理想の相手(非募集)

私そんなこと言ったっけ…。正直あまり覚えてないんだよね。だから感謝なんてしなくていいのよ…だってきっと私はそのつもりで言ったんじゃないんだから。

勿論褒めてるよ？至の可愛いところだなって。
事後…！！
そっか、要は最中の行いが出来ないんだもんね…。で、でもなんか恥ずかしい(想像して顔真っ赤になり)
いいって言ったけど、いざされるととうしても反応しちゃうの…んっ！(思わずお返しにと相手の頬を摘まみ)

それでも俺にとっては忘れられない出来事だから。…でも瑠璃、ほんとに全然気付いてなかったんだな。俺があの時の俺だって。


可愛いって言われて、素直に喜べねーだろ。(未だに複雑そうに)まぁ瑠璃に誉められて悪い気はしないけど。
恥ずかしがる瑠璃って可愛いよな。ちょっと意地悪したくなる。(冗談混じりに笑いながら)
本当なら瑠璃にもっと好きな事して、反応しまくる瑠璃が見たいんだけどな。(頬を摘まんでくる手を捕まえ、手首と手の甲に軽く口付けながら悪戯っぽい笑顔で)

ごめん…。でも、香山くんと至るの共通点って名前ぐらいじゃない。見た目も中身も全然違うから分かるわけないよ。

男の子って可愛いよりカッコイイって言われたいのかな？でも貶してるわけじゃないのは分かって！
だ、ダメっ！これ以上意地悪されたら顔真っ赤を通り越して真っ青になるかもよ？(笑)
なんか至にばっかされてる気がするから今度は私が至の反応を見る番よ(相手を真っ直ぐ見つめればだんだんと距離を縮めて唇に口付け)

そんなに違うかな。少しは面影あると思うんだけど。…でも会えて良かった。ずっと瑠璃に会える機会を待ってたから。


大丈夫、貶されてるとは思ってない。でも、好きな女の前ではカッコよくありたいだろ。…まぁ瑠璃にはたまに甘えたくなるけど。(視線を反らし照れながら)
ごめんごめん。可愛くて、つい。(笑)
瑠璃がるりが近くにいるとどうしても触れたくなるんだから仕方ないだろ…って、…！(不意に重なった唇に驚き)…瑠璃(一度唇を離すも、間近で見つめれば今度は自分から唇を重ねて)……(相手からのキスに今更照れてギュッと抱き締め)

面影ないぐらい変わったから驚いてるの…。会えて良かったけど至ってば、どれだけ一途なのよ。

ちゃんとカッコいいとも思ってるよ？カッコいいからこそ甘えてくるギャップがいいなって(照れてる相手見てクスクス笑い)
ん…(相手からの口付け受ければ微笑み首に腕回して抱き締め)
私からのお返し…(相手の首筋に吸い付き痕を残し)

瑠璃は一途なのは嫌い？まぁ自分でも驚いてる。こんなに一人を想い続けてるって。

まじ？なら良かった。(はにかむと、髪に頬を寄せて)
うん、やっぱ瑠璃の笑顔好き。(眩しそうに笑うと、大切そうに抱きしめ)
…っ、瑠璃…(首筋への刺激に吐息を漏らすと、若干熱っぽく見つめながら、その部分に触れてみて)…付いた？

私だけを愛してくれる人が私の理想でもあるから、嫌いじゃないよ。でも不思議で仕方ないの。そんなに誰かを想い続けるのってなかなかないと思うから。

樫さんに暴力振るわれそうになったときも至が助けてくれたしご飯食べに行ったときに私が怪我したときも至が誰よりも心配してくれたから至はカッコいいし優しいなって思うよ。私も至の笑う顔大好き(幸せそうに笑い相手に身体を預け)
うん、付いた…まだつけたい(頷いてから鎖骨にも吸い付き痕を付けて)

俺も瑠璃じゃなかったら、こんなに長い間想い続ける事なんて出来なかったと思う。あの時の瑠璃には結構キツい事言われたもんな。(ははっと懐かしそうに笑い)

心配症…ってわけじゃないんだけど、瑠璃の事になると周り見えなくなるんだよな。そういえばあのケーキ屋に最近は何もされてない？(ふと真剣に)
え…、ちょ…っ(擽ったくも甘い刺激に思わず息を詰め)…瑠璃、あんまりされると色々ヤバいから。(速まる鼓動を感じつつ、やり場のない欲をぶつけるように唇を塞ぎ、角度を変えながら深く口づけ)

……あ。
ごめんね…昔至に酷いこと言ったから…(懐かしそうに笑う相手とは対照的に俯いて)

え？う、うん…今は大丈夫かな、多分(真剣な表情の相手を見つめながら頷き)
だって、至は私のものって印をつけたく…んっ、ふ(突然の深く激しい口付けに驚くも応えるように舌を絡め)

何で謝るの？言ったじゃん、俺は瑠璃に救われたんだって。瑠璃に近付けるように変わろうって思えたし、それで今の俺がいる。(迷いない瞳で見つめ、幸せそうな笑顔で)

多分？…そっか、まだ瑠璃を諦めてないんだな。志賀の他にもまだいるんだったよな？(真顔で)
ふ…、…俺だってほんとは瑠璃の全身に付けたい。瑠璃は俺のものだって…(舌を絡めたり唇を優しく食んだりしながら、体のラインを確かめるように撫で)

…それでも、至のことを傷付けたのはたしかなことだから…遅いけど、せめてそのことに関しては謝らなくちゃって(相手の頬に手を添えて)

えっと……う、うん、居ます…(言いにくそうにコクリと頷き)
ん…至っ、私もそう思ってる…よ(相手の首もとに腕回し抱きつきながら熱っぽい眼差しで見つめ)なんとかして至と１つになれたらいいのに、ね…。

瑠璃はやっぱり優しいな。でも、俺も言い出さなかったから瑠璃を驚かせただろうし。(触れてくる手にそっと手を重ねて)…瑠璃は、こんな俺でいいの？

…やっぱり。そいつらきっと瑠璃を諦めてないよな。それでも俺、瑠璃を誰にも渡す気ないから。(独占欲をぶつけるよう、ぎゅっと)
ん…、こうして触れられるだけでも幸せなんだけどさ。(唇を離すといとおしそうに頬を擦り寄せて)瑠璃がそんな目するから、落ち着かなくなるだろ。(ちゅ、と首筋にひとつ唇を落とすと強く抱き締め)

言わなかったら知らないまま付き合っていたってことになるんだもんね。早い内に知れて良かった。
…うん、ここまで私を思ってくれる人ってきっと至しか居ないだろうし昔の話を聞いてたしかに驚いたけどそれでも至が私の理想の人ってことに変わりはないから(見つめれば唇にそっと口付け)

…そこは安心して。皆何かしらダメなところを持ってた人達ばかりだったから(安心させるように相手の頭を撫でて)
ん…っ、落ち着かなくていいよって言ったら至困っちゃうよね？(頬を擦り寄せる相手を強く抱き締め返し)

ありがとう、瑠璃。瑠璃に対する気持ちなら誰にも負けない自信あるし、瑠璃が喜ぶならもっと瑠璃の期待に応えられるように頑張るから。

でも、それ言ったら俺もだからさ。瑠璃が好きだから瑠璃の為に頑張ろうって、そいつらも思うはず。(撫でられて嬉しそうにするが、やはり独占欲は拭えずしっかりと抱き締めたまま)
…そりゃどれだけ欲しくても必要以上に手出し出来ないから色んな意味で困る。でも、さっきみたいな色っぽい瑠璃も見れるのは嬉しいし、たまには見たい、かな。(抱き締めながら少し落ち着かなければと息をつき)

私の期待に応えようとはしなくていいのよ。至がやりたいようにやればいいんだから。全部が全部私の為じゃなくていい…(抱き締めて背中撫でて)

うーん、樫さんは…いくら好きでもDVなのを変えるのは無理だと思うな(抱き締められたまま相手の言葉を聞いて少し考え)
わ、分かった…そうだよね。至も手を出せない状態で辛いんだもんね…(よしよしと頭撫でてやり)

そうはいっても、俺のやりたい事は瑠璃を笑顔に、幸せにする事だからな。瑠璃の為に何かしたいと思うのはおかしくないよな？

確かにDVは簡単には直らないらしいよな…。(深刻な顔で考え)でも、瑠璃を諦めたくない気持ちは同じだろうから、もしまた近づいてくるような事があったら俺に言って。絶対守るから。(真剣な眼差しで)
…そりゃすげー辛いよ、俺も男だし。(撫でられながらもぎゅっとしながら呟き)でもそういうのが目的とか瑠璃に誤解されるのも困る。いや、下心が全くないとは言えないけど。

うん、その気持ちは凄い嬉しいよ！
私が言いたいのは至が自分の気持ちを抑えてまで私の為に全てしなくていいよってこと！

分かった。
大丈夫だとは思うけどもしまた何かあったら至を頼ることにするね？(真剣な眼差しで見つめる相手の言葉に安心しつつ頷いて)
そんなこと思ってないからね！至が…その、私の身体目的で付き合ってるなんて思ってないから！(ぎゅっ)

だったら良かった。原作通りまた瑠璃にフラれるのかなー…と思って、ちょっと覚悟はしてたんだけど。(ははっと笑って)


いつでも頼れよ。この前の火星の件みたいに、俺じゃ出来ない事もあるけどさ…。(何かを気にしているのか視線をそらしぼそぼそと)
まぁ目的、ではないけど、あんまり信用され過ぎても困るかも。(じっと見つめ)

何度も言うけど、ビックリはしたよ？
だってまさか小学校の頃のしかも苛められてた子にずっと好意を寄せられてたなんて思いもしなかったもの。
でも、実際に至と出会って話して私の為に頑張ってくれたってことを知ったら最初は重い…とも思ったけどここまで私を愛してくれるのは至だけかなって(相手を見つめながら微笑み)

え？火星のことで何か気にしてることでもあるの？(相手の様子に首傾げ)
至のこと信用しすぎちゃダメってこと？(見つめ返し)

あ、やっぱ重かった？(苦笑)遠慮ないっつーか…正直だな、瑠璃。そういうとこ好きだけど。(頬に軽く口付け)

…あの時は志賀に世話になったから。瑠璃、密かにカッコいいとか頼りになるとか思っただろ。(多少拗ねた様子で)
いや、信じてほしい。信じてほしいけど、あんまり瑠璃にくっつきすぎると変に疑われたりしないかなと。