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助かるぞ、と。(支度を終えたらしい相手が手伝ってくれる様子に穏やかな眼差し向けては自分も必要なものをテーブルに運び着席し、一緒に手を合わせ)いただきます。

(/了解です、ありがとうございます！では今後もよろしくお願いします！)

いただきます……美味しい。レノって本当に料理が上手なんだな(手を合わせた後食事を口にすれば目を見開いて感動し、見た目は派手でとても家庭的には思えなかった相手のギャップに非の打ち所がないとばかりに尊敬の眼差しで見つめ)

そうだ、今日はこの後一緒に散歩だよな？(食事を頬張りながら昨日話していた事を思い出し、余程楽しみにしていたのかソワソワとし)

だろ？俺に出来ない事はないからな。(褒められる程大した物は作っていないのだが、悪い気はしないので調子に乗っておき)
なに浮かれてるんだ、と。遊びにいく訳じゃないんだぜ？どんな場所かもわからないんだからな。(楽しみにしていたのだろうか、何処と無くうきうきとした様子が伝われば、思わず笑いながら食事に手をつけ)

何か妙に納得してしまうのが癪だな。(冗談のようにも見える回答に思わず納得してしまい、肩を竦めて苦笑いし)

あ、そうか…だけどやっぱり一緒に何処かへ出掛けるのって初めてだから嬉しくて(モンスターが出る可能性もある未知の世界だった事も忘れ、相手の言葉で我に返るがそれ以上に楽しみな気持ちが上回っており)

まぁな。お前と一緒なら何処へ行くのも楽しめそうだ。(実は一緒に出掛けるのが楽しみなのは相手だけではないようで、浮わついているのか笑みを浮かべたまま冗談を述べ) 綺麗なおねーちゃんに囲まれながら美味い酒が飲める場所があったら最高だぞ、と。

同じ気持ちで良かった(自分だけがはしゃいでいるのかと内心不安に思っていたが、同じ気持ちだと理解すると安心したように微笑み食事を平らげ「ご馳走様」と手を合わせ)

相変わらず懲りないな、それに俺は酒はまだ飲めないぞ(一瞬ヤキモチを妬きそうになり気持ちを抑えているがジト目になり、自分の年齢じゃ恐らく追い返されるだろうと肩を竦めて)

(何か言いたげな視線を向けられればにやにやと笑みを返し) …そういう反応が見たかっただけだぞ、と。(身を乗りだし素早く唇奪った後、機嫌良さそうに鼻唄を歌いながら食器を片付け)

…レノの意地悪。(一瞬の出来事に目を瞬きさせ、相手の言動を理解すると食器を片付けている相手に背後から抱きしめ「いつか10倍にして返してやる」と負け惜しみにも取れる事を述べ)

そいつは楽しみだぞ、と。(背中に温もり感じる温もりに頬を緩めながら返すと、濡れた手を拭いて振り返り)俺はいつでも何処でも気にしないが、お前は気にするだろうから今のうちにな。(これから外に出る為真面目な相手は人目を気にするだろうと考え、充電だとばかりに抱き締めて)

外出てからくっつきたくなったら…くっついても良いか？(確かに人目につく所で抱き合うのは恥ずかしいしどうしたら良いのかきっと分からなくなるが、いざ抱き締められると外に出てからも温もりが恋しくなってしまいそうな予感がして断られないかと心配そうに見上げて)

俺はいつでも歓迎するぞ、と。(大して気にする質ではないらしく、不安げに見上げてくる相手に笑み返しながら頭を撫でたかと思うと、悪戯っぽく口角上げながら付け加え) 気になるなら人目がつかない場所に連れ込んでもいいしな。

そ、そうと決まれば早く準備して行くぞ(最後の言葉に何を想像したのか頬を赤らめ、気付かれまいと背を向けて)

もう終わりか？つれないぞ、と。(赤くなった事に気付いたのか否か、肩を竦めてわざとらしい口調で残念がり)

うっ…(バツが悪そうに振り返ると下を向いたまま相手に抱きつき「まだ足りない？」と未だ赤みが治まらないままの顔で見上げ)

…足りねぇな。(度々の言動の可愛さにやられつつ見上げてくる相手の頬に触れ、距離を詰めじっと見つめ)

え…っと、じゃあ…(予想外の返答に目を丸くさせた後一度目を逸らし、意を決して背伸びをして相手の首に手を回して触れるだけの口付けをし)

(触れるだけの口づけでは物足りないのか、押さえつけるようにすると悪戯に唇を舐めてやり) …まぁ自分から出来るようになっただけでも進歩か。(名残惜しそうに口にするも妥協したのか離してやって)

恥ずかしいから一々言葉にしないでくれ(唇を舐められた事だけでも十分恥ずかしかったが、追い討ちをかけるように自分からしたという事を言葉にされると限界だとばかりに赤くなった顔を隠すように手で覆い)

…今夜はもっと恥ずかしい事言ってやるし、してやるぞ、と。(羞恥に堪えられないといった様子が可愛いやら楽しいやらで、顔を覆うその手にちゅっと口付けては、面白がって耳元で追い討ちかけるような台詞を囁いて)

そんな事言われると夜が待ち遠しいような、心臓に悪いから夜なんて来て欲しくないような…複雑な気持ちだ(口付けられた手を外すと心臓が持ちそうにないと苦笑いを浮かべ)