燭台切光忠 2017-03-18 23:04:23 |
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そういう所、何だかかっこいいなぁ
(無意識のうちにそんな事をするのは自身には到底難しい事だろうと思えばそんな事を容易くしてしまう彼には憧れるところもあるらしく。「でも、もし君がそんな事できなくたって僕は君が大好きだよ」と微笑んで)
(自身のした事に気付いていなかったが、格好良いという言葉を言われると悪い気はしないと思う反面、不意打ちで大好きの三文字を笑顔で口にされて。まだ慣れておらず少し照れ臭く感じつつも嬉しい事に変わりなく。ふと壁掛け時計に見遣り「そろそろ寝る時間だ。夜更けまで起きていると身体に悪い」とそう言って)
うん、そうだね。おやすみなさい
(きっと自身はいつまでも彼に好きだという気持ちを伝え続けるのだろうと思い。彼がそろそろ眠ろうと促せばそれに頷き欠伸をすると部屋へと向かいベッドに横になるとすぐに眠りについて)
(次の日。いつもの時間帯に目を覚ますとむくりと上体を起こし、清々しい朝を迎え起き抜けで頭がぼやっとすればしばらくその状態でいて。立ち上がりグーッとバキバキに固まった身体を伸ばし、あまり物音を立てずに布団を畳んでおり)
…ん、おはよう長谷部くん。
(自然に目が覚め身体を起こすと、まだ眠たいのか欠伸をしては既に起きている彼を見て笑み浮かべつつ挨拶をして)
ああ、おはよう光忠。
(静かに行動を始めていれば少ししてから目を覚ましたようで声を掛けられると、こちらも彼の方を見て表情を和らげ挨拶返し。先に顔を洗いに部屋を出ては洗面所へと向かい、その後リビングに入り)
(今日学校へ行けば明日からは夏休み、そう思えば気分もどこか軽くなり洗面所へと向かい顔を洗えば一度部屋に戻り制服に着替え髪をセットしいつもの準備を終えるとリビングへと入り)
もうご飯は出来ているぞ
(彼が学校の用意をしている中、代わりに朝食の準備をすれば暫くして完成すると丁度良いところにリビングへと入ってきたその姿を見遣りそう言って食卓に運んでいき)
わ、ありがとう長谷部くん
(リビングに入るとちょうど朝食を作り終えていたようで礼を述べると席に座り。今日も美味しそうだと思いながら並べ終えられると手を合わせ食事を始めて)
(いつもご飯を作って貰っているためこの位礼には及ばないと、こちらも料理に手をつければあっという間に食べ終えて。皿を重ねキッチンに運んで、もう一度洗面所へと向かい歯を磨けば部屋に戻り洋装に着替え終えると再びリビングに入って)
よしっ、じゃあ行こうか
(食事を終えいつものように準備を終わらせては玄関に向かい家を出て。登校中はやはり明日から休みという事もあってか生徒たちも何処に行きたい、などという話題などをしていて。自身と言えば実家にいつ帰ろうかなどと考えていて)
明日から休みだそうだが、何か予定はあるのか?
(いつもより登校中がやけに騒がしく感じては横を通り過ぎる生徒の情報から明日から夏休みだと知り成る程、そう言う事かと納得しながら小さな声で隣に居る彼へと休みの期間の予定を尋ねてみて)
えっ?…それがまだ何も考えてなくて…いつ実家に帰ろうかなぁって思ってるんだ
(徐ろに隣を歩く彼が明日からの予定を尋ねてくると、五条に誘われた祭り以外はまだ自分は何も考えてないと苦笑を浮かべて)
そうなのか。まあ、まだ時間はある。これからゆっくりと考えれば良いだろう
(どうやら今のところまだ具体的な計画は五条の誘い以外練っていないそうで、周りに流され何も焦って決める必要も無いため如何に有意義な夏休みを過ごすかが大事なので上記を述べ)
ふふ、それもそうだね
(別に予定がないからと言って焦る必要が無いのは分かっていて、ゆっくりと彼との時間を楽しむのもいいかもしれないと思い微笑んで。学校に着けば教室にはすでに晴れて恋仲になれた二人の姿があり挨拶をして)
五条)よっ、おはよう。
(教室で彼らが来るまで明日からこの長い休みをどう有意義に過ごすか、退屈な日々だけは避けたいものだと考えていて。祭りに肝試し、それだけでも楽しみはあるが全然足りないなと思っていると二人が教室へと入ってきたのを見てニコリと笑み浮かべ)
伽羅) …、
(朝には弱く少し眠そうな表情で欠伸を洩らし、ぼんやりと窓の方へ向いて外を眺めて居れば自身も教室に入ってきた二人を見遣り。おはようと聞こえるか聞こえないかの声量で挨拶して)
五条は休みの間、何か予定は立ててあるのか?
(教室に入ると二人の近くに行けば、大倶利伽羅と目が合った際に聞き取れたようでこちらも柔い笑みを浮かべ朝の挨拶して。何となく五条にも彼と同じような質問を投げ掛け)
五条)いいこと聞くなぁ!丁度さっきクラスの奴が話してたんだが…
(夏休みの予定は何も決めてないのかと尋ねられると先程聞いた話を丁度言おうと思っていたようで、顔を輝かせては「以前言った肝試しなんだが…丁度良い場所があるんだ」とクラスの友人から聞いた情報である丁度いい神社があるらしいとそう言って)
肝試しかぁ…
(以前五条が話していた肝試しの件についての話だったらしくその話を横で聞いていて。何でもそこは昔からある場所にも関わらず人が寄り付くこともなく廃れていったらしくその話を聞くだけでゾッとするもので。正直怖いものは苦手分野なのだが楽しそうだということもあり「たまにはいいかもね」と続け)
伽羅) わざわざそんな場所に行く理由はなんだ?
(彼の傍に移動すると先程耳にした肝試しの話を二人にしていて、別段そういうものに対し怖いという感情はなく。むしろさして興味はないものの不思議に思い疑問を投げ掛け)
(どうやら自身の質問が良かったようであの時祭りの後に話していた肝試しに打ってつけだと言う場所を教えてもらうが、今となっては誰も寄り付かなくなり如何にも物の怪の類いが出そうなその神社に行く意味などあるのかと聞くより先に大倶利伽羅が聞いていて。)
五条)おいおい伽羅坊、そんな事聞くなんて野暮だな。勿論、驚きの為さ!
(思ったよりも反応が薄く首を傾げると間髪入れずに倶利伽羅が理由を尋ねてきて。元よりそのようなものは好きな為に悪戯っぽく笑み浮かべて「なっ?夏の風物詩なんだからいいだろ?頼むぜ伽羅坊〜」と頼み込んで)
(驚きを求めるために肝試しも提案したらしく、彼らしいなと思いながら頼み込む姿を見ては苦笑を浮かべて。但し其処は本当に安全なのだろうかと思えば「ねえ五条くん、僕は行っても構わないけど大丈夫なのかな?」と首を傾げて)
伽羅) 国永の事だからそうだとは思っていたが…。
(国永の性格上、分かりきっていた事だが目の前で頼み込む姿を見れば自身の返答次第では拗ねるかもしれないためにそれだけは避けたいらしく。「…好きにすればいい。俺はあんたの行きたい所に行くだけだ」とそう告げ)
何年も廃れたままの神社に行くのは危険だろう。何が起きるか分からんぞ、
(目の前の二人のやり取りを見ながらその言葉に五条の性格を理解しているためにそうだとは思っていたようで。ふと隣の彼が口にした言葉に安全面の事を聞いているのだろうと察するが、昔からそのまま放置された場所など不用意に近付かない方が賢明で。聞かれていないが思ったことを述べて)
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