【〆】孤独が

【〆】孤独が

匿名さん  2021-08-25 21:44:33 
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此方、心当たりがある方だけどうぞ。
よろしくお願いいたします。

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  • No.81 by 参加希望  2021-09-01 11:05:36 

(遅くなりました、すみません!大丈夫ですよ!いつもありがとうございます、よろしくお願いします。)

  • No.82 by 参加希望  2021-09-01 15:11:30 

(/※訂正です。逃げ出す方と逃げ出さない方二つのルートにしてみました。理想的な方を選んでいただけたらと思います...。)


三谷戸徹
〉犬飼さん
はい。
(ジロジロ見ていたわけではないが振り向かれ一瞬心拍数が上がってしまい気持ちを悟られたのではないかと不安が渦巻く。しかしそれは取り越し苦労だった事が囁かれる言葉で分かり安堵しながら頷き返し。切ない気分になる。嫌いあってるわけでもないのに、どうしても薄いベールが二人の間にあるような見えない心理に気持ちがはやってしまい目が離せなかった。瞳の中にある瞳孔に写る自分の顔が見えるくらい見つめてしまった、どうすればいいのかわからない。向けられる笑顔に心臓を捕らえられたと錯覚するほど胸が締め付けられ自分が今どんな表情をしているのか、ただ熱くなった顔は紛れもなく彼の眼前にあり次第に羞恥心に染まってしまい。)
今日は、来れてよかったです。そう思えるくらい素敵なショーでした。犬飼さんも俺も濡れてますね、大丈夫ですか?
(つい先程抱いた気持ちを静かに伝えるように返しておく。嘘ではないのだが意識をしてしまってどうにも記憶が曖昧なまま上の空で呟いたようになって。散らばった水滴の跡に気付いたが彼が気にしているふうでもないのでそこまで深刻な状況ではないのだろうか。一度尋ねてから顔を見る。直ぐに逸らして服に視線を向け落ち着かない気分になるのを防ぎ、今の自分は自然に振る舞えているかと考えていた間に人集りは自分と彼の二人だけになっていた。)
このまま、二人きりの世界に行けたらいいのに。は?俺何言ってんだか。はは、忘れて下さい。
(声に出ていた。自分の声がいやに脳内に響き聞かれてしまったと焦りながら大量の冷や汗が身体中を濡らしていく。口元に手をやると手先が異様に冷たくなっていることに気づきその温度で顔に熱があるらしいことが分かって。おかしなくらいに震える手が恥ずかしい、見られている事もこの場にいることも恥ずかしくて後ろ足で数歩下がりあやうく濡れた床で滑りそうになった。咄嗟に手すりを掴んでことなきを得たが、この空気をどうするかを冷静に考える。館内放送で閉館時間まではもう少し余裕がある事がわかり、行きましょう、となにもなかったように接しているうち次第に動機も静寂を取り戻し。)

  • No.83 by 匿名さん  2021-09-01 21:19:20 

片岡
亜口さん→
………あー…いや、起きてる。…眠れないのか…?
(不安で、身を起こして彼の姿を確認しようとするも、そうする前に彼の声が聞こえたのでホッとして、静かな部屋に響いた会話を続けた。もしかして、眠っている間に寝言なんかを言ってしまって、彼を起こしたのではないだろうか、と下手な発想力を働かせるがなんの意味も無く。
反応する際、何か言おうとしたが、こんな歳にもなって怖い夢を見てしまって不安だ、と言うのも子供のようで止めた。その代わりに、彼との会話を少しだけ長引かせようと、彼に質問を投げかける)
………おやすみ
(それすらも終われば、あとは特に言う事もないし、彼を無駄に起こしておいてやるのも可哀想なので、目を閉じた。先程の夢の事が少し不安だが、それを振り払うように布団を頭から被って、何か愉しい、明るいことを考えようとする。
何か…と記憶をずっと掘り起こしていけば、彼との出来事ばかりが出てきて、若干また顔が熱くなった気がするが、あの悪夢を見るよりはマシだとそのまま意識を落としていった。)

近衛
砂月さん→
そうかー?そんな?オレも30近くなったら、その溝認識すんのかなー…やだなぁ
だよなー!すげー使いやすい!
(彼が言う二十代と三十代の溝を自分にも理解できてしまう時が来るのだろうか?溝、で思い当たることと言えば、体の衰え等だ。…今の所まだなんの問題もなく飛び跳ね回ることも出来ているので、暫くは心配はない……筈だ。だが、そう人生の先輩に言われると不安になるものである。
有料のスタンプやらは買う機会が無いので、何時もこれを使っているだけだが、彼に言われて確かに使いやすいな、と改めてこのスタンプの認識を直す。返ってきたメッセージに楽しそうにまた、飛び跳ねるうさぎのスタンプを送れば、定期的にメッセージを送っても問題ないか?と彼に聞いてみて。きっと、止められることはないと思うが、彼は社会人なので、午前中は止めておいてほしいなんて言われるのだろうか、と考えを巡らせて。)
うへー、今飲み物飲んでるとこなんだから止めろよー…
でも、そう言われるとますます気になるよなぁ。砂月からは予想できねぇ………家具とか何色のやつ置いてるの?どんくらい部屋大きいの?あのマンションだろ?大きさは……オレの部屋よりは大きいよなぁ
(蜘蛛やゴキや様々な虫が体を貪り合っている、嫌な光景をリアルに思い浮かべてしまい、思わず顔をしかめた。そんな蠱毒みたいな光景は他人の家で見たくはない、だがきっと彼の冗談だろうと苦笑を溢した。その後は、質問攻めにしだす。彼が答えられるように、少しずつ質問していけばいいのだが、彼の部屋を想像してなのかテンションが上がり、大袈裟なリアクションと共にどんどん投げかけていく。)
……物を?んんー……オレ、何にでも執着が薄いほうだから、気づけば捨ててるってタイプなんだ。たまーに捨てすぎて困ることもあるけど。
……あー、今後コレが役立つか役立たないか、情とか捨てて決めればいいんじゃねぇか?……何捨てれないんだ?子供の頃に買ってもらったクマの人形とか…?…オレは捨てれたぜ?つい最近だけど
(彼に相談されてる、と言う事がとても嬉しくて途端に饒舌になる。些細な事なんて気にならずに、アドバイスのような物まで付けて話せば、どうだ?と彼の様子を伺ってみる。もっとも、彼にそのアドバイスが有効かどうかは分からない。)

  • No.84 by 匿名さん  2021-09-02 00:13:57 

犬飼
三谷さん→
(じっと彼の瞳に覗き込まれて、息を詰まらせた。楽しげ、とも取れない、何処か哀と他の深い感情が混ぜ合わさったような瞳から目を離すことができない。その瞳の意味を、底に押し込められている感情を暴きたくなって彼にどうしても触れたくなった。紅く色付いた耳にも気が付き、その気持ちは加速させられる。)
僕も君と来れてよかったよ。君と…一緒に見ることができて、良かった。
大丈夫だよ、君は…寒くない?
(彼と、その部分を強調させて言えば、もっと意識してくれるだろうか。そんな、淡く狡い気持ちを内に秘めながら、外は何でもないですよと言うふうに振る舞って見せる。
室内に戻るとしたら、やはり少し冷房は効いているし、彼にとったら寒いのでは無いかと考えてそう口に出してみる。もう少しこの水族館の中を彼と回りたかったが、もし寒かったのなら車に戻るべきだと思って、乾くまで見て回ろうか、と言う言葉は飲み込んだ。)
………今、なんて…
(このまま、二人きりの世界に行けたらいい…二人きりの世界に……。心の中で今し方彼の口から発せられた言葉を脳内で何度も何度も反芻する。
しまった、と言う風に何かに怯えたような表情で口元に手を当て、首元まで紅く染まった彼を未だ処理しけれない脳みそで呆然と見ていると、背を向けて走っていってしまった。なんだ、彼も僕と同じ気持ちだったんじゃないか。慌てて彼を追いかけだすが、情けない事に年の差がある、普段運動している彼なら尚更だ。あっという間に姿が見えなくなる。しかし、地の利はこちらにあるため、記憶を頼りに彼が走っていってしまった方向へと迷わず足を進ませた。
見つけた。大きな水槽の前に彼は居た。苦しそうな表情をして、空っぽな水槽を眺めている。周りにはそんな水槽を見つめる客も居ない。
ゆっくりと彼の元へと近づいて、隣に並んだ。)
…………僕も、君と二人きりで居たい…って、そう思ってるよ
(キザな台詞なんて、思いつけない。きっと、思いつけたって言えやしない。だが、それでもこの感情は伝えたい、今伝えなければいけない、と思い。先程の彼の言葉に対になるように、そう伝えればそっと彼の手に触れてみて。答えを待つ)


鈴木
羽柴さん→
…へぇ…優しい、か
オレはサドじゃない。…だが、まぁ、こんなに冷たくされても尚喜んでるのは、変わってる奴だと思うが
(優しいだなんて、彼にはきっと3割程度しか含まれてないであろう感情を押し出されて、思案げな表情で彼の笑みに対抗してみる。
そんな趣味はない、と断言したあとで、今まで思っていた彼への感想を口に出してみる。こんな風に言葉をかけてくれる彼も変だとは思うが、その彼から逃げない自分もどうかしてる、と自嘲気味の苦笑を溢した。)
要らない。
(目の前で、動物に餌でもやるかのようにポテトをチラつかせる彼の手をうざったそうに、やんわりと手の甲で跳ね除ければ、また自分のポテトを一つ食べる。可愛がってやるだの言ってる彼を見ては、また眉間にシワを寄せて。
殆どのジュースがなくなる頃には、彼のバーガーもあと少しを残して食べられていて。もうそろそろか、と最後のポテトを食べ終えれば、手を洗ってくる、と席を立った。
ふと、窓の外を見れば、夕立だろうか雨が結構な勢いで降り始めていた。
席に戻ってきてみると、まだ彼のプレートの上にはポテトが残っていて。)

  • No.85 by 匿名さん  2021-09-02 00:21:45 

(こんばんは
わ""!!!別タイプまで作っていただき、感動です…ありがとうございます…!!!
すいません、今回は逃げ出してしまった方を使わせていただきました…本当にすいません…!
ありがとうございます…!!!
今回も、よろしくお願いいたします)

  • No.86 by 参加希望  2021-09-02 00:47:31 

亜口聡来
〉片岡さん
眠れないというか、色々考えていたらこんな時間になってた。お前は?......ってもう寝るのか、おやすみ。あまり無理はするなよ。
(返ってきた声に頬が自然と上がる。答えてから同様の質問をしたが直ぐに寝る前の挨拶が聞こえお休みを返してから体を仰向けにする。今日は眠れる気がしない。寝息が一定の間隔で聞こえてくるようになった頃、ベッドから音もなく立ち上がる。真っ暗な蛍光灯を豆球にしてから部屋を出て鍵をきっちりかけたのを確認し。それから暫く近所をジョギングしていると茂みの中から野良猫の鳴き声がした。動物は好きでも嫌いでもないが眠れない同士か、と思えばたまに構ってやろうと言う気になり鳴き声のした方へ引き返す。初めは逃げられているのかと思ったが確認するように後ろを振り向いてくる様子にどこかへ連れて行きたいのかもしれないと察し驚かれないようゆっくり後をつけ。ついていった先にはブランコ、滑り台、ベンチだけの小さめの公園があった。今晩は此処でコイツと夜が明けるのを待つことにするか。砂や葉っぱのついたベンチの上を軽く掃除してから横に体を預ける。ピョンっと太ももの上にのりポジション取りの終わった猫を見てアイツをこんな風に甘えさせるにはどうすればいいのか、と友人の顔を思い浮かべる。どれくらい経ったか、薄明るくなった空と涼しい朝の風に頬を撫でられ目が覚め気付くと乗っていた野良猫はいなくなっていた。ベンチに横になっていたからか起き上がった時に背骨が音を立て体全体が軋むような感覚に襲われて。来た道を引き返し自宅へと戻ると軽くシャワーを浴び、寝る前に走ってかいた汗を流してから部屋に入る。)
ただいま。
(布団にくるまった相手をみつけ、良かったっと思う。硬い床の上でちゃんと眠れただろうかと心配になったが起こして聞くわけにもいかない。寝顔を見てぐっすり就寝している事を確認してから彼の体を持ち上げる。力の抜けている人間はこうも重いのか、と実感しながら起こさないよう慎重にベッドへと運んで掛け布団を被せる。時刻を見ると朝の六時を過ぎたところで七時まで自分も寝ようとソファへ体を沈め強い眠気に誘われるままに意識を飛ばした。大量の虫が足元にまとわりついて皮膚を食い破り肉を食い荒らしてから這い出る、という悪夢を見た。あまりの激痛に悶えこの虫をどう取ろうかと奮闘していると目が覚めた。)
なんだ、夢か。
(整形外科に通ってとってもらわなければ、と真剣に悩んでいた夢の中の自分を自分で笑いながら天井をはっきりしない視界に収める。ブラインドから漏れる光が朝が来た事を知らせてくれていて、ソファの上で軽く伸びてから彼の方へ顔を向け。一晩を一緒に過ごしたわけではないが、起きた時に同じ部屋にいるという事は久しぶりでソワソワした。今日は休みだと言っていたからどこかへ出掛けるか、それとも家で適当に過ごすのもいいな。そうだ、たまには朝ごはんを作ってやろう。普段してもらってばかりで気になっていた事を思い出し、そうと決まれば早速台所へと向かって袋に入った食パンを手に取りトースターへセットした。いつ掃除したのかパンクズの受け皿がきれいになっている。彼の仕業である事は直ぐにわかり細かいところまでよくみているなと感心して。)

砂月幽平
〉近衛さん
魔女や吸血鬼の気持ちがなんとなくわかるように、なるかもしれません。不老不死の薬が欲しくなったり、若い血を欲したり...は流石にしませんが、あっはははは。
直ぐに返せるかはわかりませんが、構いませんよ!まだお礼も最後までできてませんし。
(スタンプは緑色じゃないのか、と意外に思うがこのスタンプを気に入っている様子の彼にまた別の存在としてポジショニングされているんだなと思い返されたスタンプを見て。それから会話をしつつスタンプのやり取りも終え、出されたメロンソーダの懐かしい香りと味を口の中に満たすと独特の甘さに背筋が伸びる。出されたばかりの炭酸の強さに目が細まり爽快感が喉を通り抜けた。)
近衛さんってそういう顔もするんですね。家具ですか?俺は色にはこだわりが無いので茶色や黒が多かったと記憶してます。ええ、いくつか部屋はありますけどほとんど使っていません。勿論例の奴がいますから...ははは!
(表情に変化が訪れたのをみて流石に怯んだかとおかしくなって揶揄うような事を言って。質問攻めにあいながら自分の家の様子を思い出そうとするが普段電気をつけて生活はしない事もありうまく思い出せない。ほとんど寝に帰るだけの家でそれ以外の時間は外で過ごしているからだ。彼の思い浮かべる家は自分の退屈な家とは離れているだろう、記憶の中で電気をつけた。笑顔で座っている人物、忘れたくても忘れられないアイツがいる。出ていって欲しいと何度願っても消えてくれず次第に烈火の如く物を投げ始める。慌てて電気を消してから会話に意識を引き戻し、最後は笑顔で笑い飛ばす。)
執着、たしかに関係ありそうですね。クマのぬいぐるみ、持ってたんですか。結構イメージ変わりますねぇ?情を捨ててから取り掛かる...ですか。そろそろあの生活から卒業してしまうのも一つの手かもしれません!ありがとうございます。
(貯めるどころか捨て過ぎて困るというシチュエーションになった事がないので拍子抜けしてしまい、臆病な自分を捨てきれないままの現状に適切なアドバイスだと思った。さっぱりとした性格だと知ってしまった事もはやく忘れたほうが身のためだと過去の自分が警告を鳴らす。意識を向けないようにメロンソーダを煽り飲みながら時計を見る、寝る時間まではもう少しあったが外は闇に支配されていて。)
随分お邪魔してしまったみたいですね。近衛さんは普段何時に寝ているんですか?
(帰ろうかと思ったがもう少し、ここで時間を潰してからでもいいか、と今度は自分から質問を続け。何時に家に帰っても結局やる事は変わらないのだ。少しスッキリした気分になって声が弾んだ気がした。もらったメロンソーダを飲みながら改めて彼の姿を視界に入れる。全身緑色に染まっていてメロンソーダを飲んだらああなったと言われても納得してしまいそうだと思えば笑みが溢れ。)

  • No.87 by 参加希望  2021-09-02 02:46:46 

三谷戸徹
〉犬飼さん
(無我夢中で走ってきたから帰り方さえもわからない。犬飼さんはどうやって帰るんだろう。一日中振り回してばかりで呆れただろうな。相手にしてられないって怒るかな。マイナス方面へ思考が回って心がざわついていく。静かな水面を見ているとゆっくりと、しかし確実に足音が近づいて来ていて。水槽の管理をしているひとだろうか、もしかして、清掃中で立ち入り禁止になっていたのかもしれない。どうりで周りに人がいないわけだ。振り向こうか迷っているとピタッと隣に並ぶ足音がやけに耳に残った。次に聞こえてきたのは今一番顔を見られたくない彼の声だった。思考が停止する。)
............。
(俺の幻聴、幻覚だったらどうしよう。水槽のガラスに反射して並ぶ彼の姿は紛れもなく現実でガラス越しに絡まる視線は俺を捉えて離してくれなかった。大量の冷や汗に消費されたことが幸いして涙は出ない、けれど目元が熱くてしかたがなくて目を瞑ってから握られた手をギュッと握り返したが手の感覚が無い。吐きそうだ。緊張からムカムカしたものが込み上げてくるが一度唾を飲み込むと落ち着いた。それから目を開け再び水槽に移った二人を見つめて口を開き。)
これは俺の幻覚ですか?もしそうなら今直ぐ消えて欲しいけど......そうではないみたい、です。
(手のひらから感じる体温が冷えた指先をじんわりと温めてくれる。手汗が気になって不自然に指が震えてしまう。今までつけていた仮面がバキバキと音を立てて瓦解するようにバラバラになる。何もかもを彼に作り替えられていくように指先から全身辿って感覚が冴えていく。)
俺たちはちゃんと話し合う必要があったんです。そして、俺は......犬飼さんがすき、なんでしょうか?ただ、隣にいて欲しい。犬飼さんの心がどこにあっても...あの事故を一緒に乗り越えていきたいんです。ずっと俺がいます、忘れなくてもいい。忘れちゃいけない事もあります、俺とは別のファイルで特別保存...それくらい大切な記憶。俺にも見せて欲しい。そして俺の心にも触れて欲しい、......それ以外、何も、いらないから......。二人きりで居たい、その言葉に嘘がないなら。
(つまりながら震えそうになる声は普段の己のモノとは違い弱々しく恥ずかしくて顔に熱が集まる。夢だとしてもおかしくないだろう、いや、実際何度もこんな夢を見た気がする。デジャヴを感じながら本当に現実なのかと思う。しかし明らかに鋭敏になった身体と感覚はリアルで冷める気配はない。水槽を見つめていた視線は真横にいる彼に移り返事を乞うように瞳を覗き込んで。)

羽柴広野
〉鈴木さん
そーそー!優良物件って事な?変わってるか、それは言われた事無いな。まぁ、こんな俺にしたのは鈴木君がハジメテだから当たり前か。だからさ、責任取ってもらわないと俺生きていけない、どうしてくれる?
(今まで散々な事を言われてきたが変わってる、というのは初めてで驚いた表情になる。変わってる相手に言われたのだから余計におかしくてニヤニヤと口元に笑みが浮かぶ。やけに硬い表情を崩してやりたくて彼の嫌がるような事を付け足しておく。)
そうかい。
(もうこんなやりとりには慣れた、寧ろ待っている自分がいるのがわかってしまう。跳ね除けられたポテトを自分の口に放り込んで咀嚼し飲み込んで。眉間に寄せられる皺が解れる時はどんなタイミングなんだ、俺にそれが出来るのか、させてくれるのか。さまざまな疑問が浮かんでは消えてを繰り返す。いつのまにかハンバーガーを半分以上食べ進めていた。目の前の彼は先に完食したようで席を立ち手を洗いに行ってしまった。背中を見つめるが人混みに消えてしまいそれも途中で断念し自分の食事に向き合うことにして。)
はぁ、ダメだ食えねぇ。俺食が細いっつーの?こういうセットも最後まで食べれた事無いんだよな。なのに頼みたくなる魅力があるんだ。もうこれセットが罪だろ!?
(彼が戻って来たところで酔っ払いの絡みのような事を言い出し残ったポテトを睨みつけながらも目の中の表情は楽しそうにしていて。せっかく貰ったポテトなのだから完食したいがこれ以上食べたら吐いてしまう事は確実だ。持ち帰るかな、と考えていればなにやら激しい水の流れる音と叩きつける騒音が耳に入り外へ顔を向けると土砂降りに近い雨が降っていることが分かって。)
なんだこの雨、天気予報なんて見てなかったから傘も持って来てないしな...アンタはどうすんの?俺は家近いからそんな濡れないと思うけど。
(暫くは止みそうにない雨を窓越しに眺めながら質問してみる。そういえばどこにすんでいるんだろう。聞いても教えてくれないだろうけど、いや、普通はそうか。勝手に納得しながら自分の家の情報を伝えてみた。しかしこの雨にやられれば最悪風邪をひくだろうなと嫌な予感を抱いて。)

  • No.88 by 参加希望  2021-09-02 02:53:30 

(こんばんは、逃げ出す方は自信がなかったので選んでいただけてびっくりしました!めちゃめちゃ嬉しいです...。可愛すぎます!こちらこそありがとうございます。いえいえ謝らないで下さい!!展開は納得いく物を選んでもらいたいと考えているので、今後もパターンを思いついた時は提示するかもしれません...!気になさらず進めていただけたら嬉しいです!!分かり辛くすみません。こちらこそよろしくおねがいします。)

  • No.89 by 匿名さん  2021-09-02 03:31:15 

片岡
亜口さん→
あぁ、ありがと。聡来も、な。(あまり無理はするなよ、その言葉になぜか酷く安心した。口にする彼の名前に、何処かむず痒さを感じながら眠った。
また、夢を見た。今度は暗くない。寧ろ眩しいくらいに明るい。息が詰まるかと錯覚するくらい明るい中、オレは何時の間にか子供になっていて、自分の見知った街を一人で歩いていた。色んな家の窓から美味しそうな香りが漂ってくる、きっと夕餉なんだと思いながら、自分の家へと駆けていく。空はいつの間にかオレンジ色に染まっていた。見知った街、見知った家。うちからもいい匂いがしている、きっと母親が出迎えてくれる筈だ。期待を込めて扉を開けると、…黒い靄が立っていた。ヒトガタをしている、黒い靄だ。その靄は「おかえりなさい、外は暑かったでしょう」と言った気がした。目も口もなにもないから、靄が本当に喋ったかどうか分からない。オレはそれを当たり前のように受け入れていて、ただいまと元気よく返事をしたあと、靄と一緒にリビングへと入っていった。いい匂いがする、今夜はカレーかもしれないとオレの口の中は唾液でいっぱいになった。さぁ、食べよう。そんな時になって、靄はオレの近くへやってきて体を触った。頭を撫でるとかそうでは無い、肩を触り背中を触りどんどんと下へと向かっていく、性を連想させるような物だ。不快、よりも先に恐怖がこみ上げてくる。これは、これは、ぼくのおかあさん…?。気がついたらいつの間にか持っていた包丁で靄を刺していた。靄は、なんで、どうして、って言いながら溶けていく。違う、違うんだ、母さん、…ごめんなさい、オレは謝っていた気がする。夢なんてこんなものだ、いつの間にかそうなってる事が多いし、脈絡なんてなにもない。現実とは無関係だ。そうだ、だから、焦るなよ。そう思っても、肉を裂いた感触が手から離れなくて、泣きたくなってくる。嗚咽を漏らして、泣きじゃくる。
オレはカレーが嫌いになった気がした。
しかし、突然ふわりと体が浮く感覚がする。まるで誰かに抱きかかえられているような。安心する匂いと体温に、景色が溶けていった。なにもない、白でも黒でもない景色、無だ。でも安心する、心地いい。深く深く意識は底に溶けていく。)
……………ん…ん……
(パンの焼けるいい匂いとチン、と言う小気味よい音がして目が覚めた。外から温かい光が差し込んでいて、もう朝なんだと告げてくれる。ハッキリとしない意識で、懐かしい夢を見た、とぼんやり微睡んでいると、ふと自分がベッドで眠っていることに気がついた。なぜ…?。困惑していると、そう言えばパンが焼ける匂いがした事に気が付き、慌てて時計を見る。まだ、そんなに遅くない…が、いつも起きる時間よりかは断然遅かったことに気が付き、失敗した、とベッドを降りる)
すまねぇ!完全に寝過ごしちまった
(急いで台所に居るはずの彼の元へと駆け寄る。もう彼はすでに起きていて、目もしっかり開いている。…いや、少し顔色が悪い気がする。昨日ちゃんと寝たんだろうか?。体からはいい匂いもして、風呂に入ったんだろうか、とも考えた。
何処か楽しそうな、ウキウキしている彼に若干申し訳無さそうな表情を見せたが、全く問題ない、と言った雰囲気なのでちょっとトースターやらを遠目から覗いて見る)


近衛
砂月さん→
まじかよ!分かりたくねー!あー、でも、砂月、不老不死の薬あったら飲みたい?
マジ?じゃあ送ったら、何時でもいいから絶対返信してくれよ?
(魔女や吸血鬼、そう言われたらハロウィンを思い起こし、彼なら吸血鬼のコスプレなんかも似合いそうだよなー、なんて勝手に想像して。ハロウィンに、暇だったら彼と一緒にお菓子パーティーなんてしようかな、なんて小学生のような事を思いつく。不老不死の薬の言葉で自分が通っている学校の事を思い返しながら、そんなのがもし作れても、飲みたくねーな、なんて。
彼が緑色の液体を飲むたび、何処か嬉しい気分になる。自分の好きなものを共有できている喜び…だと思う。)
笑うなよー!潰したら液体が出る虫ってなーんか嫌なんだよ
あっ、…あー。そういや、オレの事別にさん付けじゃなくて良いぜ?今更だけど。下の名前で呼び捨てしてもいいし、なんなら、別に敬語じゃなくてもいいんだぜ?砂月のが歳上だしな。
黒と茶色…落ち着いてる色なんだな、どんな感じだろうな?考えるだけでワクワクす……おいおい、止めろよー、虫はもういいって
(虫に表情が歪んだのが面白かったのか楽しそうに笑う彼に、むっとしながらそう答える。こんな見た目をしておきながら、虫が怖いだなんてダサいとは思うも、苦手なんだからと言い訳をする。近衛さん、と聞いてそう言えばと今更彼の自分の呼び方について言ってみる。強制的に変えろっていう分けではない、寧ろ今まで忘れてたくらいなので、ちょっと気になって聞いてみた、と本当にその程度だ。
黒に茶色、彼の部屋を自分勝手に想像しながら、今度行ったときどんな風にいい意味で裏切られるだろうかと期待が膨らむばかりだ。そんなふうに考えていると、彼の表情が少し曇ったような気がした。)
え、砂月は持ってなかった?…んー、じゃあ仮面ライダーの玩具とか?
おう、役に立ちそうならよかった!大変そうなら、呼ばれたら何時でも行くし、オレも手伝う……ってここまで行ったらお節介か
(小さい頃にぬいぐるみは買ってもらっていたが、他の奴の事なんて聞いたことがない。もしかして、普通は仮面ライダーや戦隊モノの玩具を買ってもらっていたりしたのだろうか?うーん、と首を傾げた。
彼が悩んでいることに少しでも手を貸せたことに喜びを感じながら、胸を張ってそう言うが途中で我に返り苦笑いになる。物を溜め込むのは自分も少し前まではそうで、こっちに来てからその癖を捨てる…様に心掛けた。)
いいや?寧ろ泊まってくれても良いって思うぐらいだ
んー、オレは普段は朝まで起きてるな。ゲームしてたら、どうもな!砂月は?
(自分もメロンソーダを飲みながらそう聞いてみる。炭酸は嫌いな方だが、コレとエナジードリンクは、まぁ、別だ。炭酸が口や喉の中で弾けて消えていく感覚と、舌の感覚がちょっぴり変になるのが、苦手だけども癖になる。
ふ、と笑みをこぼした彼になんだよ、と。)

  • No.90 by 参加希望  2021-09-02 21:23:18 

亜口聡来
〉片岡さん
...。
(彼が自分の名前を呼ぶ事は久しぶりのような気がした。わざと避けているのかと思うこともあったが勘違いだったのか。そういう自分も彼の名前をあえて口にする事は無いのだが、お前と呼ぶ事が長年の暗黙のルールのようになっていて、近くにいる、おそらく自分の中で一番心を許している人間にも関わらず、どうして名前を呼ぶという簡単なことが出来ないんだろうと考えて。昔は名前で呼び合っていたこともあったが、それはお互い子供だったからだろう。いつしか苗字になり、現在の呼び方に変わっていった。その答えは今日中に出そうになく、分かったとしても彼を傷付けてしまうような気がした。)
早いな、おはよう。気にするな...俺も今起きたところだから。
(インスタントコーヒーを適量湯呑みに入れ、ポットで沸かしたばかりのお湯を注ぐ。そうしている間に、トースターから漂ってくるパンの焼ける香りと混ざり合って、台所に充満していった。トースターのジーというダイヤルが回る音が止まり、呼び出し鈴に似た音色が響く。コーヒー、トーストの香り、トースターの音に誘われて目覚めたのか、寝ていたはずの彼が姿を現し、起こしてしまったか、と視線を向けるが何故か返ってきたのは謝罪の言葉で、驚きの表情がうかんだ。こいつも朝食の用意をしようと思っていたのか、相変わらずだな。ふっと笑みを零す。もう閉じておく必要もなくなったブラインドを開き、さわやかな朝日を部屋に取り込んでおく。)
ここは任せて顔でも洗って来い、ひどい顔をしてる。
(顔に疲れが出ているように見えるのは気のせいか?彼の顔が日光に照らされ、涙の跡のような筋が白く光ったように見え、不審な色が己の瞳にうかぶ。自分の指摘が間違っていたらそれでいいがなんとなく、気になって声を掛けてしまって。トースターの件を尋ねようとしたが、食事中にすればいいかと今話すのはやめておく。トーストとコーヒーの準備が整えば、他に自分が出来る事は限られてくる。複雑な料理が出来ない事に、今更後悔の念を抱きながら包丁とまな板を手に取り、簡易的なサラダを作る事にし冷蔵庫から野菜を取り出して。レタスとトマトを、食べやすい大きさにカットしてから白い器に盛り付け、机の上に並べる。いまいち食欲のそそらない見栄えだが、食べられればいいだろう。深くは考えず箸を並べ、使った包丁とまな板を洗おうとしたその時、両方を同じ手で持っていた事が原因で、手が滑り左手の親指付け根あたりを切ってしまった。ガシャンッと音を立てて血のついたそれらがシンクに落ちる。深くはないが浅くもない、赤い切れ目が入っているらしいが、直視する事が出来ず、痛みに耐えるように暫く流しのところで棒立ちになっていて。)

砂月幽平
〉近衛さん
二十代の六年は、案外早いですからねぇ。今を楽しんでくださいよ?体が今のまま健康なら飲んでみたいですね。あははは、絶対返信ってなんだか、恋人みたいですねぇ。この調子で推測すると、好きな子にはマメに連絡をするタイプだったりしませんか?
(質問をしてから、しまった、と思った。この流れでいくと必ず相手が答え、続いて質問をされ自分が答える流れになってしまうと気付き、素早く偶像の自分を脳裏に思い浮かべる。こう言われたらこう言おう、頭の中のマニュアルを再読しながら会話を組み立てる。深く知ることも怖いが、自己開示をする事も怖く、嘘を重ねてしまうのは辛く胸が痛んで。表情を作る事は慣れたが、心まで偽るというのはまだまだ試練が必要だな。俯瞰的に自分を見下ろし厳しい評価を下して。)
液体の出る虫...といえば蚊なんかは小さいけれど、潰した時のインパクトは大きいですね。ああ、敬語だと、近衛さんに気を使わせてしまいますかね?すみません、中々直ぐには治らないみたいで、はははっ近衛さん、から近衛くん、に変えてみましょうか。少なくともモデルルームとは程遠い内装ですよ。そういえば、本に沸いた芋虫を見た時は...ははっ、虫、苦手でしたね。この話はやめておきます。
(虫が苦手だという情報を手に入れ、何かあった時は使えると悪巧みをして。こうでもしなければ距離を保てないのだから、自己防衛といえば聞こえはいいだろう。しかしその本質は性根の悪さと臆病な心からくるものには違いなかった。自分より年上に敬語を使われる事の気まずさは、何となく分かり呼び方だけでも変えてみることにした。それだけで何が変わるでもない、そう強く自分に言い聞かせる。追加で話す素振りを見せてから止める。自分はこういう人間だと印象付けるための演技で、虫に触れてから話を終え。)
懐かしいですねぇ!見てましたよ。けれどどんな話だったかまでは、覚えていません。ははっ。玩具、たしかもっていたけれど、親に捨てられてしまうことがほとんどで、自分で物の管理をするようになったのは、一人暮らしをしてからかもしれません。それは心強いですね、その時は虫の大群と共に貴方をお出迎えします。
(久しぶりにきく特撮番組の名前に微笑をうかべ、思い出そうとしたが、奴に支配された自分の体は、それ以外を拒否するように、過去を隠してしまう。微かに残る記憶を引っ張り出してきて、最後はあやふやな言い方で結んで。善意で言ってくれた事に、意地悪な返しをしながら大人気ない自分に苦笑いが溢れる、素直に言っても彼は受け入れてくれそうだが、他人を中に引き入れるのは今の自分には難しく、薄っぺらい笑みを返すことしか出来ない、あの頃から変わらない気持ちを捨てきれずにいて。)
あはは、ゲームでオールとは元気ですね。俺も休みはそれなりに夜更かししてますよ、流石にあの家は落ち着かないですから...バーなんかに行ったりですが。近衛くんの体に宿る緑は、メロンソーダで染まったものだろうかと考えていました。というより、そう言われても俺は信じますよ!はははは!
(メロンソーダを飲み干してコップを音もなく机に置く。不規則な生活をしているらしい彼は、それを感じさせないほど元気で、そこから自分にはない若さを感じ、少し分けて欲しいなんて思った気持ちもすぐに消えて。冗談ではないが、彼はこれを聞いてどう思うんだろう。気になって大袈裟に笑いながら様子を見てみることにした。本当にそうだったりして、とちょっと期待をかける。少し、ほんの少しだが無意識の内、彼に対して興味を持ち始めている、返事を待つ間の心拍数が大きくなって耳に響く。その音は段々奴の声になる、言葉は記号になったようでわからないが、明らかに自分を罵る台詞である事は知っている、知っているから知らないふりをして。)

  • No.91 by 匿名さん  2021-09-02 22:35:30 

犬飼
三谷さん→
(強く握り返してくれた彼に心底安堵する。ここで振り払われたら、もう二度と立ち直れないような気がしていたから。冷たい彼の手に温度を移すようにこちらからも、離さないと言わんばかりに、でも痛くない程度に力を込める。
震える声で、幻覚かと問うた彼をガラス越しに見れば今にも泣き出しそうな表情をしている。彼も不安で不安で仕方がないのだろう)
……君は希望を与えてくれた、ずっと暗い中で彷徨っていただけの僕に暖かい光をくれた。君に対する感謝の気持が、いつの間にか温かい物に変わっていたんだ、抑えられなくなるくらいに。
やっぱり僕の家族の事は、忘れられないけど……それでも、君と居たい。君の心に触れさせてほしい、見せてほしい。望むなら…君になら見てほしい。烏滸がましいけれど、僕も君の傷を癒やしたいんだ。
……君が、好きだよ
(最後のセリフの後、握った彼の手の甲に優しくキスをする。キザ過ぎたかな、なんて段々と羞恥心がこみ上げてきては、照れたような笑みを零して。感情が高ぶって、今まで思っていた事を口に出してしまった、と耳まで赤く染めたところで、もっと歳上として余裕を見せたかった、と。)

鈴木
羽柴さん→
…言われたことが無い?それは驚いたな。
気持ち悪い言い方をするな。責任とやらも、またどうせ玩具になれとかだろ?そんなのはごめんだし、従う気もない。
(返し方を間違ったら足元をすぐ救われそうな事ばかりを言う彼は、何時ものように顔に心底愉快そうな表情を浮かべている。此方が隙を見せたら、すぐに突いて本性を引きずり出そうとしてくる彼はを変わってる奴と言わずして何というのか。)
うるさいな、だったら頼まなかったら良かっただろ。…それにしても、意外と食わないんだな。
(絡みをうざったそうに跳ねのけながら、プレートのポテトと彼の表情を見る。彼は見たところ自分より年下らしいが、小食なんだろうかと内心で小首をかしげた。彼ももう食べる気は無いようだし、さっさとゴミを捨てて帰ろうかと思っていたときに、そう言われて思い出した。雨が降ってたんだ。)
…オレも傘は持っていない。
………このまま帰る
(携帯を取り出せば、バスの時刻を確認してみる。いや、確認せずとも、バスと自宅までの距離は結構あるのだから濡れるのは確定してしまっている。雨宿りをする、と言う手もあったが、ついでに覗いた天気レーダーではあと数時間は止まないらしい。眉をひそめ、落胆したような表情を見せる。消す前の一瞬、携帯のロック画面に女性の写真が映っていたような気がした。
しかし、彼を頼る訳にも行かないので、しばらく思案したあとそう答える。大荷物な訳でもないので抱きかかえて走れば大丈夫だろうと、そう決心して立ち上がれば、トレーを持ってゴミを箱に突っ込んでいき、家までのルートを頭の中で考える。建物の屋根を挟めばなんとか行けるだろうか、とまで考えた所で、ゴミを捨て終えて店の出口前まで来てしまう)

  • No.92 by 匿名さん  2021-09-03 00:11:55 

片岡
亜口さん→
朝食、作ってくれたんだな。悪い、ありがとう。
えっ…、あー、そんなに?結構ぐっすり寝たんだけどな。いや、…顔洗ってくる
(殆ど完成しているコーヒーとトーストを見れば、申し訳無さそうな、それでいて何処か嬉しそうな声色で、感謝と謝罪を言った。
指摘されれば、夢の事を思い出し若干ぎこちない返答をするも、これ以上心配をかけるわけにも行かないので、彼の言葉に甘えて洗面所に向かう。
鏡で見てみれば、確かに彼の言うとおり酷い顔をしていた。)
………早く忘れたいのに…まだ付いてくるのか。
(誰に言うでもなく、そう呟いた言葉が小さく洗面所に響いた。目の前の自分は苛立ちを含ませたかのような表情でこちらを睨んでいる。ふと、我に返りこの感情はいけない、と水を顔に押し付ければ、段々と眠気も苛立ちも冷めていく。そして、自分の姿を整えようと、洗面所に置いてある道具で無駄に生えていたひげを剃ったりと整えていく。最後まで整え、よし、完璧、と満足して呟いた瞬間、台所の方から大きな音がした。何かあったのか、と慌てて台所まで駆けつけてみると呆然としている彼が居た。)
おい、どうした?大丈夫か?
……怪我、してるじゃねぇか。とりあえず…絆創膏持ってくるから待ってろ、動いたら駄目だからな?
(シンクに落ちて広がっていく血を見て、彼がの指に赤い線が入っていることに気がつく。どうやら包丁で切ってしまったみたいだ。眉間にシワを寄せたままの彼に、とりあえず止血だけでもしようと、取ったテッシュを折りたたみ指で親指の付け根の傷口を圧迫する。血が止まれば絆創膏を貼ろうと、とりあえず彼を座らせるために背中をゆっくり通しながら椅子へと移動させる。やはり、台所は彼に立たせてはいけない、と改めて己の失敗を反省した。)


近衛
砂月さん→
ま、そうだよなぁ。不治の病に侵された状態とかで飲んでもまったく意味無さそうだもんな!
…こ!いびと、って面白いな!あー、多分そう、かも?いや、今まで居たことねぇから
そう言う砂月は?
(恋人、と言う言葉に過剰に反応してしまったと自覚した瞬間、なんだかもやもやした気持ちが現れ、…悟られてるかも知れないが、語尾を強めて誤魔化そうとする。
自然の流れで、彼のことを聞いてみれば。彼に恋人はいるのだろうか、なんて巡らせてみる。目の前の彼は、やっぱりどこか表情に曇りがある気がした。その理由が分からなくて、知りたくて焦れったい気持ちになったが、ストレートに聞いてみる勇気もない。自分の気のせいかもしれないから)
蚊はまだ許容範囲内だな、でもキライだぜ。アイツらオレばっかり狙ってきやがる。おかげで薬が手放せない。オレが大嫌いなのはもっとでっかい奴だな、蜘蛛とか。
……!!その呼び方滅茶苦茶いいな!これからもそれで頼む!
…………わざとやってんのか?
(近衛くん、そう呼ばれれば今までとは違った響きに新鮮さを感じ嬉しそうに、数度頷く。
虫は嫌いだ。フォルム的に格好いいと思える奴は居るが、潰したとしたら殺したとしたら、その中から何が出てくるのだろうかと思うと、怖くて潰せない。殺せないことが、怖いのかもしれない。
本に沸いた芋虫を想像してしまって、すごく不快そうに表情を歪めた。明らかにわざとらしく言い出す彼に抗議するかのように睨みを飛ばす。)
オレも。怪人とかがすげーかっこよかった事だけしか覚えてねぇ。
へぇー……親ってやっぱ面倒な生き物だよな?そう思わねぇ?
うへぇ…砂月、止めろよ…。オレのこと嫌いだからそんな風に言うのか?
(自分の世代のライダーは何だったろうかと思いを巡らす。昔は皆を助けるヒーローに憧れもしていたが、今ではその憧れていた気持ちも馬鹿馬鹿しいな、とすら思い始めている。
虫の大群。ゾワゾワと体に寒気が走るような気がして、止めてくれと食い気味にSTOPをかけた。)
眠れねぇんだよ、砂月もそんな時あるだろ?
うお、滅茶苦茶大人っぽいな!オレも連れてってほしいぜ。じゃあ、酒とかは飲める口?
……え?……あははっ、んだよソレ!んー、そうかもな!いつの間にかこうなってたし、…うん、オレもそう言われても違和感ねぇかも!
(自分の場合はもう昼夜逆転仕切っているので、殆ど元の生活に戻るのはあきらめかけているが、彼ともし朝に会うようなことがあれば、戻してもいいかもしれないと想うぐらいには彼の存在は大きくなっていた。
彼が行っていると言うバーに興味をそそられた。自分とは無縁の場所だし、第一こんな格好の奴が行ったとしても浮くだけだ。せめて、バーがどんな雰囲気だったかだけでも聞いてみようと、好奇心を出して。
彼の言葉に棘を感じた、気がする。自分のこの格好を馬鹿にされたかも、なんて被害妄想も甚だしい感想をいだきながら、戯けたように返した。
まさか本当に彼に嫌われてしまったんだろうか、と若干の焦りを抱きながら、不安そうな瞳で彼の様子を伺ってみる。)

  • No.93 by 匿名さん  2021-09-03 00:14:27 

(わ!!!そんな、ありがとうございます…!!此方も、おあー!くっついた!くっついたよ!と歓喜しながら貴方様のロルをニヤニヤ眺めてしまいました。本当にありがとうございます…!
わ"…何パターンも思いついてしまうだなんて凄すぎます…負担ばっかかけてしまっているようで、申し訳ないです…すいません。
今晩もよろしくお願いいたします)

  • No.94 by 匿名さん  2021-09-03 00:14:27 

(わ!!!そんな、ありがとうございます…!!此方も、おあー!くっついた!くっついたよ!と歓喜しながら貴方様のロルをニヤニヤ眺めてしまいました。本当にありがとうございます…!
わ"…何パターンも思いついてしまうだなんて凄すぎます…負担ばっかかけてしまっているようで、申し訳ないです…すいません。
今晩もよろしくお願いいたします)

  • No.95 by 参加希望  2021-09-03 00:47:42 

三谷戸徹
〉犬飼さん
(分厚い手袋をした上から圧迫されているような感覚を掌に覚えていると、感触が段々解けるようにリアルになっていく。それは女の子のようにどこまでも沈み込む柔らかさは無く、自分の手をしっかり受け止めてくれていた。何かを探るように向けられる視線から今度は逃げなかった。)
もっと、犬飼さんの抑えられない気持ちを知りたい。俺の中に飛び込んできて欲しい......。好き、犬飼さんと同じ気持ちを返せているかわからないけど、今、この気持ちが好きなんだってわかりました。
(温かい気持ちのこもったキスを手の甲へ受けると、一瞬指先が動いてから、手全体が熱くなった。こんなことをされたのは生まれて初めてで、テレビや映画だけのことだと思っていた固定概念が崩れる。優しい告白の言葉が身体中を駆け巡り離れず、目眩がしそうになって。自分も彼も赤くなっている事に気づき、本当に同じ気持ちを抱いているのだと安心した、年齢はかなり離れているけれど、それさえ同じなら何も問題はないと思った。照れ笑いを二人して浮かべていると清掃中の看板が外されて、魚達が再び泳ぎ出した。)
まだ、時間あるみたいです。他に行きたい場所って、ありますか?
(そういえばここへくる前、彼に寒くないか聞かれたことを思い出し、なんて答えたんだかと記憶を探る。けれど、そのことを思い出そうとすれば、恥ずかしい発言も紐付いてきて頭が真っ白になって、うまく思い出せない。その時から彼のことで頭がいっぱいで、返事なんて碌にしてなかったんじゃないか、と背中にじわじわと熱が染み出して鼓動が速くなっていく。言い出したのはいいが、道が分からず手を繋いだままその場に立ちすくんで、いつこの手は離れてしまうのかそれが一番気になった。)

羽柴広野
〉鈴木さん
普段はちゃんとしてる方だからナ。気持ち悪いってなんだよ、ははっ。よくわかってきたじゃねーか、お利口さん!
(語尾に音符でもつきそうなくらい嘘くさい声で普段の自分を語り、気になった発言にツッコミを入れていく。お馴染みの流れになってきている作業をこなして、つれない態度の彼とのやりとりを楽しみ。)
食わないっていうか食えないんだ。いつもは連れと来るから、その子に食ってもらってる。......あ!鈴木君いらね?って思ったけどコレ鈴木君から貰ったポテトじゃねーか、あっははは!
(厄介な物でも見るかのような表情にゾクゾクしてしまう、これは彼の指摘も無視できないな。残りのポテトをカップに収まるように入れ直しペーパータオルを上に被せ応急処置をしておく。コレで雨に濡れても、多少は大丈夫だろう。他に財布とスマホぐらいしか荷物はないのでポテトは手に持つ事にした。
俺ん家ほんっとにすぐそこだから、ここで待ってろよ。傘持ってくるから!この雨の中、傘無しで帰るなんて風邪ひくぞ。
(携帯でなにやら確認している彼に近づき説得しようとして、覗くつもりはなかったが目に入った女性らしき人物の写真が一瞬映り、彼女がいたのか、と意外に思う。それなら悪い事をしたな、と遅すぎる反省を心のうちでしながらじっと横顔を見て。)
おい、早く帰らないといけないのか?悪いけど、さっき見えた写真、もしかして彼女?それならびっしょびしょに濡れて帰ったら心配させんだろ。コレ持って待ってろ。すぐ戻るから。
(見てしまった事は黙っておけなくて、先に伝えてから勝手に世話を焼くようなこと言い、ポンと肩を叩いて彼の手の中に持っていたポテトのカップを置き。返事も待たずにドアを開くと湿気と雨の飛沫とで前髪が濡れセットが台無しになる、最悪だ。けれど行くしないのでそのまま雨の中を走って。家には五分もしないうちに着いた。綺麗とは言えないが、それなりのアパートの六階の端が自分の部屋だ。何足もの靴が散らばった玄関から、誰かが置いて帰って忘れた傘を手に取り、ついでにタオルも一枚掴んで再び店に戻る。髪のセットは雨のシャワーで取れてしまい、パッと見でかなり印象が変わった見た目になっているのが、玄関の鏡でわかった。直している時間はない。今日は友人と遊ぶ約束を入れていたから、特に気合を入れてカッコいい仕上げにしていた。ついでに水滴のついた眼鏡も外しておく、見た目がかなり幼くなってしまうことがコンプレックスだが、気にしちゃいられなかった。)

  • No.96 by 参加希望  2021-09-03 13:02:15 


亜口聡来
〉片岡さん
たまにはな。...行ってらっしゃい。
(普段と違って、ぎこちない雰囲気で話す様子を心配に思うが気づかないふりをし、洗面所に向かったのを見送って、帰ってくるまでの間に、コーヒーの入った湯呑みを机に運んで置く。サラダと食パンだけでいいだろうか。しかし、これ以上自分にできる事は無く、机に目を落としたまま大人しく待つ事にし。いつも友人が用意してくれる食事の豪華さに、改めて気付いてしまい愕然とした表情になって。俺は、本当に、何もできない奴だ。彼に頼りっぱなしではダメだ、と、握った拳が震えるほど強い感情が湧き上がって。)
こんなつもりじゃ、なかったんだ。
(理想の自分と、かけ離れた現実の自分に苦しめられる。傷の手当ても進み、血の気配もなくなってから左手を見、それほど大事には至っていない事に、ホッ、とため息を吐く。こういう事は慣れているのか、焦る事なく面倒を見てくれる友人を、ありがたく思った。椅子に座り絆創膏の貼られていく様をじっと眺める。どこか決意を固めたのを感じ取れば、もう、台所には立たせてくれないかもしれない、と思った。それは仕方のない事なのだろう。こんなにもできないとは思わず、自分でも落ち込んでいるのがわかる。疲れていた様子の相手を、さらに疲れさせていないか気にかかった。)
ありがとう助かった。それじゃあ食べるか。
(トーストにバターを塗るという作業を失念していて、一口齧ったがパサパサとした口触りで味も無く、喉に詰まりそうになるのをコーヒーで流し込んだ。次はトーストにサラダを乗せて、サンドイッチのようにして食べる事にする。少しマシになった、相手は大丈夫かと様子を見てみるけれど変わった様子はないように見えた。なんの調味料もついていない朝食を終え、皿を流しへと運ぶ。そこには血痕の跡が広がっていて、たまらず目を逸らしてしまう。思い出したように傷が痛みはじめ、皿を落とす前にシンクに置き、流水で軽く流してから、後で洗おうとその場を離れて。)
今日、何も約束とかしてないのか?
(机に戻ってから彼の顔を見て、無理矢理ここに居座らせていた事を思い出し、予定は無かったかと尋ねる。二人きりで丸一日過ごすのはいつぶりか、と記憶を遡り、ここ最近は、寝ている間か、家を開けている間に彼が来て、料理や掃除をしておいてくれる間接的な接触ばかりで、何をすればいいのか、と頭を悩ませ。ゲームの続きもいいが、それよりは別の事をしたいとも思う。そうしているうち目に止まったのは、昔二人で何度も見た映画のDVDが入っている棚。手を伸ばし一つ手に取って、映画の再生時間を確認すると、きっかり二時間ということがわかり、今から計算すると十時前には見終わる計算だ。)
これ覚えてるか、昔は怖がってたけど今見たらどうだろうな。
(写真が印刷されている面を彼に向けながらそう言い、懐かしい記憶を辿りながら、当時を回想する。映画の内容は、ホラーで、怖がった方が負けというルールで見始めた気がする。たしか、親を埋めてしまった子供の話だったっけ、と裏のあらすじが書いてある所に目をやる。その家にやってきた子供の友人が親の怨霊に次々取り込まれ狂っていく話だったはずだ。何度見ても怖くて、事あるごとに挑戦したがダメで、封印していたはずだがいつのまにか整理されていて、手の届く位置にあった。現在の時刻は朝で、ホラー映画に浸れる時間帯ではないが軽く見る程度なら丁度いいと思って誘いをかけて。)

砂月幽平
〉近衛さん
俺も同じで、いませんよ。欲しいとも、あまり思えないんですよね。あっははは!つまり、今は独身を楽しんでるって事ですよ。近衛くんは気になってる人でもいるんですか?さっき、反応良かったじゃないですか!教えてくださいよ。
(恋人はいないらしい事がわかり、空気に合わせ、こちらからも質問を返すが今度は本音を混ぜておく。彼の年代で恋愛に興味がない、とは思えなかったが今の子はそれよりもゲームがいいのか?色々と考えながら答えを待つ。どんな女の子が好きなんだろう、やっぱり緑色限定だったりするのか?興味津々という眼差しを向け、口元にも笑みを作って。)
はははは、近衛くんは虫に好かれてるんですねぇ。ああでも、やけに同じところを噛まれる時もありますよね、なんなんでしょう。蜘蛛ですか、実は蜘蛛って益虫といって、種類によっては、他の害虫を食べてくれることもあるんです。まぁ、見た目が苦手なら同居は難しいでしょうね。あはは、気に入ってもらえて何よりです、近衛くん。バレました?怒らせるつもりはなかったんですが、そのくらいひどい家、という事をわかって欲しかったんですよ。きたら後悔します、絶対に。それでも構わないのならいいんですが...色々と心配で。
(念押しするように付け足すが、今度は出来るだけおだやかな声で語るにとどめ、悪い空気からの脱出を試みて。虫はいないのでその件に関してだけいえば心配事は無いが、別の意味で驚く事になるのは確実だ。奴が出て行って何年が経過したんだ、最後に喧嘩した日の事を思い出そうとするがそれを脳が拒絶していた。散らばったガラス、食器の破片があちこちにあるため、土足で生活をしているとはとてもこの場では言えない。雨風の通り抜ける、とても家とは呼べない一室、そんな床に転ぶと大惨事になるが、あちこちに物が散乱しているので、初見で全て回避するのは難しいかもしれない。ゲームならリセットしてやり直せるが現実はそうもいかないから、いくらゲーマーな彼でも難しいだろうと思って。)
怪人側も良いですよね。うーん、そうかもしれませんね。一人暮らしを始めると、もう、実家に戻りたいとは思いません。いえ、嫌いというわけではありません......近衛くんがとてもいい人なのは、わかっていますし嫌いになる要素も、ありませんから!ははは。
(またやってしまった。つい、人の気持ちを蔑ろにしてしまう悪癖が出過ぎてしまったようで、勘違いをさせてしまったみたいだと慌てる。最初は近づき過ぎない関係を、目指していたはずだった。しかし、どうにもバランスが難しい。だから必要以上に近付くのは、嫌なんだと毎回思う。知らなければ、お互い傷付かなかったはずだ、と殻に閉じこもりそうになっていくが、無言を貫くわけにもいかない。彼になら、打ち明けてみてもいいかもしれないと思った。もし拒絶されても、それだけの事だと深入りする前の今なら、諦められる気がしたからだ。笑顔の裏にある本心に、彼が触れたらどうなるだろう、静かにやってくる黒い感情に心を奪われる。仮面は外さずにいるから、相手には笑顔でいる自分が見えるだけなのは変わらないと、都合よく考え。)
一応は、飲めますが深酒はしません。ただ、その時の気が紛れれば俺は、それで良いんだと思ってるのかもしれません。俺も、メロンソーダ飲みましたし、やっとこの家の一員になれた気がして嬉しいですよ。美味しかったです、ごちそうさまでした。
(彼の瞳に不安の色が見えた気がした。何かまた失言をしたらしいことがわかって、取り繕うように話題を探す。自分は何故か他人を、物としてみてしまう傾向があるらしい、その事を何度も奴に指摘された。人の気持ちを考えろ。言われてわかれば苦労などしない、逆ギレして何度喧嘩になったかわからない。分かりたいのに、分からない苦労をあいつは知らなかったし、知ろうともしなかった。最後には傷つけ合うだけの関係で別れるまで、酷く時間を浪費してしまった。何が原因だったかまでは思い出せない、いつもこんなことの繰り返しだと思うと嫌気が差し、ますます家になんて帰りたくない。このままここで、一晩泊めてもらえないだろうか、いつ言おう、と机に頬杖をつき怯えるような瞳の彼を見つめて。もし、目の前の彼が女の子なら、口説いている所だろうが...、流石にそれは出来ないのでゲームにでも誘えばいいのか?机の下で足を組みながら、さまざまな考えに意識を向け。)

  • No.97 by 参加希望  2021-09-03 18:23:34 

(今晩は。自分もくっついてくれて嬉しいです!急展開にもかかわらず上手い返しを毎回ありがとうございます、最高です...!思わず可愛いと言ってしまうくらい主様のキャラ全員が可愛いです、とにかく好き!!暗い過去とか特に最高すぎてこの後の展開が待ち遠しいです。いえいえ、優柔不断で自分で決めるのが苦手なので逆に助かりました、判断を任せてしまってすみません。え!?こちらに負担は一つも御座いません!凄く楽しいです、逆に何か変えて欲しい所や聞きたい点等あればおっしゃってくださいね。ご迷惑おかけしてたらすみません。今日もよろしくお願いいたします。)

  • No.98 by 匿名さん  2021-09-03 21:59:29 

犬飼
三谷さん→
……ずるいよ、僕だって同じ気持ちだ。君の事をもっと知りたい。
(再び魚が舞いだした水槽を目にすると、綺麗だね、と呟いた。手を繋いで、こんな風に鮮やかな魚達を見ている。デートみたい……じゃなくて、今からデートなんだな、とぼんやりと浮足立った脳で考える。隣の彼は、照れたように微笑んでいて、なんだか心が温まってくる様な感じがする。)
………この後、か。…君に、付いてきてほしい所があるんだけど……いいかな?
(他に行きたい場所、と言われてふと、今日行こうと思っていた場所を思い出した。今の彼となら一緒に行っても怖くないな、と覚悟を決めた。
ゴールにお土産屋が待っている、後少しで終わってしまう水族館の道を思い浮かべながら、行こうか、と手を繋いだまま歩きだそうとして。ふと、このままじゃ、気になるだろうか?と振り返って聞いてみる)

鈴木
羽柴さん→
(普段はちゃんとしている、その言葉に、本当かと言わんばかりに疑わしそうな視線を向ける
分かってきた、と言われれば彼の次の手を理解できて居る、と言われてるようなもので、自分でも少し驚いた。)
へぇ……一人で食べに来たりはしないのか?
あぁ、オレは要らない。
(何時も誰かと一緒に食事をするなんて、疲れないのだろうか?と純粋な疑問を投げかける。彼から送られてきた視線に少し色が含まれているような気がして、それも疑問に思った。
ポテトがペーパータオルに包まれていく様をぼんやりと見ながら、手にあれだけ持つのは少しシュールで面白いな、なんて考えていて)
……別にいい、構わない。そこまでしなくても良い
(携帯をカバンの中に直しながらそう言うが、彼はもう既にその気なようで。
台詞を捨てるように言いながら、反論する間もなく、彼は土砂降りの中を走っていってしまう。
彼は彼女かと聞いていたが、なんの事だろうか?そう思ってスマホを開いてみて納得した。
なるほど、妹の写真が入っている。以前、同窓会の様な物で女性に絡まれると面倒だから、と妹の写真をロック画面に入れておいたのを忘れていたようだ。だとしたら、彼に申し訳無い、という気持ちが出てくる。
意図して騙したというわけではないが、彼の口振りからして、この写真を見て傘を取りに行ってくれたようだし。帰ってきたら謝ろう、ともやもや考えていて。)
……………。
(あれから10分ほど立ったが、彼の姿が見えない。もしかして、近いというのは嘘で本当は遠かったのだろうか?と若干心配になりながら、携帯の時計を見る。ふと、顔をあげると目の前にびしょ濡れの男が立っていた。見覚えの無い雰囲気だ。誰だ?と聞こうとする前に気がつく、雨で少し色が変わってしまったが、見たことのある服装だ。)
………亜口か?
(確認をするように、初めて名前を呼んでみた。雨に打たれたせいなのか、髪型は崩れているし、眼鏡も取っている。幼い印象を受け、思わず大学生かと思ったほどだ。)

  • No.99 by 匿名さん  2021-09-03 22:54:35 

(やらかした!!やらかした!!!ごめんなさい…!!!名前間違えるだなんて……本当…ごめんなさい……鈴木の最後のところ、亜口じゃなくて、羽柴です……本当、すいません…すいません……穴があったら入りたい……)

  • No.100 by 匿名さん  2021-09-04 00:19:08 

片岡
亜口さん→
……気にするなよ、な?これから一緒に練習していきゃいいじゃねぇか
(落ち込んで、いつもより二回りくらい小さく見える彼を励ましながら、奥の方から優越感のような物が出てくる感触がして、慌てて追い返す。最低なのは、オレだ。コイツに依存しないと、満足感を得られなくなってしまっている。人として最低なのは分かっているし、彼の優しさに漬け込んでいるのも自覚している。
いつオレから離れてしまうのか、それが一番の不安なんだ、繋ぎ止めたい。逃げれないようにしたい。そんな薄暗い感情が俺の中に潜んでいるだなんて、彼は知らないのだろう。)
うん、美味い。野菜も上手に切れてるな
……そう言えば、ベッドありがとうな。運んでくれたんだよな…?重かったろ
(シンプルな朝食だが、彼がオレを思って作ってくれている、という事を重ねれば、どんな料理よりも美味いな、と数度頷いた。コーヒーとパンを交互にしながら、サラダも食べる。全て食べ終えれば、ごちそうさま、と満足気に言って。流し台へと食器を運んでいる彼を見れば、後で洗っとくぜ、と声をかけた。)
…ん?…あー、いや、してないな。一日フリーだ。
(彼に言われて、そう言えば自分が今日何も予定を入れていなかったことに気がつく。彼の所に来ない日は一日何もしてなかったな、と改めて自分の生活を思い出す。
やる事は勿論ある、仕事の事だったりが主だが。友人と遊びに行くことは殆ど、と言っていいほど無いから、予定という予定はできないのだ。)
…なつ、かしいな。ソレ。朝からホラー見るのかよ
(取り出されたのは、昔見た懐かしい映画。この間、整理しようとして出てきた物だった。詳しい内容を思い出そうとしても靄がかかって思い出せないくらいには相当前のもので、苦笑を零す。だか、その映画に出てくる子供に自分を重ねてしまって、どうしても見れなくなった記憶はある。ついでに怖くて、彼に泣きついてしまった、と言う恥ずかしい思いでも呼び起こされて、気まずくなった。タイトルと写真を見ながら、明らかにチープな感じが否めなかったが、この時間帯からガッツリとしたスプラッタホラーを見る気にもなれないので、軽く笑いながらも了承する。)
んじゃあ、見るか。どんな内容だったっけな?
(テレビをつければ、DVD用へのチャンネルに切り替えて。映画の内容を思い出そうとする。
確か、血とか内臓は出ない、脅かし要素が強かった筈だ…だから、飲み食べしながら見てもいいものだった気がする、と思いを巡らせる。
始まった画面は、如何にも、と言った感じだが、年数が立ったからなのか割とここまでは大丈夫だった。)

近衛
砂月さん→
へぇ、そうなのか?結婚したいとか思わねぇのか…。
…う、…恋バナみてぇになってるな……。ま、いいぜ!オレのタイプは…元気な奴、それで、緑が好きなやつだな!あ、砂月さんのタイプとかも教えてくれよ
(わざと話題を変えるように、と言った風に彼の好みを聞いて見る。きっと彼の好みは女性なんだろうな、と思いながら答えを待ってみる。ノーマルなら、それはそれで距離感を保たなければいけない事は分かっているので、いい機会だ、なんて思うようにして。
正直、金と物の価値観さえ合えば誰でもいい、とは思っているがシラケないように自分のイメージ通りの事を言ってみる)
ほんと、勘弁してほしい。
マジ?…いや、でもアイツら何が入ってるから分からねぇだろ?潰したら…何が出てくるか………
ハリポタのデカい蜘蛛見たことあるか?あんなのが出てきたらもう無理だな。
…………じゃあ、殺虫剤振りまきながらあんたの家尋ねることにするぜ。ゴキブリホイホイとかたくさん持ってったらいいか?
(家がそんな状況とは露知らず、そんな事を口に出してみる。きっと、彼の大袈裟な口ぶりからして、虫の大群とやらは居ないのだろうと決めつけて、彼の家にいつ行こうかと頭の中に日程表を思い浮かべて。)
だろ?そうだよな!ヒーローもいいけど、悪人もいいフォルムしてるよなー!
……そうなら、いいんだけどよー…
(怪人側も良いと言われて、思わず同意してしまう。彼と気が合うかもしれないな、ととても嬉しそうに頷いて。まるで子供みたいだ。
嫌いになる要素はない、と言われるが不安はある。だってこの見た目だし、性格だ。今まで離れていった奴は数え切れないほど沢山いる、親にだってそうされたくらいだ。だから、彼も離れていってしまうんじゃないかと思うと、気が気でなかった。)
へぇ、まぁ、そうだよな。オレは結構飲むけど。
ん、もういっぱい飲む?…って、もうお腹いっぱいだよな?
……あー…もう帰るのか……?あ、いや、もう遅いし………明日、仕事とかあるよな
(この家の一員になれた、その言葉に言い表せない喜びが浮かび上がるが、ごちそうさま、の言葉にもう帰ってしまうのかと寂しさを覚えて。
自分でも何を言っているのかわからないが、引き止めたいと思っていることは確かだ。)

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