No one matters but you.

最近時短レシピを覚えたから、調理が早くなったの！ 私はどちらの言葉も嬉しいわ。労ってもらえて、また明日も美味しい料理をつくろうって糧になるから！

（申し訳なさそうにする姿を見て明るなってもらいたく、嬉しいと笑顔で伝え。しかし、お酒の存在は見逃さず彼なりの気遣いに嬉しくなると『……小芭内さん。お酒の置き場所は気にしなくても平気よ？ 私は大丈夫だから！』彼女も気遣うように平気だと安心させ。突然正面から抱き締めても優しく受け入れてくれて、背中撫でられると徐々に気持ちは落ち着いていき。彼の言うように冷める前に食事をしようと離れる前に一度強く抱き締めてから離れると椅子に座り、手を合わせて早速食べ始めて）

──いただきます！……誰かを想って自制することは立派で、誰でもできることではないわ。たくさん愛しいと言ってくれて、小芭内さんありがとう。私も愛しすぎて直ぐに触れたくなっちゃうから抑えないとね。

そうなのか、普段手馴れて居るからこそ素早く出来上がるんだろうな。嗚呼、明日も明後日も毎日、楽しみにしている。

すまない…酒は蜜璃が眠った後に少しばかり嗜もうと思ってな。

(嬉しそうな彼女の表情に自然と釣られて緩い笑みを零し、自分も毎日楽しみにしている事告げ。冷蔵庫一番奥下隠す姿見られ硬直しては、酔う姿見られるのも迷惑掛けるのも恥ずかしい為予め告げて置き。自分から促したものの身体離れれる事をもどかしく思い筒、手を離そうとすれば不意に抱き締められ、その可愛いさに抱き締めたくなるが身体離れると其の儘席に付き。短い時間で既に出来上がった食事、同じ様に食前の挨拶しては彼女が嬉しそうに頬張る姿見詰め)

───…頂きます。
其れは俺が言いたいだけだから御礼なんて必要ない、寧ろ伝え過ぎて困らせては居ないだろうか？
流石に抑えが効かない所迄踏み込む場合は流石に引き止めるが、なるべく蜜璃の気持も大事にして行きたい、無理に我慢したりせず素直に伝えてくれると嬉しい、

私は小芭内さんの喜ぶ顔が見たくて料理している様なものだから、毎日幸せよ！あ、そうだ。明日の朝食リクエストはあるかしら？

小芭内さんが謝ることはないわ。お父さんだって私の前で普通に毎日ビール呑んでいたから気にしないで！もしかして、私が寝た後に仕事するのかしら？程々にね……お疲れ様です。

（喜ぶ顔が見たくて毎日料理や掃除など全ての事を担っており、明日の朝食のリクエストはあるか募って。父親が毎日呑む姿を当たり前のように見ていたので気にする事はないと優しく伝えた後、呑みながら仕事をするのかと考えてはお疲れ様と労って。
視られながらの食事は慣れたかと思っていたが、両想いになった後だと更に恥ずかしさは増してなるべく気にしない様に食べ進めていき）

困るどころか私は嬉しいわ！小芭内さんが平気なら毎日好きと言ってもいい？
うん……わかったわ。ありがとう！なるべく無理しないで素直に伝えるから、小芭内さんも無理しないでね？

明日の朝…か、朝食は和食がいい。勿論、材料があれば…。

有難う。明日仕事を回しても良いんだがゆっくりするには今日中に少しでも進めておきたい。ん…。

(頬杖を付いて明日のメニュー出来ればパンより御飯想像するものの、材料が無いと買わせに行ってしまう事になる為伝えた後無理させないよう言葉付け加え。飲み乍の作業だと逆に眠ってしまいそうだが、眠る迄は作業しようと頷き。今日も生徒達の授業以外は一貫して液晶画面と向き合って居た為、同じ体勢維持していた身体重く肩を回し。
普段より少し緊張気味な様子なんとなく伝わり、ゆっくり食べる様伝えると自分もマスク見えない角度でずらし器用に一口二口持っていき)

嗚呼、構わん。俺も其の分愛してると伝えよう。
俺も無理はしない、…素直に伝える様にする。

和食ね？材料はたくさんあるから平気よ！少ない材料の中でも何とかしないと料理上手になれないし、あの冷蔵庫の中身でなら何でもつくれるわ！

私が起きていたら作業できないと思うから、今日は先に寝るわね？ ……明日休みだからって無理はしないで程々にして、小芭内さんもなるべく早めに眠って欲しいわ。

（大切な話なので一度食べるのを止めてから会話を続け、今まで一緒に食事を摂った事はなかったので隠しながらも食べてくれているその光景を見てとても嬉しくなり、口許が緩んで好きと伝えてしまい）

小芭内さん、大好き！
おかずの味はどう？濃かったり、薄かったらごめんね。 きちんと味見してつくっているけど自信なくて。

なら、和食で頼む。
流石は蜜璃、朝食は手伝うから余り助けにはならないかも知れないが言ってくれ。

疲れているなら無理にとは言わないが、風呂に入って互いに落ち着いた後、良ければ共に時間を過ごしたい。仕事は後から幾らでも出来るが今は一緒に居る時間を優先したいんだ、どうだろうか…？

(仕事をする積もりでは居るが先に寝る、の発言に名残惜しさから提案告げ。元々睡眠時間が短い為、彼女と過ごした後に仕事をしても問題は無く。普段は体力が資本の彼女が倒れてしまう事の無いよう夜は早目に就寝する事を勧めて居たが、思いの通じた今、より沢山共に居る時間を増やしていきたいと思っており。迷惑になってしまわないだろうかと心配し筒問い掛けて。
急に大好き、と嬉しそうに告げる言葉に同じく自分もそうである事告げたいのか咀嚼し乍頷き返し。こうして誰かと食事を摂る事の幸せを改めて実感し)

美味しい。どれも丁度良い塩梅の味付けになっていて、昼の弁当も美味しかった。有難う。

朝食のお手伝いはとても助かるわ！ありがとう、小芭内さん。

小芭内さんとの時間は大切だから、誘ってくれて嬉しいわ。ありがとう！
入浴後、楽しみね。……想像したらドキドキしてきちゃった！

（彼からのお誘いが嬉しく花が咲いたように笑うと楽しみが増え、ゆっくりとだが食べるペースを早めて。どんな話をしようか、と考えていたのだが車内でのあの事を思い出してしまうと顔が赤くなり、ドキドキ煩くて。
味付けが問題ないとわかると毎日作っているのだが、メニューによって味付けは変わるのでまだ慣れぬ所がありお礼言われるとほっとして）

小芭内さんに美味しかったと言われるのが一番嬉しいわ。……ありがとう、毎日美味しいと言って食べてくれて。あ、そうだ。入浴はどうしよう……小芭内さん先に入る？

此方こそ、何時も世話になっている、もし何か困ったことがあったら頼ってくれ。

蜜璃も疲れているのだから余り無理はしないように。なんて言いつつも俺が君の傍にもっと居たいんだが…。
慌てないよう食事をするように、未だ時間は沢山ある、…そういえばデザートはどのくらいにしておく？

(早まる食事のペースに分かりやすく楽しみにしている様子伝わりゆっくり食事摂るよう伝え。そろそろ食べ終わりそうな頃合見て冷蔵庫から取り敢えずホールのタルト二つ程取り出し全て食べてしまうか確認し。食事摂っている間に手早くコンタクトから眼鏡に戻すと向き合う様に座っていた席から隣の席に移動して距離詰め。食べやすい様何等分かケーキを切り分けつつ。
食事を摂る事を面倒になっていた自分がこうして自分の事を思って食事を用意してくれる相手が居るだけで、億劫になっていたのに毎朝三食摂れるようになり。感謝していること告げ)

一人暮らしの時は何時も用意をするのも面倒で倒れない範囲で不規則に食事を摂っていた、蜜璃のお陰でちゃんと食事を摂れる様になったんだ。其れも毎日こうして美味い食事を用意してくれるお陰だ。
俺は食事をして待ってるから蜜璃は先に湯浴みをして来たら良い。

その言葉だけでも嬉しいわ。ありがとう、小芭内さん。何かあったその時は、遠慮なく頼るわね。

私も少しでも小芭内さんの傍にいたいから……そう言ってもらえて嬉しいわ。
楽しみすぎてそわそわしてしまってごめんなさい。うーん……フルーツタルト、ホールで二個食べたい。小芭内さんも私の事は気にしないでタルト食べてね？

（ペースを指摘されると全てを見透かされている様で恥ずかしくなり頬を薄ら紅く染めて。もう少しで食べ終わるのでデザートのタルトについては時間を気にしつつもホールで二個食べたいのか、その所は遠慮しないで素直に伝えると一緒にタルトを味わいたいのか隣に移動してきた彼を甘えるように見詰めて。
食事が面倒だという話は初耳で意外であり、まさかほめられるとは思わず驚いてしまい。湯浴みについてはさらりと、いつか一緒に入りたいと本気だが冗談混じりに伝えて）

私は食事を提供しただけで、最終的に食べる事を決めたのは小芭内さんよ。私は食事というきっかけをつくっただけだから。でも、やっぱり好きな人にほめられるのは照れるわね。……まだ慣れないわ。
いつか一緒に湯浴みできたらいいな……なんてね。デザート食べ終えたらお言葉に甘えて、先に入らせてもらうわね！

楽しみなのは俺も同じだから、謝らなくても良い。
そうか、沢山食べると良い、…なら俺も一切れ頂こう。

(頼ってくれる事伝えてくれる姿見て微笑むと其の儘頷き返し赤く染まる頬無意識触れようと手を伸ばし、其の儘食事の邪魔にならぬ様髪を耳に掛け。咀嚼する頬はリスの様に黙々と膨れたまま揺れ、其の姿とても愛らしく二個食べる事告げられては早速何等分か手早く切り終え。甘えられると自分はマスクを取るべきなのか若干迷う姿見せ。

少し言い難く、視線落とすが切っ掛けのことばで済ませてしまうには此方が納得出来ず首を振り。毎日疲れていても日々確り食事用意してくれる有難さを感じている事しっかり言葉にして。何時かは一緒に入るだろうと、家族になった未来に思いを馳せ頷き)

食に対しての興味も無いのでな、いや、無かったと言った方が正しい。こうして蜜璃が作ってくれるからこそ少しずつ食事に関しても意味が有るのだと思うようになった。
嗚呼、何時かは自然とそういう時が来るだろう。

楽しみ……やだ、恥ずかしい！嬉しすぎるわ！

小芭内さん！無理しなくてもいいからね……マスクの事。私は気にしていないからよ？ いつかマスク無しで一緒に食べられる日が来たらいいな、って思っているくらいで、直ぐにでは無くゆっくりで平気だから！

（頬に手を伸ばされて触られると、驚いて目を見開くも一瞬で直ぐに瞳は細められてにっこりと笑いかけては、同じ気持ちで嬉しくなり。何となくマスクの事を気にしているのか優しく語りかけ、平気だと元気にアピールして。

デザートタイムに移ると切ってもらったタルトを早速頬張って美味しそうに食べ始めて。フルーツのみずみずしさとクッキー生地の味が絶妙なバランスで思わず頬が緩んでしまい。食に対してまさかそこまで興味が無いと思ってもみなかったので、まさか食で彼の救いになっていたとは思わず驚くもこれからも変わらず美味しく食べてもらおうと内心気合い入れて）

私の料理が小芭内さんの救いになっていたのはとても嬉しいわ。これからも毎日美味しい料理作るからね！
……小芭内さんはその、とても冷静だけど恥ずかしさとかはないのかしら？一緒に入浴するってそういう事……よね。

（　／　いつも素敵な伊黒さんをありがとうございます！おかしな日本語がありましたので連投になってしまい、すみません！ お返事は此方でお願いします。　／　返信不要　）






楽しみ……やだ、恥ずかしい！嬉しすぎるわ！

小芭内さん！無理しなくてもいいからね……マスクの事。私は気にしていないから平気よ？ いつかマスク無しで一緒に食べられる日が来たらいいな、って思っているくらいで、直ぐにでは無くゆっくりで平気だから！

（頬に手を伸ばされて触られると、驚いて目を見開くも一瞬で直ぐに瞳は細められてにっこりと笑いかけては、同じ気持ちで嬉しくなり。何となくマスクの事を気にしているのか優しく語りかけ、平気だと元気にアピールして。

デザートタイムに移ると切ってもらったタルトを早速頬張って美味しそうに食べ始めて。フルーツのみずみずしさとクッキー生地の味が絶妙なバランスで思わず頬が緩んでしまい。食に対してまさかそこまで興味が無いと思ってもみなかったので、まさか食で彼の救いになっていたとは思わず驚くもこれからも変わらず美味しく食べてもらおうと内心気合い入れて）

私の料理が小芭内さんの救いになっていたのはとても嬉しいわ。これからも毎日美味しい料理作るからね！
……小芭内さんはその、とても冷静だけど恥ずかしさとかはないのかしら？一緒に入浴するってそういう事……よね。

時間はあるのだから焦らずともゆっくり浸かって来て構わないからな？

───…嗚呼、有難う。…前世に、少しばかり尾を引いている物がある。其れが理由で中々口元を晒す事が出来ない、何時かはと思ってはいるのだが。

(今から子供らしく嬉しそうにはしゃぐ姿に風呂場で急いで転んだりするのではないかと相手落ち着かせる為慌てないよう事前に伝えておき。何時かは話さなければならない事わかっているのだが、前世でも彼女に言うことは出来ずに。気を遣ってくれている姿に申し訳なく眉下げるも、過ぎ去った筈の過去に踏ん切りが付かず…何より其れを話す事で優しい彼女が泣いてしまう事も目に見えており。元気にアピールしてくれる姿見て何か隠すように目元細め笑み返し。

小さな口の中自然と吸い込まれていく姿に視線向け。当たり前に三食食べれる様に週間付いて自然と健康的な生活になっていっているのを感じ筒頷き。幸せそうに頬張るスイーツ見ているとコンビニの新商品を思い出し不意に話題投げ掛け。下心が無い訳でも無いが逡巡して言葉迷わせた後、家族と住む当たり前の経験が今迄無かった為に其れに憧れている事告げ)

蜜璃が作ってくれる料理が一番美味い、これからも宜しく頼む。そういえば話が変わってしまうがコンビニのスイーツも新商品が並んでいた、ソーダ味のわらび餅なんて変わった商品だったがああいう物も好きだったりするのか？
下心でという訳では…、勿論互いに裸になる気恥しさは俺にもあるが…何時も一人で入り経験として誰かと入るなんて銭湯くらいしかなかった、その為、家族で入る事に憧れの様なものがある…変と思われるかもしれないが。

小芭内さん、私が入浴中はしゃいで危ないとか考えているでしょう！？ ……気をつけるわね。

私も前世で色々気にしている事があったけど、小芭内さんがいてくれたから全て救われたわ。だから、今度は私が小芭内さんの救いになりたいの。時間がかかってもいいから……小芭内さんが話したくなったその時、話を訊けたらいいなって思っているわ。何を聞かされても私は泣かないわ。小芭内さんが辛い時は傍にいて支えになりたいの。

（入浴について色々彼は思う事があるだろうと想像だが考えると子どものように怒って。しかし、前世について気にする彼の姿を見て今度は彼女が救う番だと考えゆっくりと話すと優しく手を握って真剣な眼差しで見遣り。

今世でも大食らいは変わらずにホールケーキはあっという間に胃の中へと消えていき。料理は好きでやっている事なので毎日作るのは苦ではなく、彼女が作る料理で彼が毎日元気ならそれが嬉しくて明日は何を食べてもらおうかと楽しみになっていて。コンビニの新作スイーツの情報にはあれだけ食べた筈なのだが食べたそうに瞳を輝かせて。
下心は無い、次に話された言葉に思わず横から抱き締めてしまい家族という在り方を改めて考え）

小芭内さんの為ならどんな料理でも作るわ。ソーダ味のわらび餅も美味しそうだから今度コンビニで買ってみるわね！ ──…父がいて母がいて、家族というのは私の中でそれが当たり前になっていたわ。私、結婚したら小芭内さんと家族になりたい。毎日一緒に、子どもが産まれたら子どもと一緒に入って……小芭内さんの理想の家族になりたい。

───…少し、思った。子供扱いする訳では無いが、…いや、其の心配が子供扱いしているのか…すまない。

蜜璃にもそんな事が…そうか、人は秀でた相手も妬み悪く言う習性があるからな…、蜜璃も苦労したんだろう。
俺も、君が望んでくれるのならば何時かは話したい。有難う、…まずはマスクを取れる様になってからだろうが、何時か、聞いてくれ。

(怒らせてしまっているがそんな姿も愛らしい等と素っ頓狂な感想過ぎるが、目前真剣に怒っているであろう彼女にそんな積もり無い事告げるも自身でも納得してしまい素直に謝罪述べ。吸い込まれそうな翡翠の瞳、視線に気付くと其の儘見合わせ其れと同時に指先に温もり伝わり感触で手を握られて居る事に気付いて。こうして真剣に向き合ってくれる姿に幸せ噛み締め筒、彼女が望んでくれるのなら、自分も過去に向き合わなければと頷き。

ホールケーキ平らげる姿見て昔から変わらない姿に懐かしさも、嬉しさも、愛しさも胸の中へとじんわり暖かく広がり。沢山彼女の色々な手料理食べてみたいと期待に胸を弾ませ頷き、既にコンビニのスイーツの話を聞いて目を輝かせる姿に買ってくれば良かったと後悔し。横から抱き寄せられ多少肩弾ませ驚くも其れだけの思いで告げてくれている様感じ取ると其の儘此方に抱き寄せ後ろ髪そっと撫で付け)

毎日が楽しみだ、もっと沢山、蜜璃の料理が食べたい。
何なら風呂の後にコンビニに行ってみるか？
理想の家族像があっても、俺は余り良い父親に慣れる自信が無い。これから沢山磨いて行かなければならない部分が沢山あるだろう、蜜璃にも迷惑を掛けてしまうかもしれないが一緒に歩んで言って欲しい。

──……ごめんなさい！大人げなかったわ。私は怒っていないから、安心してね？
私のは前にも話したけど、この髪の色や大食いな事。小芭内さんに救われたから今では克服できたけど……小芭内さんはきっともっと辛いことよね？なら、尚更ゆっくりで構わないわ。その時が来るまで待っているから！

（ 大人気ないと反省すると直ぐに謝って。前世からという事はそれほど迄に辛いものなのでは、と色々と想像してしまい握る手に力が強まって。無理強いはしたくないのか何年かかっても待ち続けると彼に誓い。

まさかコンビニへ行く提案をされるとは思わずに驚くも行きたいと即答で。きっと誰しも良き父親、母親にはなれぬと思うと抱き寄せられて泣きそうになりながらも何とか言葉を紡ぎ、甘える様に抱き締め返して）

お風呂上がりに小芭内さんとコンビニデートしたい！
良い父親にならなくてもいいと思うの、私は。私だって理想の母親とか想像つかないし……お互いに支え合って家族になっていけたらいいな。小芭内さんにたくさん迷惑かけられたい！それが家族だと思うから迷惑だとか色々気にしないでね？

大丈夫だ、構わん。次から気を付けるようにする。
辛い…か。どうだろう、経験を比べる事等出来まい、本人だからこそ辛いと感じる部分があり悩む事もあったんだろう。蜜璃も苦労をしたな…俺も何時かは話したい。その時は少々取り乱してしまうかもしれないがどうか笑わずに聞いてくれ。

(謝る姿に髪を撫で気にする事無い様子伝え、マスク外して口付けしたくなる衝動抑え筒彼女に目を瞑って貰わないと出来ない今、其れだけでも凄くもどかしく。蜜璃は蜜璃なりの苦労を沢山背負って来て今の彼女があるのだから物差しで測る様な言葉で済ませてはいけないと首振り、勿論彼女が笑う等とは思っていないが下手な冗談を交えて。

ただコンビニに行くだけの事にデートと嬉しがる姿にきゅん、思わず抱き寄せる手に力が増し。良き夫婦、家族間の在り方、自分が父になるとして正しい親になるべき事が最重要項だと思っていたが、良き父母にはなれないの彼女の言葉に納得した様に頷き甘える姿に長い髪指先で三つ編み解いて指先で髪を梳き)

………嗚呼、行こう。ただ寒いだろうからちゃんと暖かい格好で行くように。
答えが無いものだからな…、何が正しいのかなんて生涯わからない、か…。至らない父になると思うが、蜜璃の意見も子供の意見もどんな事でも真摯に向き合える父でありたい。まだ先にの事だが、沢山頼らせてくれ。

小芭内さんが気にしている事がもしもマスクが関係していたら……私、どんな事を言われても笑顔で小芭内さんを抱き締めるからね！

（どんな話か想像がつかないが、何となくマスクが関係しているのでは、などと考えては両手を広げて表情し、優しく語りかけて。
入浴後だとすっぴんになってしまうも、再びメイクをすればいいだけの事だが再び落とすのが面倒なのかコンビニへ行くなら入浴前に行きたいと言ってみて。父親になった彼が子育てを頑張る姿を想像すると癒されるのかほっこりとなり、ついつい笑ってしまい。抱き合っている為どうなっているかわからないが、髪を解かれる感覚はわかり何か期待する様に顔が赤くなり）

──あ！？入浴したらすっぴんになっちゃうわ！ それは危ないから入浴する前にコンビニへ行ってもいいかしら？
真摯に向き合える父でありたい、と言う小芭内さんならきっと素敵なパパになるはずよ！私も、幾つになっても女として美しさを忘れない妻やママを目指すわ！……その為にも、小芭内さんは私の髪は長い方が好き？それとも短い髪の方が好きかしら？

有難う。今はもう前世の様に気にする必要も無いんだが、どうも落ち着かなくてな。
わかった。其の時、本当に俺は君にとって相応しい男なのか、決めて欲しい。

(何となくは過去との因果関係に口元関与している事察されている事に頷き、マスク越し自身の唇片手にてなぞり少し表情険しくなるも優しく語り掛けられ此方も真剣に見詰め。
食事は後程温めれば良いし、と作ってくれた彼女には申し訳無いがゆっくり後程味わおうとラップを片手に了承伝える様に頭部ぽんぽんと撫でて手早く纏め上着を用意し。急に可愛いらしく笑む彼女に不思議そうに視線向け、てっきり風呂に入ると思っていたので抱き締めたまま出来心で片方指先で三つ編み解いてしまった事謝罪して)

別に化粧等しなくても蜜璃は十分整った顔立ちだと思うが…、気になるのなら今から行くか。
そうだな、有言実行となる様、励もう。余り気にせずとも見目だけで君を選んだ訳では無い。最初は一目惚れからだったが…どんな蜜璃であっても俺にとって美しいのは変わらず君だけだ。すまない、湯浴みが先かと思い解いてしまった…何時かは髪を切った姿も見てみたいが、前世で並んで歩いた頃と同じ、長くて綺麗な髪も好きだ。



すまない蜜璃。…昨日はホワイトデーだったな。
見逃してしまっていた、仕事終わりに慌てて用意したんだが…その、受け取ってくれるだろうか。何時もこうして傍に居てくれて有難う。
(彼女の両の手を引くと掌仰向けにさせ、可愛らしいマカロンと飴が包まれた箱と彼女の髪色に合わさったウサギのキーホルダー手渡し)

相応しいとか言わないで！どんな話を聞いても、私は小芭内さんが大好き、愛してるの！

（相応しい男かどうかと聞くと嫌々と言わんばかりに言わないで、と叫ぶ勢いで伝えると当たり前に愛してるなど愛を告げて。頭を撫でられると嬉しくて気持ちが落ち着いたのか名残惜しくも彼から離れると椅子から立ち上がりもう片方の三つ編みも解いては髪型をポニーテルにし。準備する為自室へ移動してはコートを着てバッグを持って戻ると後ろから優しく彼を抱き締め覗き込み）

──準備できた！小芭内さんに言われると勇気出たわ！メイクと言ってもナチュラルに近いメイクだからすっぴんとあまり変わらないのだけど、メイクすると違う自分になれるし、楽しいのよね！
私も今考えるときっと、小芭内さんに一目惚れしていたのかも！全てが愛おしく、何時しか一緒に甘味処へ行くのが楽しみになっていたのよ。髪については気にしないで！ポニーテールはどうかしら？小芭内の為にこれからも長い髪のままでいるわ！