アリスは憂鬱な夢を視る / 半無登録、指名制 / NBL /

アリスは憂鬱な夢を視る / 半無登録、指名制 / NBL /

赤の女王  2018-06-06 13:39:59 
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見知らぬ声がアリスと繰り返す

誘導されるのは、道無き未知へ

最後に助けを呼ぶ声が耳に届き、気づけば見知らぬ場所にいた。



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■ はじめに / 物語、説明、規約 ■
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■ 提供 ■
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当トピックは再建の場になります。
以前のトピに変わり提供の年齢制限が無くなりました。
また、都度の変更などが有った際に混乱を招かないように設定等の変更は随時特設HPにて行います。

登録のアリスさまに関しまして、登録の際にイメージイラストを載せさせて頂く事が有るかと思います。
イラストや小噺などにお子様を使わないで欲しい等有る場合は前以てお伝え願います。
また、イメージと違う等有る場合も遠慮なく申し出くださいませ!対応を取らせて頂きます。
詳しくは説明ページに纏めています。


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___暫しご静粛に。



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  • No.3265 by 鷹山 叶  2020-02-11 23:07:40 


>帽子屋

……嗚呼、そうみたいやね
(まるで彼の有名なあの童話を知らないかの様な反応に此方も目を丸くする。様々な思考が頭を駆け巡った後に弾き出した答えは、この世界ではあの物語はきっと認知されていないのだろうという結論で。確かに主人公の少女は何だかんだと元の世界に帰れたあの童話と、帰れないかもしれないこのクニはまた別物なのだろうけど。他に何か相違点は無いものか、そこまで考えて案外この状況を楽しんでいる自分に気が付けば根っからの研究者気質に苦笑しながらも彼女からすれば曖昧だろう返事をし。突然の事に硬直してしまった彼女の髪が視界の端でゆらりと掠める。そうして僅かな間を置いて、急変した態度を咎めるでもなく問うでもなく、改めて賛辞を送る彼女はきっと自身の言葉の裏を理解しての発言だったのだろう。一度牙を剥いたのは此方だというのに全く敵わないなと眦を下げれば、「…君ほどじゃあらへんよ」と惜しみない言葉を送り。堂々たる振る舞いで先を行く彼女の背を追い掛けつつ、着いた先、香りの花開くお茶会で二つの全く異なる視線を受け止めれば、常日頃講堂で数十数百もの視線に晒されていた為か特に気怖じする事もなく頭を下げて。「ええ、宜しく。本日からお邪魔させて頂く鷹山と言います。…チョコレートフレーバーなんて珍しいね。どうも有難う、眠りネズミさん?」ふわふわとろとろ、緩やかに紡がれる言葉は彼の纏う雰囲気によく似合う。紹介は受けていないが、事前に知らされていた名から推測し名前と共に感謝の言葉を口にしながら、一先ず勧められた席へと着いて。チョコレート、なんて聞いたからか余程甘ったるいのかと思えばストレートで淹れられたそれは香りだけ甘く甘く鼻腔を抜け、舌に残るのはしっかりとした紅茶の美味さ。あ、美味い。気を張っていた訳ではないが、自然と肩の力が抜けて思わず言葉が口をついて出るくらいには気に入って、「べらぼうに甘いのかと思ったけどそうでも無いんだね。紅茶が美味しいのか、入れ手がお上手なのか。すごく美味しい」そう穏やかに笑みを浮かべては眠たげな彼へ少々の興奮を滲ませつつ感想を伝えて。)

  • No.3266 by 悪魔/帽子屋/三月兎  2020-02-11 23:47:15 



>アガメムノン

欲しい物が有れば稼ぐしかない。アリス、賭け事は得意?苦手でもいい、如何様が出来れば問題ない。人を騙すことが得意なら僕が君を正式に雇う(まさか今日、このタイミングでアリスを連れて帰るだなんて思っていなかったからか簡易的なものしか置いていない部屋と言えど、クローゼットの中には普段使わないジャケットやハットなどが入れられておりそれを回収しようと手を伸ばす最中に動きを止めてこの国の売買についてを教え。ちゃっかりと後者を添えれば「庭の薔薇を毟ったら庭師が出てきて面倒なことになるよ」と肩を少しだけ竦めてみせて。飾られる絵に彼の興味が向くと視線を追いかけるように向けてから「――まさか。帽子屋邸の変人兎から買ったんだ。涙の湖を描いたんだって、今度本物を見せてあげる」そこに描かれている内の一枚を視線で示せば自分には絵心など無いことを語ってから他愛のない約束を)


>アダム

――だから。僕を君の毒に巻き込まないでよ(気風の良い喋り口はどうにも耳馴染みが良く言葉のやり取りも気が楽で、そんな事よりもと彼が咥えたばかりの煙草を取るように指先を向ければそれを消すためか先ほど彼がしていたのを真似るように地面に踏みつけて、「僕と一緒の時はこれでも舐めてよ。何個でもあげるから」一本を無駄にしたからか先ずは先ほど同様に同じポケットに吸い殻を落とし、代わりに反対のポケットから棒付きのロリポップキャンディと取り出せば「この匂いなら悪くないから」とパッケージを剥いたそれを彼の唇へふにと押し当てて。繰り返すように己の見目を褒められれば「僕よりもよっぽどこの世界の方が美しい。この国を彩るアリスだってそう、綺麗なこの国に君みたいなアングラめいた存在がスパイスとして光るんだ。」愉し気に語るのは芸術家としての価値観か、散々と自分しか楽しくない話を続けた所で「良い作品を作るために自分が汚れるのは仕方ないんだ」と見方によっては汚いそれを指先でつまんで)


>鷹山

三月兎:僕は三月兎、二階のアトリエは僕の城だから勝手に入らないで。(随分と人の好さそうなアリスを連れてきたのだと思う。邸の主が連れてきたその姿を数秒ほど見れば挨拶をもそこそこに言わなくてもいい余計な言葉を続け。それを帽子屋に咎められるとそれ以上の嫌味は一先ず出ずに、「何でも無い日にアリスが来たんだから乾杯しないと。ようこそアリス、この素敵な不思議の国に」口元に笑みを浮かべれば飲みかけの紅茶が入るティーカップを掲げて乾杯を)

帽子屋:アリガト、___アンタはすぐそうやって。未だ部屋の案内もしてないんだから言わなくて良いでしょ(紅茶を受け取り普段自分が使う席へ腰を下ろす、その中で早速自由過ぎるまでにマイペースな兎が続ける発言を咎めつつ、彼へと視線を向ければ潜めるように”ごめんなさいね”と代わりの詫びを。そうこうと賑やかに話している内に紅茶を淹れた眠り鼠は再度うとうとと夢の中へ、「三月兎は嫌味ばかりだけれど悪い兎じゃないんだ、勘弁してね。眠り鼠は――見ての通り一日の殆どを寝て過ごすんだ。」然したる紹介をせずとも簡単に紹介ができる二人を示しつつ言葉を続け、紅茶を一口喉に流し込んでは思い立ったように続けられる三月兎の発言に表情の笑みを強めて「帽子屋邸もアンタを歓迎するわ」”乾杯”とティーカップを持つ手を少しだけ高く上げて。甘く、それでいてすっきりとした口当たりの紅茶を楽しめば「アタシは名前通りこの国の仕立て屋なんだけどさ、マネキンだけじゃイメージが沸かなくて困る時が有るんだ。アリスさえ良かったら試着モデルをして貰えたら嬉しいな、アリスはスタイルが良いから」彼をここに連れてくるに当たってずっと頼みたかった事なのか、空気に交えるようにさらりと申し出て)

(/背後より失礼いたします…!ただいまホームページに登録を行う準備をしているのですが、プロフィール記載は鷹島さんで現在の名前が鷹山さんになっており…!どちらで登録致しましょうか!)

  • No.3267 by アガメムノン  2020-02-11 23:51:25 



>悪魔様

(/交流中に失礼致します。もっとお話を紡がせて頂きたいのは山々なのですが、明日も仕事ゆえ今宵はお暇させていただきます。昼間から長時間をお相手を有難うございました、魅力的な悪魔様・主様とお話しさせて頂けて本当に楽しかったです!それでは、寒い夜が続いておりますのでお体ご自愛下さい。おやすみなさいませ。)



  • No.3268 by アダム・シェリンガム  2020-02-12 00:10:33 


>三月兎

――んア、何しやがんだあ(ほんのひと吸い、煙草の先端にじじじと赤い火が点った直後にはもう地面へ投げ捨てられてしまった大切な一本へ反射的に目を遣りつつむっと眉根を寄せれば抗議の声と共に隣へ視線を戻す。あと一言くらい文句でも投げ付けてやれとばかりに開きかけた唇へ不意に押し付けられたロリポップキャンディの硬質な感触に、ただでさえぎょろりと大きな瞳を見開けば「ンだよこれえ、ガキじゃあるめえしよお」と指で白い棒を摘んだ。こんな物、最後に食べたのはいつだったかと不服そうにキャンディを見詰めるも、口寂しさを誤魔化すには確かに丁度良い。煙草が手に入るかどうかも分からない環境、仕方無しにころころと口の中へ突っ込んだその甘さを堪能し始めれば「甘えなあ、煙草の方が美味いんだよなあどう考えてもなあ」と半ば惰性と化した文句を並べて。生憎芸術を嗜むような繊細な感性は備わっておらず、当然相手の話にもピンとこない。聞き終わらぬ内に、寧ろ相手が話を始めてすぐに背中を丸めながら大げさに"うへえ"と長い舌を出したかと思えば「つまんねえ話だあ、興味ねえなぁあ。おめえがそうしろってんならスパイス役やっても良いけどよお、俺にもスパイス寄越せよなあ、とびきりキクやつをよお」と、甘ったるいキャンディに歯を立ててガリガリと噛み砕き始め)

(/背後より失礼致します。夜も遅くなってまいりましたので、そろそろお暇させて頂きます。本日は長時間に渡るお相手をありがとうございました、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました…!また次回続きから物語を紡ぐことができればと思います。改めまして、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。おやすみなさいませ。)

  • No.3269 by 鷹島 叶  2020-02-12 00:33:12 



>帽子屋、三月兎

どうも三月兎さん、約束するよ。
(洗礼とも言うべきなのか、挨拶と共に投げられた棘のある言葉にぱちりと目を瞬かせれば、口元に笑みを形取り。歳の近しい帽子屋との会話は言葉にしない所までもを汲んでくれて淀みなく流れる気持ちの良いものだが、一癖二癖ある生徒達に囲まれる生活を送っていた為か、つんけんとした言動を見ると苛立ちや悲観よりも先に微笑ましさが来てしまうのだ。故に帽子屋からの謝辞も気にせえへんよと首を振りつつ、先程紅茶を淹れてくれたばかりの彼がこの間に夢の中に旅立ってしまったと分かれば、「ふは、ほんまに寝てはるんや」えらい似とるもんやなぁと続けそうになった言葉を飲み込みつつ、自身の知っている物語と随分似通った眠りネズミに思わず破顔して。寝てしまった彼を置いて乾杯の声が二つ上がるのを聞いては、自身もそれに倣って少々中身の少なくなったカップを持ち上げ音頭に参加しよう。次いでさらりと紅茶の感想を、今日の天気を、会話に上げるような軽さで告げられた彼女の言葉に暫し戸惑い、もしもこの世界に来なければ永遠と経験の無かったであろう申し出に「…ええ、俺で良ければ何時でも声掛けたってや。その、せやけどそこの三月兎さんの方が余程適任やと思うんやけど、俺なんかでええの?」と快諾はするも、人選を間違えてはいないかと苦笑を見せて。スタイルが良いというより痩せぎすというだけだろうに。「勿論、君の作る服には興味はあんねんけどな?」自分には荷が重いからと言ってそれを言い訳に断っている訳ではないと伝える為にそう続けつつ、また一口紅茶を啜って)


(/申し訳ありません、鷹山の方が記入ミスになります。正しくはプロフィールの鷹島ですので、其方で登録して頂ければと思います!お手数お掛けしてすみません。)

  • No.3270 by 赤の女王  2020-02-12 10:21:01 



>アガメムノン、アダム、鷹島

(/昨夜は途中での寝落ちを失礼致しました…!とても楽しい時間だった為あっという間に思えました!是非またお時間が合いましたらいつでもお越しくださいませ。次回は続きからでも新規からでもお相手が出来ますのでお好みに合わせてお立ち寄り頂けると幸いです。まだ寒い日が続きますので何卒お体を第一にご自愛くださいませ!)


>鷹島

(/ご返答有難う御座います…!ご確認が遅れてしまい申し訳ございません!それでは後ほど鷹島様のお名前で登録をさせて頂きます…!)

  • No.3271 by 赤の女王  2020-02-12 17:35:13 



■ はじめに / 物語、説明、規約 ■
http://alice123.hanagasumi.net/fir.html

■ 提供 ■
http://alice123.hanagasumi.net/jyuunin.html
※グリフォンの変更有

■ HP ■
http://alice123.hanagasumi.net/index.html


>全てのアリス様を5名まで募集受付致します…!
※20時頃まではお返事が遅くなるかもしれない為、ご了承くださいませ!

>本日はすべての住人が提供可能です


※バレンタインイベント開催中※

当トピを気を掛けて下さっている未だ迷い込んでいない検討中のアリス様も、以前迷い込んでいたけれど都合が悪くキャラリセになってしまったアリス様も、どうぞ遠慮なくお越しくださいませ!お話出来ることを楽しみにしております 。
登録無登録問わずに募集しておりますので、ぜひお気軽にお声掛け下さいませ!

過去使っていたお子様、行き場の無くなってしまったお子様をもう一度生き返らせるのに、ある程度世界観が合っていればこの場をお使い頂いても全然構いません…!
お気軽にご相談くださいませ!

  • No.3272 by 赤の女王  2020-02-12 19:40:49 



>引き続きのんびりと待機しております…!
※これより即レス可能ですお気軽にお声がけ下さいませ!

  • No.3273 by アガメムノン  2020-02-12 20:13:36 



>赤の女王様


(/主様、こんばんわ。昨日はとても楽しいお時間をありがとうございました、連日お邪魔してしまい大変お恥ずかしいのですが、もし主様さえ宜しければ今宵もお相手願えればと思います。指名はムカデ様にて、居候させて頂いているお部屋に飾る花でも摘みに、森へ出掛けた場面をお願いする事は出来るでしょうか。厚かましい事この上ありませんが、ご検討いただけますと幸いです。)


  • No.3274 by 悪魔/帽子屋/三月兎  2020-02-12 20:38:21 


>アガメムノン

(/昨夜はとても楽しいお時間を有難う御座いました!またお越し頂けてとても嬉しいです。それでは早速場面を森にてムカデを出しますので拾っていただけると幸いです。もし絡み辛いなど有りましたら出しなおしますので遠慮なくお伝えくださいませ!)

(大きな麻袋を肩に掛けるようにして持ち歩く。中には収穫したばかりの薬草が詰まっており、本日の仕事ぶりを示していた。時間も忘れてここ数日を収穫に費やしていたのかあっという間の数日を過ごしていれば仕事がひと段落したところで腹の寝がぐううと鳴った。反射的に空いている手を一本自らの腹部に伸ばすと摩るように数回触れて何か食べるものは、と当然のように木の実や果実を探してか糸のように細い眼の隙間より視線を泳がせて)

  • No.3275 by アガメムノン  2020-02-12 20:51:46 



>ムカデ

――この国にも林檎は生るのだな。
( 木を見上げながらぽつり呟くと、それに応えるように吹き抜けた風が一つ果実を此方へ落としてくれた。あの麗しい薔薇にも意思があるように思えたが、まさか木立にもそれが宿っているのだろうか。足元へ寄越された林檎は、柔らかな草が緩衝材になってくれたようで瑞々しく無傷のまま。それをゆっくりと拾い上げ" 有難う "と再度木を見上げた。そのまま花を探して森の中を彷徨ううちに、胸にそこはかとない不安が去来する。悪魔には散歩に行ってくると置手紙を残してきたが、居候の身勝手に彼は気を悪くしないだろうか。どうもこの国に来てから気が小さくなった、と自嘲気味に溜息を吐く――それに重なるように鼓膜を揺すったのは腹の虫の声。己のものではないとすぐに気が付き、繁みを掻き分ければそこには見慣れぬ男の姿があり「 ……、良ければ食うか?貰い物で済まないが。 」腕が多く見えるのは錯覚だろうか、文字通り目を疑い数秒沈黙してしまう。ようやく我に返れば、先ほど頂いた林檎を服の裾で何度か拭う。まるで野生の獣の出方を伺うような、少し慎重な面持ちと動作でそれを差し出そう )


(/お迎え頂きありがとうございます。不思議の国に林檎が生ると勝手に想定して筆を走らせてしまいましたが、不都合があれば書き直させて頂きますゆえ、何なりと仰って下さい。問題が無ければ、今夜もお相手宜しくお願いいたします。)


  • No.3276 by ムカデ  2020-02-12 21:08:37 



>アガメムノン

___。(食べられる物を探している中で不意に向けられた言葉、そんな彼が向けてくれたのが赤く熟れた美味しそうな林檎。差し出されているそれへ数秒ほど視線を向けてから「ありがとう、」何よりも先ずは受け取るに当たり感謝の言葉を、そうして赤く艶の有る空腹をより煽るその果実を一本の手のひらで受け取れば遠慮なくすぐに歯を立て。伴ってしゃくしゃく、と心地のいい咀嚼音を漏らせば久しぶりの食べ物を胃へと落として。「美味しい、」と感想を。そこで今更ながら林檎に向けていた意識がくれた彼へと向くと「――こんにちは」と遅れながらの挨拶を。複数ある内の一本を使い自らの頬を指先で引掻くように触れれば「初めまして」と語尾に疑問符の浮かぶような喋り口で彼への挨拶を向けて)

  • No.3277 by アガメムノン  2020-02-12 21:21:43 



>ムカデ

良かった。林檎の木もきっと喜ぶ
( 目の前の男は獰猛な肉食獣などではなく、むしろのんびりと気儘な象か亀かを呼び起こさせる――何て感想は無礼だろうか。蓋し林檎を難なく齧る健康的な歯は、人間のそれではなく鋭利に尖っている。本能的な恐怖に喉の奥がキュゥと狭まる思いだが、果実に対する感想を聞けば、一安心とばかりに胸を撫で下ろし。「 御機嫌よう、――ええと。 」緊張感を持っていたのはどうやら己だけのようだ、あくまでもマイペースな語調に張っていた糸は解かれ、僅かに体を前に倒しお辞儀をする事で礼節を示す。身体を起こしてから呼び名が分からない事に気付き言葉を詰まらせ「 君は悪魔の仲間か?我輩は…、 」この世界での唯一の知己を引き合いに出しながら、無作法にならぬよう自分も名乗ろうとして、またしても喉で呼吸が引っ掛かる。アリス、その単語を悪魔の彼の前以外で出すのは何故だか憚られ、右の眉だけを苦々しく歪めては目を逸らし )済まぬ、どう名乗れば良いか分からぬのだ。


  • No.3278 by ムカデ  2020-02-12 21:38:26 



>アガメムノン

(カシュ、と瑞々しい林檎を楽しむ音を共に口内に甘酸っぱく空腹を満たしていく。言葉が詰まったことに気が付くと連想するように自分が彼を知らないように彼も自分のことを知らないのだと気づく。「俺はムカデ、悪魔とは顔見知りだけど特別仲良くはないかな」ゆっくりとマイペースに、先ずは自分と言う存在を説くようにぽつりぽつりと言葉を落とし始めて。話し上手とは離れているからか断片的な語り口になってしまいながら「スギライト。……みたいな色、良い色だね」唐突に述べたのは艶ある彼の髪色を見て何よりも先に浮かんだのは宝石の名、深みがあり癒しを与えるその宝石と同様の色味を持った彼に言葉足らずを補うよう自らの髪をつまむように触れながら続け。名乗り方がわからない彼に黙りながら頭をゆるやかに傾けると「名前、言いたくなかったら言わなくていいよ」想定するのは彼が未だ自分の名前に固執していてアリスと自称することが出来ないという考えで。よもやそこに悪魔の存在が噛んでいるとは思わずにゆるりと頭を左右に振り)

  • No.3279 by アガメムノン  2020-02-12 22:11:54 



>ムカデ

では、そう呼ばせて貰おう。……さぞ器用なのだろうな、羨ましい。
( つい先程まで恐れていた多腕へ羨望の眼差しを向けたのは、決しておべっかの類ではなく心からの本音。想起されるのはここへ来て初日の悪魔の言葉、彼は如何様師を求めているらしいという記憶。当然己には経験もなければ別段手先が器用なわけでもなく、だからこそ「 ムカデ、君はイカサマとやらのやり方を知っているか 」なんて藁にも縋らんばかりに教示を求め。突如浮上した宝石の名、脈絡のない発言に思わず顎を傾げるも、ジェスチャーで髪を示されれば合点がいったように“ ああ ”と呟き「 陰鬱な夜と揶揄される事はあれど、そう例えられたのは初めてだ。悪くないものだな 」満更でもない、とばかりに口許を緩め、自らの髪へ視線を落として指の腹でくりくりと毛先を押しつぶすようにして弄び。名前に対しての発言には、心底の驚愕を表すように顔の喜色をがらりと塗り替え、そこに一縷の期待を露わに )アリス、以外を名乗っても許されるのか…?



  • No.3280 by ムカデ  2020-02-12 22:25:21 



>アガメムノン

使える腕が多いだけ、器用ではないかも(多腕を器用さに重ねられれば”うーん”と考える様な間を数秒ほど、表情を僅かも変えずに作り。その後に続けられたその言葉、先ほど悪魔の名を上げていた事につながるのか。悪魔と言えばこの国きってのカジノ経営、カジノとは大抵が主催が儲けられるそう言う作りでは有るが、まさか如何様を行っていることをアリスを介してストレートに知る日が来るとは。周囲を見渡してから伸ばした人差し指を己の口元に宛がい内緒を促すと「それ、あまり言わない方がいいよ。悪魔の商売が成り立たなくなる」如何様を行う賭場に誰が行くと言うのか、それを広めたアリスがいるとなれば悪魔は黙っていない。”そうだなぁ”と考える様な独り言を一つ「このコイン、裏か表か当てられたら如何様を一つ教えてあげる」彼へ向けたのは表面の数字が浮かぶコイン、それをパっと弾けば自らの手の内に閉じ込めて返事を待ち。陰鬱な夜、と聞けばそれは勿体ない表現だと腑に落ちない反応を。そんな彼の表情が一転すると「呼んで貰えるかは人によって違うけど、それでも良いなら誰がどう名乗ろうと自由だよ」と曖昧ながらも肯定を)

  • No.3281 by アガメムノン  2020-02-12 22:39:45 



>ムカデ

そうか。何とかしてアレに報いたいのだが――、
( 拾ってくれたばかりか住まいを提供してくれる悪魔に対して、その下心には微塵も触れることなく、胸中に抱くのはただ役に立ちたいという一心で。否、同時に役立たずとして放り出される不安に勝手に慄いているとも言えるが。前のめりになる気持ちは、ムカデの尤もな諌言によってしゅるしゅると萎み「 ……これは不覚。ムカデ、この事は我輩と君だけの秘密にしてくれないか 」今度ばかりは、自分の保身よりも心から悪魔の商売を慮り、1歩距離を詰めては「 頼む 」と、逼迫した面持ちで見つめて。宙を舞うコインを鮮やかに閉じ込めた手中を、穴が空くほど真剣に眺めて「 表だ。 」 視線を男の細くも色めいた双眸に移し。得られた解は晴れやかなものではなく僅かな曇りが残るものの、自分の名を否定された訳では無いと解釈すれば凛々しく背筋を伸ばし「 申し遅れた、我が名はアガメムノン。森のムカデよ、君に会えて光栄だ 」と、些か畏まりながら改めて挨拶を )



  • No.3282 by ムカデ  2020-02-12 22:54:48 



>アガメムノン

(意図を察した彼が言葉を引き戻すのを聞き終えてから約束する意味合いで頭を縦に浅く揺らし。選んだ選択肢を聞いてから手の平を開けば其処に残るのは先ほどの数字とは違う″裏″面で。「残念、___俺の勝ち」と手の甲に乗ったままの裏面コインを彼へと向ければ暫しの沈黙の後に先ほど手の甲を抑えるのに使っていた手の平を開いて彼へと向ければその中に全く同じコインが一枚「これが如何様。最初に用意したのは三枚、裏と表と此処にもう一枚。どっちも有るから自分の勝つ方を見せるだけ」もう一枚は自らの袖口より落とし、何度か練習すれば誰でもできるレベルの簡単なそれを種明かしとともに披露して。凛とした佇まいで教えられたその名前を耳にすれば、彼の礼儀正しさをひしひしと感じる。今までに変化のなかった表情にほんの少しだけ口角を持ち上げる微笑みを浮かべてみせれば「俺も君に会えてよかった、宜しく。アガメムノン」時折かじっていた林檎は気づいた頃には芯だけとなり、その芯さえもガリガリと綺麗に食して教えられたその名を繰り返し)

  • No.3283 by アガメムノン  2020-02-12 23:14:17 



>ムカデ


嗚呼、…有難う。君は優しいのだな
( 秘密を共有して貰えると分かれば、安堵の色を前面に滲ませて大きく息を吐き。ともすれば強請りの材料にもなりかねないそれを、条件を付けることなく背負ってくれた誠実さに、悪魔とは全く異なる種類の優しさを感じる。勝手に感激してはその感情の波に任せて、相手の肩をトンと軽く叩いて。「 な――、 」確かに表だったではないか、とでも言いたげに、コインを色々な角度からまじまじ観察するも、それは正真正銘の裏。種明かしをされては" ほう… "と心から感心したように感嘆の声を漏らすも、またすぐ表情をジトリと切り替えては「 嘘を吐いたな、ムカデ。充分器用ではないか 」態と不満たっぷりに恨み言を吐いた後は、それを引きずる事なく明後日の方向へ目を向け「 だが、これで悪魔に良い土産が出来た。出来るようになるまでは帰らぬ、ムカデも付き合ってくれぬか 」と年甲斐もなく意気込んで。虚無を貼り付けた仮面の様に思えた彼の表情が、少しだけ暖色を帯びたのを視認すれば、それにつられるように頬を綻ばせて「 誰かに本当の名を呼んで貰える事が、こんなに嬉しいとは。…今日ここで君に逢わなければ知らぬ儘だったかも知れぬ。心から礼を言う 」耳に久しかった名の響きは、中毒になるかと思うほど甘やかで。恍惚とも形容できかねないふにゃりとした目許で、つとムカデを見つめよう )


  • No.3284 by アガメムノン  2020-02-12 23:50:54 




>ムカデ様


(/本日も長時間にわたるお相手ありがとうございました、大変楽しい時間となりました!名残惜しいですが明日もありますので、取り急ぎご挨拶まで。それでは失礼致します、寒さに気を付けてお過ごしくださいませ。)


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