匿名さん 2022-10-04 22:05:25 |
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「そう?…じゃあ、俺リビングで仕事してるから、来たくなったら来ていいからね」(部下は、一緒に来ないのかと思えば、青年に伝えて、リビングのソファーに座って仕事を始めて。天使の兄は、スーパーに着くと中に入り、鮮魚コーナーに行くと、どれにするか見つつ、「何匹くらいいるんだ?」と尋ね。一方、天使は『ううん、俺も恋人にしてくれてありがとう』と微笑みながら伝えては、相手の頬にキスをして)
『今いるのは10匹だよ』
(猫はどの魚にしようかと考えながらそう話すと、『これがいい』と気に入った魚を指さして。一方、自分は涙目になりつつも「…俺、今すっごい幸せ」と微笑んで)
「俺にはどれがいいかわかんねぇから、お前が選んでやってくれ」(天使の兄は、苦手なものや、与えてはいけないものものもある為、猫に選んで欲しいと言い。一方、悪魔は「色々あったけど、俺達もすげぇ幸せ」と少し潤みかけながら言い、相手の涙を拭ってあげ)
『…わかった』
(猫はせっかくならいい物を買ってもらおうと思い、次々とカゴに入れていくと『じゃあよろしく』と頼んで。一方、自分は彼に涙を拭ってもらうと「…ごめんね」と謝りながら彼を抱きしめて)
「よし、じゃあ会計しに行くか」(天使の兄は、次々に入れられるのを見ては、そろそろいいかと思い、レジに行って会計をして。一方、悪魔は、「もっと幸せにしてやる」と言い、天使も悪魔の言葉に同意して、相手の手を握り)
「…ありがとう」
(猫は相手から目を逸らしつつそう礼を言うと、奪うように魚の入った袋を受け取り路地裏の方へと急ぎ。一方、自分は「これ以上幸せになったらダメになっちゃうなぁ」と困ったように微笑んで)
「あ、おい待て!!」(天使の兄は急いで向かう猫を慌てて追いかけ、路地裏へ向かって。一方、悪魔は「いいじゃん、ダメになっちまえ!」と楽しげに笑いながら言い、天使は『ネイを1番幸せにするから!』と自慢げに言い)
『…お前ら、魚もらったぞ!』
(猫は路地裏に着くとそこにいた猫たちにそう声をかけ、猫たちが近寄ってくると1匹ずつ手渡していき。一方、自分は「ダメになったらアンたちのここ支えられないもん」と困ったように笑い)
「…アイツらに伝えとくか」(天使の兄は、猫たちの様子を見つつ、携帯を取り出して、恋人に商店街の奥にある薬屋に行って欲しいとメッセージを送り、恋人はそのメッセージを見れば元悪魔に伝え。一方、悪魔は相手の言葉に楽しげに笑っていて、「そっか、じゃあネイがダメにならないくらいにしないとな」と言い)
「…薬屋、ですか 」
(元悪魔は聞き込みで得た情報を纏めていたが、彼女の話を聞けばそう呟き「丁度次の店ですね、行ってみましょう」と向かい始め。一方、自分は「そうだよ、ダメにしないで!」と頬を膨らませ)
「…すみません、少しお話を伺いたいのですが」(恋人は、何かあるのだろうと思いつつ、元悪魔と共に行き、中に入ればそう声をかけて。一方、天使は『んー…ダメにならない程度に幸せにするって、なんか難しいね』と言い)
「…直接的な危険はなさそうですが、念の為彼に関する記憶は全て消しておいてください」
(元悪魔は薬屋の店主の話を聞くと、少し妄想癖があるのかと考え彼女にそう耳打ちをし。一方、自分は「えっと、つまり…アンたちが全部やるんじゃなくて、俺にも何か手伝わせてってこと!」と伝えて)
「…うん、わかった」(恋人は薬屋の店主の話にあまりよくないなと思っていれば、元悪魔から耳打ちされた言葉に小さく頷いて、気を逸らすように話をしながら青年に関する記憶を全て封じて。一方、天使は『そっか、じゃあ、色んなこと、いっぱいしようね!』と言い、笑顔を見せ)
「…それでは、失礼いたします」
(元悪魔は彼女が記憶を封じたことを確認しては頭を下げてから店を出て、「これで終わりですか…」と溜息をつき。一方、自分は「あ…でもせっかくだから今日は、全部アンたちにエスコートしてもらおっかな」と笑顔を見せる天使の彼の頭を撫で)
「…お疲れ様、後はどうだったかを彼に伝えてあげて、終わりかな」(恋人は力を使って回ったため、少し疲弊しているものの、元悪魔に微笑みながら言って。天使の兄は、帰る前にと近くのスーパーで、協力してもらっている恋人や元悪魔にお礼で渡すスイーツを何個か購入し。一方、自分たちは相手の言葉に少しきょとんとしたが、すぐに笑顔になり、悪魔は「何しようかな」と楽しげに呟いて)
「…タクシーを呼びましょうか」
(元悪魔は彼女の様子を見ては携帯を取り出しタクシーを呼びつけ、「私が魔法を使えないばかりに…申し訳ございません」と眉を下げて。一方、自分は楽しそうに「今日はまだ全然時間あるからさ…もう1回外行ってもいいし、映画の続き見てもいいし!」と伝えてみて)
「謝ることないよ、ロイさんがいてくれたから、私も記憶を操作できたんだもん」(恋人は元悪魔の言葉に首を横に振って、信頼している元悪魔がいるからこそ、遠慮なく力を使えたと言い。一方、天使はどうしようかと悩んだが、思いついたのか顔を明るくさせながら、『じゃあさ、猫カフェ行こうよ、3人で!』と提案して)
「レイラ様は私の相談も受けてくださりましたし…余計にお疲れでしょう」
(元悪魔は肩を小さくしつつそう呟き、タクシーが到着すると先に彼女を乗せてから相手の実家へ向かい。一方、自分は「あ、それいいね!じゃあもう行こうか」と鞄を手に持って)
「私でよかったら、いつでも相談乗るからね」(恋人は、タクシーに乗れば、そう伝えては、そのまま眠気から、眠ってしまい。一方、悪魔も鞄を持つと相手の手を握りながら家を出て、天使もワクワクとしながら向かっていて、『また、猫ちゃんたちにおやつあげたいなぁ』と呟いて)
「!…ジュリアス様、先程仕事が完了いたしました。これから戻ります」
(元悪魔は眠ってしまった彼女を見ては驚くも、その頭を自身の頭に乗せてやれば相手に電話をかけそう伝え。一方、自分は「だね、俺も楽しみ!」と微笑み店に着けば早速説明を受け中に入り)
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