ぴーちとちぇりー ( bl / ひぼ )

お？奇遇ですねたいすけさん。って…なーんで目逸らすんだよ。( 視線の先に回り込み )
ほんと…っ、お前、不意打ちずりぃぞ。( 照れながら鼻押さえ )
初耳じゃねぇし！どっからどう見ても男の中の男だろー。( ふんっ )まぁ…たいすけも同じなら、許してやらなくもない。

…たいすけって優しいのな。
( 試しにと自分も焼きおにぎりをぱくっと口に入れ、もぐもぐと頰に詰め込んで咀嚼してみると咥内に苦味が広がりそれを褒めてくれた相手の気遣いを感じて小さく呟き。他の賄いにも手を付けた上で焼きおにぎりが一番だと言ってくれる相手が続けて呟いた言葉を拾うと、他の賄いも食べ進めて行きながらんー、と暫く考えて )
じゃあさ、今度はたいすけの為に作ってやるよ。…って言っても、あんまり長く居られないか…。
( 提案してみたのはいいものの何処となく寂しそうに小さく付け加え )

この無自覚ちゃんめ、誰のせいだと…。( じと、相手の目元に掌乗せ )
お前も散々やってたんだけどね。仕返しだよばーか。( 悪戯っ子のような笑み浮かべ )
…言われてみればそんな気もしなく、ない…?( 頭の先から足元までじっと眺め )
同じに決まってんだろ。不意突かれる度にドキッとするし、なにしても大体可愛いから心臓ばくばくだっつの。( ふい )

え、そんなこと…ないと思うけど。
( 食べ進めていく中でふと耳にした聞き慣れない言葉に小さく目を見開かせつつ、次第に照れくさそうに目線を落とし頬に感じた熱を冷ますべく飲み物をと何口か煽り喉を潤わせていれば続いて聞こえてきた言葉に自然と笑みが溢れ )
そうだな…。だから…こうやって一緒にいる間に、きたやまくんの得意料理食べさせて貰いたいな。

うわっ…たいすけ、たいすけー、前見えない。( おろおろ )
何だよ仕返しって。( むっとしつつ腕を引いて軽くほっぺちゅ )…ふん、仕返しの仕返し。
な、何だよ、まじまじ見んなよー。( じぃ )
…なあ、それさらっと言ってっけど俺の方が照れる…。( 思わず俯いて )

優しいよ、だってこいつめっちゃ苦いじゃん。
( 残りの焼きおにぎりをぱくっと口の中に放り込んではやはり焦げた味の強いそれを褒めてくれた事に優しさを感じて素直に思ったままを伝え、同じように飲み物を一口飲んで喉を潤し。隣に座る相手とはまだ出会ったばかりというのに別れを思うと何故かきゅっと胸が締め付けられるようで、思わず視線を落とし膝の上で手を握りながら頷くと小さな声で呟き )
…ん。ここで良かったら、好きなだけ居てくれればいいからさ。

見えなくても目の前に居んの俺だけだし、大丈夫だろ?( ふふん )
そのまんまの意味…。( 目を見開かせて頬を押さえ )…お前さ、人にズルいとか言ってたくせに…反則だろ。
やっぱり、女の子寄りな男の子じゃね?( くす )
さらっと言わねぇと照れくさいんですー。( 両手で顔覆い )

…それでも、俺はこの焼おにぎりが好きだし。料理が出来ない俺からすれば、誰かのために作れるのってちょっと羨ましいな…。
( 見た目はさほど気にならない焼おにぎりは味こそ店で出せる物ではなかったものの、気遣った部分を除いてもまた食べてみたいと思う事が出来たため思いを伝えては、料理以前に器具さえ扱う事の出来ない自身との差を非常に感じる相手にぽつりと本音を溢しつつ、相手の様子に眉尻を下げて困ったような笑みを浮かべながら膝へと置かれている手に掌をそっと重ねて )
…見ず知らずの奴に気を許し過ぎ、だから心配なんだよ。俺が嘘吐いて利用しようとしてるだけならどうするの?

むむ、…じゃあほんとにたいすけか確かめるからぎゅーして。( 両手広げ )
ふふん、俺の勝ち〜。( きたやまぴーす )
男だっつーの、どう見ても男だろー！( うぎぎ )
ふは、自分で言って照れてんじゃん。( 両手で顔を隠す様子に思わずくすくす )

俺も普段はほとんどやんないんだけどね、男の一人暮らしだし？でもバイト始めてからちょっと覚えた！
( 相手の言葉に自身も飲食店でバイトを始める前は同じような状態であった事を伝えて簡単な物から少しずつではあるものの料理を覚えていった事を話し、膝に置いた手にそっと掌を重ねられると微かに目を見開いては視線を上げて真っ直ぐに相手の瞳を見据えながら話に耳を傾け )
…でも、たいすけそんな悪い奴に見えねぇんだもん。
( 根拠こそないものの目の前に居る相手は自分に嘘を吐いているようには見えず、微かに唇を尖らせ拗ねたような表情で小さく呟いて )

でも俺、片手塞がってるからなー…。( へら )
やられた…ほんっと敵わねぇ。( むっ )
はいはい、そういう事にしときますよ。( 頭撫で )
…調子に乗ってんのも今のうちだからな。( 指の隙間からちらり )

まだ子供なのに、色んな事頑張ってるんだな…。
( 外見こそ未だに幼く感じさせるものの中身は年相応なものなのか、よく考えている相手に暖かい眼差しを向けて小さく呟きつつ絡み合った視線と何度脅し文句のような発言を述べても繰り返される言葉に、ゆっくりと重ねていた手を離しては )
そんな良い奴でもないけどね。今だって、タイミングを見計らってるだけかも。きたやまくん一人ぐらい担いで連れ去る事も出来るし。…そんな奴、本当に信用出来んの?

じゃあ、…手ぎゅってして。( 片手差し出し )
あ、悔しそーな顔。( 頰つんつん )
何その上からな感じ！( むっすー )
んー？別に調子なんか乗ってねぇもーん。

だーから、もう子供じゃねぇんだって。
( 子供を褒めるような言葉に思わずくしゃりと笑ってしまうもゆっくりと重ねていた手が離されるとじっと脅し文句のような相手の言葉に聞き入り、それでも表情は変える事なく小さく首を傾けながら )
…たいすけはさぁ、俺に怖がって欲しいわけ？なーんか、お前見てるとほっとけねぇんだもん。それじゃダメ？
( 素性のよく知れない相手を自宅まで連れて来た理由は自分でも上手く説明出来ないものの、不思議と相手に対して恐怖心や警戒心は少しも抱く事なくソファに座って脚をぱたぱたとさせながら問い掛けてみて )

しょうがねぇな…。( 相手の手を取り指先絡めて強く握り締め )
こらっ、やめなさい。( 手ぺち )
リスみたいな顔しないの、…ちゅーするよ。( じりじり )
んじゃあ余裕ぶっこいてるわけか、へぇー…。( 含み笑い )

ふふ、俺からしてみればまだ全然子供です。
( 向けられた笑みにつられて小さく笑ってしまいつつ、問いに対して返ってきた言葉に思わず言葉を失って押し黙り、暫くして深い溜め息を溢しては頭を乱暴に掻き乱すものの、何ともいえないような表情を見せてぽつりと述べつつ途端に背もたれへと手をつきながら距離を詰めて不敵な笑みを浮かべ )
ダメかどうかなんて、俺が決められる事じゃないじゃん。…寝首狩られても…今更文句言えねぇよ?

…ん、たいすけの手っぽい。( 手にぎにぎ、へらり )
いて、なんだよ〜。( ぶーぶー )
リス？…だったらちゅーよりどんぐりくれ。( 冗談混じりに笑って片手差し出し )
んな事ねぇし、…俺だって結構ドキドキしてんのよ？これでも。( 本音をぽつり )

そういや、たいすけっていくつなの？
( これまでに交わしてきた会話の流れや見た目から自分よりも年齢が上である事は判断出来るものの具体的な歳は聞いておらずふと気になったように尋ねてみて、暫く押し黙っていた相手の手がソファの背もたれに掛かり突然お互いの距離が縮まると驚いたようにきょとんと目を丸くさせてはぱちぱちと数度瞬きを繰り返し )
…大丈夫だよ、俺がお前の事連れて来たんだし。追い出したりしねぇから。

…っぽい、じゃあ俺かどうか分かんないじゃん。( 苦笑い )
俺で遊んだお前が悪い。( べー)
ちゅーは要らねぇからどんぐり寄越せと、ふーん。…どっかに落ちてんの拾えば。( へら )
お互いドキドキしてるわけか、悪くないな。( ふむ )

んー…幾つぐらいに見えてる？
( 相手の年齢を遥かに上回った実年齢を伝えるわけにもいかず外見年齢を伝えようとしつつ、相手にどう見えているのか少々気にかかり問いかけては、挑発的な発言に対して的外れな返答どころか自身の身を案ずるような言葉に僅かながら瞳を揺らし )
なんでそこまで俺の事なんか…自分の心配しろよ。状況分かんねぇの?

んー、やっぱりハグして。ハグ。( 再度腕広げ )たいすけ見えないと寂しいぞー。
いいじゃん、愛情の裏返しよ？愛情の裏返しー。
あ、ひでぇ。( 頰ぷくー )
うん。お互い様って事。たいすけから返事来るといっつもわくわくして画面開いてる。( へら )

そうだなぁ…20代前半くらい？
( 問いを返されると改めて相手の顔をじっくり眺めた後で自分なりに予想した年齢を答えつつ、近しい距離に映る瞳を真っ直ぐに見詰めていると僅かにその瞳が揺れたような気がして思わずそっと片手を伸ばしてぽんぽんと優しく頭を撫で )
言っただろ？なーんか、たいすけ見てるとほっとけぇって。…それに俺そんなやわじゃねぇから、大丈夫。

それ言われちゃうと、ねぇ…。( 目元から手離し腰に腕回して緩く抱き締め )…ほら、これで見えるだろ?
それなら、まぁ…許してやんなくもないか。
いっそハムスターでもいいか、ヒマワリの種なら買って来てやるよ。( くす )
それ嬉し過ぎんだけど…!俺はひろみつくんから来た返事は、何度か読み返してます。返事来るまで待ってんのもすげぇ楽しいけどね。( ふふ )

そっか、それなら悪くないな。
( 自分では当然分からないため相手から告げられた年齢に満更でもない様子で何度か頷き返し自然と頬を緩ませつつ、頭へと触れる優しい手つきに不思議と安心感を抱いて無意識の内に入っていた肩の力を抜いては、そのままもたれ掛かるように肩口に額を乗せてぽつりと呟き )
なんだよ、それ…。そんな頑丈でもねぇだろ、人なんて案外脆いし…。

ん、やっぱこの方が落ち着く。( ぎゅっと抱き着いて嬉しそうに相手を見上げ )
ヒマワリの種とか絶対バカにしてんじゃん。( むすっ )
読み返してくれてんの？嬉しいけど何かそれ、すげぇ恥ずかしいな。( 照 )確かに、返事待ってる間も楽しい！そういう風に思える相手って貴重だよなぁ。たいすけ、いつもありがとう。…って、嬉しいからちょっと素直になってみた。( へへ )

え、結局いくつだよー。…お…？
( 相手の反応から見て予想よりもう少し上なのかと首を捻り正確な年齢を知りたくて答えを催促してみるも、肩口に額を預けるようにしてこちらへ凭れ掛かって来た身体を自然に支えると子供をあやすように後頭部をぽふぽふ、と撫でてやりながら )
だーいじょうぶだよ、きたやまくんはタフに出来てるから。…何があったかは知らねぇけどさ、ここに居てちょっとでも気が紛れるならって思って。あ、頼りねぇとか言うなよな。
( どうすれば相手に安心してもらえるか思案し言葉を選びながら気持ちを伝えると冗談交じりに一言付け加えて笑みを零し )

可愛い…、狙ってねぇのがまたズルいんだよなー…。( ぎゅっ、柔らかい笑み)
リスは良くてハムスターはダメなのかよ。( ふは )
ひろみつの可愛いところ巡りしてんの。仕草とか言葉とかね。可愛いとこばっかでちょっと困ってるけどり( へら )それは何よりです。大切にしたいな、この出逢い。…いつも素直で可愛いじゃん。俺の方こそいつもありがとう、ひろみつ。これからももっと好きになって貰うから、ちゃーんと着いて来いよな。

ご想像にお任せしまーす。
( 相手の反応を見て満足そうな笑みを浮かべて軽く受け流しては、一定のリズムで頭を撫でられ心地好さに目を細めていきつつ、出逢って間もないにも関わらず親身になってくれている相手に対して未だに素性を明かせていない自身を比較し、少しばかり罪悪感を感じるものの紡がれる言葉に次第に頬を緩ませて )
頼りなくなんかねぇよ、十分過ぎるほど頼もしいじゃん。…まだ恩返し出来てないし、このままお別れってのもちょっと寂しいからさ。もう少しの間だけ此処に居させて。

…そーんな優しい顔して抱き締めてくれちゃうたいすけの方がずるいと思う。( 腕の中でぽつり )
まぁ、リスでもハムスターでも別にいいんだけどね。たいすけがちゃんと面倒見てくれるんだろ？( にっ )
あのさあ、たいすけさん。そのー、可愛い言い過ぎじゃないっすかね…。( 頰ぽり、照 )けど何かすっげぇ嬉しくて、何つーの？らしくもなくふわふわしちゃってるわ。もっと好きになったらどうなるんだってくらい。…だからふわふわしてそのままどっか行っちゃわないように、しっかり掴まえといて。( きゅっと手を握りながら )

じゃあ、意外とおっさんなんだって思っとく。
( 答えをはぐらかされてしまいつまらなそうにむっとした表情を浮かべるもせめてもの仕返しにと冗談めかした一言で応じ、柔らかい髪を撫でる感覚が何とも心地良く一定のリズムで優しく撫で続けているも伝わって来る相手の温もりやふわりと鼻腔を擽る香水のようなどこか甘い香りに眠気を誘われたのか撫でる手の動きは徐々にゆっくりしたものへと変わって行き微かに瞼が重たくなり始めて )
…ん、気が済むまで、ここに居てくれたら、いーよ…。
( うとうとと心地良い眠気を感じながらも聞こえて来た言葉は嬉しいものであり、思わず安心したように表情を和らげて )

そんな顔させてんのはひろみつくんなんだけどね。( 顔覗き込み、へら )
そりゃあね。ただ、甘やかし過ぎてご飯とか食べさせ過ぎたりしそうなんだけど。
そう?けど、俺の言う可愛いには二つ意味があるから使い分けてんのよ。( ふふん )なるほど、ふわみつになってるわけね。けど、そうだな…今でもすっげぇドキドキさせられててヤバいのに。これ以上好きになったら心臓飛び出ちゃうかもな。…万が一どっか行っても迎えに行くし、迷子になっても帰って来られるように目印置いとく。( 指先絡みてしっかりと握り返し )

それはそれでちょっと…いや、でもなー…。まぁ、いいか…。
( やられたと言わんばかりに乾いた笑みを溢しつつ複雑そうな表情を見せるものの、何処か否定してしまえないような気になり渋々ながらもぽつりと呟いては、次第にゆったりとしていく手つきに顔を上げてちらりと見つめたところ、何処と無く眠たげな声と表情に小さな笑みを浮かべて頭をそっと撫でてやり )
ありがとう…。良い子はおねむの時間かな…俺の事気に掛けてばっかで疲れただろ?ゆっくり休めよな。

なに、俺見てそんな優しい顔してんの？…罪なやつめ。( じぃ )
ふは。食わせ過ぎるとぽちゃみつになるぞー。( けらけら )寒くなって来たからたいすけくんのポッケに入れてもらお。
ん、２つ？どういう使い分けしてんの？( 首傾げ )そうそう、たいすけが嬉しい事ばっか言うからふわみつくんになっちゃったよね。…うん、俺もたいすけの心臓が飛び出ないように見張ってなきゃなんないから。( しっかりと手を握り返しつつちらり )…目印ってどんなの？

否定しねぇんだ…？ふふ。
( 悔し紛れに返した言葉で予想以上に怯むのを見ると思わず小さく笑みを零しつつ頭を優しく撫でてくれる手に安心感は増しより一層穏やかな眠りに誘われてゆっくりとした瞬きを繰り返し、頭を撫でていた手からも力が抜けて行き背中の辺りまで下ろしてはふらりと何処かへ行ってしまいそうな相手が目を覚ました時も傍に居てくれるようにと願うかのように無意識にきゅっと指先で軽く服を掴んではそのままこてんと相手の方へと身体を預けるようにしながら )
…んん、…たいすけ、どこも…行くなよ…。

そりゃあ好きな奴の前なら誰だってそうなるだろ。( 頭ぽん )
ぽちゃ、って表現はいいけど実際はただのデ…太っただけだもんな。( 誤魔化し )大人しくしてるならね、動き回って落ちても危ないし。
それは…ひろみつくんが当ててみて下さい。( ふふ )ひろみつも嬉しい事ばっか言ってくれてんじゃんか。
じゃあ、しっかり見張ってて貰おうかな。( 小さく微笑み )…気になる?恋文書いてヒマワリの種でも添えとこうかな、と。

きたやまくんよりは断然おっさんだしね。
( 何ともいえないような表情を浮かべつつ相手の様子を見て不思議と悪い気もせず、つられるように小さく笑って返しては衣服を緩く引っ張られるような感覚に目線を落とすものの、相手の仕業だと分かり思わず頬を緩めながら途端に此方へと傾いた身体をしっかりと支えて耳許で囁き掛けるように言葉を紡ぎ )
…大丈夫、俺はここに居る。置いてきぼりにして、勝手に何処か行ったりもしないから…。

そんな顔見れんの俺だけだったりすんのかなーって、若干自惚れそうだわ。( ちら )
おいちょっと待て。今デブって言い掛けただろ。( じー )たいすけくんの肩に乗っけてもらうのもいいけど、落っこちたら迷子になりそうだからなぁ。
えー、それ難しくね？( うーむ )たいすけも嬉しいって思ってくれてるならきたやまは幸せですよっと。
ヒマワリの種とラブレター？…ふふ、おっけ。もし迷子になったらそれ探す！

ずいぶんかっこいいおっさんがいるもんだな〜。
( 眠そうな瞳に映した相手は同じ男から見ても端正な顔立ちをしていておっさんという言葉からは程遠い存在に思えると素直な感想をそのまま口にしつつ、眠気のせいか頭がぼんやりとして相手の声も少し遠くの方で響くような感覚に陥るも耳元で囁かれた言葉は確かに耳に届き安心したように服を掴んでいた手からも力が抜けて )
…ん…、よかった…。
( 今にも閉じてしまいそうな瞼を何とか開けようと堪えていたものの相手の言葉を聞いてほっと安堵した瞬間一気に瞼が重くなり、遂にその瞼が完全に閉じられると身体を相手に預けたまま緩やかに眠りへと落ちて )

当然だろ。そもそもこんな顔にさせてんのはお前なんだし。( へら )
…んなことないって。( ふいっ )肩?その時はしっかり支えとくし、大丈夫だろ。
簡単だと当てて貰う意味ないじゃん、精々頑張りたまえ。( ふむ )そんな事言ってくれるけどさ、俺の方が幸せだから。ひろみつが楽しそうに笑ってるだけできゅん、ってなるし。( ふふ )
まぁ、迷子にならないに越した事はないけど一応な。…なんならどんぐりも付けとく?

そうかな、おっさんじゃなきゃ嬉しい言葉聞いちゃった。
( ふと耳にした単語に嬉しさを隠せないあまり弾んだような声で述べ、既に半分夢の中に入りつつある相手の髪に指先を絡ませるように撫でながらも小さな重みが増したのを感じて察し、様子を伺うように顔を覗き込んでは幼子のような寝顔にほくそ笑みを溢して背中を支えつつ、ソファから下りて相手をゆっくりと横にさせ上着を掛けてやり額に口付けを落として )
…おやすみ、きたやま…。