創造の世界 〆

創造の世界 〆

匿名  2020-03-04 15:32:18 
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重なる世界
現代と古代の狭間にて
貴方は何を願うのか

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  • No.3 by 匿名  2020-03-04 19:58:09 



(/真っ直ぐな意志を持ったが故に脆く儚く崩れ落ちるその人間らしさ。なんともお素敵なマスター要素にて物語の幅が膨らみます。では改めて貴方様と共に歩みを進めるは『 ジャック 』『 酒呑童子 』この2体となります。混沌悪、きっと貴方様の願いを叶えるべくこの身を捧げますがどうかお気をつけて、残酷な子供も人間を喰らう鬼もたとえ主人だろうとも愛に溺れさせ身も心も手に入れようとする魂胆があるかもしれない…という事を。

マスター様の詳しいプロフィールの有無は貴方様次第でございます。もっと案をねられる場合はお時間を設けますし上記等に提示された要素でも十分なものになるかとは思いますがそれについての回答お願い致します。

出会いに着きましては
・①召喚し対面した瞬間
・②召喚後から数日後
先手プロフは申し訳ないですが貴方様におまかせする形となっておりますのでお好きな方をお選び下さいませ。)

  • No.4 by 匿名  2020-03-05 01:34:09 


「今茉莉花の目を治しても、朽ちた景色が広がるだけさ。」

「大丈夫…大丈夫…ッ、今…、いま…〇すからッ!!」

名前/篠生遊馬 (シノウ アスマ)
年齢/19

容姿/濡れたような漆黒の黒髪はベリーショートの長さでくせっけのようにところどころ跳ねている。切れ長の瞳は空のような蒼色、掘りが深く精悍な顔立ち。身長は178cmで肌は健康的に焼けていて、肉つきもかなり引き締まっている。普段、家の中では動きやすいジャージ姿だが出かけるときなどは黒いスキニーにイージージャケットやパーカーを合わせる。寒い時期は黒のコートを羽織る。

性格/普段は大人しく真面目で爽やか。明るく面倒見がよく、みんなから慕われやすい性格。しかし自分を蔑む言葉には無頓着だが家族や友人、師を悪く言われると目に見えて不機嫌になったり、あるときには声を荒げることもある。自分の家を誇りを持っているが決してそれを誇示するような傲慢なところはない。人一倍責任感が強く、どこまでも真っ直ぐな意志を持っている。

備考/今では没落した篠生家の若き当主。代々暗殺稼業で生計を立てている篠生家は魔術師の本懐である研究を怠っており、周りの魔術師家からは軽蔑の目を向けられていた。そして、ある国の首脳の暗殺の依頼が舞い込んできた。報酬は数代にかけて困ることのないくらいのものであり、暗殺は成功したが、神秘の秘匿を重んじる魔術協会に篠生家の仕業ということがばれ、粛清を受けた。報酬は受け取ることができたが、そこから没落の一途をたどった。没落したといっても、篠生流の暗殺術や体術を受け継いでいる。人でなしが多い魔術師のなかで篠生家は比較的まともな人間性を持っている。それは暗殺という稼業を営んでいたからこそ命に対しての価値観があるからである。ある山の森の奥にひっそりと屋敷を構えており、家族構成は父、城一郎(ジョウイチロウ)。母、しづね。それと盲目を抱えた妹の茉莉花(マツリカ)。家族想いだが、それよりも妹のことを大事に想っており、彼の行動原理も妹のためというのが多い。今回の騒動も妹の目が治ったときに朽ちて変わり果てた世界を見せないために立ち上がった。

(/こちらの提案を飲んでいただき、ありがとうございます。そしてお待たせしました。こちらのpfが完成しました。ごちゃごちゃと長くなりましたがいかがでしょうか?こちらが召喚するサーヴァントが二人ともアサシンということでこちらも暗殺を得意とするキャラを作成してみました。気に入らないところや不備などがあればなんなりとご指摘、お申し付けください。)

汝三代の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ――!
(ある日突然、世界が闇に覆われた。原因は謎の聖杯の出現によってあふれた闇、罪、悪の蔓延。この状況を打破しようと数々の名だたる魔術師が英霊を召喚し、闇に対抗するが悉くが力及ばず、息を引き取った。猫の手も借りたいらしい魔術協会は没落したこの家にも白羽の矢を立てた。粛清を施した一家に何をと憤ったが逆に考えればここで魔術協会に貸しをつくることができるということ。このまま放っておいても人類は滅びの一途を辿るだけ。そして何よりも愛する妹に見せられる世界にするために立ち上がることにした。闇に対抗するための英霊を召喚する儀式もつつがなく終了。魔法陣が輝き、そこに現れたのは一人の幼い少女と日本童話に伝わる鬼の風貌をした華奢な少女。英霊が二人召喚されるという予想外の事態と、やはり一般の人間とは一線を画す雰囲気の英霊に一瞬息をのむが落ち着いて、真摯なまなざしをしながら手を差し出して)
召喚に応じてくれてありがとう。俺は篠生遊馬。君たちの力を貸してほしい。俺と一緒に戦ってほしい。

(/開幕は召喚し対面した瞬間を回させていただきました。こちらも開幕ロルはあまり得意ではないためぐだぐだと長くなりましたが、普段はこのくらいかこれから短くなることが多いです。もし、文体に気に入らないところがあれば改善するので何なりとお申し付けくださいませ。)

  • No.5 by 匿名  2020-03-05 02:28:16 




(世界とは何たるものか人間とはなんとも欲深い生き物なのか。鈍く光る呪文の扉、闇と混沌が齎した2人の姿はたった今意志を持ち与えられた受肉にて言葉を放つのだ。目の前に映る青年の瞳が不安げに揺れている、だが類稀なる魔力とその手の甲に刻まれた赤い刻印だけがマスターであるという揺るぐことの無い証でありそれが守り人への首輪となる。ゆらりと蠢く影がこの空間を支配し充満した負の魔力が相手の身を呑み込んでいく。
「──────アサシン…ジャック・ザ・リッパー。よろしく、おかあさん。」
幼い少女は告げる。エメラルドのように煌めく瞳を向け己が主人へと微笑みかけ、奇人的な風貌から似ても似つかぬ人懐っこい態度にて彼へと抱き着いた。感じる体温と微弱ながらに香る魔力に頬を染めぐりぐりと押し付けた頭部から上目を向け「えへへ、わたしたちの事はジャックって呼んでね!」一人称が複数形なのは言わずもがな小さな殺人鬼は目を細めた。
「──────ふふ、同じくアサシン…酒呑童子。そこな幼いお嬢ちゃんと同時に召喚されたってわけやね。」
もう一方の鬼は艶めかしく口角を引き上げる。抱きつく幼子と主人である彼を交互に見つめてはこれ又楽しそうに声を漏らす。何百何千年と生きる異形の種にて目の前の相手は幼子と同様にまだ青くそして純粋に見えた、それなのに限界したサーヴァントは何方もアサシンであり悪属性。愉快な組み合わせに心を躍らせて鬼は一歩ゆっくりと歩み寄り、
「あんたはんがうちのマスターなんやろ?…ええねぇ、まだ若くて瑞々しい。そんでもって欲深かそうなお方やね。」
少なからず漂う酒の甘い香りに色欲を刺激する声色に首輪で繋がれた猟犬は牙を尖らせるのだ。力を貸してほしい、そう懇願する彼に鬼は差し伸ばされた手を取りその手を己の胸に当て付ける。)


(/初回ロル感謝致します。プロフも拝見させて頂きましたがなんとも素敵な御主人様、妹を思うあまりに歪んだ思考共々少し不安定な精神も全て余すことなく背後のドストライクでした。今回の返信は二人分ともありごちゃごちゃしつつ長々とした文とはなりましたがもし、絡みにくい、意味が不明瞭などと有りましたらどうぞご遠慮無く。)

  • No.6 by 篠生遊馬  2020-03-05 03:40:29 


(自分が召喚した英霊はジャック・ザ・リッパーと酒呑童子というらしい。ロンドンの切り裂きジャックのジャック・ザ・リッパーに大江山の首魁である酒呑童子、どちらも有名な逸話が残っている英霊だ。そして何の因果か篠生家の稼業である暗殺を得意とするクラスが召喚されてしまった。いや、英霊召喚自体がマスターにふさわしい英霊が召喚されるというシステムであるためこれは必然なのだろう。一人の少女は差し伸べた手を取ることなく、それどころか年相応の幼子のように抱き着いてくれば「お、お母さん…?私たち…?」と、いきなり突拍子もないことを言ってくれば少しばかり動揺してしまい。しかし、その愛嬌にかつてまだ目が見えていた妹の影が重なれば、反射的にちょうどそこにある頭に手を乗せて撫でて。その時、差し伸べていた手に、人肌なのにひんやりとした不気味な体温が感じられ。ジャックに意識を取られていたため、自分の手が酒呑童子の胸に当てがわれていることに数拍遅れて気づくと「…っ!?」と思わず手を振り払ってしまい。やはり英霊。人間と違い一癖も二癖もある人物たちだ。いつもより早まる鼓動を落ち着け、頭がくらくらするほどの甘い酒気と声色になんとか意識を惑わされぬようしっかり保つと、今回二人を呼び出した経緯。そして、いま世界がどんな状況かを伝えて。)

(/そう言っていただけて光栄です。気に入っていただけたようで何よりです。絡みにくいことなどございませんので大丈夫です。一つ質問があるのですが、今回のその「闇」というのはFGOでいうゴーレムやスケルトンなどのエネミーのような感じでしょうか?)

  • No.7 by 篠生遊馬  2020-03-05 11:36:08 


(自分が召喚した英霊はジャック・ザ・リッパーと酒呑童子というらしい。ロンドンの切り裂きジャックのジャック・ザ・リッパーに大江山の首魁である酒呑童子、どちらも有名な逸話が残っている英霊だ。そして何の因果か篠生家の稼業である暗殺を得意とするクラスが召喚されてしまった。いや、英霊召喚自体がマスターにふさわしい英霊が召喚されるというシステムであるためこれは必然なのだろう。一人の少女は差し伸べた手を取ることなく、それどころか年相応の幼子のように抱き着いてくれば「お、お母さん…?私たち…?」と、いきなり突拍子もないことを言ってくれば少しばかり動揺してしまい。しかし、その愛嬌にかつてまだ目が見えていた妹の影が重なれば、反射的にちょうどそこにある頭に手を乗せて撫でて。その時、差し伸べていた手に、人肌なのにひんやりとした不気味な体温が感じられ。ジャックに意識を取られていたため、自分の手が酒呑童子の胸に当てがわれていることに数拍遅れて気づくと「…っ!?」と思わず手を振り払ってしまい。やはり英霊。人間と違い一癖も二癖もある、一筋縄ではいかない人物たちだ。いつもより早まる鼓動を落ち着け、頭がくらくらするほどの甘い酒気と声色になんとか意識を惑わされぬようしっかり保つと、「熱烈なご挨拶だね。」と二人にスペースを持っていかれないように平静を装い。マスターを経験したことがない人間が二人の手綱を握るマスターらしくあろうとする姿は二人には滑稽に映るだろうか。正直恐怖がないわけではないが、それでもやるしかないんだという覚悟を秘めた眼差しをしながら今の世界の状況を伝えて。)

(/すいません。書き直しました。)

  • No.8 by 匿名  2020-03-05 14:19:40 



(頭部に感じる人肌の体温、撫でつけられる感触に慣れた手つきのそれはとても心地よく甘える猫のようにその身を擦り寄せる。後ろに構える鬼のアサシンと重々しげに紡がれる願いとこの世の現状、金に緩む人の裏面はなんとも聞いているだけで心が沈むそれなのだが自身には到底関係の無い事だ。鬼の行動に強ばる体に退行する彼、それと並行してぴったりとくっつき空を切ったその手を然りと握る。…只殺人鬼は奪うだけ、この繋がった母の為に立ち塞がる瓦礫を有象無象に解体するだけなのだから。
「大丈夫だよ!おかあさん、わたしたちが全て壊して全てを解体してあげるから。わたしたちの願いは大好きなおかあさんの願いだから…ね?」
無邪気だからこそ残酷で時として冷徹に、かの有名な探偵さへも手玉とした猟奇的な彼女は純粋にてその力を相手へと差し出した。難しい話は分からない、でもこの彼に痛い事や悲しませる事をさせた瞬間にその首を狩る決意だけはしかとあったのだ。

「…いけずな方やねぇ、恥ずかしがらんとそんな離れられたら悲しおす。お嬢ちゃんと違ってうちには少し警戒されとるんやろか。」
振り払われた手と離れゆく彼にわざとらしく眉の端を下げ取り繕うその姿にこれまた愉快に含みを漏らす。小さな彼女と寄り添うのは面白くないのか手にした酒瓶を揺らし息をつくと告げられる言葉に静かに耳を傾けた。しかと聞き届けた相手の志は塩っけの高い肴の如く、真っ直ぐなものだからこそ危うさを秘めており妖は只素直に頷いた。「マスター、うちの御主人様。うちの旦那はん。手網はしかと握っててな…こんな生温い世界に鬼を放し飼いしたら叶える願いの前に食い散らかしてしまうかもしれへんからね。」)


(/はい!全体的に闇と言うのはエネミーという解釈で大丈夫です。悪属性ともあり魔力の根源も人を惑わす毒性を持つ危うさも有る…という背後の厨二的な発言ですので困惑させてしまい申し訳御座いません。(汗))

  • No.9 by 篠生遊馬  2020-03-05 15:43:15 


(白髪の頭を撫でれば心地よさそうにそれに擦り寄る。酒呑童子の行動によって後ずさるもそれにぴったりとくっついたままなおも抱き着くジャックに、これでは年相応に無邪気で甘えん坊な幼子ではないのかと疑うが、その次に紡がれる相手の言葉はおおよそ幼子が発するような言葉ではなくやはりれっきとした英霊であることを再認識し。一度息を吸って落ち着くとジャックと同じ高さの視線になるまでしゃがみ
「うん、ありがとう。頼りにしてるよ。ジャック。」
と微笑みかけ、頭をひと撫でしてから、また抱き着かれると動きづらいなと思えば、以前妹にもこんなことで手を焼かされたことを思い出し、その失敗をまた繰り返さないよう「ょいしょっ…と」と相手を抱き上げ、そのまま移動しようとし。

相手の手を振り払ったのはいささか無礼であっただろうか。ジャックと寄り添う様子を面白くないようで息をつく相手に機嫌を直してもらおうと「…信頼はしてる。だって二人は俺の呼びかけに応えてくれたから。ジャックと、酒呑童子…さん?」と、ジャックにはジャックと呼べと言われたが相手からは呼び方について言及はなかったため、語尾が濁り。見てくれは華奢な少女だが濃く香る色香は成熟したもので呼び捨てするのもなんだか気が引けたようにぜかさんづけで呼んでしまい。素直に頷いた相手から発せられた言葉はマスターとしてしっかりと手綱を握っておけとの忠告。そうしなければ闇だけでなく罪もない人にまで手をかけるかもしれないという脅しに近いもので、「退屈はしないと思う。でも、そんなときがきたらこれを使ってでも止めるさ。」と、今の世界がどれだけ汚染されているか自分でもわからない。ただ、それはそれだけ相手の暇つぶしに困らない量の闇が蔓延っているいうこと。それでも相手が罪もない人を手にかけようものなら…と右手の甲に刻まれた令呪を示しながらそう言って。ひとまずお互い顔合わせも終えたので「とりあえず屋敷の案内をするよ。」とこれから拠点になる屋敷の案内をしようと、ジャックを抱えたまま召喚の部屋を後にして。)

(/了解しました!大丈夫ですよ!こういう物語は少し厨二が入っていたほうがおもしろいので。)

  • No.10 by 匿名  2020-03-05 21:18:59 

「おわぁ、…んへへ。此処が之からわたしたちのお家になるんでしょ?ずっとずーっとおかあさんと一緒にいられる。帰って来れる場所があるって…なんか暖かいね。」
(僅かな浮遊感に差し入れられた腕は優しく抱きとめそのままこの部屋を後にした。薄暗い部屋から出てしまえば渡り廊下を歩く最中にきょろりと忙しなく見渡す素振りにやや興奮気味に上記を述べる。あたたかい家、帰れる居場所、待っててくれる存在があるのだと感じた瞬間にうきうきと高揚した心は喜びを体現する様に両腕を振り上げ万歳をする。頼りにされている、それだけで飛び上がる程嬉しいのに幼い体に沢山降り注ぐ仮の家族としての存在がこれ程にも愛しいものかと彼の細い首に腕を回し確かめるようにと抱き留める。「後ろの…えっと、鬼のお姉ちゃんと2人で頑張るからね!」腕の中の相手に元気良く告げると鬼の彼女にも笑顔を向けた。)

(人の言霊、逃れられぬ鎖、授けられた証が手の甲で鈍く光様は何度見ても忌々しくそれでいて縛られていると言うサーヴァントとしての宿命が酒を不味く感じさせる。嗚呼、憎たらしい首輪。それが無ければ腹いっぱい貪れるのに…。細められた眼は翳された3つの画を静かに眺めるだけで特に言葉を発することはせず貼り付けたままの表情でからりと笑う。「他人行儀な呼び名は苦手やし、そうやねぇ、呼び捨てでかまへんよ。うちかてあんたはんの事好きに呼んどるんやし…それか旦那はんだけしか呼ばれへん特別な名前付けたってもええし。」愛いらしいと言わんばかりに頬を綻ばせ自身の首元を指で示すと「うちは、鎖に紡がれた従順な飼い犬やし。上手に飼い慣らしてくれるの楽しみやわぁ、」少女を抱き抱えた相手の後ろをゆったりとしたペースでついて行く。今から始まる楽しい遊戯に鬼は人知れず心を躍らせる願いを叶える聖杯なんぞにこれっぽっちも興味は湧かない、それよりも今欲しいんは旦那はんの願いを叶えたその先。沢山の犠牲を糧にし頂に辿り着いたあとそこに何が待っているのか、只それだけだ。遠くを見通す藤色の瞳はやんわりと弧を描く)

  • No.11 by 篠生遊馬  2020-03-05 23:56:38 


そうだぞー、今日からここがジャックたちの家だ。
(帰る家、帰りを待ってくれる人がいるのは暖かい。と、そのぬくもりをかみしめる様に体でもその喜びを表す相手は殺人鬼の影など微塵も感じられず、ただただそのぬくもりと家族を大事にする心優しい少女にしか見えなくて。こちらの首に抱き着いてくれば「よしよし、いい子だ」と、もう一人の英霊と頑張ると張り切る相手をねぎらうよう、その髪を梳くように撫で、指を滑らせて。)

ん、そうか…。特別な名前…。特別、か…。
(どうやらさんづけで呼ぶのは間違っていたようだ。そんな他人行儀な呼び方は苦手だと言われ、それに加えて特別な名前で呼んでいいと言われるとこの際、英霊との交流を図るために特別な名前で呼ぼうとして。しばらく悩んでいると、先ほどジャックが「鬼のお姉ちゃん」と呼んでいたことを思い出し。なんだったらジャックも呼びやすいような名前のほうがいいかもしれない。それなら、と「じゃあこれから「酒呑ちゃん」だ。」と、まるでうら若い少年少女が呼ぶような名前を付けて。「酒呑童子ちゃん」ではなにかと長い気がするため、ほどほどに略した名前で「ちゃん」づけをし、「ジャックー、これからこのお姉さんは酒呑ちゃんだぞー。」と腕の中の相手に呼び掛けて。鎖につながれた従順な飼い犬。飼いならしてくれるのが楽しみ。と、穏やかでない台詞を並べる相手に、強化や宝具発動のために使うべき令呪をそれ以外に使ってしまう時が本当に来るかもしれない。そう考えると令呪が刻まれた右手の甲を左手で握りしめてしまう。それは使い方を誤るなよという自分への戒めで、しっかりと二人の手綱を握るためにも交流を深める必要がありそうだ、と密かに思いながらこの家と自分の家族を紹介して。)

  • No.12 by 篠生遊馬  2020-03-06 01:27:36 


そうだぞー、今日からここがジャックたちの家だ。
(帰る家、帰りを待ってくれる人がいるのは暖かい。と、そのぬくもりをかみしめる様に体でもその喜びを表す相手は殺人鬼の影など微塵も感じられず、ただただそのぬくもりと家族を大事にする心優しい少女にしか見えなくて。こちらの首に抱き着いてくれば「よしよし、いい子だ」と、もう一人の英霊と頑張ると張り切る相手をねぎらうよう、その髪を梳くように撫で、指を滑らせて。)

ん、そうか…。特別な名前…。特別、か…。
(どうやらさんづけで呼ぶのは間違っていたようだ。そんな他人行儀な呼び方は苦手だと言われ、それに加えて特別な名前で呼んでいいと言われるとこの際、英霊との交流を図るために特別な名前で呼ぼうとして。しばらく悩んでいると、先ほどジャックが「鬼のお姉ちゃん」と呼んでいたことを思い出し。なんだったらジャックも呼びやすいような名前のほうがいいかもしれない。それなら、と「じゃあこれから「酒呑ちゃん」だ。」と、まるでうら若い少年少女が呼ぶような名前を付けて。「酒呑童子ちゃん」ではなにかと長い気がするため、ほどほどに略した名前で「ちゃん」づけをし。しかし、まさか大江山の首魁をちゃんづけで呼ぶなどと、胆力が据わっているのか、単に図太いだけなのか、それともただの天然なのか。どちらにしろ相手の受け取りようによってはその細腕からは考えられない筋力Aで頭を潰されているかもしれないというのに「ジャックー、これからこのお姉さんは酒呑ちゃんだぞー。」とのんきに腕の中の相手に呼び掛けて。鎖につながれた従順な飼い犬。飼いならしてくれるのが楽しみ。と、穏やかでない台詞を並べる相手に、強化や宝具発動のために使うべき令呪をそれ以外に使ってしまう時が本当に来るかもしれない。そう考えると令呪が刻まれた右手の甲を左手で握りしめてしまう。それは使い方を誤るなよという自分への戒めで、しっかりと二人の手綱を握るためにも交流を深める必要がありそうだ、と密かに思いながらこの家と自分の家族を紹介して。)

(/少し付け加えました。)

  • No.13 by 匿名  2020-03-07 00:30:17 



(何度も何度も撫でられてはにかんだ表情に擽ったさを加えては命名されたその鬼の名を元気良く復唱するのだ。「酒呑、酒呑ちゃん!…んー、酒呑お姉ちゃんの方がいいかな、わたしたちはジャックって呼んでね!」見た目年齢は差程離れていない相手、だが精神が熟している相手に年上としての姉的な雰囲気を察知したのか敬称を交えた呼び方へと変換させ、これまた人懐っこい笑みを添えると連れてこられた部屋にて3人の人物をきょとりと見渡す。母と父、妹、相手の家族を目の当たりにした彼女は彼の腕から降りると目の視点が合わぬ彼女の元へとおもむろに近寄った。体の一部が欠けてしまった少女、瞳の光が失われていると感じた瞬間に本能的に動いてしまった体はそろりとその手を握ると泣きそうな程に顔を歪ませる「…何処か痛いの?大丈夫、わたしたちが治してあげる。」盲目だとは気づかなのか何度も何度も少女の輪郭を手で触り大丈夫だと繰り返す。痛いことも嫌なことも全て取り除くと言わんばかりに優しげに。)

「…酒呑ちゃんッ。旦那はんってもしかしてうちのこと年下に見てはったりしてへんよね。んもう、心外やわ…そないな可愛らしい名前付けられるなんて。」
(呼び捨て程度ならと考えていた頭は少女風の呼び名にてぽっきりと出鼻を挫じかれていた。悪気も他意をも感じさせない真剣な顔で言い放たれた言葉に棘を抜かれてしまったのか怒りなどは微塵も無く。それに続くように呼んでくる小さなサーヴァント。怖がられる筈の存在である鬼をちゃん付けにするとは、もしかして天然なんやろか。突如として湧いてきた主人の人柄にやんわりと思考に終止符を打つと「まぁ、好きに呼んだらよろしおす。でもねうちは人に尽くす鬼なんやし、あんたはんにはそれ相応の女として見てもらいたいって思うんは傲慢なんやろか。」詰め寄った距離にて擦り寄る体、男性らしく血管の浮きでた腕っ節にそろりと指を這わせ態とらしく膨れた頬は反撃の狼煙なのか。そこから伸びる手触りの良い肌にそっと爪を立て呟いた。)

  • No.14 by 篠生遊馬  2020-03-07 02:16:34 


みんな、俺お母さんになっちゃった。
(ジャックを抱えたまま家族の待つ広めのダイニングルームに入り。そこにいたのは父、母、そして妹の三人。その三人から見た自分はどのように映っているのだろうか。「おかあさんおかあさん」とこちらのことを呼ぶ幼子を抱えた姿はまるで子育てする青年に見えてしまっただろう。自分でもそんな状況を面白く感じては家族に上記のようにふざけてみて。「とても個性的な英霊を呼び寄せてしまったな。」と、苦笑気味に笑う父。「あらあら、可愛い英霊さんを呼んだものね。飴、いる?」と、おっとりとした雰囲気を醸し出しながらジャックに飴を差し出す母。そして、「兄さん?成功したのね?」と静かに問いかける、車いすに座った妹。瞳は確かにこちらを向いているがどこか虚空を見つめている異様な様子に腕の中の相手は気づいたらしく、妹に近寄って頬を撫で、その目を治すと優しく囁く相手に家族は静まり返って。妹は何かを探すようにそろそろ手を動かし、そしてその手がジャックの手を見つけ、被せるように握ると「ジャック…ちゃん?ジャックちゃんはとても優しいのね。でも、気持ちだけ受け取っておくね。ジャックちゃんは兄さんの力になってあげて?」と、私は大丈夫だと告げて。妹の目は何者かの魔術攻撃により光を失ってしまった。おそらくどこかの魔術師による没落した魔術師一家への当てつけだろう。その魔術には執拗な呪いが込められていたらしく、治療しようにもその呪いにより阻害され、今もなお光を失ったままである。しばらく重苦しい空気が続くと、その空気を直そうと後ろからジャックの肩に手を置くと「ジャック、お腹すいてないか?おかあさんのおかあさんがつくるシチューは美味しいんだぞー?」と、話題をそらして。)

お気に召さなかったかな。
(自分なりに親しみを込めての呼び方はどうやら相手の予想外だったらしい。心外だと言われてしまえば、相手の気分を乱すのならやめたほうがいいかもしれないと考え始め。すると、相手が先ほどのジャックのように体を擦り寄せ、腕に指を這わせるとその怪しげな感触に触れられた腕の鳥肌を立たせ。そのあとの爪を立てる行動も、傲慢だろうかと問いかけてくる言動も、いちいち蠱惑的な相手に先ほどから心が波風を立てていて、このまま相手のペースに持っていかれると調子が乱れるため一度深く息を吸い、落ち着いてからこちらの腕に触れる相手の手首をとり「傲慢かどうかは尽くすところを見せてもらってから、考えようかな。」と、人に尽くす鬼など初耳だがそんなに言うならその尽くすところを見てから、どれだけマスターである自分の力になってくれるか、なんとか自分のペースを掴もうとまるで相手を試すような物言いをして。)

  • No.15 by 匿名  2020-03-08 01:21:50 


(手を包まれた。暖かい、柔らかい、生きている、その薄い体で息をしている。この少女は確かに生き言葉を話し痛くはないのだと自分はいいから兄と共に。静まり返る場のその中心に存在する小さな子はしかと握りしめられた手に違うようにして光を失った目を見詰め「うん、約束する。わたしたちはおかあさんの力…鋭い牙、守るよ他の人をばらばらに解体してでも。だってわたしたちおかあさんの事大好きだから」言葉の最後にはいつも通りの笑顔を向けて少し恥ずかしげに頬に色を添え、だから安心してね。と少女に告げる。自分は知っていた奪われる側の痛みも絶望もそれとどうしようも無い怒りさへも、だからこそ小さい自身は人から奪う殺人鬼へと成り果てたのだから。肩に置かれた大きな手、大好きな手に「うん!お腹ペコペコ…おかあさんも一緒に食べるよね?ね?あーんって食べさせて欲しいな。」と応えるとその足元へとじゃれつく様に抱きつき、台所へと消えた柔和な笑みを向ける母から手渡された飴は食後にでもと懐へと仕舞う。途端にして食欲を唆る香り、くぅ。と控えめに鳴る腹の虫に我慢ならんと主人の手を引いてまだ?まだ?と強請るように催促をして。)

「んふ、ええんやね。加減間違ってどろどろに溶かしすぎてしまっても…」
(掴まれた手は骨張っており、白く細い手首はすっぽりとそれに隠されてしまっている。人間を誑かしちょっかいを出すのが三度の飯より好んでいる自身の性質上、今やマスターである彼がその格好の的となっている訳だが顔を赤らめ意気消沈する姿を予想しては手を出す度に紙一重で交わされる訳で、だが自由気ままな自分はそれすらも楽しいと言葉を重ねていく。「溶かして交ぜてうちが美味しく呑んであげたい所やけど。今はその、しちゅーっていうもんで我慢することにしよ。いい酒のつまみになればええんやけど」強がる物言いにそう返すと此方も負けじと言葉を躱す。手にした酒瓶をそっとテーブルの上に置き初めて聞く南蛮の料理に日本酒を煽ろうと向かいの席にて忙しないジャックを静かに宥め腰を落ち着かせた。突然の鬼の登場に若干ざわめくリビングにて既に腰を落ち着かせている自身は我関せずといった様子で優雅に足を組み、家族の皆へと目を配らせると「旦那はんの新妻の酒呑童子言います、まぁ適当によろしゅう。」飄々とした顔で爆弾を投下していった。)

  • No.16 by 篠生遊馬  2020-03-08 02:51:53 


(しんと静まり返ったダイニングルームにふとジャックの声が響く。その声、言葉は相手の幼い見た目とは裏腹に力強く覚悟のこもったものであった。妹はまたそろそろと手を動かす。握りしめた手から腕へと伝い、腕から肩、そして辿り着いたのはジャックの頬。さわさわと頬を撫でると「お願いね、ジャックちゃん。兄さんも、ジャックちゃんに無理させちゃダメだよ?」と、そこに浮かべられているであろう笑顔を思い浮かべながらそう告げて。先ほど出会ったばかりなのに、どうしてこうも力を貸してくれるのか。過ぎるほどに無邪気に献身的な相手に鼻の奥が熱くなり、視界が滲んで。こちらに満面の笑顔を向けてくれば、瞳ににじむ涙を気づかれないようにこちらも微笑み返してわしゃわしゃと頭を撫でて。こちらの言葉を合図に母はシチューを取りにキッチンへと向かった。すぐにシチューの香りがダイニングルームにも漂い、まだかまだかと待ちきれない様子のあいてを宥めていると「まるで幼いころの遊馬と茉莉花みたいだな。」と微笑ましそうに父が呟いて。)

溶かせるものなら、
(相手の声と言葉を聞いていると本当に溶かされてしまいそうだ。人を誑かして玩具にしようとする相手の性格上、余計にたちが悪い。マスターらしくあらんとするために、こちらのペースを握るために放った相手を試すような物言いものらりくらりとかわすばかりでこれでは相手の手綱を握るには本当に骨が折れそうだと先が思いやられながら最後に精いっぱいの強がりを放って。遅れたタイミングで現れた鬼にピリリとした空気がリビングに漂った。日本に住む者ならだれでも知っているだろう鬼という妖怪が目の前に現れたのだから無理もない。やがて運ばれてきたシチューをジャックの要望通り「あーん」と食べさせてあげていると飄々とした顔で爆弾を投下され。先ほどのピリリとした空気がさらに強まった様な気がして、突然の発言過ぎてシチューをすくおうとしたスプーンを「カターン」と滑り落してしまい。「と、とても個性的な英霊を呼び寄せてしまったな…。」と、平静を装いながらも顔を引きつらせる父。「あらあら、二人目の孫ももうすぐかしらね。」と、シチューを配膳しながら、まだおっとりとしたペースを乱さない母。「に、兄さん!?一体何をしたの!?」と、「おかあさん」に「新妻」。耳が拾う突飛な情報にさすがに頭がパンクしたのか、目の焦点が合ってなくても取り乱す妹。そして自分はというと「ち…っ、違う、これは酒呑が勝手に…!」とさすがに平静を保っていられなかったらしく顔を赤らめながら急いで否定して。)

  • No.17 by 匿名  2020-03-10 23:08:55 



(/お待たせしてしまい申し訳御座いません。なかなか思うように文が作れず模索しており、2日間という長い時間返信が中々出来ず…。ほんとうにすいませんでした、、)


「おかあさんの言うことは無理なんかじゃないよ!わたしたちおかあさんにお願いされたら、こう…なんと言うか胸がきゅっとして嬉しくなるの。頼ってくれてる…信用してくれてるって安心するんだ、」
(何時もの笑顔とは違い少し恥ずかしがるようにして目を細める。力強く撫でられ既に髪の毛はぐしゃぐしゃになってはいるがそれすらも嬉しく、歯がゆかしそうに胸の辺りに手を当てると緑の瞳に熱が篭もる。拙い自分の精神では恋心など家族に注ぐ親愛もそれと同様、サーヴァントとしての本質である主人の命令に忠実に従う事が幼い精神下でら感受して行くうちに安らぎと心地良さを感じる様になってしまった。ただ、目の前の敵を殺せと命じられそれを完遂すると与えられる労いの言葉と撫でられる心地良さがこの身体に猟犬の如く染み付いてしまい今や主人に抱く感情は母親以上なのかもしれない。とくとくと刻む小さな鼓動が隣に座る彼を見る度に速度を上げ頬に熱が集まってしまう。それを誤魔化すように此方に微笑む相手の父親に向くと「おかあさんも…わたしたちみたいにちっちゃい頃があったの?」至極当然な事に何故か疑問を抱いていた。)

「そんな照れへんでもええやんかぁ。…だって旦那はん尽くす女が好きって言わはれたんばっかりやないの。」
(どよめく室内にて手元の酒を一口煽る。喉を伝い冷たい感触がじんわりと潤す感覚にほっと息を着くといけしゃあしゃあと上記を述べた。頬に手をやり身体をくねらせては照れる振りをしつつ、赤らめ騒ぎ立てる相手に今度はうるりとした目を向けると「そんな、抵抗できひん首輪まで付けられて…あんなことやこんな事まで。もうこの身体は旦那はん無しでは生きていけへんのに」この場に相当似つかわしくない甘い雰囲気を醸し出しつつ、状況を悪化させるしかない爆薬を投下していく。元々の容姿が加わってか危ない感じにはなってしまったがそれでも辞めるという選択肢は無く。深刻化していく新妻疑惑は拍車をかけて行き、それにあやかるようにしてジャックが口を開いた「違うもんっ!!おかあさんはわたしたちの事が好きなんだから。お嫁さんになるのはわたしたちだもん!」と高らかに声を張り上げ反抗する。そう言わばこの空間は主人とその家族を巻き込んだカオスというものである。)

  • No.18 by 篠生遊馬  2020-03-11 12:55:52 


(こちらのお願いを聞けば胸が嬉しくなると述べた相手の頬はほんのりと熱を灯している。翠色の瞳にも同様の熱が灯っており、恥ずかしそうな笑みを浮かべる様子はまるで恋をするうら若い少女のようなもののようにも見える。相手はその幼い容姿、感情に似つかわしくないくらいに存外ませているようで、周りの家族はその様子を微笑ましそうに眺めているがこちらは年下から向けられる好意はどうしたらいいものなのかと戸惑いながらも黙々と相手にシチューを食べさせていて。先ほどから相手は好き好きとこちらに言葉を投げてきたが、それらは幼い子供の素直な感情表現、もしくは子が親に向ける家族愛のようなものだと思っていたが、なんだか様子がおかしくなってきたと頭の中のどこかで感づいてジャックは父親の言葉に反応する。それはこちらにも幼いころがあったのかとあたりまえのことを聞いてくると、父親も父親で新しい子供ができた錯覚に気をよくしたのか「あぁ、あったとも。今のジャックちゃんのように甘えん坊で手がかかったものだ。」と、懐かしそうに微笑みながら兄妹の過去のことを話して。)

しゅ、酒呑ちゃん…さんっ、そ、そこまでで…!そこまででお願いします…!
(「尽くす女が好き」「首輪までつけて、旦那はんなしでは生きていけない」。前者は相手との先ほどの会話で受け取りようによってはそう受け取られたのかもしれないが、後者に至ってはしてもいないし先ほどこの現世に召喚したばかりで昨日の今日で出来るわけもない。火事場にさらに爆薬を投下したり、確信犯で地雷原をタップダンスで突っ走る相手が身体をくねらせて照れたふりをするとその雰囲気がその事実の裏付けに拍車をかける。ありもしない事実を家族の前で暴露されるとこの空間はほぼ公開処刑のようなものだった。人を誑かして弄ぶ相手の性格が存分に発揮されており、先ほどはちゃんづけで呼ぶと言ったのに、この空間が耐えられないのか早くやめてほしいのか、思わずさんづけで呼び、顔を赤らめながらこれ以上はやめてくれと言って。しかし、その空気を切り裂くようにジャックが口を開くとさらに空気が混沌としてきた。リビングで開かれる正妻戦争に耐えられなくなったのか「二人ともそこまで…!そこまで!」と、暴走気味の二人を諌めるように頭を弱く小突くように軽くチョップをして。)

(/いえいえ、大丈夫です!こちらも返しづらい返信をして申し訳ありません。これからどのように進めましょうか?指標があればなにかと進めやすいと思いますので。

同時並行が難しいようでしたら、いまからでもドッペルで進めましょうか?)

  • No.19 by 篠生遊馬  2020-03-12 12:50:07 


(こちらのお願いを聞けば胸が嬉しくなると述べた相手の頬はほんのりと熱を灯している。翠色の瞳にも同様の熱が灯っており、恥ずかしそうな笑みを浮かべる様子はまるで恋をするうら若い少女のようなもののようにも見える。相手はその幼い容姿、感情に似つかわしくないくらいに存外ませているようで、先ほどから好き好きと言葉を投げかけてくる相手を周りの家族はその様子を微笑ましそうに眺めている。相手がこちらに向けてくる感情は幼い子供の無邪気で素直な愛情表現、もしくは子が親に向ける家族愛のようなものだと思っていたこちらは年下から向けられる好意はどうしたらいいものなのかと戸惑いながら、相手の口の周りについたシチューをナプキンで拭い。「ジャックは俺に何かしてほしいことはあるか?」と、相手が尽くしてくれるのなら、自分も相手に何かできることはないだろうか。シチューを食べさせ終えたことによって空いた手で相手の頭を撫でながら不意に問いかけて。ジャックは父親の言葉に反応する。それはこちらにも幼いころがあったのかとあたりまえのことを聞いてくると、父親も父親で新しい子供ができた錯覚に気をよくしたのか「あぁ、あったとも。今のジャックちゃんのように甘えん坊で手がかかったものだ。」と、懐かしそうに微笑みながら兄妹の過去のことを話して。)

しゅ、酒呑ちゃん…さんっ、それ以上はもう許してください…!
(「尽くす女が好き」「首輪までつけて、旦那はんなしでは生きていけない」。前者は相手との先ほどの会話で受け取りようによってはそう受け取られたのかもしれないが、後者に至ってはしてもいないし先ほどこの現世に召喚したばかりで昨日の今日で出来るわけもない。火事場にさらに爆薬を投下したり、確信犯で地雷原をタップダンスで突っ走る相手が身体をくねらせて照れたふりをすると醸し出された雰囲気がその事実の裏付けに拍車をかける。人を誑かして弄ぶ相手の性格が存分に発揮されており、ありもしない事実を家族の前で暴露されるとこの空間はほぼ公開処刑のようなものだった。一人のときならまだしも家族にそのような目で見られるのが耐えられないため早くやめてほしいのか、先ほどはちゃんづけで呼ぶと言ったのに思わずさんづけで呼び、顔を赤らめながらこれ以上はやめてくれ降参だと言って。しかし、その空気を切り裂くようにジャックが口を開くとさらに空気が混沌としてきた。リビングで開かれる正妻戦争に耐えられなくなったのか「二人とももう勘弁してくれ…。」と、赤らんだ顔を見られないように手で覆いながら羞恥に悶えて。)

(/すいません書き直しました。)

  • No.20 by 篠生遊馬  2020-03-15 17:45:02 


(/上げてみますね。)

  • No.21 by 篠生遊馬  2020-03-18 20:38:20 


(/上げてみますね。お待ちしております?。)

  • No.22 by 篠生遊馬  2020-04-06 23:01:20 


(/上げてみますね。お待ちしております。)

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