カナリア 2013-06-03 21:38:20 |
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~告白~
みき「一哉が・・・・・・・・・私を?」
一哉「だからそう言ってんだろ!?お前が好きなんだよ!!・・・何回も言わせんな。」
一哉の顔は真っ赤で、本気ってことが伝わってきた
それでも、私は・・・
みき「ごめん。私は時雨君が好き。」
一哉「・・・・・・・・・・。」
みき「私、この前一哉とキスして、自分の気持ちが分からなくなった。
でも、さっき分かったの。無意識に・・・」
私は涙を流しながら今出る精一杯の声を出した
みき「好きって。時雨君が好きだって心が言ってるの。好きな人って言ったら時雨君の顔しか
浮かばないの!!」
一哉「・・・・・・・・・・・。」
みき「だから、ごめんなさい・・・・ごめんなさい。」
一哉「・・・・まあ、フラれるって分かってたし。そんな謝んないで。」
みき「一哉・・・。」
一哉は、私が時雨君のことを好きだと分かっていたのに告白してくれたんだ。
なのに、私は想いを伝える前から諦めてて・・・。
一哉は、私よりずっと、ずっと強い。
そんな一哉が、とても輝いて見えたんだ・・・。
見習わなきゃな・・・・・。
一哉のことを少しだけ尊敬できた瞬間だった、一哉が思いもしない事を言ってきた。
一哉「まあ、諦める気は無いけどな。」
みき「・・・へ?」
どういうこ・・・と?
そう言うと、一哉は私の涙をペロッっと舐め、一言、小さく私の耳に呟く。
一哉「これから覚悟してろよ?」
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