匿名さん 2021-08-25 21:44:33 |
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片岡
亜口さん→
あぁ、ありがと。聡来も、な。(あまり無理はするなよ、その言葉になぜか酷く安心した。口にする彼の名前に、何処かむず痒さを感じながら眠った。
また、夢を見た。今度は暗くない。寧ろ眩しいくらいに明るい。息が詰まるかと錯覚するくらい明るい中、オレは何時の間にか子供になっていて、自分の見知った街を一人で歩いていた。色んな家の窓から美味しそうな香りが漂ってくる、きっと夕餉なんだと思いながら、自分の家へと駆けていく。空はいつの間にかオレンジ色に染まっていた。見知った街、見知った家。うちからもいい匂いがしている、きっと母親が出迎えてくれる筈だ。期待を込めて扉を開けると、…黒い靄が立っていた。ヒトガタをしている、黒い靄だ。その靄は「おかえりなさい、外は暑かったでしょう」と言った気がした。目も口もなにもないから、靄が本当に喋ったかどうか分からない。オレはそれを当たり前のように受け入れていて、ただいまと元気よく返事をしたあと、靄と一緒にリビングへと入っていった。いい匂いがする、今夜はカレーかもしれないとオレの口の中は唾液でいっぱいになった。さぁ、食べよう。そんな時になって、靄はオレの近くへやってきて体を触った。頭を撫でるとかそうでは無い、肩を触り背中を触りどんどんと下へと向かっていく、性を連想させるような物だ。不快、よりも先に恐怖がこみ上げてくる。これは、これは、ぼくのおかあさん…?。気がついたらいつの間にか持っていた包丁で靄を刺していた。靄は、なんで、どうして、って言いながら溶けていく。違う、違うんだ、母さん、…ごめんなさい、オレは謝っていた気がする。夢なんてこんなものだ、いつの間にかそうなってる事が多いし、脈絡なんてなにもない。現実とは無関係だ。そうだ、だから、焦るなよ。そう思っても、肉を裂いた感触が手から離れなくて、泣きたくなってくる。嗚咽を漏らして、泣きじゃくる。
オレはカレーが嫌いになった気がした。
しかし、突然ふわりと体が浮く感覚がする。まるで誰かに抱きかかえられているような。安心する匂いと体温に、景色が溶けていった。なにもない、白でも黒でもない景色、無だ。でも安心する、心地いい。深く深く意識は底に溶けていく。)
……………ん…ん……
(パンの焼けるいい匂いとチン、と言う小気味よい音がして目が覚めた。外から温かい光が差し込んでいて、もう朝なんだと告げてくれる。ハッキリとしない意識で、懐かしい夢を見た、とぼんやり微睡んでいると、ふと自分がベッドで眠っていることに気がついた。なぜ…?。困惑していると、そう言えばパンが焼ける匂いがした事に気が付き、慌てて時計を見る。まだ、そんなに遅くない…が、いつも起きる時間よりかは断然遅かったことに気が付き、失敗した、とベッドを降りる)
すまねぇ!完全に寝過ごしちまった
(急いで台所に居るはずの彼の元へと駆け寄る。もう彼はすでに起きていて、目もしっかり開いている。…いや、少し顔色が悪い気がする。昨日ちゃんと寝たんだろうか?。体からはいい匂いもして、風呂に入ったんだろうか、とも考えた。
何処か楽しそうな、ウキウキしている彼に若干申し訳無さそうな表情を見せたが、全く問題ない、と言った雰囲気なのでちょっとトースターやらを遠目から覗いて見る)
近衛
砂月さん→
まじかよ!分かりたくねー!あー、でも、砂月、不老不死の薬あったら飲みたい?
マジ?じゃあ送ったら、何時でもいいから絶対返信してくれよ?
(魔女や吸血鬼、そう言われたらハロウィンを思い起こし、彼なら吸血鬼のコスプレなんかも似合いそうだよなー、なんて勝手に想像して。ハロウィンに、暇だったら彼と一緒にお菓子パーティーなんてしようかな、なんて小学生のような事を思いつく。不老不死の薬の言葉で自分が通っている学校の事を思い返しながら、そんなのがもし作れても、飲みたくねーな、なんて。
彼が緑色の液体を飲むたび、何処か嬉しい気分になる。自分の好きなものを共有できている喜び…だと思う。)
笑うなよー!潰したら液体が出る虫ってなーんか嫌なんだよ
あっ、…あー。そういや、オレの事別にさん付けじゃなくて良いぜ?今更だけど。下の名前で呼び捨てしてもいいし、なんなら、別に敬語じゃなくてもいいんだぜ?砂月のが歳上だしな。
黒と茶色…落ち着いてる色なんだな、どんな感じだろうな?考えるだけでワクワクす……おいおい、止めろよー、虫はもういいって
(虫に表情が歪んだのが面白かったのか楽しそうに笑う彼に、むっとしながらそう答える。こんな見た目をしておきながら、虫が怖いだなんてダサいとは思うも、苦手なんだからと言い訳をする。近衛さん、と聞いてそう言えばと今更彼の自分の呼び方について言ってみる。強制的に変えろっていう分けではない、寧ろ今まで忘れてたくらいなので、ちょっと気になって聞いてみた、と本当にその程度だ。
黒に茶色、彼の部屋を自分勝手に想像しながら、今度行ったときどんな風にいい意味で裏切られるだろうかと期待が膨らむばかりだ。そんなふうに考えていると、彼の表情が少し曇ったような気がした。)
え、砂月は持ってなかった?…んー、じゃあ仮面ライダーの玩具とか?
おう、役に立ちそうならよかった!大変そうなら、呼ばれたら何時でも行くし、オレも手伝う……ってここまで行ったらお節介か
(小さい頃にぬいぐるみは買ってもらっていたが、他の奴の事なんて聞いたことがない。もしかして、普通は仮面ライダーや戦隊モノの玩具を買ってもらっていたりしたのだろうか?うーん、と首を傾げた。
彼が悩んでいることに少しでも手を貸せたことに喜びを感じながら、胸を張ってそう言うが途中で我に返り苦笑いになる。物を溜め込むのは自分も少し前まではそうで、こっちに来てからその癖を捨てる…様に心掛けた。)
いいや?寧ろ泊まってくれても良いって思うぐらいだ
んー、オレは普段は朝まで起きてるな。ゲームしてたら、どうもな!砂月は?
(自分もメロンソーダを飲みながらそう聞いてみる。炭酸は嫌いな方だが、コレとエナジードリンクは、まぁ、別だ。炭酸が口や喉の中で弾けて消えていく感覚と、舌の感覚がちょっぴり変になるのが、苦手だけども癖になる。
ふ、と笑みをこぼした彼になんだよ、と。)
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