恋愛小説♪

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カナリア  2013-06-03 21:38:20 
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ぜひ、読んでいってください♪
コメントくれると嬉しいです(´v`)



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  • No.32 by カナリア  2013-06-14 18:19:09 

~迷い~

ボーとしながらいつもの通学路を歩く朝。
いつもと少しだけ違うのは
頭の中に一哉がいること
いつもなら時雨君でいっぱいなのに・・・。

直美「そんなボーと歩いてると、また誰かにぶつかるで?」

みき「ひゃっ!直美ちゃん!びっくりした-・・・。おはよ。」

直美「おはよー、何?考え事?よかったら聞くで?」

優しい笑顔で心配してくれる直美ちゃん。
私はもう、1人では抱えきれず、直美ちゃんに全てを打ち明けた。

みき「実はね・・・」

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

直美「そっかー・・・みきちゃんも悩んでたんやね。」

みき「うん。もう、自分の気持ちが分からなくて・・・。」

直美「でもー、ウチやったら、相手が誰であろうとキスしちゃったら意識するもんだと思うけどなー。
   なおさら、一哉君みたいなイケメンだったら!」

・・・ん?確かに、言われてみれば、そうかもしれない。
逆にイケメン(←認めたくないけど)とキスしちゃって意識しない女子ってこの世にいるの!?
そうだ!!きっと、このドキドキは一時的なものなんだ!!
そうに違いない!うん!

自分に無理矢理言い聞かせていると、

直美「あ、みきちゃん、前!」

ドンッ!!!

靴箱でいきなり誰かにぶつかった。
痛っ-!!!!
私入学してから何回人にぶつかったかな・・・。
鼻を抑えながら謝ろうとすると、

一哉「っと、スミマセ・・・!!」

みき「!!!」

か・ず・や・!!!今一番会いたくない人No1の人物だー!!!
なにげにあの図書室以来、会うの初なんだよね・・・。

一哉「・・・ごめん。あの、後で話し・・・」

みき「ホント何回もぶつかっちゃってごめんねー!じゃ、先教室行くから-!」

全力で目をそらしながら、急いで教室へ向かう。
今の絶対わざとらしかったよね・・・。
よし!こうなったらこの一時的なドキドキが収まるまで一哉を避けよう!!

これから一哉をさける日々が始まる・・・
全てはこのドキドキが収まるまで。。。
そのみきの行動が、一哉の闘志に火をつける事になるのを知らずに・・・。

  • No.33 by リンリ  2013-06-14 18:38:43 

ずっと待ってたので書いていただいてとっても嬉しいでーす♪
頑張ってくださいね!

すいません!
寝ぼけてたのかも?
中1です!小説面白くて尊敬します^^

  • No.34 by カナリア  2013-06-14 19:12:19 

~一哉の決意~

おかしい。
どう考えてもみきの態度がおかしい。
まあ、理由は1つしか思い浮かばないんだけどな・・・。
あの日、図書室で・・・
気づいたらみきの事を抱きしめていた。
今思えば、我ながら大胆なことをしてしまったかもしれない。
しかもその後・・・

カァ~!!!

思い出すと顔が真っ赤になってしまった・・・
だって、、あんなの・・・あんなのー!!!
手で赤くなった顔を覆いながら教室に入ると
靴箱でわざとらしく目をそらしてきたみきが先に席に座っていた
俺が後ろの席座り、さっき靴箱で言いかけた言葉を言おうとすると

一哉「あの、みき。この前は・・・」

みき「あ!私先生に呼ばれてるんだった~!」

・・・。絶対嘘だよな。こいつ・・・!!
それからというもの、
とことんみきに避けられた。
せっかく、この前のこと謝ろうと思ってんのに。
よーし、そっちがその気ならこっちだって。。。
覚えてろよ?みき。

  • No.35 by カナリア  2013-06-14 19:16:28 

ずっと待っててくれたなんて!!!
リンリさん良い人すぎる!!!(ToT)
これから「リンリちゃん」って呼んで良い?
私のことはカナリアとかで良いよ!!
リンリちゃんの小説楽しみにしてます♪

  • No.36 by リンリ  2013-06-14 20:06:55 

待ってたっていうのは私が勝手に待ってただけですよ?
いい人なんかじゃないよΣ(・0・`)

リンリって呼び捨てで^^
私後輩だし・・・。
呼び捨てでいいんですか?

私のトピでも書いたけど・・・
ありがとうございます♪
私も本当にカナリアの小説楽しみです!(←いいですかね?)

  • No.37 by カナリア  2013-06-14 21:03:17 

~止まらない鼓動~

一哉を避け始めて1週間。
私は一哉と一言も会話を交わしていない。
なんとなく相手も私を避けている感じがする。
ま、私から避け始めたから良いんだけどね・・・
放課後、教室で1人で考え事。
もちろん一哉のこと。1週間も避け続けているのに
どうして一哉を見るたびドキドキしてしまうんだろう・・・。

時雨「飯沼さん、一哉とケンカでもしたの?」

みき「時雨君!?」

いきなり背後からの声。
振り向くとそこには・・・時雨君。

みき「どうして、そう思うの?」

時雨「ん?だってお互い避け合ってばっかじゃん。だからケンカかなー・・・て思って、
   少し気になってて。」

時雨君・・・優しいな。私なんかを気にしてくれるんだ・・・
かっこよくて、優しくて、勉強が出来て、何もかも完璧な時雨君。
そんな彼に一目惚れして。。。
私・・・

みき「私・・・私時雨君が・・」

時雨「一哉、良い奴だよ。許してやって。それじゃ。」

みき「・・・・・・・・・うん。」

叶わない想いって分かっているのに、私は今何を言おうとしたの?
教室を出て行く時雨君の背中を見ながら、

みき「・・・好き・・・」

誰にも聞こえないような声で呟くのだった。
あ、泣きそう・・・。
私が目に涙をためていると

ガラッ

誰かが教室に入ってきた。
ヤバイ!
いそいで涙を袖で拭き、教室を出ようとすると、

一哉「待てよ。」

みき「!!」

か・ずや・・だ・・・。
涙目で振り返ると予想通り一哉が立っていた。

一哉「お前、今週俺のこと避けてただろ。」

ジリジリと距離をつめてくる一哉
やっぱり避けてたこと気づかれてた
一哉の手が壁に付き、私は壁に追い詰められた
私は焦ってごまかす

みき「かっ、一哉の気のせいじゃない?私は普通だし・・・」

一哉「そんな涙声で言われても説得力ねーな。
   いーか?良く聞け。俺は・・・」

みき「何よ!!どうせ・・どうせ私に文句つける気なんでしょ!一哉にとってキスなんて
   どーでもいいと思うけど、私にとっては・・・」

一哉「お前が好きなんだよ!!」

みき「・・・え?」

今、なんて言った?
一哉が、私を、

みき「好き・・・?」

  • No.38 by カナリア  2013-06-14 21:07:34 

じゃあ、リンリで♪
全然呼び捨て良いよ^^
むしろタメで!(なんか私も自然とタメに・・・)
リンリの小説楽しみすぎる(>v<)

  • No.39 by リンリ  2013-06-14 21:17:30 

じゃあカナリアで♪
小説ますます気になってきた(○´ψψ`○)
タメでいくねー(・ω・´)ok
ありがとう~!
最近コメントないから凹んでたから・・・。
私もまだまだだなぁ・・・。

  • No.40 by カナリア  2013-06-16 17:34:08 

凹まないで!!
私はリンリの一生のファンだよーo(●>□<●)o
読むたびにコメントしたくなる小説だよ♪
これからも楽しみにしてるね(^∀^)

  • No.41 by カナリア  2013-06-16 17:59:59 

~告白~

みき「一哉が・・・・・・・・・私を?」

一哉「だからそう言ってんだろ!?お前が好きなんだよ!!・・・何回も言わせんな。」

一哉の顔は真っ赤で、本気ってことが伝わってきた
それでも、私は・・・

みき「ごめん。私は時雨君が好き。」

一哉「・・・・・・・・・・。」

みき「私、この前一哉とキスして、自分の気持ちが分からなくなった。
   でも、さっき分かったの。無意識に・・・」

私は涙を流しながら今出る精一杯の声を出した

みき「好きって。時雨君が好きだって心が言ってるの。好きな人って言ったら時雨君の顔しか
   浮かばないの!!」

一哉「・・・・・・・・・・・。」

みき「だから、ごめんなさい・・・・ごめんなさい。」

一哉「・・・・まあ、フラれるって分かってたし。そんな謝んないで。」

みき「一哉・・・。」

一哉は、私が時雨君のことを好きだと分かっていたのに告白してくれたんだ。
なのに、私は想いを伝える前から諦めてて・・・。
一哉は、私よりずっと、ずっと強い。
そんな一哉が、とても輝いて見えたんだ・・・。
見習わなきゃな・・・・・。
一哉のことを少しだけ尊敬できた瞬間だった、一哉が思いもしない事を言ってきた。

一哉「まあ、諦める気は無いけどな。」

みき「・・・へ?」

どういうこ・・・と?
そう言うと、一哉は私の涙をペロッっと舐め、一言、小さく私の耳に呟く。

一哉「これから覚悟してろよ?」

  • No.42 by リンリ  2013-06-16 20:33:24 

一哉クン超カッコいい~(´∀`○)
楽しみ過ぎるっ♪
応援するよ~>∀<
ガ・ン・バ・レ~!


小中高のとこでも新しくかきはじめたから暇だったら見てね?
(←さりげなく宣伝・・・。(笑)

  • No.43 by リンリ  2013-06-16 20:35:44 

間違えたっ!Σ(・д・´)
個人のトコだったっ!

  • No.44 by カナリア  2013-06-17 17:13:52 

個人のとこでも書き始めたの!?
絶対見に行くね!そしてコメントする(゜∀゜)b
ちなみに「詩とか書いちゃえーーい!!!」のトピに
リンリ最近コメしたでしょ?
そこのトピに前から詩を投稿している「れいか」って、私ですw
良かったら読んでほしいな♪


  • No.45 by リンリ  2013-06-17 17:23:25 

3つも恋愛小説書いてるんだ
今小中高のところで書いてきた♪

そうなの!?
うんうん!見るよ~♪
テスト終わりましたぁ~!
ヒャッホイ\(^0^*)/

じゃあ私も言う!
大好きなあの人へ送る言葉
っていうトピウチのなんだぁ~♪
なんか恥ずかしくて///
良かったら来て~!

  • No.46 by カナリア  2013-06-17 18:53:44 

リンリテストお疲れ!!
リンリのトピにコメントしてきたよ♪

  • No.47 by リンリ  2013-06-17 19:16:08 

ありがとう(^_^)
見てきたよ☆
感謝~(ー_ー)

  • No.48 by カナリア  2013-06-17 19:32:06 

~普通すぎる~

みき「覚悟って・・・何なの・・?」

今日の事を思い出すと少し赤くなってしまう
お風呂に入っているからと言うのもあるんだろうが

みき「明日どんな顔して一哉に会えばいいの?」

結局あの後は一哉が放心状態の私を置いて、部活に行ってしまった
私はもう、部活どころではなく、今日は部長に許可を得て帰った
告白なんて・・初めてされたから・・分からなくて。(←本当は何回もされてるけど鈍くて気づいていなかった

とりあえず、普通に!普通が1番だ!みき!
自分の顔をパンッと叩き、私はお風呂を出て、すぐに眠りにつくのだった

ーーーー翌朝ーーーー

みき「普通に、普通に・・・ブツブツ・・」

1人言を呟きながら、家をいつもより遅めに出た朝。
いつもどおりの時間に行くと、一哉と会ってしまうかもしれないから
って!出るの遅かったかも!?

みき「ちっ、遅刻~!!!」

急いで走り出すと私と同じように焦る生徒が1人
誰だろう?と思い、チラッと横目で見ると

一哉「ヤベッ!寝坊した!」

みき「え!?一哉!?」

一哉「おう!みきじゃねぇか。お前も寝坊か?」

みき「違うわよ!あんたと一緒にしないで!」

一哉「そんなに叫びながら走ると、バテるぜ?お先~。」

みき「なっ!待ちなさいよ!バスケ部なめんじゃないわよ-!!」

一哉「ヘヘッ!ここまで追いついてみろよ!」

もう!なんで朝っぱらから一哉と鬼ごっこみたいなことやんなきゃいけないのよ!
・・・あれ?私、今普通じゃない?自然体じゃない?
なんだか、一哉と気まずくならなくて嬉しい気持ちがある。
なんだろう?ま、今はいっか!この気持ちはとりあえず隠しておこう

みき「ちょっと!待ってってば-!!」

桜も散り、太陽が照り始めてきた季節
今、私たちの夏が始まります
こんなのんきな事を考えてるみきの前を走る一哉が

一哉「・・・普通すぎるんだよ!少しは意識しろよ。」

と呟いたことに、みきは気づきもしない。

  • No.49 by カナリア  2013-06-19 19:18:07 

~球技大会~

時雨「それでは、今から球技大会の参加種目を決めます。」

直美「ほな、自分が出たい思てる種目を今配った紙に書いて提出してや~。」

球技大会かぁ~。私はバスケだなぁ。というか、それしか出られるのがないし。
はっ!時雨君は何やるんだろ~!サッカー?野球?それとも・・・私と同じバスケ!?
いや~、そうなったらやる気1000倍!!
てか、バスケのユニフォームを着ている時雨君!汗を拭く仕草とか絶対かっこいいんだろうな~!
そんな妄想をしていると、

時雨「それでは、飯沼さんに決定しました。」

みき「・・・へ?」

何?え?何でみんな拍手してるの!?

みき「ちょっと、何でみんな拍手してんの?私何かした?」

私が小声で問いかけたのは・・・

一哉「お前聞いてなかったのかよ。このクラスのバスケ部お前しかいないから
   球技大会でのバスケでリーダーになったんだよ。」

みき「りっリーダー!?嫌よ!やりたくない!」

だって、この私がリーダーとか、できんの?
いや、自分のことなんだけどさ!

時雨「飯沼さん、よろしくね。」

ぐはっ!そんなキラキラスマイルで言われたら・・・

みき「うんっ♪私頑張る!」

あーあ。私大丈夫かなぁ・・・。

  • No.50 by リンリ  2013-06-19 19:37:58 

みきちゃん「嫌だ!」って言ってたのに時雨くんに言われて
「うんっ♪私頑張る」
って・・・。可愛いっ♪
カナリアの小説のキャラも話も好きすぎるわ~い(> д <*)

  • No.51 by カナリア  2013-06-19 20:22:13 

ありがとー(>□<)!!
みきは時雨LOVEだからねw
なんだか、書いてて、「一哉、頑張れ・・・。」ってちょっと思っちゃったw

リンリの小説のキャラも、話も大好きだよ~!!
一生ファンですぜ!

  • No.52 by リンリ  2013-06-19 20:53:08 

時雨くんもモチロン好きだけど、
私、一哉くんが好き~///
一生懸命で、ちょっと生意気&不器用なところなんかもうきゅんきゅんする(○´ψψ` ○)

ありがとう~♪
カナリアの小説毎日の楽しみだから~!

  • No.53 by カナリア  2013-06-20 16:59:20 

いつもありがと~(>□<)!!
一哉、きっとすごい喜んでると思う!

私もリンリの小説毎日楽しみ☆

  • No.54 by カナリア  2013-06-20 17:22:20 


みき「そこ、あいてるからボール取られやすいと思う。え?シュートのコツ?
   まず、余計な力を抜いて、膝を・・・」

ただ今、球技大会でのバスケの練習中!
リーダーを任されて不安もあったけど、みんなが頼ってくれるから自然と頑張れるんだよね♪
そ・れ・に・・・!!

時雨「飯沼さん。ドリブルが上手く出来ないんだけど・・・」

みき「あっドリブルはね・・・」

愛しの時雨君も種目がバスケ!!
これは私の妄想・・・じゃなくて、予想通りだ♪
ちなみに一哉はサッカー、直美ちゃんはテニス!(←これがまた、すごく上手い!
毎日練習に励んでます!

一哉「そっち、調子どうだー?」

みき「一哉!こっちは順調♪みんなだんだん上手くなってきてるよ!一哉の方は?」

一哉「こっちも順調。ま、この俺様が教えてやってんだから当たり前だろ。」

みき「あー、はいはい。そうですねー。一哉様-。」

一哉「なんだよ、その棒読みは・・・」

私の棒読みに一哉は苦笑い。
まったく、本当にこいつは私に告白をしてきた人なんだろうか?
一哉とそんなたわいもない会話をしていると

男子1「飯沼-、こういう時ってどうすれば良いのー?」

向こうから男子が私を呼んだ。

みき「あっ、待って!今行く-!じゃ、一哉も頑張ってね!」

一哉「おっ、おう。」

私は呼ばれた場所へ走っていった。
その男子に教えている間、一哉が妬いてることを知らずに。

  • No.55 by リンリ  2013-06-20 17:46:39 

さすがカナリア様~(^∀^)

今日も相変わらず面白いよっ!

  • No.56 by カナリア  2013-06-20 17:55:12 

~一哉side~

みき「あっ、待って!今行く-!じゃ、一哉も頑張ってね!」

一哉「おっ、おう。」

みきはそう言い残すと呼ばれた男子の元に走っていってしまった。
少し複雑な気持ちを抱きながらも、練習に戻ろうとしたその時、
体育館の男子達の声が聞こえてきた。

男子1「なぁ、飯沼って結構かわいくね?」

男子2「あっ!俺も前から思ってた!しかも、教えてくれるとき微妙に距離とか近いよな。」

男子1「うんうん。俺、わざと転んでこようかなぁ。助けてくれそうじゃね?」

男子2「良いじゃん!それ。俺足かけて転ばせてやるよ。」

なっ、何!?みきが狙われてる!
しかも、今気づいたが、みきが教えてる相手男ばっかじゃね?
あいつら・・・下心見え見えなんだよ。
みきは少し抜けてるからな・・・絶対その下心に気づかないだろう。
あー!早く練習戻らなきゃいけねぇのに!
でも、みきが他の男とイチャイチャするのも嫌だ!(←イチャイチャはしてない。
優柔不断な俺が体育館前で迷っていると、

  ダンッ!

誰かが転んだような音が響いた。
その後にみきの声が聞こえてくる。

みき「えっ!大丈夫!?頭とか打ってない?」

男子1「うっ、うん。あっ、足首ひねったかも・・・。」

みき「嘘っ!!保健室行く?私の肩によりかかって良いよ。」

男子1「ありがとう・・・飯沼。」

なにが「ありがとう・・・飯沼。」だ!!
絶対わざと転んだだろ!
てか、みきも単純すぎんだよ!時雨のことが好きなはずなのに
何で他の男に肩かしてんだよ!くっつきすぎだ!

もう、がまんできねぇ!俺が・・・

時雨「飯沼さん。俺が代わりに運ぶよ。男担ぐの大変でしょ?
   それに、リーダーぬけるとこっちもいろいろと大変だしね。」

みき「え?良いの?ありがとう!!」

男子1「は?何で?」

時雨「何か・・・問題ある?」

男子1「いやっ・・・なんにもありません!」

時雨・・・
そっか、時雨がいるから大丈夫か・・・。


昔からそうだった。
どんなことも俺より先に気づいて、俺より完璧にやりとげる。
俺は昔から時雨の1歩後ろを歩いてきた。
今だって、ほら。
みき、めっちゃ嬉しそうじゃん。
あの笑顔が向けられるのは・・・今も、これからも、時雨だけ。
分かっていた。だからこそあの日告ったんだ。
少しでも、時雨に追いつきたくて、追い抜かしたくて。
でもそれは、何年後になるのだろうか。その日は・・・
来るのだろうか・・・。

みき「かーずやっ!こんなとこにまだいたの?早く戻んないと、みんな困ってるよ!リーダーさん」

  ハッ

一哉「あ、ああ。今戻るとこだよ。」

みき「そう?まぁ、いろいろ大変だと思うけど、お互い優勝目指して頑張ろうねっ!」

みきは笑顔で、そう言った。
笑顔で、応援してくれた。
ああ、俺って何て単純なんだろう。
これだけのことがすごく嬉しく感じる。
やっぱり・・・

一哉「好きだなぁ・・・」

去っていくみきの背中に、1人で呟くのだった。

  • No.57 by カナリア  2013-06-20 17:56:43 

ありがとう(´V`)
でも、リンリ様の方がすばらしいですよ!

  • No.58 by カナリア  2013-06-21 19:25:01 

~球技大会当日~

「なぁ!1年B組強くね!?」

「うん!1年でここまでくるとかヤバイ!」

自然と応援席からざわめき声が聞こえてくる。
そのざわめきの理由は
私たち、1年B組が・・・

審判「それだは只今から、決勝戦を開始します。」

決勝戦まで残ったから。
初心者グループで最初は不安もあったけど、
練習していくうちに皆上手くなっていくし、チームワークもついた。
もう、ここまできたら・・・

みき「みんな!!絶対優勝するよ!!」

1年B組「オーーーーーーーーーー!!!」

相手は3年生の先輩。
体格差はあるけど絶対に負けられない。
1年B組を背負っているというのもあるけど、
私にはもう1つ負けられない理由がある。

ーーーーー回想ーーーーーー

みき「明日の球技大会、皆でがんばろうね!!」

時雨「そうだね。優勝目指そう!」

みき「うんっ!!」

ただ今、飯沼みきは幸せの絶頂にいます。
なぜかというと、時雨君が家まで送ってくれてるから♪
少し暗いだけなのに「危ないから」って!!
もう、優しすぎるでしょ!!

って、幸せに浸っていたらもう家に着いてしまった。

時雨「飯沼さん家ここ?」

みき「うっ、うん!わざわざ送ってくれてありがとう!!」

時雨「ハハッ!どういたしまして。じゃあ、また明日。」

あー!!もう2人きりの時間終わり!?
もっと笑顔を見ていたいよ・・・
もっと一緒にいたいよ・・・
そんなことを考えながら私は無意識に時雨君の制服の裾をつかんでいた。

時雨「飯沼さん・・・?」

みき「!!あっ、えっと・・・」

わーん!!どうしよう!?時雨君めっちゃ不思議がってるよ~!!
もう・・・こうなったらやけくそだ!!

みき「あの!明日の球技大会で優勝したら、私と・・・私と一緒にどこかに出かけませんか!!?」

時雨「え・・・?俺と?」

どうしよう、絶対今顔真っ赤だよ・・・
もうばれたかな・・私の気持ちばれたかな!?
てか、絶対断られる!!
時雨君!もういっそのこと思いっきり・・・

時雨「良いよ。俺で良ければ。」

ほら!やっぱり断られ・・・・・・・え?

みき「本当!?良いの!?」

時雨「うん。あっ、その変わり優勝だよ?リーダーさん?」

みき「うっ、うん!!もちろん!!!!!」

やっ・・・やった~!!
時雨君とデートだぁ!!!

ーーーーーー回想終了ーーーーーーー

と、いうわけで、負けられないんですっ!!
先輩方っ、負けませんよ?


  • No.59 by リンリ  2013-06-21 19:35:36 

なにこれっ!?面白いっ(笑)

  • No.60 by カナリア  2013-06-21 19:52:48 

~試合開始~

  バシュッ

応援席「やった!スリーポイントシュート決まった!!」

応援席「良いぞー!1年B組-!!」

私たちは今、25対20でなんと・・・
勝っているのです!!
このまま、差をどんどん広げていけば勝てる!

みき「よし!このまま点いれてく・・・」

  ーーーグワンッーーー

みき「っーー・・・」

何?この気持ち悪い感じ。
頭がずきずきする。
最近遅くまで練習してたし、作戦考えてて寝てなかったからかな・・・
ま、そのうち直るか・・・。

同チーム「みきちゃん!パスッ!」

みき「うわっ・・とっ!」

危ない!ボール落とすとこだった。
今は体調なんて気にしている場合じゃない!
試合に集中しなきゃ!

敵チーム「ねぇ、あのバスケ部の子邪魔じゃない?」

敵チーム「だよね。ウチらこのままじゃ負けるよ。どうしよう・・・」

敵チーム「ちょっとケガさせちゃおうか・・・。」

試合が進むごとに頭の痛みが強くなっていく。
だけど、チームのみんなに悟られないようにさなきゃ。
せっかくみんなでここまで頑張ってきたんだもん、私が足引っ張っちゃ駄目だ。
私が・・・

  ガッッ

みき「えっ・・・?」

敵チーム「フフッ、成功☆」

先輩の笑みが見えた。
私、足かけられたんだ。

時雨「飯沼さん!!」

時雨君の声が聞こえてきた。
体が倒れていく
駄目!ここで倒れたら・・・

そこで私の意識は途切れた。

  • No.61 by カナリア  2013-06-21 19:53:30 

リンリ~><
いつもありがと~>□<

  • No.62 by リンリ  2013-06-21 20:22:56 

いえいえ・・・(>∀<)

るるか「ちょっと~!先輩みきちゃんになにするのぉ~!!!」

私読みながらるるか↑と同じ気持ちで読んでた~(^_^)

  • No.63 by カナリア  2013-06-21 20:50:01 


みき「ありがと~!!るるかちゃんのおかげで元気出た!!」

みきも喜んでるよ♪もちろん私も~(^o^)
あと、リンリの新しい小説読んでるよ!トピ名通り切ないね(ToT)
どっちも楽しみにしてる♪

  • No.64 by リンリ  2013-06-21 22:14:12 

みきちゃん&カナリア頑張って☆★☆

読んでてくれたとは・・・
嬉しい限りだ~♪
ありがとう~♪

  • No.65 by カナリア  2013-06-23 09:29:51 

いやいや!
リンリさんは私の尊敬する先生ですからね♪

  • No.66 by リンリ  2013-06-23 12:59:10 

私だってカナリアは私の尊敬する先生だよ(>_<*)

小説毎日楽しみだもんっ♪

  • No.67 by カナリア  2013-06-23 17:48:13 

ありがとう♪
リンリのおかげで毎日頑張れるよ(^∀^)

  • No.68 by リンリ  2013-06-23 17:53:33 

私もだよ~(^ ▽ ^*)
お互い様だねっ♪

  • No.69 by カナリア  2013-06-25 19:35:40 

うんっ!これからもお互いがんばろ☆

最近PCの調子悪くて、この小説書いてる間に3,4回切れたんだよ!?
私、同じ内容の小説を3,4回書いて・・・疲れたわ・・。
だから、最近書けてなかった(^V^;)

  • No.70 by リンリ  2013-06-25 19:50:18 

そうだったんだ・・・
それは疲れるよね・・・でもまた書きたくなったら書いてね!
楽しみだからっ♪

私もそういう時あったよ。
なんかやる気無くなるよね。

でも×2頑張って!応援してるぞー!\(^∀^)/

  • No.71 by カナリア  2013-06-25 20:21:31 


みき「・・・ん・・?ここは・・・」

目を開けると、そこには白い天井が見えた。

時雨「飯沼さん?気がついた?ここは保健室だよ。」

みき「時雨君・・・・どうして・・・!!球技大会!どうなったの!?」

私の問いかけに少し間を置いた後、時雨君はいつもの笑顔で答えた。

時雨「・・・今はいいから。とにかく寝てな。飯沼さん、熱あるんだよ。」

時雨君に言われ、私はおとなしくベットに潜る。
でも、やっぱり気になる。
あんなにみんなで頑張ったんだもん。
でも、教えてくれないってことは・・・
やっぱり・・・
嫌な予感がした瞬間、開いていた窓から先輩達の声が聞こえてきた。

敵チーム「いや~!最後の球技大会優勝できてホント良かったよね!!」

敵チーム「うんうん!途中まで負けてたけど、あのバスケ部の子が倒れてくれたおかげでね~、
     あの後、相手のリズム崩れたもんね♪」


え・・・・・・・・?


私たち・・・


みき「私たち・・・負けた・・・の?」

時雨「う・・ん・・。でも、おしいとこまで行ったんだよ!あと、あと少しで・・・」

みき「私が倒れたから?私がみんなの足を引っ張っちゃったから!?私のせいで!!」

時雨「落ち着いて飯沼さん!!飯沼さんのせいじゃないよ!」

気が、遠くなる。
今までみんなで遅くまで練習して、一緒に汗を流して、一緒に笑って、励まし合って・・・
そのみんなの頑張りを・・・私は・・・
涙が頬を伝う。
静かに、ベットに落ちた。
暗いときに限って、嫌な言葉はどんどん聞こえてくる。

敵チーム「でもさー、まさかあんな見事に転んでくれるなんてね!もともと体調悪かったっぽいし♪」

敵チーム「ね!あたし思うんだけどさー」

聞いちゃ・・・駄目・・・
聞いちゃ・・・・・

敵チーム「はっきり言って、相手の負けってあのバスケ部の子のせいだよね。」

目の前が・・・・・・・・黒くなった
私、リーダー失格だ・・・
どれだけ暗くなっても、聞こえてくる先輩達の声。
耳を塞ぎたいのに、塞げない。
全部、事実だから。


    フワッ


その時、私の耳を何かが優しく覆った。

時雨「あんなの、聞かなくて良いから・・・」

耳元でささやかれた声。
私の耳を覆うのは時雨君の手。






  ああ・・・


  あなたはどこまで私に優しさをくれるの・・・?




私は優しくて、とても愛しい人の腕の中で、
静かに、眠りについた。

  • No.72 by カナリア  2013-06-25 20:23:11 

ありがとー♪

頑張って書いたよ!!
今回は切れなかった・・・めっちゃドキドキハラハラしたわー・・・!!

  • No.73 by リンリ  2013-06-25 20:33:31 

なんか私も読んでてみき©と同じ気持ちになってた・・・。

本気で先輩ヒドイって思う。
みき©応援してるよ!!
もちろんカナリアもね♪
お疲れ様\(^v^)/
面白かったよ~☆★☆

  • No.74 by カナリア  2013-06-26 18:00:30 

ありがと(^∀^)
先輩達にはおもいっきり悪役になってもらいました・・・
読んでくれる人に同じ気持ちになってもらえるほど嬉しいことはありません!!
もう、毎回おもしろいって言ってくれて本当にありがと~(>∀<)
毎回心救われてますっ!!

  • No.75 by カナリア  2013-06-26 18:18:35 


~一哉side~

今、俺は何をしてるんだ・・・?
保健室の前に立って、何を見ているんだ・・・
俺は・・・もう・・・・・・

ーーーー2時間前ーーーー

直美「ん?なんや、一哉君。応援に来てくれはったの?」

一哉「まぁ・・・一応同じクラスだし、来るだろ。普通。」

「「本当は同じクラスって理由だけじゃないけどな。」」
俺はそんな不純な気持ちも抱きながらみきの姿を探す。

お?いたじゃん。相変わらずかっこいいな、くそ。
だけど・・・かっこいいんだけど何かいつもと違うような気がする。
あいつ、顔色悪いような・・・


     バターン!!


一哉「!!?」

直美「みきちゃん!!?」

一哉「何やってんだよ、あいつ!!!」

俺は急いでみきの元へ向かおうとした、
だけど俺より、いや、誰よりも先に

時雨「飯沼さん!!!!!」

時雨が、そこにいた。
10年間、ずっと一緒にいたけど、
あんな大声だして必死になる時雨は初めてだ。

俺は、なぜかみきの元へ行くことができなかった。
足が動かなかったんだ。
ただ、みきを運ぶ時雨だけが目に映って・・・


周りの雑音が一切聞こえなくなった。


  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

バスケの試合も終わり、俺は保健室へと足を運んだ。
しかし、やっぱり誰よりも先に時雨がいて・・・
みきを慰めてた。
泣いているみきを・・・


   俺


   
   諦めたほうが良いのか?




同じ問いかけを、何度も心の中で繰り返す。

  • No.76 by リンリ  2013-06-26 20:25:48 

一哉頑張って~!
切ないね(´へ`○)

これからも続きが気になりますよー!
面白過ぎます\(>□<)/

  • No.77 by カナリア  2013-06-26 20:32:24 

ありがと~(>o<)
一哉にはとにかく苦しんでもらってます←え。
でも、一哉と時雨、どっちとくっつか悟られない事を目標に頑張ってます☆

  • No.78 by リンリ  2013-06-26 21:00:11 

最後まで終わり分かんないの良いね!
ああ~気~に~な~る~!(´○`)

  • No.79 by カナリア  2013-06-30 17:01:30 

リンリいつもありがとう(^v^)
「気になる」って言葉すっごく嬉しい!
しばらく書けなくなるけど、
テストとか模試とか終わったらすぐ書くから!

  • No.80 by カナリア  2013-07-14 12:31:16 


「・・・んっ・・・?」

ここは・・・あ、そういえば保健室に運ばれたんだっけ・・・
そして先輩達の話聞いちゃって、泣いて、時雨君に慰めてもらって・・・・

「え!?時雨君!?」

「・・・んー・・・?」

飯沼みき、只今、保健室のベットで好きな人に抱きしめられてますっ!!?
あのまま私も時雨君も寝ちゃったんだ!!

「ちょっ・・・おっ、起きて!時雨君-!」

「何だよ、良い子にしてろよ・・・」

「へ!?」

時雨君!?
なんかキャラがいつもと違う気が・・・
しかも、抱きしめられたままだと・・・・
そろそろ私の心臓破裂するよー!!

「あっ、あの!眠いのは分かるけど、そっ、そろそろ帰った方が・・・ほら!もう放課後だよ-!
 たいへーん!帰らなきゃ-!」

あぁ、私も何だかキャラが分からなくなってきてる・・・。
私が1人で騒いでいると、

ギュゥゥ!!

「きゃあっ!!」

ますます強く抱きしめられた。
どうしよう!本当に心臓破裂するかも・・・!!

「静かにしろよ・・・コタロー。」

「・・・ヘ・・?」

コ・・・コタロー?
だ、誰ですか・・?

「ん・・・わあ!!飯沼さん!?」

「あ、やっと起きてくれた・・・」

時雨君は勢いよくベットから出た。

「ごっ、ごご、ごめん!!俺、変なことしてたよね!?ホントごめん!!」

「いっ、いや・・良いよ・・・」

起きてくれたのは良かったけど・・・
もう少し抱きしめられたままでも良かったかも?(←おい

「そっ、それより!あの・・・コタローって・・誰?」

「え?飯沼さん、どうしてコタローのこと知ってるの?」

「えっと・・時雨君が、寝ぼけて呟いてたから・・・」

「うっわ・・・恥ずかしい・・・」

わ・・・時雨君耳まで真っ赤!
時雨君が赤くなってるところ初めて見たかも・・・
なんだか嬉しいな・・・

「コタローっていうのは、ウチん家の犬の名前。いっつも朝ベットに入ってくるからさ・・・
 飯沼さんと間違えたのかも。ホントごめん!」

い・・犬!?
私、犬と間違えられたの!?
ふっ、複雑・・・。

「とりあえず、送るよ。もう歩ける?」

「う、うん・・・。」

もう、いつもの時雨君だ・・・。
さっき顔を赤くしてたけど、
それは”私”だから?
それとも私じゃない別の誰かでも赤くなってた・・・?


君にとっての私の立ち位置は


どこなのだろう

  • No.81 by 匿名  2013-07-23 14:04:54 

支援支援っっ!!
応援してます。コタロー…w

  • No.82 by カナリア  2013-08-12 11:06:53 

匿名さん
 ありがとうございます!!
 もう、めちゃくちゃ嬉しいです!
 あんまり書けないかもですが、頑張ります!!!

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