エイト 2019-12-31 12:06:35 |
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わっ、こんな大きいのがあったのか。(急に目の前が真っ白になったと思うと、それがモーグリのぬいぐるみだと気が付き思わず声を上げ。柔らかい感触を堪能するように目を閉じてもふもふと抱き着き、ふと相手の方へ目をやると何やらにやついており「な、なんだよ…」と流石に子供っぽかったと思い恥ずかしそうに睨み)
何でもないぞ、と。(明らかに意味深な笑みを浮かべながら、睨まれる事すら楽しげに答え) こいつ、連れて帰るのか?(素直に頷くだろうかと試すような笑みで顔を覗き込み)
えっと…連れて帰る。(楽しそうに笑う相手と腕の中に居るぬいぐるみを交互に見つめ、いつもの自分ならきっと意地を張って要らないと言うがもしかしたら次来た時にはもう居ないかもと考え直し恥ずかしそうに小声で欲しいと述べ)
よし、連れて帰るぞ、と。…といってもこれからあちこち寄るなら持ち運ぶのに不便だからな。予約しておいて帰りにまた寄るか。(素直な気持ちを口にする相手を見て瞳細め、モーグリの頭をぽんぽんしながら購入を決め) でも本当にそれでいいのか?こっちにも可愛いのがいるぞ、と。(そう言って冗談か本気かニヤニヤしながら手にしたのは、同じサイズのトンベリのぬいぐるみで)
そうだな、そうしよう。…トンベリか、そいつは俺の世界に居た隊長を連想させてしまうからやっぱりコイツが良い(チラリとトンベリの方を見て頭に浮かぶのは自分の隊長で、出会った時の悪い印象が未だに根付いておりあまり思い出したくないとばかりにモーグリの方をもう一度見つめぎゅっと抱きしめ)
似てるのか?こいつに?(思いもよらない発言に驚いたように相手とトンベリを交互に見つめ。知らなかったとはいえ、相手の様子から嫌な思いをさせてしまった事を察し、ここは素直に謝るべきだと決まり悪そうな顔をしながらモーグリ抱き締める相手の頭をぽんぽん撫で)悪かった。悪気があったわけじゃないぞ、と。よし、じゃあこいつの会計済ませてくるから待ってろよ。(トンベリを元の場所に戻すと相手からモーグリを受け取って会計を済ませ、モーグリは店で暫く預かっていてもらう事に)
似ては居ない、いつもコイツを連れて歩いていたから。悪い人じゃないとは思うが少し苦手で(頭を撫でられると顔を上げ、気を遣わせてしまったと反省し会計を終えた相手に駆け寄ると人目もはばからず考えるよりも先に体が動いてしまい相手に抱きつくと「ありがとう」とお礼を述べ素早く離れ)
どういたしまして、と。なんて、礼を言われるような事は何もしてないけどな。(会計を済ませれば不意に飛び付いてきた相手を咄嗟に抱き止め。直ぐに離れてしまったが、何となくくすぐったいような気分に駆られ誤魔化すように肩を竦め)
さーて、次はどうする?別の店見てみるか?混まない内に昼にするのもアリだけどな。
うーん、確かに少し時間は早いが先に昼飯にするか(チラリと時計を見て時間を確認し、昼時になると恐らく人が多くなり落ち着かなくなる事を考え)フードコートはこの先みたいだし行くか。
了解だぞ、と。(フードコードに辿り着くと様々な種類があり、何にしようかと見渡し) エイト、何か食べたいものはあるか?特にないなら軽食でも買って外に行かないか?天気がいいから気持ち良さそうだぞ、と。(何か希望があれば合わせるつもりでいるが、良い天気という事もあり、広い場所で一緒にのんびりするのはどうかと提案してみて)
それ良いな、乗った(何が食べたいとかも特に決めていなかった為、相手の提案にその手があったかと目を輝かせ大きく頷き)
じゃあ俺は…ハンバーガーとドリンクにする。レノはどうする?(一通り見て回ると手軽でよく食べる物をチョイスし相手は何にするのだろうと見上げ)
そうだな、俺も同じにするか。ちょっと買ってくるからその辺座って待ってろ。エイトは飲み物何にする?(それなら手軽に持ち運びも出来ると頷き。購入に向かう際、相手の希望を訊ね)
じゃあ飲み物はコーラにする。ありがとう、そこで待ってる。(自分が飲みたいものを指定すると、相手の好意に甘えて近くにあった椅子に座り)
──待たせたぞ、と。行くか。(少しすると購入したものを持って相手の元へ戻ってきて。一緒に外へ向かい落ち着けそうな所はないかと探していると、比較的静かな場所のベンチが空いており) お、あの辺いいんじゃないか?
良いな、ここなら景色も良いし人もあまり居なくて落ち着けそうだ(隣について歩き、相手の指定した場所を見て頷きベンチへと腰掛けると腕を大きく上へ伸ばし「んーっ、何かこういうのも良いな」とほのぼのとした空気に心地良さそうに目を閉じ)
吃驚するくらい平和だぞ、と。こんなに平和でいいのか?(ベンチに腰を下ろすと相手の分のハンバーガーやドリンクを渡し。今までにないくらいのんびりとした雰囲気が未だ信じられないのか困惑したように笑みながら問いかけてみて)
んー、確かに俺達が居た世界にはモンスターも居たし当たり前のように人間同士が争っていたからなぁ…(ドリンクとバーガーを受け取るとお礼を述べ、相手の言葉に前の世界の事を思い出し今いる世界とは真逆で、このままだと平和**してしまいそうだとふと思い「なぁ、俺達ってこのままだと弱くなってしまったりしないよな…?」と不安そうに手に持ったハンバーガーを見つめ)
モンスターはともかく人間同士が争うとは穏やかじゃないぞ、と。ま、こっちも似たようなもんか。どこの世界にも争いはつきものだぞ、と。(ハンバーガーを頬張りながら半ば諦めたように口にし)だらだらしてるだけじゃそりゃ鈍るだろうな。…けどよ、一見平和そうなこの世界にモンスターが出ないとは限らないぜ?こうしている今も突然襲ってくるかもしれないしな。(不安そうな相手をへたに慰めるでもなく意見を述べると、からかい半分に脅すような笑みを浮かべ)
確かに…!急に何かが襲ってきたとしてもレノの事は俺が必ず守る(言われてみれば確かにまだこの世界の事は把握出来ていないのに、平和だと決めつけるには早かったとハンバーガーを一気に口へ放り込み飲み込むと、敵は居ないかと辺りを警戒し相手だけは守ると意気込み)
落ち着けよ、と。取り敢えずこの辺は普段は安全なんだろ。じゃなきゃこんなに人で賑わっていないだろうしな。(真面目性格なのは理解していたが、こうも素直に反応してしまう相手をある意味危険だと再認識し苦笑し。警戒する相手とは裏腹に呑気にドリンクで注文したコーヒーを啜ると、落ち着けとばかりに相手にコーラを差し出して)
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