陽が照らす桜の木(〆)

陽が照らす桜の木(〆)

迷子の魔人  2020-11-10 17:35:38 
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待人有り!


 >1 Rule-規約-
 >2 World-世界観- & Stage-舞台-
 >3 GLOSSARY-用語-


※合図があるまでお喋り禁止※



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  • No.221 by アルムナーク  2021-04-30 23:37:53 



レナトゥス「っ!……────。
(周りの反応と何より睨みの効いた父の眼光に圧倒され、言い掛けた言葉を飲み込み悔しそうに拳を堅く握りしめ、そのまま席に座り)」


中将「…では続ける。次に各部隊の特別合同訓練について。これは魔力を使う魔人と今後どう戦うべきか、今一度戦術を見直し、先を見据えて備えると言う理由から実施する。指南役はクラトス。魔人の中でも年長者、知識武力ともに優れている点から指名した。
参加者は各部隊から優秀な5名を選出し、今から配るリストに名を書いて提出せよ。各部隊5名、計15名を訓練に参加させそこで得た術を持ち帰り、仲間に教えるスタイルとする。
(第二王子が席に座った事を確認し次の議題へ。特別合同訓練という、この組織を作ってから実施した事はなく。訓練については他の兵士同様のメニューでやらせていたが、今件の事もあって今後の来るであろう戦いに備えて決定したもので。兵士長らに目で合図を送ると、各上司の選ばれし人間に「合同訓練選出者リスト」と上に書かれた一枚の紙を配らせ)
…会議は以上になるが、何か質問のある者はいるか?」

  • No.222 by カラム・ハッサン  2021-05-01 10:22:57 


…………!

(表面的には真面目にも見えそうな無表情で、内心ぼけっと話を聞いていたところ、不意に議題が切り替わり。さらにその後、紙が配られれば、会議の終わりが宣言され。黙ったままながら、つい中将の顔を見返し、あれ、先の事件の話も、月[カルム]の話もこれで終わり?と思って。何分、急ぎで呼び出されたのも、上の人たちが自分たちから直接詳しい情報を引き出したいらしいからと聞いていた。しかし、実際には一つの質問も受けず、特に話を深めることもなく、全く以て拍子抜けであり。…こんなにあっさり終わるなら、いっそ不参加で、その間に自前で調書をまとめ、提出するぐらいで良かった気がしてならず。渡された紙を持つ手の力をさりげなく強めると、こっそり中将と国王を順に見て '冗談抜きでこの二人は横暴なんじゃないのか' とほぼ確信の疑惑を抱き。

それでも、渡された紙には目を通し、そこに提出締切や訓練の細かな日程も書かれていることを確認すれば、特に敢えて今、質問したいことは浮かばず。だが、そう認識して会議の終了を大人しく待とうとしたタイミングで、ガーニムに比べると幾分か若い '第二王子の部下に当たる兵士長' シャフィークがすらりとした腕を伸ばし、挙手して。彼は澄んだテノールの声で『…宜しいでしょうか?』と問いかけつつ、中将と国王の様子を伺い。中将が頷いてから、続けて口を開くと、発言内容自体はシンプルで)

「カラム君が提案していた'質問状'は受け付けて頂けるとの認識で相違はございませんか?」

  • No.223 by アルムナーク  2021-05-02 08:40:59 



国王「…そうであったな。カラムよ、質問状を提言した理由は何だ?時間が惜しいからか?ティエラが提案した勉強会で学べば良いと思うが…納得のいく答えであれば、其方の言う質問状を受け付けよう。
(頬杖をつき黙って聞いていたが、まるで忘れていたとでも言う様な物言いで。逆に言えば、納得出来なければ認めないということ。カラムをじっと見て答えるよう促し)」


  • No.224 by カラム・ハッサン  2021-05-02 09:38:14 


…………!

(どうなることかと見ていれば、こちらに視線を差し向けてきた国王の言葉に思わず耳を疑い。口を噤んだままながら、刹那だけ瞳に驚きの色を映してしまったのは周囲に気付かれただろうか。続けて、内心さすがに怒りを覚え。……なんだ、つまり、この王様は何処まで放任する気なんだ?ガーニム兵士長との会話で自分の責任に言及したのは一体何だったんだ、と疑問が渦巻き。時間が惜しいか、と平然と言い切られたことも、それはむしろ、こちらが王家に聞きたいことだろう。契約者たちの知識に差があることを分かっていて、組織の側で正式に書簡を介し、研修不足の穴を埋めようとするのではなく、あくまで素人集団の自助努力のような形となるであろう勉強会の方を推すとは。それもそちらの提案は理由を聞かれることもなく無条件、怠惰を疑わないのが無理というもので。

自助努力に任せきるばかりではなく、少しは組織にも責任感を見せてほしいと思った気持ちは全く伝わっていないらしく、腸が煮えくり返る思いであり、不信感はピークに達したが、ここでそれを全開にするのはまずい。表面的には惚けたような無表情で、一瞬だけ動きを止めた程度のリアクションに止め、胸の内では浮かんできた様々な感情を圧し殺し、国王に向けてニッコリ微笑むと「……重要な事柄に関し、正式に文書の残る形で情報の公開と共有を希望するのは、おかしなことですか?」と問いかけ。

実のところ、先の国王の返答では、そもそも質問したシャフィークもやや目を丸くしていたし、最初に自身に"後で質問させてほしい"と言っていたガーニムも冷気を当てられたように表情を強張らせていたのだが、自身が切り返せば、次はそこに挑発的で素直ではないニュアンスでも嗅ぎ取ったのか、両者ともこちらにさりげなく視線をやり、シャフィークは難しげな顔立ち、ガーニムは何か言いたいのを直前で堪えているような表情となって。対して、先の国王の発言に薄く笑みを浮かべ、頷いていた国王側近については、もう瞳の色と固く引き結んだ唇から怒りを隠しきれておらず。…人当たりの良さそうな笑顔で国王を見つめたまま、内心、まずったかな、他の言い方があっただろうか、それとも苛立ちがばれてしまったのか、とも思うが、既に言ってしまったことは取り消しようもなく、割り切って、国王の返事を待つことにして)

…………………………。

  • No.225 by アルムナーク  2021-05-02 15:08:02 

国王「ふむ…結論から言えば"文書として残す事は認められん"な。
情報の公開と共有は賛同するが、文書として残すとなればリスクも高いのだ。況して重要な事柄となれば尚更な。過去に情報の横流しをした輩もいたのでな。──仮に此方が無知であると敵に悟られては、そこを弱点に何か仕掛けてくるやもしれん。

(唸る様な声と共に頷けば、認められない理由を述べ。何やかんやと理由をつけているが、要は王として国の治安を守る為と作った組織であるにも関わらず、情報共有・情報管理が徹底されていないと民にまで知られ、レッテルを貼られるのを恐れてのこと。勿論それだけではなく万一情報漏洩した場合に、文書となればそれが証拠となってしまう。それらを危惧しての事で。)」



(/操作しておいて何ですが、こんな自分大好き王様嫌です←←
実際居たら、引き摺り下ろされてそうですもん←)

  • No.226 by カラム・ハッサン  2021-05-02 17:00:11 


…………。

(立場さえなければ、さすがに怒っただろう。正直、何を言っているんだ、このお方は、と思っては、その感情を表面に出さぬよう必死で努め。商取引でも信用した相手とは文書を取り交わすものであり、重要な事柄をこれまで言葉でも伝えてこなかったのに、文字としても残したくないとは、最早、自己の責任がはっきりしてしまう事態からひたすら逃れようとしているだけにしか見えず。

表向きは柔和な笑顔のまま、何を言おうかと言葉を探しかけると、不意に第二王子の部下に当たる兵士長が挙手し、次は誰の反応も待たずに国王を見つつ、流れるように爽やかな語調で『それでは、機密事項についてはこちらの会議室で管理致しましょう』と言い切って。それから、ちらりと自身にも視線を向けてきたかと思えば、すぐにまた真摯で誠実そうな眼差しで国王を見つめ『それなら、漏洩の心配もないでしょう。こちらに鍵付きの棚か金庫を置いて管理し、室外への持ち出しは禁じます。その上で問い合わせがあった場合は常駐の兵士を介して照会できるように致しますと、漏洩は元より、口伝えのみによる情報の歪みにも対応できるでしょう』と述べて。

兵士長はそれなりに味方をしてくれているようだと思えれば、内心少し安堵し。というか、本当、そんなに質問状を嫌がる理由が怠惰以外にあるとすれば、それが何かは今一つ分からず。むしろ、こっちが聞きたい!……とさえ思うが、明らかな地雷に飛び込む気はなく。文書を残すことが認められないのなら、理屈上、勉強会をやってもノートを取ることも許されないはず。だとしたら、個人間で学習度がまちまちになるだけではなく、話し合った内容もその先から曖昧になることが予見され、いよいよ研修の意味が薄くなってしまうはずで。

さて、シャフィーク兵士長の提言に国王はどのような反応を示すことかと関心を持つと、国王が答えを返すより先に、次は令嬢の部下の兵士長が挙手もせずに、重々しく口を開いて、ゆっくりと『……賛成ですな。確か倉庫に、今は使っていない古金庫がありましたな。あれを持ってきて使いましょう』と言い。加えて、契約者と魔人、それぞれの顔を迫力のある渋い瞳で順に見ながら『時間は一晩、それぞれのリーダーは今夜の内にバディの魔人殿と話し合われては如何か。結果、メンバーで共有できそうなこと、及び解決しなかった疑問をまとめて頂きたい。私の方ではこの夜で金庫と投書用の箱をご用意いたそう。明日一日の内に、まとめた内容の投函を願う』と言ってのけ。

強面の兵士長の発言を聞き終えれば、それはそれで"…今晩?明日中!?"とも思ってしまい。いや、平常であれば、そのスピード感も分かるのだが、皆、俺とアルムは元々離れた場所にある病院から、急に呼び出されてここに来ているって分かってないんじゃ!?と疑念を持ち。しかし、質問状を提案したのは自分であり、それが無下に却下されそうになったところで二人の兵士長が庇ってくれたわけで。ここでぶーぶー言うのは、心象も良くないだろう。一人納得したように黙っていると、強面の兵士長は少し視線を高くし、ざっと全体を見ながら『異論のある者は?』と尋ね、その後に国王へと瞳を戻し)

「以上ということで宜しいですかな?」




(/対してレナトゥス君は、厚意でアジトに太陽[シャムス]のメインメンバーそれぞれの部屋を用意してあげるくらい優しくて、周囲への思いやりがあるので、胃が痛くなっちゃいそうですね←)

  • No.227 by アルムナーク  2021-05-02 21:19:09 



国王「……よかろう。中将、最も信頼のおける者に管理させよ。万一漏洩した場合は………シャフィーク・ガーニム其方ら分かっておろうな?
(最初に挙手したシャフィーク兵士長、それからシャフィークの案に乗るように後押ししたガーニム兵士長を流れる様に見て。それから溜息を一つ漏らせば、渋々案を受け入れ中将へ指示を出し。更に情報が漏れた場合、その責任は提言したシャフィークとガーニムの2名にあると、許可はしたが自分は一切責任を取らないと遠回しに、鋭い眼光と共に伝え。
それから二人の反応を伺い返事を聞けば、中将へ視線を向け。)」


中将「では、これにて会議終了とする。国王陛下、ご退室。全員起立、敬礼っ!──なおれ、解散。
(会議終了の号令、それから国王が入室した時と同じく退室時の号令を掛ければ全員が起立。国王が退室したのを確認し、敬礼をやめる様再度号令を掛け。その後、自分も退室していき)」

  • No.228 by カラム・ハッサン  2021-05-03 00:01:46 


「「ははぁ、ご高配痛み入ります」」

(名指しで念を押された両兵士長がはっきりした口調で返事をすれば、その後間もなく会議は終了し。最後の敬礼を終えて中将も退室すれば、露骨にならないよう、さりげなく静かに息をつき、胸を撫で下ろして。何はともあれ、会議は終わった、この後のことを考えないとな、等と思いながら、周囲の様子も伺ってみれば、先の兵士長二名は既に退却モードであり。第二王子の臣下の兵士長は、第二王子を気遣い、小声で何か話し掛けながら、無意識の内に目を引かれてしまうような綺麗な所作で机上の片付けをしていて。他方、令嬢臣下の兵士長はいつの間にもう片付けたのか、すっきりした机を前に立ち上がりつつあり。さて、自分たちも一度は病院に帰ろうか、例の若手兵にコートも返さないといけないし、元々泊まっていた宿屋のことも気になると考えると、ハンドリムに手を掛け。ところがその途端、突如重たい疲労感に襲われ。あれ?と心の中のみで呟き。自分で言うのも何だが、すごく疲れた感じで、身体が重く、熱っぽい気もし。かといって、動けないほどではない…と、思う。病み上がりで緊張した所為かな、等と断じると、念の為、近くでやはり帰り支度をしている様子の自身の部下の兵士長に、少し上がっている呼気の中、当人としては自然なつもりで声をかけて)

サルマン兵士長、お疲れ様です。これで今他に、俺にお手伝いできることはないですか?




(/PL視点の話ではありませんが、王様駄目ですね← 次レスにてサルマン兵士長を動かすかどうかはお任せします笑 このコメントは蹴り推奨です。)

  • No.229 by アルムナーク  2021-05-03 01:32:31 



サルマン「お疲れ様でした。そうですね、今の所は。
それとアルムさんに頼まれていたんですが、お二人が利用された宿へ連絡しチェックアウトの手配を済ませました。

(机の上を綺麗に片付け資料を手に取ると立ち上がり上司の元へ。労いの言葉と共に笑みを浮かべ、特にこれと言って手伝って貰う事もなく、もう一人の上司に頼まれていた事を思い出し会議が退屈だったのだろうか。大きな欠伸をしているアルムナークを見て苦笑いを浮かべながら報告して。)」



……カラム、具合悪いんじゃねーか?
(今回の会議で得られる物は殆どなく、終いにはこの国のトップとは思えぬ態度と発言に呆れ果て、国王に対する不信感は否めず。会議を開くことで、身勝手な国王の悪い印象を深めただけではないのか。そんな国王相手によく切り込んだなと口に出さずとも、相棒に対する賞賛を内心で送っていた訳で。あの発言を聞いて王の側近の怒りに満ちた表情を見て相棒は平然を装っていたが、内心では反省でもしているのだろうな等と推測し、その側近が此方を見るのも構わずしてやったりといった様なフッと口元を緩め嘲笑う姿を堂々と見せてやったのだが。

何にせよ、今回の様な会議は今までにあまり無くきっと疲れただろうと労いの言葉を掛けようとしたのだが、相棒の少しとは言えど乱れた呼気と心なしか顔も赤っぽく見え。直様席から立ち上がり、熱を計ろうと相棒の額へと少しばかり冷えた自分の手を伸ばし触れようとして)

  • No.230 by カラム・ハッサン  2021-05-03 02:33:18 


え、アルムが?

(自身の部下の兵士長の言葉に、意外そうに瞳を瞬かせれば、ちらりと相手を見て。その後すぐ、少々俯き加減に「……そうか、そうかぁ」と呟くと、再び兵士長に視線をやり「となると、俺の仕入れた品は?どうなりました…?」と尋ね。当然ながら、宿に預けてあったのは商品だけではなく、私物も同様なのだが、今はそちらにまで気が回らず。問い掛けられた兵士長の方は『もちろん、』と言って。

……?、一瞬、不自然に空いた間に疑問を持つが、兵士長は一拍程置けば、薄く眉間にしわを寄せ、車椅子に座っている為、低い位置にいるこちらを見下ろしつつ『病院への郵送を依頼しましたが……』と続け。その返答を聞くと、郵送か、きちんと梱包や配送手段にも気を配ってくれただろうか……多分無理な気がする、詳しく中身を知っているのは自分だけなのだし、これは病院に帰ったらすぐに確かめよう、と考え。それでも一連の手続きを済ませて貰ったことは素直に大変ありがたく、顔を上げれば、ほっとしたように笑顔で「そうですか。お手数かけちゃってすみません。ありがとうございます」とお礼を述べて。

だが、兵士長の方は怪訝な表情となっており。何だろう、と思ったところで、疑惑を帯びた相棒の声が耳に届き、手が伸びてきて。…確かに、ちょっと火照った感じはするが、高熱という感じはせず、恐らくあったところで微熱だろう。特に相棒の手は止めようともせず、ただ視線だけ返すと「別に大丈夫だよ。それより、やることが沢山あるから、帰ろう?」と告げ。対して、兵士長は再度口を開けば、こちらの様子を伺うようにしつつ、相棒の方も見て)

「いえ、疲れた感じが顔に出ていますよ。すぐ病院に戻られます? リズクなら控えさせていますが、私室で休んで行かれてもいいのでは」

  • No.231 by アルムナーク  2021-05-03 22:06:01 



……サルマン、体温計と水枕、それと医者を呼んでくれ。

(相棒の額に数秒ほど手を当て、多少なりとも熱が高い事を感じ取り。恐らく慣れない会議での緊張から解放され、疲れが一気に出たのだろうとおおよその予測を立て。しかし敵から受けた傷口が原因の熱という場合も考えられ、無理をして長時間の移動となれば負担も掛かるだろう。ならばと、相棒の言葉を無視して兵士長サルマンを見て的確に指示を出して。

それから相棒を見れば「お前、俺には無理しすぎとか言っといて自分では無理する気か?」と車椅子ごと此方を向かせ目線を合わせる為しゃがみ込みじっと見て。此処ぞとばかりに、普段言われている事を逆に指摘して。期日が迫っているものも確かに仕事としてあるが、今はそれよりも体を休めることの方が先決。病院にある荷物も気掛かりなのだろうが、それならばと口を開いては)

──お前の今やるべき事は体を休める事だろ。悪化して回復を遅らせることの方が、よっぽど迷惑になると思わねーか?
…荷物なら俺が取りに行くし、仕事のことも今は考えんな。

  • No.232 by カラム・ハッサン  2021-05-04 22:35:39 


……! ……っ。

(兵士長に向けられた相手の指示が、自身を気遣ったものだと悟れば "そんな、大袈裟な" と思うが、それを口に出すより先に、目線の高さを合わせてきた相手に痛いところを突かれると、ばっちり目が合った状態のまま、思わず言葉には詰まってしまい。兵士長の方も『はっ、私室にお運びしましょう』と何処か安心したような笑顔で答えては、すぐに居なくなってしまって。さらに相手から畳み掛けるように言を繋げられると、さすがに観念し。一度、苦笑いを抑えているみたいな表情になれば、次は諦めたような瞳となって、しかし、口調は軽い感じで)

……分かったよ。私室で少しだけ休もうかな。すぐ取りに行ってほしい荷物はないよ。付き合わせちゃって悪いけれど、俺が休んでいる間は、アルムも自分の部屋で休んでいるか……元気で退屈なら、久々の本部なんだし、散歩でもしていなよ。

  • No.233 by アルムナーク  2021-05-05 21:40:49 



おう。まあ別に退屈って訳でもねーけどな。

(相手の返事を聞いて軽く笑みを浮かべれば立ち上がり、車椅子を進行方向へ向かせればグリップを握り車椅子を押して。動くと多少なりとも痛みは当然ながらあるが、自分としては休むつもりは無く。相棒には悪いがこんな機会だし、魔人仲間と少し話をするつもりで。此方を見る魔人二人に、他の人に気付かれぬ様アイコンタクトでさりげなく合図を送り。コクリと頷いたのを確認した後、車椅子を押して会議室を後にすれば自分たちに用意された部屋の前へ移動し、ドアを開けて中へと入り。

──[詳しい間取り]───────────
部屋の入り口は一つだが、中に入れば大きな窓から柔らかい光が差し込む広いリビング。白を基調とした壁に優雅な彫刻が施され、床は大理石。リビングの中央にガラス張りのテーブル、それを囲む様に大きな黒革のソファーが存在感を主張していて。
入り口からリビングを真っ直ぐ進み、右手前が書斎。右手奥が自分に用意された部屋。
入り口から見て左側通路を進むと、左側のドアが浴室兼トイレ。それの向かい側が相棒に用意された部屋。──────────────────────────

久々といえど迷う事なく、真っ直ぐに相棒の部屋前まで移動して)

  • No.234 by カラム・ハッサン  2021-05-06 02:06:12 


さんきゅー…、じゃ、ちょっと休ませてもらうね

(車椅子を押してもらって私室まで辿り着けば、相棒の方を振り向き、少し眠そうな顔立ちで礼を述べ。それから、暗にもう十分だからと退室を促すが如く、軽く手を振って。第二王子の厚意によって自分たち二人に宛がわれた部屋は、流石王城と言ったところで随所に華やかな装飾が施され、如何にも豪華そうな家具が置かれているが、庶民気質の自分には正直、馴染むよりも圧倒されてしまうほど。しかし、今のように休みたい時はとても助かる。疲労感で少しぼーっとしている頭で、無料で宿泊できる高級ホテルみたいだな、なんてことを考えつつ、相棒が退室したら、素直にベッドで横になろうと)

  • No.235 by アルムナーク  2021-05-06 11:33:03 



何かあれば呼べよ?リビングに居るから。

(眠そうな表情の相棒を見るなり、ゆっくり休んで貰うために決断したのだから長居するつもりはなく。短めに言葉を発すれば、直様部屋から出てドアを閉め。
いつまでも病院服で居るのも嫌気がさし、自室に入りクローゼットから衣類を取り出し着替えて。上はタンクトップ、下はクロップド丈のサルエルパンツにサンダルと比較的ラフな服装で自室から出ればリビングのソファーでくつろぎ)


──────────────────


…いや、話せばややこしくなるし、変に勘繰られんのも迷惑だろ。いずれ話すとしても、今はその時じゃねーよ。

(リビングでクラトス、メリアと3人で先程の会議について反省点や月[カルム]について話をしており。国側が月[カルム]について情報を殆ど得ていない中、独自の情報網で得た情報を話すとなれば月[カルム]と繋がっているのではと疑われ兼ねない。あの王ならば真っ先に疑ってくる事が予測出来る為、今此処で話した事は各々の相棒は勿論の事、兵士長や部下達にも話すべきでは無いと口止めを。
話を終えれば、二人の魔人は立ち上がり部屋から出ていき。同時にフッと力を抜き、ソファーに凭れ掛かり軽く目を閉じて)


(/勝手ながら少しばかり時間を進めさせて頂きました。
この後繋げにくい様でしたら、場面転換して頂いても大丈夫です。)

  • No.236 by カラム・ハッサン  2021-05-08 01:29:12 


はーい、ありがとね。

(普段であれば、"リビングにいる"との相手の言葉に、気遣わず退屈したら出掛けるように、ぐらいは返したかもしれないが、露骨に疲労が出てきて眠気も来ている今、そこまでの気が回らず。ほとんど反射のように適当な返事をすれば、相手が出て行った後の室内で車椅子からゆっくり立ち上がり、上着を脱いで、簡単に畳むと、元々座っていた場所に置き。ほとんど意識もせず、つい伏し目がちに「……疲れたな」と呟けば、緩慢な動作でベッドに向かい、掛けものをめくって、ごろんと横になって。これまでろくに利用してこなかったにも関わらず、今朝にでも整えられたかのように心地の良いベッドの感触を全身で味わえば "流石、王城ふかふか…"等と月並みな感想を抱きつつ、いつの間にかぐっすりと眠り込んでしまい)




(/お手数をお掛けしますが、起こしませんでした。時刻の想定はしていらっしゃいますでしょうか? もし想定や決めていることがあれば、そちらの通りで。特にそういったことがなければ、カラムが最初に起きたのは午前中とし、そこから移動+会議で、眠り始めたのは昼下がりくらいを提案させて頂きたいです。そして、放置された場合、こちらとしては途中で兵士長が氷枕を持ってこようと起こす気はなく、次レスにて夜になり、夕食の時間も過ぎた頃合いに起き出すRPを返却させて頂きます。声を掛ける場合は先述の時間感覚の中でしたら、いつでも。)

  • No.237 by アルムナーク  2021-05-09 00:55:27 



──…ありがとな。あとは俺がやっとく。

(ドアをノックする軽い音に反応し立ち上がり、ドアを開けると部下の兵士長の姿が。頼んでいた物を持ってきた様で中に招き入れ、タオルが巻かれた氷枕を受け取ると適当に座って待つ様に指摘し。

相棒の部屋前まで来るとドアをノックしてから「…入るぞ。」と一応礼儀として静かな声で断り室内へ。相棒のベッドへと向かい、そこで眠る相棒の額へ手を伸ばしそっと触れようとし)



(/カラム君起床後から会議の時間は、PL様と同じく想定しておりました。また氷枕をカラム君の頭の下に敷く辺りは相棒として描写したいなと考えており、多少の描写になりますが上記にて加えさせて頂きました。アルムが入室又は額に触れようとした辺りで、目が覚めるかどうかはご自由に。
目覚めない描写でしたら、ササっと氷枕をセッティングして退室からの夜の時間帯に進めさせて頂きます。
その後レナトゥスの気配りで各ペアの部屋へ夕食を運ばせたとかで、そのタイミングで声を掛けさせて頂こうかなと。)

  • No.238 by カラム・ハッサン  2021-05-09 01:44:01 


…………zzZ

(洞窟からの移送途中で気を失い、そこから病院に運ばれてからも眠り通しだったはずなのだが、重圧を背負っての戦闘に加え、大怪我を負い、さらにその後、むしろ食事も摂らず眠り続けていたために体力の回復が追い付いておらず。加えて、遠出と会議の緊張感、そこから解放されたことによる脱力も重ねってか、すっかり深く寝入ってしまっていて。)




(/もしかしたらお気遣いを頂いているのかもと思ったのですが← 触る程度のことは、こちら過度な確定として認識しません。また>236に記載の通り、こちらは声掛けがなければ起こす気はなく、今回は入室時の一言のみでしたので"起きるような声掛け"とは捉えないでおきました。元々でしたら、このターンで時間を「夕食も過ぎる頃」として起こそうかと思っていたのですが、>237を拝見したところ、そこまでこちらで時間を望ましくない気がしたので(!)、引き続きの居眠りロルで恐れ入りますが、先をお任せいたします。このコメントは蹴りご自由に。)

  • No.239 by アルムナーク  2021-05-09 09:34:56 



……………

(額に触れるとやはり熱があり、起こさない様に頭を片手でそっと持ち上げ頭の下に氷枕を敷けば、その上に頭を乗せて手を放し。熱を測るのは相棒が起きてからでも良いだろうと考え、起こさぬ様に部屋から出ていき。

リビングで待たせている部下と向かい合わせになる様にソファーへ腰を下ろすと、『医官は急患が入ったとかで来られないそうです。ですが、薬を処方されました。炎症を抑える薬と痛み止めです。──それとコレはアルム殿に。ちゃんと服用して下さいよ?』と兵士長から袋に入ったカラム様の薬を受け取り、更に自分用に用意された薬も差し出され苦笑いを浮かべながらも受け取り。

「俺ら魔人側から出せる情報をまとめた。管理する資料の中に加えてくれ。カラムには話せてねーけど、クラトスやメリアも自分の相棒に話してる筈だから問題ねーだろ」と伝えれば、テーブルに置いていた資料を手に取り兵士長へ手渡し。早速取り掛かると兵士長は部屋から出ていき、用意された自分用の薬を手に取り中身を確認。湿布薬と痛み止めが入っており、湿布を一枚取り患部へ貼るとソファーに少しばかり横になり)


──────────────


………寝ちまってた。

(横になってから数時間の刻が過ぎ、部屋の外から聞こえる声で目が覚め、ドアへと向かい開けると王宮に仕える使用人が居り。話によれば、第二王子の命令で夕食を用意したとのこと。適当に中へ運んで貰えば、リビングのテーブルに並べられた夕食。怪我と体調のことを考慮して、体に優しい粥やスープ、魚料理などが用意されており。だが用意後出ていかない使用人、食事が終わるまでいるつもりなのだろうか。見られていては緊張してゆっくり食べられないだろうと、食事が終わったらカートに乗せて部屋の外に置いておくと伝え出て行ってもらい。
フッと息を吐き相棒の部屋前まで来ると、ドアをノックしてから)

カラム、起きてるか?

  • No.240 by カラム・ハッサン  2021-05-09 21:02:41 


…………zzZ

(長いこと、夢を見ていた。最初は穏やかで楽しい雰囲気で、良い夢だった気がするのだが、段々と色々なことが上手く行かなくなり。具体的な内容は、見ていく端から霧散していくようで、記憶に留めてはいられないのだが、どんどん不穏な空気が増していき、胸が苦しくなっていくような夢であって。流石に寝過ぎということもあって、頭痛も出てきた。精神的な不快感と、現実に生じた身体の痛みで眠りが浅くなれば、丁度そのタイミングで誰かに声をかけられ。幾らかダルそうに「……うーん」と唸ると、ようやく瞳を開け、半ば無意識の内に掛けものをはらい、横になったままながら、声がした方を振り向けば、片目をこすりつつ、如何にも寝惚けた声音で)

……父さん?

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