ぴーちとちぇりー ( bl / ひぼ )

よっしゃ、俺とくべつ〜。( がっつぽーず )なーなー、たいすけさん。そんな訳であっという間に100まで来ましたよ。きたやま嬉しいっすよ。大好きだ！( 喜びのあまりがばっと抱き着き )
じゃあなんで目逸らすんだよー。…落っこちそうになって髪とか掴んだら絶対怒られそうなんだけど。( ぼそ )
くっそー、絶対当ててやるからな！…いつか。( 自信なさげ )俺だって、…たいすけが笑ってくれたらそれだけで幸せだし。胸きゅんさせ過ぎだからほんと。
あー、じゃあどんぐりもよろしく。ま、例え迷子になってもたいすけなら絶対見付けてくれるって信じてるけどね。( ふふ )

…、んんー…。なんだこれ…？
( ソファに横になったまま心地良さそうにすっかり眠ってしまっていたものの翌朝になってふと目を覚まし、もぞもぞと気怠そうに上体を起こすと布団代わりに掛けられた上着の存在に気が付くもそれは自分の服ではなく一瞬不思議そうに首を傾げて。寝起きの為まだ覚醒しきらないぼんやりとした頭で暫く考えると徐々に昨夜の出来事が思い出され、それがようやく頭の中で繋がったのかいつの間にか寝てしまっていた事が分かると弾かれたようにきょろきょろと室内を見渡しては昨日一緒に居た相手の姿を探し )
っ、やべ、寝てた…！たいすけ…っ。

俺にとってもひろみつは特別だから、あながち間違ってないかもな。
案外早いものでしたねー、嬉しい限りです。俺の方が大好きだよ、これからも宜しくな。( 腰に腕回して抱き締め、笑み溢し )
ひろみつくんが見てくるからですー。…ハムスター相手に怒るとか、どんだけ器小さいんだよ俺。( ふは )
しょうがねぇな、じゃあヒントやるよ。一つ目の意味はそのまんま可愛いから、二つ目はそれに近いけどもっと特別感のある言葉かなー…。( ふふ )…それ聞いただけで十分幸せだわ。そしてその言葉はそっくりお返ししますよ、ひろみつくん。死因がきゅん死に、とか笑えない。
りょーかい。まぁ、絶対見付け出せるって自信しかないしな。( 得意気に )


( ソファの背もたれに背を向けるように座り込み多少丸くなるように眠っていたところ、何処か焦りを感じるようにも聞こえた相手の声にうっすらと目蓋を開いて軽く目を擦っては、振り返るように後ろを見つめ背もたれに腕を乗せながら顔を覗かせつつ、ぼんやりとした視界の中で相手を見つけくすっと可笑しそうに笑い )
…心配しすぎ、ここ…いるけど?

好きな人の特別になれるってこんなに嬉しいんだなー。…ん、俺の方こそ。これからも一緒に居てくれたら嬉しい。(嬉しそうにぎゅっと抱き締め返して )まぁ、俺の方が大好きだけど。 ( どや )
怒んない？…多分にかいどうあたりに見つかると捕まってえらい目に遭いそうだから、たいすけかくまって。( こそ )
特別感のある言葉…？なんだろ。( 真剣な表情で考え込み )えっ、ダメ。たいすけが死ぬとか絶対ダメ。許さねぇもんそんなの。( むぎゅう )
ん、早く見付けろよな。…お前が居ないと、落ち着かねぇし。( 小声 )

おっ…たいすけ居た、良かった〜…。
( 自分が寝ている間に相手が居なくなってしまっていたらと考えが過ぎり慌てた様子で室内を見渡しているとすぐ近くで聞き覚えのある声が聞こえて来てそちらに目を向け、ソファの背もたれから顔を覗かせるのを視界に捉えた瞬間安堵してほっと胸を撫で下ろしつつ自身も背もたれに腕を乗せて覗き込むようにしながらバツが悪そうに眉を下げ謝罪の言葉を口にし )
…つうか、そんなとこで寝てたの？ごめん、何か俺完全に寝てたっぽい…。

そうだな、好きな人が出来るのも素敵な事だと思うし。そういう意味でも、出逢いには感謝しないとな。嫌だ、つっても離れてやんねぇよ。離すつもりもないからな。( 小さな笑み溢し )
怒んないよ。…それは想像がつくな、そもそも捕まらせないけど。( へら )
なんだろうなー…。バカ、死なねぇよ。ものの例えだっつの。( ぎゅっ )
俺こそ心配過ぎていてもたってもいられねぇよ。( 頭くしゃり )

勝手に居なくなったりしないっての。
( 安心した様子が見て分かり柔らかい笑みを溢して相手の頭へと手を伸ばしていき、優しく撫でてやりつつ先ほどとは打って変わった表情に首を傾けていれば、紡がれた言葉の意味を少しずつ理解して困ったような表情を浮かべながら述べ、次第に安堵したような息を吐き )
…さすがにソファで二人は寝れないしさ。ベッドで寝かせようかとも考えたけど、勝手に彷徨くのもな…って。ぐっすり眠れたんなら良かった。

そうだな、たいすけが俺を見付けてくれた事に感謝しないとだ。( こく )…俺だって離れてなんかやんないからなっ。( ふん )
だろ？あいつ絶対俺のしっぽ掴んで遊んだりするよ。( 想像してびくびく )
んんー…特別、特別…好き、とかそういう…？( 遠慮がちにちらり )分かってるけどさあ、…俺を置いて先に死んだらきたやまおこだかんな。( むぎゅう )
…ありがと、たいすけも大概俺に甘いよな。( へら )

ん、…安心した。
( こちらへ伸ばされた手が優しく頭を撫でてくれるとその心地良さから安堵したように目を細めつつ、住人である自分が先に寝てしまった事で気を遣わせてしまった事実を申し訳無く感じては部屋の隅にある愛用のベッドに視線を向けながら )
俺は全然いいんだけど、…たいすけベッド使ってくれて良かったのに。眠れなかったんじゃねぇの？…あっ、あとこれ、さんきゅ。
( その体勢ではゆっくり眠れなかったのではないかと相手の身体を心配し問い掛けると眠っている間に掛けてくれたのであろう上着を軽く畳んで手渡し )

俺はお前が選んでくれたことに感謝だな。( ふむ )…言ったな?ならしっかり捕まえとくわ。
んなことさせねぇっつの、絶対触れさせねぇから。( おでこちゅっ )
んー…限りなく近いんだけど、惜しいな。やっぱ難しいか。( 眉尻下げ )死なねぇし置いても行かない。つうか…ひろみつこそ、おこじゃ済まねぇかんな。( ぎゅー、じっ )
…まぁ、惚れた弱みってやつだな。( 頬ぽり )

そりゃあ何よりだな。
( 大人しくされるがまま相手の表情に頬を緩ませてくすっと笑いつつ、何処かを見つめるその視線に不思議そうに首を傾けたもののベッドの位置が確認出来れば納得した様子で相槌を打ち、多少身体に痛みを感じつつもさほど影響もなく眠っていたため少し砕いて伝え相手が寝ていたのをいいことに事実とは異なった事を話して意地悪げな笑みを溢し )
いや、俺もわりと眠れてたし大丈夫。つうか、お前がソファで寝てんのにベッド使うわきにもいかねぇだろ。…どういたしまして、しっかり握って離さなかったからさ。無理矢理取るのも可哀想だなー…って。

ふは、俺にはもったいないくらいの人ですよ。まぁ捕まえてなくてもどこも行かないけど、ね。( こそ )
…お…、じゃあ、俺もたいすけのポッケでおとなしくしとく。( 額を押さえて照れ笑いしつつ )
近い？近い？うわー、当ててぇな〜…！なんか、自分で言うとあれだけど、…いとおしい、とか？( ぽつ )俺は大丈夫、たいすけ俺が居ないと寂しいっしょ？どっこも行かねぇから安心しろ。( ぎゅっ )
そんで心配性だよな、意外と。( ふふ )

えっ、マジ？
( 返答を聞いて内心安堵しつつもその後で思わぬ言葉が耳に届くと目を丸くさせながら相手の顔と掛けてもらっていた上着とを交互に眺め、眠る寸前の自分は夢心地だったせいか記憶には一切残っていない為どうやら無意識の内の行動だった事を悟ると一気に申し訳ないやら恥ずかしいやら色んな感情が湧き上がり。堪らず手渡そうとしていた相手の上着を引き戻しては顔を隠すようにしてそれを自分の頭に被せ )
…っ、うーわー、ごめん！目離すとたいすけ居なくなっちゃう気がして、…その、無意識に掴んだの、かも…。
( 慌てて謝罪の言葉を口にした後思い当たる理由をほんの小さな声で打ち明けて )

いえいえ、ひろみつくんこそ俺には勿体なさすぎる人ですよ。目離したらぱーってどっか行って直ぐ迷子になりそうだけどな。( へら )
そうして、たまーに外にも出してやるからさ。( 小さな笑み溢し )
…正解はー…いとおしい、でした。ちゃんと当てられたじゃん、偉い偉い。( ふふ )そうだな、ちょっと寂しいかも。けど、ひろみつも寂しがりだからなー…傍にいてやんねぇと。( むぎゅ )
お前危なっかしいからさ、目が離せないんだよ。( ふい )

( コロコロと変わる表情に何処か楽しそうに口角を上げて眺めつつ、さすがに意地悪が過ぎたかと訂正しようと口を開きかけて上着を受け取ろうと手を差し出していたものの、すっぽりと隠れるように頭に被った姿を見て何度か瞬きを繰り返しては、聞こえてきた言葉に嬉しさを感じつつも次第に申し訳なくなり頭を掻いて上着をそのままに相手をそっと抱き寄せ )
何も言わずに出て行くかよ。…悪い、ちょっとおふざけが過ぎた。俺が自分で掛けただけなんだ、ごめんな。

んー？俺はお前がいいの。ってちっちゃい子供かよ！どこも行きませんよーだ。( むう )
おう、…俺がポッケにいる事忘れて潰すなよ？( 念の為ぽそっ )
おっ、当たり？よっしゃー、当たった！( 両手でがっつぽーず )これ、はずしたら超恥ずかしいパターンのやつ。( ふは )…そーだよ、お前が居ないと俺も寂しいですよ。悪いかーっ。( むぎゅう )
そんな危なっかしいかなー、謎。( きょとん )

うっ、…何か俺すげぇかっこ悪くね…？
( 居た堪れなくなって咄嗟に相手の上着で顔を隠してしまったもののそのまま抱き寄せられると不思議そうに隙間から少しだけ顔を覗かせ、謝罪の言葉と共に真実を伝えられると先程自身が発した言葉が酷く恥ずかしく思えて表情を見られないようにと再び上着の中に隠れながら )
くそー、騙された…。けど、上着…ありがとな。
( 悔しそうに呟くも相手の気遣いは素直に嬉しく、小さくお礼の言葉を付け加えて )

…そういうのさらっと言っちゃうんだよな…。俺からしてみれば子供なんですー。( べっ )
忘れるかよ、第一お前がじっとなんてしてらんないだろ?( 肩竦め )
ひろみつなら当ててくれると思ってた。…って事で、ご褒美どうぞ。( 両手広げ )外したら外したで、真っ赤なひろみつくんを眺めとくかな。…悪いわけねぇだろ、寂しがりのひろみつの為にも居なくなんないから心配すんな。( ぎゅー )
ふわふわしてるし小さいから、幼子にみられて変なのに絡まれそうだし。

俺は嬉しい事聞けて良かったけどな。
( 被ったままの上着で相手の表情が読み取れないものの満足そうな笑みを溢して、上着越しに頭を優しく撫でてやりお礼を伝えられて嬉しげに目を細めては、次第に薄い壁を感じ始めた上着の裾を緩く摘まんで下へと引っ張りながら眉尻を下げていき、もどかしさに思わずぽつりと呟き )
いーえ、思いの外すっぽり収まってたから安心した。…で、いつまで隠れてんの?そろそろ寂しいんですけどー。

だってほんとの事だし。( さらり )…え、じゃあたいすけってロリコンなの？( 真顔、じぃ )
わっかんねぇよー？たいすけのポッケが気持ち良くてすやすや寝ちゃうかもじゃん。
…！( ぱぁっ )やった、ご褒美もーらい。( 駆け寄って広げられた腕の中に飛び込み )…当てたは当てたで、いとおしいとか結構照れるけど。( ぽそ )ん、たいすけがそう言ってくれるとすげぇ安心する。ありがと。
あー、誘拐とか？って、小さくねぇし！( うがーっ )

…っ、う、やだやだ。今俺の顔見んなっ。
( 上着で視界は遮られている為相手の表情こそ読めないものの思いがけず嬉しいと言われ優しく頭を撫でられるとどこか気持ちが和らいでいくのを感じ、しかし頭に被った上着の裾が引っ張られるのに気が付くとどんな顔をしていいか分からず慌てた様子で取られないよう上着をぎゅっと両手で掴みながら制止して )

…俺だってお前がいいし。( ぽつ )へっ…?いやいや、内面の話だし俺にんな趣味ないって。( 左右に首振り)
その時はその時で、小さな重みに気付くし。
可愛過ぎ、これ以上惚れさせてどうすんの。( 受け止めて腰に腕を回し、しっかりと抱き締め )
俺はそんなひろみつくんが見れたんで、当てて貰って良かったわ。( くす )どういたしまして、お互い寂しがり屋同士だし心配無さそうだけどな。
そ、あー…ごめんごめん。ただちょっとめり込んでるだけだよな?( ふは )

…ふーん、じゃあ出て来てくれるまで外の風にでもあたってくるかな…。
( 上着を被ったまま一向に出て来る気配のない相手にどうしたものかと首を捻らせて思考を巡らせつつ、頑なに上着を掴む姿を見て苦笑いをし困ったような表情を浮かべていれば、口角を上げて何やら企むような笑みを溢しながらふと思い立ったように呟いてみせて相手から距離を取るようソファを下りていき、数歩離れた距離で様子を伺い )

ん？今なんて？( 顔近付け )なーんだ、それならいいけど。俺より若い子に行かれても困るし。( ぽそ )
ふは、俺のこと起こさないようにそーっと動いてるたいすけ想像するとちょっと和む。( 思わず笑みを零して )
もっともっと惚れていーよ、俺的には大歓迎だし。( 抱き締められると嬉しそうにすりすり )
…当てたのに、なーんかたいすけに上手くやられた感じ。( 悔しそうに見つめ )うんうん、俺達って結構似てんのかもな。
そーだよ、めり込んでるだけ。だから誘拐なんてされませーん。( えっへん )

あっ、たいすけ…。
( 相手が立ち上がる気配を感じすっぽりと頭に被せた上着からもぞもぞと顔を覗かせると頭巾のように軽く頭へ被せたまま後を追うようにソファから立ち上がり、少しだけ離れた場所に立つ相手の元へとすぐに歩み寄っては何か言いたげな表情できょろきょろと視線を彷徨わせつつ服の裾をきゅ、と掴んで )
…そんな格好だと、風邪引く…。
( そのまま暫く黙っているも上着を脱いだ相手は軽装であり外の冷たい風に当たってしまうと体調を崩してしまうのではと心配そうに小さく呟いてから手を離し、被っていた上着を返そうとして )

だから…、俺もお前がいいんだよ。( 頬ちゅっ )生憎、お前しか見えてないし興味も無いんで。( へら )
自宅なら極力、座ったままで動かないようにするかもな。( ほくそ笑み )
もう既に、どうにかなっちゃいそうなぐらい惚れてますけど。( 片手髪に触れさせながら指先で弄り )
内緒にしたままの方が良かった?( 含み笑い )似てないとこも含めて好きだけど、やっぱ似てるとこあるのはすげぇ嬉しい。
寧ろされそうになってたら、俺がしとくわ。( さらり )

…ふは、やっぱ無理。俺の事ばっか心配し過ぎだろ。
( 思いの外行動に出る相手に小さく目を見開かせつつ、暫く何もせずじっと眺めて相手の言葉を待っては何度目だろうか、自身の身を案じるような発言に瞬きを数回繰り返し次第に込み上げて来るものを感じて、口元に手を当てるものの堪えきれず小さく吹き出してしまえば相手へ手を伸ばしていき両手を頬へと添え )
…やっと顔見れた。お前が出て来たのに何処か行く必要ねぇだろ?

っ、さんきゅ…。( 頰押さえつつ、同じように相手の頰に軽くちゅっ )んじゃ、…余所見禁止な。
たいすけ優しい、リスきたやまは幸せですなー。ふふ。( 肩にこてん )
ふふん、どうにかなっちゃったら俺が責任取ってやるから安心したまえ。( 得意げ )
んー、…内緒もやだ。( ぽそ )基本的には似てねぇとこばっかだけど、気持ちは一緒だもんな？
えっ、そこは助けろよ！( びし )

っな、何で笑うんだよ…！
( 自分としてはあくまで真剣に相手の事を気遣っているつもりが何故か小さく吹き出して笑う姿を見ると悔しそうに唇を尖らせむっとした表情を浮かべるも、ふとこちらへ伸ばされた相手の手が自身の両頬を包み込むように優しく触れると一瞬きょとんと目を丸くさせた後で視線を逸らしながら小さく呟き )
…なーんか、また騙された気がする…。

どーいたしまして。( 嬉しそうに頬に触れて )…お前こそ、余所見せず俺だけ見てろよな。
リスきたやまだけ?…ウチのひろみつくんは?( 頭ぽん、ちら )
じゃあ…安心して責任取って貰いましょうかね。( ふふ )
なんだよ、それ。( ふは )んー…どうかな、俺の方が好きだって気持ちはでかいからなー…。なんて。( へら )
冗談だって、ちゃんと助けてやるよ。…大切な人だし?

ごめん…、つい。
( 悪気無さそうに小さな笑みを溢し尖った唇を親指でそっと撫で下ろしつつ、頬を包む両手をそのままにゆっくりと顔を近付けていき額同士をこつ、っとくっ付ければ至近距離で見つめながら何処か楽しげな様子で小さく笑うものの、次第に目を伏せていきぽつりと述べて )
…言ったろ?そんな良い奴でもないんだって。

余所見なんかする暇ねぇくらい、たいすけくんに夢中なんですけどー。( じぃ )
知りたい？知りたい？( くふふ )
おう！でっかい愛で包んでやるよ。( 自信満々に言い放ちむぎゅっ )
内緒は内緒で気になるじゃん。( むむ )いーや、俺だってお前の事すっげぇ好きだし。負けねぇぞ？
…！大切な人とか、言われると何か、ときめいちゃうんですけど、たいすけさん。( 照れた様子で俯き )

つい、…じゃねぇし…っ。
( 謝罪の言葉に反して悪気の無さそうなその笑みに対し悔しそうに文句を言おうとしてみるも頰に両手を添えられたままの状態で相手の顔が近付いて来てお互いの額が触れ合うと驚いたように目を見開いて思わず言葉を飲み込み、至近距離に映る相手の表情をまじまじと見詰めてはぽつりと呟かれた言葉の意味を探ろうと口を開いて )
…、何それ、どーいう意味？

それならよろしい。これからも俺に夢中になってて下さーい。
…知りたい、です。( ぽつり )
おっとこまえだな、頼もしいわ。( ふふ、ぎゅっ )
まぁ、それもそうだな。( ふむ )…滅茶苦茶嬉しいんだけど…、ただこれだけは譲れないから。大人しく負け認めろよ。
だって本当の事だし。俺にとってひろみつは何よりも大切な人なんで。( 緩く抱き締め、小さな笑み溢し )

…ほんと、見てて飽きねぇな。
( 何度会話を交えても直ぐ様切り替わるように表情が変わる相手に、柔らかい笑みを溢して小さく呟きつつ触れ合っていた額を離すよう少しばかり距離を取り、相手をじっと見据えては先ほどと同じように距離を詰めていき唇を重ね合わせて、触れるだけの口付けを交わしリップ音を立てて離し )
…これで分かっただろ。気を許し過ぎてるからこうなんだよ。

悔しいくらい夢中だっつの。( ぼそ )
ふふ、良かろう。…お前のひろみつくんも幸せだってよ。( こそっと耳打ち )
だろ？惚れ直してもいいんだぜ。( ぎゅう、ふふ )
いーやだ、認めない！お前こそ素直に負けを認めろ。( ぴしっ )
…ちくしょー。嬉し過ぎるだろそんなの。( 腕の中で幸せそうに頰を緩ませ )

…っ！な、お前、今…っ。
( じっとこちらを見据える視線から目を逸らす事も出来ず真っ直ぐに相手を見詰めているとその距離が次第に縮まって柔らかな唇が重なり、あまりに予想外の出来事に思わず一瞬何が起きたか分からず目を見開いたまま硬直して。少しの時間を要してからようやくキスをされたのだと思考回路が追い付いたのかぱちぱちと動揺したように瞬きを繰り返しては微かに頰が熱くなるのを感じつつ口元を片手で押さえながら )
…、意味分かんねぇんだけど…。

ありがとう、それ聞けただけですげぇ幸せだわ。
…ホントに?それなら、まぁ…良かったです。( 顔に熱が集まるの感じて、片手で覆い隠し )
既に惚れ直してますー。( むぎゅ )
俺だってやだね、いくらひろみつ相手でもこれだけは勝ってるって胸張れるから。( へら )
喜んで貰いたくて言ったわけじゃないけど、やっぱ嬉しそうにされるとこっちまで嬉しくなるな。( 頭撫で )

子供にはまだ早かったな。
( 相手の様子に満足そうな表情を浮かべて頬を緩ませつつ、小さく口を開いては閉じてと何度か繰り返すものの後頭部を乱暴に掻き乱して一息吐いては、空いている相手の手を取り優しく握り締めながら視線を落としゆっくりと相手へ戻しつつ、眉尻を下げていき切なそうな笑みを溢して )
…恩返しついでに、少し俺のこと話してやってもいいよ。勿論、お前が聞きたいならだけど。