理想の相手(非募集)

うん、夢じゃないよ？
夢だったら私も困るしね(相手の言葉にクスクス笑い)
唯川君…(まっすぐに見つめられれば差し出された手を握りしめ微笑みながらこちらも見つめ)
はい、私を唯川君の彼女にしてください。

ずっと瑠璃さんだけを追いかけて来たからすげー幸せ。(幸せそうな笑みを浮かべながら手を握りしめると、そっと抱き寄せて)…もう触れていいんだよな。もっとちゃんと抱き締めたい。

ずっと…(抱き寄せられれば恐る恐る相手の背中に腕を回して)
そうだね。唯川君だけは唯一私のことずっと思っててくれたんだもんね。
ありがとう、私のこと好きになってくれて。
唯川君が私の理想の…運命の人だよ。

瑠璃さんしか見れなかったし瑠璃さんしか考えられなかったから…。瑠璃さんこそ俺を選んでくれてありがとう。(思いを噛み締めるように抱く力を強めて)
…ヤバい、やっと瑠璃さんが俺のものになってくれると思ったらさっきとは別の意味でドキドキする。瑠璃さんいい匂いするし。(高鳴る鼓動を感じながら髪に唇を寄せ)

えっ、別の意味って…。
ゆ、唯川君！？(相手の言葉と一気に距離が近くなったことにこちらもつられてドキドキして)
私そんなに匂いするかな？

…今日はこれ以上は我慢するから、もう少しこのままでいさせて。(最愛の人を手に入れた喜びと幸せに浸りながら耳元で囁くと、大切そうに抱き締めたまま髪をそっと撫で)

うん…(耳元でそんな風に囁く相手をズルいと思いながらも今はただ抱き締められ撫で受けて幸せを噛み締め)
抱き締められて気付いたんだけど、唯川君やっばり男の子だよね。私の身体なんてすっぽり収まっちゃうもん。

うん…瑠璃さんは普段強がってたり勝ち気でいても、こうするとやっぱり女の子って感じする。…柔らかいし。(幸せ噛み締め、相手の言葉にふっと優しく笑いながら)

強がってなんか…(相手の幸せそうな笑みを見れば思わず頬に口付け)
…あっ！わ、私つい…。

っ…(突然の事に目を丸くするが、直ぐ様頬を赤らめ)瑠璃さん…俺かなり我慢してんのに、そうやって可愛い事すんのズルいから。…俺も仕返ししていい？(至近距離で見つめる表情は何処か真剣で、抱いている腕に自然と力がこもり)

ふふ、頬真っ赤だよ(相手の反応に思わずクスクス笑い)
唯川君…(笑ってはいたものの腕の力が強くなったことと真剣に言う相手に目が逸らせず)
…いいよ。唯川君にはいっぱい我慢させちゃったから。

…誰のせいだと思ってんだよ。(からかわれると、未だに赤みが残る顔で恨めしげに見つめながらソファーに優しく押し倒し)
瑠璃さん…(見下ろすような形で愛しげに見つめ愛しい名を紡ぐと、ゆっくりと距離を詰め、そっと唇を重ね。一度離して見つめ合えば、もう一度柔らかく重ね幾度か触れあわせながら指を絡めるよう手を握り締め)

誰のせいかなぁ(押し倒されてもクスクス笑ったままわざとらしく言い)
ん…唯川く、ん…(そっと重ねられる相手からの口付けを目を閉じて受け止めれば応えるように手を強く握り返し)

…何かすげー悔しい。瑠璃さんに振り回されてばっかな気がする。(何度か口づけを交わした後、愛しそうにも恨めしそうにも見える表情で呟き)

ごめんごめん。
唯川君って反応可愛いからなんかからかいたくなるんだよね(愛しげに見つめて笑いながら相手の頬に手を添え)
そう言えば、此処唯川君の家だった！
居心地いいからすっかり忘れてたよ(慌てて起き上がれば押し倒されて乱れた髪を手櫛で整え)
唯川君の彼女になれてすごく嬉しい。思いもちゃんと伝えられたしね。でも、流石にずっと此処に居るワケにはいかないよね。
それに……ううん、やっぱ何でもない(頭を振り鞄持ってから相手に笑いかけ)

え、もう行くの？ずっと居てくれていいのに。…まぁ、今日は返事聞いたら帰す約束だけど。(帰り支度を始める相手を名残惜しげに見詰めながら後に続き)
それに……、何？

ダメ、これ以上居ると…その、唯川君に我が儘言っちゃいそうだから…(玄関で靴を履けば振り返り相手を見つめ)
あ、すっかり忘れてたけどこの前たこねこマンと撮った写真送るの忘れてた。
たこねこマンデート楽しかったなぁ(携帯を取り出して)

(携帯を取り出しながら語る相手がいとおしく、背後からそっと抱きしめ)…俺は瑠璃さんの我儘なら幾らでも聞きたい。俺はもっと傍にいたいんだから。(力を込めると、首筋に唇を寄せて)

っ！(抱き締められたことと首筋に当たる相手の吐息に反射的にビクッと反応して携帯を落としそうになり)
…前に唯川君、夢に私が出てくるって言ってたの覚えてる？実はね、最近私も唯川君が夢に出てくるんだ。
唯川君に会いたいって願いすぎてなのかな。とうとう私の夢にまで出てきちゃったよ(小さく笑いながら話し)
今日こんなに唯川君と話せるなんて思わなかったから凄く嬉しい、忙しいのにありがとう返事くれて。

っ、ごめん、今ちょっと危なかった。瑠璃さんに触れてると、つい暴走しそうになる。(ビクリと反応した事でハッと我に返り、頬を染めるも腕を解く気はないらしく)
まじ？瑠璃さんも俺の夢見てくれたんだ。(嬉しそうに笑い)俺、夢の中で瑠璃さんに失礼な事とかしてない？
いや…俺の方こそ、いつも返事待たせて悪いと思ってる。文句も言わずに待っててくれて、瑠璃さんにはホント感謝してる。瑠璃さんと一緒にいられてスゲー嬉しい。