ブレイブルー【BLAZBLUE】ナリチャ 統制機構の一日

>レリウス=クローバー
元に戻す事は出来ないのかい?記憶のデータだとか、消す事ができるなら元に戻すくらい簡単だろう?
(今すぐ相手を殴り飛ばしたい、そんな感情に任せた行動を取ってしまいたくなるくらいの衝撃的な言葉にギリ、と歯を食いしばり。
離せ、と冷たく言い放つ言葉に臆さず何か記憶を取り戻す方法は無いのかと詰め寄れば普段とは違った様子のアマネを見て子供達が怯えてしまったのか座長、と小さくか弱い声が腰辺りから聞こえてハッとなり｢…お前さんに頼ったのが間違いだった｣と言い放てば相手のマントから手を離し子供達を抱き寄せて)

>ハザマ
(顔を見合わせにっこりと笑うと相手の手を両側から引きこっち!と明るい弾けるような声で誘導すれば一人ぼんやりと庭で月を眺めるアマネがそこに居て。
二人きりの方が良いだろうと何かを察した双子はハザマに手を振りぱたたと軽い音を立てながら一座の泊まる一室へと続く廊下をかけて行って)

…ハザマさんじゃないか。
(子供達の声と気配を察知して相手の方へと振り向いていたのか月に背を向け柔らかく微笑めば手招きをしつつ此方においでと声を掛けてやり。
此方を訪ねてきたのだから何か分かったのだろうと相手の気も知らぬまま相手からの良い報せを今か今かと待ち望んでいる表情で相手を見つめ｢何か分かったのかい?｣と問いかけて)

＞ハザマ
…………否、塵が付いていたのでな。（手弾かれればハラリその取り除いた埃を地に落とし、謝る相手に気にしていない様子で理由述べれば）…………また何か《思い出せば》言え、すぐに診る……。（治療と云う名の、最後の《詰め》。記憶が戻るようならば即刻その記憶を排除せねばと名目伏せれば相手にはそう言い聞かせ）
＞次期傍観者
………復元、か。……元に戻す事は出来んな、…………《完全に》消したのだ。（今にも殴り掛かって来そうな相手の姿映せば尚も淡々と慈悲無いまま冷たく述べ、児童の声上がればマント強く掴む手離れ子供達抱き込む相手見遣りて）………奇跡でも起きん限り、難しいだろう…………何度も言うが、諦めるんだな。

>アマネさん
わっ、…とと。(同じタイミングで顔を見合わせる双子の顔はまるで鏡のようで、にこりと笑う明るい笑顔達に両手を引かれて宿の敷地内へと誘導され。足が縺れないようにと足元へと意識していたがふと中庭を隔てた向こう側を見ると一人でぼんやりと夜空を眺める相手の姿が見え、月灯りに照らされて発光しているような肌の白さへと妙に心臓が跳ねてしまい。子供達から手を離されたのにも一瞬気付けないまま此方に手を振る小さな手にはっと気付いて「あ、ありがとうございますね…？」と、他の宿泊客に迷惑になら無い程度の声で廊下を駆けていく同じ小さな背中の子供達に感謝を述べて。淡く照らされた月明かりの中で此方に振り返る相手から此方の名前を呼ばれて少し改まるように背を正しつつ)


あ、はい。……すみません、連絡も無しでこんな夜更けに。(星明かりの淡さも相俟ってか、ふわりと笑う相手の表情は朧気に見え。"おいで"と手招かれる白い手を目にすると少し間を置いてから自然と足が赴き。何か分かったのかと、此方からの朗報を期待している相手の生き生きと高揚した表情を見ると僅かに沈んだ表情を浮かべながらそっと相手の隣へと静かに腰掛けて)

いえ、まだ。……、すみません。ただ会いたくなって、(記憶が戻る可能性は低いと告げられた事を思わずその場で隠してしまいながらも、そもそもそんな悪い知らせの為にわざわざ飛び出してきたのかと心の内で自問自答し。ただ相手を目にしてから無性に会いたかったと形容した方が己の中でもしっくりくるような気がして、相手を見ていると何故かは分からないが虚無感を抱えた心の隙間が埋まるような気がしながら穏やかに笑み「…ご迷惑じゃ無かったですか？」と急な来訪に相手へと弱々しく尋ね掛け)
>レリウス大佐
あ、塵…？(目を向けるとはらりと埃のような物が白い手袋を填める手から落ちるのを見て何だ、と。手を弾いてしまった事にも気にしていない様子の相手に少し安堵しながら何か思い出せばすぐに知らせろと言う相手へと顔を向けて)


ええ、…分かりました。("思い出せばそれで良いのでは…？"と、あまり医学には明るくないが何かを心配しているようにも思える相手の空気を微量ながら感じ取ったのか、微妙な擦れを感じながら取り敢えずは分かったとその場限りのような曖昧な返事を返して)

>レリウス=クローバー
…諦められるなら、お前さんにこんな話する筈ないだろう。
(簡単に諦められるなら此処まで辛い思いをするわけが無いと自嘲気味に笑ってやりながら顔を上げ相手を見据えると強い意志の篭った目で睨みつけ｢俺の力で奇跡を起こしてみせる｣と宣言すればぎゅっと子供達手を握って)

>ハザマ
気にしちゃいねぇよ?連絡無しで何時でも来てくれて構わねぇから、な?
(隣へと腰掛ける相手ににっこりと嬉しそうに笑えば｢どんな時間でも、ハザマさんとこうして顔を合わせられるならそれだけで幸せだ｣と相手と一緒に居れるのなら時間は関係無いのだと説明してやり少し遠慮気味に相手を見上げれば｢もう少しそっちに寄っても良いかい?｣と近くに座る許可を取ろうと)

迷惑だなんて思っちゃいねぇよ、寧ろ…会いに来て嬉しい。
(ただ会いたかったから、理由になる筈も無い言葉はまるで糸が互いを引き合わせている様でふわりと柔らかく微笑めば無意識の内に相手を抱き締めようと腕を持ち上げかけていた事に気付き悲しげな表情になり視線と共に腕を下ろして)

>アマネさん
あ、はい。…ありがとうございます。――そう、ですか。(隣に腰掛ける此方へと嬉しそうに花が咲(わら)ったような表情を見ると何故か癒されながらやはりその柔らかい雰囲気には既視感があり、気兼ね無く会いに来て良いと伝えてくれる相手に軽く頭を下げるものの。此方と顔を合わせる事が叶うのなら時間等関係無く幸せなのだと、口説き文句のような台詞をさらりと口にする相手へと熱に当てられるようで気恥ずかしさから曖昧な返事をしてしまい。少し空いた遠慮の隙間を詰めても良いかと奥ゆかしげに問う相手の顔を見ると、恐らくはいつも片時も離れず側にいたのだろうと雰囲気で察しながら「…はい。」と此方も面映そうな笑顔で頷き。寧ろこの距離でも離れているのが逆に不自然な気がするのは、きっと記憶で無く身体が覚えているのか。相手から尋ねられているのに何だか此方の方が相手の香りや体温に自然と寄りたくなり)


あ、良かったです。…ええ、会いに、(なんて優しく笑い掛けるのだろうと月灯りに照らされたその微笑みをずっと眺めていたい気持ちに刈られながら、腕を上げ掛けた動作が視界に入り。そっと腕を降ろして何処か悲しげな色に染まる相手の顔を見るなり気付けば此方の腕が相手へと伸びて。花の香りごと強く背中に腕を埋めるような抱き締め方になってしまいながら)


あの、…すみません、私が…悪いんです。

けど、記憶はないのに、……何でこんなに愛しいのか、凄く悲しくなるのか。…分からないんです、

(結婚が決まっていたのなら、互いにきっと幸せだったのだろう。相手のこの辛そうな顔を見ると何れ程気丈に振る舞って気を張っているのだろうかと心が揺さぶられてしまうようで、ただただ思い出せない空白の記憶を抱えながら抱き締める相手の身体の感触や柔らかい体温、香りにはこんなにも懐かしいと五感は相手を覚えているようで。何故、こんな事になってしまったのか、ただ相手と居たかっただけなのに。気が急くばかりの心に自分の声がする気がしながら藤紫色のさらりとした髪が頬を掠り、抱き締める相手の体温が躰に沁みて)

>ハザマ
ありがとう、
(腰を持ち上げ空いた隙間を詰めると少し恥じらいつつもこてんと相手の肩に寄りかかりもじもじと指先を絡め暫く俯いたまま静かに寄り添って)

っ、ハザ、マ…さん…
(此方の挙動に気付いたからなのかそれとも相手の身体が、本能がアマネを覚えていたのかぎゅうと強く抱きしめる相手に心底驚いた様な声を上げつつ久しい相手の体温にすりりと頬を寄せ体温を移す様に抱き返して。
パズルのピースがぴったりと嵌るような感覚を覚えるも何処か寂しさありそれを隠すように肩口へと顔を埋めながら小さな声で相手の内側に眠っている、自分の知る相手を呼んで)

謝らないでおくれよ…お願いだから、もう、謝らないでくれ…
(目元に涙を溜めながら相手の頬をそっと両手で包みこつんと額を合わせ｢嫌だったら突き飛ばして良いから、…｣と一言告げると瞳を閉じて口付けるとすぐさま抱き締めていた相手の腕の中からするりと抜けて｢…これくらいは許して欲しい｣と懺悔するように俯き相手に背を向けると先程自ら近付いた距離を離すように腰を動かして)

>ハザマ

レリウスが、ねぇ……晴れて自由の身にしてやったっつーのに、結局のところ創造主には抗えねえってクチか？ハッ、今更俺様がヤツのところに戻る理由なんざ何処にもねえし、そもそもテメェのような"空っぽの器"が無傷で俺を連れていけると本気で考えてんのか？あぁ？

(相手がここへ来たのはたまたま、且つ相手の目的が自身をレリウス=クローバーの元へ連れて帰るという事だと知ると、"器"と"精神体"の関係を断ち切り、お互い相手を必要としない自由の関係にしてやったにも関わらず、未だに"創造主には抗えない"という皮肉にも共通する一点がある事に苛立ちを感じ、フード越しの顔の左半分をスサノオユニットが覆った状態で相手を睨み付けるも、相手から"良からぬ事を考えているのか"と尋ねられると、スサノオユニットをかき消して元の歪んだ笑みを浮かべた表情を相手に見せつけながら答え)

……いやな～に、ちょいとこの洞穴ン中に隠されてるモンが気になってんだが、どうにもマスターユニットがこっちに干渉しまくってるせいで入れねェんだよ。そこでだ、ハザマ。ちょっくら俺様の代わりに何があんのか見てきてくんねェか？今のテメェなら俺とほぼ同じ、"事象干渉"の影響をある程度受け付けねぇだろうからよ。

>アマネ

それ以上近寄るんじゃねえ"傍観者"。わざとやってんならマジで切り刻んだ後に境界に放り込むぞ。

(相手の対応にますます苛立ちを募ったのか、腕に黒碧色の魔素を集約させながら脅迫じみた台詞を吐き捨て。…さしもの傍観者とはいえ、一度境界に放り込まれればタダでは済まない。生き延びる事はまぁ不可能ではないだろうが、それでも"自己認識"にある程度の障害が発生する事は間違いないだろうという考えからの脅迫であり)

>レリウス

―――よォ、誰かと思えば俺様がいねぇ間に"くっだらねぇ世界"を創り上げた"神様"じゃねえか。自分の創った世界をぶっ壊された今の気分はどうだ？ケッヒヒヒヒ…！

(いつから其処にいたのかはさておき、聞き慣れた"元"共犯者の声が聞こえれば、そちらへとゆっくり振り返りながら、無駄な事だと分かりつつも相手を嘲るように"嗤い話"を持ち出しかけ。)

>アマネさん
いえ、…(少し向こうで華奢な腰を上げた相手が真隣に移動してくると懐かしい桜花の芳香が深まり、恥ずかしがりながら肩に凭れ掛かる薄紫色の頭を感じると静かにじっとし。じわじわと触れ合う場所から伝わる温度や身体の形を器(からだ)が幸せに享受しているような気がし。指先を絡める手を此方も片手で少し取ると番いの動物のようにそっと此方も頭が寄り添い、離れがたい頭の温もりは冷えた月夜の気温の所為なのか静かに甘えてくる相手の温度とせめて一緒に居られる時間を重ね)

……、(泣きそうな顔を見ると気付けば抱き締めていた此方の急な抱擁に驚いたのか腕の中で身を強張らせていた相手が身体を弛緩させ、頬を擦り寄せて寂しげに甘える仕草を首元に感じ。此方の名前を呼ぶ声はきっと以前の自分を呼び起こそうとしている、そんな気がして。もう謝らないで欲しいと涙を溜める水色の瞳(め)を見ると胸中がぎゅっと掴まれる気がしながら頬を両手で包み込む優しい手の感触と額が合わさり、嫌ならと前置く相手の言葉を理解する前に水色の瞳が閉じたかと思えば唇が重なって、いつもしていた気がする感触は気のせいなのではなく。いつも飽きずに毎日二人で笑いながら確かめ合うように交わして、いつも幸せだった。五感から喚び起こされる記憶は何処からともなく溢れて、二人で幸福であった記憶を独りで抱えて辛いように腕からするりと抜けていく相手の背中を見ると、引き留めるようにぐっと背中から此方の胸元へと腕で引き寄せて。ぎゅっと強く抱き締め)

――…"アマネさん、"アマネさん、ごめんなさい…忘れたりして、……アマネさん、会いたかったです(強い抱擁で相手が息苦しくなってしまっているのではないか、頭では分かっているのに華奢な身体を強く抱き締めながら相手の髪や肌から香る桜のような匂いに包まれ。以前の自分と今が一つに馴染み出すと相手の名前を呼んで何度も謝り。本来泣いたりなどする機能など無い筈の器(からだ)はまるで人間のように、記憶の無い間相手が恋しかった事や傷付けてしまった事、止めどなく溢れてくる記憶と共に涙して)
>テルミさん
……折角貴方からお暇を頂戴しましたのにね。申し訳無いです(どう足掻いても創造主に抗えていないという此方の現状を知って苛立ちを覚えさせたらしい様子にも気付いてか気付かずなのか、相手からの施しを無下にしてしまっている事を謝りながらも。ただ彼からしては何処までも運命共同体のような此方に疎ましさすら感じているのかもしれないなと思い。レリウスの元へと戻る理由等ないと突っ跳ねる主を眺めながら「…ええ、戻る必要は無いですね。」と同調か、己の実直な意見なのか相手へと何方とも付かないような言葉を溢し。振り返ったそのフードの闇に浮かんだ碧の目は顔半分が荒神(スサノオ)の鎧面のような厳めしい形相であるのを目にしてぞくりとしたのか睨み付けられるなりビリッと振動した空気が顔の肌を撫でる気がし。此方の質問へとその形相を掻き消す相手の顔には相変わらずの策略家たる嗤いが三日月のように口元へと浮かんでいて)


隠されているもの、ですか。…確かに、ある程度なら影響を受けませんが。…うーん、代わりに見に行けば、私と一緒にちょこっと大佐の所に顔を出して頂けるとか。

…っていうのは、あまりご気分が興じませんね？(本音を言うと彼と創造主を引き合わせる事自体此方もあまり気乗りでないらしいのか、「…わざわざ貴方まで檻に戻る必要はありませんよ。」とほんの小さく独り言を溢しつつも恐らく今もこの状況を観(み)ている上司の気配に飽くまでも此方は誘ってみたと言う形を取っておきながら相手の指示する洞窟の手前まで歩み出し。あまり警戒心も敵意も無いのか彼の隣まで行くと奥までは見えない真っ暗闇の先を軽く身体の軸を傾けて覗き込みながら主に顔を向けて)


…ええっと、このまま行けば良いのですね？…何かあれば意識にでも呼び掛けてください？(多少の距離なら此方の精神に直接呼び掛ける事位は恐らく彼なら可能なのだろうと思っての発言か。ここでも切っても切れぬ精神と器の名残がそれを可能にしているのも皮肉と言えば皮肉なのかもしれないが。兎に角、主が人を利用する利用しないは抜きにしても相手は口約束や抗弁を垂れる者より行動でそれを示す者を信じる節があるのを理解してか「一応、さっきの件は考えておいてくださいね？」と、先程の願いを軽く掘り起こして主に笑んだまま投げ掛け。ポケットに両手をしまったままジャリ、と薄暗く妙に冷えた洞窟内へと靴底を踏み出していって)

>ユウキ=テルミ
ッ…!
(やっと声の届く範囲まで来たのか相手の内側にある此方の恐怖を煽る様な雰囲気や視線にピタリと足を止めると息を吐き魔素を纏う腕を見て｢ちょっと勘違いをしただけ、って言ったら逃がしてくれるかい?｣と冷や汗を滲ませつつ一歩、一歩とゆっくり後退して)

>ハザマ
ッ、…俺も、会いたかった……
(背から覆い被さるように抱き締められ驚きのあまり息が詰まりかけるもくるりと相手の方へと向き直り相手の頬を包み溢れる涙を拭ってやりながら良かった、と安心しきったような声で何度も呟き｢奇跡が、起きたな｣と頬を緩ませ)

…キスで記憶が戻るならさっさとやっておけばよかったな。
(両目に貯まる涙を誤魔化すように冗談ぽく笑って見せながら｢ハザマさん、どういたしまして｣と相手の謝罪ではなく感謝を求める様に先行して言えばにっと笑って見せぎゅうっと相手に負けないくらい力強く抱き着いて)

>アマネさん
―ありがとうございます、…アマネさん。(堰を切ったように溢れだす記憶に感化されたのか溢れる涙ごと頬を包まれ、奇跡が起きたと呟く相手に此方もよく分からないが笑んだまま頷くと頬を包む優しい手の感触に相手と歩んできた記憶が埋められるようで安心し。そんな事で思い出すのならさっさとしておけば良かったと、水色の瞳に涙を溜めて笑う相手の優しげな表情を愛しげに見降ろしながら目尻をごく軽い指の圧で拭い取り、「アマネさんのお陰ですね…？」と。ずっと此方を呼び掛けてくれていた事、記憶の無い此方に諦めず信じてくれていた事。それは献身的な相手の成果で。どういたしましてと此方の謝罪する癖を修正しようとする相手の意図に表情を思わず緩めながらありがとうと小さく感謝して。此方に負けんばかりとぎゅうっと力強く抱き着く相手にも苦しげに笑いつつ)


…ご迷惑をお掛けしました、 ただいまです。…アマネさん、(また一つになるように空いた隙間を埋めるようきゅっと相手を抱き締めると顔が相手の香る横髪に潜り、ただいまと遅蒔きの挨拶をして)

>ハザマ
(事の行き先が心配になったのか先程の別れたはずの双子が物陰から顔を覗かせていてぎゅうぎゅうと抱き締め合う大人二人の笑っている姿を見るなり顔を見合わせると｢良かったね｣と笑い合い安心したのか二人に声を掛けるわけでもなくくすくすと笑いながら自室へと戻って)

おかえり、ハザマさん。
(すりりと相手へと甘えるように擦り寄りながらそっと頬を撫でていたが何かを思い出した様に顔を上げパッと相手の肩を掴み身体を離すと｢これでめでたしじゃ駄目だ、ちゃんと犯人を叱りに行かねぇと｣と相手の記憶を消した犯人へ文句を言いに行こうとして)

>アマネコ
本気な訳ねッつの！(笑)
あ！アマネコ海行くぞ海～ッ！♪♪(取り合えず出来た苺かき氷バクバク)
つかあんまイチャイチャしてんなよッ？！；；(記憶が戻ったのはいーけどよ…、とかポリポリ頬掻きニシッと)
まぁ良かったな？？アマネコのチューで目覚めるとかハザマ眠り姫じゃん(笑)////可愛いなァオイ…////.*゜ゞ
エエーッ；；ゞズリィ～ッ…！！；；俺もハザマと夏過ごしてェなァ～……(涙飲む←)
お揃い甚平とかマジ妬ける…、、(男泣き)オレもお揃いとかしてェ……；；ハザマに頼もっかな……。
>ハザマ
ただいまぁーッ♪♪ゞ////.*゜(ワフワフピョーンとハザマに暑苦しく抱き付く犬←)
チョー邪魔せんでエライかっただろオレ？？ゞ///.*゜(褒めて褒めてと尻尾振る)
んまじゃ、海行くぞ海。……ちゃ、ちゃんと水着持ってきたかよ？？////.*゜(ハザマの色っぽい色白水着姿の背中想像しただけで鼻血タリ←/変態)
>変態仮面
……あ"あ"？！テメッ……、ふざけんなよッ……。
それ、ハザマ知ってねェんだろ…、、(勿論記憶を意図的に消したなんて本人に知らされてなど無いんだろうと思い、グッと掴んだ手の力込める)
>テルミ
…！？
チッ、このヘドが出そうなぐらい胸糞悪ィ気配は…、あのクソ野郎しかいねェわな…。(森を歩いてるとザワめく気配感じ、草木分けて進めばテルミ見付けてやっぱりなと。ブレード抜くと走り出してガッと背後から斬りかかって)

>アマネさん
…ええ、(何処か遠くでぱたぱたと小さな足音と笑い声を聴きながらいつものように甘えて擦り寄る仕草を胸元に感じると擽られるようで吐息で笑い、そっと頬を撫でる気配に顔を少し引いていると乾いた涙の跡をすりっと撫でる手に目を細めて幸せそうにしつつ少し気が晴れているような気がし。不意に何かを思い出したかのように相手の眼差しが此方を真摯に見つめると肩を掴まれて相手の体温が離れ、万事良しで無くこの度の主犯を叱りに行かねばと言う相手の言葉に理解し損ねてしまったのか、行動に移ろうとする相手の肩を慌てて両手で引き留めて)


えっ、あ、あの。叱りに？一体誰を、(勢い良く行ってしまいそうな相手を少し宥めるように藤紫色の後頭から薄桃色の背中の生地をぽんぽんと順に落ち着かせるよう優しく撫でて)
>ラグナ君
っと、おかえりなさい？(久し振りに此方で会う白わんこの好きにさせながら出迎えて、抱き着かれた反動で反った背を戻しつつぽむぽむと白髪頭を撫で)あっ、昨日はありがとうございました。お世話になりまして。


あっ、そうです。誰も邪魔なんて言ってませんのに；…気を遣わなくて良かったんですよ？(褒めてくれと尻尾を振る相手を見ながらよしよしと頭なり撫でる手付きを止めず不意にじっと相手の顔を見て)

ええまあ、行きましょうか。(水着は持ったかと聞かれると「ちゃんとアマネさんと私の分も持ってきてますよ。」と告げて荷物を持ちながら)

おや、ラグナ君。浮き輪はちゃんと学習したのですね？(相手がこの間口で膨らまして途中断念していた浮き輪を出発前から持っていない姿に少し思い出し笑いを堪えて)

＞ハザマ
……いいか、必ずだ……。（何処か生返事である相手仮面越しに見遣れば念押して、着陸の音聴けばすくりと立ち上がり）………私は少し用があるのでな、……お前は先に手続きを済ませていろ……。（移動手続き諸々ある相手を見ればそう伝え先に背を向けて機内降りやり）
＞次期傍観者
…………奇跡か、……そんな不確かなものに頼るとはな…。（幼子庇う相手の強い眼差し感じ取ればマント翻し）………そもそも……お前達は出逢ってはならんかったのだ、……そのような事象、起こる確率は無いに等しかったのだからな…、何故お前があいつの前に現れたのか……運命の気紛れ、としか言いようが無い。……幸せなのは今だけだ、諦めてくれ……。（言い残せば泣き出しそうな幼子の顔見遣りてその場辞し）
＞テルミ
………お前にとってはくだらん世界だろうがな。（流れていく挑発を聞き流せば腕組んだまま相手の顔見遣りて）……やはり、顔色が優れんな……。……言ったであろう…、それは仮の器だ……メンテナンスぐらい受けろ、テルミ。………それに、お前達がどうであれ……ハザマを壊すのは控えて貰おうか……、今やアレは貴重な手駒だ。（物同然のような言い方すれば相手には検査ぐらいは受けろと言い放って）
＞蒼の男
…………勿論、言う必要等無いからな……。（肩に力込もる蒼の魔道書を見遣り）………寧ろ、何故怒る必要がある、……貴様にとってその記憶の無くした方が良かっただろう。……それを生かすかどうかは知らんがな……。（己の造った男を好いているらしい相手に無慈悲にもそう言い放てばその場から姿消して）

>ハザマ
オツオツッ！ゞ.*゜ちょ、今日店行くからッ…！！！///レミレミの超絶綺麗な浴衣姿見に行くからッ…？！！ゞ.*゜(超コーフン←)
むおぉ？いーって事よ？？こっちも突然家行ってごめんな？？(撫でられて幸せワンコ///.*゜)
や、何かよ(笑)いー雰囲気ぶっ壊しちゃなァって…、ン？何だよ？？(望み通り頭撫でられてワフワフ喜び、ジッと見てくる相手にドキドキしちゃいウチューッとキスしようと近付く←/殴)
アマネコの水着？；；(何でもってンだ？と←)
……つぅか、アマネコって男用水着きんのかよ？？(男用？女用？とよく分からんのか相手の持つ荷物を覗き込もうと)
そう！ゞ学習してもう家からホラッ！！ゞ膨らましてきたからよ？？.*゜(もう膨らましてた←)
おっしゃ出発出発～♪♪(ウキウキと浮き輪腰に着けたまま)
>変態仮面
……なッ……、ザケんなッ！！(記憶がなくなったら好都合じゃないのかと言われるとカッときて怒鳴る、ふっと何処かへ姿を消してしまう相手追えずにグッと拳握り)
…ざけんな、俺にとって良い訳ねェだろッ、、俺は……アイツが幸せなら、……それで良かったんだ。

>レリウス大佐
ええ、はい。…もう心配性ですねぇ？(此方の曖昧さを感じ取ってか念押しする相手にやや片眉を上げて顔を正面に向けながら答えていると間もなくして魔操船が着陸体勢に入り、先に降りる相手の言葉を聞きながら後に続きつつ)

分かりました。では私もここで…、また後程ですね？(此方も笑んだまま相手の背中を見送りながら上司と行き先を違えるなり荷物を受け取りに階段を降り)
>ラグナ君
あっ、こんにちは。見て良かったです；こちらにお越しになられるんですね？…や、別に綺麗じゃ；…連休最終日ですから、たまたま着なきゃいけない日なだけで。


いえ、何でもありませんよ。…すみません、(やや顔を逸らして溜め息のようなものを溢すと近付く相手の顔をグキッと押し返して/謝)


ええ、見たら殺しますよ？(どちらなのだろうと気になって荷物を覗き込もうとする相手に←)


一切学習してない、と…。(どうやら家で膨らませてきたらしい相手の浮き輪を見ながら浮き足立って向かう相手の隣で「因みにそういった浮き輪の貸し出しが施設にあるのはご存知です？」と、持っていかずとも浮き輪ぐらいは向こうに貸し出しがあるのだがと確認がてら彼に一応伝えてみて)

>ラグナ=ザ=ブラッドエッジ
っ、畜生…騙された…
(ゲラゲラと笑う相手と対照に頭を抱えて落ち込み)
はいはい、準備するからちょっと待な。
(大きめの鞄に日焼け止めやレジャーシート、水筒、タオルなど色々なものを詰めて)
あれでも結構気を付けた方だよ最後のちゅうは、…まぁ、不可抗力と言うか、やっぱり物語の終わりは幸せの方がいいと言うか、…暫く静かにしてたのは気を使ってかい?
ハザマさんに聞いたけど明日一緒に出かけるんだろう?俺はそっちの方が羨ましいと思うけどねぇ?
(お互い無いもの強請りだなと苦笑して)
お揃いなんていくらでもあるじゃないか、お前さんの目の色、それって元々は両方緑だろう?ハザマさんの髪の色とお揃いじゃないか。それに髪だって元は金色だ、ハザマさんの目の色と一緒。
…お前さん達は探せばお揃いがたくさんあるんだ、いい事じゃねぇか。

>ハザマ
お前さんの保護者だよ、彼奴にゃ一発入れとかねぇと俺の腹の虫が収まりゃしねぇ。
(主犯の居場所を知らないのに今にも走り出してしまいそうな雰囲気を出しながらぐっと拳を握って相手を見つめれば街で彼と出会いどんな会話を交わしたのか簡易的に説明を入れてやり話している内に少し落ち着いたのかこてんと相手の肩に額を置いて)

…ハザマさんの身に、これ以上危険が及ばない様に俺が叱ってやらねぇと。

>アマネさん
ほ、保護者？(相手からあまり聞いたことのないような憤った声と中々物騒な台詞に若干目を瞬きながら握り過ぎて痛そうな拳にそっと片手を被せ。保護者という形容にピンと来なかったのか相手から説明される話の内容をよく聞くと上司が今回の件に深く関わっているようで、背を宥めるように撫でながら相手が全て言いきると空気の抜けた風船のように怒りが萎み、此方の肩に額を休める相手の後頭を撫でながら視軸を少しあてどもなく彷徨わせ)

…まさかそんな、大佐とは約束した、筈なのに…？

>ハザマ
レミレミアヨ～ッ♪♪////.*゜昨日楽しかったな？？またあっこ行こうぜ？？♪♪.*゜
あぁ？？///な何も……無くないだろ？？///そんなに見つめて…、、ちゅ、チューして良いのか？？(ﾊｧﾊｧ勘違いして近寄る変態←(笑))∑イデデッ？！；；(押し返されて首グキッとなった←)
∑ハァァッ！？；；
ダッ、誰がアマネコの水着なんて見るかよ！！オカマの水着なんか興味ねェしッ、…つかオマエの身体が俺は興味あんだよッ！？；；////(荷物覗き込もうとしたらアマネコの水着を見たら殺すと早速暗殺者みたいな一言にブルッ←)
エエッ？！；；マジで！！？；；(浮き輪の貸出システム知らんかった野生児←(笑))
ちょ！オマッ、先浮き輪の貸出あんの教えとけよ…！！？；；////オレめっちゃ目立って来ちまったじゃねェかッ……(段ボールの家からそのままで来た←)
>アマネコ
アヨッゞ置いとくな～？
オォ、分かった。
不可抗力でチューしちゃっただけだし別にオマエが好きでしたんじゃねェからってハザマに言っとくわ？？ゞ(二人の仲を裂こうとするライバル←/殴)
あッ！うん、超楽しかった♪♪.*゜レミレミ死ぬほどスタイル良いもん///もうホント腰とか細いし色白いしマジ国の宝…(拝む←)
めっちゃ一緒にインスタ用の写真撮ったったわ.*゜(スマホいじいじ)
あんなパーカーとか着てても足長ェし美人だからなァー？？；；ギャル男とか爽やかイケメンもパーカー着てるレミレミにもう振り返る振り返るゞ；；
一緒に並んでても何か買いに行ってもレミレミナンパされまくっし…(またレミレミ上手くかわすし(笑))
あーゆーとこは普段ゲーセンとか遊園地とか遊びにいくよりレミレミの護衛が大変だぞ？？(親衛隊か番犬ぶってる←(笑))
お、お揃いか？？；；…それ、(現在金髪じゃない←)え～ヤダ；；服とか持ち物でお揃いが良い～(駄々こねる犬)

>ハザマ
約束なんて、あの人には関係なかった。…ハザマさんを自分の手の内で動かせるなら、願うままに事が進むなら、……
(言葉を続ける内に辛くなってしまったのか肩に額を擦り付け口を噤むと重ねられた相手の手を取りそっと結ぶと小さな声で｢ハザマさんが、決めておくれ｣と静かに相手へと決断を任せて。
自分の意思のまま行動しても意味が無いと相手の気持ちを汲むためにと顔を上げ視線を相手へと向けて)

>ラグナ=ザ=ブラッドエッジ
こんにちは、元気かい?熱中症とかにならないようにラグナも気を付けてな。
ハザマさんの事が好きでたまらないからキスしたに決まってるだろう。
(相手の挑発にも慣れてきたのかしれっとした顔で好きだと述べて)
生で見れなくて辛いからせめて写真だけでも拝ませておくれよ…
(スマホを持つ手をがっちり掴んで)
…羨ましすぎてベッドの上でじたばたした。
俺もハザマさんとお出かけしたい、ラグナともしたい。
俺だってハザマさんの護衛がしたい…
(きゃひんきゃひんと今にも泣きだしそうな表情で子犬のように吠えて)
お揃いだろう?共通点があるじゃないか、それだけで十分だ。
それならスーツでも着てみりゃいいだろう?ハザマさんはスーツ以外にあんまり着ないから必然的にお揃いになれる。