YUKI 2015-08-22 21:53:42 |
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私は覚悟を決め「わかりました。私が大人しく温室に戻り24時間の監視化のもと、二度と外に出なければほかの人達の罰は見逃していただけるんですね?」と震える声を押さえ、ご主人様に聞いた。
「駄目だ、それは駄っ・・」黒葉が止める声がしたがもう一度ご主人様に蹴り上げられ意識を失ったらしい。
「黒葉っ、」私は悲鳴に近い声で黒葉の名を呼んだ。「黙れと言っただろう」珍しく怒鳴り声を上げ私の前にご主人様は歩いてきて「さぁ、温室に返ろうか。約束通り他の者への罰は見逃してやろう。だからもう二度と悪いことをしてはいけないよ?」と私の頬にそっと触れ温室へ誘った。
それからの事は何もわからなかった。
※ 最終章 歌わなくなった小鳥 ※
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