アリスは憂鬱な夢を視る / 半無登録、指名制 / NBL /

アリスは憂鬱な夢を視る / 半無登録、指名制 / NBL /

赤の女王  2018-06-06 13:39:59 
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見知らぬ声がアリスと繰り返す

誘導されるのは、道無き未知へ

最後に助けを呼ぶ声が耳に届き、気づけば見知らぬ場所にいた。



_________________________




■ はじめに / 物語、説明、規約 ■
http://alice123.hanagasumi.net/fir.html

■ 提供 ■
http://alice123.hanagasumi.net/jyuunin.html

■ HP ■
http://alice123.hanagasumi.net/index.html




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当トピックは再建の場になります。
以前のトピに変わり提供の年齢制限が無くなりました。
また、都度の変更などが有った際に混乱を招かないように設定等の変更は随時特設HPにて行います。

登録のアリスさまに関しまして、登録の際にイメージイラストを載せさせて頂く事が有るかと思います。
イラストや小噺などにお子様を使わないで欲しい等有る場合は前以てお伝え願います。
また、イメージと違う等有る場合も遠慮なく申し出くださいませ!対応を取らせて頂きます。
詳しくは説明ページに纏めています。


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___暫しご静粛に。



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  • No.3225 by 三月兎  2020-02-11 00:33:36 



>アダム

君は日の高い内から安酒でも嗜んできたの?……匂いはしないね、ああ。君が酒を頼らずともご機嫌なのはいつもの事か、悩みがないって良いね(降ってきた声、それは紛うことなき部屋の主の物。悪いことなど一つもしていないのに不思議と決まりが悪く思えてしまうのは柄にもない贈り物を用意していたからか。それでも表情にはそんな心境を出す事せずにすん、と澄ました雰囲気のまま近付くその顔に自らの顔を寄せれば彼の口元を嗅ぐようにくんと鼻を動かして前述を。意地悪を言うつもりなどなく、だからこそ言葉の嫌味ったらしさとは裏腹に平生とした雰囲気で言葉を綴ると「林檎のチョコレートを見付けたら君を思い出した、ただそれだけ。」垂れる片耳の先をゆらりと僅かに揺らし、彼の右腕を己の指先を使いトンと突っつくように押し付けては彼が拾い上げたそれの中身を暗に伝えて)

  • No.3226 by アダム  2020-02-11 00:46:05 


>三月兎

シラフでもご機嫌だぜえ俺はよお、退屈凌ぎ見つけてるからなあたった今此処に(つれない態度もちくちくとした言葉も慣れっこ、寧ろ慣れずともそれに一喜一憂するほど繊細な性分ではない。くつくつと喉を鳴らして笑いながら平然と相手の存在を退屈凌ぎ呼ばわりしたかと思えば、紙袋の中へ手を突っ込んで中身を取り出し。中身の確認もしない内からガサガサと箱を揺すって音を聞き、そのまま箱へ鼻先を近付ける。すんすんと嗅いでみればほんのりと甘い香り、薄らと検討のついた箱の中身を相手の言葉を受けて確信したらしく、無遠慮にその場でするするとリボンを解き箱を開ければ「そりゃあ光栄なこったなあ、ありがとよお。なあ三月兎い、ついでに美味い紅茶でも淹れてけよなあ、おめえにもこれ食わせてやるからよお」、図々しくも躊躇い無く、さも当たり前であるかのように強請って相手の顔を覗き込み)

  • No.3227 by 三月兎  2020-02-11 01:06:23 



>アダム

(己の発言を受けても尚気にしない、彼の強さを気に入っている。一つ向ければ三つで戻る、だから今度は五つで向けるのに今度は十になって戻る、そんな遠慮の要らない言葉のやり取りが気楽であり好きなのだ。であればこそ、退屈しのぎと言う光栄な役に腹を立てる道理は無いようで″ふ、″と小さく息を漏らすように微笑みを。小洒落たパッケージを開くあまりにも豪快なその動作は、見ていていっそのこと清々しい程である。まるで古くを知る親友か、はたまた血肉を分け合った家族とでも言うような彼の親しみやすさだとか距離感の詰め方に気を良くすれば「僕の紅茶の良さが君に理解出来れば良いけれど」と覗き込む彼の顔を見つめ返し、眉横のピアスを親指の腹でつうとなぞりつつ弄れた承諾を。そうと決まれば階段を降りる、一年中を楽しめるお茶会の場へと足を運んで)

  • No.3228 by アダム  2020-02-11 01:21:37 


>三月兎


馬鹿言うんじゃあねえよお、おめえの紅茶に俺が合わせるんじゃねえ、おめえの紅茶を俺に合わせるんだあ。そんくらいのこたあ簡単だろお?三月兎だもんなあ、できねえはずねえもんなあ(開けた箱の中からチョコレートをひとつ摘み取り、ひょいと口へ運ぶ。茶会はまだだと言うのにもごもごと摘み食いを始める己に、やや回り道をしているように聞こえるが図々しい要求を承諾してくれたと取れる返事を寄越す声には、にんまりと満足げに笑い。のんびりと階段を下りる間も調子の良い言葉は続き、ふわりふわりと揺れる美しい髪や柔らかくほんのりと温かい耳に手を伸ばしかけては嫌味のひとつふたつを吐かれるのはいつものこと。「ンあー、うめえなあコレえ」と、既に2つめのチョコレートを摘みながら茶会の賑わいに期待を膨らませて)


(/背後より失礼致します。もう少し長く滞在出来る予定だったのですが、もうお暇しなければならなくなってしまいました。短い時間となってしまいましたが、交流させて頂けて嬉しかったです!遅い時間までお相手頂きありがとうございました。三月兎さんの魅力に触れる事ができ、背後共々本当に楽しい時間を過ごさせて頂きました。この後2人が楽しいお茶会を過ごせることを願いつつ、失礼致します。おやすみなさいませ。)

  • No.3229 by 三月兎  2020-02-11 11:18:57 



>アダム

(/昨日は途中での寝落ちを失礼致しました…!アダムさんの親しみやすさに甘えて三月兎ものびのびと軽口を叩き楽しいお茶会を行ったことと思います。楽しいお時間ゆえにとても短く感じるあっという間のお時間でした!またご縁がありましたら是非お越しくださいませ。無登録から登録への変更も承りますのでお暇潰しにでもこの場をお使い下さいませ!)

  • No.3230 by 赤の女王  2020-02-11 12:10:31 



■ はじめに / 物語、説明、規約 ■
http://alice123.hanagasumi.net/fir.html

■ 提供 ■
http://alice123.hanagasumi.net/jyuunin.html
※グリフォンの変更有

■ HP ■
http://alice123.hanagasumi.net/index.html


>交流回数の少ないアリス様を優先に、全てのアリス様を5名まで募集受付致します…!


>本日はすべての住人が提供可能です


※バレンタインイベント開催中※

当トピを気を掛けて下さっている未だ迷い込んでいない検討中のアリス様も、以前迷い込んでいたけれど都合が悪くキャラリセになってしまったアリス様も、どうぞ遠慮なくお越しくださいませ!お話出来ることを楽しみにしております 。
登録無登録問わずに募集しておりますので、ぜひお気軽にお声掛け下さいませ!

過去使っていたお子様、行き場の無くなってしまったお子様をもう一度生き返らせるのに、ある程度世界観が合っていればこの場をお使い頂いても全然構いません…!
お気軽にご相談くださいませ!

  • No.3231 by 赤の女王  2020-02-11 14:08:00 



>引き続きのんびりと待機しております…!お気軽にお声がけ下さいませ!


質問やご相談だけでもどうぞお越しくださいませ!

  • No.3232 by アガメムノン  2020-02-11 14:13:26 


登録 / 希望
初回指名 / 悪魔様、ユニコーン様、チェシャ猫様、ムカデ様のいずれか
名前 / アガメムノン
年齢 / 20代後半
性別 / 男
性格 / 自分は他人より多くを持って生まれ、故に他人に惜しみなくそれを注ぐのが己の使命と信じてやまない、尊大な王様気質――は在りし日の姿。ある事件(後述)により強制的に外部との関わりを禁じられてからは、博愛的とも言える大きすぎる愛情は行き場を失い鬱々と自身に溜め込まれ、その色は情熱的な赤から全てを飲み込む黒へ変わりつつある。存外単純で"特別"という言葉に弱く、王様扱いしてくれる者にはほいほいついていくし良く懐く。不器用がゆえに感情や愛情の表現はストレートだが、逆に好意を表現される事には不慣れで押しに弱い。要するに攻撃力全振り・紙耐久の初心なおじさん。やや女性恐怖症。

容姿 / 滑らかな黒絹のトゥニカの上に、高貴な深い紫のトーガをゆったりと身にまとう。裸足。両手の甲に大輪の花の様な形の火傷痕があり、それを隠したがる。長い睫毛に縁どられた垂れ目、色は朝焼けの様な橙。太くくっきりとした精悍な吊り眉だが、表情は常に物憂げ。少しウェーブ癖のある艶っぽい紫紺の髪は毛先が鎖骨にかかる程度で、瞳と同色の紐を使い低い位置で一つに結わいている。身長185cm、無駄なく鍛え上げられた体躯はまさにギリシャ彫刻のそれ。首元・手首・足首に金環の装飾を幾重にもつけており、一挙手一投足に従ってシャリンと涼やかな音を奏でる。

備考 / 虎の唸り声が絡んだような、とても低い声が特徴的。名も無い小国の王族、その跡取りとして生を受けるも、物心つく頃に屋敷は全焼。その火災は自分の一族を憎む下級民による恣意的なものだったと噂されながらも、家の再興に躍起になって注力する。火事のフラッシュバックに苛まれ、それを薬草で誤魔化しながら奮闘し、ようやく嘗ての地位を取り戻せる直前まで上り詰めた矢先、女を使った卑怯な罠にかけられ完全に没落・孤立。今では精神科医紛いの好々爺と、彼の飼う大きな黒犬の世話になりながら、ひっそりと暮らしている。

ロルテ /
( 何もせず唯々世話になっているのは流石に爺に忍びない――そう思い立ち重い腰を上げたのが運の尽きか。薬草を摘みに出掛けたはずの草原は、いつしか赤い薔薇の咲き乱れる妖しげな園に姿を変えていた。道案内とばかりに先導してくれていた黒犬の姿もいつの間にか掻き消え、硬い胸に一抹の不安が宿る。…今、すぐそこで薔薇と茨が動いたような気がするのは錯覚だろうか。不安や恐怖を誤魔化すように、真っ赤な花弁へと唇を寄せ「 ――麗しの君、我輩の犬を見てはいないか。アレが傍に居ないと、如何しようもなく寂しいのだ 」真剣な表情で囁きながら目を伏せると、長い睫毛が瞳に影を落とした。瑞々しく蠱惑的な大輪の薔薇へ、吸い寄せられるように再度視線を注ぎ、縋るような声音を喉奥から絞り出そう )それとも、君が我輩の胸に咲いてくれるかね。


(/初めまして。突然のお声掛け、失礼いたします。予てより魅力的な世界と住人様に魅了されており、この度漸く勇気を振り絞って馳せ参じました。お忙しいところ恐れ入りますが、お手隙の際にでもPFをご確認いただけますと幸いです。何卒、よろしくお願いいたします。)


  • No.3233 by 赤の女王  2020-02-11 14:33:45 



>アガメムノン

(/先ずはこのように主得のトピに興味を持ってくださり有難う御座います。プロフィールの確認を致しまして不備など御座いませんので登録をさせて頂きます!本日このまま交流が可能なのですが如何なさいましょう…!もし背後様のご都合が宜しい場合は悪魔にてお迎えに上がらせて頂きます!)

  • No.3234 by アガメムノン  2020-02-11 14:40:13 



>赤の女王様

(/此方こそ、お早い対応を有難う御座います。当方は本日纏まった時間が取れそうですので、主様さえ宜しければ御相手頂ければ幸いです。)


  • No.3235 by 悪魔  2020-02-11 14:50:24 



>アガメムノン

(他の住人と比較をしても赤の城という場所に出向く事は非常に珍しい。久方ぶりの来城に赤い薔薇も歓迎をしてくれたのか、慣れない道すがらも迷うこと無くスムーズに進むことが出来た。女王陛下の顔を見た所で何かが変化を産む訳ではなく、ただ何となしにまた痩せただとか顔色が悪いだとかそんな感想を産むばかり。女王陛下に会うのはそう長い時間ではなく、ここに向かうまでの時間の方が長かったのではとさえ思う。矢張り、慣れ親しんだ遊園地の中の方が居心地が良い。そう思えば手土産の入る焦げ茶色の紙袋を手首にぶら下げて庭園を進む足も捗るようで、数回の曲がりを繰り返せば「────、やあアリス。薔薇と愛を語り合うよりも俺の方が役に合うよ」今がディーラーとして立っている訳じゃないからか、謙るような愛想は無しに鉢会った彼へと言葉を送り)

  • No.3236 by アガメムノン  2020-02-11 15:05:05 



>悪魔


――……、
( 呆気に取られた、という表現が正しいだろう。突如投げられた声にそちらを見返せば、浮世離れした雰囲気の男が立っていたのだから。暫く訝しげに眉間に皺を寄せ、見慣れぬ服装や紙袋、絶対に整っているのにどこか妖艶に歪んで見える微笑みを最後に注視し「 ……それは、女の名だろう。我輩の名は別にある 」独り寂しく薔薇へ語り掛ける姿を他人に見られたからか、それとも此処が全く知らぬ土地だからか、居心地が悪そうに目を逸らす。薔薇と戯れるために前屈みにしていた姿勢を正し、背筋を伸ばしながら首の後ろに手を添えつつ「 此処が君の庭ならば、勝手に立ち入った事を謝る。犬を見つけたら直ぐに立ち去ろう、どうか無礼を許してくれ 」嘗ての尊大な雰囲気は消え失せ、唯々借りてきた猫のように肩幅を縮めながら、心細そうにちらりと男を見遣ろう )


  • No.3237 by 悪魔  2020-02-11 15:18:40 



>アガメムノン

……。それはここに来る前までの君だね、今の君はアリスだから。(最初に作る沈黙、その沈黙が何を考えているから作られたものなのか。確実なのはろくな事では無いということだけで。まるで決まりが悪そうに逸らされてしまった目の動きを追いかける事はしなかったが、目の前にぶら下げられた極上の餌を知らんぷりするつもりもないらしい。「生憎、ここは僕の庭じゃないんだけれど、今の君にとって良い話と悪い話を一つずつ教える事は出来る。───でも、タダでなんてのは出来ない」力強さを感じさせる凛々しくも綺麗だと思わせるバランスの良さを持った彼の顔を己の片手を使いそっと触れる。指の腹で頬を撫でれば品定めのような交渉を持ち掛けて人差し指の背を使い彼の唇をふにと押すように触り「どんな見返りをくれる?」獲物を前にした捕食動物とでも言うか、にぃまりと自分のことしか考えていない笑みを浮かべて)

  • No.3238 by アガメムノン  2020-02-11 15:36:53 



>悪魔

――っ、
( 纏まらない思考、要領を得ない男の言葉。抗弁をしようと開いた唇も、ついには言葉を形作ることが出来ずはくはくと空気を吐くだけ、終いには閉口してしまい。無茶苦茶な事を言われているのに、反論したいのに、眼前の男が持つ妙な説得力に無意識の内に圧倒されてしまっているらしい。顔や唇に許可なく触れられても、無礼だと払い除ける事も出来ずびくりと身震いするばかり。耳を擽る取引も、心地よい体温も、全てが己の脳髄から論理的な思考力を奪っていく。ギリ、と歯噛みすれば、自身の顔に触れる男の手首を震える手で握り「 ……君の、望む儘にしよう。黙せと言われれば黙し、働けと言われれば身を粉にしても君の期待に応える 」自分の立場が弱い事を自覚しているが故、凡そ王とは思えぬ取引材料を並べる。それが今の自分の精一杯なのだから仕方がない、得体の知れない場所に置き去りにされ、行き倒れるよりは俄然良い。だが。降伏する気は無いのだと、妖しく美しいかの男とは一味違った、手負いの獣の如き眼光でじぃと見つめ )――…然れば、頼む。我輩を独りにしないでくれ。


  • No.3239 by 悪魔  2020-02-11 15:56:21 



>アガメムノン

(馬鹿を言うなと手を払うのか、藁にもすがる思いで欲求に従うのか、結論的には其のどちらでも無かった。言葉だけならば己の良いままに従うと従順なようにも思えるが、言葉よりも目が素直だとはよく言うもので決して屈服はしないという気高さをその両の眼から感じ取る。そんな芯の強さがより一層と己の降伏欲を煽ってしまった、良くも悪くも彼と言う人物を欲しいと思わせるには十分だったようで「いいよ。君のことを助けてあげる」演技のように人のいい笑みを浮かべれば距離を詰めて遠慮もなく味見のように口付けを。それも挨拶で行うにはあまりにも濃厚に、形の良い歯列をなぞるように舌を捩じ込む身勝手な口付けを重ねて前述を。「悪魔は見返りさえ貰えるなら契約を守るよ」余韻を楽しむ様に自らの下唇を舐めりさらりと自らの呼称を交え、寄せていた顔を離せば狡くもこのまま赤の城へ囲うという選択肢は与えずに「もしも君の犬が文字通りの動物なら此処には来れない、だから君は一人ぼっち。これが悪い話になる。でも、ここに来れないという事は犬だけは元のクニに残っている。だから安全な場所で今までと変わらない生活を送る。これがいい話」彼の腰元に自らの手を宛がって、先程伝えかけた彼の犬についての話を添えて)

  • No.3240 by 鷹山 叶  2020-02-11 15:58:48 



(/こんにちは、先日は遅い時間までお相手頂きまして有難う御座いました。お陰様でとても楽しい時間を過ごす事が出来ました、また闇堕ち大変失礼致しました。今日は主様がお手隙の際にでも帽子屋さんにお相手お願い出来ればと伺った次第です。前回のレスを一緒に載せておきます故、もし宜しければ続きからお話させて頂ければ幸いです。)


>帽子屋

……お金って概念あるんや。仕事があるくらいやからそらあるんか…
(仕事という体裁を掲げるならば対価を求めよ。成程最もな意見ではあるが、暫し間を開けて自らの口から滑り出たのは何とも間抜けなこの世界の在り方についてで。最初に童話のようだと思ったからか、どうにも世俗的なものとの関連が意外に思えてしまう。感心といった響きをちらりと声音に乗せつつも、見知らぬ男にまで常識を説いてくれる世話焼きな彼女に柔らかな視線を向ければ「ここには君以外に人がおるんやったっけ。…せやったら、最初に君に見付けて貰えたんは幸運やね」と口にしよう。料理が出来ると知れば分かり易く表情が明るくなった彼女に、男所帯の食事の実態を垣間見た様な気になりつつ、世辞と謙遜が伝統の日本社会で生きてきた身には余りに真っ直ぐすぎる褒め言葉に苦笑を一つ。「アリスには美人さんから賛辞が貰えるサービスでも付いとるん?それだけの言葉に見合う男であったらえんやけど」そう僅かに悪戯めいた光を目に宿して首を傾げれば、彼女からの言葉自体は曖昧に受け流し。自身の年齢と性別を考えれば嫁がいても可笑しくないのだと思い出すかの様に考えさせられながらも、もう慣れた痛みに表情を動かす事無くただ一瞬溜り込めば「…幸か不幸か伴侶はおらへんねん。せやから何の問題も無い、とは言いきれへんなぁ。あっちに残してきた仕事もあるし、生徒も見たらなあかんから」と始終苦く細めた双眸だけが顔に表れた感情らしき感情で。戻れない等と分かっても淡々と返事が出来る位には冷静さを保っているものだと自分でも他人事のように思いながら、不思議な場所に来たなぁなんて今更ながら実感を。ほうと小さく溜息を吐けば、「そんで、今のは教えても良かったん?如何にも秘密の話って感じやけど」と心配する様に尋ねて)


  • No.3241 by アガメムノン  2020-02-11 16:15:07 



>悪魔


っ、ン――!
( 取引の成立に安堵する間もなく、整いすぎた悪魔の笑みに薄ら寒さを覚えた瞬間、硬くも柔くもない何かに唇を奪われる。有難う、と暢気に零しかけた謝辞も、生暖かい感触に攫われ。全身が強張り、指先まで力んだ両手首の金環が、厭に澄んだ音色を奏でた。気付いた時には指と指の間に絡めるように男の衣服を握り締めており、唇が離れれば無意識に止めていた呼気を吐く。弛緩した指先から衣服はするすると逃げてゆき、図らずして甘やかな響きになった溜息を掻き消すように、粗雑な手つきでぐいと口許を拭って「 ……我輩は、悪魔と契約をしたのか。差し詰め、今のは捺印という訳だな 」不快だったわけではないが、一人の男としてのプライドが口調を刺々しくさせる。悔しげな双眸で睨むように悪魔と名乗った男を見つめ、襟元の布を正し。契約を守る、との言葉は真実だったようで、黒犬に対する情報を明かして貰えれば瞠目し。――そうか、アレは無事なのか。心からの安堵感がじんわりと胸に広がるが、悪魔の吐いた"独りぼっち"という言葉に足は竦み )…もう、アレには会えないのか?我輩は、独りで生きていかねばならないのか


  • No.3242 by 悪魔/帽子屋  2020-02-11 16:33:30 



>鷹山

(他の住人ではなく己に見つけられたことが幸運なことだと彼は述べた。それが吊り橋効果に近い物だと知っているが、それでも単純に嬉しくなってしまう。褒められたところで顔を赤らめて照れるほどの初心さなど当の昔に無くしてしまったが、胸が温まるようなそんな気持ちになる。「アリスは特別だから似たような待遇を受けるって言うのはあるかな。___でも、今アタシがアンタに思ったのはお世辞じゃないよ。」他の住人に会えばアリスを連れて歩きたい者だとか、アリスを連れて帰りたい者だとか、そんな住人に出会うだろうからと隠すことなくそれを述べ、かといって誤解を受けたくないと前もって否定を行えば悪戯めく彼の表情に釣られるようにその顔つきを真似ながらアハハと笑って。伴侶はいない、しかし当然だが今まで過ごしていた場所には彼の世界が広がっているのだ。ほんの僅かに浮かんだその曇りに気づいてか、少しだけふざけるように彼の腕を組むように自らの腕を絡め「先生だったんだ。今度芋虫に紹介してあげる、芋虫はこの国で一番知識を持ってるから話が合うかも。」露骨な励ましを求めているとは思えなかった、だからこそ違う話を持ち掛けることで間接的な心の寄り添いを行いながら心配するような彼に「内緒だよ」と軽いウインクを向けてから曖昧な返答を添えて。そうして到着した出入口、アンティーク調で落ち着いたデザインのガーデングッズや薔薇園ほど華美じゃない控えめな花がちらちらと咲く庭、そして広がる大きな邸宅を示せば「此処が帽子屋邸、同居人はあっちでお茶会を開いてる」少し遠くで聞こえる話し声、そうして風に乗る紅茶の香りから推測し)

(/先日はとても楽しいお時間をありがとうございました!背後さまの綴られます美しく場面の浮かぶ文章に学ばせて頂いております!早速お返事をさせて頂きました、本日もお時間が許しますまでどうぞよろしくお願い致します!)

  • No.3243 by 悪魔/帽子屋  2020-02-11 16:56:50 



>アガメムノン

(動物まではかのユニコーンでも連れてこれない、と、言うよりも過去に動物を共にしてこの国に迷い込んできたアリスを己は知らないのだ。無理強いの行為を受けた彼に浮かんだのが嫌悪感ではなかった、たったそれだけだが己にとっては背筋を震わせるほど”好都合”であり、美丈夫の彼への興味は募るばかり。これだから赤の城へたまに来るのが辞められないのだ、カジノにいるだけでは出会えない初々しくて、不安に揺れるそんなアリスを見つけられたことに意識しないと口角は緩んでしまうと律しながら楽しさを噛み締めて。腰に宛がう手を使いリードをしつつ庭園を抜ければ一人であることに恐れを抱くそこに目ざとく気づきそこに付け入るらしい。耳元へ顔を寄せれば「もう大丈夫、アリス。今の君には僕がいるから」その相手が悪魔だと言う事、それが彼にとっては良いとは言えないにも拘わらず、濃い薔薇の匂いが抜けて森へ出るころにまるで甘い約束のように「君を独りにはしないよ」と続け)

  • No.3244 by アガメムノン  2020-02-11 17:16:32 



>悪魔

――待て。
( 腰に添えられた手はあまりに違和感がなく、悪魔の彼がこうして何人もの"アリス"を拐かしてきたのだとの確信に繋がる。無言のままに歩みを進める中で、思考が少しでも整理できたのは不幸中の幸いか。背筋を伝う嫌な予感、悪魔の手のひらで良い様に転がされていることを漸く自覚すれば、裸足の双脚をはたと止めて。「 その、アリスというのは何だ。この国での捕虜の呼び名か 」甘やかに紡がれる約束、くらりと眩暈がしてしまいそうになるのを堪え、努めて毅然とした態度で問う。自分がこれからどうなるのか、あまりにも説明不足な悪魔へ、不満をぶつける勇気を振り絞るように息を吸い「 契約に抗う心算は無い。…だが、今は君を信用出来ない 」裏を返せば、最初に助けてくれた悪魔の事を心から信じたいのだ。だからやけに切なげに視線を落とし、心細さに肩をふるりと震わせ )…我輩は、君の為に何をすればいいのだ。


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