へし切長谷部 2017-07-13 04:11:33 |
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っ…、
( 次々と襲ってくる敵を難なく斬り伏せるとその場から離れ再び走り出して。今は戦っている暇はない、一刻も早くはぐれてしまった彼と合流し目的地に行くことが最優先で。肩で息をしながら周りを見渡すと僅かに耳に届いたのは誰かの声。そちらへと駆け出すとしばらくして彼の姿を見つけ「国永!…はぐれてすまない、怪我はないか」とまずは彼の安否を確認して )
──長谷部!いや、俺の方こそ悪いな。…何とか合流できて良かった。
( 前方に人影を見つけ此方へ近付いてくる何者かにやや警戒しつつも目を凝らすとそれが彼の姿だと分かるなり、傍まで駆け寄れば日没まるでに会えた事にホッと胸を撫で下ろし。自身の安否を確認する言葉に「ああ、大丈夫だ。…そういうきみも怪我はないか?」と正直に答えると彼の事も心配して )
こちらも怪我はない。では行くぞ
(こちらの安否を同じように確認されると特に怪我をした訳でもなくそう言うと次こそは彼から離れないようにしながら歩きだして。それから二日経つとようやく目的地である場所にたどり着き。先程まで何も無かったはずなのに歩を進め続けるといつの間にか濃霧が出てきていて。周囲を警戒しつつ歩いているといつの間にか時空の歪みに入り込んでいたのであろう。濃霧が晴れ視界が鮮明になると先程まで森であったはずのその場所は少し寂れた建物と先に到着した仲間たちの姿があり彼の方を向くと「国永!やったぞ、成功だ」とこれからは脅威に晒されることは無いだろうという安堵から微笑んで)
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