匿名さん 2022-10-04 22:05:25 |
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「そうか、ご苦労だったな。こっちは早く終わったから、家で待ってる」(天使の兄は、買ってきたスイーツを冷蔵庫に入れて、ソファーで情報を纏めていて。一方、悪魔は中にいた猫たちに目を輝かせて、ソファーに座ると数匹の猫が擦り寄ってきて、撫でていて、天使は一匹の猫を抱き上げると相手の膝に乗せてあげて)
「…到着しましたよ、起きてください」
(それから少しして、家の前に着けば代金を支払い彼女の肩を揺らして。一方、自分は目を輝かせながら膝上の猫を撫でては「レンよりも毛が長くてふかふかだぁ…」と呟いて)
「んん…ごめん、寝ちゃってた」(恋人は元悪魔に起こされ目を覚まし、申し訳無さそうに謝っては、タクシーから降りれば、家の中に入り。一方、悪魔は猫を撫でていれば、擦り寄ってきて可愛いなと思いつつ、それを撮っていて、天使は店員に言ってお菓子を貰うと、早速あげて)
「いえ、お気になさらず」
(元悪魔は微笑みながらそう告げると彼女の後に続き家に入り、「ただいま戻りました」と相手に声をかけ。一方、自分は「おやつ食べてるの可愛いね」と天使の彼に集まる猫の頭を撫でて)
「おかえり、どうだったんだ?薬屋はどうだったんだ?」(天使の兄は、2人を見てはそう言って、疲れた様子の恋人をソファーに寝かせて。一方、天使は順番にと思っていたが、すぐになくなり、『もうないよぉ』と猫たちに言い、悪魔は「すげ、一瞬じゃん」と言い)
「特に直接的な攻撃性はありませんでしたが…レンさんと特段仲が良いわけではなさそうでしたので、記憶は全て封じてあります」
(元悪魔は聞き込みの結果を相手に渡しつつそう説明をしては、「これで、少しは落ち着くと良いのですが…」と呟いて。一方、自分は「そんなに腹減ってたのかな?」と猫たちの顔を覗いてみて)
「そうか、まぁこれだけしたんだ、暫くは大丈夫だろう」(天使の兄は、元悪魔から聞いた結果をパソコンで纏めておきつつ、大丈夫だと思うことを伝え、「さっき、お前とレイが好きそうなスイーツをお礼に買っといた。好きに食ってくれ」と冷蔵庫を指しつつ言い。一方、自分たちの周りにいた猫たちがにゃーにゃーと鳴き始めれば、悪魔もおやつを貰い、猫にあげては目を輝かせて、「こいつら、食ってるとこすげぇ可愛いな」と呟いて)
「わ、私の分まで…何から何までありがとうございます」
(元悪魔は自身の分もあると聞けば申し訳なさそうに眉を下げつつもそう礼を言い、自分は「…ここにいるのレンに見られたら怒られそうだなぁ」と笑いながらも彼がおやつをあげているのを見ていて)
「お前にも手伝ってもらったからな」(天使の兄は聞き込みを手伝ってくれた2人へのお礼だと言い。一方、天使はその様子が簡単に想像でき、くすくすと笑い、悪魔はあげ終わると、猫を自分の膝に乗せれば、猫はすぐに匂いをつけるように身体を擦り寄せていて)
「…実は、お昼にレイラ様に相談に乗って頂いたんです」
(元悪魔は椅子に腰をかけながらも先程の恋愛相談のことを話し、「それで、明後日お会い出来ることになったんです!」と嬉しそうな様子を見せ。一方、自分は最初は微笑ましく眺めていたものの、段々と嫉妬の感情が芽生えてきては猫に対抗するように彼に擦り寄って)
「!そうか、よかったじゃねぇか」(天使の兄は、元悪魔の話を聞いては、無意識に嬉しそうな声で言い、「明後日、楽しんでこいよ」と伝え。一方、悪魔は擦り寄ってくる猫を撫でていたが、突然相手がすり寄って来ると驚いて、「どうしたんだよ、そんな急に甘えてきて」と言い、天使は猫に指を舐められ、『すご、ざらざら!』と楽しんでいて)
「はい、ありがとうございます!」
(元悪魔は相手の嬉しそうな声を聞けば目を輝かせながら礼を言い、自分は「…そいつがアンに匂い付けてたから、俺も付ける」と更に擦り寄って)
「お前も疲れただろ、しっかり休めよ」(天使の兄はまとめ終わればそう言ってパソコンを閉じ、青年に電話をかけて、簡単にしたことを伝えておき。一方、悪魔は「じゃあ、帰ったらいっぱいつけて、ネイの匂い」と相手に耳打ちして)
「…はい、レイラ様はお泊まりになられるのですか?」
(元悪魔は相手に撫でられると急激に眠気が襲ってきたが、彼女を家まで送り届けなくて良いのかと心配になればそう尋ねてみて。一方、自分は顔を真っ赤にさせると「う、うん…」と天使の彼の方を向いてしまい)
「ああ、今日はこのまま泊める」(天使の兄は、頷きながら泊めると伝えて、恋人の髪を撫で。一方、天使は不思議そうにきょとんとして、『ネイ、顔真っ赤だよ?どうしたの?』と心配そうに尋ねて)
「…では、お先に失礼いたします」
(元悪魔は後のことは相手に任せてもいいだろうと考え、ぺこりと頭を下げてはそのまま部屋へ戻っていき。一方、自分は「…な、なんでもない」と消えそうな声で呟いては誤魔化すように猫の頭を撫でて)
『?変なの』(天使は、相手の様子に不思議そうにしては、そう呟き、猫を撫でていて、周りの客に、イケメンな双子だの、猫にもモテてるだのという、噂話され)
…アンたち、もうちょっと俺の方寄って
(自分はふと周りの人間が彼らのことを噂しているのに気がつくと、2人の腕をグイッと引っ張り眉間に皺を寄せながらそう告げて)
…、指輪が気になるの?(突然相手の方に腕を引かれ、驚いたがすぐに噂話されている事に気付き、悪魔が猫に話すようにして周りにアピールしていて、天使も『この人とお揃いなんだよ』と話していて)
…あ、アン、そろそろ出よ?
(自分はこれで周りの人間も諦めたかと思いきや更に興味を持ってきていたため、仕方なく2人にそう耳打ちをしては自分の膝に乗っていた猫の頭を撫でてやり)
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