っぽく笑って携帯を受け取れば上記のように通話に応答して。すると何やら激しく喚き散らしているが何を言っているのかさっぱり分からない。聞き流しては「あぁ、そうだ。...真澄と悟とは結婚したのでもう其方には返しませんよ。真澄に何かしたら私と悟が黙っていませんよ?それでは...。」と一方的に告げて。その後も何か喚き散らしていたがぶちっと通話を切りにこやかに倉木に携帯を返して。)



白雪咲桜
「そうだよね。私も沢山食べたいけど食べ切れないの。」
(当然だという様子で甘い物は美味いと言う五条。確かにその通りであり己も好きだが沢山は食べられずすぐにお腹がいっぱいになってしまうと眉を下げ上記のように告げて。そうして話していては頼んでいたものが運ばれてきて。)


  • No.583 by 倉木真澄/五条悟  2024-02-09 21:42:09 


〈倉木真澄〉

「…ん、上出来…流石傑だね。」
(彼と老害が電話している最中。電話の向こうで慌てに慌てる老害共の様子が目に浮かぶようで、声を上げてひたすらにげらげらと笑っていたが─そんな事をしている内に通話が終わったらしく、携帯を返された。まだ若干笑みを噛み殺したままではあったが、自身の思惑通りに応えてくれた彼の頭を撫で、優しい声で褒めながらその唇へ─上手くやれた"ご褒美"、とでも言うように、自身の唇を重ねてやる。─腕の辺りから五条の、羨むような眼差しが突き刺さっている気がするが─頭を撫でて宥めてやりながらも、重ねた唇は離さずに此処を開けろ、と言う意味を込め─舌先で彼の唇を軽くノックした。開くまでの間は唇の輪郭をなぞったり、犬のように舐めたりと戯れていたが、するり、とその頬に手を滑らせて─手触りの良いその皮膚の感覚を楽しむ。頬を優しく撫でながらも催促は止めず、彼の反応をじっと伺った。)

──

〈五条悟〉

「…お前、ちっちゃいからじゃねーの。」
(結局、ホイップクリーム増量のトッピングをしたらしいパンケーキとパフェが五条の眼の前に運ばれてくる。五条はそれをじっと見つめた後、ぼそりとそんな言葉を溢した。)

  • No.584 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-02-09 22:21:01 



夏油傑
「...相当慌てていたみたいだよ。何言っていたか分からなかったが。こういう事は得意だからね、任せてくれ。」
(どうやら倉木の期待に応えられたようで褒められた。笑みを噛み殺した様子に楽しんでくれたようだと思い笑みを浮かべ上記のように告げて。すると、ご褒美なのか唇を重ねられた。そして舌先で唇をノックされる。その後も唇を舐められたり頬を撫でたりと唇を開くように催促された。その様子に嬉しく思えば愛しそうに倉木の頬に手を伸ばし撫でては応えるように唇を薄く開いて。)



白雪咲桜
「う...確かに背は低いけど...。悟背高いもんね。」
(ホイップクリームが増量されたパンケーキとパフェパフェボリュームがありそうでやはり五条はよく食べるなと思い。自身のパフェを食べようとスプーンを手に取っていては五条からの言葉に背が低い事は気にしているのか言葉を詰まらせながらも上記のように告げて。確かに五条は単純に己より身体が大きいし男性である。だから沢山食べられるのかなと考えて。)


  • No.585 by 倉木真澄/五条悟  2024-02-09 23:21:29 


〈倉木真澄〉

「………ん…」
(従順に開かれた唇に機嫌を良くし、瞳を細めながら─彼の口内に大人しく収納されていた舌と、自身の─人より少々肉の厚いらしい舌を絡め合った。最初は刺激に慣らすようにゆっくりと動かしてやっていたが、徐々に動きを早めて─時折その舌を外して歯列を舐めた後、健気に戻ってくるのを待ち侘びている彼の舌に再びちゅ、と吸い付いてやったり、絡めたままの舌を喉奥近くまで運んでやったり─と、自身の思うままに彼の口内を蹂躙し、散々に弄んでやる。その最中も頬を撫でる手は止めず、いつの間にかそれは彼の頭を撫でていた。艷やかな黒髪を掻き乱し、自身の方に引き寄せながらも尚激しく唇を重ねていたが─やがて唇を離す。お互いの唾液が混じり合った銀色の糸がつう、と彼と自身の唇を繋ぐように伸びていたが、それは途中でぷつん、と名残惜しげに切れた。─そういえば、昨日からシャワーを浴びていないことに今更気が付く。全身から情事の残り香がふわりと漂っていて、個人的には嫌いではないが─一応は洗い流した方が良いだろう。そう思って立ち上がろうとするが、案の定五条に阻止された。「…ね、真澄。僕達のこと置いて─何処行くつもり?」僅かに冷えた空気の中、五条の頭を撫でながら微笑んでみせる。)
「……風呂に入るだけさ。…それとも─一緒に入りたいのかい?」

──

〈五条悟〉

「…ま、そういうことだろ。」
(五条は一人で納得したように頷き、スプーンを手に取るとパフェに手を付けた。口の中に広がるだけ甘さに、少しだけ頬が緩む。)

  • No.586 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-02-10 00:33:43 



夏油傑
「ん...っ...」
(唇を開くとゆっくりと舌を絡められる。それを受け入れ応えるようにゆっくりと絡める。だがそれも段々と激しくなり、口内を弄ぶように刺激される。段々と興奮してきて頬を上気させ受け入れていたが唇が離された。そして、立ち上がろうとしている倉木を五条が阻止した。どうやら風呂に入るらしい。興奮させるだけさせて風呂に入る気か。離れる気はさらさらないため「勿論一緒に入るよ。そうだろう?悟。」と五条の返事は分かっているが訊ねて。そして倉木に抱きつけば「...さっきの続きもしてくれ。あれだけじゃ満足出来ない。」と先程のキスの続きを強請って。)



白雪咲桜
「いいなぁ。悟沢山食べてるのに太ってもないし...羨ましい。」
(頬を緩ませる五条に小さく笑みを浮かべつつ、上記のように告げ羨望の眼差しを向ける。そして此方もスプーンでパフェを掬い1口食べては美味しさに顔を綻ばせて。)


  • No.587 by 倉木真澄/五条悟  2024-02-10 07:54:31 


〈倉木真澄〉

「……はいはい、じゃあ─おいで。」
(彼の言葉に五条は「当たり前じゃん。真澄~、早く行こ?」と服の裾を引き、自身も連れて行けと言わんばかりにじっと見上げてくる。結局二人を連れて行くことになるのか、風呂で他人を抱く趣味は無いのだが─などと思いつつも─キス以上の"続き"を強請ってくる彼に瞳をきゅう、と細め、我儘な奥さんだね、と笑いながら優しく撫でてやった。脱衣所で服と指輪を脱ぎ捨て、やけに広いバスルームへ足を踏み入れて湯船に入ると─自身の胸を一直線に両断するような形の古傷に湯が染みて、僅かに痛む。傷の治りは他人よりも早い筈なのだが、この傷だけは妙にズキズキと疼く─それとなく指先で傷をなぞりながら、当たり前のように湯船へ浸かってきた彼らの頭を軽く撫でた。五条は白く柔らかな髪が濡れるのも構わずに頭を擦り寄せ、「真澄、身体洗ってあげようか?」いつの間に手にしていたのか、ボディーソープの容器をちらつかせる。手で洗うつもりなのか、と疑問は湧いたものの─まあ良いか─と半ば諦め、一旦湯船を出て身体を明け渡した。五条は上機嫌な様子で手にボディーソープを出し、泡立てた後─彼にそれとなく目配せをして、その容器を投げ渡す。背中洗うね、と声を掛けるよりも早く、五条の手が背中に当てられていた。その手は─ボディーソープの所為か、普段よりも少し冷たい。優しい手付きで背中を擦られると妙に擽ったく、思わず笑みが漏れた。)

──

〈五条悟〉

「別に運動してるわけでもねえし…体質の問題じゃね?」
(五条は彼女の言葉に少し考え込んだ後、そう答えつつも─またパフェを一口、口の中へぽいと放り込む。)

  • No.588 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-02-10 09:44:17 



夏油傑
「私は前を洗ってあげるよ。」
(五条に問い掛けるもやはり想定していた答えであり、共にバスルームに向かう。キス以上の続きを強請ると我儘な奥さんだと優しく撫でられた。それを嬉しげに擦り寄っていてはバスルームに到着して。服を脱ぐとバスルームに入り湯船に浸かった倉木の隣に擦り寄るように浸かる。頭を撫でられ心地好くされるがままであれば五条が倉木の身体を洗うと言う。倉木は特に嫌がることも無く湯船を出て身体を明け渡した。五条はボディーソープを出し泡立てると此方に目配せして容器を投げ渡してきた。それを受け取り湯船から出ると、ボディーソープを出し泡立てながら背中を洗う五条を見遣れば、倉木の正面に向かい上記のように告げ微笑むと返事を聞く間もなく、胸元や腹部に泡立てた手を当てて洗い始めて。)



白雪咲桜
「そうなの?羨ましい...。私は食べた分運動しないとかな。」
(もぐもぐとパフェを食べながら五条の言葉に再度羨望の眼差しを向ける。そして、自身の腹部を見て摩れば呟いて。)


  • No.589 by 倉木真澄/五条悟  2024-02-10 14:23:51 


〈倉木真澄〉

「……っ、」
(前を洗う彼の手が胸元の傷を掠める度、傷の辺りに僅かながら─灼けるような痛みが走り、思わず小さく声を漏らして眉を顰める。─他の術師のように反転術式で治療されたものでは無く、一般人と同じく病院で手術を受けて縫合され、皮膚が引き攣れたその傷─そう言えばこれはいつの傷だったか、などとふと思った。昔"狩り"をしている時に─見ず知らずの女に切られたことは覚えているのだが、その女の顔は上手く思い出せない。そんなことを考えて暫しぼんやりしていた時。「手じゃ洗いにくいから、身体で洗うね?」と後ろから、少々理解に苦しむ五条の声が聞こえるのと同時に─背後からぎゅう、と抱き着かれた感覚がした。擦り付けられる皮膚同士が、ボディーソープの泡でするりと滑り─擽ったさの中にも奇妙な快感が生まれる。それから少し経ち、コレは身体を洗うと言うより、一種のプレイじゃないか─と思い始めたところで、正面に据え付けられた鏡に映る自身と目線が噛み合った。胸元の古傷を初めとした─今生きているのが不思議な程に深い傷が所々に刻み込まれている、色白の華奢な身体に─湿気で額に張り付いた黒髪。そのまま目線を下げれば、自身の前を洗う彼の項が見える。)

──

〈五条悟〉

「…別にしなくてよくね?…そのままでも、その…」
(五条は行儀悪くスプーンを口に咥えたまま、眼の前でパフェを食べる彼女をまじまじと見つめた。一旦言葉が途切れ、少しの間を置いて「…可愛い、んだしさ。」と呟く。)

  • No.590 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-02-10 15:00:29 



夏油傑
「真澄...ここ痛むのかい?」
(胸元や腹部を手で洗っている時に、時折胸元の傷に手が掠めると小さく声を漏らす倉木に気付いた。こんな傷を負わせるような奴がいた事に怒りを覚える。己は倉木を大切にしこんな傷を負うような事がないように周りを排除する迄だ。そう思考しているうちに五条はいつの間にやら抱き着いて身体で洗っている。その様子をちらりと見ては此方も少し距離を縮め倉木の口元近くまで項を近づけている事には気付かず傷を優しく撫で上記のように訊ねる。)



白雪咲桜
「!...あ、ありが...とう...っ。」
(もぐもぐと食べ進めながら五条の言葉に耳を傾けていると、途中で言葉が途切れる。その様子に手を止め顔を上げ五条を見ると、可愛いという呟きに頬に熱が一気に集まり頬を赤らめ途切れ途切れになりながらもお礼を伝えて。気まづい空気が流れるも嬉しかったため「...悟がそう言うならこのままでいるね。」と照れくさそうな笑みを浮かべ告げて。)


  • No.591 by 倉木真澄/五条悟  2024-02-10 16:25:59 


〈倉木真澄〉

「……ん。5年程前だけど…まだ少し、ね。」
(口から漏れた声は上手く誤魔化したつもりだったが、彼から痛いのか、と声を掛けられ─少し物憂げな雰囲気を纏った笑みを浮かべた。気遣いへの感謝の意図を込め、水分をできるだけ飛ばした手で彼の頭を撫でてやる。先程よりも口元へ近付いてきた彼の項に軽く唇を落とし、自身でもその傷へと手を触れた。─縫合手術によって周辺の皮膚は縮んで引き攣れ、指先が傷口の隙間に入る程に傷痕は深い。傷痕を指先でなぞるとズキリ、と疼くような痛みが微かに走った。後ろから抱き締めてくる五条の指も傷痕をなぞり、肩口から覗く空色の瞳がじっと傷痕を見つめている。心配させたか、と思ってその頭を撫でてやれば─再び頭を擦り寄せてきた。少しの沈黙の後、「……変な空気にして悪かったね…ほら、続けて?」と二人へ優しく微笑みかける。)

──

〈五条悟〉

「……ん。」
(五条本人も言っておいて照れているのか、若干顔を赤くしながら頷いた。誤魔化すようにパンケーキを切り、口に運ぶ。)

  • No.592 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-02-10 20:22:47 



夏油傑
「...私は真澄の事大切にするよ。」
(5年前の出来事のようだが、まだ痛みがあるらしい。そこまで深く傷を負わせた相手に心底怒りが込み上げてくる。じっと傷痕を見つめていると頭を撫で項に唇を落とされた。愛しさを感じて擦り寄る。五条も心配している様子であるが、倉木は続けてと言った。その様子に傷痕を優しく撫でれば上記のように告げて約束のキスだといった雰囲気で顔を近づけ唇を重ねて。)



白雪咲桜
「パンケーキ、美味しい...?」
(五条が言ったのに五条も照れているようで頬を赤らめ頷いて。そしてパンケーキを食べている。美味しそうだなと思いつつ感想を訊ねてみて。)


  • No.593 by 倉木真澄/五条悟  2024-02-10 21:26:58 


〈倉木真澄〉

「……ん、ふふ…」
(傷痕を撫でる彼の言葉に答えようとした瞬間、自身の唇が─柔らかいもので塞がれる。普段よりも随分と優しいその口付けに瞳を細め、心の底から湧き上がる愛しさに身を任せて─泡で滑るのも構わず、彼の身体を自身の方へ抱き寄せた。その後一旦唇を離して─「……ありがとう、傑。」と、彼の耳元で囁くようにそう告げ、今度は自身から彼と唇を重ねる。彼の言葉に同調し、五条の抱き着いてくる力が強くなったような気がして─益々愛おしさが湧き上がり、その頭へ手を伸ばして撫でてやった。暫しの間、全身泡まみれになりながら彼らと戯れていたが─「…そろそろ流してくれないかい?寒くなってきたよ。」と声を掛けてやれば、後ろから抱きついていた五条がシャワーを手に取り、身体に付いた泡を流してくれる。─そう言えば、彼は先程─"続き"を強請っていたな、と思い出し、一旦五条を背中から引き剥がした。不貞腐れる五条を宥め賺して湯船に浸からせ、抱き締めたままだった彼に「…傑。"続き"、しようか。」と首を傾げながら問う。)

──

〈五条悟〉

「…食う?」
(パンケーキを咀嚼していた五条は彼女の言葉に頷いた後、フォークに刺したそれを差し出して首を傾げた。

  • No.594 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-02-10 22:26:57 



夏油傑
「あぁ…そう言ってくれるのを待っていたよ。」
(唇を重ねると抱き寄せお礼を言った倉木は唇を重ねてくれた。愛しさを感じる口付けに心地好く受け入れぎゅっと抱き締める。そうして暫く戯れていたが流すように倉木が言うと五条がシャワーを手に泡を流す。じっと抱き合ったまま泡を流し終わるのを待っていては倉木が五条を引き剥がし続きをしようかと言ってきた。待ち侘びていた言葉に嬉しげに微笑むと上記のように告げ、倉木の背中に手を回し擦り寄るように抱き着いて。)



白雪咲桜
「いいの…?食べたい!」
(フォークにパンケーキを刺したのを差し出された。食べてみたいと思っていたため嬉しくて笑みを浮かべ答えると顔を近づけぱくりとフォークに刺されたパンケーキを食べて。咀嚼して口の中に甘さが広がれば「ん…美味しい…!」と顔を綻ばせて。)


  • No.595 by 倉木真澄/五条悟  2024-02-10 22:47:54 


〈倉木真澄〉

「……滑るね。」
(身体を洗い流す時のシャワーの飛沫が掛かり、湿気だけで無く水分をも含んで─今まで以上に額にぺたりと張り付いてくる、鬱陶しい前髪を些か乱暴に掻き上げた。その拍子に、毛先から零れた水滴がバスルームの壁に飛び散り─美しく磨き上げられたタイルの隙間を伝って、次々と床に落ちていく。自身と密着している所為で、無防備に曝け出されている彼の臀部に手を触れると─先程まで自身の手に付着していたボディーソープの成分なのか、ぬるり、と妙に滑りが良かった。普段と違う手触りにぼそりと小さく呟き、少しの間その手触りを楽しむことにして─彼の臀部を緩い力加減で優しく揉んでやる。普段ならば手に吸い付いてくるような質感である筈の彼の肌が、今日に限ってはつるりと滑って逃げていく感覚が面白く─暫く無言でそうしていると、彼の身体がバスルーム内の湿気だけでは無い、誰の目から見ても明らかな程の、あからさまな情欲に浮かされて─汗で肌がしっとりと湿ってくるのが感じ取れた。興奮してきたらしいその様子をちらりと見遣り、臀部を揉む手付きにゆっくりと緩急を付ける。今しがたまでの楽しむような動きとは全く異なる、彼への欲を帯びた手付きで臀部を揉みながら─耳元に唇を近付け、中心に鏡の据え付けられた壁の両脇を指しつつ、逆らわせないように甘い声で囁いてやった。)
「……ねえ、傑。そこの壁に手、付いて?」

──

〈五条悟〉

「……っ、そーかよ。」
(五条は本当に食べられるとは思っていなかったのか、彼女がフォークに突き刺さったパンケーキを食べた瞬間─少し驚いたように目を見開いた。美味しい、と笑顔で言われてしまえば言葉を詰まらせ、再び誤魔化すようにパンケーキを口の中へと放り込む。)

  • No.596 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-02-10 23:11:12 



夏油傑
「…っ…こう…かい…?」
(臀部に触れられるとボディーソープの成分が残っているのかいつもと違う感覚で揉まれる。暫くそうされていると段々と興奮してきて身体が熱くなり頬が上気してくる。すると先程と手付きが変わり緩急を付けられ欲を帯びた手付き似なる。それにまた興奮している所耳元で壁に手を付くように甘い声で囁かれる。その声にもまた感じてビクッとしながらも言われるがまま素直に壁に手を付いて。)



白雪咲桜
「ご馳走様でした。」
(特に意識せず素直な気持ちからした事のため、言葉を詰まらせる五条にどうしたのだろうとよく分かっておらず首を傾げて。そうしながらも食べ進めれば完食をして手を合わせ挨拶をして。)


  • No.597 by 倉木真澄/五条悟  2024-02-11 06:54:01 


〈倉木真澄〉

「…はは、これは─正に絶景、だな。」
(逆らうこと無く、自身に言われるがまま─大人しく壁に手を付き、此方に臀部を突き出す形となった彼の姿を見つめる。鏡の正面に手を付いているお陰で、本来ならば背後からは見えない筈の─彼の興奮し切って蕩けた表情や、触ってくれとばかりに小さく震える胸の敏感な箇所、それに何より─興奮している癖に、最早緩くしか主張していない"雌"の下腹部が鏡を通して自身の目に丸見えだ。ぞくぞくと背筋を走り抜ける感覚に身を任せ、彼に聞こえるか聞こえないか─微妙な声量でそう零し、思わず口からそんな言葉を漏らした。もう暫くこの絶景を楽しみたい衝動に駆られ、相変わらず手触りの良い臀部を厭らしい手付きで揉み続けては、時折赤く上気した項や背中に唇を落としてじわじわと快感を燻らせ─肝心な箇所へは決して触れないまま、思う存分に焦らす。耐えきれなくなった彼が強請るのを待つかのように─臀部へ自身の下腹部を擦り付け、時折周りの肉をぐい、と押し広げて遊んでいた。「…傑。」耳元で甘く名前を呼び掛けてやれば、それだけで面白い程に身体を跳ねさせる彼の反応が可愛らしくて仕方無くて─可愛い、と熱に浮かされたような声で小さく呟いてやる。半ば凭れ掛かるようにして彼の身体に自身の上半身を預け、身体を更に密着させた。)

──

〈五条悟〉

「………」
(五条は相変わらず顔を赤くしたまま、彼女が食べ終わった少し後に─パンケーキとパフェをぺろりと完食した。)

  • No.598 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-02-11 10:31:26 



夏油傑
「…ますみ…はやく、ますみのがほしい…」
(鏡の両脇に手を付くと、自身の興奮し切った表情や身体が映る。自身の姿が見える事に羞恥を感じるも興奮してしまう。臀部を突き出す形にしたのに望んでいるものはくれない。臀部を揉み項や背中に唇を落とし焦らしてくる。触れられる度にビクビク隣感じていては倉木から耳元で囁かれる。それにまたビクッとし、羞恥を煽られる。だがもう羞恥など感じている余裕も無く身体に密着してきた倉木に鏡越しで目を合わせ蕩けきった表情で強請るように見詰めて。)



白雪咲桜
「満足した…?」
(パフェを食べ終わり食休みしていると五条も食べ終わったようで。綺麗に食べ切った様子を見てはお腹いっぱいになっただろうかと思い訊ねてみて。)


  • No.599 by 倉木真澄/五条悟  2024-02-11 11:59:27 


〈倉木真澄〉

「……ん、君の仰せのままに。」
(蜂蜜のように甘く強請ってくる彼の声に優しく微笑んでやり、蕩けた目尻に─ちゅ、と軽く唇を落とした。髪を指先で一房掬い上げ、そこにも唇を落とした後に臀部の肉を指先で押し広げて、態とゆっくりと時間を掛けて、今から彼を"雌"に堕とすのだ、と教え込むかのように、彼の肝心な箇所へと自身のソレを静かに押し込んだ─(暗転)─普段ならば少々手間取る情事の後始末も、此処─バスルームならば多少は楽だ。何方のものとも分からない体液で汚れた彼の身体をシャワーで洗い流し、力の抜けた身体を支えて─五条の入る湯船へと入れてやる。赤くなった目尻と上気した頬が酷く愛おしいものに思えて、労るように頭を撫でながら「…可愛かったよ、ありがとう。」と耳元で囁いてやれば、再び彼の身体が感じたようにびくりと揺れた。─これは少々調教し過ぎたか、と思いつつも可愛い、だの偉い、だのと─上手く自身に媚びることが出来たのを褒め、砂糖菓子の海に溺れさせるかのように酷く甘やかしてやる。その様子を見ていた五条は、羨ましくなったのだろうか─ぎゅう、と抱き着いてきたかと思えば「…傑ばっかりズルい。僕も真澄のお嫁さんなのに…」と拗ねたような声で、暗に抱けと強請ってきた。慈しむように微笑んで─いいよ、と頷き、湯船を出るのが億劫だったので、湯船の中で五条の身体を掻き抱いた─(暗転)─)

──

〈五条悟〉

「ん、すげー美味かった。」
(五条は彼女の言葉に頷き、いつもより少し柔らかい印象の笑顔を浮かべた。)

  • No.600 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-02-11 12:45:18 



夏油傑
「…っ…」
(強請るとゆっくりと待ち望んでいたソレがゆっくりと入ってくる。その快楽に身を任せ溺れた。_力が入らなくなった身体を支え倉木が世話をしてくれ湯船に浸からせてくれる。そして、湯船に身体を預けていては耳元で甘い声を掛け褒められる。敏感になっているからかびくりと反応してしまう。その様子を見た五条は倉木に強請り抱かれていた。力の入らない身体で先程の余韻に浸りながらぼーっと2人の情事を眺めていた。)



白雪咲桜
「そっか、それなら良かった。」
(柔らかな笑顔にこちらも笑みを浮かべ誘って良かったと思い。それから少しゆっくりした後、「そろそろ帰る…?」と訊ねて。)


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