駕籠の鳥(短編小説)

駕籠の鳥(短編小説)

YUKI  2015-08-22 21:53:42 
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●これはオリジナル短編小説です。
●ご意見・ご感想はEND以降の【ご意見・ご感想お待ちしています】の後に御載せ下さい。
●荒し・なりすまし・マナー違反はおやめ下さい。
●内容は幼い頃に大きな鳥かご状の温室に閉じこめられた歌姫の話です。

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  • No.18 by YUKI  2015-08-27 03:26:32 

次の日の午後、ご主人様にお風呂にいれていいただきながら「あの、ご主人様」と私は戸惑いながらご主人様に話しかけた。
「何、どうしたの?」とご主人様は私の髪を洗いながら優しい声で聞いてきた。
ほら、やっぱり優しい、きっと大丈夫と私は「実は私、ご主人様にお願いがあるの」と早速お願いしてみた。
「何?僕に出来ることなら出来る範囲で叶えてあげるよ」とご主人様は優しく私の髪をすすいでくれた。
その言葉を聞いて私は笑顔で「本当ですか?では私、ぜひお外に出てみたいんです」と明るい声でお願いしてみた。
「外?近々庭に出してあげると昨日言っただろう?」とご主人様は少し不思議そうな顔をしながら私を浴そうからあげてくれた。
しかし私は「庭も素敵ですけど、お屋敷の外にも出てみたいんです。お願いします」と首を横に振り、ご主人様にすがりつくようにお願いしてみた。
それに対して「それはいくら君のお願いでも聞けない。言っただろう?外は危険なんだ良い子だから僕を困らせないで」と少し冷たい声でご主人様は答えた。

  • No.19 by YUKI  2015-08-27 06:37:17 

その言葉に私は背筋が凍るような気持ちになり「ごめんなさい、もう言わないから、良い子にするから、お願い怒らないで」と焦ったように目に涙を浮かべ謝った。
「僕は別に怒ってはいないよ?でも、出来れば同じ事を何度も言わせられるのはあまり良い気はしないな」と冷たい笑みで私の耳元にささやいた。
それからのご主人様との会話は気が重く、緊張感が途絶えなかった。
やはり外には出られないのだろうか。なぜご主人様は私を外に出してくれないのだろうか。何がいったい外にあるというのだろう。
ご主人様が立ち去った後、私はずっと考えを巡らせていた。わからないことばかりの中確かな気持ちが一つ生まれた。
(お屋敷の外に出てみたい。ご主人様の言う危険なものが何か確かめてみたい)という強い意志が私の中に生まれたのだ。
きっとご主人様にバレたらひどく怒られるだろう。しかしなぜそこまで怒られるのか、いったい何があるのかそれを確かめたいという気持ちもある。
帰ってきたときちゃんと謝ればそんなに怒られないかもしれないし、きっと大丈夫だろう。
もしやるなら庭に出してもらったとき隙をつくしかない。そのためには協力者がいるだろう。

  • No.20 by YUKI  2015-08-27 07:14:05 

そんなふうにベッドの上で考えていると温室の外の草むらが揺れた。
「やぁ、お人形さん、お願い事は聞いてもらえたかい?」と草むらから黒葉が出てきてからかうように聞いてくる。
それに対して私は何も言葉を返せないでいた。なぜなら黒葉の言ったとおりご主人様に反対されてしまったからだ。
その様子をみて「やっぱりな、だから言っただろう」とからかうのをやめ、黒葉は私を慰めるように優しく言った。
「ねぇ、ご主人様はなぜ私をお屋敷の外に出してくれないのかしら?お屋敷の外はそんなに危険なの?」とようやくの思いで黒葉に絞り出したような言葉を告げた。
「屋敷の外は別にそんなに危険なことはないよ?むしろ僕には君の今のご主人様との関係の方が危険だと思うけど」と首を傾げ不思議そうに答えた。
「そうなのかしら、だとしたらなおのことお屋敷の外に出てみたいわ」私はより強く外に出る意志を固め、黒葉に「ねぇ、私あなたにお願いがあるの。私がお屋敷の外へ出るためのお手伝いをしてくれない?」と両手をあわせお願いしてみた。
黒葉はそんな私を見つめ少し考えたような顔をすると「協力するのは良いけど、協力者はもう少しいないと厳しいと思うよ?」と答えてくれた。

  • No.21 by YUKI  2015-08-27 07:45:36 

「でも、協力者なんてなかなか見つかるものではないでしょう?」と私は少し困ったように悩んでしまう。
ご主人様がお怒りになると恐ろしいことは屋敷の者なら誰もが知っている。
そんな中、屋敷の外へ出る協力を頼める人間がいるとはあまり思えなかった。
しかし黒葉から意外な言葉が返ってきた。「僕の知っているメイドと使用人で、今の状況に不満を感じている者が数人いる。もしかしたら協力してくれるかも」と僅かながらの可能性を黒葉が告げてくれた。それに対して私は「それって本当?もし協力してもらえたら私本当に外に出られるかもしれないわ」と目を輝かせ嬉しそうに言った。
しかし黒葉は「まだ確実に協力してもらえるとは限らないけどね。それにいつやるかも決まっていないし、当面の生活費だって」と油断は禁物だと言うことを告げた。
「そうね。でも、もし可能性があるとしたら庭に出れるときだと思うわ。当面の生活費はご主人様から頂いたこれらを売ればどうにかなると思うし」と私はベッドの横においてある小さな箱を開け中に入ってあるきらびやかな沢山の宝石を見せた。

  • No.22 by YUKI  2015-08-27 08:01:04 

「なるほどね。じゃあ僕は早速協力者を探してみるよ。でも、慎重に探さないと危ないから、少し時間がかかると思う」と黒葉は告げまた明日来ると立ち去っていた。
「よろしくお願いするわ、でも気おつけてね。必ず無理はしないで」と不安げに黒葉に告げ後ろ姿を見送った。
黒葉にも言ったけれど、私自身も気をつけないといけないと、思いながら私は眠りに落ちた。


            ※ 第四章 希望と絶望 ※

  • No.23 by YUKI  2015-08-27 08:48:21 

それから数日間私はご主人様にバレないよう、黒葉と共に慎重に行動をとった。
そのおかげで協力者は少しずつ集まりとうとう明日庭に出る日となった。
おそらくご主人様にバレてはいないはず、チャンスは明日庭に出ている時、ご主人様がいなくなった瞬間だろう。
もし失敗したらご主人様のお怒りをくらうのは私だけでは済まないはずだ。
そんな期待と不安に揺れベッドの上に座り黒葉を待っていると先日あった黒葉の言う協力者のメイドと、使用人が温室のドアを開け駆け込んできた。
「白薔薇様、急いでお逃げ下さい、作戦がバレ、ご主人様がお怒りになっています。さぁ、早く」とあわてて私に告げる。
なぜこんなにも早くバレたのだろう。私は混乱しながらも急いで箱の宝石を持ち温室を出た。
私達が温室を出て屋敷の裏門の側に向かうと、そこには見慣れた人影が二つあった。
一人はうずくまるような姿勢で、もう一人はそれを立ち尽くし見つめていた。
そこに居たのは腕を縛られうずくまるような姿勢にされていた黒葉と、そんな黒葉を冷たい目で見つめていたご主人様だった。

  • No.24 by YUKI  2015-08-27 09:39:56 

私は状況が理解できず言葉を失ってしまった。しかしそんな私の後ろから「申し訳ありません。しかしこうしなければ私たちも酷い仕置きを受けてしまうのです。どうかお許し下さい」と震えながら泣き声のような悲鳴のような声でメイドと使用人は答えた。
その言葉を聞いて状況を理解できた。おそらく、黒葉達が明日の庭での作戦を最終確認していた時、ご主人様に作戦をバラした誰かがご主人様と共に黒葉達を拘束したのだろう。
「あれほど駄目だと言ったのに何で良い子にしてくれなかったんだい?僕の美しい白薔薇」とご主人様は冷たい笑みで私を睨みつけた。
背中に鳥肌がたつのを感じ、私はご主人様の側に向かい立ち「ご主人様お止めください、悪いのは私なんです。彼らはなにも悪くないの、私がお願いしてしまいしかたなく協力してくれただけなんです。どうかお許しください」と私は最後のお願いをした。
私自身はどうなってもいいしかし、こんな私に協力しようとしてくれた使用人とメイド達、そして黒葉だけは守りたかった。

  • No.25 by YUKI  2015-08-27 10:12:51 

そんな私の心を察したかのように「白薔薇君はいけない子だね。でもそんなにも外に出る事を望むならチャンスをあげよう。」とご主人様は私に向け告げた。
私は「ご主人様、私は」と言おうとした瞬間「黙れ、君の意見はまだ聞いていない」とピシャリと遮られ、うずくめられた黒葉をご主人様は蹴り上げ「・・っぐぅ・・・」と呻く黒葉を観ながら続けた。
「もし、白薔薇が大人しくあの温室に戻り、今度は24時間見回りをつけその中から二度と逃げ出さないと言うのなら彼らのことは見逃してやろう。まぁ、屋敷には居させないが、就職先も見つけてやる、しかし君が自由になることを選ぶなら彼らに君の分の罰も受けてもらうしかないかな?」と淡々と言いながら黒葉の顔を私の方へ向けた。
散々怪我を負っていながら「駄目だ、僕たちのことはいいから君は逃げるんだ。やっと自由になれる、人として生きられるんだっっ」と私に必死に告げてくれた。
しかし私がほしかったのは沢山の人を犠牲にして得る自由だったのだろうか?確かに自由はほしい。
でもそれは、黒葉という私をちゃんと一人の人として見てくれた大切な人を犠牲にしてほしいものではないのではない気がする。

  • No.26 by YUKI  2015-08-27 10:31:35 

私は覚悟を決め「わかりました。私が大人しく温室に戻り24時間の監視化のもと、二度と外に出なければほかの人達の罰は見逃していただけるんですね?」と震える声を押さえ、ご主人様に聞いた。
「駄目だ、それは駄っ・・」黒葉が止める声がしたがもう一度ご主人様に蹴り上げられ意識を失ったらしい。
「黒葉っ、」私は悲鳴に近い声で黒葉の名を呼んだ。「黙れと言っただろう」珍しく怒鳴り声を上げ私の前にご主人様は歩いてきて「さぁ、温室に返ろうか。約束通り他の者への罰は見逃してやろう。だからもう二度と悪いことをしてはいけないよ?」と私の頬にそっと触れ温室へ誘った。
それからの事は何もわからなかった。


            ※ 最終章 歌わなくなった小鳥 ※

  • No.27 by YUKI  2015-08-27 11:58:23 

あれからどれほどの日々過ぎただろう。
私はまた温室に閉じこめられ、ただ、ただ、日々が過ぎていくのを待っている。
ご主人様は毎日私に会いに来ては囁く「今日も綺麗だよ僕の白薔薇」と嬉しそうに語る。
もうどうなってもいいの。黒葉が元気に生きているのなら。
彼が幸せになってくれているのならそれだけで、私にとってこの温室から二度と出られなくても幸せだわ。
そんな風に思っていたある日「あぁ、白薔薇。君はこんなにも美しいけれど最近の君は歌声に張りがないな」と退屈そうにご主人様は言う。
それに対して私は「申し訳ありません」と表情薄く答えた。
その様子がつまらなかったのか「ねぇ、白薔薇。君がこのまえ屋敷から逃げようとしたときの協力した者達のこと覚えている?」と突然そんなことを言い出した。
私はピクリと反応するも何事もないよう振る舞い「えぇ、覚えていますが、それが何か?」と軽く流す。

  • No.28 by YUKI  2015-08-27 12:29:26 

「あの時の使用人とメイド確かに罰は与えずに他の勤め先を与えてやったけど」とわずかな反応も見逃さず、私の髪を優しく撫でながらご主人様は続け「一人だけ僕のペットにしたんだ。名前は確か」と言う言葉に私はもしかしてと顔色が青ざめた。
「あぁ、黒葉だっけ?あの子殴ったりしてた時は気づかなかったけど結構綺麗な顔していたから僕の物にしちゃった」とご主人様は言う。
私は一気に怒りが爆発した。「なぜ、なぜそんなこと。私は大人しく此処に居るでしょう?彼を罰しないと言ったじゃない」と怒鳴るように言うと、「別に罰してはいないさ。屋敷からも追い出したし?ただ別邸の所にある温室で飼っているんだよ。僕のペットって言う新たな勤めを与えてやっただけだよ」ご主人様は私の反応を見てより嬉しそうに笑う。
無反応な私に飽き飽きしていたのだろう。しかしそんなことを言われて黙っていられるわけもなく苛立っていた。
「一応言っとくけど彼は進んでペットになったんだよ?君を解放するという嘘を信じてね」と楽しそうに大笑いしながら私を見つめこの男は言いやがったのだ。

  • No.29 by YUKI  2015-08-27 13:01:13 

「名前もね、おそろいにして上げたんだよ?黒薔薇っていうんだ。反応の薄いところまでそっくりだよ」とこの男は言い出した。
私はベッドに隠しておいた依然、黒葉に頼んでメイドに貰っていたナイフをこの男の喉元に当て、「此処の暗証番号と、別邸の場所、別邸の温室の暗証番号を教えなさい」と脅したてた。
男は「なっ、白薔薇落ち着け、主に逆らうのか」と声を裏返しながら悲鳴を上げるように言う。
しかし「主?約束を違えた時点で主などではない。さぁ、さっさと言え」と私は今までにないような冷たい目つきで、この男を見てよりナイフを強く当てる。
薄く皮膚が切れうっすらと赤い血が滲む。男は震えながらすべてを答え「素直に答えたのだから助けてくれ、僕が悪かったからっっ」と言う声に私は冷めた目で見つめ、首筋に強くナイフを刺すふりをした。
男はそれだけで意識を失い私は側にある紐という紐を使い、雁字搦めに縛り上げた。
そしてベッド脇の宝箱と宝石、男から拝借した現金をもち、温室を出て、屋敷を後にした。

  • No.30 by YUKI  2015-08-27 21:16:25 

黒葉、黒葉、私のせいで黒葉までもあの男に温室に閉じこめられるなんて。
私は公共の車に乗り、別邸を目指した。お屋敷の警備員達は、私が屋敷を出ることを止めはしなかった。
それどころか「今まですいませんでした。ご主人様に逆らうと酷い目にあうという話を聞いて、命令に背くことができませんでした。どうか早く行って下さい。後のことは任せて、黒葉さんを助けてあげて下さい」と涙ながらの謝罪と、公共の車の手配、そしてあるにこしたことはないとわずかな現金を握らせてくれた。
彼らもご主人様におびえていただけなのだろう。それゆえ見て見ぬふりをするしかなかったのだろう。
必ず助ける。私は祈るように手を握りしめ黒葉の無事を祈った。
別宅につくと支払いを終え、門を開け、温室を探した。別宅の使用人達は、本宅の警備達から連絡を受けていたらしく、素直に温室へ案内してくれた。
案内されてるあいだ使用人達は、「早く助けてあげて下さい【彼女】を早く」と言っていた。
私は【彼女】と言う言葉に疑問を持つも、温室に着き、ドアを開けた。

  • No.31 by YUKI  2015-08-27 21:40:08 

「黒葉っっ」と私は声を張り上げ彼の名を呼んだ。温室の作りは本宅と同じ物だった。
その奥のベッドに背を向けて座る真っ黒なドレスを着た、肩までの髪の長さの少女がいた。
彼女は私の声を聞いてピクリと反応しこちらに気づき、振り向いた。
「シ・・ロバ・ラ?」と振り向いた彼女は、確かに黒葉だった。
「黒葉、黒葉。ごめん、ごめんね、私のせいで。怪我してない?病気とかは大丈夫?」と私は黒葉に抱きつき泣きながら謝った。
「白薔薇なのか?だって君は自由になれたんじゃ、まさか、彼奴僕たちをだましたのか?」と驚いた顔をしながら白薔薇に聞いてきた。
「事情はいいから早く逃げるよ。私達の身分証と、パスポートとかいう物はすでに使用人から受け取ったから」と私は黒葉の手を取り走った。
「でも、いったいどうやって此処の場所を知ったの?此処は彼奴とごく一部の使用人しか知らないはずなのに」と黒葉は不思議そうに聞いてきた。
「依然貴方達に貰ったナイフであの男を脅してやったのよ。あっさりと吐いたわ」と私は答え二人で別宅を出た。

  • No.32 by YUKI  2015-08-27 22:03:55 

私達は別宅の者達に礼を言い、急いで別の町へ逃げた。

※※※※※※※※※※※※※※※エピローグ※※※※※※※※※※※※※※※※


後のことはよく分からないけど、噂によるとあの男はあれから心を病み、毎日誰もいない温室に出向いて「あぁ、今日も素敵な声を聞かせておくれ」と今は無き歌わない小鳥の歌を聴きに言っているらしい。
使用人達は、特に罰を与えられることもなく、今は心の病んだあの男の世話をしているらしい。
私達はというと・・・「黒葉お帰りなさい。食事作ってたよ」と私は明るい声で彼に言う。「ただいま白葉今日もお留守番ありがとう」と私の名を呼ぶ。【白葉】というのは白薔薇という名前はあまりにも目立ちすぎるという彼の思いと、私の本来の名が【白羽】という名前だった事から彼が呼ぶ私への愛称だ。

  • No.33 by YUKI  2015-08-27 22:11:40 

始めは外の世界で生きることに戸惑いもあったし、不安がないと言えば嘘だった。
でも、黒葉が側にいてくれるおかげで、何とかやっていけるようになってきた。
確かに外の世界は危険なことも多いけど、きっと彼となら私は生きていけるだろう。駕籠の外の世界でも。




                      E N D

  • No.34 by YUKI  2015-08-27 22:33:35 

                  あとがき

はい、【駕籠の鳥】書き終えました。5日で終えました。キツイ、キツすぎるっ(-_-;)
もう最後の方とか話の展開とか「かなり早すぎかな?」とか思いながらも「まっ、いっかー、だって書いちゃたし(笑)」とか思いながら書きました_(_^_)_
もう、あとがきすら面倒です\(^o^)/
誤字脱字の多さが疲れをものがたっている(^_^;)しかし言わねばならない事があるのです。
別トピ【巡り巡る貴方への想い】絶賛執筆中♪是非読んでね(照)
はい、宣伝でした(笑)しかも気晴らしと証して短編に逃げてました。すいませんm(_ _)m
まぁ、そんなこんなでこれからも頑張りますので、応援よろしく~。
【↓ご意見・ご感想お待ちしています】

  • No.35 by 寝言  2015-08-27 22:39:35 

長いが良かった。
ラノベでも書いて応募してみたらどう?

  • No.36 by YUKI  2015-08-30 18:46:57 

上げます

  • No.37 by YUKI  2015-09-17 09:38:55 

上げます。しばらく来れません

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