先輩 2018-03-26 09:24:42 |
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恋人にはすることっすよ。 ( 立ち上がってから伸びをしていると、まだ近くにいたからか相手の呟きが聞こえ。 病人であれなんであれ、恋人であるからああいった揶揄いもできるわけで、くす、と笑みを浮かべて上記言えば踵を返し水を取りに行って。 「 今はこんなに近いですもんね。 …眠くなったみたいですね。 おやすみなさい、 」 今いる友人達は相手とは正反対な性格をしているし、自分も相手と恋人同士になれるなんて思ってもみなかったので、改めて不思議なもんだと。こんなに近くにいて、他の人が知らない相手も知っていて、触れられる距離にいるのに、もっとと思ってしまう自分が随分欲しがりすぎやしないかと、思わず笑みが漏れ。 相手の瞼がだんだんと降りてきて、どうやらまた寝られそうなようで。 髪を梳くようにゆっくり撫で、微笑んでは。 )
…来年も、その先も、一緒にいたい。 またその笑顔、見たいっす。 ( 恋人である相手が生まれた日を祝わないわけがなくて。 自分の中では当たり前のことであるが、やはり喜んでくれるかは心配なところだったから、安心すると少し脱力して。 こうしてちゃんとしたプレゼントは初めてだったし、また来年もと相手の口から聞けば嬉しそうに応え。 少し体を離そうとすると、相手の柔らかい笑みが見え、驚きを隠せないとともに一度緩めた腕を回し直して抱きしめ、頬に口付けをして。 )
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