---Abandoné【 指名制 】

何だかんだで付き合ってくれる辺り、いい人なんだねヴィペール。


じゃあせっかくだから前回の翌日辺りからがいいかな。ゆっくり話でも出来たら嬉しい。

>81　夏目央

都合の良い勘違いはしないことね、唯の気まぐれよ。

それじゃあ、前回の翌日から始めるわ。
鈍臭いのは置いて行くから、精々確り着いて来なさい。



(この館の廊下はやけに広い。勿論、館の規模自体なかなかのものではあるのだが、同じ様な造りをした他の館と比較すれば必要以上と感じさせるその広さを実感出来るだろう。そして、今まさに、硬い鱗に覆われた巨大な大蛇の体をくねらせながら赤絨毯の上を這って進むこの姿こそが、こうも広く設計された理由なのだと察しがつく筈である。身を切る様な寒さの日が続くこの季節は、どうも体の動きが鈍ってしまいがちだった。現在の時刻は午前11時半を少し過ぎた頃、朝一番の寒さも少しずつ落ち着き始める頃合いではあったものの、普段ならばまだ暗い自室で眠っている時間帯。館一の朝寝坊が既に活動を始めている事がいかに珍しい事であるかを伝える様に、"うっわあ、ヴィペールがもう起きてる！早いな？早いね！どうしたの、どうしたの！"など騒がしい双子の声が響き渡っている。生憎、双子とは非常に相性が悪い。尻尾の先で双子の体を下の階へ続く階段の方へと叩き落とし、そこから更に進むこと暫く。漸く辿り着いた彼女の部屋の扉をノックするでも無く無遠慮に開けて中へ侵入したかと思えば、「暫く館の中を連れ回すわ。さっさと支度して頂戴。」と唐突な声を掛けて)


名前／ レノ

性別／ 男 

年齢／ 16歳
性格／ 眼に映るものみーんな大好き。好き、好き、好き過ぎて何でも愛したくなる博愛主義者。一人の時間が寂しくてたまらなく、誰かと話してなければ気が狂いそうになる。穏やかな口調を裏切る激しいスキンシップ、人との距離感は常に近い。誰とでも友達感覚かそれ以上の態度で接するために独占欲などはないはずだが、今まで本気の恋愛をしたことがないので、どう変わりゆくかはわからない、子供から大人に変わる年頃。

容姿／ 幅広二重の瞳は焦茶色。つんとした鼻、口もとは緩く笑むように口角が上がり気味なのが常。人懐こさを感じる顔。オレンジ色の髪は光に当たると金髪にも見えるくらいに透き通っている。天然パーマでふわりとした毛質、眉にかからないところで切られた前髪は左が短く右にいくにつれて長くなるアシンメトリー、首にかからない長さのショートボブ。毛先は少し傷んでパサついている。体を動かすのが好きで得意、ゆえに身長１７７ｃｍの細身でありながら筋肉は確りついている。学校指定の制服姿、上は白ワイシャツに緩めたボルドーのネクタイ、グレーのカーディガンの上から深緑のブレザー。スラックスは深緑と黒のチェック柄。茶色ローファー。


備考／ 両親と姉の四人暮らし。愛し愛され育ってきた。学校の知り合いも一方的に全員好き。生きてきた中で近親者の死を体験したことがなかったが、悲惨なニュースがテレビに流れるたびに“死”を感じひどく心を痛めていた。ある日学校の屋上から友人の一人が飛び降りたのを目撃してしまい、誰でも深く愛するがゆえに、自分も同じく後を追おうとする。



ロルテ／
（昼食はいつも屋上で食べる。特に親しい友人と二人きりで。職員室のキーボックスからこっそり拝借した鍵のキーホルダーを人差し指に引っ掛けてクルクルと回しながら、鼻歌交じりに階段を上っていけば、今日も楽しい昼休みが始まる。…はずだったのに。屋上に到着するなりイジメにあっていたと打ち明けられて、友人はもう耐えられないのだと大粒の涙を零し、無理に笑顔を作ると、次の瞬間フェンスを越えて飛び降りてしまった。一瞬、何が起こったのか理解できず震える手で前髪をかきあげて、数秒間を置いてからフェンスに向かい前進）＿＿好きだよ。すぅーき。あいつもあの子も、彼も彼女も、…君も。みィんな好き。…一人きりになんかさせやしないよ。（恐ろしくて友人が落ちたであろう地面に目を向けることができず、唇を強く噛み締めたまま空を見上げれば、雲ひとつない快晴を記憶に残したが最後、冷たいフェンスに手を引っかければ己も其処から飛び立とう）

（／明けましておめでとう御座います！ＰＦを用意し、交流開始を心待ちにしておりました。仄暗なストーリーと個性的なナニカさんたちに惹かれて参加希望させて頂きます。不備や相性等問題あればご指摘下さいませ。ご確認お願い致します…！）

＞ヴィペール


＿＿えぇ…せめてノックくらいしてよ。
( 自殺に失敗したら何故だかこんな館で暮らす事に、なんて御伽噺にでもなりそうな現実をひしひしと体験したが悪い気はしないのだ。強烈すぎる相手との対面の後は何だかんだですっかり気疲れしていたのだろう、与えられた部屋、与えられたベッドの上ですやすやと眠りにつく事が出来て。結果、これは寝坊なのだろうか。勢いよく開け放たれた扉の前、昨日と同じ姿の相手が何のお構いもなしに立っていれば寝惚けた頭で考える事数秒、そんな馬鹿なとばかりに額に片手をあて項垂れて。しかしどうやらモタモタしていられる現状でもないらしい。よいしょ、と小さく声を漏らしてから立ち上がりベッドから降りると「すぐ用意するから後10分だけ待ってほしい」とだけ伝えて備え付けられている洗面台へとノロノロと歩みを進めていき )

＞№83　死にたがり様

(／初めまして、あけましておめでとうございます。当トピックに興味をもって下さり、こうして参加を希望して下さいました事を心から嬉しく思っております。有難うございました…！PFを確認させて頂き、不備等御座いませんでしたので、館の新しい死にたがり様として是非ともお迎えさせて下さいませ。つきましては、このまま交流希望と言う事で宜しかったでしょうか？ご指名を頂ければ、館の玄関ホールにて最初のお迎えをする場面から開始させて頂きますので、お手数ですがお好みの者をお申し付け下さいませ。それでは、お返事をお待ち致しております…！)

＞85 xxx様

（／早速のご確認有難う御座います。不備等なく、良かったです。では、折角なのでこのままお相手お願いしても宜しいでしょうか。お迎えにきて下さるナニカさんについては何方様でも歓迎です！息子のスキンシップに耐えられる方の中で、xxx様が操作したいナニカさんで来て頂ければと思っています…！宜しくお願い致します。）

>84　夏目央

アタシより朝寝坊なんて、この館じゃ有り得ないわ。身支度なんてとっくに済んでて当たり前の時間よ。(人の部屋を訪ねる時はノックをする、そんな常識もこの男にとっては――否、もしかすると、この館に住まう何人かの住人にとっては通用しないのかも知れない。そもそもが常識や現実と呼べるものからは大きく逸脱した空間、其処で常識を求める事そのものが野暮なのである、としよう。心地良い朝寝坊の余韻に浸る暇も与えられず、覚束無い足取りで朝の支度を済ませに向かう姿を目で追い掛けながらしゅるりと体を伸ばしてその背後へと忍び寄った。鏡越しに起き抜けの彼女の顔を眺め、彼女が洗顔を終えたタイミングでするりと背後から手を回したかと思えば「若い肌ね。」と長い爪がその顔を傷つけない様指の腹で彼女の顔をなぞっていく。若さ故、瑞々しさのある白い肌の質感を確かめつつ、柔らかみのある顔立ちをじっと鏡越しのまま覗き込んで)

>86　レノ

おっ、久々のお迎えか――丁度良いな。(死にたがりが招かれた、それはまるで館から発信されるテレパシーの様に最初の迎えを担う住人へと伝えられる。テーブルの上に置かれたバスケットに焼き立てのブルーベリースコーンを詰め込んでいた手を止めて顔を上げると、つい最近この館へ戻って来たばかりの自分にとっては嬉しいその報せに明るい声が漏れた。残るスコーンを手早くバスケットへ詰め、さっとバスケットの取っ手を掴んでテーブルを離れると到着直後の死にたがりを迎えに行ってやるべく扉の方へと向かう。まだ温かいスコーンからは、優しいバターの匂いと甘酸っぱいブルーベリーの匂いとがふわふわと漂っていた。駆け足に玄関ホールへと向かえば、それが足跡の代わりとなって通った場所に残っていく。これを嗅ぎ付けた他の住人がやって来るより早く、死にたがりを迎えなければ。そんな思いで玄関ホール中央の大きな扉を開きその場に姿を現すと、つい今し方此処へ到着したばかりと見える彼の姿に「よし、間に合ったみたいだな。」と安堵の声を。歓迎の意味を込め、彼に向かって目に見えぬ手を振ってやれば、着ている服の袖だけが左右に揺れて)


(／それでは、最初の案内とスキンシップへの適性を加味致しましてアンヴィジブルにてお迎えをさせて頂きます。変更も可能ですので、ご希望がありましたら随時お申し付け下さいませ。それでは、宜しくお願い致します！)

＞アンヴィジブル

（こんな高いところから飛び降りたんだ、痛いんだろうな、内臓はぐちゃぐちゃに潰れて骨だってきっと砕けてしまう。ああ、痛い。痛い。…ん？＿＿痛く、ない？）


（夢見心地の浮遊感が暫く続いた後、トン、と靴の先から降りる不思議な体験は錯覚なんかじゃなかった。足は確りと地に着き、自分の意思で歩くことだって出来る。痛みもなければ、傷一つない自身の身体をまん丸くした瞳で見詰めると、掌を握ったり開いたり、力が入る事も確認。最後に記憶に残した晴天を見上げてみるも、澄んだ青は其処にはなく濃い霧が立ち込めているだけだ。普段は上がり気味の口角もこの異常事態においては、キュ、と唇が真一文字に結ばれて。不安渦巻く胸中、唯一の希望となるのは、きっと一足先に此処に辿り着いているであろう友人の存在。この霧の中では何方が後ろで前なのか判断もつかないが、未知の場所ならそれすらも関係あるまい、ただ足が向く先に、まるで何かに誘われているかの様に進んで行けば、門のようなものを潜り抜け、軈て慣れてきた瞳は芝生の上に無造作に転がった遊具や、不気味な石像をも捉えることになるか。恐怖心が募ればやや早足にて進む中、突然目の前の重々しい扉が開かれては、ひゅ、と小さく息を飲む）…声？（無意識に両手を胸の前に構え、其の先から聞こえる声を頼りに一歩二歩と前進。＿＿不思議だ。扉が開かれたことで霧は失せた筈なのに、靴や衣服だけが奇妙に動く“モノ”しか見えない。怪訝そうに眉を顰めながら其の物体に近づいていくと、身構えていた片手を伸ばし、ひらひらと宙で揺れるモスグリーンの裾をそっと摘んでみて）誰か、居る？

＞アンヴィジブル

（／此方を返すのを忘れておりました。アンヴィジブルさんでのお迎え有難う御座います！またロル内の最後、裾ではなく正しくは、揺れるモスグリーンの袖、です。申し訳ありません。では、お相手宜しくお願い致します…！こちら蹴って下さって構いません。）

>89　レノ

居るよ、ちゃんと！ほら。(ああ、しまった。此方を見た瞬間の彼の反応に、そんな顔をした。自分が透明人間であること、自分の体は頭の先から爪先まで目には見えないこと、それは自他共に認識している紛れもない事実である。然しながら、姿が見えないと言うその一点を除けば、この館の中では圧倒的に"普通"に近い存在――だからこそ、時折、招かれたばかりの死にたがりを驚かせてしまうのだと言う事を忘れてしまうのだ。おそらくは、突如として起こった不可解な出来事に酷く混乱している事だろう。その証拠に、未だ何もかもが半信半疑、と言った様子で近付いて来る彼の様子をじっと見詰めて近づいてくるのを待った。此方からは動かず、おそるおそると伸びてきた彼のその指先が袖をそっと掴むその瞬間を迎えて始めて再び声を発したかと思えば、見えないだけで確かにそこに存在する右手でそのまま彼の手を握り締める。握手、とでも言うべきか。やんわりと握り締めた手をそのまま上下に揺さぶり、「目には見えないだけで、ちゃんと此処に居るんだぜ。なっ、忘れるなよ！」と忠告した後に彼の手を解放してやって)

＞アンヴィジブル

暖かいな、手（ニットに触れていた筈の手が、透明な彼の手によって外される。衣服の素材の代わりに彼の暖かな温もりに触れたなら顔に滲んでいた恐怖の色は消え失せて、其れと入れ替わりに浮かぶは安堵の表情。此方からも上下に手を揺すっていたのだが、間も無くして手を解放されてしまえば、途端に指先から冷えていく様な感覚に襲われて堪らず眉尻を下げた。彼の明るい声は暗闇に射し込む一筋の光。此処が何処なのか分からない以上、姿は見えなくとも、もう目の前の相手に縋るしか無く、ふわりと漂うバターやブルーベリーの香りに気づく余裕は無い儘、今度は両腕のモスグリーンに手を伸ばせばニットをクイ、と引っ張って不安気な声で尋ね）なあ、此処何処だ？俺の友達も来てるのか？

>92　レノ

中、入れよ。外よりは暖かいからさ。(彼の表情に幾許かの安堵が浮かんだのを見て、ふっと緩んだ表情には同じ様に安堵の色が浮かんだだろう。尤も、目には見えないのだが。既に入口の扉は閉まっていたが、それでも冷たい外気に近い分、扉の傍の空気はひんやりとしている。ただでさえ不安の拭い去れない状況、体温まで低下してしまっては元気になれるものもなれまいと、比較的空気の暖かい玄関ホール中心部辺りまで進むように促しながら自分もまた数歩進んで玄関ホールの中心に立った。改めて彼の方を向き直った所で伸びて来たのは、矢張り不安の色を残したままニットを引く控えめな手。此処へ招かれる死にたがりの個性は様々で、こうして最初の迎えを担う住人は臨機応変な対応を求められるのだが、それでも得意不得意はある。自分の場合、彼の様に不安気であったり怖がっていたりするタイプは、運良く得意な部類だった。見てくれを除けば圧倒的に普通、正直な所個性派揃いの住人達を思えば少しばかり引け目を感じてしまう部分ではあったのだが、こんな時ばかりはこの普通こそが功を奏する。瞳こそ合わせてやれないものの、顔も体も確りと彼の方へ向けたまま「取り敢えず…順番に説明するよ。此処は、お前みたいな死にたがりのニンゲンだけが招かれる特別な館なんだ。館に選ばれた死にたがりだけが、死の寸前に元の世界から切り離されて、此処へ招かれる。だから、ええと、つまりな、お前は＊＊なかったんだよ。」と此処へ来る死にたがりの誰もが疑問に思う点についての説明を。勿論、これだけで理解して貰えるとは到底思ってはいないのだが、一先ずは一通りを説明しなければならない。少しでも彼が落ち着く手助けになればと、バスケットの中のスコーンをひとつ摘んで彼の方へ差し出しつつ「それから、お前の友達は残念ながら此処には居ない。あいつはもう死んじまったんだ。」とも付け加えて)

＞アンヴィジブル

（気が動転している所為か、彼に触れてもらった手以外、不思議と冷えは感じないものの、促される儘玄関ホールの中心へと。外気とは違う温もりに迎え入れてもらったことで漸く心身の冷えに気づいた。だがそんな冷たささえ、彼の声を聞いているうちに気にならなくなっていく。ポカポカも温もりを取り戻していく身体、裏腹に彼の口から語られる内容をはい、そうですかと聞き入れる事が出来ずパニックで凍える心。全て理解出来る程大人でもなければ頭の回転も速くない、目を白黒させ口はポカンと中途半端に開きっぱなし。そんな間抜けな顔をどのくらい晒していただろう、差し出されたスコーンに視線移せば、いつの間にか力一杯握り締めていたニットからするりと手を離し片手をスコーンに伸ばす。「俺は死 ねなかった。あの子だけが死 んでしまった…？」嘘だ、と否定しそうになった言葉を飲み込んで、スコーンを口に詰め込む。味わう余裕もなく何もかも夢なら良いのにと夢中で貪り食べるが、途中喉が詰まって苦し気な表情浮かべれば、夢なんて言葉で片付けられない息苦しさに、これが現実なんだと受け入れざるを得なくなり。）＿＿ッ！げほ、…っ、苦し、

＞トピック主よりお知らせです

当トピックにおける「交流中のリセット」について、補足説明を致します。

指名制と言うトピックのシステム上、一度に交流可能な人数が限定されてしまう為、
「交流中、レスポンスが途切れて3時間経過した時点で一旦落ちたものと判断する」(＝リセット)
と言う規則をひとつ追加させて頂くことと致しました。

これはあくまで事前の申告が無かった場合に限りますので、
背後様のご事情によりレスポンスまでに3時間を超える時間を必要とする場合は、
次のレスポンスまでに必要な時間を事前に申告して頂ければ、そのお時間までお待ち致します。
但し、申告された時間を超えた時点で、申告無しの3時間経過と同様の措置を取らせて頂くことを予めご了承頂けますと幸いです。

尚、リセットの措置を取らせて頂いた場合には、
その時点でリセット対象者様の交流可能枠を交流受付中の状態へ戻させて頂く形となります。
(例：交流可能枠が2人でその内の1人がリセット対象者様だった場合、交流可能枠が2人に戻る)

尚、上記の説明について何か御不明な点、説明不足な点が御座いましたら御遠慮無くお尋ね下さい。

＞夏目央

突然ごめんなさいね。
ヴィペールが、どうしてもこの手の話は性に合わないって聞かないものだから…
代わりにあたくしがお話をさせて頂くわ。

明確に規則として何処にも記されていない事だから、本当に申し訳ないのだけれど…
一先ずひとつの目安として、
「レスポンスが途切れて3時間が経過した場合、一旦落ちたものと判断させて頂く」ことにします。

その場合、あなたの分の交流可能枠を、交流受付中の状態へ戻させて頂くことになるわ。
つまり、交流可能枠が2人でその内の1人があなただった場合、
あなたが落ちたと判断した後は、交流可能枠が再び2人に戻る――と言う訳。

分かり難い所があれば、遠慮せずに尋ねて頂戴。改めて説明させて頂くわ。

それじゃあ、またいつでも遊びに来て頂戴ね。館の皆で楽しみに待っていてよ。

ヴィペールごめん！話はマダム・ノワールって人から聞いたよ。背後が急な用事に巻き込まれて知らせる事も出来ないまま本当に申し訳ないって言ってる。

今もまだ用事が片付いた訳じゃないから結局私、館の案内してもらえないんだけど、もし次の時ヴィペールが怒ってなければまた来て欲しい。ノック、しなくていいからさ。

遅れてしまって本当に本当にごめんなさい。

>94　レノ

(これまで数え切れない程の死にたがり達を迎え、その度に色々な事が起こって来た筈なのだが、未だにこうして上手く対応しきれない事がある。如何せん、この館における出来事の数々が自分達にとっては日常であるという意識が根付いてしまっている分、突如として此処へ放り込まれた彼らの不安や動揺をはかりかねてしまうのである。今回のスコーンも、勿論嫌がらせとして渡した訳ではない。目の前で苦しげに咽せ始める姿を見て、何か甘い物でも食べれば落ち着きを取り戻すだろうなどと考えた安易な自分を後悔しつつ「おーい、水！大至急だ！」と声を上げた。するとたちまち、彼の足元にある影から人の形をした黒い塊がぬっと姿を現す。これはこの館の使用人替わり、住人のひとりであるとある男の分身のようなものだ。彼の意識が、またひとつ発生した不可解な現象へと向いてしまわぬ内に、その黒い塊が手にしている水の注がれたグラスを受け取って彼へ差し出してやると「ごめんな、取り敢えずこれ飲んでくれ。」と声を掛ける。ああ、可哀想に…そんな思いで彼の背をさすってやりながら、その表情を覗き込んで)

遅くなったが、明けましておめでとう。
我ながら、らしくないが新年の挨拶ぐらいはさせてくれ。

さて、交流枠が一つ空いた、という認識で構わないだろうか？無論、前の人が戻ってくるなり、貴方に負担を掛けるなり、理由があれば断ってくれ。
顔見せがてら挨拶を、と思っただけなんでな。

それと、新たな住人の件も了承した。
また話しが出来る日を楽しみにしている。

>97　夏目央

案内はまた次の機会にしてあげるわ、待たせないようにさっさと起きて準備をしておくことね。

それぞれ事情はあるものよ、アンタにもアタシにも。
気にする必要はないわ、アンタの時間を優先しなさい。

まあ、また遊びに来ると良いわ。