燭台切光忠 2017-03-18 23:04:23 |
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いただきます
(こちらも席に着けばいつものように手を合わせ挨拶するとスプーンで一口大に切りつつ掬って口に運んで。以前と変わらず彼の作ってくれたオムライスは絶品で自然と笑みが零れ「やはり何度食べても美味いな」とそう言って)
ふふ、それは良かった
(手を合わせ食事の挨拶をすると、先に一口食べる彼を姿をじっと見て。やはり何度食べても美味しいらしく、褒め言葉を受けるとこちらも嬉しそうに微笑んで)
光忠、美味かった。作ってくれて感謝する
(それから手を止めることなく美味しそうにオムライスを食べ進めていけば、あっという間に完食して。腹も膨れて満足すると茶を飲んでふう、と小さく息を吐けば彼を見て微笑み)
(パクパクと手を休めることもなく食べ続ける彼を微笑ましく思いながらこちらも食事を進めて。あっという間に食べ終わったのを見てはやはり作ったかいがあり「どういたしまして、また食べたくなったらいつでも言ってね」と微笑んで)
ああ、その時はまた頼む。
(再び茶を飲んでコップの中を空にするとその言葉を聞けばこちらも微笑んで返事を返し。後の片付け位は自身がしようと思えば「さて、今日は俺が片付けよう。その間に風呂に入るといい」と告げて)
じゃあお言葉に甘えようかな、よろしくね
(食事を終え手を合わせ挨拶をしてお茶を飲んでいると今日は彼が食器を洗ってくれるようで。素直にその言葉に甘えると立ち上がり自室へと一度戻ればそのまま風呂場へと向かい)
(風呂場へと向かった背を見送れば自身も行動を開始しようと席から立ち上がり、食器とコップを持ってキッチンに行き。この後は特に予定もないのでゆっくりと皿洗いをしてはそれも終え、明日は夏祭りの日で天気情報の確認をしていて)
明日の天気、どう?
(ゆっくりと風呂に入り汗を流せばしっかりと髪を乾かしてから部屋へと戻ってきて。喉が渇いたために彼の分もついでに茶を用意してはそれを手に持ちつつソファーへと座って)
ああ、明日は晴れるらしい。良かったな
(明日の天気をテレビで見ていると風呂場から戻ってきた彼の声が聞こえ、そちらへと視線を移せば幸いにも快晴のようで笑みを浮かべつつ自身も隣に座って)
ふふ、うん。晴れてくれて良かった
(どうやら明日の天気は良好で晴れるらしく嬉しそうに微笑んで。彼に茶を手渡すとお茶を飲み、喉の乾きも潤されほっと息をついて。「ずっと君と、一緒に並んで花火を一緒に見たかったんだ」と少しずつではあるが僅かに蘇った自身の記憶の中にあったものを思い出してはそう言って微笑み)
…俺も同じことを思っていた。その願いも明日になれば叶うのだな
(明日の天気が晴れてくれるのは此方も当然嬉しいことで、嬉々として微笑む彼から茶を受け取ると共に礼を述べて。茶を飲みながら隣で話し出した言葉を聞けば、一拍置いてから柔く笑みつつそう口にして)
ふふ、そうだよ。やっとだねぇ
(ここまでの道のりは本当に長かった。付喪神の頃から互いに片想いしており、ようやく叶った恋。恋人になってからしたかった事は彼も同じだったようでその言葉を受け取ると微笑んで)
ああ、本当にそうだな。
(これまでの出来事を思い出しながらも互いにしたいと願っていた事が日付が変われば叶うのだと思えば、明日は自身にとっても彼にとっても最高の一日になるに違いなく。「その為にも明日に備えて今日は早めに就寝するぞ。昨夜のような夜更かしは体に悪い」と続けて)
ふふ、はーい
(お茶も飲み終えるといつもよりは少し早めだが明日の事もあると頷いて、コップを受け取るとキッチンへと運んでそのまま自室へと向かい。ベッドに横になり彼と挨拶を交わしては眠りについて)
(翌朝、昨夜はいつもより少し早めに就寝した事もあってか普段通りの時間に目を覚まし。むくりと起き上がりんー、と伸びをしては寝起き故にまだ頭が回っていない状態だが布団を片してから顔を洗いに部屋を出て)
んん…
(彼が起きたことにも気付くことなく熟睡していたものの少ししてから目が覚めて。今日は待ちに待った夏祭り、夕方からとは言え既に楽しみなようで起き上がればベットを整えてから部屋を出て顔を洗いに行き)
…清々しいほどよく晴れているな
(彼よりも先に顔を洗い終えては自身の少し後に起きた事など知らず、一度ベランダへと出てみると天気予報の通り晴天の青空が広がっていて。この天気ならば問題なく祭りは開催されると思ってリビングに戻り)
おはよう長谷部くん、いい天気だね
(顔を洗いに行きリビングへと戻ってくるのと同時に彼はベランダにいたようでリビングに入ってきていて。挨拶を交わして笑み浮かべてはやはり天気予報通り晴れたようでそう言って)
ああ、おはよう。これならば雨の心配もいらない、祭りは行われるだろう。
(タイミングよく彼と鉢合わせになれば自身も同様に笑み浮かべ挨拶を返して、満天の青空ゆえに余程のことがない限りは問題なく開催されるだろうと続けて話して)
ふふ、良かった。雨が降ったらせっかくのお祭りも台無しだもんね
(今日を楽しみにしていただけもあり、もし雨が降っていたら相当ショックだったかもしれないと思いそう言って。朝食を作る為にキッチンへ向かい簡単なものを作ろうと思い)
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