二振りの山姥切(〆)

っは？！あ、おい離せ…！自分で歩ける！
(やはり身体の変化についていける訳もなく、転んだことを恥じて起き上がれずにいると不意に視界が高くなり何が起こったのか一瞬分からずにいて。彼の顔が近くにあり、元に戻った訳ではなく抱き上げられたのだと分かれば彼の顔を容赦なくペチペチと叩き抵抗して)


(/めちゃくちゃ影響力ありますよ！推しのおかげで人生楽しめてますし！←)

っ、また先程の様に転ければ怪我するぞ。少し我慢してくれ。
(主の部屋へと通じる廊下を歩きながら突然容赦なく顔を叩かれ片目閉じ、彼の抵抗を無視して立ち止まる所か腕の中から離す気などなく。幸いにも畳の上で転けただけで大した事が無いとは言え、今の格好だと移動中に怪我する場合もある為に上記を述べて)


(／確かにそれは言えてますね！前より断然楽しいですし、推しが居るだけで幸せな気持ちになれるのって本当に凄いです！)

お前、俺の事を子供扱いしてたら斬るからな！
(ぐぐぐ、と彼から離れようと精一杯腕を伸ばしていても所詮子供になっている今は力の差は大きすぎて。ムスリと完全に拗ねた顔をすると物騒なことを口にし、顔をふいと逸らして。ああだこうだとしている内に主の部屋の前へとやってきては“主、俺だよ。長義だ、朝早くにすまない。少し話がしたいんだ。”と声を掛けて)


(/推しも拝まないと行けないですかねこれは←)

(自身の腕の中で襖越しに彼が声を掛けると既に起床していた様で、直ぐに返事が返ってきて主に入室の許可を得ると部屋の戸へ手を掛けてそっと静かに室内に入り。後ろ手で襖閉めては彼の姿を見た主の反応は自身と同じく少し驚いた様子で、だろうなと思いつつ目の前に座ると彼の事を離してやり)


(／そうですね、一度はＷ山姥切の刀を拝みに行きたいなぁ←)

(主の部屋へと入りやっと彼から離されると“情けない姿ですまない、朝起きていたらこうなっていたんだ。どうやったら元に戻るのか調べてくれないか？”と原因を知るためにたどたどしい口調でそう言って。初めこそ驚きを隠せない表情をしていたものの、なにか心当たりがあるらしく棚から幾つか書類を持ってきてとある頁を開いてこちらへと見せてきて。その内容は、疲労度が異常に溜まってしまった刀剣男士の間で幼児化するという不具合の報告で、それを読めば最初こそ意味が分からないと首を傾げていたが、最近多忙で休む暇もなく確かに疲労度が溜まってたことを思い出して)


(/わかります！2振りともまとも見れてないので1度は見てみたいです！)

...すまない、本科がこうなったのも俺の所為だ。昨日は俺の傍でずっと看病してくれていたから。
(此方も主が持ってきた書類に目を通してみればその内容を読むと何か思い当たる節でもあるのか少し考える素振り見せた後、彼が幼児化したのは間違いなく昨日の看病が原因で気付かぬ内に休む暇もなく疲労度を溜めていたのでは？と心中で思い。明らかに自身が悪いと思えば罪悪感から目を伏せて徐に閉じていた口を開き)


(／生きてる内に一回でいいから見たいです(言い方)どこで展示が決定しても行ける気がしないですね←)

看病するのは当たり前だろう？それで、戻し方は？
(誰でもきっと病人が出てしまったら付きっきりで看病するだろう。俺のせいだと自分を責める言葉を聞けば仕方のなかったことだと告げてから対処方法を主に聞いて。どうやら自然とこの不具合は直るようで、一日経てば疲労も回復し自然と戻るだろうと聞いては安心して。服はどうしたものかと思っていたが、直ぐに主が用意してくれた為にそれを受け取れば“ありがとう、助かったよ”と微笑み1度着替えるために立ち上がっては部屋を出て)


(/まず遠すぎて詰みますね← 好きなら頑張れよ！って言われるかもですが限度があるので笑)

..何だ？
(主の話した対処方法を耳にしては少なからず自身の所為なので解決策がある事に、内心良かったとホッと安堵の息を吐き。彼専用の服を貰えた様で退室する姿を見て此方も腰を上げた所で、主に声掛けられ座り直して用件を聞くと心配性なのかもしも何かあった時の為に今日1日は出来る事なら彼の様子を近くで見てほしいと頼まれて。別段断る理由も無い為に"あんたの頼みならわかった"と頷いてその頼みを引き受ければ今度こそ立ち上がり部屋を出て行って)


(／こればっかりは仕方無いですよ！遠出するにも諸々お金がかかりますし、近い距離であれば頑張るんですけど！笑)

(着替えを持って部屋へと向かっていたものの、やはり風呂に入らないと気が済まないようでそのまま風呂場へと向かう途中で数振りに出会いその度に皆彼や主のような反応を見せてきて。だからといって別段子供扱いされることも無く風呂場に着けばやはり引きずっていたままだった服は汚れており歌仙に内心で謝りつつ朝餉の時間もあるために手早く服を脱ぎ終えてはそのまま浴場へと入っていき)


(/ですよねー！何をするにもほんとお金が足りないです…笑)

(ゆっくりと廊下を歩きながら軽く汗を流そうと思っていたものの、朝餉の時間に遅れる事を考えれば急ぐ必要もないので風呂は後で入るかと決め。1日で風邪が治った病み上がりで朝餉が出来る間、部屋で待つのも退屈で心配をかけてしまった仲間達に挨拶がてら厨当番の手伝いでもする為にその足で台所へ向かい。自身が顔を出すとその場に居た燭台切達が此方へ向いて、体調の方は平気なのかと聞いてきてその言葉に頷くと昨日のお礼を述べてから手伝いを申し出ては歌仙の指示に従って動き)


(／一番とうらぶのグッズにお金かけてます← 後先考えずに使う悪い癖が出るのでいつも使いすぎって怒られます笑)

(手早く風呂を済ませると髪を乾かそうと思ったものの備品を置いている棚は今の身長ではとても届かない場所にありどうにか背伸びするも手が届かずにいれば諦めてタオルで適当に髪を拭い着替え終えると早足で厨へと向かい手伝いが出来るかはわからないが“おはよう、何かすることは無いかな？”と首を傾げて)


(/同じくです笑 今まで色々と好きになってきましたがとうらぶにつぎ込みすぎてて怒られます笑 それでもやるんですけどね←)

(次々と盆の上に出来た分の料理を載せて運ぼうとした時に厨へと彼が顔を出して来て、其方に視線遣ると髪が濡れている事から風呂に入ったというのが分かり。此方が何かを言う前に燭台切が挨拶返しつつ対応してくれた為、先にこの料理を運ぼうと両手で持ち上げて彼の横を通れば広間へと向かって)


(／ですよね笑 悪い子なので怒られても平気で色々と買います← あ、7日に映画を見に行きます！)

(料理を運ぶのは危ないと思われたのか、箸や湯のみを盆に載せたものを渡され厨を出ては慎重に歩きながら広間へと向かい。広間に入れば既にほかの刀剣達も揃っていて、自信の変わってしまった姿を見れば驚きを隠せない様子でどうしたんだと同じように言われると簡単に説明して。短刀達より小さい為にまるで弟ができたみたいだと一気に囲まれると苦笑浮かべていたものの頬の感触が気持ちがいいと頬をつつかれていて)


(/わかります笑 別に自分のお金だからいいもん精神です← おおおおお！！是非見てください！楽しんでください！)

(長机に料理を並べて置いた後適当な席に座ると先程の様に体調を気遣う言葉に掛けられ、完全に回復した為に小さく笑って平気な事と礼を述べ。ふと彼が広間に来た途端に短刀は勿論の事、刀種関係なく他の刀達が周りを囲んで一気に賑やかな雰囲気に変わったのを遠目から微笑ましげに眺めており。不意に広間の襖が開かれ歌仙達が現れたので全員が席に着けば手を合わせて挨拶言えば食事が始まり)


(／そうですよ！自分のお金なのに怒られる理由が分からない← はい！楽しんできます！！ あ、そうです！推しの刀見たいって話をしましたが4月に愛知県の徳川美術館で徳美組の刀剣が展示されるそうですよ！！)

(何とかその輪から抜けて席に座ると直ぐに歌仙達もやってきていつもの様に朝餉の挨拶をすると食事を始めて。少しばかり机の高さが気になったものの背筋を伸ばし正座したら何とかなる程だった為に食事を進めて。朝餉を終えるといつもの様に食器を厨へと運んでは今日一日は非番の為にどう過ごそうかと考えていて)


(/らしいですね！発狂しました笑 でも、ほんと遠くて笑いが出ました…笑)

ああ、勿論良いぞ。
(自身も食器を厨へ運んで自室に向かうと風呂に入る準備をした後に再び部屋を出て行き、脱衣所でぱっと服を脱ぎ捨て浴室へと入り。髪と軽く汗を流すのみ故三十分もしない内に浴室から上がってきて手早く服を着ると鏡の前で適当に髪を乾かし。その後、一応掲示板が設置された場所に赴くとどうやら非番の様で来た道を戻ろうかと思えば前方から自身の名を呼びながら此方へ駆け寄ってくる今剣達の姿が見え。昨日彼に聞いた見舞品の礼を述べると"やまんばぎりのかぜもなおったのでぼくたちとあそんでくれますか？"と首を傾げる仕草に遊ぶ約束だったので微笑浮かべ頷き。すると子供の様に喜んだかと思えば自身の手を握り外へと連れて行かれて)


(／同じく発狂しました← 名古屋は私も遠すぎて行けないです笑 長義くんを見れるチャンスなのに...行けないって分かるとなんか悔しいです←)

(部屋へと戻る途中で彼も非番なら暇つぶしの相手になってもらおうと掲示板の方へと向かって。掲示板を見るとどうやら彼も非番のようで彼の部屋に向かいたどり着くと部屋の前で声を掛けて。しかし部屋から返事が帰ってくることは無く諦めて自室でゆっくり過ごそうと自室に向かう途中で中庭から短刀達のはしゃぐ声が聞こえ縁側からその様子を眺めることにして)

(/そうなんですよねー、めちゃくちゃ見たいのに見れなくてくそくそ言ってました←)

(中庭に出ると事前に短刀達が決めた鬼ごっこで遊ぶそうでまずは自ら鬼役になると宣言し、時間を数えた途端に"逃げろ逃げろー！"とはしゃぎながら一斉に逃げていき。数え終わると早速追い掛けに行けば楽しそうに逃げ回る秋田の背に手で触れて鬼役を交代しその後も延々と続けて。遊びに付き合っている最中に視界の先─縁側に居る彼の姿を発見し、ゆっくりと其方へ歩み寄れば"本科も一緒に遊ぶか？"と此方から誘ってみて)


(／これはくそくそ言っちゃいます、というか最早口癖のように言ってますね←)

―！
(縁側からはしゃぐ彼らの姿を見ているとやはり子供になっているからか、どうも身体を動かしたくソワソワとしていると彼が此方へと近寄ってきたと思えば一緒に遊ばないかと誘われ。身体は子供でも中身は打刀。打刀としての威厳を持っていたいものの、やはり遊びたい衝動には負けてしまい“…し、仕方ないな。ちょっと待ってろ！”と言えば1度玄関へと向かい主が用意してくれた靴を履けば中庭へと走っていき)


(/同じく口癖のように言ってます笑 長義くんのこと言えないですね←)

(少し待つと直ぐに此方へ走って来ては一旦集合する様に短刀達を呼ぶと、彼も遊びに誘った事を告げると快く歓迎してくれた様子で今度は何して遊ぶかなど意見を聞いて。そこそこ人数も多いため隠れん坊に決定し次は鬼役だが先程と同様に又も自ら宣言したものの、止められてしまえば公平なじゃん拳で決めて。結果は鬼役が後藤となり、時間を数え出したので一斉に皆が散り散りに逃げながら隠れる場所を探し始め)


(／なんでも影響受けて推しの真似したがる奴なので← 確かに← くそくそ連発し過ぎてよく姉に「お前は長義か！」って言われます笑)