匿名さん 2021-08-25 21:44:33 |
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犬飼
三谷さん→
(強く握り返してくれた彼に心底安堵する。ここで振り払われたら、もう二度と立ち直れないような気がしていたから。冷たい彼の手に温度を移すようにこちらからも、離さないと言わんばかりに、でも痛くない程度に力を込める。
震える声で、幻覚かと問うた彼をガラス越しに見れば今にも泣き出しそうな表情をしている。彼も不安で不安で仕方がないのだろう)
……君は希望を与えてくれた、ずっと暗い中で彷徨っていただけの僕に暖かい光をくれた。君に対する感謝の気持が、いつの間にか温かい物に変わっていたんだ、抑えられなくなるくらいに。
やっぱり僕の家族の事は、忘れられないけど……それでも、君と居たい。君の心に触れさせてほしい、見せてほしい。望むなら…君になら見てほしい。烏滸がましいけれど、僕も君の傷を癒やしたいんだ。
……君が、好きだよ
(最後のセリフの後、握った彼の手の甲に優しくキスをする。キザ過ぎたかな、なんて段々と羞恥心がこみ上げてきては、照れたような笑みを零して。感情が高ぶって、今まで思っていた事を口に出してしまった、と耳まで赤く染めたところで、もっと歳上として余裕を見せたかった、と。)
鈴木
羽柴さん→
…言われたことが無い?それは驚いたな。
気持ち悪い言い方をするな。責任とやらも、またどうせ玩具になれとかだろ?そんなのはごめんだし、従う気もない。
(返し方を間違ったら足元をすぐ救われそうな事ばかりを言う彼は、何時ものように顔に心底愉快そうな表情を浮かべている。此方が隙を見せたら、すぐに突いて本性を引きずり出そうとしてくる彼はを変わってる奴と言わずして何というのか。)
うるさいな、だったら頼まなかったら良かっただろ。…それにしても、意外と食わないんだな。
(絡みをうざったそうに跳ねのけながら、プレートのポテトと彼の表情を見る。彼は見たところ自分より年下らしいが、小食なんだろうかと内心で小首をかしげた。彼ももう食べる気は無いようだし、さっさとゴミを捨てて帰ろうかと思っていたときに、そう言われて思い出した。雨が降ってたんだ。)
…オレも傘は持っていない。
………このまま帰る
(携帯を取り出せば、バスの時刻を確認してみる。いや、確認せずとも、バスと自宅までの距離は結構あるのだから濡れるのは確定してしまっている。雨宿りをする、と言う手もあったが、ついでに覗いた天気レーダーではあと数時間は止まないらしい。眉をひそめ、落胆したような表情を見せる。消す前の一瞬、携帯のロック画面に女性の写真が映っていたような気がした。
しかし、彼を頼る訳にも行かないので、しばらく思案したあとそう答える。大荷物な訳でもないので抱きかかえて走れば大丈夫だろうと、そう決心して立ち上がれば、トレーを持ってゴミを箱に突っ込んでいき、家までのルートを頭の中で考える。建物の屋根を挟めばなんとか行けるだろうか、とまで考えた所で、ゴミを捨て終えて店の出口前まで来てしまう)
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