ありったけの砂糖を貴方に / 〆

ありったけの砂糖を貴方に / 〆

先輩  2018-03-26 09:24:42 
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某トピでお声かけ下さった方専用です







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  • No.523 by 三好 涼太  2018-12-08 19:12:35 







…薫さんも、呼ばれたいって思ってくれれば良いっすけど。 ( いつもなら揶揄うように相手も呼ばれて嬉しいのかと問い質していたところだが、今日は風邪でダウンしてるし、と踏みとどまり、肩を竦め自身の願望をぽつり呟いて。 「 へーい。 ああ、冷蔵庫見ましたよ、流石っすねぇ、全然心配いらないや。 」 きっぱりと断られてしまえば軽く返事をして。 当然断られるのはわかってはいたが、少しは触れたい、なんて欲はやはり今はしまっておくべきだと諦め。 先ほど冷蔵庫を覗いた時に見えたタッパーの中身は病人向きではないもののこちらとしては助かり。料理が出来る人というのはすごいなぁと感心し。 タオルを洗濯機の方へ持っていき、帰ってくると相手は横にはなっているもののぼーっとしていて、眠れないのかと首を傾げていると、相手の口から予想通りの言葉が聞こえ。 「 んー…、じゃあ、少し話しましょうか。 そうだな…、なんか俺に聞きたいことあります?、 何でも答えますけど。家族の話?、俺の失敗談?、あ、恋愛観とかでも良いっすよー。 」 ベッドのすぐ下の床に腰を下ろすと寄りかかり、相手の方へ体を向け、子守唄なんて歌えるはずもないので、他愛ない話でもしようと。 家族の話や友人の話などしようかと思ったが、ここは相手にリクエストを聞いた方が早いかと冗談じみた選択肢を出しつつ。 )







  • No.524 by 檜山 薫  2018-12-08 23:24:48 







… ふーん、揶揄わねぇんだ。(  願望のように聞こえた相手の言葉は、いつもの面白がる様子とは違ったように見え。てっきり揶揄われると思っていたので、何気なく思ったことをそのまま言葉に。相手の言葉を否定しないので、本心では相手に名前を呼ばれたい、呼ばれたら嬉しい、と思っており。それは恥ずかしいので言葉にせず。心配いらないと言われたら、さすがの時分でも嬉しく。相手に美味しい料理を食べてもらうために、もっと練習しようかなと思ったり。暇だと無意識の内に呟いていたのか、相手から提案してもらい。聞きたいことは沢山あるけど、こんな状態でしか聞けないことを優先しようと思い。「 … 俺を想い始めてくれたきっかけは ? いつから好きになってくれたのかっていうか、」熱で頭はあまり回らなく、羞恥という感情も鈍い。実はずっと気になっていた、相手が自分のことを好きになったきっかけ。普段なら恥ずかしくて絶対に聞けないが、風邪の今だからこそ聞けることなので、この際に思い切って問いかけて。  )








  • No.525 by 三好 涼太  2018-12-11 20:37:43 








元気になったらいくらでも揶揄いますよ。 早く揶揄わせてください。 ( いつもの自分なら揶揄っていたが、病人の相手をわざわざ揶揄おうとも思わず。 早く治ってほしい、と遠回しに言うと、指の背を相手の頬に這わせ。 お互いの距離は縮まったのは縮まったが、まさか相手から直接好きになった理由を聞かれるとは思わず。 ぱちぱちと瞬きを数回繰り返したあと、相手から視線を外さずベッドに頬杖をついて。 次いでゆっくりと瞬きをし、しばらくじっと相手を見つめ記憶を思い出し。 「 …いつでしたかね。きっかけかぁ…気付いたら目で追ってた、んすけど。 入社してすぐ、男なのに綺麗って思ったのが印象的で。 思えばそこで恋してたんすかね?、 自分でもよくわかんないんすよ、自分から人を好きになった事は片手で数えられるくらいなんでね。 まつ毛が長いなーとか、肌綺麗だなーとか、触れてみてーなって。 あ、一番グッときたのは、初めて薫さんが甘いもの食べてたのを見た時で。 いっつも崩れない硬派な薫さんの顔が、ふわって笑ったんすよ。 あれは反則だったなー。 」 ゆっくりと、落ち着いた声色で相手を好きになった経緯を話し。恋に急に落ちたわけではく、じわじわと自分の中に生まれてくる感情があり、それが恋をしていると気付くのは自分から恋をした経験値が少ないからか少し時間がかかって。 相手の額に手を伸ばし、少し汗ばんでいる髪をよかしながら、優しい視線で見つめていて。 )







  • No.526 by 檜山 薫  2018-12-12 07:50:19 







俺に似て素直に言葉言えなくなったか ?(  自分が言えることではないが、遠回しな相手の言葉に今度は自分が揶揄い半分で上記を。相手が自分に似てきたのなら、いっその事自分も相手に似てしまって素直になりたいと本心では思い。「 聞いてる側の方が恥ずかしいな。… あー、お前に甘いもの食べてるの見られた時に食べてたのはショートケーキって絶対に忘れねぇ。檜山が甘いもの食べてたって色んな人に言いふらすのかと思ってた。まぁ実際はそこまでお前は悪いヤツじゃなかったんだけどな 」相手の話を聞いている間、自ら聞いたくせに羞恥に耐えきれなくなりそうで。残業終わりで誰も居ないと思って自分へのご褒美に甘いものを食べようと思っていたのに、相手もまだ残っていたのかショートケーキを食べているところをばっちりと見られたのは今でもよく覚えており。相手に対しての第一印象はずっと笑顔でヘラヘラと明るいので、自分とはどうも相性が合わないんじゃないかと思っていて。故に相手の同期に言いふらすのではないかと心配したのを思い出し。それが今ではこうして目線とが交わるようになっていて、何があるか分からないと改めて感じつつ。熱でふわふわしているとは言っても見つめ合うなんて出来ないので、優しく見つめる相手に対して少し照れ臭そうに目線を彷徨わせ。  )






  • No.527 by 三好 涼太  2018-12-12 20:36:53 







薫さんに似るのは本望っすけど、 …揶揄うぐらいの元気があるなら、構ってくれてもいいんですけどね?、 …なーんて、もう早く治してくださいよー、 ( こちらが揶揄うのを控えていると言うのに相手は逆に揶揄ってきて、そっちがその気なら、と眉をつりあげ。 一緒に過ごしているからこそ似てくるなら本望であるが、相手が元気であれば触れ合いたいと言うのも本望で。 ギシ、とベッドを軋ませ相手の体に被さるように腕をベッドに立てると、まるで口付けをするかのように顔を近付けにたりと笑い。 流石に治っているはずはないので揶揄っているだけで、相手の口元を手で軽く抑え、その上から口付けをして。 さっきの意地悪げな表情から一転、体も手も相手から離しけらりと笑い、喉が渇いたし水でも飲むかと立ち上がって。 「 へぇ、覚えてるなんて驚いた。 俺のことなんて眼中にないんだろうなって思ってました。 同じチームになっても一定以上の距離あるし。 そんな壁を乗り越えたいって、思うようになったんです。 …って、俺の最初の方の印象悪くないですか。 」 相手は自分のことなんて興味がないと思っていたので、食べていたケーキまで覚えているなんて驚きを隠せず。 言いふらすなんて、むしろ自分の中だけの秘密にしておきたいとさえ思ってしまったので、その考えは思い浮かばず。 相手の中の第一印象はそんなに良くなかっただろうか、と少し心配になり困ったように笑い。 )




かーおるさん。 お誕生日、おめでとうございます。 ( 時計にちらりと視線をやったあと、相手を後ろからふわりとだきしめて。 その手には小さめの紙袋があり、相手の目の前に掲げて見せて。 「 はい、プレゼント。 シンプルだし飾り気はないから、仕事のない日とかに使ってくれれば。 …また来年も、一番近くで祝わせてくださいね。 」 掲げた紙袋の中に入っているのはまた小さめの箱で、その中には黒の皮のバンドで文字盤が木目になっているシックは時計があり。気にいるかは相手次第だが、喜んでくれることを願い。 )







  • No.528 by 檜山 薫  2018-12-13 19:51:20 







… 病人にすることじゃねぇだろ。(  風邪ということもあって相手が何もしてこないだろうと軽く見てつい揶揄いたくなり。それが次の瞬間には座っていた相手が自分の上におり、鼻とがくっつきそうな程近くに顔が。驚いて目をぱちぱちとさせていると、手を挟んでの触れない口付けをされ。意地悪そうな、獲物を前にしたギラついた瞳にも似た表情からコロッといつもの相手に戻るので狡すぎる。相変わらずのつれない照れ隠しで上記をぽつり。嫌がっている訳では無いのが赤く染った顔が示していて。「 印象悪いっていうか、コイツとは合わねぇだろうなって思って。それで同じチームになっても距離置いてた。別に今はそんなことねぇんだけどな 」明るく笑顔の相手とは自分は相性が合わないだろう。そう思っていて、話してもいないのに見た目だけで判断して必要以上に話すのを避けていた。それが今では恋人として大好きな人に変わっていて。第一印象は無関心に近かったが、今ではそんなことないとしっかりと否定し。相手とゆったりと話していたお陰で再び眠気がうとうとしてきたのか、小さな欠伸を。眠たいのに甘いものが食べたくなってきて、体と思考が一致せず。眠たげにぼーっとして。  )





__ ! … なんつーか、その … ありがとう。プレゼントもすげぇ嬉しい。… 来年も期待してるから、(  近頃は誕生日という日に特別な思いもなく、普段と変わらない日と同じ感覚なので改めておめでとうと言われると驚きがあり。渡されたプレゼントを開けると、自分好みの時計が入っていたので嬉しさが込み上げ。言葉にこそしないが大好きな恋人に誕生日を祝ってもらい、プレゼントまで貰い、温かな幸せで胸いっぱいに。来年も一緒にいたい、と直接言うのは恥ずかしいので、遠回しながらも伝え。最後に珍しく柔らかい控えめな笑みを浮かべ。  )








  • No.529 by 三好 涼太  2018-12-14 19:16:51 







恋人にはすることっすよ。 ( 立ち上がってから伸びをしていると、まだ近くにいたからか相手の呟きが聞こえ。 病人であれなんであれ、恋人であるからああいった揶揄いもできるわけで、くす、と笑みを浮かべて上記言えば踵を返し水を取りに行って。 「 今はこんなに近いですもんね。 …眠くなったみたいですね。 おやすみなさい、 」 今いる友人達は相手とは正反対な性格をしているし、自分も相手と恋人同士になれるなんて思ってもみなかったので、改めて不思議なもんだと。こんなに近くにいて、他の人が知らない相手も知っていて、触れられる距離にいるのに、もっとと思ってしまう自分が随分欲しがりすぎやしないかと、思わず笑みが漏れ。 相手の瞼がだんだんと降りてきて、どうやらまた寝られそうなようで。 髪を梳くようにゆっくり撫で、微笑んでは。 )




…来年も、その先も、一緒にいたい。 またその笑顔、見たいっす。 ( 恋人である相手が生まれた日を祝わないわけがなくて。 自分の中では当たり前のことであるが、やはり喜んでくれるかは心配なところだったから、安心すると少し脱力して。 こうしてちゃんとしたプレゼントは初めてだったし、また来年もと相手の口から聞けば嬉しそうに応え。 少し体を離そうとすると、相手の柔らかい笑みが見え、驚きを隠せないとともに一度緩めた腕を回し直して抱きしめ、頬に口付けをして。 )







  • No.530 by 檜山 薫  2018-12-14 23:23:14 








… ん、おやすみ。何回も言うけど、好きに冷蔵庫の中は食っていいから。あと家ん中の物も好きに使って。(  ただでさえ眠たくなってきたのに、柔らかな相手の頭の撫で方に更に眠気は増し。すっと目を瞑ったと思ったら直ぐに目を開け、改めて冷蔵庫の中と家の物の話を。最後にもう一度おやすみなさいと挨拶をして、ゆっくりと瞳を閉じ。相手が隣に居てくれるというだけで安心感があって熟睡して。___ 目が覚めた頃には太陽の光がカーテンの隙間から差し込んでおり。眠たい目を擦ってぼーっと光が差す方を眺め。頭痛は落ち着いたし、今のところ身体の怠さもない。その代わりまだ咳は出るし少し鼻声で。だが熱はもうなくなって無事に仕事には行けそう。少し早く起きてしまったので、朝食の準備をしようと立ち上がり。相手を起こさないようにそーっと身支度を整え、朝食を簡単に作った後に 「 … はよ、」と相手の身体を優しく揺らしてお越しに行き。  )








  • No.531 by 三好 涼太  2018-12-15 01:05:44 







( 相手が眠りについたのを確認してから、静かに立ち上がり。 財布を持ちまた静かに相手の家を出ると、近くのコンビニでスイーツをいくつか購入し、帰って来ると冷蔵庫に袋ごと入れておき。 勝手に家のものを使っていいとのことだったので、物音をあまりたてず、パソコンで仕事の続きをしたり、夕飯を食べたり、風呂に入ったりして。たまに相手の様子を見に行き、頬を突いてみたり。 自分が寝る前に相手にそっとおやすみなさい、と言うと相手が昨日使っていた布団に入り眠りについて。 なんだかいい匂いがして、でも布団の中が心地よくて、なんだか安心する匂いと朝食の匂いで幸せに包まれ布団から出たくなくて、目は開かずもぞもぞと布団に包まっていて。 体を揺らされ、その声の主が誰だかすぐにわかると、布団から顔を出しゆっくりと目をあけ、 「 はやいですね、もう平気なんすか?、 」 と未だ眠たげな声で相手の様子を確認し。 )







  • No.532 by 檜山 薫  2018-12-15 22:54:39 








… 少し鼻声で咳が出るだけ。身体は怠くねぇし、熱も大丈夫。(  今日の朝食は簡単に作ったフレンチトースト。作っている最中は熱でふわふわとした感覚もなく、身体の怠さもないので風邪は随分と治ったようで。相手に伝染らないように朝食を作る時は十分に注意し。風邪だからといって会社を休めない。今日は特にプレゼンがあるので休めなくて。後は鼻と喉だけなのでマスクを付ければ何とかなると思い。眠いはずなのに起きて早々に何よりも自分の心配をしてくれる相手の優しさが嬉しく感じ。ありがとな、と小さな声でお礼を述べ。ガバッと相手の布団を捲り 「 早くしねぇと朝食冷めんぞ。支度してこい 」と。相手が家に来た時に着ていたスーツは既に選択諸々終わらせてあるので、ソファの近くに相手の服一式を準備してあり。一方の自分はコーヒーを入れたりと朝食の支度を進め。先程は寝惚けていて分からなかったが、冷蔵庫には幾つかスイーツが。自分の好物を前にして朝からテンショアが上がり。相手が昨日買ってきたと思われるので 「 スイーツ、ありがとな 」と気分よくお礼を言い。  )








  • No.533 by 三好 涼太  2018-12-17 16:56:02 







…ん、良かった。 ほんとはちゃんと治るまで看病してたいっすけど、仕事ですからね、 ( 相手の鼻声を聞き本当に治ったのか、仕事だからと無理をしているんじゃないかと不安になり眉をしかめ、手を伸ばして相手の頬にぴとりと当て熱を確認してから、ほっとしたように眉間に入った力を抜いて。 熱はないが、鼻声だし咳も出ると言うし、心配なのは変わりなく。 しかし仕事となれば簡単に休めるわけでもないのは理解しているので、不満げな表情を浮かべながらため息をついて。 「 うわっ、急に何するんすかー…寒いっすよ、 」 朝の寒さが急に襲ってきて、大きな体を縮めふるふる震え。震えつつのっそり起き上がり、時計を見てそろそろちゃんと支度を始めないと、と肝心のスーツを探してはすぐにソファに見つけ。 一式きちんと洗濯して揃えてくれているのを見ると、ありがとうございます、とコーヒーを入れる相手の背中に声をかけ。 顔を洗い、軽く髪を整え、スーツを身にまとうとネクタイを締めながらキッチンの方にいる相手に寄り、 「 いーえ。 俺が勝手にスイーツ見て嬉しがってる薫さんを見たかっただけですよ。 」 と相手の様子に満足すると、相手の腰を軽く引き寄せ髪に口付けをし。 テーブルに用意されたフレンチトーストを見ると、おお、と感嘆の声をもらし、気分良くテーブルの前に座り。 )







  • No.534 by 檜山 薫  2018-12-18 23:06:41 






俺だって完全に治るまで家でゆっくりしてぇよ。無理しない程度に頑張るけど、もし辛くなったら頼むな。(  熱が出ました休みます、で休めるはずもなく。病み上がりのまま仕事をしたらミスをしそうなので、その場合後が面倒くさくなるので出来ることならば治るまで家でゆっくりしていたい。無理しない程度になんて言うけど、本心は無理をしても頑張るつもり。もし万が一の場合を考えて相手に予め言っておき。「 スイーツ食べれば基本的に機嫌よくなるからな。買ってもらったスイーツ食べて仕事頑張るか 」自分で言うのも変な話だが、大好物のスイーツを与えられたら昔からどれだけ拗ねていても機嫌が直ぐに直る。今回も気分をよくして仕事を頑張ろうと気合いを入れ。スイーツ効果で髪に口付けされても文句を言わず。淹れ終わったコーヒーを持って相手の前に座り。本当なら今日は相手にお弁当でも作ろうかと思っていたが、風邪なので諦め。その分、朝食はオシャレにフレンチトーストを。いただきます、と手を合わせてから一口。朝の内に色々と工夫をして短時間で味を染み込ませたので、その割には味がよく染みていて上出来だと自分を褒めてやりたくて。美味しそうに手料理を食べてくれる相手が好きなので、相手も喜んでくれたらいいなと思いつつ。  )






  • No.535 by 三好 涼太  2018-12-21 08:29:41 







ぶっ倒れる前に言ってください、 …絶対、っすよ?、 ( 鼻声で話す相手を見ていると余計に心配で、社会人だから仕方ないのは分かってはいるが、相手が完全に治るまでは様子を見ておこうと。 辛くなったら、なんて言われると眉をしかめ、こういう時あまり人に頼ろうとしなさそうな相手を見据え、倒れる前に必ず頼ってほしい、と念を押して。 「 ほんと、好きっすね。 …やっぱり甘いものが好きな人の作る甘いものは間違いないっすね。 」 コンビニスイーツでもこんなに機嫌が良くなってくれるとホッとして。 スイーツの話をする相手を微笑ましく思いながら用意された朝食を一口食べると、ちょうどいい糖分に出来立ての美味しさも相まって相手といるだけで機嫌はいいが更に良くなり。一口、また一口と食べる手は休まらず、全て平らげてからコーヒーを口にし一息ついて。 ごちそうさまでした、と手を合わせ、食器をキッチンの方へ。 時計を見ると出社時間は迫っていて、残りの支度を終わらせ。 )







  • No.536 by 檜山 薫  2018-12-21 22:48:19 







… 絶対な、絶対。俺を信じろ。(  無理にでも頑張ろうと思っていた自分の考えが相手にはお見通しだったらしく。はいはい、と適当に返事をして済ませ。「 俺としてはもう少し甘い方が好みなんだけどな 」何せ甘党なのでフレンチトーストはしっかりと味が染みているものが大好きで。故に今回は時間もなかったし自分としては100点ではなく。相手が食べ終わった後に自分も食べ終わり。キッチンに食器を持って行くと、そのまま腕捲りをして洗い物を始め。今日の夕飯は何にしようか。どうせなら相手が好きそうなものを、と当たり前のように相手が居る前提で相手のことを考えてしまったので、違うと自分に言い聞かせ。病み上がりなので今日ぐらいは自炊を休んでデリバリーでも頼もうと思い。食器を全て洗い終わり、支度は予めしてあるので準備は完璧。相手も準備が出来た様子なので 「 んじゃ行くか。忘れ物すんなよ。忘れ物あったら捨てるから 」と車の鍵と家の鍵を持って玄関へ。鍵を閉めて駐車場に向かい、鍵を開けると運転席に乗り込み。  )








  • No.537 by 三好 涼太  2018-12-22 23:20:24 







十分美味いっすよ?、 朝からこんな凝ったの食べられて、ホテルみたい。 ( 軽く返事をする相手を見ていると余計に心配になり、今日は目が離せなさそうだと思うと。 朝食にしては手が込んでいて、その上美味しいし文句も何もなかったが、相手は少し不満げで首を傾げ。 「 えー、捨てないで取っといてくださいよ、ここに来る良い口実でしょ?、 」 捨てるとナチュラルに言うもんだからけらけらと笑いつつ、取りに来るというのを会いに来る口実になると堂々と口にして。 相手の後に続き出ると、そのまま相手の車の助手席へ。 会社の近くになる前に、 「 ここらで俺下りますよ。 会社の人達に見られないよーに、ね。 」 と運転席の相手の肩をとんとんと叩くと降りれそうな場所を指差して。 )







  • No.538 by 檜山 薫  2018-12-23 22:59:27 







口実とかを本人の前で言うな。絶対捨ててやる。(  美味しいだとかホテルみたいだとか褒められるのは気分が良く、あんがと、と小さな声でお礼を言い。口実だとか作戦だとかを毎回堂々と言ってくるので、あざとく感じて狡く。それに対して飽きずに毎回反抗する自分も自分だと思い。相手の言葉に、昼を買いたかったので近くにあったコンビニの駐車場に停め。車から降りる前に「 行ってらっしゃい … ってのも何か違ぇよな。… んじゃ、また後で 」と言ってから車から降り。会社の方へと向かう相手の姿を見送ってから自分はコンビニに入って昼食を買い。車に戻ると鞄の中から誕生日に相手から貰った時計を出してきて。相手の前で付けるのは恥ずかしいので、相手が見ていないところでこそっと身に付け。再び車を走らせると会社へ。デスクに行って今日も普段通りの一日が始まり。  )






  • No.539 by 三好 涼太  2018-12-29 21:41:21 







あ、もし薫さんも口実に使いたいんならいいっすよ?、 俺んちに来る口実。 なんつってねー。 ( 自分がそうするように相手も会ってくれる口実にしてくれればと、冗談めかしく告げるが、半分本心でもあり運転中の相手の顔を前かがみになって覗きこんではふは、と笑みを浮かべ。 「 んーん、今俺の今日のやる気を満タンにしましたよ。 行ってきます。 薫さんも、行ってらっしゃい。 」 行ってらっしゃいと言われるとここ数年の一人暮らしのせいか嬉しさが込み上げ目を細め。 それに挨拶を返すと、こちらも同じように言葉を返し、密室とはいえガラス越しに見られても相手が困るだろうし、と手を伸ばし髪撫で頬を指の腹で撫でると一瞬愛おしげな眼をしてからまた元の眼に戻り車を出て。 昼同期と食べることになっているのでそのまま会社へ向かい。 プレゼンも無事終わり、やっと緊張から解放されたかと思えばそのプレゼンが終わってからというものの仕事が一気に増え。 通常の業務の上乗せされているので、日々疲れは溜まっていき、連絡は入れているものの相手の家に行くタイミングも掴めず日は過ぎていって。他の部署に出向くことも多くなかなか会えなく、数週間がたって、やっと仕事が落ち着いたのは平日の夜遅く。迷惑だとはわかってはいたが、どうしても会いたくて相手の家の前に立ち、居てくれることを祈りインターホンを鳴らし。 )



( / 年末の忙しさと体調を崩したのが相まって、お返事がかなり遅くなってしまい申し訳ありません。 これからは以前のように返せるようになります。 まだお相手いただけるようであればよろしくお願いします。 )






  • No.540 by 檜山 薫  2018-12-29 23:14:00 







(  プレゼンが終わってからの怒涛の忙しさで、そういえば最近はあまり相手を見ていなく。相手は他の部署と連携が濃く必要な仕事を任されていることを思い出し。一方の自分は人と関わらずに淡々とパソコンと向き合う仕事の方が向いているし、上司も分かっているので部署を出入りする相手と、ずっとパソコンしか見ていない自分とでは仕事上で自然とすれ違いが多くなり。寂しいと思っている自分の気持ちに恥ずかしいので気付いていないフリを。漸く仕事が一旦落ち着いたので日頃の疲れの発散の為に帰りにコンビニに寄り、缶チューハイを数缶とコンビニスイーツを大量に買い込み。面倒くさくて仕事用の眼鏡をかけたまま、膨れたコンビニ袋を片手に家に帰ると見覚えのある後ろ姿が。持っていた袋を相手の足に軽く当て「 … 怖いぐらいタイミングいいな 」と後ろから話しかけ。鍵を開けると … どーぞ、と相手を玄関に通し。自分は真っ直ぐキッチンに向かい、買ってきたお酒とスイーツを冷蔵庫へ。キッチンに立ったままリビングに向かって 「 もう飯食った ? 」と問いかけ。  )




(  /  体調の方はもう大丈夫ですか ? 貴方様の体調が一番なので、ご無理はなさらないで下さい。お返事なら幾らでも待ちますので、お気になさらず。そして是非これからも宜しくお願い致します ! 再び二人の物語を紡いでいけることがとても嬉しいです。  )






  • No.541 by 三好 涼太  2018-12-30 23:17:43 







…薫、さん、 ( いつになく疲弊しきった顔で、目の下にうっすら黒くクマも作り、それでも会社では笑顔でいて。 未だ仕事は終わっておらず、ひと段落しただけでまだやることはあり、しかし気が持ちそうにないのでこうして相手求めに来て、冷たい風が吹く中部屋の中からではなく通ってきた通路の方から声が聞こえ、その姿を目にしたらなんだか張っていた緊張が解けていく気がして。 相手の後を追い部屋に入ると、防寒着を脱ぎキッチンへ立つ相手の後ろへまわり、控えめに抱きしめ、 「 …まだです、 」 と短く答え。 首元に甘えるようにすり寄ると、深く呼吸をし。 いつもの元気を出すことができず、こうして恋人に甘えるしかできないほど疲れてしまい、 「 今日はダメな日みたいっす、 」 と申し訳なさげに呟いて。 )


( / 大丈夫です、心配おかけしてすみません。ちょっと風邪を拗らせてしまった程度なので、もう大丈夫です。 そういっていただけて嬉しいです。 あまり話をつなぐセンスがないので毎度毎度わかりにくいかと思われますが…駄文で申し訳ありませんが、これからもよろしくお願い致します。 こちら蹴っていただいて構いません。 )







  • No.542 by 檜山 薫  2018-12-31 10:39:07 







… お疲れ様、(  外の暗い中でしか相手の顔が見えなかったが、部屋に入って明るい所で見る相手の顔は疲れが顔に出ていて、何処と無く元気もなさげで。その理由は直ぐに最近の仕事だと分かり。無駄な言葉はいらないと思い上記だけを告げると、相手の方を向いて優しく抱きしめ。相手の方が背が高いので自分では包容力がないのが少し悔しく。暫く無言で抱きしめた後に相手から離れ、年上らしく頭をぽんぽんと撫でてやり。再びキッチンと向かい合い。今晩は中辛に少し甘口を混ぜた辛さ控えめのカレー。相手が来ると分かっていたらカレーなんかじゃなくて、張り切って前日から夕飯を準備していただろう。冷蔵庫の中を覗くと近頃の多忙で買い物に行けていなかったので、これと言って食材があるわけでもなく。昨日の夕飯で作ったカレーなので温めるだけで料理は終了。器に盛り付けてからスプーンと飲み物も運び、椅子に座ると 「 カレーしか準備出来なくてすまん 」と謝り。  )







  • No.543 by 三好 涼太  2019-01-02 18:05:52 








…んー。 ( ダメな日なんて格好つかないにも程があって、こんな自分を見せたら嫌われるかも、と今更ながら思い抱きしめていた腕を離そうと緩めると、思いもしなかった相手からの抱擁に体が硬直し。 その上頭まで撫でられるとポカンとした表情をして。 すぐに背を向けられてしまったが、撫でられた髪に触れ後ずさり、そのままテーブルの前へ座り。 何を聞くでも言うでもなく、ただ抱きしめてくれたことが嬉しい、と今の気持ちに整理がつくとなんだかホッとし。 キッチンで夕飯を出す準備をしている相手の背中を見ながら、ずっとずっと一緒にいてほしいなと、密かに想いを馳せ。 「 んーん。 むしろ押しかけたのこっちですし。 」 落ち着いたはいいが元気はないので力なく微笑むと、夕飯を目の前にすると手を合わせ一口。 次第に表情が緩み、自然と口からうまい、と呟いて。 食べ進めながら、 「 …俺、部署異動しないかって言われたんです。 まぁ、上司から言われたんでほぼ確定みたいですけど。 元々やりたかった事ができるところに行けるし、嬉しいんですけど、…薫さんと顔合わせられなくなんの、寂しくて。 急に忙しくなってそれもこれもって、俺にはキャパオーバーっすよ。 」 といつもの元気が出せない理由をぽつぽつと話し始めて。異動でも社内だし顔は合わせられない事はないが今までのように会社で会える頻度は少なくなるようで。 )







  • No.544 by 檜山 薫  2019-01-02 22:52:56 






んじゃ、押しかけた罰として、今度練習の料理の味見付き合え(  相手に喜んでほしくて料理の練習も忙しい中でしており。元々器用な方ではないので試作中だが、申し訳ないと思っているのなら、自分が味に満足するまで味見に付き合わせようと思い。上記を言いつつも、いくらカレーとはいえ相手の味の感想が気になり。うまいと一言聞けると安心して自分も食べ進め。少しして相手が元気の無い一番の理由かと思う事を聞くと、スプーンは自然と止まり。正直自分も寂しくて、けど先輩としては笑顔で送り出さないといけないのかとも思いつつ。暫くの沈黙の後にゆっくりと言葉を紡ぎ「 …… 先ずは、元々の希望の仕事出来んのはおめでとう。会社一緒なんだから、すれ違ったりはすんだろ。… まぁ、でも、どうしても寂しくなった時用で、これ。… あれな、俺ん家の鍵、」と立ち上がって、小棚から一つの鍵を取り出してきて相手に渡し。忘れ物が家に来る口実と言われた時、不器用な自分は口実も付けられずに相手から来てくれるのを待つしかないと思っていて。それなら少しでも相手が来やすい環境を、と思って酒に酔った勢いで作った自宅の合鍵。何せ酔った勢いで作ったので素面になって考え直すと小っ恥ずかしくて渡しそびれており。寂しくなった時は今日みたいにいつでも来いと、今日やっと鍵を渡せ。  )





  • No.545 by 三好 涼太  2019-01-03 22:46:14 







随分と嬉しい罰ですね、それ。 ( 食べることが好きな自分としては味見係なんて褒美みたいなもので、それを罰だなんて言うものだから思わず笑みがこぼれ。 「 はは、俺喜ばなきゃいけないのに喜べなくて。 …?、 …うそ、マジすか?、 …やべ、異動より嬉しいかも、 」 やりたい事が出来る方を喜ぶべきことなのに喜べない自分にも嫌気がさしていたところで、徐ろに出てきた鍵に首を傾げながらも受け取り。 裏返したり、かざしたりして珍しいものを見るように見ていると、相手の言葉でハッとしてその鍵が何なのか分かり。 そして同時に、自分が何故異動を喜べなかった理由も、自分の中でやりたい仕事より相手という存在の方が大きくなってきたからだと分かると、腑に落ちたのか鍵を見つめながらにやけてしまう口元を手で隠し。 「 頑張れる気がします。 これ、今から俺のお守りー。 」 と幸せそうにきゅっと握り。 夕飯を食べ終わると相手の分も洗い物をし、スッキリした様子で寝る準備を進め。 風呂上がりに相手とお揃いで買ったパジャマを着て上機嫌に。 ベッドに先に潜り込んで相手のスペースをあけ待っていようとするも、疲れていてすぐに眠ってしまい。 )







  • No.546 by 檜山 薫  2019-01-03 23:14:35 







何言ってんだ、鍵なんかより異動を喜べ。んなこと聞いたら上司泣くぞ。(  鍵を渡せば、何処と無く相手の表情はスッキリとして見え。よかった、と心の中で安堵し。然しそれを言葉にも表情にも出さないのが自分。上記を小馬鹿にしながらの述べるが、表情は緩くなっており。夕飯を食べ終えて食器を洗ってもらっている間に風呂を溜め。相手が風呂に行っている間に家のことを色々と済ませ、交代して入って自分が風呂から出た頃には既に相手は夢の中。「 … 寝る子はよく育つ、か 」と気持ちよさそうに眠る相手の頭を優しく撫で。電気も消して相手の隣に寝転び、寝る前に優しく額に口付けしてから自分も眠りにつき。___ 朝は相変わらず自分の方が目覚めるのが早く。身体に緩く巻き付く、というか抱き枕のようにされているこの状態は相手を起こさないと打破出来ないが、これも慣れたもの。もぞもぞと動いて上手いこと相手から抜け出すと身支度を整えてから朝食作りへ。簡単にトースターとインスタントのコーンスープを作り終え、まだ眠る相手の元へと行っては優しく肩を揺すり。  )







  • No.547 by 三好 涼太  2019-01-05 23:56:22 







んー…ん、おはようございます、 ( 本当は相手とのベッドタイムを楽しみたかったが、やはり心身共に疲れていたのか爆睡で、相手が自分の腕の中から抜け出していたのも全く気付かず。 なんだかいい匂いが鼻を掠め、徐々に意識が覚醒していき。肩を揺らされ、ゆっくりと瞼を開けるとそこには愛しい恋人の姿が。ふっと幸せそうに微笑むと朝の挨拶をして起き上がり、立ち上がって軽く相手を抱き寄せると頬にすり寄り軽く口付けをして離れ、朝食の用意してあるテーブルの前へ。 少し寝ぼけながらも相手の作ってくれた朝食を満足げに食べ終え、時計を見ると案外時間がなく、軽く食器を洗うとわたわたと身支度をして。 「 忘れもの…、はあってもこれで大丈夫っすね。 マジでいつでも来れちゃうんすよ?、 迷惑とか言っても遅いっすからねー。 」 出がけに鞄をチェックすると、中に見えた相手がくれた鍵を手にするとまた嬉しそうに微笑み。 これがあれば相手がいない時でも入れてしまうし、それなりに長い付き合いになるしこちらの性格も分かっている上で渡してくれたのだろう、それも嬉しく、調子に乗って冗談を。 )







  • No.548 by 檜山 薫  2019-01-06 20:54:21 







調子乗ったら没収な。… また仕事でしんどくなったら気軽に来いよ。(  すっかり朝の口付けも良い意味で慣れ、食器洗いも相手の担当になってきて。没収だと冗談めかして言うと、最後はしっかりと真面目に。少しでも相手の仕事面でも支えになれたらと思い。共に車に乗り込むと車を走らせて、すっかりお決まりとなった会社近くのコンビニへと停り。この前、いってらっしゃいと言った時に相手が喜んでくれたのを覚えているので「 いってらっしゃい。デスク片付け始めろよ 」と。異動に伴って会社内で引越しが必要なので、早めに片付けを始めろと先輩らしいことも一応。相手の姿が見えなくなるまで見送ると、序に自分は昼食を買ってから会社へ。仕事を始めようとすると早々に上司に呼ばれ。相手が異動になって、その分新しく新人を自分の所属している部署に配属するので、新人教育を担当してほしいと言われ。丁度大きな仕事を終えたばかりの自分しか新人教育を出来る余裕がないとのこと。渋々ながらもデスクに戻ると早速噂の新人が。相手といいどうも男性から好かれるのか、男性である新人からも飲みに行きましょう等誘われて、先輩として好かれてしまい。結局休みがある土日が来るまで新人教育で付きっきりに。漸く土曜日を迎えると、昼になるまでパジャマのままベッドの上でグダグダと過ごし。  )







  • No.549 by 三好 涼太  2019-01-07 00:00:02 







…行ってきます、先輩。 ( 車を運転するのは相手だし、泊まらせてもらっているしで自分に出来ることはやっていこうと皿洗いもぱっぱと終わらせ。 しんどくなったら、と言われ嬉しさに表情が緩むもしんどくなくても来る気は満々なので、はーいと明るく間延びした返事を。 停車した車から出ようとした時、相手の言葉に満足げに微笑むと、久々に相手のことを先輩と呼び車を出て。 少し伸びをしながら、頑張るか、と意気込み会社へ。 それからも仕事に異動にと慌ただしく日々が過ぎていく中、たまに適当に用事を作って相手の様子を覗きに行くと、どうやら新人と一緒にいるので、なんとなく教育係にでもなったのかと察しがつき。 面倒見は良いからな、とその場では特になにも思わなかったが、定時を少し過ぎての仕事終わりに相手の元を訪ねてみればすでにあの新人に先を越されたようで。 それからその週はずっと新人につきっきりな様子で、それを見ているとモヤモヤとしてきて。 その感情がなんなのかは明らかで、むしろそれは仕事を捗らせ。やっとやってきた週末、少し仕事で無理をしたせいか目の下にクマが見えるが、お構いなしに意気揚々と両手に紙袋を抱え相手の家へ。 鍵を出そうにも荷物で手が塞がっているので、インターホンを押し。 )







  • No.550 by 檜山 薫  2019-01-07 20:37:55 







はーい … 、ってお前か。鍵持ってんだから入ってこいよ。(  通常の仕事に加えて新人教育もあるので、疲れは溜まっており。今日はベッドの上でパジャマのまま過ごそうと思っていたので、インターホンが鳴っても一回目は無視を。相手だったら鍵を持っているので、きっとインターホンは宅急便だろう。それなら後で配達してもらうのも面倒なので、重い体を起こして着慣れた緩々のパジャマのまま玄関に向かい。宅急便かと思っていたインターホンを鳴らした主は、なんだか久しぶりな気がする恋人の姿が。お前か、なんて期待外れみたいな言葉を言うが、表情はどこか嬉しそうで。相手の顔を見ただけで少しだけ疲れが和らいだ気がして。鍵を使わなかった理由を聞こうと思ったが、相手の両手を見て直ぐに納得し。いつもの様に、どーぞ、と緩く返事をして中に通して。自分は序にキッチンに寄り、相手の分と自分の分の珈琲を入れてから机に行き。相手の分の珈琲を前に置き 「 … すげぇ荷物。」と  )







  • No.551 by 三好 涼太  2019-01-08 12:50:08 







荷物多くって。 すみません。 ( 朝からバタバタとして相手の家に来る用意をしていたので、寝癖も付いたままで。 扉の向こうから相手の姿が見えれば、どこかホッとしたように笑うと。 部屋の中に入ると、重そうに荷物を置き、ソファにどさっと腰を下ろすとふう、と一呼吸置き、荷物を漁り始め。 「 多いっすけど、軽いっすよ。お菓子ばっかだし。 これとこれは冷蔵庫、 あ、そうだ、薫さんゲーム好きっすよね?、 じゃーん、カップル用の着れる毛布。 一緒に包まってゲームしましょうよ、ね?、 」 袋菓子からちょっとしたケーキまで、いくつもの菓子の入った袋が一つ、そして大きめの毛布の入った袋が一つ。 口早に喋りながらさっさと冷蔵庫にケーキを入れにいき、足早に帰ってくれば新品の毛布を取り出し相手に見せるように広げて。 相手と過ごせなかった時間を取り戻そうと必死で、更に相手が構いっきりだった新人に対しての嫉妬もあるがそれには自分の中では気付かないフリをして空元気になっていて。 ソファに座り直し、毛布の構造を首を傾げながら見て、値札を取ったりボタンを開けたりと、うきうきとした様子でいて。 )







  • No.552 by 檜山 薫  2019-01-08 22:19:23 







すげー量 … 高校生の修学旅行だな。あと、ゲームなら絶対に負けねぇから。負けすぎて泣くなよ。(  両手いっぱいの荷物をワクワクした様子で持つ相手は、遠足を楽しみにしている小学生、ここぞとばかりに張り切る高校生の修学旅行のように感じ。忙しく袋の中の大量にある菓子を出していく相手を、頬杖をついて見守りながら軽く返事をして。ゲーム好きは公表していないが、部屋には今もゲーム機やカセットのケースが転がっているのでゲーム好きだと分かったのだろうと理解し。ソファに来た相手を見て今日の相手は何かに焦っているような、必死というか、すこしだけ違和感を感じ。早口で忙しないのも珍しいのではないかと思い。毛布の構造に苦戦している様子なので、ボタンを外して、こうじゃねぇの ? と助言をしながら無事に二人で毛布に包まることができ。相手にすっぽりと埋まるのが安心感もあるし暖かいので心地良く。聞くか聞かないか迷った後に、ゲームを始める前に「 … お前、なんか今日どうした。」と問いかけ。  )







  • No.553 by 三好 涼太  2019-01-09 23:20:29 







高校の時、持っていきすぎて没収されたんすよ。 懐かしいなぁ。 泣きませんよ、小学生じゃあるまいし。 …でも薫さんはいわゆるゲーマーっすよね、この感じ。 むしろ強い人とやれんのが楽しみで仕方ないっす。 ( くくく、と高校時代の思い出を脳裏に浮かべれば笑みを浮かべ楽しそうに。 学生時代はよく馬鹿をやったもので、それと同じような事を今もしている自分は昔から変わらないなと思いつつ。 改めてテレビの下を見てみるとなかなかの量で、もしやゲーム好きというよりゲーマーなのではと思い至るも、それはそれで燃えてくると拳を握り。 体格差のお陰で布が足らないこともなく冬にはもってこいの毛布で、買ったかいがあったと嬉しそうに相手を後ろから抱きしめればすりすりと背中に擦り寄り。 電源を入れている間にコントローラーをいじりながら、新人と相手とのツーショットを考えないようにしていると、相手から問いかけが。 「 ん?、何がっすか?、俺はいつも通りっすよー。元気元気。 」 自分では無意識なのかどうしたと言われても首を傾げるだけだが、表情はいつもより少し固く。 )







  • No.554 by 檜山 薫  2019-01-10 21:09:57 







後でお前の高校生時代の話聞きたい。… まぁ、小さい頃からずっとゲームしてきたしな。(  当たり前だが今の相手しか知らないので、高校生時代の相手のことも知りたいと思い。それだけではなくて、もっと相手について知りたいが、もちろんそれを言葉にするのは恥ずかしいので控え。家族の中で男は自分と父だけで、姉に囲まれた生活。なので幼い頃から一人でも遊べるゲームをしてきたのでゲーマーと言われても否定せず。少し固い笑顔も引っ掛かるが、無理に聞き出すのは違うと思い。一緒にゲームをしたりしていく中で話してくれるのを待つか、自分が相手の変化に気が付くかを待つことにして、… あっそ、と一言。相手が持ってきてくれたゲームは自分が最も得意なアクションゲーム。早くやりたいが為に手早く初期設定やチュートリアルを終わらせ。負けず嫌いな部分もあるし、得意なゲームで負けるわけにはいかなくてやる気は満々。早速ゲーム画面に進み 「 絶対に負けねぇから。今日負けた回数が多い方が、今度呑みに行く時に奢りな 」と愈々ゲームが開始し、慣れた手つきで素早く操作し。  )







  • No.555 by 三好 涼太  2019-01-11 22:57:02 







俺の?、つか後でじゃなくてもいいじゃないっすか。 そうだなー…、友達は沢山いましたよ、何もない放課後を数える方が早いくらい。 あ、姉貴と弟が朝が弱かったんで、毎朝叩き起こすのが日課だったなぁ。 ( ゲームしながらでもできるだろうと色々設定を選んだりしている間、適当に思いついた思い出を話し始め。顔が広く、一言で言えば男女問わない人気者で、背の高さもあってか顔はよく知られていたようで、友人も日に日にどんどん増えていて。 あの頃は家族の面倒見ているせいで目覚めてからはよく体が動いていたものの、今ではそんなに朝から元気にはなれないと、苦笑を浮かべ。 元気、と口にしたはいいものの胸につかえるものがあって、それを口に出したいのにうまく出てこず、口元をきゅっと結び。 「 …えええ、なんすかこの差。 マジすか。 薫さん強すぎ…、 俺も小さい頃やってたのに…、 …いいや!、飲み代かかってますからね!、 まだ一回目だし、これからっすこれから!、 」 一回目の対戦を終え、実力の差が露わになると愕然として画面を見て。 小さい頃から、と言うなら自分もそれなりに長いのに、と打ちひしがれる前に闘争心に火がつき、拳を握りやる気満々に。が、差は縮まるものの勝てる気が全くしなくて数回終えると、なんでだぁー、とか、だぁーとか言いながら仰け反り。 )







  • No.556 by 檜山 薫  2019-01-12 22:25:40 







… すげぇ想像出来る。今のお前のままなんだろうなって。変わったのは叩き起される側になったぐらいだな。俺は前まで叩き起される側だったけど、(  高校生の頃の相手は今と変わっていないのだろうと想像していると、話を聞く限り想像通りで。然し自分もどうだったかと言われたら今と変わらないと返すだろうと思い。今となっては自分が相手を起こすことが多いが、自分は昔は起こされる側だったので、高校生の頃だったら自分が相手に起こされていたのだろうと考えると面白く感じ。「 俺が強いってか、お前が弱過ぎなだけだろ。何回やっても絶対勝つのは俺だから、」手加減することなく終えた一回戦は気持ちいい程の圧勝。ふん、と得意げに挑発する様に上記を。段々と相手は回数を重ねる度に上手くなるので、やっていて飽きないし寧ろ燃え。いつも一人でゲームをしているので、誰かと共にゲームをするのが楽しくて仕方なくて。数回を終えて全勝と気分は良く。仰け反る相手を見て思わずクスッと笑い。負けたくないと普段に較べて張り切ったので手が少しばかり疲れ。コントローラーを机に置くと、ぐーっと伸びを。一回休憩でもしようかと思い「 … 新しい部署は?仕事とか、人間関係とか慣れた? 」と何気なく先輩として問いかけ。  )







  • No.557 by 三好 涼太  2019-01-13 21:29:07 







んー、表向きの性格は今と変わんないと思います。 今と違うのは、本気で笑ってるかそうじゃないかです。 友達といんのに、本当に面白くて笑ったこと案外少ないんすよ。冷たい奴ですよ、俺は。 へぇー、俺もその気になりゃ起きれるんすけどね、どうにも薫さんに甘えちゃって。 ( 学生時代を思い返すと、常に笑顔が板についていたせいかあまり本気で笑ったことが少ないと感じていて。 感情が表に出るくらいの表情の豊かさはそれこそ相手と出会ってから出てきたもので。 そう思うとかなり周りに対して冷たい人間だったんだなと視線を落とし苦笑し。 本当は起きれるのだが、相手といる幸せに包まれているせいか眠気が長く続いていて、少しは反省しているのか頭をかきつつ。 相手の強さに対抗しようと眉を寄せたり、調子がいいと余裕そうに笑顔になったり、負けると悔しげな顔をしたり、子供のように表情がコロコロ変わり。 「 …、問題ないっすよ。 薫さんはどうなんすか、俺がいなくて寂しい?、 」 環境が新しくなり大変なこともそこそこあるが、どうにかなっていて。 どうにもならないのは心の隅にある嫉妬心で、それが言葉を詰まらせ一寸詰まってから問題ないと。 体を起こし、にこやかな笑みを浮かべながら首を傾げ、冗談めかしく告げ。 )







  • No.558 by 檜山 薫  2019-01-13 23:17:51 







少し好感度上がった。別に冷たくていいんじゃねぇの。んじゃ、その気になってくれよ。俺朝弱いから、朝食も序に任せた。(  八方美人で、無理して笑って周りに合わせるぐらいなら冷たい方がマシだという意味で上記を。ずっとヘラヘラしているイメージだが、こういう時折見せる自分に似た部分が惹かれた所でもあるのだろうと思いつつ。低血圧で朝が弱いので、相手がその気になって目覚まし代わりになってくれたらと願望をぽつり。然し朝食を作って相手を起こすという一連の流れが案外気に入っていて。相手の性格から異動についてそこまで心配はしていなく。けど、問題ないと言われると先輩として安心感はあり。「 … 忙し過ぎて寂しいって感情も湧かねぇ。新人教育任されてて、またそいつが人懐っこい奴で振り回されっぱなし。この前も帰りに飲みに行きませんかって誘われて、 」と二日間連続で飲みに誘われて、酒に弱い自分は大変だったことを話し始め。とにかく疲れた一週間だったと。  )







  • No.559 by 三好 涼太  2019-01-14 20:40:50 







思いもよらないとこで上がるもんですね。 …冷たくても嫌いにならない?、 んー、薫さんに起こしてもらうの、結構好きなんすよねぇ。 でもまぁ、薫さんがそう言うなら。 ( 過去であれ本当の自分を晒して好感度が上がるなんて思いもしていなかったので、鳩が豆鉄砲を食らったような表情をしたあとそれを崩して笑い。 冷たくてもいい、ということは無理に飾らなくてもいいということだろうか、不安になり確認したくて小さく呟き。 朝食といっても簡単なものしか出せないが、相手にずっと無理させるわけにもいかないしと頷いて。 「 冷たいなぁ。 …誘われて?、 薫さん酒弱いじゃないっすか、どうやって帰ってきたんです?、 」 寂しいなんて感情がわかないほど忙しいというのは経験があるので、冗談めかしく言い。 だが、その後に続く新人の話に少し表情を曇らせ。 酒に酔った相手がどうなるのかは知っているし、それを知ったのだってまだ付き合っていない時期だったのもあり不安が募り。どうやって帰ってきたのか、この家にあげたのか、それともその新人の家に泊まったのか、何もなかったのか、聞きたいことは山ほどあるがきゅっと口を結び相手の様子をうかがって。 )







  • No.560 by 檜山 薫  2019-01-14 22:18:39 







… 嫌いにならねぇよ。寧ろキャラ作られてる方が嫌だ。… あ、いや、別にこれからも俺が起こす担当でいいから。(  自分に嫌われたくないからといって、無理して本性とは違うキャラを演じられている方が冷たいよりも嫌という考え方で。相手が本当は冷たいのなら、本当の相手を知ってちゃんと好きになりたいし、もしまだ自分に見せていない本性があるのなら隠さないで欲しいと思い。相手を起こす朝が嫌いではない、と真っ直ぐに言える性格でもなく。言葉を濁しながら、今まで通りでいいと。「 どうやってって、家まで送ってもらったけど … 、」何気なく新人に飲みに誘われて大変だった話をしただけなので、ここまで食い気味に質問されるとは思ってもなく。何せ酔っていたので、あまり記憶はないが起きたら家にいたので送ってもらったのだろう。言いきれる理由は、テーブルに置き手紙があり、勝手に鞄探って鍵出してごめんなさいと書いてあったから。相手が嫉妬という感情を抱いていることも気が付かず、何やらもっと言いたげな相手に対して不思議に思いつつ。  )







  • No.561 by 三好 涼太  2019-01-14 22:55:19 







そう、っすね。俺もきっと、薫さんが飾らない人だから好きになったんだと思います。 ?、もしかして俺薫さんの朝の苦手を克服させちゃいました?、 ( 安心したように体の力を抜くと、自分も表面を作った笑顔で塗り固めている人は好きになれず、そういう面で言えば相手に惚れた理由の一つにも飾らない、まっすぐな人だからというのがあり。 先程のは冗談だったのか、と理解するも、今までと真逆な生活なのにどうしてだろうと首を傾げ、自分の中に浮かんだ結論は自分が早く起きないゆえに自然と起きれる手助けをしていたのかもというもので、誇らしげに口角を上げ。 「 …ここまで送ってもらって?、介抱でもしてもらったんすか。 服は?、着替えさせてもらったり?、 ああ、この部屋二人分の物があるから察したかな。 でも相手は新人なのに、随分と心開くんですね。 」 相手の何も気にしていない様子にじわじわと嫉妬心が広がっていき、表情は暗いまま相手を見据え。 この部屋に、自分以外の、しかも会って間もない男を入れるなんて、と不満は溜まっていくばかりで、相手のことを責めたい訳ではないのに、次々と棘のある言葉が口から漏れ出し。 )







  • No.562 by 檜山 薫  2019-01-15 18:19:06 







俺の朝が苦手なのは一人暮らしの時に克服した。させちゃいました、じゃねーよ。(  改めて好きになった理由など聞くと小っ恥ずかしくて、照れ隠しで … ん、とだけ返事をして。一人暮らしを始めれば朝は自分で起きないといけない。その時に朝は克服したので相手のお陰ではないとキッパリと言い切り。本当に嫌だとか鬱陶しいとは思ってはないが、調子乗るなという意味でじと、と相手を見て。「 … ごめん、」服はスーツのまま寝ていたので着替えさせてもらったりはしていないと否定しないとと分かっているが、相手の所々棘のある言葉に自分が悪いのかと思い込んでつい謝ってしまい。人付き合いもあるし、ただ自分は新人と飲みに行っただけなのに、なんでそこまで暗い表情で棘のある言葉を言われないといけないのだと不満がじわじわと込み上げてきて。浮気したかのように責められている気持ちなので、自分はそこまで悪いことをしたのだろうかと少し不満げな様子で目線を逸らし。  )








  • No.563 by 三好 涼太  2019-01-15 19:47:30 







俺は薫さんのお陰で朝起きれなくなっちゃったのにー。 ( 自分は起きれていたのが逆に相手に甘えて起きれなくなったので、わざとらしく唇を突き出し不満げな表情を浮かべ。 じとりと見られると瞬きを数回した後へらりと笑い。 「 … 薫さんは、 おれの、…恋人なんすよ、 」 一言だけ謝られれば、もしかして何かあったのか、何もなくてもなんで謝ったのか、色んなことが頭を巡ってパンクしそうになり。 じっと見据えていた相手は目を逸らしてしまい、自分が言いすぎたことに気付き口を噤んで。 そんな表情をさせたかったわけでも、謝らせたかったわけでもないのに、どうして上手く言葉が紡げないんだろうかと、両膝を折ってかかえると腕の中に顔を埋め大きくため息を。 恋人らしいことなんて外ではできないし、恋人だから手を出すなとも体裁的に言えなくて、それでも繋ぎ止めておきたくて、顔を覆った腕の隙間からは相手の顔が見えずおそるおそる手を伸ばし相手の服の裾を握るとぽつり呟き。 )







  • No.564 by 檜山 薫  2019-01-15 22:09:08 







… 着替えはスーツのまま寝てた。あいつは彼女いるって言ってたし、俺も名前は出てないけど恋人はいるって言ってる。三好って後輩がいるって話したら、檜山先輩がそんなに嬉しそうに話す三好先輩に会ってみたいってさ。… 今度久しぶりに二人で飲みに行くか。ゲームで惨敗した涼太の奢りで、(  不満を隠し切れずにいると、相手の言動で漸く嫉妬しているのだと理解し。こういう時にどんな言葉を掛ければいいか分からなくて、暫くの間沈黙が流れ。先ずは誤解を解くことだろうと思い。その後に恋人の話を互いにしたこと、相手の居ないところでもつい相手の話になってしまったこと、最後に二人で過ごせなかった時間を取り戻したくて仕事帰りに飲みに行かないかと誘い。こういう時に気の利いた言葉を並べられないので、いつも通りの言い方になってしまったが、自分は相手の事が恋人として大好きだし相手が心配するような事はないと言うように、裾を掴む相手の手に優しく手を重ね。機嫌取りというわけではなく、単に今は相手に自分の体温や鼓動を少しでも感じてほしくて、柄でもなくそっと抱きしめ。  )







  • No.565 by 三好 涼太  2019-01-15 22:42:08 







… ん。 ごめん、なさい、俺すげー格好悪い、… 甘いものは控えめにお願いしますよ、 ( 相手がつらつらとあったことを話してくれるとひどく安心し、体の力が抜けていく感じがして。先程の言い方は流石に強すぎたと反省しているようで、うつむきながら謝罪を口にして、感情的になってしまい相変わらず格好がつかないと苦笑し。 腕に埋めた顔を少し動かし頬を腕に預けたまま相手目を合わせ話を聞いて。 恋人、とその言葉を相手の口から聞けるなんて嬉しくてじわりと胸の中があたたかくなり。自分より少し小さい相手の手が触れると、裾を握っていた手を離し指を絡ませ握って。 自分の知らないところで、嬉しそうに自分のことを話している相手なんて見たことがないので興味が湧き、次部署に顔をだしたときは名乗り出てその時の様子を聞こうかとさえも思い。 珍しく相手から触れられた上に抱きしめられ、驚きはするものの鼓動が聞こえてくるとそっと相手の背中に腕を回し抱きしめて。 外が寒いからか余計に暖かく感じ、頬も綻んでいて。 胸元から顔をあげると、相手の首に腕を回し引き寄せ軽く口付けをし、視線を交わらせ、 「 … 好き。 」 と、色々話してくれたことも、手を握ってくれたことも、抱きしめてくれたことも、全部含めた意味で短く呟き。 )







  • No.566 by 檜山 薫  2019-01-16 08:41:46 







… なんつーか、俺もごめん。お前のこと分かってるつもりで、まったく分かってなかったかもな、(  感情を表に出すことも、言葉にすることも苦手なので今まで避けてきたが、自分の話をしっかりと目を見て聞いてくれる真っ直ぐな相手を前にしたら本音も自然と言葉にでき。重ねた手に指が絡んでくると、普段なら恥ずかしいからと直ぐに離していたかもしれないが、今は離さずに謝罪の言葉を口にして。相手の考えることなら大体分かると思っていたのに、今回の嫉妬していることに全く気が付かなかった。根拠もなく高を括っていた自分の方が格好悪いこと思いつつ苦笑いを。話すつもりもなかった、自然と新人の前でも相手の話をしていることまで話してしまって、後からじわじわと羞恥が込み上げてきて。そんな恥ずかしさに追い打ちをかけるように口付けされ、薄らと耳が朱に染まり。好きなんてたった二文字の言葉に鼓動はどくんどくんと高鳴り 「 … あっそ、」としか照れ隠しで返せなく。けど、偶にはこういうのもいいかもと思いつつ、冷めた言葉とは裏腹に繋がる手も抱きしめられることも嫌がる様子はなく受け入れ。  )








  • No.567 by 三好 涼太  2019-01-16 17:24:31 







俺が大人気なかったっす。 …んまぁ、俺も薫さんの考えてることわかんない時沢山あるし。 もっと思ってること言ってくれてもいいんすよー?、 ( 元はと言えば思っていること感じたことをうまく言葉に出せず、しかもそれが嫉妬だと気付かなかった自分が原因だと反省し。しかし相手の謝る事ではないと思ってるので、謝って欲しくは無くて。なので今の相手のままで十分だし、だいたい相手のことも分かるようになったので気にしてはおらず、冗談めかしくにぃっとわらうと。 「 …あれ、照れてる。 好きって言っただけっすよ?、 …これで薫さんの照れ顔独り占め、 」 緩く抱き寄せればそのままゆっくり倒れ、ぎゅっと抱きしめたまま横になり。 相手の顔を見てみると、少し耳が赤く照れているのがわかり自分の言動で相手がこうなっていると思うと優越感で顔がにやけ。 毛布も頭が隠れるまでかぶり、相手の顔を再度見て、くす、と笑うと相手の頬に指を伝わせ。 )






  • No.568 by 檜山 薫  2019-01-16 22:14:56 








よし、この件は解決な。… 直ぐに調子乗る、(  このままだと、俺が悪かった、いやいや俺が悪かった、と謝り合いになってしまうと思い、この件は解決したと言い切って相手も自分も悪くないことに。それに、少し余裕が出来ると直ぐに調子のいい発言をするので、それも解決と言い切った理由でもあり、しらっとした目で相手を見て。「 … 照れてない。お前にとって言っただけかもしれないけど、俺からしたら _ … なんでもない、」分かりやすく耳を赤くしているのに、自分では照れていないと言い張り。今週は相手が嫉妬していた新人といる時間が多かったので、相手から好きと言ってもらえるのは久しぶりで。相手にとって好きだなんて単純な言葉を言っただけかもしれないけど、自分からしたら好きと言ってもらえた、という淡く嬉しい感情。それを言いかけたのを恥ずかしくて止め。毛布が掛かって薄暗い視界の中、一度ちらりと相手の方を見るが、指がぴたりと触れると恥ずかしさから再び目線を逸らし。  )








  • No.569 by 三好 涼太  2019-01-16 23:06:51 







こんな至近距離で、なんでもないって言われたって無視できないっすよ。 …薫さんは、俺に好きって言われるとどうなんすか?、 ( 何やら自分に好きといわれると、こちらと思うことが違うというような言い振りであるのに、肝心のところを言ってくれなくて言い方的にも気になり。 相手の声量なら、少し距離があれば聞き取りにくいが、毛布に篭っていてこんなに距離が近いとなると、聞き返したくなり、クスクスと笑みを浮かべながら聞き逃せないと。 相手はあまり目を合わせようとしないのが常で、目を合わせてくれないかなと思いつつも、照れている様子で視線をそらす相手も好きなので、逸らされても親指の腹で頬を撫でながらじっと顔を見つめ。 一呼吸置いて、改めて相手の言いかけた言葉を聞こうと問いかけて。 )






  • No.570 by 檜山 薫  2019-01-17 20:42:35 







… 言わない、絶対に言わない、(  言いかけたけど恥ずかしくて止めたというのは、自分ならよくあること。毎回相手に問いかけられると続きを言ってしまうが、今回は頑なに言わないと。いくら久しぶりと言っても、好きと言われただけで嬉しくなって鼓動が高鳴るなんて高校生みたいで、それが余計にはずかしさを増していき。その所為で一切目を合わせようとはせず。毛布に包まっているので冬なのに中は温かく。頬に触れる相手の指は温かいと言うよりも少し熱く感じ。相手の体温なのか、自分が緊張してからなのか、相手が触れた箇所は熱を帯び。薄らと汗が滲み、赤く染まった頬のまま、やっとちらりと相手の方を見て。  )








  • No.571 by 三好 涼太  2019-01-17 21:38:18 







えー、どうしたら言ってくれるんすかねー、 ( 相手の様子からして怒っているようではないので、多分恥ずかしいだけかと思うと、どうやって問い詰めたら答えてくれるだろうかと思考し。 頑固な時はずっと頑固が続く相手だから、口を開かせるのは至難の業だがこちらとて負けず嫌いなのであの手この手を考え。 頬を撫でながら相手の様子をじっと見つめ、しばらくして漸く目が合うと唇を寄せ、口付けをして。毛布の中だからか何度か口付けを繰り返すとすぐに熱を帯びはじめ。 一旦唇を離し、熱を持った舌を相手の唇に這わせると、 「 早く言ってくれないと、もっとしちゃいますけど?、 」 と余裕のある笑みを浮かべつつ相手の腰を引き寄せ体をぴたりとくっつけて。 )







  • No.572 by 檜山 薫  2019-01-17 22:54:23 







… 嬉しい、_ … お前に好きって言ってもらうとすげぇ嬉しくて、幸せで、なんつーか … 温かくなる。(  唇と唇とが触れ合い、その瞬間に分かりやすく鼓動は高鳴り。言葉では素直ではない分、相手のことが好きだと鼓動は随分と素直で。何があっても絶対に言わないと固く決めていたのに、流されやすく押しに弱い性格からか、ぽろりと本音を言ってしまい。一度言ってしまえば止まらなく、思ったことや感じたことを述べ。嬉しくて幸せに感じることの共通点は、どちらも心がふわふわとして温かくなること。その温かさが体温的な意味を示す訳では無いが、何となく自分の気持ちを表すには適切な形容詞だと思い。せっかく合わせた目線も、素直に言ったことで羞恥が再度込み上げてきて、再び目線を逸らしてしまい。  )








  • No.573 by 三好 涼太  2019-01-18 00:34:20 







… ん。 あたたかくなる、って、ここ?、 ( 相手が押しに弱いのはわかっていたが思っていたより早く口を開いてくれた上に、本音どんどん聴くことができ。 相手の言葉をひとつひとつ聞き逃さないように、しっかりと耳を傾け、頬に次いで耳横の髪を梳くように撫で。最後まで聴き終えると、相手を幸せにできていることが嬉しく満足そうに頷いて。 あたたかくなるのは、胸のうちのことだろうか。 撫でていた手を相手の首筋、鎖骨を通って指先を滑らせ、心臓のあたりに手を当て。 すると、相手の鼓動が高くなっているのを感じ、相手の手をとり自分の心臓あたりに当て、 「 俺も同じ。 薫さんといると、あったかくなる。 恋してんなーって感じ。 まぁ、まさか薫さんに恋するなんて入社した時は思わなかったっすけど。 」 自分の鼓動のはやさを伝え。 学生に頃恋をしていたのと同じ感覚があり、相手には付き合っている今でも恋をしていると確信でき。 数年前入社したては二人でいる未来は想像してなかったとへらりと笑い。 )







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