燭台切光忠 2017-03-18 23:04:23 |
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ああ、美味い。それに辛さも丁度よくて食が進む。
(ぱくぱくとスプーンで掬っては口に運ぶを繰り返しつつバランスも考えてサラダも食べると、不意に声を掛けられ一度手を止めてはこちらも微笑んで)
(彼の口にもカレーは合ったようで、美味しいと言われるとより一層嬉しそうに微笑んで。談笑を交えつつ食事を進めると余程美味しかったのかいつの間にか皿は空になっており、手を合わせ挨拶しては一息ついていて)
(残さず綺麗にご飯を完食すると口元の周りを食卓にあったもので拭えばそれを折って畳み。食事を終えたばかり故、暫し茶を飲んで休憩していれば片付けをしようと立ち上がり。やる事をやってから改めてゆっくりとする為に食器を重ねキッチンへ運んでは皿を洗い始めて)
(今日は彼が食器を洗ってくれるらしく、それに礼を述べては自身は先に風呂に入る事にして。一度部屋に戻り着替えを取ってくるとそのまま風呂場に向かい)
(黙々と少ない食器を洗いながら背後から礼を述べる声が聞こえ、そちらへ振り返ってその言葉を受け取ると部屋に向かったのを確認して。暫くして洗い物を終えるとついでに食卓の上も拭いて、ゆっくりしようとソファーに座り)
(ゆっくりと日々の疲れを取るように風呂に入り洗面洗面所に置いてあるドライヤーで髪を乾かすとリビングへと戻ってきて。ソファーに座ってる彼の背後に回れば後ろから抱きつき「ふふ、驚いた?」と笑み浮かべつつそう言って)
―!、…ああ、驚いた。
(彼が戻ってくるまで待っていると完全に気が抜けていたため、こちらに近付く気配に気付く前に後ろから突然抱き付かれ少々驚きふわりと風呂上がりのいい匂いがして。くすりと笑みが零れてそう答え)
(どうやら自身が近づいた事に気付いてなかったようで少し驚いた仕草を見るとふふ、と笑い零し。それから一度離れると風呂上りという事もあって喉が渇いていたのか冷蔵庫からお茶を取り出すと彼の分も用意して手渡し隣に座って)
ん?ああ…悪いな、感謝する。
(先程まで後ろから抱き付かれたものの、一旦離れた事が分かれば横を向くと茶の入ったコップを手渡され受け取ると共に礼を述べ。自身も喉が渇いていたため、茶を飲めば冷たいのが体中に染み渡り)
ふふ、どういたしまして
(礼を述べられると笑顔で受け取り1口お茶を飲んではほっと息をつき。明日は特に予定もない日なので久々に彼とゆっくり過ごせるだろうと思い)
…そう言えば、実家に帰るのは結局どうするんだ?
(茶を飲みつつ五条達と出掛ける計画は具体的に立てたものの、彼自身の予定は無いのだろうかと思っていればふと学校に登校する際に会話した内容を思い出すと話題に出して)
えっ?実家には帰るよ、今度こそ君の姿も見てもらいたいんだ
(徐ろに実家には帰らないのかという話題を振られると、祭りやその他の予定が終わったら帰る予定のため上記を述べ。彼の姿が見えない両親にも写真で撮ったものなら見えることが分かり作り出したアルバムもしっかりと持っていこうと思っていて)
ああ、俺もお前の両親に見てもらいたい
(この期間中に一度実家に帰るらしくその理由の一つが自身の姿を見せることで。以前は紙に文字を書き話は出来たが、彼の両親に二人の仲を認めてもらったにも関わらずやはり姿が見せれないのが心残りであり。上記を返しては「それにまた会いたいというのもある」と続け)
ふふ、そう言ってくれると母さん達も喜ぶよ
(自身たちの関係を認めてくれたばかりではなく応援してくれている両親には感謝してもしきれず。彼にとっても両親は大切なのかまた会いたいと言われるときっと喜ぶだろうと上記延べ)
俺にとっても、お前と同じく大切な人達だからそうだと嬉しいな。
(この自身に対して嫌な顔一つせずにまるで家族のように優しく接してくれたのでその事が嬉しいため、彼の両親はとても大切な存在で自然と会いたいという素直な気持ちが出たのだろう。柔和な笑みを浮かべ「会えるのが楽しみだ」と上記に付け加えるように言葉を続け)
君に会えることをきっと母さん達も楽しみにしてるよ
(受け入れがたい話も付喪神である彼も受け入れ家族のように迎えてくれたことはやはり嬉しかったようで。「長谷部くんも家族同然だと思ってくれてて構わないんだよ」と笑み浮かべて)
いいのか?…失礼ではないだろうか
(家族のように迎え入れてもらえた時は心が暖かい気持ちになりとても嬉しかったのだが、自身も彼の両親を家族同然だと思ってもいいと言われ。しかし二人の前では失礼のないようにと心掛けている為かどこか遠慮する部分もあって)
もちろん!きっと嬉しいんじゃないかな?僕は君に家族だと思ってもらえたら嬉しいよ?
(遠慮する姿をみては首を降りそんな事はないだろうと上記述べて。両親も喜んでくれるはず、無理にとは言わないがそれはそれで家族が増えたようでいいのではと思い)
…そうだな。いきなりは難しいが少しずつ家族だと思う事にする
(初めて会った時に第一印象は優しい人だと感じていた為、彼の言う通りあの人達は迷惑などと決して言わないだろうと心の中で思い。それに彼も自身に家族だと思ってくれた方が嬉しいようで、徐々にその輪の中に馴染める努力をしようと上記を返して)
(少しづつ彼が家族だと思ってくれたらという想いは届いたようで前向きに考えてくれるらしいと分かればニコリと微笑んで。それからしばらくは話が盛り上がっていたもののいつの間にか真夜中になっており、眠たそうにしながら欠伸を噛み殺して)
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