ぴーちとちぇりー ( bl / ひぼ )

普段は可愛さの方が勝ってるからな。( くす )まぁ…そりゃあ、かなり安心しましたけど。
ありがとう、俺は魔法使いじゃないからひろみつの魔法はちゃんと自分に掛けといて。( しっかりと手を握り締め )
ひろみつくんの初めて貰っちゃった。( へらり )…なに、照れてんの?じゃあお顔拝見させてもらいまーす。( 口角上げて、覗き込み )

それでも、あんな風に心配して貰ったの初めてだったし。…ちょっと嬉しかった。
( 髪へ指先を絡ませていき毛先を指に巻き付けて弄りながら目を伏せては照れくさそうにはにかんで見せ、動揺を隠せない様子の相手に想定内だったためか何ともいえないような表情を浮かべつつ、伝える事を拒むように口を閉ざすもののゆっくりと開いて話せば小さく微笑み掛け )
…直ぐにってわけじゃないけど、期間が一ヶ月も開くと少しずつ身体が弱っていく。勿論、きたやまに影響はないから安心してくれていいよ。

…それ喜んでいいのか微妙なんだけど。( むむ )だろ？だから寧ろたいすけは自分の心配しなさい。絶対女の子がほっとかねぇもん。…あーやだやだ。( ぎゅう )
うん、ばっちり魔法掛けたからもう離れらんなくなっちゃうかもよ？( 手にぎにぎ )
初めてあげちゃいましたよ、…って、見なくていいしっ。( 慌てて相手に背中を向け )

そ？なら良かったわ。実はすげぇおせっかい野郎とか思われてたらどうしようかと思った。
( 髪に触れる細い指先の感覚を心地良く感じつつ普段はクールな印象の相手が見せたはにかんだような表情が可愛く思えて思わず頰を緩ませ、交わした契約の条件について詳しく聞くと出会った時の様子を思い返し自分の事はともかくはっとしたように相手の腕を掴んで )
え、…って事はたいすけがしんどそうにしてたのって…！もう大丈夫なの？…もっかい、しとく？
( 口付けが回復に繋がるならこれ以上身体が弱ってしまわないようにと心配そうに問い掛けながら相手の唇に視線を向けて )

可愛さだけ、なんて言ってないんだしいいだろ？( ふふ )…俺？少なくとも女の子は知らないけど、俺はひろみつしか見えてねぇからな。( むぎゅ )
寧ろ有り難いんですけど？…なんなら、お前から離れないって誓ってやろうか？( 柔らかい笑み溢し )
なんだよ、自分は散々見てたくせにー…。( そっと後ろから抱き締め )

そんな風になんてこれっぽっちも思わなかったし、大丈夫だよ。
( 髪をくしゃりと撫でてやりゆっくりと手を下ろし相手につられるように頬を緩ませていれば、不意に腕を掴まれて僅かに目を見開かせつつ相手の言葉に耳を傾けながら向けられた視線に漸く理解し、安心させるように小さな笑みを溢して )
もう大丈夫、それに…そんな簡単に自分売っちゃダメだろ。…って、俺が言っても説得力ないけど。…どうしてもって言うならして貰おうかな、なんて。

…まぁ、そーだけど。( ふむ )ほんとかー？…綺麗なお姉さんに誘惑されても揺らがねえ？( ちらり )
じゃあ、…ん。( 小指差し出し )
お、俺は、いーんだよ。( 苦し紛れにぽそっ )

ん、安心した。
( 優しく髪を撫でられるとほっとしたように答えつつ、両手で相手の二の腕辺りを掴んだまま顔を近付けると真剣な眼差しで見つめながら )
…ばか、そんなの聞いたら誰でも心配になるっつーの。先に言っとくけど、これは俺の意志だかんな。
( 念を押すように予め一言断ってから身長差を埋める為に両脚の踵を上げ軽く背伸びをし、そのままそっと相手の唇に自ら口付けをして )

揺らがねぇよ、お前が良いから声掛けたんだし。他見てる余裕ねぇから。( へら )
指切り？…嘘吐いたら針千本も呑まされんの？( 小指同士絡め )
何だよそれ、なら俺も次から見せないかんな。( 意地悪っぽい笑み浮かべ )

( 掴まれたままの腕に視線を落として相手と交互に見つめつつ、次第に距離を詰められていき不思議に思い首を傾ける一方で相手の意図が分かり、出逢ってから今に至り大分楽になった身体に"大丈夫だ"と伝えようとしたものの重なった唇によって呑み込まれてしまえば不覚にも頬へと熱が集まるのを感じつつただただ唖然として )
いや、けど…今は本当に…。

ん、綺麗なお姉さんの誘惑に負けたら必殺きたやまパンチだかんな。( 拳しゅっしゅっ )
誓ってくれるんだろ？だったら針飲まなくていいから大丈夫じゃん。( 絡ませた小指を上下に揺らし )…はい、ゆーびきった。
えっ、やだ。それはやだ！( 慌てて振り返り )

…なんだよ、俺からのちゅーは不服ですかー。
( ちゅ、と軽くお互いの唇を触れ合わせてから顔を離すと勇気を振り絞っての行動だったにも関わらずどこか反応の薄い相手を見て拗ねたように唇を尖らせ、じっと恨めしそうな視線を送りながら文句をぶつけようとするも相手の頰が少し赤く染まったように見えて思わず言葉の途中で小さく首を傾げ )
大体なぁ、俺はお前の為を思って…ん？たいすけ、何か顔赤くね？

え、それってすげぇ痛いやつじゃね？( 頬引きつらせ )
…じゃあさ、こっちにも誓わせろよ。( 小指に視線向けつつ、相手の手を取り薬指を指差し )指輪は付けてあげられないけど。
やーっと顔見れた、ほんと強情だよな。( 頭ぽん )

…いや、そういうわけじゃ…ないけど。
( 暫く押し黙っていたもののはっとしたようにふと我に返り、どうにか思考を巡らせて左右に緩く首を振りながら言葉を述べては指摘された頬を腕で覆い隠すと同時に顔を背けつつ、先ほど口付けを交わした時より何処と無く落ち着いている相手に腑に落ちない様子でぽつりと呟いて )
だ、大丈夫。大したことないから…つうか、何でそんなあっさりして…。

ん？何なら試してみる？( 首傾げ )
…指輪なんていーよ。ただお前が側に居てくれたら、それだけで。( 薬指に視線を向けつつぽつり )
うっ、しまった…！( 悔しそうに撫でる手を見上げ )

そういうわけじゃないけど、なんだよ。
( 先程とは反対の立場になると顔を背けてしまった相手から視線を逸らす事なく言葉の先を更に追求しつつじりじりと距離を詰め、当然自身も緊張しながらの口付けであったものの相手の為を思えば抵抗も少なかったようで動揺の色が濃く見える様子にかえって恥ずかしくなってしまいようやく視線を落とすとぽそっと小さく呟いて )
…俺だって別にあっさりって訳じゃ、ねぇけど。お前が、弱っちゃうと嫌だから。

…いや、遠慮しとく。( 左右に首振り )
目に見えないものだけど、俺の想いはずっと変わんないから。お前が好き。( 薬指に唇を寄せてそっと口付けを落とし )
んな顔しても可愛いだけだからな。( くすっ )

…いきなりだったから、驚いたってっていうか。なんていうか…。
( 相手との立場が逆転したかのように距離を縮めてくる相手に動揺を隠せないあまり、しどろもどろと曖昧な言葉を紡ぎつつ先ほどと様子が変わり呟かれた言葉にちらりと視線を向けては、次第に小さな笑みを溢して腰に腕を回していきしっかりと抱き締め )
もう大丈夫だよ、今のキスのお陰もあるし。…ありがとな。

ふは、冗談だって。お前の事信じてるし。( ぎゅ )
…、あー、何かやばい。幸せ過ぎてさ、ちょっと泣きそうなんだけど…。( 口付けを落とされた薬指をじっと見つめ、泣き笑いの表情で )
…っばか、可愛くねぇから。( ぷい )

お礼なんていいよ、とりあえずお前が元気になってくれて良かった。
( 珍しくしどろもどろになっていた相手の腕の中へ包み込むように抱き締められると自らも応えるように背中に腕を回し確かめるようにぎゅ、と力を込めてみて、相手の力になれた事を嬉しく思いつつも他に適任がいくらでも見付けられたのではとふと思い浮かんだ素朴な疑問を少しばかり遠慮がちに投げ掛け )
…けどさあ、せっかくちゅーしてもらうならもっと、せくしーで綺麗なお姉さんとかにすれば良かったのに。その、…俺でいいの？マジで。

そりゃ良かった、信じてくれてなくても裏切るつもりはないけどな。( むぎゅ )
…そん時は誰にも見えないように隠してやるから。( 頭をくしゃりと撫で )
はいはい、そういうことにしといてあげる。( 頬に口付けを落とし、リップ音を立てて )

…つっても、先にしちゃったの俺だしな。
( 背中へ回されたた腕に頬を緩ませて肩口に顔を埋めては、ふと投げ掛けられた言葉に不思議そうに首を傾けて相手の意図を探ろうと思考を巡らせつつ、先ほど自らとった行動を思い返し次第に笑みを浮かべながらゆっくりと想いを伝え )
お前は十分魅力的だし、何より俺がきたやまを選んだんだから。今さら後悔するかよ。…大体、何のために契約したと思ってんだか。

たいすけなら信じられるんだよなぁ、不思議と。( ぎゅう )愛の力ってやつ？
…うん、さんきゅ…。( 肩口にぽすんと顔を埋め )
っ、な、何だよ、その上からな感じ…！( 頰を押さえつつ悔しそうに )

だってたいすけなら選び放題じゃん、絶対。…普通何で俺なんだろって思うっしょ。
( 契約を交わす人物を探すには自分でなくとも相手ならばそれ程不自由はない気がしてぽつりと正直に思ったままを呟きながらも選んでくれた事がどこか嬉しくもあり肩口に顔を埋めた相手の髪を片手で優しく撫でてみて、ふと耳に届いた言葉の真意が気に掛かり僅かに首を傾けながら )
…ん？何の為に、って…身体が弱っちゃうからとか、そういうのじゃねぇの？

まぁ、俺は嬉しい限りだけど。( 頭撫で )愛の力は偉大だからな。( ふふん )
どういたしまして。( 背中擦ってやり )
そんな悔しいなら言い返してみれば？( へらり )

どうかな、そもそも俺にはお前以外選択肢無かったからさ。…直感ってやつ。
( 困ったような笑みを浮かべつつ、万が一候補が別に居たとしても相手を選んだだろうという思いが強くやんわりと否定するものの、悪戯っぽく笑ってみせ何度も頭部へと触れた相手の手が髪を撫でては心地よさにそっと目蓋を閉じ、問いに対して小さく口を開きぽつりぽつりと本音を溢し )
それなら本当に誰でも良かったっつうの。…お前の寂しそうな顔が頭から離れねぇんだよ。だから、傍にいてやりたいし、俺もきたやまと離れんの嫌だから…契約した。

たいすけって何か安心感あんのよ。一緒に居ると落ち着くっつーか、こう…心がほかほかする感じ？いやー、愛の力ってすっごいね。( へら )
…たいすけに泣かされた。( 顔埋めたままくすん )
ばーかばーか、たいすけのばあーか。( あっかんべ、子供 )

直感、ねえ。まぁその辺は俺と変わんないか。
( 自身もまた明確に言葉に出来るような理由は持ち合わせていなかった為妙に納得して頷き、髪を撫でると心地良さそうにしている相手を可愛らしく思いつつぽつりと小さな声で告げられた言葉が耳に届くとまるで告白のようなそれに思わず熱が上がるような感覚を覚えては少しばかり頬を染め指摘しかけるもすぐに恥ずかしくなって首を横に振り )
…何かさあ、それって…や、なんでもない。

…ありがとーございます。( ぺこ )俺も同じかな…まだそんな経ってない気するけど、ずっと一緒に居たんじゃないかってぐらい居心地良いし。一緒にいる時間が何より楽しい。
え、…身に覚えないんだけど。( 瞬き繰り返し、動きを止め )
…それで？言いたい放題言われて俺がただ大人しく黙ってるわけない事ぐらい、分かってないひろみつじゃないよな？( 含み笑い溢し )

そうだな…具体的じゃねぇけど、一番しっくり来るな。
( 相手から紡がれていた言葉に根拠はなかったものの同じ言葉を発しては次第に相手の想いが伝わるのを感じて妙に納得でき、引っ掛かっていたものが取れて安堵したように息を吐きつつ相手の体温が心なしか少しばかり上がったように感じて、気にかかりながらもとぎられた言葉に思わず眉尻を下げ )
…なんだよ、言い掛けて止められると気になるだろ？そこまで言ったんなら言えよ。

…！またそういう嬉しい事をさらっと…ほんっと敵わねぇよなぁ。俺もさ、お前と話すのがすげぇ楽しくて、だからお前も楽しんでくれてたらいいなって思ってて…うん、安心した。
いーや、たいすけが悪い。…幸せ過ぎて泣けて来るってやばくね？絶対お前のせいだ。( 片目ごしごし )
うっ…。( 嫌な予感 )な、なんだよ、やんのかこのやろー。( さっと壁に隠れながら )

いや、何でもない。全然何でもない、うんマジで。
( 途中で言うのをやめた言葉の先は自分でも恥ずかしいもので言うのも憚られ慌てたように身体を離し熱くなった頰を冷ますように片手でぱたぱたと顔を扇ぎながら答えると、丁度いいタイミングでスマホから普段よく使っているメッセージアプリの通知音が鳴りそちらへと視線を向け。そこから短い間隔で立て続けにメッセージの通知音が鳴ると何事かとソファに放り出したままのスマホを拾い上げてその内容を確認し )
…げ。やばい、今日文化祭の準備あんの忘れてた…！俺学校行かなきゃ、…ってたいすけどーする？家に居る？
( 友人からのメッセージで今日の予定をすっかり忘れてしまっていた事を思い出すと再び相手の方を振り返りながら声を掛けて )

それはお互い様だろ、俺だってお前には敵わないし…。何にせよ楽しんで貰えてんなら何よりだわ、俺も安心しました。
俺もわりとジワジワ来てるけどな。つうか、泣かれるとどうしていいか分かんなくなるから、泣くなって…。ほら、擦ると腫れちゃうだろ？( やんわりと腕掴み離させて、そっと目元に触れ )
何もやんないけど？…あれ、ひろみつくんもしかしてビビってんの？( くす )

そう言われると意地でも言わせたくなるんだよなー…。
( 先ほどの相手の口ぶりから恐らく自身が告げた言葉に対してだろうとおおよその事は分かりつつ、具体的な内容までは知る事が出来ないためじっと相手を見据えて問い質そうとするものの、ふと耳にした聞き慣れない音に小さく目を見開いては疑問に思いつつ相手の反応から音の正体が拾い上げられた物だと理解し一人納得し、投げ掛けられた言葉に冗談混じりに返してへらりと笑い )
さすがに着いて行くわけにもいかないしな…まぁ、俺はいいけど。…此処で大人しくお前の帰り待ってるよ。

ん？たいすけも？( きょと )うん、すっげぇ楽しい！こんなに話してて楽しくてわくわくすんの、お前が初めてってくらい楽しい。( るん )
…うー、ごめん。( 困らせないように涙を堪えてきゅっと唇を噛み )
っ、び、ビビってなんかねぇし！( 慌 )

だめだめ、もうお口チャックしたから。…っと、電話だ。あー、もしもし？ごめん今起きた、これから行く！
( こちらも意地でも言うつもりはないらしく冗談混じりに自分の口をチャックで閉めるような仕草と共に答えてみせると手に持っていたスマホが今度は着信を知らせて鳴り響き、先程のメッセージの送り主からだと分かると一旦出て用件だけの短い通話を終えた後に家で待つと言う相手の方へと歩み寄り )
…んー、全然一緒に来てくれてもいいんだけどたいすけつまんねぇかなー…。１人で大丈夫？留守番出来る？
( 相手を心配するあまりまるで母親のような口調で問い掛けながら顔を覗き込んで )

そ、何だかんだ俺よりも一枚上手だし。( ふふ )俺もすっごく楽しい。言葉選びも下手くそだし、ちゃんと伝わってるか不安な時もあるけど。俺がひろみつのことを大好きだって想いは変わらないし、お前の嬉しそうな顔とか見るだけで幸せ過ぎて泣きそうな時あるんだよ。( はにかみ )
いや、無理に泣き止まなくてもいいけどさ。自然体なお前が好きだし。( 目元にそっと唇を触れさせ )
ふーん…じゃあ、遠慮なく。( じりじりと距離詰め )

ふは、なんだそれ、…。
( 頑なに口を割らない相手に肩を竦めて苦笑いしつつ、可愛らしい物言いに小さく吹き出しては手に取った物を耳へと当てて話す相手を見て僅かに得ている知識で状況を把握し咄嗟に口を閉ざして、話し終えた相手が歩み寄ってきた途端に何処と無く心配そうな様子を見せて問えば、思わずぽつりと呟くものの考えるような素振りを見せながら次第に悪戯っぽく笑い )
…俺はお前が居ない方がつまんないけど。…留守番出来そうにねえや、こっちの事あんまよく分かんないし。きたやまに会いたくなってあちこち出歩くかも…。

まーね、愛情なら俺の方が１枚上手かな。( どや )全然そんな事ねぇよ、俺たいすけの言葉とか、仕草とか雰囲気とか…すげぇ好きだけどな。…それにそうやってちゃんと、気持ちを言葉にして伝えてくれるじゃん？だから俺、安心出来るし、幸せだって思う訳で。感謝してんの、これでも。( こそ )
っ、泣かねえ、きたやまくん男だから。( 思わずドキっとしてしまうも必死に堪えて )
うわわ、何だよこっち来んなよっ。( 慌てて壁に身を隠し )

…何かちょっときゅんとする、それ。
( 相手の素性を知った為に勝手の違う環境では色々と不慣れな事も多いだろうと心配して問い掛けてみたものの思わぬ呟きが聞こえて来るとまるで自分と離れるのが心細いと言われたような気がして嬉しくなりこっそりとそれを小声で吐き出して、続く言葉には見る見るうちに焦りの表情を浮かべがしっと相手の手を掴みながら )
えっ、お前そんな事して迷子にでもなったらどーすんだよ。…やっぱダメ、もうたいすけも俺と一緒に来い。な？
( 暇を持て余してた相手が慣れない外をうろついている間に此処へ帰って来られなくなってしまったらと思うと気が気ではなく、半ば強引に一緒に付いて来るよう話を進めては懇願するようにぎゅっと手を握って真剣な眼差しで顔を見上げ )