着ぐるみパンダさん 2020-08-02 17:23:34 |
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(/もしかして私が止めていたのかと不安になりましたが、次の返信順はAYA様で間違い無いですよね……?)
>366
【はい!そろそろ返信しますね!ウルフについては「気づかれないように侵入した」という形で色々載せていきます!】
ーカデルアサイドー
カデルア「ラヴィ様……その力は危険では…………?お嬢を守るためといえども……。」
ラヴィの体を心配しながらも、交戦を続ける。ゼクシアの目が殺人を好む目ではないことは気づいているが、その本質は分からない。
その時、氷の矢(ウルフの弓)が放たれ、2人の男(ウルフとジェレマイア)が侵入していることに気づいた。それはお互いに因縁を持つ以外の何者でもなかった。
ウルフ「『風の片割れ』……その女はお前の主か……?なら、女を護れるかこの我が見極めさせてもらおうぞ!」
ーウルフサイドー
遡ること数十分前、ボロを装い潜入した彼は、要塞の裏側が手薄になっていることに気付き、三角飛びを行って交戦を見ていたのだ。
「…………始まったか……今回は力を見極めるため……。」
無駄な戦闘は省きたいが、仕方ない。気づかれたのなら戦おうと決心する。
>356
>367
徐々に視界が開けてくる。暫しの間絶たれていた陽光が瞳を刺し、思わず目のあたりを手で覆う。
敵は二人。ゼクシアの正体を看破した少女と、彼女の援護に駆け付けた漆黒の風を纏いし青年。数と視界の不利が解消された今、少なからず勝機はあると言っていい。あの厄介な術者が戻ってくる前に決着をつけるのみ。
「危険な力……何故そうまでして王女に仕える?あの女の何がお前達を惹き付けるのだ」
それは嘲笑でも否定でもなく、純粋な問いかけだった。少女から聞き出すのは不可能と見ていいが、青年の方には解答を期待できる。
マチルダのためなら矢面に立つことを躊躇わず、危険な力までも解き放とうとする。そればかりか戦闘の邪魔になるなら自身の身体を損傷させることすら厭わない。何故そこまでするのか。何故そこまで出来るのか。それがどうしても知りたかった。
この10年間、ゼクシアは自分を守ることで精一杯だった。他人のために命懸けで戦うなど、彼女にとっては理解不能な行為でしかなかったのだ。
目が見えない状態で攻撃を連発し消耗したゼクシアは、決着へ繋げる"奥の手"を放つために、力を蓄え息を整えながら返答を待つ。
>367
>368
(「…マチルダちゃんは、優しいから。だから、私もマチルダちゃんを守るの。」ラヴィは深海のような瞳で静かに見つめ、身体言語でどちらにもそう告げた後「…」何かを呟こうとするように唇を開いたが、声は一切伴わず。ほぼ完全に再生した黒い球体を掌で弾ませると球体の一部がまた漆黒の槍を形作り始め、残りの球体はラヴィを守るように周囲へと漂い。)
>368
>369
ーカデルアサイドー
「………………。(過去を嘘で固める訳にはいかない……お嬢を守り、百数十年前の戦争で果たせなかった誓いを果たす、それ以上の理由が必要か?)」
ラヴィの無言と同じように、風で言葉を返す。攻撃によって目を隠す仮面が割れ、素顔が晒されたがカデルアの目には殺意がなく、むしろ同情するような目でゼクシアを見つめている。
「…………戦いに情けなどはない…………ですが、何かを伝えるその目が私の歩を止めるのだ……大切な人を失った者のように哀しく…………。」
(/生存報告ですー、あとジェレマイアは侵入はしてないですね、要塞外で出撃した王国軍の背後狙う別動隊です)
>369
>370
(大切な人――)
少女の静寂と青年の風がゼクシアの心を突き抜ける。
ゼクシア・ファルベは己が身を守るためなら殺しも厭わない天魔だ。その顔と心は無機質な仮面に隠れ、凍てつく闇の如く命を奪い去る。
だが本来の彼女は6年前に失った小さな命を忘れられない少女だ。その仮面に隠れた素顔は人を殺めるたびに歪み、心は血の涙を流す。
以前のゼクシアならここで折れていたかもしれない。敵に触れたはずが逆に触れ返され、どんな痛みよりも自分を揺さぶる記憶を想起してしまった。しかし今となっては、それだけが彼女の全てではない。
――また会おうゼクシア、必ず。
天涯孤独の身である自分を案じ、再会の約束を交わしてくれた人がいる。やっとわかった。王国兵士達と自分との間に相違などありはしない。心根では決して争いを好まず、護るべき者、尽くすべき者のために鬼となる。
その対象が、不死身の肉体を持ち民草に慕われる一国の王女であろうと、上官に貶され同僚から後ろ指をさされるしがない軍人であろうと、優劣を付けることなど出来はしない。
(だったら尚更、負けられないじゃない)
短い逡巡の末に天魔が動き出す。今はただ、自分を待つ人のために。その期待に応えるために。
「六天撃――"破ノ章"」
火・雷・氷・土。ゼクシアが誇る六天の内の4属性がこの場に集う。
灼熱の炎に荒れ狂う稲光、凍て刺す氷柱……そして叩き付ける土砂。荒ぶる天魔の力が解き放たれ、突破口を開くべくして襲い掛かる。
少女も青年も迎撃の用意は整えている。ならばその上から叩き潰し、任務遂行のために辿り着くべき場所へ駒を進めるのみだ。
>373
(/遅れて申し訳ございません)
(「……!」ラヴィの小さく華奢な手が伸び、槍には形状変化せずに残った黒い球体を掴んで盾のような形状に変化させると自身の前に展開したまま攻撃の前へと躍り出て。「……お姉さんは可哀想。だから、せめて…」その口元に哀れむような、慈しむような美しい微笑を浮かべたラヴィがその場で胎児のように蹲ったかと思えば、その小柄な体を守るように黒い球体がラヴィ自身を喰らい)
>374
(/すみません、こちらはどのような結果になったのでしょうか……?球体がラヴィさんを喰らったことでゼクシアの攻撃を防いだという解釈で大丈夫ですかね?
あとこちらの攻撃ばかりでほとんど反撃を貰っていないのですが、どのような展開と決着をお考えでしょうか?)
>375
(/そうですね、その解釈でお願い致します。分かりにくい表記で申し訳ございません。ラヴィの攻撃を受けて一応その場からは撤退、他の場所を破壊しに行くという形を取っていただければ…。)
>376
(/わかりました!ありがとうございます。ゼクシアからの攻撃としては次に書くレスで最後にしようと思っております)
>アントワヌさん、エリシアさん
いや、あれも能力だろうがあんな能力は見た事がない…初めてだ…その蛇も懐いている、不思議な人だな
(戦場から戻って来るエリシアさんを待ちながら変身出来る能力に驚き、懐いている蛇、先程の女性を見て不思議な人と判断し)
>オズワルドさん
着いたぞ、ここが戦場か…でもどうやら終わりそうな予感がするな
(やっと戦場へと着けば周囲を見回して確認し、戦闘をしてみたかったが出来ず落ち込み)
【遅れて申し訳ないです……。】
ーカデルアサイドー
「ラヴィ様…………!7本の指で止めなければ……。」
ゼクシアの攻撃を霧散させるため、左手の指を4本、右手の指を三本使って構え、峰打ちの隙を伺おうとする。だが、ゼクシアは覚悟を決めていることを理解したため、傷を負うことは理解しながら正々堂々と受けることにした。
「さあ撃て!『天魔』ゼクシア・ファルべよ、この7本の指で風と共に受けて見せよう!」
ーカニスサイドー
>ALL
天狼軍の兵を動かした彼だったが、彼自身はウルフの城辺りで四つ葉のクローバーを探していた。せめて少しの間でも、無邪気な青年の「レイモンド・ウェアガルー・ラデウス」として、楽な時間を過ごしていたかったのだ。
「…………ふぅ……優しいお姉さん、お兄さんたちに渡したいな……。」
「天狼」の役目を担いながらも、無邪気で明るい少年でいつまでもいたい……。そんな葛藤が彼にもあった。
城の警備を任されている兵のほとんどは、今の彼が「カニス・ルー・リュコス」の素の姿であることを知らない。だが、この少年が「カニス」と同一人物なのは知っているため、兵長はマイペースだな、と思いながらも笑みを浮かべる兵は多い。
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