周防遥 2016-12-15 21:57:28 ID:d95622797 |
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おっさんじゃない!(もはや反射的にそう言い返すと振り返り、迫る鞘をガードしきれずに額で受けて。「痛い、ね」獰猛な笑みを湛え呟いて、頭を押さえながら相手が刀を持つ手に左足で回し蹴りを仕掛け)
いっ…!
(無理な体勢で鞘を回したため回避ができず、もろに蹴りを受けて刀を落とし、とりあえず拾うのは諦めて鞘だけを持ったまま距離を取り右手を見ると赤くなって腫れるのは時間の問題か、と忌々しく思いながら、きっと相手をにらみ
…成る程パワーは無いのか。(刀を拾って自身の後方へぞんざいに放り投げ、悠々と分析をして。相手の睨みには余裕の表情で返しながら、次の一手を警戒しつつゆっくりと距離を縮めていると、ふいに焦点が合わなくなり、立ち止まって目を瞬かせ)
ちっ、うるさいよ
(自分の弱点を言い当てられ図星ゆえに舌打ちすると悪態をついて鞘のみになってから距離を縮められるのは危ない、どうすればと考えをめぐらしていると相手がふと立ち止まるのを見て、咄嗟に今だ!と思って体勢が低いままに駆け出し自慢の足を目一杯使って相手の横を抜け刀に手を伸ばそうとして
ッ…やっぱり額はマズかったか!(横をすり抜けていく相手のフードをなんとかひっ掴もうとし手を伸ばして追いかけ。ギリギリつかむのは無理だと悟ればそのままの勢いで肩からぶつかる、タックルの姿勢になって)
届けっ………!
(あともう少し、中指の先数センチまで近くなると掴もうと手のひらを広げるが相手がすぐ後ろに迫り体当たりが命中して肩からまえに顔面から地面に突っ込むがなんとか刃先をつかんで転がっていきつかんだ手からは血が滴り落ち
根性あるねェ。(深追いはせず一旦大幅に引き、相手が刀を掴んでいるのを見て感嘆の声をあげ。後退りしつつどう攻めたものかと考えながら、自身の周囲を見渡して使える物はないか探し)
んにゃろ〜、女の子突き飛ばしやがったなぁ
(やっとの思いで立つと左肩の違和感と右手が刀のせいで血まみれになってるのをみてこっちが不利かと考えつつ相手がよそ見しているのをいいことに懐から手ぬぐいを出して右手を柄と一緒にぐるぐる巻きにして縛り、肩を回して何とか回復するようにつとめて
追撃しないだけ優しいほうだろう?(ただ相手の反撃を恐れただけだが、そんな事を言うと近くに落ちていたビニール傘を手に取り適当に素振りしながら縛り終えるのを待って。「そろそろ行くよ」傘を左手に持ち、走り出すとフェンシングの突きのような構えで相手の左肩を狙い)
追撃よりも怪我狙う方がよっぽど下衆ってもんでしょ
(たかがビニール傘そう思うが相手が負傷した肩を狙ってくるとそう言って低い姿勢に沈み込み、相手の傘を下から上へ跳ね上げるようにしていなそうとして
下衆な大人は…(素人の一撃、防がれることは分かりきっている。はね飛ばされると同時に傘からパッと手を離して屈み、相手の両手首を捕らえにかかり「こういう手も使うんだ。覚えておくと良い」顔を近づけて囁き押し倒そうとして)
は…?
(まさかそこで傘を手放すとは予想できず唖然として反応が遅れ相手の行動の意味が取れず、そのまま押し倒されると背中から叩きつけられ息が一瞬詰まるとけほけほと咳をして
お、事案発生だな
(一歩離れたところから観戦していると巳尾がココを押し倒し、それは端からみればまるで男が少女を襲っている感じに見えてしまい、苦笑いしながらそのように現状を評し)
ココはケンドーのドージョーに通ってたって言ってた。ケンドーって現代のブシドーなんだろ。だったら彼女は正々堂々の1on1で横槍が入っての勝利は喜ばないと思うんだ。まあ私もピンチのときに助けるヒーローってのも好きだけどな
(突然後ろからココがピンチなのだから助けないのか、という趣旨のことを言われたが、ココのことを現代の侍だと思っているのか師匠から聞いた武道の話から上記のように答え、しかしそれは本音ではないようでその後に遥に聞こえるか聞こえないかの大きさの声で「まあめんどくさいだけだけなんだけどな……」と呟き)
…これで、勝敗はついたってことで良いよね?(咳き込む姿をしばらく笑顔で見つめて、逃げられないようしっかりと両手首を掴み降伏を迫って。「私は正当防衛を主張するよ!」そのままの姿勢で顔だけ上げて外野に叫び)
おい、なんかカッコいいこと言ってるけどめんどくさいだけだろ?
残念だが、ウチは諦めが悪いんだ、よっ!
(凛乃のらしくない会話が聞こえて反論し、押し倒されて後頭部まで打ったが相手から王手宣言を聞くと途端にむかっときておよそ女子の行動とは思えないが、思いっきり相手の顔面めがけて頭突きをかまして
グッ…こ、の!(頭突きがクリーンヒットし、のけ反り鼻血を流しつつも手は離さず。「二連敗は嫌なんだよ!」必死の形相で相手のみぞおちに膝をのせて、思い切り体重をかけ頭突き仕返して)
いっつ!?鼻血流しながらなんてだせえやつ!
離せよ、お腹重いんだよー!ぐぅ…
(切り抜けられると思ったが相手も負けず嫌いのようで、頭突きをかわせるはずもなく、もろに受けて悲鳴をあげるともはやガキの口喧嘩のように言い争い、バタバタと暴れるが男性の力と体重とでは抵抗も虚しくビクともしなくて、徐々にかけられる体重に息苦しそうで
黙れクソガキ!さっさと降参しろよホラッ!(もはや勝てればなんでも良いと、ポタポタ血が垂れるのも構わずのし掛かり。じたばたする相手に更に苛立ちが募れば「はやく、しろ」額と額がつく位の距離で低く告げて)
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