リバーシブルタイプ ／ 募集*

…っ、だってそんなの僕が見てないところじゃわかんないじゃん！その子がどう思ってるかも結斗にはわかんないじゃん！
(　自分のことを棚に上げて、歯止めが利かなくなったのか声を張り上げ怒気を孕んだ自分の声。全く同じ事を自分にも言い当てはめられるのにそんな簡単な事すら考えられなくなり、奥歯を噛み締めながらなんとかこぼれ落ちそうになる涙を堪え、つり上がった瞳で彼を見る。いやもう見ると言うより睨むのが正しいのかもしれない。頭に血が上り、大きな声を出すことなんて自分の物を弟に勝手に壊された時以来かもしれない。しかもそれだってもう何年も前の事だ。多少のムカつきや言い合いはあったもののここまで喜怒哀楽の怒を表すのも久々である。後に後悔することなんて今は気にもせず、彼の事を全く信用してないとでも言っているようなあからさまな発言。思わず怒りが先行し名前も呼び捨てになっていて。)


◎


「彩夜ちゃんのために葵雛桃、サム君様のヘアバンドももっちろーん入手済みよ！！！！雛は当たり前にこれ！」
(　ドタバタと騒がしくやって来た二人に思わず口角が上がり笑いがこぼれて。二人で来るゆったりとしたピューロランドも勿論何にも変えられないほど楽しく充実した空間ではあるものの、こんなふうに喋り声や笑い声が飛び交う騒がしいピューロランドもまた良いのかもな、また歳の差カップルのあの二人の姿も思い浮かびダブルデートに誘ってみようかな、なんて思いつき。きっと彼女の方は喜んでと二つ返事をしてくれるだろうが、彼氏はどうだろう。まあきっと彼女が行くなら彼氏も行くんだろうなという安易な図が想像できてしまい。マイメロ45周年記念カチューシャ装着済みの姉には「何笑ってんの気持ち悪…」なんて一蹴されるものだから、煩いと一言。自分と同じように姉も内カメをみんながカチューシャをかぶったところで向けてくるので詩乃の隣で顎ピースすると耳元で「また今度りったんとゆーくんともここで思い出増やそうねえ」と。)んで、姉さんと彩夜ちゃんはブロマイドとネームプレートでオタク写真取り行くんでしょ？

(　彩夜ちゃんと雛桃はパステルブルーとパステルピンクという感じがしてとてもとてもかわいいです、尊いです(　合掌しがち　)いやいやいやいやそんな！！大事な娘様のお名前なのでこれからは気を引き締めてやっていこうと思います！でないと雛桃にも叱られてしまうので…(　雛「次間違えたら許さんよマジで」　)ええ！？！？何ですかそのド性癖展開は！！(　…　)ぜひとも敬語を外して喧嘩してもらいたいがんばれ凛都…！(　おい　)ゆいりつバチバチ、みさしのラブラブ、ひなさよキャッキャッという感じがしますね(　擬音　)


そんなの結斗君にめちゃくちゃ虚無顔してもらいたいに決まってるじゃないですか…ゆーちゃん可愛い！って言われて満更でもない結斗君という展開でもいいですか？(　ダメです　)ほんとに！！ポチャッコ大先生のイベントが中止になってしまいましたよね！？！？なんてこった自分がコロナを殲滅させます…(　かかるよ　)いえいえ！言ってしまえば今ニート（笑）なのでとてもこうしてお話できるのがとても嬉しく楽しいのでご迷惑でなければ続けてください…！！)

はぁ？……何言ってるんですか凛都。俺そんなに信用ないですか？あんたのことしか眼中にないって言ってますよね？俺はちゃんと信じてんのに……意味わかんねー。
(　今まではずっと二人で仲良くやってきた。当たり前のように相思相愛であると信じて疑わなかったし、一緒にいないときの方が珍しいくらいに年齢差を埋めるべく多くの時間を過ごしてきたはず。それなのに彼女ときたら自分のことなんて信用できないとも取れるような発言をしてくる始末。自分が大人になって窘めれば良い。譲歩すれば収まるものだとの考えは静かに消えていき。わからない、彼女のことが。どうして急にこんなに怒らせたのか、どうして自分も怒りの感情が止められなくなってきているのか。冷静を保つことはもはや不可能に近く、ゆっくりとではあるが丁寧な敬語が崩れていく。彼女の前ではまったく崩したことがなかったのに、である。独り言のように呟いた言葉は彼女と話すのが面倒だとも取れてしまうであろう。それでも本気になってしまうのは信頼しているからなのだろうか。それは己にもわからない。このまま話していても埒が明かない。早く終わらせようと靴箱へと手を伸ばして　)
どいてくれます？俺、もう帰るんで。


◎


「さすが雛さん、抜かりないですね！尊敬します！！」
(　きゃあきゃあと騒がしく楽しげに話す二人を見ていると自然と笑みが零れ。やっぱり誘って良かったなと改めて思う。彼の姉だけならまだしも、妹だけを誘ったとしたら気を遣わせてしまうだろうから。うんうんと頷いていると彼の姉が先程までの彼とまったく同じ動きでカメラを向けてきたことにも思わず笑ってしまう。姉弟は否定するが、やはり似ているなあと思う。耳元で聞こえた声に緩く肩跳ねさせるものの、｢うん、もちろん｣と。撮られた写真はメッセージアプリの４人のグループへと投稿された為すぐに保存し。彼の言葉に当然だとばかりに頷いて今すぐにでも行きたいとうずうずしている様子を見ては指をぴんと立てて提案を。もう片方の手で指差したのは螺旋階段のあるところで　)
じゃあ、今度はあそこに集合ってことで良い？三咲、私たちはどうしよっか？

(　／　パステルブルーにパステルピンク……めっかわですね(　合掌　)雛桃さんは姉妹ガチ勢ですもんね！案外仲の良いオタクたちとても良いです！(　眼福　)敬語が外れるの良いですよね……まぁ基本的には外れるほど怒らないのでかなりレアですが！凛都ちゃんが怒ってるのもかなりレアですね、良き……(　え……　)ゆいりつだけバチバチしている違和感をもろともせず楽しんでいるピューロランド組強い(　小並感　)　

ずっと真顔で何で俺がカチューシャなんか……ってなってますね、結斗は！怒りはしますが満更でもないのあってます！(　まる　)そうなんですよ、せっのお誕生日なのに！！これには同じ誕生日の彩夜も怒りを隠せません(　彩夜｢や、別に……｣　)えええ！？貴女様にそんな危ないことはさせられません！！！(　セコム？　)有り難うございます、では是非！ずっと上げ下げしているのも大変なので上げてしまいますね、引き続き宜しくお願い致します！　)

もういいっ、結斗なんか知らないっ！きらい、だいっきらい、文化祭他の人とまわるから！！結斗も他の子とまわってね、じゃあね！
(　確かに同級生に対して外れた敬語に羨ましさを覚えたけれどこれとは違う。こんな突き放された言葉で話す彼なんて全く知らない。自分が欲しかったのはこれじゃない。自身が勝手に待っていたけれど頭に血が上って堰を切ったように溢れ出す涙をどうすることもできずボロボロと大粒の涙を零しながらまた思ってもない言葉が口から飛び出し、彼のあれこれ返事を聞く前に自分は反射的に走り出していて。もう文化祭が始まる前からずっと一緒に回ろうねだとか、後夜祭は一緒に花火を見ようねだとか色んな約束をしていたのにそれをすべてぶち壊してしまった腹が立っていたけれどそこまで言うつもりでもなかった。どうしてこんな事言ってしまったのだろうかと今更ながら後悔すれば走っているため酸欠になりながら嗚咽漏らして涙流しながら家にたどり着き。兄や弟の何があったの声も聞かず部屋にこもって布団をかぶればとめどなく涙が感情が止まらず、いつの間にか大泣きしていて。嫌いなんて言ってしまった、大好きなのに。まわる人もいないのに、他の子とまわってなんて言ってしまった。彼の隣に立つのは自分であって欲しいのに。全ての原因は自分にあるわけでどうしたらいいかも分からず充電切れになってしまった携帯もそのまま泣き疲れたのか布団の中で眠りながらも涙を流し。)



◎



「それじゃあ行くわよ、彩夜ちゃん！レッツ推し事！」
(　ゴー！と姉の気分上々な声につられ彼女の妹も螺旋階段を駆け上がっていく。いくつになってもこの場所で大はしゃぎして元気そうでなによりな姉には半ば呆れ笑いが零れ。そういえば集合時間もお昼近くだったため朝も食べず未だに胃の中が空っぽだったことを思い出せばグゥ、と空腹を知らせる腹の虫が鳴り。何を食べようか。そんなもの決まっていなくたって自分はお腹が空いているなら、いやお腹が空いていなくたってここへ行かなければ始まらない。脳内には既にメニューが思い浮かびあれはもう2回食べたからこれを食べようなんて計画を立てグッと彼女の手を引き。「ドリームカフェ行こう、オレあそこ行かなきゃ始まらない」と普段のゆったりとどこかからかいを含んだ口調ではなく、気づかない人がほとんどであるが、声音を弾ませどこか今日は純粋に楽しげに4階を目指していて。)期間限定のシナモンのスイーツあるんだよね、これ絶対食べなきゃダメなんだよオレ。…って、あ、ごめん。なんか普通に楽しんじゃった。詩乃、そこ行くので大丈夫？

(　顔が良い女のコが可愛い女のコガチ勢みたいな子が好きでついつい雛桃に自分の性癖を押し付けてしまいました…生まれてきてくれてありがとう、詩乃ちゃん彩夜ちゃん(　心からのうんうん　)凛都は怒った時とにかく泣きながらギャーギャー怒鳴りそうだなって思ったんですよね！結斗君の怒り方がほんとに結斗君らしくてさすがと尊敬致します…！(　崇めるポーズ　)もうピューロ組はてえてえが過ぎるのでそのままフワフワみんなでキャッキャッしてくれさい…(　擬音で話すな　)


結斗君のポチャッコカチューシャなんて可愛すぎるしぜひぜひ凛都にあのちょっと豪華な(　語彙力　)クロミ様のカチューシャをつけてもらいたい…それか耳がぴょこぴょこするやつ…！！(　くっ　)彩夜ちゃんの誕生日を妨害したと言っても過言ではない！？(　過言　)大丈夫です、病原体には強いので一気に自分が片付けておきます！(　インフル常習犯　)こちらこそ不束者極まりないですが、どうかよろしくお願いします…！)

あっおい、ふざけんな……っ、凛都！
(　終わらせようとした対話は彼女が飛び出していったことで強制的に終了。この状態では追いかけたところで火に油を注ぐようなものである。大嫌いなどと叫ぶのは今までに見たことがなかった。引き留めようとした手は空を掴み、どうしようもないらしい。明日からの文化祭はどうしたら良いのだろう。他の人、か。友達の多い彼女ならたとえ自分がいなくても楽しく過ごせるはずで、しかし自分は違う。サンリオカップルに相談しようか。あの二人なら事情を話せば一緒に回れるかもしれない。いや、仲直りしなよと怒られる方が確率が高い。このまま別れるだなんて考えたくもない。ゆっくり帰路へつくが思った以上に距離が遠く、楽しいから一瞬に感じられていたのだろうとわかった。彼女の存在がそれほどまでに大きくなっていたのだと、離れてから気付く辺り馬鹿みたいだ。いつも通り受け止めてやれば良かった。いつも通り、ちゃんと譲歩すれば良かった。家に帰ると愛犬や愛猫が心配そうに此方を見ていて、酷い顔をしているのだろうと思う。さすがにメッセージでは伝えられない。電話を掛けようとするが繋がらずに　)



◎



(　勢い良くかけあがっていくオタク丸出しな二人に目をぱちぱちさせ。ああ、周りの人たちもびっくりしてる。大丈夫かと思いつつ見送っては隣から聞こえる腹の虫。それからすぐに引っ張られる手にわわっ、と驚いて声が漏れる。ピューロランドにいるからなのだろう、どこか楽しそうな彼に微笑み返して。すぐにでもドリームカフェへ、と螺旋階段を上がろうとした途端、目の前に現れたのは一番の推しであるキキララの次に好きなふわふわとしたうさぎのキャラクター。こんなに早く会えるとは思わなかった。引かれかけた手を逆にメルのいる方へと引いてしまう辺り、やはりサンリオの威力は素晴らしい。彼のしたいことが自分のしたいこと、なんて思考がまるっきり変わってしまうのだから。メルに向かって彼と繋いでいない方の手をぶんぶんと振る姿は子どものようにも見えることだろう　)
期間限定のシナモンのスイーツ、でしょ？三咲が行きたいところに行きたいから、私。あっでも、途中で____メルちゃん！メルちゃんだあ……ごめん三咲、写真撮りたい！

(　／　雛桃さんとても良いです……マイメロへの愛が尋常ではないところもさすがです！そして詩乃は元々もっと違ったキャラメイク予定だったので(　誕生秘話？　)三咲くんがサンリオ愛を爆発させた結果のサンリオカップルだったのです！(　……　)騒がしいと怒られるのが常のような子ですもんね、怒鳴るだけ怒鳴って後悔するんだろうなと！結斗は基本穏便に解決したい平和派なので、キレた後やばいやってしまった……合わせる顔ない！ってめちゃめちゃ暗いせいで耐えきれずペットに甘えますよ(　誰得設定　)背後のピューロトークも弾む弾む……また行きたいですピューロランド！(　違うそうじゃない　)


豪華なクロミカチューシャをしている凛都ちゃんですと！？何ですかそれすっごく可愛いじゃないですか！(　煩い限界オタク　)耳がぴょこぴょこするのなんてめっかわすぎて結斗も詩乃も見ててしんどくなりますので是非(　合掌　)4年に一度というところが一番のポイントなんですよ！なるほど、貴女様がいれば日本は安泰！(　そんなわけない　)相変わらず長いですし、現実は病気が流行り寒暖差も大きいのでどうか無理はしすぎないように……！　)

はあ…やっちゃったあ…………………
(　文化祭当日。昨晩大泣きするはそのまま眠りにつくはで朝から兄と大騒ぎ。幸いにも兄が気を利かせ目の周りを冷やしてくれていたおかげで目が腫れることは無かったものの泣いたのだとほんのり分かる程度目の周りは赤く、どこか疲れ目で。携帯は朝では間に合わないからと教室のコンセントを拝借でただいま充電中である。まあそんな自分の事など心配する暇もなく周りの生徒たちは浮き足立って文化祭を楽しんでいるわけなのだが。詩乃には「目の周り赤いよ！？それに元気ないから、りっちゃんはお化けじゃなくって受付ね！」と楽しみにしていたお化け役も叶うこと無く気休め程度のハロウィン仮装レベルの悪魔の格好させられていて。気乗りしないし、受付で良かったか。しかし一人でいると脳内駆け巡るのは昨日の出来事で何度も溜息吐けば受付の机に項垂れ。後夜祭、彼は自分以外の子と見るのかな…なんてありもしない未来に不安になればまた涙滲みそうになり。)



◎



っふふ、あはは、いいよ。いっぱい写真撮りなよ、ほらメルちゃんの隣並んで
(　向かおうとした場所の反対側に思い切り手を引かれ何だ何だとそちらへ視線向ければ瞳輝かせ小さな子のように大好きなキャラの名前を連呼する彼女。思わずその姿が可愛らしくもどこか面白く、普段はふんわりとした口調も気持ちが上がっているからか声がワントーン高くそれもまた愛らしいなと吹き出してしまいおかしそうに笑いながら携帯のカメラを準備しつつ隣に並ぶことを諭し。いつも自分のしたい事を二つ返事でいいよ、と言ってくれる彼女だからこそこういった一面もまた珍しく見ることが出来て嬉しいとさえ思う。しっかりノーマルカメラではなく加工アプリにて画面を構えれば二人の戯れている瞬間も思い出に残るようはいチーズと声をかける前に無音で撮っていて。)

(　し、詩乃ちゃん誕生日秘話ですと…！？それはぜひ一日かけて凛都や三咲、結斗君なんかの設定も交えて語り明かしたい限りです…(　うんうん　)いやもう絵に描いたようなサンリオカップル…実はサンリオで見た事があるんじゃないかなと思うほどでございます…(　ないよ　)ペットに甘える…結斗君…？可愛すぎて理解が…………(　混乱パニック　)今度はみさしのにサンリオのいろはを教わるゆいりつ見たいですねまた行きましょう！(　…　)


この間ギフトゲートでお見かけしまして、思わずこんなん凛都やん…？と友人の前にも関わらず頭を抱えてしまいました…絶対付けてくれ凛都…そして悶える二人を楽しそうに見る三咲…(　しんどい　)いえいえ、お気になさらず！自分も楽しくなってしまっておりますので、適当に伐採していってください！

つきましてはゆいりつの方なのですが、結局違う人と回ることになった凛都！→後夜祭直前までどうにもならないままグルグルする→後夜祭目前にて渡り廊下で女の子と話してる結斗君発見！→我慢できずに結斗君は自分のなんで！みたいな事を思い切って言う！→自分のクラスの出し物の売上の話してただけ→勘違いした～！ってなって空き教室で二人きりで仲直りして花火見る(　突然の展開　)という流れはいかがですか…！！勝手に考えてしまったのでご意見あれば…！
みさしのの方も何かあればなんでも！聞きます故、お気軽にいってくださいませ！)

あー……
(　昨日は結局電話は繋がらなかった。それでも『昨日はすみませんでした』なんてメッセージを送るのはかえって不誠実な気がして躊躇われ。結果的には電話以外の手段は試すことなく夜は明けて。朝から愛犬や愛猫を撫でながらも行ってくるな、なんて彼らへと告げて。制服へと着替えてきたものの文化祭の為学校へ着くなりクラスTシャツへと着替え、周りも楽しむモードへと切り替わる。シフトが回ってくるまでの間は自由時間。さすがに女子と回る気はせず、友達と時間を過ごしていて。｢彼女と一緒なんじゃねーの？｣との問いにはあー、まあな。と言葉を濁しておき。ハンバーガー屋さん、唐揚げやおにぎり、ケーキやお茶菓子といった三年の出し物。謎解き脱出ゲーム、ボウリングなどの二年の出し物。それぞれ部活動の個性を生かしたものもたくさんあり、様々なところに顔を出したが彼女のいるクラスへは行く気がせず、トラブル回避の為にも近寄らないでおいて。自由な時間が終わるとシフトがあり、カフェエプロンをつけて対応を始めて　)


◎


やった。有り難う、三咲！
(　いきなり好きなキャラであるメルと出会えてテンションは上がりっぱなし。メルに後ろから肩に手を置く形でポーズを取って貰うとその暖かさにも嬉しくなり。ピューロランドではキャラクターに会おうとするとすぐに行列が出来てしまうってだから並ばずに写真を撮れるのは幸運だと言っても過言ではなく。掛け声よりも前に撮られていることなど気付いておらず、掛け声の後でメルへとお礼を言って握手をしてから彼の隣へと駆け寄って。メルと会えたことで頬は緩んだままで、｢三咲、カフェ行こ？もしかしたらシナモンとも会えるかもしれないし｣と普段よりいくらか声色も明るく。手を繋いで階段を上がった先できゃあきゃあと見知った騒がしい声が聞こえてくるのには気付かないふりをしておいて　)

(　／　結斗は元々のイメージとほとんど変わりませんが、やはり少しは変わっているのですよね……今話し出したら止まらないので割愛しますが！(　こく　)サンリオにいたらもう尊すぎてもはや爆破するよりも眺めてたいです(　不審者　)彼女のみならずペットのことも大好きですからね！あの見た目で！(　シンプルな悪口　)いろはを教えるのならどこへ行くにも前此処でこんなことあった！って惚気入りそうですね！(　バカップル　)


友人はびっくりしたことでしょう……(　うんうん　)凛都ちゃんは無自覚ですし三咲くんはあざといですしほんとにもう……好きです、推しです(　語彙力　)


突然の展開に笑ってしまいましたよどうしてくれるんですかほんとに……！異論はないのでそのまま進めていきましょう！みさしのはやっぱりシナモンカフェにレストラン、ボートレートにパレードはマストです(　好みは聞いてません　)

(　／　ごめんなさいボートレートじゃなくてボートライドです！！！サンリオガチ勢さんたちに怒られてしまいますね……(　みさしのひなさやたちからの冷たい視線　)無駄レスと間違いには気をつけますので、また何かありましたらお申し付けください……！！　)　

(　高校生活2度目の文化祭。今年は大好きな恋人もでき、彼と回るとばかり思っていたのになぜ今隣には自分含め女子3人、男子3人のクラスメイト達と回っているんだろうか。詩乃はもちろん三咲と文化祭を楽しむということ、それは嬉しそうに言っていたので自分もそこに混ぜて欲しいだなんて言えるはずもなかった。一人でいるところを見兼ね、彼氏となんかあったのかと察してくれた友人がこうして声をかけ、一人を回避できたのにやはり気持ちはずっとどん底で。思い返される理不尽な自分の言い様に頭を抱えたくなる。いつからこんなにワガママになってしまったのだろう。一年生の教室が立ち並び、賑わう彼のクラス。中を覗こうにも何となく後ろめたさを感じ、彼の後ろ姿を一目にそちらには背を向け。＿そんなことをしているうちには日は暮れ、外では生徒会が後夜祭のアナウンスを流し始めている。クラスの男子と適当な会話しながらゴミ出しに。「文化祭楽しかったな」「んーまあね」「橘はどこのクラスがよかった？」「…僕らのとこ」「お前ウケる」なんて中身のない会話しながら渡り廊下の目の前。彼ともう一人の人影があることに気くと、グッと立ち止まり。)



◎



そうだね、シナモンには絶対会わなきゃ。ミルクちゃんにも会いたいし
(　声音が上がり、いつもよりはしゃぎ気味の彼女が可愛らしい。まあピューロランドにおいて列を待たずにキャラクターと写真撮影が出来るのは幸運な事であり、今日はいい事だらけになりそうだなんて気持ちも浮かれ。携帯で撮る写真も画質には問題は無いが、そろそろフィルムカメラでも買ってもっと彼女との思い出を写真や良いカメラに残していこうかな、なんてわりと真面目に考え始めていて。満足気な彼女に再び手を引かれ、次にテンションが上がっていくのは自分の番。期間限定のレアチーズタルトとピンクベリードーナツ。自分では決めがたく出来ることならどちらも食べたい。しかし自分も年頃で最近姉にあーだこーだ言われる事も多く頭を悩ませながら問いかけ。)タルトとドーナツ、どっちがいいかなあ

(　高校生活2度目の文化祭。今年は大好きな恋人もでき、彼と回るとばかり思っていたのになぜ今隣には自分含め女子3人、男子3人のクラスメイト達と回っているんだろうか。詩乃はもちろん三咲と文化祭を楽しむということ、それは嬉しそうに言っていたので自分もそこに混ぜて欲しいだなんて言えるはずもなかった。一人でいるところを見兼ね、彼氏となんかあったのかと察してくれた友人がこうして声をかけ、一人を回避できたのにやはり気持ちはずっとどん底で。思い返される理不尽な自分の言い様に頭を抱えたくなる。いつからこんなにワガママになってしまったのだろう。一年生の教室が立ち並び、賑わう彼のクラス。中を覗こうにも何となく後ろめたさを感じ、彼の後ろ姿を一目にそちらには背を向け。＿そんなことをしているうちには日は暮れ、外では生徒会が後夜祭のアナウンスを流し始めている。クラスの男子と適当な会話しながらゴミ出しに。「文化祭楽しかったな」「んーまあね」「橘はどこのクラスがよかった？」「…僕らのとこ」「お前ウケる」なんて中身のない会話しながら渡り廊下の目の前。彼ともう一人の人影があることに気くと、グッと立ち止まり。)



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そうだね、シナモンには絶対会わなきゃ。ミルクちゃんにも会いたいし
(　声音が上がり、いつもよりはしゃぎ気味の彼女が可愛らしい。まあピューロランドにおいて列を待たずにキャラクターと写真撮影が出来るのは幸運な事であり、今日はいい事だらけになりそうだなんて気持ちも浮かれ。携帯で撮る写真も画質には問題は無いが、そろそろフィルムカメラでも買ってもっと彼女との思い出を写真や良いカメラに残していこうかな、なんてわりと真面目に考え始めていて。満足気な彼女に再び手を引かれ、次にテンションが上がっていくのは自分の番。期間限定のレアチーズタルトとピンクベリードーナツ。自分では決めがたく出来ることならどちらも食べたい。しかし自分も年頃で最近姉にあーだこーだ言われる事も多く頭を悩ませながら問いかけ。)タルトとドーナツ、どっちがいいかなあ

(　いやもういつか語り尽くしたいですね…以前お話しましたが青い鳥で専用垢作ってずっと語っていたい！と言ってたのお覚えてでしょうか…？？実は昨日専用垢作っていた事を思い出しログインしてみたらいやまあ色々めちゃくちゃ設定やらifの話だとかいっぱいあってすごいな…と思いましたね(　過去の自分すごい　)確かに結斗君見た目的には動物毛嫌いしそうなのに大好きなんですもんね、なんてこった(　ギャップ萌え　)だんだん第三者が惚気けられすぎて恥ずかしくなってくるやつですね！三咲はわざと言ってきそうでまた可愛いです…！いやうちの子達てえてえな！！(　てぇてぇ　)

友人はいつもの発作ね！と特に触れることもなかったので大丈夫です！(　それってどうなん　)やったあ～～！御相手様を笑顔にすることが出来てこちらも嬉しい限りです！サンリオやりたい事リストの中に入っているものは全部やりましょう(　真顔　)

あっそれと端末の不具合で二つも同じ分を送ってしまって申し訳ないです…！)

(　無事にシフトは終わったが、そこに彼女が訪れることはなかった。きっと同じように避けられていたのだろう。二人で回れたらもっと楽しかったのかもしれないと何度も考えたが、前日にあんなに口論をしてしまったからにはなかったことにはできなくて。思い返すと言い過ぎた部分が多くある。何でいつも通り彼女の意見を聞き入れてあげられなかったのだろう。せっかく楽しいはずの文化祭なのに考えるのは彼女のことばかり。そして気付けば聞こえてくるのは生徒会のアナウンス。もうすぐ後夜祭、か。思った以上に早く過ぎてしまった時間。文化祭が早く感じるのは彼女の存在がなかったことが大きいだろう。クラスメイトと談笑しながら飾りを取り外し、使えるものと使えないものに仕分ける。使えないものは纏めてクラスメイトへと引き渡し、現在は同じく文化祭の委員である女子と売り上げの確認。｢結構売れて良かったよね｣｢ま、思ったよりは良かったんじゃない？メニューも評判良かったし｣廊下にいると邪魔になってしまうからとゆっくり教室へと移動しようと　)


◎



モカちゃんやエスプレッソもいるしね！__うーん、半分こする？そしたらどっちも食べられるよ。
(　ドリームカフェへと辿り着くとさっそく目を引くのはやはりそのメニュー。彼の言うそれらにはどちらも"期間限定"の文字がついている。悩むまでもなく、どちらかではなくどちらもが良い、なんて思考に至る辺り単純なのだろう。彼さえ良ければとタルトかドーナツのどちらかを頼むつもりで人差し指をぴんと立てて。幸い今なら悩む時間もあるわけだし、今すぐ結論を出す必要はないが。｢あっお姉ちゃんやっぱり此処にいた！私も何か食べようかなあ。もちろん私は雛さんと座るんで邪魔はしませんよ！｣唐突に現れた妹に目をぱちくり。やはりサンリオ絡みだと嵐のようだと面白く思う。早速撮影してきたのかサムのぬいぐるみと推しのグッズを並べた写真を見せられわあ、と声を漏らして　)

(　／　語り尽くせないほどの魅力を持っているのが推しなのですよ……(　論点ずらすな　)なんですかそれとっても気になりますね……特にifはまたやっていきたいところです！(　さすが！　)動物嫌いだしゲームも勉強の邪魔って言いそうな雰囲気出してますからね！(　ギャップ狙い　)尊すぎて本当推せますね４人組！と雛桃さんに彩夜！(　うんうん　)


いつもの発作は笑います、あれですね一緒にいたら笑いが絶えなそうで羨ましい(　こくこく　)やりたいことリストを作り出したら止まらないのでわざわざピューロランドのホームページ見ながら打っております当方、雛桃さんにマイメロカレー食べてて欲しいし彩夜にはメニューにサムくんいない！って悲しんでてほしいですね(　酷　)


それはそうと、スタンドマイヒーローズという作品を最近推しているのですが、顔の良い人たち勢揃い、ヒロインちゃんがそんなにがっつりヒロインしてなくてギャグ調な場面もあって面白いので是非……！アプリでもアニメでもありますが個人的にはアプリ絵が好きです(　突然の布教　／　オタク仲間嬉しい　)　

(　何を話しているかまでは聞こえない。きっと隣に立つ子は何も悪くないのにもしこのまま仲直りできなくて彼は理不尽なこと言う自分に愛想を尽かしていて他の子の元へ行ってしまったらどうしよう、彼が自分以外の元で笑って怒って自分にしか向けられたことがないあの笑顔を向けることになったらどうするのだ。考えてみればクラスメイトにしか分からない彼があったとして、その彼はクラスメイト全員が知っている。自分には自分にしか知らない彼がいるではないか。自分はまだ子供っぽいから、嫉妬してたんだなと今更ながら気がつくと黒い靄よりも他の子が隣に並ぶ事の方が嫌で嫌で仕方ないという気持ちが大きくなり気がつけば手元のゴミ袋をクラスメイトに押し付け「あっ、おい！橘！？」という声も聞こえず彼の元へ走り、追いつけば女子と並んでいる方の腕にぎゅっといきなり抱き着いていて。)あ、あの！ゆーちゃんは僕のだから、あげないです！！ごめんなさい！！



◎


そうだね、半分こにしよっかな…って彩夜ちゃん姉さんおかえり。写真撮れた？
(　二つとも食べられることが出来るので声弾みながら注文しようとしたところで騒がしい彼女たちのご帰還。得意気に胸を張っている姉とご機嫌な彼女の妹を見て、よくいる量産型と呼ばれる人達のような写真が撮れたのだろうと察すればフフと笑いがこぼれ。今日一日で元々仲が良かったのがさらに仲良くなりそのうち二人で遊びに行く未来もそう遠くはないんじゃないかなと。姉や彼女の妹も注文を決めるのでまたしばし待つことに。その間に姉の携帯を貸してもらい撮ってきた写真の数々を見ることにして色とりどりの写真を次々とスクロールしていき。推しのうちわや推しの名前を持って顔を隠すド定番の写真、うちわをドレッサーにかけて推しの顔を見つめているまたまた定番の写真、姉と彼女の妹のツーショット。どれもまた写真越しに伝わるほど楽しさが分かり、微笑ましく。)「雛はマイメロ様のいちごタルトにしよっかな、彩夜ちゃんはどうする？まあサム様はまだいないけど…」

(　ifの話は何故かみんなが猫化したらどうとかもあったのでぜひ一緒にやっていきたいなと思っております(　性癖押し付けるな　)個人的に自分がアクションゲームとっても苦手なので出来る人に憧れますね、結斗君さすが！(　ぱちぱち　)ひなさよちゃんも可愛くって推せます！！またお二人がお付き合いするとしたらどんな人なのかも気になりますね…(　うむ　)


いつも奇行ばかりしておりますが人を笑顔にするのは得意ですので！！あなた様もずっと笑わせてあげます！(　キリッ　)マイメロカレー食べる雛桃はもうお前がマイメロなのでは？と言ってしまいますな…サンリオ公式はそろそろサムくんのグッズやらフードメニューやらを出すべきです！(　ダンッ！　)


スタマイとはまた懐かしい気がしますね…！以前アプリの方をやっておりました、九条家の方が確か好きだったような気がするのですが、お名前までは思い出せず…(　古の記憶　)これを機に再びアプリダウンロードしようかな…(　うん　))