【戦闘】 ~MAFIA Family BATTLE~ 【マフィア】

【戦闘】 ~MAFIA Family BATTLE~ 【マフィア】

セツナ  2017-11-03 22:42:56 
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▼12年前、イタリアスラム街。






ーーーーはっ……!はぁッ………!!!





あのガキどこ行きやがった!!!
そっちはどうだ!?!?探せ!!






(…………見つかったら殺される……!!音を出しちゃダメだ……ダメなのに、手が、手が震えて……ナイフがうまく、持てない!!こわい……こわいよ……!!お兄ちゃん、お兄ちゃん、助けて…!)




ーーーーーカランッ。



そっちだ!!!
あのガキあっちにいやがる!!!




「ッ………!!!!!」




その時。ぼくの身体はふわりと宙を舞った。

撃たれたりしたのかと思った。
でも違ったんだ。


綺麗なスーツのおじさんの背中にいた。

「…………ドン………!?」
「何やってるんです、早くそのガキを!」

「食うもんなくてうちのチンピラ襲ったんだろ?わーってるよ、おーおー。お前度胸あんな坊主。かァわいいなあ。」
「ど、ドン!?」
「……ひっ、……は、はなして……こ、ろすなら、すぐやればいいだろっ、やめろよはなせぇ!」
「んーなクソダサい真似するかってーの。ガキに金まんまと盗まれてキレて子供追い回す大人だァ?なっさけねぇったらありゃーしねぇ。……なーあ?お前ら?」

「「…………」」

「……ま、お前が襲ったチンピラも雑魚の方だけどそのちびっ子加減で隙ついて財布取るなんてすげーとは思うわ」
「ちびじゃない!」
「ちびっこいだろ、いくつだよ、ろくしゃい?」
「八歳だすっとこばか!!!」
「あーっ!おまえすっとこばかって言った!?」
「ドン!子供相手にやめてください!」
「おめーらがいうな!……はぁ。切羽詰まってヤバそーな奴から盗み働くくらいだ、食うモンも行くとこもねえだろおまえ。」

「ない……でも、お兄ちゃんがおまえらみたいなのに連れてかれたんだ。だから探してる」
「なぁるほど。同じ血持ってりゃつよそーだもんな、わかるわかる。無理やり連れてったんだなあ、そりゃあ。」
「……マフィアになっちゃうかな」
「ーーー、………おまえ、ハーフか?」

「日本人のマンマがいる。ここで生きてるって事は親父はイタリア人だろうけど知らない。マンマはあいじん?だったらしいから。……マンマはマフィアに連れてかれたよ。借金負わされて。」
「そうか。名前は?」

「セツナ。かんじはわかんない。名字はイトーだったけどかけない。」
「……刹那……だとしたらかえーそうだな。」
「?」
「おい、セツナ。おれが漢字考えてやる。」
「ほんとか!?」


「おう。兄ちゃんも探してやるよ。だからな。」






おれんちにこい。










しばしおまちを。






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  • No.54 by カレン・ブランカ  2017-11-06 19:16:20 




>All様


──だァからァ、正真正銘18歳だって言ってるじゃない。アナタの目は唯のお飾りなのかしら?
( 昼間は眩いばかりに燦々と降り注いでいた陽光もすっかり身を潜め、夜となっては街全体を宵闇が包み込む程濃い黒へと変貌し。此処辺りでは最大規模の歓楽街の一角、高級感と気品を漂わせ乍も同時に強烈な色彩を放つ大手カジノの入口に、ゴシック調の衣服を身に纏った少女が怒りを通り越して呆れの色を顕著に見せつつカジノに勤める人物らしき相手と口論している様で。カジノへと赴いた事の発端としては、最近入団した新人団員が何処の馬の骨かも分からぬ諜報員──スパイだった事が発覚し、団員の一人が処分しようとした所を逃げられた為に彼女がその任務を請け負い続行する役目になったようで。途中迄は見失わずに追随していたものの、如何せん歓楽街で騒がしい上に時刻は夜、視力が其処まで良くない事と頼りの聴力も常軌を逸する程の賑やかさだと宛にならず数刻で見失い。そして先ず視界に飛び込んできた建物はカジノだった故に、必然的にこの中に身を隠している可能性も零ではないと検討を付けると取り敢えず簡単にでも建物内を確認するべくカジノの内部へと足を踏み入れようとした次第で。然し想定外の事態に正規の物であれ偽造であれパスポートや身分証明の物を持って来るのを忘れ足留めを喰らい今に至り。脅しを掛ける事も一つの手だが、諸々の僅かな危険性を鑑みて直ぐに実行はせず。とは言っても腹部は空腹を訴えている上、余計な時間を浪費しているこの瞬間にでも遠くへと逃亡しているのでは、と危惧し、一旦引き下がろうかと眉顰め不機嫌そうな面持ちで黙り込み。 )


>主様

( /Pfの受理及び参加許可有難う御座います…!少し奇抜過ぎたかと内心冷や冷やしていた所、お優しいお言葉を掛けて頂き感謝感激です!取っ付きにくい伽羅ではありますが、今後ともどうぞ宜しくお願い致します…! )


>All様

( /最初故に長めになってしまい申し訳ないです…!余り序盤から殺伐とした雰囲気にはならぬよう心掛け絡み文を投下させて頂きました。絡み難い等何か有りましたら遠慮なく仰って下さい…!魅力よりも個性の方が強い子になってしまいましたが、皆様と仲良く(?)なれたらと思いますのでどうぞ宜しくお願い致します!お手隙の際にお好きな様に絡んで頂けると幸いです。 )



  • No.55 by セツナ  2017-11-06 20:57:03 



〉九我



…………あ、あの……………!?いや、違っ……俺は別に誘拐魔とかじゃ……っ!違う。違うから、バニラのやつ……そう、それ。強盗でもない!……ひとつクダサイ。(今日は一人での任務を無事遂行し、その帰り。日差しが強い中にも関わらず明るい物はやたらと嫌う性格と謎の一般人恐怖症からきっちりコートをフードまで被った挙げ句マスク姿なんて風邪を引いた人間でもそうそうやらないだろうなりで本人はいたって悪いことなど任務後の今は考えてはおらず、部下やボスの目が無い今は何を買おうと食おうとからかわれることも無いわけで。通り道にたまたま買ったと言い訳が付くようにきょろきょろとあたりを見渡すのだがその姿はまるで、というより実質変質者。幼い少女が店番をしていたそこに恐る恐る羞恥心から声をかけようとするものの誰からみても少女誘拐犯を彷彿とさせるその行動に涙目になり始める幼い店員にぐさり心を刺されつつようやっとして購入できた物の──ボスが俺に小さい頃同じ物を買うのにそんなに苦労してなかったような気がするんだけど俺はそんなにも悪人面なのかと遠い目でもう誰の目にも付かないところに行こうと少し離れたところへ向かえばイタリアには珍しい日本人の、そして一見一般人には見えない様子にもしかしてこの間納品に行った四宮組の…?と思いきょとんと相手に目線を向けて)
 

(/そんなお言葉恐れ多いばかりです…!滅相もない、こちらこそ変質者臭高き愚息ではありますが何卒よろしくお願いします。絡ませて頂きましたが何か不備など御座いましたら何なりとお申し付け下さいませ。/蹴り推奨)




〉リズ

おこぼれ……ねぇ、どう見ても追い切れなくて獲物盗られてるようにしか見えねぇけど……わざと逃がしたにしても横取りされてりゃ作戦失敗じゃねぇの?いるいる……宿題後からやろうと思ったのにーってマンマに反抗するタイプ……。(そう相手へと目線を一切変えずに喋りながらも空いている片手で今度はナイフを一本取り出すとターゲットの唇へと押し当てては「……歯ぁ使っていいから咥えろ、動くなよ」と脅しを一つ駆けてから銃を持つ手をフリーにさせれば相手の侮辱にもただただ面倒くさい物でも見るかのように目を気だるげに細めてみせるとこういうタイプの女って細かいとこに目ぇつけて一々やっかんでくるからなあ……反抗期気質の俺が柔軟に対応出来るわけがねぇや。とためいきを一つ漏らせばそのままぎゅむりとブーツのヒール部分でターゲットの背中を踏み)……で?俺ァコイツの隠し金から利子付けてぼったくるつもりだけど……どー来んの。



〉兄貴

(/プロフィール投下有り難うございます!柔和なフェイスなクールな犬……お兄様素敵です……ッ。愚弟がこんな…犯罪者なフェイスに悪魔のような性格の猫で申し訳なくなるばかり…!拝見させて頂きましたところ、不備などみられませんでしたのでこちら受理させて頂きたく思います。初回投下より参加をお願い致します。)



〉雪


…偉いぜ、雪。──っ、……そうだ。その年でこれだけ拳が重い。お前には素質がある。……小さい的に当てる正確さと威力は比例する。脇締めろ、腕だけじゃ無く腰や腹に力を入れてもう一度打ってみろ。(どこか戸惑うような素振りを見せつつも小さく頷き、格闘戦術の基礎とも言える構え方を覚えて行ってみせる姿にかつての幼い頃の自分を重ねてしまうのか、本人が望むのならば十二年後には俺よりも強い女に育てて、自由にこの世界を動き回れるようにしてやって……兄貴分にだって簡単に再会できるような強い赤い翼をもたらせてやろう。そんなことを思いながらまずは威力を知るために腹に力を込めてそのまま衝撃を受け。──年齢故に戦闘慣れした男には軽いかもしれない。でも一般人の男の鳩尾にでも食らわせれば膝が崩れるなこりゃ。そう眉を僅かに歪めつつ成長に嬉しさを感じては今度は手のひらを開き相手の前へ出し)



〉白梅

……これは奇遇。俺も貴方と同じ役職なんですよ、RED WINGのナンバーツー。伊藤千緑です。……まずはご挨拶と……営業トークで良ければ。いい”道具“にご興味あれば良いなあ…と。(明るくも自己紹介をしてくれる相手から自分と同じくして副頭領の地位にいる存在だと知ればこれはいい好機だ、敵対するにも協力するにも転びやすい相手と接点を持てる機会かも知れないと内心で薄ら笑いを込めつつも中へと招き入れようとしてくれるその様子に「お気遣い頂き有り難うございます」なんて滅多と口には出すことも無いような台詞をぽろりと簡単に溢しながらお辞儀なんてしてみせてからその後ろを付いていくように己も歩を進めると最早性根なのか、クセなのか。それとも本当にわざとやっているのか。良い道具と宣う目は細めたようなあくどい顔つきになっておりまたふっと緩んだような笑顔に戻ると「お力添えになれると嬉しいです」と答えて)





〉四宮様

野心家……ですか、……地位や金には然程興味は無いですがね。ドンに土産を持ち帰ればでかい鰹節位はくれますから、それ目当てなだけですよ。─────申し訳ございません。この場での回答は出来かねます。営業や根回しは俺に任せるくせに部下の左遷先さえ決めさせてくれない……そういう人なんですよ、俺の主は。ですので……ボスに直談判して頂ければ幸いです。(野心、と聞けば自分の中には野心という言葉が己の地位や金、権力や勢力のためになんでも行う人間のことを指している物だと感じてしまったのか──俺には何にも無い。薄汚れた服の自分を綺麗なスーツを汚してまで肩車で拾ってジェラートなんて食わせてくれたドンと、それを嫌な顔一つせず受け容れてくれた兄弟とも呼べる仲間達に何か残せるなら何でも出来るまでだと言葉にはしない物のそう深く思い。続く台詞にぴたりと一瞬足を止めると……雪を?売る?あんなにも直向きで、強くなろうとする雪を?と贔屓目にしているところもある妹分の名が出た事に腸を煮えくり返さんとする感情がわき上がるも抑えるのが副頭領の仕事。部下のことは何も任せてくれないお人だから管轄外で勝手に下せないのだと可笑しそうに笑みを浮かべては「すぐに応えられないと顧客が嬉しい顔はしないせいで、骨が折れるんですよ……全く。」なんて肩を竦め)



〉ドン


はッ、何年お前の加齢臭嗅いでると思ってんだか。………そのなりで一人で行け、なんて言うわけ在るか。寧ろ俺一人で行ったって良いぐらいじゃない?ドンが出るなら後ろに下がってろ。(噓だ。と自分から出したひねくれた言葉に真っ先に否定しては俺はあくまで常人より居所を見付ける視野が広いだけだ、全くの別方向を探していたら解らなかったかも知れないと思えば焦りのような不安感を覚えつつ、さらには小さい頃にはあまり気がつけなかったが年々この主からは無理とも取れるような、虚勢とも取れるような、そのくせどこか寂しそうな乾いた笑い声を感じているようであくまでも軽く明るい様子の相手の代わりでもするかのようにじっとその身体の節々を見るようにしては───仮に打撲があってもこの人は根を上げない。引き返しもしないだろう。ならば見張りつつ守るしか無いと意を決したようで立ち上がろうとする相手の腕をその動きを助けるように支えようとすれば主の顔は立てるのが飼い猫だ。にやァとしたいつもの笑顔を浮かべて見せて)馬鹿な怪我しやがったら怪我の分だけ残業手当貰ッてやっからな?




〉カレン


同意せざるを得ねぇなァ………節穴センパイ?なーんかヤベぇマフィアに関与してんのが店内に紛れ込んでイカサマ稼ぎしてたんだけど?…ひひ、バイトの俺が言える事じゃあねぇけどなァ。(相手がカジノの店前で店員達を捲し立てている頃から3時間ほど前。今日の任務はなんと変装。有名どころのマフィア集団から片っ端に情報を寄せ集めている悪徳な輩が居るらしく、うちも何れはねらわれる可能性が在ると見て探りを入れており。その資金がある大きいカジノでイカサマ稼ぎをして作られていることを突き止めた為に潰しにいかんとどんな工作を使ったのやら、”1日アルバイト“なんて形で無理やり入店し客のディーラーや酒を運んだりしながらも一人一人の顔を確認しており。店員姿に馴染むようにいつもとは異なりワックスでかき上げた前髪に紫の派手なチェックのシャツに黒ベストなんて格好でターゲットを一人一人マークしていけば相手が追い詰めた頃となり。やっと見付けた彼がイカサマを働いた傍から本物のマフィアの悪人面で後頭部をがっちり掴みホールドしては人一人居ない廊下を「……てめぇを処理しねぇとなにがいつ漏れるか解んねぇからなァ」なんてあくどいことを宣いながら外に出てくれば……どこかで見たような……大方blue Sapphire辺りのお嬢さんだろうと見ればそんな声を掛け)…………お嬢さん、コイツの彼女だったりしない?好きに懲らしめてくれる?そりゃーもーボッコボコに。


( /奇抜だなんてそんなそんな!個性豊か……素敵な響じゃあありませんか、うちの子なんて個性はあれど良心のかけらも内犯罪者なんですかr、こちらこそ仲良くさせて頂ければ幸いですのでよろしくお願いします!/蹴り推奨)




  • No.56 by 久我 壹貴  2017-11-06 21:26:51 

>四宮

(此処暫くの天気を振り返ってみても一番と言っても良い爽やかな晴れの日。降り注ぐ日差しも動き回っていれば薄らと汗が浮かびそうになる程度には強く、そんな日差しの下に晒されていてはジェラートなどあっと言う間に溶けて流れてしまう。そもそもこんな事になってしまった事そのものがらしくもない不覚以外の何物でも無かったのだが、自身が予想しうる展開の中で一、二を争う避けたい事態が今まさに起こっていて。彼女の気配には人一倍に敏感なつもりで、ごく自然な立ち振る舞いで隣にやって来たその姿に声を聞くまでもなく何かを察したように片眉を上げ。何を言われるのかはもう分かっている、下手に言い訳をするつもりはないらしく彼女の言葉が終わる頃には潔く一言詫びて)――申し訳ございません。(潔くはあったものの表情まではそうはいかず、それこそ苦虫を噛み潰した様な顔をして此方に伸びてくる手が煙草を取り上げるよりも先に胸ポケットから取り出したステンレス製の携帯灰皿の中で吸いかけの煙草を押し込み。それから漸く隣に立つ彼女へと視線を向ければ、はあ、と静かに息をつきながら殆ど棒読みに近い調子で尋ねてジェラートを差し出し)…如何ですか。

( / 初めまして…!拾って下さりありがとうございます。寧ろこんな無愛想なおっさんが失礼を働くのではないかと心配しておりますが何卒宜しくお願いします…!)


>神咲

…嗚呼、そうだ。(一先ず一番の目的は一刻も早くこのジェラートを目の前の少女に押し付けてしまう事であったが、ぎろりと睨むような目つきで彼女を見詰めているのはその素性を探ろうとしているから。この世界に生きておればどんな相手であろうと信頼も油断もできず、ましてこうも稀少な容姿の持ち主であるとなれば何らかの厄介な繋がりを持っている可能性も、或いは変に目立って厄介な事態に巻き込まれる可能性も十分に持ち合わせているだろうと推測していて。そんな疑り深さからか、まだ年端も行かぬ少女を相手にその仕草や目の動きのひとつひとつさえもじっくりと観察する一方で、差し出したままのジェラートをこれは本当に食べ物なのかとまじまじ見詰めている彼女に依然として愛想の欠片も無い声が降りかかり)見ての通り、早く食べなければ溶けて無くなる。


>アキト

(そもそもこの様な不本意な行動を取ったのはあれ以上目立ちたくないと言う考えからであったのだが、これでは全く意味がなかった、寧ろ逆効果であったかと声を掛けてきた彼の顔を見るなり悟る事となり。流石に声を聞いただけでは判別は出来なかったが、目で見てその姿を確認すれば当然今まさに声を掛けてきた相手が誰であるかを確認するのに時間は掛からず。よりにもよって、心の中にぽつりと落としたその言葉がうっかり声になってしまうのを喉の奥へ押し戻して)…言い訳はすまいよ。(彼の言葉は間違っていない、変に言い訳をするくらいなら潔く認める事を良しとする性分であれば溜息混じりにそう返事をし。投げ掛けられた質問から、彼の脳裏に何らかの記憶として自分は引っ掛かっているようだと察する事が出来れば、親指と人差し指で煙草を摘んで口から離し、ふーっと煙を吐き出しながら眉根を寄せて)それを察しているのなら、もう十分だろう――然し、こんな所を独りで彷徨いているとは思いもしなかったがね。

( / 拾って下さりありがとうございます…!如何せん無愛想で失礼な態度の目立つ男であるだけに、既に申し訳無い気持ちでいっぱいですが何卒宜しくお願いします…!)


>カレン

(夜の繁華街、慣れてはいるがあまり好きでも無いこの場所をわざわざ訪れていたのは他でも無く頭領の命があってこそ。つまるところ潜入調査とでも言うのか、情報収集と様子見とを兼ね、部下を二人ほど連れてやって来ていたのが偶然にも今まさに彼女を門前払いにしようとしているカジノだったようで。此方は数時間前にカジノの中へ入っていたと言う事もあって彼女の姿を目にしたのは帰り際、店の出入り口前で揉めているとあっては注目を集めてしまうのはごく自然な事であり、ともすれば敢えてその注目の的へ関わろうとする理由は無いとあっさり素通りしてしまう――筈だったのだが、そうもいかない事態が起こったのは丁度出入り口を潜った時。連れていた部下の内ひとりに泥酔したカジノ客が安い喧嘩を吹っ掛けてきたらしく、当然吹っ掛けられた側は相手をする気など微塵も無かったのだが、思いの外タチの悪い酔い方をしたそのカジノ客は口だけでは飽き足らず手を出してくる始末で。此方で片付けるには少々面倒な問題だと判断し、致し方なく今まさに彼女と押し問答をしているカジノの従業員に近づけば後方でがやがやと騒ぎ立てるカジノ客を目で示しながら声を掛け)――失礼…取り込み中申し訳無いが、私の連れがあの有様だ。帰りを急ぐのでね、片付けて貰えないか。

( / 初めまして、早速絡ませて頂きました!無愛想で突慳貪な男なもので失礼を働く事も多々あるかとは思いますが、何卒宜しくお願いします…!)


>セツナ

――、(手元のジェラートは既に形を崩しつつあり。此処まで柄にも無い事をしたのはあまりに久しく、不本意である事この上ないとそんな心情ではあったが仕方なしに目の前を走り抜けていこうとする適当な少年に溶けかけのジェラートを渡す――実際には押し付けたと言うべきではあるのだが、兎も角どうにか厄介事のひとつを解決することに成功したようで。この煙草を吸い終わったらこんな場所はさっさと離れてしまうに限ると、何度目かの溜息と共に煙を吐き出していた時、何やら此方を見ている彼の視線に気がついて怪訝そうに眉根を寄せ)…仕事の話であれば取り合うが、そうでないのなら少しでも早く私の前を通り過ぎてくれ。(目を合わせればその顔に何やら見覚えがある事に気がつき、数秒の時間は要したもののまだ記憶に新しいつい先日の納品を思い返した事で、今目の前にいる人物が誰であるか早々に察したようで。正直に言って自分とはまた違った意味で目立ちかねない出で立ちの彼、取引のある組織の人間だと知らなければ声のひとつも掛けずにさっとこの場を離れている筈だったのだが、この場合はそうもいかない。自分の一存で勝手に邪険な態度を取り、それが結果として頭領に何らかの悪影響を及ぼす事を危惧しての選択だったのか、彼にだけそっと聞こえる程度の声で素っ気無く言い放ち)

  • No.57 by 四宮 静子  2017-11-06 21:53:54 


>神咲

...........ッ!!
痛ァ...、うっ、

(手を振り払われると何を思ったか、特に痛くもないくせに過剰に痛いふりをし。遂にはしゃがみ込みスンスンと鼻をすすり本格的に痛いふりを始めて。ただ単に少しからかって暇つぶしになればと他意はないらしく、しかしながらかなりリアルにいたがふりをして、振り払われた手を抑え)



>ヴィアーナ

イタリアはアンタみたいな伊達男ばっかりやなァ、お金は気にせんくてえぇよ。奢るゆうてももう支払い済みやし中入るだけでええしや、外寒ないん?

(自分の手を怯えた様子で取り、警戒心の強い猫のように暗がりから自分を見る相手の視線を感じると相手は自分のことを知った人物なんだろうと一つため息をつき。結局どんな服を着ようと、どんな場所にいようと立場は変えられないし普通にはなれないことを痛感し。しかし相手の視線から何やら好奇のようなものを感じると、少しばかりの期待を込めていつもと少し違うイントネーションで「ほら、私吸い終わったし、は夜中入らへん?」と1人では戻る気のなかった人でごった返すクラブへと繋がる扉を開き再び顔も見えぬ相手に再び手を伸ばし)



>ブランカ

この子ウチの連れやわァ
早よ通してくれんかな...時間に遅れてまうわ。
アンタんとこの社長が遅刻が嫌いなことは知ってはるんよね? もし私がアンタらのせいで遅れた言うたらどうなるか...わかるなァ?

(イタリアでは割と大きなカジノの社長との薬の売買について話をしに来たところ、入り口で何やらもめている様子が見てとれ。面倒事は新参者の自分は避けるべきであるものとわかっているようで、やれやれといった様子で車を降り。しかしながらよく見るともめている相手は最近イタリアンマフィアの中でも勢力を広げているマフィアの幹部。幹部の顔は全員頭に入っているため、すぐに相手が何者か気がつき、恩を売っておくのも悪くないだろうと相手に近づき。普段より豪勢に着飾った着物姿でカジノの入り口へ行けばドアマンやバウンサーは直ぐに誰かわかったようでこちらに挨拶をしてくるもそれを無視し、男たちを牽制する言葉を投げかけ、横にいる少女にウィンクをして口裏を合わせるように促し)



>伊藤

嫌やわァ、そないに怖い顔せんといて...
––アンタらの組はエラい家族ごっこが好きらしいなァ、結びつきが強いのはええ事やけど、いつかその愛とやらが足手纏いになる日ぃがくるんちゃうかな?
...なんてな、頭領になると暇なんよ。部下がなーんでもしてくれるやろ?せやから他人のそういう顔見るのが楽しみになってしまってるんやわァ

(自分とは随分と違った物の捉え方をしている様子が、相手の言動や動作から伺え。「鰹節ェ、ええ例えやわ猫ちゃん。うちもせっかく来てくれたんやしおまんまあげましょね」とニコニコとしながら居間の引き出しからドラッグを出し相手に押し付けるようにして。「ボスにこれで鰹節もらいや。そんで気に入ったんやったら、また取引しましょね...」と不敵に笑むとキッチンへと消えて行き。キッチンからトレイにティーセットを乗せ戻ると、いつまでも自分の言葉にショックを受け立ち尽くす相手を椅子に座るよう促し。怖い顔をするなといい、全て冗談だから間に受けることはないと笑い)

堪忍な、アンタ反応がええからついからかってしもたんや。せやけど、あんな子供どうする気なん...?

  • No.58 by 四宮 静子  2017-11-06 22:09:57 



>久我

.......何言うとるの? 自分が情をかけたもんや、自分で処理すんのが道理やろ?
アンタの優しさが...その隙が、いつか命取りになる事をよう覚えとき。付け入られる隙を見せたらアカンよ

(手を伸ばした先のタバコは携帯灰皿の中へと消えて行き、自分の手は空を切るもその手を更に伸ばし、相手が1番嫌う事を分かっていながらも腕を掴んでやろうとし。その動作の後、表情を更に読みづらくさせる要因である糸目を開き、黒い瞳で相手をじっと見つめながら、自分が最も分かっているはずの言葉を低いトーンで投げかけ。しばらくの間相手を見つめたのに再び目を閉じると「なんてなァ、部下の尻拭いも頭領の仕事のうちの一つやろ? せやけどお節介焼きさんには罰として私にアイス食べさせてもらおか?...あのスペイン階段の前でなァ」相手の腕を捉えようとしていた手を引っ込めると、いつものようにニコニコとしてアイスを指差して通りの先にある映画で有名な階段に視線をやり)

( / いえいえ、どうかそのままで、無愛想なおじ様でいて下さい。当方やっかいで扱いづらい頭領でありますが、よろしくお願い致します。)



  • No.59 by 久我 壹貴  2017-11-06 22:41:47 

>四宮

――肝に銘じておきます。(一体どちらが年上なのか、とそんな気分にさせられる場面がこれまでにも何度かあったが今この瞬間も正しくそうだと内心にそんな事を考えながら、一言短い言葉で返事をし。育ち方や周囲の環境の違いも当然有りはするものの、生きた年月だけではなく、背負うものの大きさが年齢を超えた威厳や貫禄を彼女に齎すのだろうと無言の内に思案しつつ、腕を掴もうとするその手は今度こそ避けようとせずにじっとしていて。彼女の目が開かれる時、吸い込まれそうなその黒い瞳に映し出された何ともバツの悪そうな表情の自分といつも目が合うのを自覚して言葉では言いようのない複雑な思いに駆られたが、それ以上には何も言うことは無く。結局いつもの調子でおどけたように言葉を紡ぐ彼女にひとつ静かに息をつくと、視線を追い掛けるようにして体の向きを変え)尻拭いなどと……(頭領である彼女の口からそのような言葉を引き出してしまった事への口惜しさと情けなさについぼそりと呟いたが、自業自得である以上言い訳は出来まいと口を噤み。金輪際言わせまいとそんな思いを胸に、目立たず不自然さのない護衛を務めるべく彼女をエスコートするように階段を目指して歩き出し)

  • No.60 by コウ  2017-11-06 23:00:03 

>主様

(/参加許可ありがとうございます。まさか主様に駄犬を褒めて頂けるとは。悪魔のような性格の猫、個人的にすごく好みです。今後絡める事を楽しみにしております。


>ALL

(右肩にはギターケース、左手には数時間前喫茶店で買った冷たい珈琲。ぼーっと暗い空に浮かぶ星を見上げていた男は、不機嫌そうに眉を寄せ首を傾げよう。今年度最大のピンチかもしれない。今日の任務を終え片付けまで上手くいったは良いものの、地図を見るための携帯端末を本部に忘れた事に今更気がついた。自分は今、所謂迷子というやつなのだろう。そもそもこの国は同じ色の建物が多すぎる。閑静な住宅街では人気もなく、どの建物の角を曲がれば自分の知る道に出るのか解らない。星を見て方角を認識しようとも、知識の乏しい頭ではどれが何の星なのかすら解りはしない。少し頭を働かせただけでもう疲れた様で、立ったまま俯いては溜息混じりに呟いて。)
...詰んだ、ってやつかなぁ。


(/とりあえず、で先に絡み文を投稿させていただきました。改めまして皆様、これからよろしくお願い致します。)

  • No.61 by リズ  2017-11-06 23:05:05 

>久我
お節介だけれど、貴方のそのジェラート…その食べ方では味を落としてしまう。煙草なんて吸ったら口の中にその味覚が残ってしまうでしょう?(業務の一環として街を歩いているとどこかで見覚えのある顔を見つけ、すぐに四宮組で名の知れた男だと思い出し、様子を見つつ接近。近づいていくにつれ相手のジェラートの食べ方が気に障り、イライラが募ってきたので様子を見ることも忘れてつい口に出してしまい)

(/見落としてました…スミマセン)

>雪さん
神経質になりすぎたか…ごめんね?怖がらせちゃったかな?(相手の警戒心を解こうとにこりと微笑んで杖をつき、あと1歩で身体に触れる程度の距離まで近づくとしゃがんで相手に視線を合わせて)でも……よく気づいたね?貴女には才能がある…一緒に来ない?(瞬時に真顔に戻し、相手の両瞳をじっくりと見つめ、相手が他の組の一員であることを知らずにリズはBlue sapphireに勧誘して)

>月詠さん
…何ですか?ヘッドハンティングならお断りですが?(Blue sapphireの名を呼ぶ声がしたのでペンの蓋を忘れずに閉めたあとその方向に向き直り、相手の顔を視認すると四宮の人間であることは瞬時にわかり、周りに手下もいないままでは今ここで揉め事を起こすのは得策ではないと判断しその場から動かず相手の出方を伺い)

>静子さん
四宮、静子……!なぜ貴女が?それにその男の怪我…死んではいないようだけど、何をしたの?(先程逃げた男を連れてきたと思えば明らかに大怪我をしており、男をつれてきた人物も四宮組の人間だと気づき、不機嫌そうに眉間に皺を寄せると杖をついて近づき)まあいい、ありがとう、後は私たちBlue sapphireが片付けるわ(そう言って男の襟を掴もうと手を伸ばし)

>アキト
動かないで!私は射撃が下手だから、手首ごと吹き飛ばしてしまうかもしれない…そうなったら嫌でしょう?(相手が歩きながら煙草を吸おうと手を伸ばすのを見て思わず声を荒げて睨み付けると、この距離では数歩近づけば頭に一発ズドンと食らわせることも不可能ではないがその場からあえて動かずに深呼吸を一つすると手首に向けていた銃を相手の頭の方向に微調整し)今から3つ数える。貴方の罪を数えなさい…!

>カレン
ハァ、カレン?スパイの件は聞いたわ。――あぁ、あなたが担当者?私はこういうもので…後ろの彼女たちは、そうですね…私の部下です。(新人団員がスパイだったことはすぐにリズの耳にも入り、部下を複数人連れて応援に駆けつけたがそこには入り口で立ち往生して揉めているカレンが見え、十数秒口論の内容を耳にしてその内容にため息をつくとすぐさま二人に割って入り、担当者とおぼしき人物にBlue sapphireの名刺を見せつけ、メンドクサイ説明を省くために部下と便宜上の虚偽の説明をするとわかってもらえたようで引き下がり)さぁ、行くわよ?若い貴女には期待しているんだし。

>セツナ
はぁ……今日は厄日かしら?ヘンなガキに絡まれたものね。共同戦線はありえないわ、それだけ伝えておく。(のこのこ退いてくれたらこのまま仕事を楽に終えられたのにとため息を大きくこぼすと首に左手を当ててけだるそうにし、スーツの内ポケットに入れていた拳銃のグリップを握り、外には出さずにいるが拳銃を持っていることをアピールし、さらにセツナの後ろにいる部下に向けて彼女オリジナルの作戦コードをハンドサインで伝えると取り囲むように散らばって)

  • No.62 by リズ  2017-11-06 23:22:27 

>副首領
………はぁ、何をしているの?副首領?貴方がケータイを忘れてなければ私がこうして大変な思いをして仕事を増やすこともなかったわ。(悩み暮れている副首領のすぐ近くに黒い上に窓をスモーク加工した見るからに怪しい車が止まりその助手席から出てきたのはリズで、バタンと苛立ちが混じったのか強くドアを閉めると相手の反応も目に入らずに自分が夜逃げした債務者を探す裏の情報網を駆使して見つけ出したことや本当ならばあと二時間は早く家に帰れたことなどをまくし立てて)……ここでする話じゃないわね、車で帰る?歩いて帰る?(落ち着いたかと思うと後部座席の窓をコンコンと鳴らして尋ね)

  • No.63 by 四宮 静子  2017-11-06 23:45:17 



>久我

あら、汚い言葉やったやろか? あの人の真似したつもりやったんけどなァ...
久我はホンマに真面目やな、しんどくならへんの?

(女性に触られたりする事を極度に嫌がり、父が頭領時代にも構いに行ったら嫌がった久我が自分が手を伸ばしても避けずに、自分の言葉を噛みしめる様子に考えるものがあり。なにせ自分の父に仕えていた人物なのだから、自分よりずっと長くこの世界に身を置き所謂先輩の立場にある相手を今やこうして従えているのだ。頭領になった当初、いや成る前から分かっていて想定し、悩んでいた。しかし弱い面を見せれば付け入られ、頭領としての威厳がなければ舐められる世界である為に年上であろうが先輩であろうが役職上は素を出してはならないのだ。一瞬父の振る舞いを思い出し口を突いて出た言葉をかき消すように茶化す言葉を続け。全てを押し込め相手に接している事を今更思い出し感傷に浸りそうになるも、またその感情を奥深くにしまい込み。何も悟られることのないよう、自分を守るために前を歩く相手の背中にいつもの様子で声をかけて)

ほら、ちゃんと見張っときよ。私が拐われたり撃たれたりしたらアンタのせいや。月詠に殺されんで...なんてな、ほらあそこ空いてるから座ろや



>コウ

.....イトウ? 何しとんの、珍しいやんか。
楽器なんかやる人やったんやなァ

(屋敷から普段あまりでないものの、珍しく買い物に出て来ており、部下に荷物を持たせており。山のような荷物をちょうど車に部下が積み込んでいる途中でタバコでも吸おうと一本裏道に入り、タバコに火をつけようとしたところで相手の姿を見つけ。背格好や顔で一度会ったことのあるRED WINGの伊藤千縁だと判断し、闇夜で雰囲気の違いまでは分からなかった様子で、一度あった程で声を掛けるも、背負っている楽器のケースを見て不思議そうな顔をし。blue Sapphireの副頭領についての情報をとってはいたものの詳しくは見ていなかったらしく、あまり不思議に思わず危機感もなく近づいて)


>リズ

せやねェ、出会い頭にぶつかってん...
やけど...捕まえたんはコッチや。賢いアンタならこれがどう言う意味か分かるはずやけど、どやろ?

(割と大きな勢力の幹部にも関わらず、組の頭と分かっている人物にエラく当たってくる様子を涼しい顔で観察し。しかしそのような小さな事を気にする様子もなく、相手の問いにゆったりとした自分のペースでニコニコとして答えてみせ。相手が捕まえた男に伸ばす手を打ち払うべく手を出し「そんな焦る事ないやろ...?」和かにしかし威圧的に、自分の立場について思い知らせるように視線を向け。頭の切れる相手ならこの失態をblue Sapphireの残虐と名高いボスに知られたらどうなるか分かるだろうと思いながらも、改めてそれを言葉に出し相手を牽制し、和かに取引を持ちかけ)


  • No.64 by 神咲 雪  2017-11-07 10:20:16 

>首領さん
首領さんが遅いから…みんなに内緒で探しに…
(半べそをかきながら相手の血を袖で一生懸命拭い、怒られる覚悟で一人で探しに来たと伝えれば、これしかないと思うと自分が来ていたパーカーを脱ぎそれを不格好に相手の怪我をしているところに巻き付けて「痛みますか…?」と尋ねて

>カレンさん
…はー…大きくてピカピカした建物…
(一般常識を得るために街を歩いているとカジノの建物が目に入り、そこがどんな場所なのか何をする場所なのか全くわかっておらず、ただ綺麗な建物と思っていて「ここってお城…っていうやつなのかな」昔拾った本で読んだお姫様の住んでいる城はきらきらと綺麗だった記憶があり、ここはきっと城だと思えば恐る恐る中へと入ろうとするもすぐさま警備員に止められてしまって

(/宜しくお願い致します!)

>セツナさん
は、はい!
(自分程度相手にとっては到底及ばぬ力、絶対に受け止められると思っていたため一撃が入ればおろおろと慌てるもこれは訓練と気持ちを切り替え、言われた通りに脇を絞めて相手の手のひらへと拳を振りかぶり

>久我さん
…じゃ、じゃあいただきます…
(相手の視線に気づき、恐怖をも感じるその視線にびくりと肩を震わさえ、今これを受け取らねば帰らぬ人にされるかもしれないと考えれば恐る恐るジェラートを受け取り、まだ食べ物だとは思えず、一口食べれば最初はヒヤッとするもののそのあとの甘い味に目を輝かせて「おいしい…」とこぼし

>四宮さん
あ…ご、ごめ…なさ…
(四宮組の組長に不可抗力とはいえ手を出してしまった、このまま紛争などになってしまったらと罪悪感でいっぱいになっているのに相手のとどめの泣きで限界を超えてしまい、ぽろぽろと大粒の涙をこぼし小さな声で謝り

>コウさん
あ、セツナさ…?
(ほんの少し持っていたお金を持ち、お菓子を一つ買ってみようと試みてお菓子の売っているお店へと向かう途中自分のよく見知った人物に似ている相手が目に入りどうしたのだろうと思い声をかけるもよくよく見れば似ているがどこか違うことに気づき首をかしげて

(/宜しくお願い致します!)

>リズさん
え…いや…私……し、知らない人にはついていきません
(目の前に立たれれば当然ながら身長差に恐怖し、けれども同時に大人の女性という事もありドキッと頬を赤らめたり様々な感情が頭の中で回り一瞬何を言われているか理解できなかったが今の組織を離れることになるというのは理解できたため自分音胸元に手を当て、ブローチを軽く握りしめれば相手にそう伝えて

  • No.65 by 白梅 月詠  2017-11-07 20:40:52 

>壹貴くん

え、くれるの〜?有難う。でも煙草はくれないのね。
(押し付けられたとも知らずに素直に喜びを口にし、差出されたそれを受け取り相手の隣に腰を下ろし。溶けかけのジェラートを眺め早めに食べ始めれば、頭がキーンとして悶えてみせ。本来欲しかったものでは無かったが、思わぬところでデザートを手に入れられたのはラッキーだなんて満足げに頬張り。
「壹貴くんなんで自分で食べないのに買ったの?詐欺にでもあったの?」冗談半分で笑いながら問いかければ、相手を見つめ。)


>静子様

えーそんな。じゃなくて、お金欲しいからじゃ無いですよっ!静子様は美を体現した方なのですから、事実を口にしたのみです!
(ポロリと本音を零すも直ぐに繕い、お金が欲しいからでは無いとは嘘をつくが、相手に対しての気持ちは恥ずかしげもなく、寧ろ誇らしげな表情で語り。忠犬のように三歩後ろから付いていけば、傍にいられるだけで幸せそうな顔をして。「お茶ですね、お任せ下さい。静子様のお好みに沿うように、しっかりと入れさせていただきます。」直前まで巫山戯ていたにも関わらず、一つ命を貰うとまるで執事のように胸に手を当て軽く頭を下げ。手際よく茶の用意を始め、作業をしているとドレスでも何でも着ればお駄賃をなんて聞こえ「本当ですかぁ?じゃあ着ちゃおうかなぁ。」無邪気な笑顔を浮かべ、お茶の入った急須を持っていき。湯呑に注ぎ「私が入れたものでもやはり毒味は必要ですよね?」少々悲しげな笑みを浮かべ訪ね。)


>神咲さん

ああ、ソレもそうだね。言いつけや常識を守るのはいい事だ。うん。さて困ったなぁ。
(一般常識を語られてしまえばそこは日本人、少々困惑しながら顎に手を当て唸り。木の影にいるのは声からして幼い少女であるのだろうと思えば、下手に引きずり出したり追いかけ回したりしたら不審者に思われるか、少女が関係者である組織を敵に回す恐れもあり手を出せず。「怪しいものじゃないですよ?」怪しい者の常套句と言っていいほどの台詞を口にしてみれば、自分で言ってこれは無いなと思い。)


>ヴィアーナさん

んーでも化膿したりしたら面倒ですよ?あと残ったりしますし。
(懐に手を入れ薄紫の地色に桜の刺繍が入ったハンカチを取り出し、相手の傷口へ軽く当て血を拭おうとして。「ホントは水とか消毒とかあれば良かったんですけどね。」何か良いものはないかと探したものの大したものは見つからず、下手に手で拭うよりかはマシだなんて言って。実際ギャンブルをした帰りであり、夜遊びを否定する必要も無いと思えば「ええ、まあ。そんなところです。」口元に手を当ててクスクスと笑い。「貴方は喧嘩か何かですか?」相手がとある有名なマフィアのドンとは理解しておらず。やり手であることは察しはつくが、敢えてそんなことを尋ね。)


>ブランカさん

ん〜揉め事?折角気分いいのに冷めちゃうなぁ〜。ナニナニどうしたの〜?
(賑わう繁華街。勿論迷うこと無くカジノへと入れば、席につきギャンブルを始め。気がつけば珍しく連勝で気分も良くなり鼻歌交じりに酒を煽り。程よく酔いが回ってきてテンションも上がっていたが、突然外で誰かの言い合う声が聞こえ未だ酒を飲みながら、フラフラとした足取りで外へと顔を出し。「女の子〜?なんで怒ってりゅのぉ?」次第に呂律が回らなくなってきているが、酔っぱらい本人はとてもご機嫌で。)

(/早々こんなダメ大人ですみません、これからよろしくお願いします。)


>伊藤さん

同じだなんて滅相もない。僕はそんな大した実力もありませんし、貴方みたいに交渉なんて出来ませんから。お飾りみたいなものですよ。
(同じ役職だと聞くも、相手は挨拶などから見ても中々の実力派で、頭領の隣に居たいがためだけに鍛えてきた自分なんて足元にも及ばないと思い。まるで世間話をするかのように「いい道具ですか?えーセールス見たいです〜。」悪役のような笑みを浮かべる相手とは対照的に、冗談めかしくからっと笑い。今更ながら日本人らしい苗字に「ん?伊藤さんは日本の方なんでさすか?」くるりと振り返り後ろ向きに歩き、相手の顔を見ながら会話を続け。)


>コウさん

もー、辞めてくださいよ。何も持ってないですし、そういう商売もしてませんから。離してもらえます?
(夜のイタリアを女性者の和服を身に纏い歩けば、ゴロツキの男に金を要求されやんわりと断っていたものの、中々のしつこさに辟易して。しつこいなーなんて思っていても、素人相手に手を上げるのも組の面汚しになると渋って。誰か厳つそうな人でも助けに来てくれれば楽なのにと思いつつ、取り敢えず掴まれたままの左手を自らの方へ引き。誰かいないかと辺りを見れば、何をするでもなく立ち尽くした男を見つけ。「助けてください!」声を掛け男から逃れようともがき。)

(/若干性別不詳な「男」ですが、仲良くしてください!宜しくお願い致します!)


>リズさん

そんなんじゃ無いですよ〜。確かに貴方は聡明で美しいので頭は欲しがるやも知れません。ですが、僕にとってはあまり綺麗で優秀な方に頭の傍に居て欲しくないんですよね。
(書かれた文字を読み上げればそれを書いた張本人から返事がきて。優秀な人間を迎え入れるのは確かに四宮組の繁栄を考えると良いことではあるだろうが、スパイ行為などの可能性が高くなりそうだとか、やや脳筋ながらデメリットについて考え。自分の尊敬する人物を思い浮かべれば愛しそうに微笑み「僕の頭は綺麗なものが好きでしてね。」杖をつく相手の手へと手を伸ばし触れようとして。)

  • No.66 by セツナ  2017-11-07 21:16:37 



〉久我

……どんな話もビジネスに繫がる関係だからなァ……てことはやっぱり四宮組の…か……お、チビ助。居たの?おいで…………でも今オフじゃ?非番の人間にそういう話していいもんなのか…?ジャッポーネってすごいな。(ジェラート片手にもプライベートは取り合わないがビジネスならば取り合う、といった様子は正によく聞く日本人の会社員像そのものであり、俺達イタリア人…まあハーフだが。ならば絶対にビジネスはビジネス、オフはオフなために働き者だわな…なんて一般人には気を動転させるくせに同業者には全くそう言った事は無いようで冗談交じりに肩を竦めてみせたりなんかしてはふと物陰に良く見知った野良の子猫を発見したようでなれた手つきでそのふわふわとした白い毛を優しく撫でながら大切そうに片手で抱き上げると相手の方へと向き直り自分もバニラのジェラートを舌でひと舐めしつつ、子供へと押しつけてしまう様子なんかも見つめれば全く同じ形状の品物だったことを思い返しては「甘い物嫌いそうなのに…子供には甘そうと見るけど。……うちにも小さい妹がいてな」なんて微笑むように宣うとちらと相手見つめ)…もし会ったらその時は子供か団員として扱ってくれ、たまに身代金を目論む輩も居るんだ。



〉四宮様

……ふふ、俺の顔が悪人面なのは元からですよ。足手纏い……ごっこ、そうですね。偽物の家族に過ぎませんでしょう。それでも良いから欲しかった、なんて甘い思いを抱えてこんな世界にまで足を踏み入れたくらいです。良いんですよ、よく言われることです。…………雪は、俺と同じなんです。八つでスラム街を生き、唯一の家族を失った子。(胸の中や頭の中に残る感覚をまるでその場においていくように捨て置いてにっこりと張り付いたような笑顔を向け直すと理解はしていても自覚はない。本来マフィアとか極道とか、そういったものには一切興味が無くてずっと求めていた家族や生活を手に入れる代わりの代償だっただけのこと。傍目から見れば情けない話。傍目から見れば軟弱な理由だろうが、それでも後悔はしていない故かそれでも構わないと思っており押し付けられた物をちらと目線だけで一瞥すると、……ドラッグの類いは金を持っている証拠。金が在るマフィアは実力者として直結しやすい物だ、権力の誇示のような物でも在るのかも知れない。素直に持ち帰ってドンに様子を報告しよう、入手ルートが割れれば何か掴めるかも知れないと渡されたそれをポケットへとしまい込むと「これはどうも、猫マンマにしては上等な物を頂いてしまった」と返し相手に促されるままに椅子へと腰を預ければ相手がその手の中にあるお茶の心地よい香りと共に呟かれた刺さるような言葉にふと目線落とすとそうぽつりと漏らし)普通の幸せな子供ならドンも受け入れません、戦闘能力に長けた……それでいてどこにももう身寄りのない詰んでしまった子。それを育てれば決して裏切らない強い駒が育てられる…そんなドンなりの作戦かどうか俺には解りません。……それでもいい。



〉兄貴

……………………、………?…、Buona sera…?(右手にはカバーで隠した子猫の飼育書、左手にはミニスーパーで手早く買ったメープルシロップの入ったホットミルク。空に輝く星にも目もくれずに闇夜に紛れて歩く男は、上機嫌そうに悪い目つきのそれを子猫の写真を見るなり緩めるが今世紀最大の心揺るがす事件が起きるかもしれぬとも知らず。同じくして任務帰りで有り、路地でまた産まれた子猫の世話を考えながらいつも通りの日常だと思いながら道を歩いていれば、不意に感じた同じ匂いの同業者の物とも違う、違う匂いの一般人とも違う、両方とも混ざったような。話し掛ける事が出来るのにしたくないような、したいのに出来ないような、そんな感覚を突然得て顔を上げるとそこには俯いたままため息を漏らす相手が居り。まるで知ってるような、知られているようなこの感じは何だ…?と緊張が走り、一般人相手にならできない。同業者相手にも中々しない。それでも相手へと声を掛け)


〉リズ

誰が絡むかよ、タカビーな女にゃ興味ねぇ。………………だっる。……ナイフ持った奴に速さ勝負の奴なら数で勝負とか単純だから。おっと、……てめェは動くなよその足で。……ドンにたーっぷりボーナス貰うんだからよ。(好き好んで誰が絡むと言わんばかりにけっ、とわざとらしくも悪態をついて見せては元々生来野生動物並の勘を持って生まれてきた自分。ざわりと殺気立つように辺りの気配を察知しては徐にターゲットを踏み付けたまま左手にある銃を高く空へと投げるとすさまじいはやさで両手をポケットへ突っ込んだかと思えば五本ずつナイフを構えており、投げナイフの要領で相手の用意した部下達の腕と足の筋を突き刺すような形で踊るかのように投げ動きを封じさせては落ちてきた銃をぱしっ、と取るといやらしくもその銃口へちゅっとキス落とし)ひひっ……余計なことするならこいつらのドタマ飛ばそうか、ねーちゃん?



>雪

………ッ、そうだ……近接攻撃は数じゃない。相手がプロならめたらやったに当たるわけが無い、当てる正確性と一撃の重さだ。狙いは腹から行って相手がのけぞるのを見たら鼻か顎、上にねらえ。(ぱぁん!と受け止めた拳と手のひらが打つ心地よい音と、狼狽えるような表情が段々真剣なまなざしに変わってきたことにその意気だとまるで応援でもするかのように口元をにぃと笑ませては相手が届く位置、それでもやや高いところへ手のひらをもっていって)



〉白梅


……それでも最も主が隣に置くことを許した部下だけが副頭領に居られる。四宮様も貴方を深く認めたところが必ずお有りだ。(今でこそ必死にとり繕ってはいるものの、その実口は悪い和育ちも悪い、何よりも洒落た物や身なりを整えることにそこまで自信の無い自分にはどこにもみあたらない美しさを持った相手の姿に、──本当、俺はドンからガキ扱いの贔屓目にのし上がって来ちまったのかもしれねぇんだな…なんて隣の芝生は何とやら。そんなことをちらと頭のどこかで思いながらも「どの営業マンもこんなもんですよ、…副業なんですがねぇ」なんて可笑しそうに喉をクツクツ鳴らし。続く質問と振り返る相手には「ああ……ハーフなんです。母が日本人で……父親は大方イタリア人?妾の子だったもんで……そのせいかジャッポーネ寄りですよ。ナポリタン美味いです。」なんてふざけたように返し)



  • No.67 by リズ  2017-11-08 03:29:48 

>静子さん
……くっ、貴女の目的は何なの?金?私の命?組織の失脚?(手を払われると渋々数歩退いて、内心ではまずいことになってしまったと焦っているが平静を装い、相変わらず強気な口調でもしこの返答次第では私の命はないかもしれないと平静を装っているつもりだが無意識に睨み付けて相手の出方を伺い)

>雪さん
そう…良くできた子供ね?ならばこちらもきちんと対応しなくちゃ。私の行きつけの喫茶店で…紅茶でも一緒に飲まない?(相手の子供らしいがきちんと筋の通った答えにふふ、と思わず微笑むと立ち上がり頭を撫で、名刺を見せて自分の名前を教えるとここからそう遠くない喫茶店でゆっくり話をしようと誘い)

>月詠さん
ふぅん、綺麗なモノ…私を捕らえてどうするの?剥製にでもするのかしら?……おぞましいわね。(杖を持つ手に触れる相手の手をあえて払いのけずに手の甲と相手の掌が密着してしまってもにやりとした妖艶な笑みを崩さずにいたが「おぞましい」という言葉と共に冷ややかな視線を浴びせるとようやく手を動かし杖を相手の頭に向かって降り下ろそうとして)

>セツナ
投げナイフ…上手いわね?まるでサーカス。確かにこの足では貴方に勝つことは難しい……でも私は射撃が下手だから…もしかしたら貴方の首を撃ち抜いて植物人間にしてしまうかもしれないわ。(鮮やかなナイフ投げに昔見た大道芸人を思い出し少し笑ってしまうも自分は相手と違って五体満足ではないので相討ち覚悟で闘わなければと悟り、内ポケットから拳銃を取り出し、相手の前方1mにある小石を弾丸ではね飛ばして見せ)

  • No.68 by 神咲 雪  2017-11-08 09:44:41 

>白梅さん
…貴方が誰かはわかりませんがどこの人かはわかります
(こそっと相手の顔を確認するように木の陰から顔を出すと数秒じっと見てまた陰に隠れればそう言い「お邪魔ならすぐに帰ります…」よくよく考えれば遠くから見ていたとはいえこのあと用事があったかもしれない相手の時間を無駄にしてしまったのではないかと感じ、また顔を少し出しながら言い

>セツナさん
はい!
(だんだんと楽しくなってきたのか楽しそうに笑みを浮かべながら右、左と拳を振りかぶればその勢いに任せ、現在自分の得意とする回し蹴りをするべく脚を相手の手のひらに向けて振り上げて

>リズさん
き、きっさ…?こうちゃ…?
(名刺を受け取るも字が読めず、そのあとに聞いた喫茶店と紅茶という言葉の意味も分からずに頭にはてなマークを浮かべながら首をかしげて「た、食べ物とかですか?」と尋ねて

  • No.69 by コウ  2017-11-08 22:11:00 

>リズ

(静寂の中、微かに届くエンジン音。近づいてきていると分かれば少し警戒するも、一瞬視界に入ったナンバープレートの文字の羅列は見覚えのあるもので。助手席を降りるやはり見覚えのある女性に、びっくりした、なんて白々しく笑いかけよう。)
美人さんにお出迎えされるとは、今回の御褒美は豪勢だねぇ。
(不機嫌らしい彼女の言葉を申し訳なさそうな表情ですべて聞き流し、車に乗るかと問われれば、「乗せて行ってくれると嬉しいかな。リズさんは助手席?折角だから隣に座ってよ。」なんておどけて答えるだろうか。)

(/絡みありがとうございます。よろしくお願い致します。


>四宮 静子

(イトウ、伊藤。それは幼い頃捨てた自分の名字。懐かしいその響きに驚き、声の主の方へと顔を向けよう。視界に入る黒髪を持った女性にどこか既視感を覚えるも、他人に姓で名乗った事はないため疑問を抱き。話しかける女性に対して無言というのは一般的に良くないのだろうし、もしかしたら口を滑らせたことがあったのかもしれない。なんて考えては困った様に眉を下げて口を開こうか。)
日本人、初めましてじゃあないんだよね?ええと、ハナさん?それともユイさん...いや、黒髪はチヅルさんだったかな?

(/絡みありがとうございます。よろしくお願い致します。


>神咲 雪

(懐かしい名前。声の主の方へと顔を向けるも、そこに人の姿はなく。少し下へと視線をずらせば小さな少女が目に入るだろう。こんな時間に、こんな人気のない場所で。彼女も迷子だろうか、なんて疑問に思いつつ、怖がらせないように笑顔を浮かべて近づいては目線を合わせて話しかけよう。)
こんばんは、お嬢さん。残念ながら俺の名前はセツナではないよ。でも俺と間違えるって事は、君のいう"セツナ"は黒髪に紫の瞳の"伊藤刹那"かな?

(/絡みありがとうございます。こちらこそ、よろしくお願い致します。


>白梅 月詠

(切羽詰まった様な声を耳にすれば、そちらへ目を遣り首を傾げよう。女性らしい容姿に女性が纏う様な着物を着てはいるものの、恐らく身長は自分よりも少し高い。もちろん世の中には男性をも凌駕する高身長な女性も居るという事を知ってはいるが、感覚的に目の前の人物を女性のカテゴリに入れるのは間違っている気がして。男性だろうが女性だろうがとりあえず助けるべきかと考えては、彼女に言い寄る男に近づきその顔を掴んで持ち上げようか。所謂アイアンクローというやつ。握力には些か自信があるのだ。男の顔をじっと見つめ、にこりと笑んでは口を開こう。)
Faccia da culo. 美容医療ど素人の俺でも少しはマシにしてあげられそうな気がするねぇ。
...嗚呼、怪我はない?
(初めの言葉はイタリアでの俗語。それ以外は英語で話しかけるだろうか。見たところ絡まれていた彼女の容姿では東洋の人間であるように思え、もし観光ならば汚い俗語も伝わらないだろう、なんて自分なりの配慮で。)

(/絡みありがとうございます。コウの言葉に関しては検索しない事をお勧めします。かなり下品ですので。


>セツナ

(どこか聞き覚えがあるような声に顔を上げ、驚いた様に目を瞬かせるだろう。黒い髪、紫の瞳、黄色人種に近い肌。自分とほぼ対照的に遺伝した色彩。それは目の前の彼の特徴。同じ親から成った、双子の弟の特徴。例え成長し何かが変わっていたとしても分かる。彼が、自分の片割れだという事を。)
...こんばんは。久しぶりだなぁ、刹那。
(口をついて出たそれは久々に発する日本語で。何年ぶりだろう。とにかく全てが懐かしい。昔はあまり見せなかった柔らかい笑みを意識して表情を緩め、ゆっくりと近づいて行こうか。)

  • No.70 by コウ  2017-11-08 22:12:33 

(/記入漏れが。失礼します。

>セツナ
(/絡みありがとうございます。よろしくお願い致します。

  • No.71 by リズ  2017-11-09 02:42:23 

>雪さん
………?私の名前はリズよ。R.I.Zでリズ。あなたのお名前は?(イマイチ会話が噛み合わないのを感じ、もしかして先程見せた名刺の内容も伝わっていないんじゃないかと自分の名前をゆっくりわかりやすく教えてあげたら次はあなたの番と微笑みながら答えを待って)

>副首領
はぁ…まったく反省してない…。隣…ということは後部座席?まあ、いいですけど。(申し訳なさそうな顔をしているがこの顔を見るのは初めてではないのでどうせ造った顔だとため息をつき、相手の申し出に一瞬戸惑って聞き直すも、断る言い訳がないので副首領の反対側のドアに回って後部座席に座り)

  • No.72 by 四宮 静子  2017-11-09 14:56:43 



>神咲

あらら...そない泣くことないやろ。
...堪忍な、別に痛ないしそんな気にせんとええしや。

(自分の泣く振りを見て、まるで世界の終わりかのような絶望に満ちた顔をした後に泣き出してしまった少女を前に、顔を上げ頬杖をつき。こんなに小さな女の子が組に入ったことで、自分はどんなに下っ端であろうと組の一員で、その一人として振舞っているのだという事に昔の自分を重ね。表情一つ変える事なく「こない感情豊かなんに、恋愛が分からへんなんて...つまらん子やなァ」と自分の感傷に浸らないよう話題を先ほどの話に巻き戻し、ため息一つ付きゆるりとした動作で立ち上がり)



>月詠

ほら、やっぱりお駄賃欲しいんやないの。
せやね...高温の液体は薬を忍ばすんには1番やりやすいもんやしなァ、アンタが先に飲み

(極道に身を置いている男とは思えぬほどに、可憐でまるで女性の様な艶やかな長髪をなびかせ無邪気に笑う相手に、自分なんかよりよっぽどドレスが似合うのではないかと内心苦笑し。それを悟られることのない様、いつも通りの偽りの笑顔で「ドレス着たままストリップやなんかで、稼いでおいでや」と鮮やかに毒を吐き、その自分の言葉にスクスクと笑みをこぼし。キッチンへと真っ直ぐに消えていった相手の、自分を慕う様な口振りの奥に何を思うのか、飄々として組でも1番読めない相手を警戒するのは当たり前といった様子で。机の上に出されたお茶も先に飲む様相手に促し、自分はソファに深く座りいつもしない様な足組をして様子を見守るといった感じで相手に視線をやり)


>伊藤

アンタんトコの頭領はいけ好かん人やなァ...なーんも分からん子供を都合のいい駒としてつことるんやから。––決して裏切らん駒ね...。
まぁ、こんなこと言うても既に教育済みのアンタには分からんな...

(話を聞く限りでは一見して親切な人間である様に聞こえるが、静子の耳にはあまりいい様には聞こえずにいる様で話を聞くと少々表情を崩すも、相手に見られぬ様すぐにキッチンへと消え。自分は極道の家に生まれたばかりに、選びたくもなかったこの道しかなく足を踏み入れたが...孤児ならば、相手は詰んだ子と言っていたが孤児院なんかは幾らでもあるのだから、明るい世界で生きていけたかも知れないだろうにと、震える手で急須にお湯を注ぎ。それをもう将来は暗いものしかない、自分が居場所と家族をあげると暗示をかけ何も分からぬ子供を戦闘員にするなどとイかれていると、詳しい事情は知らぬが相手から聞いた話を反芻しながら険しい表情をして。街でみた神咲の様子を思い出しては一つため息を吐き。じっくりと蒸らされたお茶を湯飲みに注ぎながら、今話している相手は悪くないのだ...そしてこの世界にそう言った甘い考えは無用だと何度も繰り返し。先ほど言ってしまった言葉を引っ込めるなんて都合のいいことはできないため、茶を盆に乗せ相手の元へ戻ると「せやけど、うちの組もやってみようかなァ...自分みたいな優秀な子ウチも欲しいもんな」といつもの調子で続く言葉を口にして。お茶をコトンと机に置くと、相手の立つ向かえの席に腰掛け先にお茶を啜り、相手にも座ってお茶を飲む様促して)


>リズ

ふふふっ...そないに大層な事考えておまへん。
気ぃの強い女なんはえぇけど、鳴けば鳴くほど弱見えるからやめぇよ...

(相手の内心から湧き出る焦りが伝わった様で、笑みをこぼしては手にしていた男を相手側に放り投げさせ。こちらを警戒させる相手は静子の目には、全身の毛を逆立てフーフーッと鳴いて威嚇する猫の様にしか見えていない様で。目を細めながら、相手との距離をゆっくりと詰め、挑発する様な言葉を囁き。にこりと笑みを浮かべたまま近くにあった椅子に腰掛けると、目を開き「コレはアンタに一つ貸しや...恩を売っておいて損な相手やなさそやしな」と今すぐどうこうするわけではない、今後とも仲良くして欲しいと少しばかり凄みのきいた雰囲気で相手に語りかけ)


>コウ

いややわァ、もう忘れてしまったん?
そこの角に越してきた静子やんか。

(やはり相手が先日あった、伊藤千縁ではない事を口振りから確信して。しかしながら相手が伊東の名に妙な反応を見せた事や、自分の事が誰かわかっていないのではないかという反応からいつもより明るい口調で静子と名乗り。自分の邸宅とは全く違う建物を指差して、そこに越してきたのだと笑顔を見せ「伊藤さんはこんなところで何してはるの?」と相手が自分の知る伊藤とどいいった関係性を持つのか、もしマフィアと繋がっているならそれなりの対応をするし、ただの一般人であってもマフィアの伊藤と関係あるならば情報を引き出そうと話を続け)



  • No.73 by 白梅 月詠  2017-11-10 17:34:35 

>伊藤さん

認めた…ですか。そうだといいですねぇ。
(こちらを気遣ってなのか、はたまた取引相手だからと機嫌を取っているのかは分からないが、此方が心のどこかで求めているような言葉を紡ぐ相手を見て。考えるのような仕草で唸ると、やはりいつも通りの笑みを浮かべ前へ向き直り。言葉を選んで話しているようにも見える相手に、何処か親しみに似た感情が芽生え始めるが、そんな気持ちなど無かったのだと自分に聞かせるよう深呼吸して。「ハーフですかぁ〜ちょっと憧れなんですよねぇ。何て言うんでしょう…こう、両方の架け橋になれそうで、素敵だなぁって!」両手の平をパンっと鳴らし目に見えるように興味を示し。ナポリタン美味しいだなんて本当に日本人らしさがあり思わず笑ってしまい。世間話をしていれば一つの扉の前へ辿り着き、その扉を開けるとそこは応接間で。先に入れば扉を支え「どうぞ。」手で案内して。「基本自宅訪問系の営業マンは拒否してたのでこういうの初めてです。それで?良い道具とは。」悪い笑いをする相手を疑うでも一緒に悪巧みするでも無く、好奇心だけで良い道具の話の続きを聞こうと促して。)


>リズさん

剥製ですかぁ…それいいですね。僕が死ぬことになったらそうしてもらいます。
(綺麗なものが好きということは知っているが、剥製は流石にないだろうなと思うが、もしあるなら自分がなりたいと心から思い。流石に今日初めて会った人間を誘拐して剥製になんてことはないだろうと「貴女はしませんよ。」などと言い笑い。重ねた手は払われることなく、相手の温もりが伝わってきて。抵抗されないことに満足げにしていれば、その手はするりと逃れていき杖ごと自らの頭上へ。しかし抵抗する素振りを見せず、おぞましいと言われたことに対して冗談ではなく「あはは、褒められてます?」照れたように首に手を当て。振り下ろされる杖を見ず、相手を見つめたまま「御無礼があったのならどうぞ。それで気が済むならば。」腕を軽く広げ抵抗しないことを示して。)


>神咲さん

あ、私の事知ってました?もう有名なのかなぁ…。
(こっそり顔を出した少女へ穏やかな笑を向ければヒラヒラと手を振ってみて。しかし直ぐにまた木の影へと戻ってしまい、困ったように頬を掻いて。何処の者か知っていると言われれば大袈裟に驚いて見せて。それもそのはず、今は四宮組のイタリア拠点の前で和服で仕事をしていたのだから知っているだろうが、「やっぱり、ギャンブルとかよく行くからかなぁ」などと冗談をこぼして。「邪魔じゃないですよ?寧ろもっとちゃんと見ていけばいいじゃありませんか!」別に作戦がある訳でもなく、ただコソコソと見るくらいなら堂々と偵察していけばいいと推奨し始め。屋敷を見せた所で大した情報が出てくる訳でも無く。木の影を覗き込めば丁度顔を出してきた少女と目が合い。)


>コウさん

ああ、大丈夫です、有難う御座います!お強いんですね、あれだけで追い払えるだなんて。
(逃げていく男達を見送れば目の前の助けてくれた男を見つめてから丁寧にお辞儀をして、頭を上げれば掌を合わせヘラりと笑い。最初の言葉はうまく聞き取れなかったが、恐らく宜しくない言葉なのだとは何となく理解し。「あの、御礼がしたいのですが。」こちらに来たばかりでまだ立場があやふやである四宮組にとって、実力のあるものなら何かしら接点を作っておきたい所であろうと思い、相手の様子を伺うかのように慎重に言葉を紡いで。)


>静子様

そりゃ欲しいですよぉ。お金が無いと好きな事出来ませんし!
(先程まで否定していたが開き直るかのように欲望丸出しで、ギャンブルやらお酒やらと一度思い浮かべたら口元が緩んでしまい。自分の世界に入りかけてハッとして、顔の前で相手に掌を見せ軽く振り「ああでもでも!お金か静子様かって聞かれたら勿論静子様ですよ!」自信たっぷりに一切の偽りのない言葉を発して。ストリップなんて言葉が聞こえ流石に気のせいだろうと思えばそんなことも無く、安定の相手の毒に嬉しさを感じてしまい。「いやぁ、ドレスは良いですが、ストリップはぁ…。」苦笑いを浮かべ、拒否したいところではあるが、相手は大好きな頭領。直接的に否定はできず暈しながらやんわりと拒否して。毒味として相手の傍らへと行き軽く屈んで「それでは失礼致します。」一言言うと、相手から見えるように湯呑へと口を付け軽く口へ含み、じっくりと飲み込み。問題ないことを伝えると相手へ湯呑を差し出し。)

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