No one matters but you.

(衣服脱ぎ身体洗い流し筒、此の儘の関係性を維持していくには彼女の積極性に我慢が利くか分からず不安から吐息零し。これからの生涯と彼女の御家族、自分の欲求を天秤に掛け何方が重いのかは結果は出ておりどう対峙していくのが正解なのか悶々と悩み。余りにも自分が彼女との建前の関係性ばかり気にしていては何時かは呆れられてしまうのでは、と考え乍シャワーを浴び一頻り洗い終え。
衣服を着て髪を乾かすのが面倒なのか手早く吹き終えると一つに纏め彼女の居るリビングへ。ソファーで寛ぐ彼女の身体湯冷めしてしまったのではと湯を沸かし暖かい飲み物用意しようと、)

待たせたな、蜜璃。部屋に行こう、身体は冷やしてないか？

私は平気だけど、小芭内さんの髪がまだ濡れているわ！きちんと拭かないと風邪ひいてしまうから髪をタオルで拭くわね？

（リビングへ戻って来るとソファから立ち上がって。まだ髪が濡れている事に気付けば慌てて肩に乗せていたタオルで髪を優しく拭いて。部屋と言われこの場合は彼の部屋に行くのだろうかなど色々考えてしまい）

小芭内さんの部屋へ私が行って良いのもかしら？ もしそうならとても嬉しいわ！

それなら良かった。…嗚呼、そう言えば普段から乾かすのが面倒で適度に拭いて其の儘にしてしまう…。すまないな。

(待たせていた鏑丸に手を差し出し持ち上げると、髪を拭いてもらって居る為手元で待っててもらい。腕に巻き付かせ動き出し湯を沸かしたやかんで火傷しない様注意を払い乍魔法瓶へと移し、身体は冷えていないというので部屋へ行こうと促して。自分の部屋を提案された事に少々驚いたが、表情柔らかに頷き)

蜜璃が俺の部屋で良いのなら構わんよ。行こうか。

（鏑丸もいるためある程度拭き終えては直ぐに頭から手を離し、改めて夜に彼の部屋へ行くという事は軽率だったと反省し。彼に指摘されたばかりなのだが学んでいなく好奇心に負けてしまった自分を恨めしく思いつつ、きっと眠くなるまで話をするだけだと言い聞かせて）

小芭内さん。夜遅くに私のわがままで部屋へお邪魔してゴメンなさいね。眠くなったら直ぐに部屋へ戻るつもりでいるから大丈夫よ！小芭内さんに迷惑はかけないわ。

(髪を拭いて貰い腕に巻き付いていた鏑丸が定位置に落ち着くと、其の儘振り返れば彼女は少し表情を曇らせて居り。先程の事で内心で反省しているのだろうと察し、考える余裕を与えない様に敢えて何も言わずに彼女抱き上げ。身体は学生の頃から鍛えている為苦もなく彼女を姫抱きにしてしまっては頬に口付け微笑んでみせ、臭い台詞と自覚して居るも少しの逡巡見せた後に瞳見詰め告げ。其の儘自室に足を運びベッドへと彼女を下ろし)

余り悩まずとも君の幸せは俺が確り支えて行く、思う様に言葉にして欲しい。
……それに、大切な姫君の我儘であれば例え難儀なものであっても悩んだ末に蜜璃が嬉しそうな表情を見せてくれるのが幸せなんだ。何も考えなくて良いから、ゆっくり眠る様に。

（突如として姫抱きされては驚き思わず『きゃっ！』と声を発してしまい。姫抱きされたり頬への口付け、与えられた言葉が恥ずかしく耳迄赤くさせ顔を見られないまま部屋へ到着するとベッドへおろされて。どこまでも優しく大人な彼へ甘える様にゆっくり伝え、顔を上げると微笑んで見せ）

小芭内さん、ありがとう。何も考えなくても良いって言ってくれたからほっとして、嬉しいわ。私の幸せは小芭内さんの幸せだから……小芭内さんにも笑っていて欲しいの。

普段から余り表情に出すのは得意では無いが、蜜璃と共に居る時間が一番満たされているよ。
君と暮らし始めてから自分はこんなに笑えるのか、と思ったくらいだ。…それとも、俺は余り君の前で笑えていないのだろうか。

(歯の浮くような自身の台詞に羞恥心隠そうと咳払いして掛布団持ち上げ早々に身体を冷やさぬ様に彼女の足元包み。自身も彼女の隣に腰掛け、矢張りシングルのベッドでは肩が擦れ合う距離感になる事内心悩み筒。
表情筋が痛むくらい自分の中では頬を緩ませたり、彼女を悲しませまいと思案したり悩んだり。一緒に暮らす時間は一人で居る時より濃密で長い物に感じていて。笑っていて欲しい、と言ってくれる彼女に嬉しく思う一方で少し不安そうに覗き込み)

ち、違うわ！前に比べて小芭内さんの笑顔が増えて嬉しいのよ。私と共にいる時間が一番満たされていると言ってくれて嬉しかったし、なんて言うか……私もこうやって小芭内さんと一緒にいる時が一番嬉しくて、だけど……私はまだ子どもだから些細な発言で困らせたら申し訳ないと感じてしまってね。

（ シングルベッドの為二人座ると必然的に肩が触れ合い、顔を覗かれると其れだけでドキドキを増す事になり。足元に掛けられた掛け布団を軽く握りながら気持ちをゆっくり伝え、最後は笑顔で安心させて ）

私たちの関係を両親に伝えるのも、やっぱり緊張していて。私は小芭内さん以外考えられないし、無理だから……頑張るわ。反対はされないだろうけど、教師と生徒の事は指摘されそうよね。

昔から…余り表情に出して迄誰かに感情を伝えよう等と思った事が無いばかりに、自分では笑っている積もりでも笑っている様には見えないのかもしれないと少し引っ掛かっていたんだ。だが、蜜璃がそう言ってくれているのなら、間違い無いな。
…君の色彩の様に艶やかに表情を浮かばせている姿を見ていると自分も釣られて頬が緩む…、気付くと幸せを噛み締めて居るのかもしれん。
子供の頃は子供なりに人生を謳歌すべきだ、遠慮なんてしなくても構わないよ。全てを受け入れるのは難しいかもしれないが、そうして真っ直ぐ向き合ってくれる君が、…昔から変わらず好きだ。

(整った顔と左右の大きな瞳、長い睫毛が瞬きする度に視線がかち合い。今日何度も見たはずの至近距離での表情も、見飽きる所か何度瞳の奥に焼き付けても足りない位で。表情豊かで素直な彼女が心のままに健やかに成長する事を願っており、片手は彼女の背を撫で会話を続け。もう片方は肩から鏑丸下ろし膝上へ運んでやり胴を撫でゆっくりと会話を進め。色々なことがあって動揺や不安がある事を察しているのか鏑丸も彼女の手元へ近付き、笑顔になる彼女に胸が締め付けられる思いでそっと片手にて抱き寄せ)

蜜璃に告げて貰うよりは俺から伝えるべきだと思う、大人として君と健全に付き合っていく事を伝えねば…。
指摘されてしまう物はやむを得ないが、だが君の御両親はそれだけで判断をする様な方では無い。君がそう不安にならずとも俺が支える、余り背負い過ぎ無い様その重荷を共に支えさせてくれ。

小芭内さん……ずるいわ。
マスクを外して素顔を見せてくれた時、とても嬉しかった。さらけ出して全てを包み隠さず見せてくれたみたいで。彼女として、人としてそこまで信頼されていると思ったらとても愛おしくなり、胸が締め付けられたの。あなたは自分の瞳の色が嫌いかもしれないけど、美しいと思う人はこの世の中にいるから。瞳の色に関してまた言ってるよ、とかしつこすぎたらごめんなさい。小芭内さんの全てが私には愛おしいから。マスクで隠れていた唇も何もかも、上手く言葉に表せられないのが悔しいわ！

（伝えられた言葉の全てが心を揺さぶられ、彼の片手が背中まで伸び撫でられると大きな翡翠色の瞳から嬉涙が流れ頬を伝って落ちていき。感情が抑えきれず全てが愛おしいと全面に押し出し言葉に乗せて表し。手許に近づく鏑丸の胴を優しく撫でながら『 心配させてしまったみたいでゴメンなさいね。鏑丸、ありがとう……あなたの事も大好きよ？』彼の相棒にも心配させてしまったと直ぐに謝り好きだと伝えて。彼らしく優しく片手にて抱き寄せられるとその温もりに安心し、背中ではなく首へ腕を回し抱き締め返しては彼の首筋へ顔を埋めて）

小芭内さんは何処まで優しいの……お転婆な私には勿体ない彼氏様だからきっと、両親は小芭内さんに感謝すると思うわ。お父さんなんて小芭内さんの事毎日べた褒めしているのよ。
今更すぎるかもしれないけど、私と小芭内さんは学校でも変わらずに仲良しでしょう？何が言いたいかと言うと……影で小芭内さんは女子生徒から人気だったのよ。クールな所とか、マスクの下はどうなっているかとか。ラブレターを渡してくれと頼まれた時もあって毎日心は揺らいでいたわ。

今日は泣かせてしまってばかりだな…、申し訳なく思う一方で君が俺の為にこうして泣いてくれる事が嬉しい。少し歪んで居るだろうか…、愛されている、と感じる…。
俺も人前で口元を晒すなんて、生きて行く中であるとは思わなかったよ。だが、恋人になった以上一緒に食事を摂ったり当たり前の事を大事にしていきたいとそう思った。
いや、蜜璃にそう言ってもらえるのは何度目であっても嬉しい物だ。君のくれる言葉は何時も眩しくて、暖かくて心地が良い、少し照れ臭いが心が凄く和やかになる。

(頬を伝い流れ落ちていく涙に謝罪より感謝の意を込め口付け落とし、指先で涙拭うと微笑み掛け。説明下手な彼女が精一杯自身の魅力に関して語らう姿愛らしく、上手く言葉になりきれず不服そうな彼女に肩を揺らして笑う声我慢し乍彼女が心配するべき事等無いと優しい眼差しで伝え。
生まれ変わろうと彼女も鏑丸も何も変わらず、こうして腕の中擦り寄る彼女を抱き留め幸せを噛み締め。御両親に関しては明日の午前中連絡を取る事話し、背中を一定の調子で撫でたまま会話を聞いていれば学内の話が飛び出した事に驚き)

本当は挨拶も兼ね、確りお会いせねばならないだろうが、海外迄飛んで仕事もあれば蜜璃を一人にさせてしまうのも心配だ。明日、丁度良い頃合を見つけて連絡しておく。
そうか、まぁ教員の立場として目立つ事があるからだろうが、好意を寄せられても一時の物だと断っていた。友人関係として手紙を渡すよう言われ断った際に後々気不味くなるのが嫌ならば、此方に回してしまっても構わん。心配せずとも、俺が心を寄せる相手は君だけだ。

歪んでいないわ。それは当たり前な感情だから。小芭内さんが私の事で涙してくれたらとても嬉しく、愛されているって実感できて幸せね！
私の前でマスクを外すのがまだ苦手だったら無理しないでね。小芭内さんのペースがあるのだからゆっくりで構わないわ。

（口付けには嬉しさと驚きで涙は止まり、笑いを堪える姿を見ると声に出して笑ってもらいたいのか我慢せずに素直に『……小芭内さん。楽しい時や面白い時は笑って欲しいの。小芭内さんのどんな声でも聴きたいわ』素直に言葉で表し。抱き締めらる度に安心感は増していき満たされると甘える様に彼の胸元へ顔を埋めて小さくなり。幸いにも親友から手紙を渡されたことは無い為伝えると心配してくれる彼がさらに愛おしくなって首筋へちゅ、と優しく口付けて）


明日は一日ドキドキしているかも。小芭内さんとずっと一緒にいるためだものね！
知らない人からが多かったから友達は大丈夫よ。心配してくれてありがとう、小芭内さん。

そうか…ならば沢山目に焼き付けたい、笑う姿だけではなく困った顔も怒った顔も俺だけに向けてくれる表情が楽しみだ。
嗚呼、普段外出する時や室内に居る時も慣れで付けてしまうだろうが苦手とかでは無いよ。

(実際に困っている顔や怒る姿を見ればきっと動揺隠し切れないまま彼女の様子を心配してしまうだろうが其れも幸せの一部だと頬綻ばせ。あまり彼女の事を笑ってしまえば嫌な思いをさせてしまうのでは、と気遣っていたが其れが逆に心配されてしまったようで隠さぬ様に笑って見せると頷き。
華奢な肩抱き寄せ密着する身体、今日はこのまま耐え切れるだろうかと一瞬頭を過るが冷静さ掻き乱されないよう表情には出さないものの首筋に口付けられ肌を撫でる吐息に翻弄されてしまいそうになり)

そうだな…俺も心臓がまろび出そうだ、だが蜜璃に良い知らせを出来る様最善を尽くそう。
それならば問題は無いな。…何かあれば相談してくれ、小さい事でもなんでも。共に考えれば違う答えが見い出せるかもしれない。

私も小芭内さんの色々な表情を見てみたいわ。私だけに色々見せてね？
マスク外すのが苦手でないのなら良かった。キスする時とかやっぱり唇に直接の方が気持ちいいから嬉しいわ！ありがとう、小芭内さん！

（笑顔が増えてきたなど、彼の感情が前に比べ大分表情豊かになってきていると実感してはつられるように頬綻ばせ。マスクを外すのも苦手では無いとわかると嬉しそうにお礼を告げて。
首筋へ軽く口付けてから車内で起きたあの事を思い出すと頬の赤みが色濃くなり、無意識に首筋へ軽く指で触れながら話を訊いていて。今度は彼女の方が証を残したいのか口付けた首筋を指で触れながら上目遣いで見詰め）

今からこんなに緊張していたら、結婚の報告する時はどうなってしまうのかしらね！二人とも緊張していたらお父さんとお母さんに笑われそうだわ。
相談……あの。私も小芭内さんの首に私の印を残したい。私にしてくれたこれと同じのを、小芭内さんの首にも……ダメ、かしら？

端から蜜璃以外に見せる気は無い、勿論だ。
外す事に関しては構わないが食事に関してはもう少し時間を置いてもらえると助かる。…情けない話だが幼い頃から誰かが隣に居ると中々喉に通らないんだ。

(満たされた時間を与えてくれる彼女に感謝し筒、微笑む様子を見て今日一日こんなにも傍に居たのに未だ幻想や夢に感じてしまう程こんなに傍で触れている瞬間が何より尊い物で。礼を告げられては此方こそ、と口を開く唇は、直接口付けた方が気持ちいいとつたえる彼女の率直な意見に恥ずかしくなったのか頷き返すだけで耳を赤らめたまま上記伝え。
指先で自身が付けた赤い痕をなぞり乍何やら艶っぽい表情で見詰められると此方も心音早まり、ゆっくり一呼吸置いてから彼女の話に耳を傾け。同じ様な痕を付けたいと、自分が勝手に付けておいて駄目だと言える筈もなく無愛想に頷けば衣服の襟元指で下げ鎖骨晒し)

結婚の報告か…蜜璃が大学を出て落ち着いてから、と考えているから…君が大学を卒業したら父としては嬉しい半面複雑な重いだろう…。
………わかった、…普段首元から見えてしまっては不味いから鎖骨の方で…構わない、か…？

端から蜜璃以外に見せる気は無い、勿論だ。
外す事に関しては構わないが食事に関してはもう少し時間を置いてもらえると助かる。…情けない話だが幼い頃から誰かが隣に居ると中々喉に通らないんだ。

(満たされた時間を与えてくれる彼女に感謝し筒、微笑む様子を見て今日一日こんなにも傍に居たのに未だ幻想や夢に感じてしまう程こんなに傍で触れている瞬間が何より尊い物で。礼を告げられては此方こそ、と口を開く唇は、直接口付けた方が気持ちいいとつたえる彼女の率直な意見に恥ずかしくなったのか頷き返すだけで耳を赤らめたまま上記伝え。
指先で自身が付けた赤い痕をなぞり乍何やら艶っぽい表情で見詰められると此方も心音早まり、ゆっくり一呼吸置いてから彼女の話に耳を傾け。同じ様な痕を付けたいと、自分が勝手に付けておいて駄目だと言える筈もなく無愛想に頷けば衣服の襟元指で下げ鎖骨晒し)

結婚の報告か…蜜璃が大学を出て落ち着いてから、と考えているから…君が大学を卒業したら父としては嬉しい半面複雑な重いだろう…。
………わかった、…普段首元から見えてしまっては不味いから鎖骨の方で…構わない、か…？

もちろんよ！私は平気だから気にしないで？小芭内さんに見つめられながら食事するのは恥ずかしいけど、新鮮で楽しいわね！

（食事に関しては笑顔で頷き、想像すると恥ずかしさや新鮮味がありゆっくりで大丈夫だと優しく伝えて。率直な意見で赤くなる姿が愛おしく思わず唇を触れ合わせては嬉しそうに微笑みかけ。彼女の方から申した事なのだが、衣服が肌蹴られ現れた色白な肌に突起する鎖骨部を見せられては彼の顔と鎖骨を暫し見比べて。吸い込まれる様に鎖骨へ顔を近付けては軽く舐めた後、最初は優しく吸い付くもゆっくり力を加えほんのり色付く位に痕が残るのを確認してから唇離して再び鎖骨をぺろぺろ舐め始め）

──大学！そうね、先ずは私が大学に合格しないとダメだわ。両親はきっと私の嫁ぎ先が無事に見つかって、複雑よりも嬉しさの方が強いかもしれないわね。……小芭内さんありがとう！鎖骨いただきます……ん。

嗚呼、蜜璃が食事をする姿は何時も見ていて幸せに感じる、だが余り見詰められ乍食事をするというのも嫌じゃないか？

(美味しそうに笑顔で食べる姿何時見ていても自分迄満たされた気持ちにさせてくれる様子言葉にして、楽しいの言葉に自分が逆の立場考え不安気に問い掛け。唇触れると名残惜しそうに鼻先擦り寄せ、此方からも口付け落とし。
黙ったまま顔と鎖骨を交互に視線向ける様子に相手の意図がわからず求めていた物が違ったのだろうかと疑問に思っていれば、頂きますの言葉に頷き。肌を舐め上げ唇で徐々に吸い付かれれば紅く痕が咲き、其の様を眺める一方で自身も彼女の顳?や頬に口付け落とし。仔猫みたく舌先で鎖骨舐められ理性ぐらりと傾きそうになり)

未だ嫁ぎ先を急ぐ年でも無いだろう、君程素敵な人なら俺が関係性を曖昧にしていたら他の男共が黙ってないさ。
………ん、は…………。

恥ずかしさは多少あるけど、私は愛しい人見られて嫌がる女ではないわ！見つめられると見つめ返しちゃうくらい好きよ。小芭内さんが愛しすぎるの。

（不安を解消するように笑顔で説明した後、名残惜しそうに今度は彼の方から口付けされると嬉しそうにはにかんで。左右で色の違う大好きな瞳の瞼を優しく口付け。
男共が黙っていないという発言では否定する様に首を左右に振って。鎖骨への口付け、彼女の行為により艶めいた声を発する彼の姿が愛おしくも、初めて聴いた艶めいた声に理性が傾き。見上げる瞳は僅かにとろんと蕩けさせながらもうひとつの鎖骨へ、今度は先程よりも強めに吸い付いて濃い痕を残し。甘える様に鎖骨を舐めていたが滑らせる様に首筋へと舌を這わせ）

小芭内さん以外興味無いからお断りよ。
ふふっ、小芭内さんの艶めいたその声……蕩けちゃうわね。

見詰め返されて、柔らかに微笑んでくれるのを見ると俺も安心する。嫌と思う所か蜜璃が俺を見ていてくれると思うと幸せだ。

(此方の口付けにはにかむ姿に髪を梳いて指先から愛しさ伝える様に撫でては、両の瞼を口付け落とされ大人しく受けて。瞳瞑るともどかしさ感じ。
自分以外興味が無いとさらり断られれば其の言葉嬉しく、表情に出さない様努めてはいるが抱き寄せる力も強まり嬉々とした感情隠しきれず。先程で終わりだと思っていたが反対の鎖骨再び吸い付かれ少しばかり痛みが走り、緩り肩上下させ熱の籠った吐息吐き出し乍肌を撫でる舌先敏感な首筋這う様覚え。彼女の名前吐息混じりに呼び彼女の耳元口付け落とし)

………は、ぁ………みつ、り…。