二振りの山姥切(〆)

……ぴあす。ああ、これのことか。少し待っててくれ。
(こちらをじっと見つめてくる彼は視線を外すこともせずにいて。しばらくするとこちらの方が気恥ずかしくなってきて起き上がろうとした矢先にピアスを付けたいためにここに来たという理由を聞いて。彼の言葉を反芻しながらそっと自身のピアスに触れては確かこれは彼とお揃いだったことを思い出して。それはともかく彼にその器具を貸そうと起き上がり机の傍に置いてある棚からそれを取り出すと彼に手渡して)


(/あとにやけます← もう、当日に審神者が狩り尽くしたんですかね笑)

ありがとう。
(その器具を受け取ると礼を述べた後、一旦自室に戻るよりも彼の部屋で済ませた方が早いと思えば姿見の前に移動して。不慣れながらも一回は彼の耳で経験があるので若干顔を横に向けつつ、鏡を見ながら耳を器具で挟むと躊躇う事もなく軽く押して。一瞬の痛みが走ったものの耐えれない程ではなく、持ってきていた耳飾りをズボンのポケットから出しては早速銀色のピアスを付けてみては"..ど、どうだ？似合っているだろうか"とちらりと彼の事を見て)


(／わかる、わかります。あと奇声も発するので家族に変な目で見られます← あり得そう笑 他の審神者さん方はすごいですからね！真似できないです笑)

…優だな。お前の髪色にもよく似合っているよ。
(姿見の前に移動すると躊躇いもなく自身の耳に穴を開ける姿を遠目に見ていて。耳にピアスを付けた彼がこちらを見ているのに気付けばそちらへと近寄りにこりと微笑むとピアスをつけた方の横髪を彼の耳に掛けてやると“ここまですると本当に揃いだな…”と呟けばくすくすと小さく笑って)


(/わかります笑 うちも変な目で見られます笑 勢いが凄すぎます笑)

...！そうか、良かった。
(やや不安げな様子で彼に聞けば最上と評定された上に褒められると、見る見る内に嬉しそうな表情に変化し顔にパッと笑顔が咲いて。すぐ近くで笑った顔を瞳に映しその呟いた科白に、彼の耳に揺れるピアスに触れ"ああ、そうだな。誰かとこうして揃いの物を身に付けたのは初めてだ"と口にして)


(／大体変な目で見てきますよね。そして割とガチで心配されます笑 ほんとそれです！コラボグッズの時とか特に思いますよ笑 完売してて中々買えないですし笑)

こういうのも悪くは無いかな。皆が見たら驚くかもしれないけどね。
(誰かと同じものを身に付けるのは彼と同じく初めてで、しかしこういった事も悪いとは思わないようで微笑んで。きっと自身達は仲が良い方だろうし、こんな2振りをみたら他所の本丸の自分は驚くのだろうと思えばそれはそれで面白そうだと悪戯っぽく笑って)


(/ちょっと目を離した隙に完売とか普通ですもんね笑 チケもグッズも争奪戦…笑)

俺達の関係を知っていれば尚更だろうな。だが皆に仲の良いという所を見せつけるのも悪くはない。
(彼と揃いの物を身に付ける事自体夢にも思わず其れ程迄に仲良くなった証で、此の対となるピアスに対して嫌な感じがしない様子見れば内心嬉しさからいつもより頬が緩み。彼の話を聞いて仲間の驚いた様子が容易に頭の中で想像でき、本丸の中で自身が一番仲良いと自慢したいのか上記の言の葉を紡げば口元に笑みを浮かばせ)


(／だから先に欲しいものは買わないといけないんですよ笑 それなです！！チケ一回も当たった事がないです←)

いつも以上に惚けた顔をしてるな、全く。
(自身とお揃いだということが嬉しいのだろう、それがこちらでもわかる程に滲み出ていてはクスクスと笑って。いつもの生真面目そうな表情とは全く違い緩み切った頬をつついては“見せつけたらそれこそ驚かれそうだな。それも楽しそうだけど。”と続けて)


(/チケはミュしか当たったことないです笑 ステは本当に難しすぎます…！)

..本科の頬柔らかい。
(楽しそうに笑う姿に自身と居る時はよく笑う様になった彼の顔に心惹かれる事もあるのかじっと見惚れ、不意に指の腹で頬をつつかれ若干吃驚した反応を見せて。恋というものに鈍感な為、この感情が何を意味するのかも理解できず余り気にした様子はなく。何となく此方も彼の頬を食指でつついてみては返事を返すのではなくて思った事をぽつりと口に出して)


(／わあ、すごい！羨ましいです！いつもダメ元で挑戦してますが、どっちも倍率が高くて全然当たりません笑)

っあ……おい！
(クスクスと楽しげに笑っていると不意に頬をつつかれてぱちくりと目を瞬かせては初めこそ子供扱いをするなと抵抗していたもののそれも諦めてしまえば“ふん、子供扱いも今しか出来ないからな。持てるものこそ与えなくては”と何処か得意げに言っては彼の膝の上に移動して)

(/どちらも倍率やばいですもんね！ 行く度に人の多さを痛感します笑)

なんだ？俺に構ってほしいのか？
(此方の膝の上に座ってきた姿が瞳に映して冗談でそう言葉を発すると、先程触った時に柔らかい感触がした頬をむにむにと優しくつまみ。やはり子供の肌はもちもちとしていて柔らかく、気持ちの良いもので飽きずに触り続けて)


(／毎回満員ですよね！そう思うととうらぶの人気ってすごいなぁと思います笑 一回は行きたいと思うものの、人の多い場所は苦手なんですよね←)

構ってやってるんだよ。
(彼の言葉にムッとしては頬を膨らまして抵抗してみて。彼の体温を身近に感じる事とあまり昼寝していないためにフワリと大きな欠伸をしては“……まぁ、悪くは無いかな”と呟いてウトウトとし始めて)


(/同じく田舎者なので人が多すぎるの嫌です← でも行ってます←)

(冗談だ、と機嫌を損ねた彼の頭を撫でながら大きな欠伸をして眠そうに船を漕ぐ様子に自身が昼寝の邪魔をした事を思い出し。彼の背に腕を回して抱き締めればトントンと軽く叩きつつ"寝てもいいぞ"とそう言って)


(／ああいう場所のノリについていけないです← それはすごいです、私も見習わないと←)

んん…別に平気だ……、
(優しく抱き締められたと思えば子気味良いリズムで背中を叩かれては更にウトウトとしてきて。別に眠くないと首をゆるゆると横に振り強がるも睡魔には勝てずに彼の服をきゅっと握りしめたまま眠ってしまえば静かに寝息を立てて)


(/始まってしまえば推しを追うのに必死になるんですがそれでも周りにいる審神者さん達が強すぎて引いてしまうところはありますね←)

(耳の近くで寝息が聞こえ始めて眠った事を確認すると背中を叩く手止まり、座ったまま彼を抱き抱えているので動ける状態では無く。寒くない様に毛布を掛ける事も出来ずにそのままじっとして居ながら子供の体温は高く温かいなと感じて)


(／ああ、笑 なんか逆に気になって集中できなくなりそうです←)

ん……、
(それからしばらく眠り続けてはもぞりと動き出して目を覚まし。小さく唸り無意識にぎゅっと彼にしがみついてはしばらくぼんやりとしていて。ふわりと欠伸をしやっと意識がはっきりとしてきた所で1度離れては伸びをして)

(/後ろから雄叫びが聞こえまくる時はどうしようかと思いました笑 ゴリラかな…？って思うほどに激しい雄叫びで←)

おはよう。よく眠れたか？
(自身の傍から離れた彼の姿を見据えつつ腕の中で熟睡していた様子だった為、そう声を掛けるが抱き抱えていた時から身体が温まり眠気に誘われていたのか此方も釣られる様に大きな欠伸を洩らし)


(／ゴリラ笑笑 普通に声出して笑いました笑 主様ああああ！！長義くんのねんどろ化決定しましたね！！！嬉しすぎて手が震えてます！！！！)

ん、ああ…偽物くんも少し寝たらいいよ。
(彼の言葉にコクリと頷き目を擦りチラリと彼を見ては眠たげに欠伸をしている彼の姿が目に入ればぽんぽんと彼の頭を軽く撫でてやりつつそう言って微笑み)


(/だってそうですもん笑 見ましたああああああああぁぁぁ！！！！うちも嬉しすぎて朝から発狂しました←)

いや、俺はいい。寝たらあんたが暇になるだろ。
(十分な睡眠を得られた様で此方の眠たげな姿を彼に見られ頭撫で受けつつ、言葉に甘えて仮眠を取ればその間退屈な時間を過ごす事になると思った上でやんわりと断って)


(／ゴリラは笑います笑 きゃー！とかじゃないんですね？← 朝は爆睡()してて後から見たんですけど、私も発狂しましたよ← 本当に嬉しいです..涙でそう←)

へぇ、じゃあ何か遊び相手になってもらおうかな。
(どうやら眠そうな彼はこちらの事を気遣ってか眠る様子はないようでやんわりと断られてはそれなら暇つぶしに何かしてもらおうかと思えばそう言って首を傾げ)


(/きゃーーー！の上をいってます← スケールのまんばちゃんも出るし、山姥切沼で死んでしまいます本能です←)

別に構わないぞ。それで、あんたは何がしたいんだ？
(遊び相手など先程短刀達と昼前まで遊んでいたのもあり頷けば快く承諾し、彼の遊びに付き合う内に眠気も吹っ飛ぶだろうと考えては続けて尋ねると少し首を傾げて)


(／成る程、推しを見て興奮したら物凄い雄叫びになるんでしょうね← わかりますううう！！！山姥切沼最高..。スケールも欲しいけど置場所に困るのでねんどろだけ集めます←)