赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
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>レオナルド
男前が近くにおるっちゅうだけで眼福ですわ。何も出さんでええですて、(軽口に軽口を重ねるようなやり取りにケタケタとまた軽い笑いを上げて、ツカツカと進むのは一見するとごくごく普通の有り触れた部屋。一点だけ、大小の時計が必要以上に何個も何個も所狭しと置かれ飾られていると言う事で。チックタックチックタックと秒針の音が煩い部屋の中、ヤンチャをしたと語る彼にくつくつと笑いながら「若い内はヤンチャで良かと。オイちゃんくらいの老い耄れになってもうたら、そないなヤンチャなんて無理ですわ」透明なガラスのグラスに水を注げば一つを彼へと。「半日でも一日でもずーっと居てくれはって構わんけん、遠慮せんで。――ンでも、怪我してオイちゃんのトコ来たっちゅうコトは怪我を直しに来たんとちゃいます?時間をちゃちゃっと巻き戻しに来たんと思ってました」グルグルグルと指先で円を書くように回しながら時間を戻すことを示しつつ、「オイちゃんに掛かればその怪我やってあっちゅーまに何もなかったコトに出来ますよ」にひ、と浮かべるのは何処までも胡散臭さの臭う笑顔。勿論、狡賢いこの男はタダでなんて考えていない癖に。見返りは何にしようか、狡くもそんな考えを先に浮かばせながら返事を待ち)
>ジャバウォック
あなたの所に行くって約束したからな。でも、時間を巻き戻すことに関してオレは同意していないから、このままでいいんだ。(職業柄、人を見る目はある方だ。信用できる人、信用ならない人。取捨選択はいつだって間違えちゃいけない。今、目の前で饒舌に言葉を重ねる住民は間違いなく後者の部類に属すだろう。向けられる感情に敵意も感じないが、純粋な好意ともまた違う。結局のところ、観察眼はあれど、他人の心情に疎いのだから宝の持ち腐れである。ほどなくして用意されたグラスを引き寄せ、冷えた硝子の淵に唇を付け。乾いた喉に染み入る水の心地好さに眦を細めながら、そこかしこで絶え間なく時を刻む時計たちの様子を一瞥。元より、口約束を果たす為だけに彼の家を訪れただけであり、時間を巻き戻してもらう必要はないのだと、赤褐色に変色したシャツ越しに右肩をそっと撫でやれば表情を緩めたのは刹那の事。飲み干して空になった器を短い謝礼と共に彼の元へ押しやりながら、自分に取っての本題を切り出す口元には薄っすらと笑みを携え)それと、聞きたいこともあったし。
>レオナルド
―――へァ?。ンン、ん?傷跡やって何も無かったコトに出来ますよう。えぇんです?ホンマに?んなコト言うても、言っちゃぁ何ですけどソレぇ、随分とマー雑やないですか。そないなまましとったら治るモンも治らへんよ(此処まで来た時点で彼を良いように使えると、主導権を持つのは己だと思っていた。だからこそ、全く持って思っていなかったその発言にポカンと口を開くと拍子抜けだと言わんばかりに間抜けた上擦る声を上げて考え直せとばかりの発言を重ねて。最後には困惑を浮かべた、それでいて笑顔を絶やさずに「えぇんです?」と諦めの悪い尋ねかけを。ハー残念、と自らもまた戻されたグラスに水を注いでからそれを雑に喉に流し込んで「聞きたいっちゅーのはオイちゃんの子守唄やろか。んっんん、オイちゃん歌はあんま自信あらへんけど頑張りますわ」お道化る様に返事を返すと先ずは起きてるだけでも苦しそうな彼へハンドタオルを渡し「汗拭きぃ、ベタベタしたら気持ち悪いけんね。服もオイちゃんのサイズでえぇんやったら着替えてき。そのシャツやったら菌入っちゃろ」白いシャツを染める色、その色が大分時間が過ぎていることを教えてくれた。探るのは彼ではなく自分である、その為には彼の懐に入らなければと「ああ!忘れとった。オイちゃんはジャバウォック言いますう。気軽にジャバウォッキーっち呼んでなぁ」客人が来た時に使う部屋、其処を開くのは久しぶりのこと。そもそも客人が居ないこの家なのだ。彼を誘導し連れて来た部屋は人っ気のないそんな部屋で)
>ジャバウォック
体は頑丈だし、大丈夫だ。それに、仮に跡が残ったにしてもこれ位なら子猫に引っ掻かれた様なものものだからな。(暗色の双眸を細めながらくすりと喉奥を低く鳴らす。強がりでも見栄でもない。これ位の負傷ならこの国に来る前は日常茶飯事だった。今回だって彼の家を捜す為に―方向音痴っ振りが災いして―半日近く夏の兆しが見え始めた太陽光の下を歩き回ったせいで体力を消費しただけに過ぎない。渡されたタオルを片手に額に滲む汗や、首筋を伝う雫を拭き取りながら彼の後ろに続く「いや。夢見が悪くなりそうだから要らない」取り留めのない冗談とは分かっているが子守歌はご遠慮願いたいところ。案内された簡素な部屋。来客用に拵えたものだろうか、あまり使っている様子の見られない寝台の方へ、足を進め。ベッドの淵に軽く腰を降ろしながら彼を見上げ「シャツは元々借りようと思ってたんだ。聞く手間が省けて良かったぜ」なんて、悪びれもなく笑って見せる。相手の名前を覚えることは早々に放棄し、家のそこかしこにあった、何なら今でも壁越しに微かに聞こえる秒針の音から勝手に名前を作り出して呼びかけ。回りくどく問いかけるのは面倒だ。それに今はさっさと寝たいのだから、用件は手早く済ませてしまおう。口許に浮かべた笑みは絶やさぬまま、値踏みする様に細めた蒼眼には一切の温度はなく)オレはレオナルド。……時計屋さんは、あの子たちのことを知っているのか?Reginaによく似た双子みたいな子達。クローンだって小耳に挟んだんだが、この国は軍事戦争でも始める予定か?
>レオナルド
っかー、男前なんはその顔だけにしたって下さい。中身までイイ男っちゅうんは反則ですて(彼の弱みを掴むことも、誘導して自らにとって都合の良い方面に運ぶことも出来ないと知ると深追いすることは無く、続く彼の発言にも豪快に"なっはっは"と肩を揺らしながら楽し気に笑いつつ返事を続け。備え付けのクローゼットから黒色のシャツを取り出せばそれを彼へと渡し、自らはベッド脇に椅子を置いて足を広げる様に楽な体制で腰かけて。___怪我をし、時間を戻しに来たのではなく。尋ねたいのは結局は使い物に為らない出来損ないについて。ほんの一瞬だけ、すうと笑みが消えて目を瞑る。直ぐに表情を元通りにすると「やんや、そないな恐ろしい。こーんな平和な国で戦争なんて有り得ませんて。喧嘩の一つだって中々無ぇっちゃろ?軍事戦争って、お兄さんはオモロイわぁ」怯え震える様に、腹を抱えてケラケラと笑い飛ばす、一つ一つの動作は大袈裟な物で「その言いっぷりなら成功作と失敗作の二つに会うたんねぇ。言うてもどっちも失敗品やったんです。女王サマは最近ちこーっと元気やけど、一時期ホンに危なくて二進も三進もあらへんくて。オイちゃんらみーんな焦ったんですわ、せやかて女王サマおらんくなったらオイちゃんらみーんな消えなあかんから」感情の読めない目、下手な嘘を言った所で問い詰められるだけか。そう踏めば先手を打つように"あの子たち"について世間話のように言葉を並べ。「――結局は、人っ子一人作るっちゅーんはむつかしかったっちコトです」片手を下ろし、ヒラヒラと揺らせば肩を竦ませて。今尚自我を持つ彼等に対して然したる愛情なんてこれっぽちも感じさせないそんな感想で閉じて)
>ジャバウォック
仕方ないだろう。クローンと聞けば思い浮かべるのは戦争か、革命だ。(何とも凝り固まった価値観である。渡されたシャツを感謝の言葉を添えながら受け取って膝の上に。男同士であるのだから着替えに躊躇する理由もなく、汗と血で汚れたワイシャツを脱いで、あろうことか床に落とす。帰りにちゃんと持って帰るから今は目を瞑っていただきたい。照明の下に露になった引き締まった肢体には大小様々の古傷が刻まれており、先の発言が強がりではないとこへの裏付けとなるだろう。上衣を羽織る前に上体も綺麗にしておこうとハンドタオルで適当に汗を拭う。熱を持っている右肩の縫合跡に触らないよう、適度に全身をリセット。ただし、右手が満足に使えない分、指先が背筋に届き辛い。そのまま諦めてもいいが、せっかく隣に住人が居るのだから手伝ってもらおうと彼にハンドタオルを渡して、無防備に背を晒す「背中の辺りが届かないから手伝って欲しいんだが」介助に応じてくれるならご機嫌で、拒否をされれば不満気ながらもシャツを羽織ってベッドに横になるとしよう。問い掛けへの返答は、嘘、ではなさそうだ。聞き及ぶ話に神妙な顔をするでもなく、彼の言動を責めるでも、彼らの境遇を嘆くでもなく、ただ、理解したとばかりに浅く頷いて)―――なるほど。じゃあ最後にもう一つだけ。あの子たちは誰が作ったんだ?…いや、作り手はこの際どうでもいいか。誰の意思が発端で生まれたんだ?まさかこの国の総意って訳じゃないよな。
(/お世話になっております!睡魔がそろそろと先程から忍び寄って来ましたので、うっかり寝落ちする前にこのレスにて一度回収とさせていただきたく思います!ジャバウォック様の悪い大人感が最高にアダルティです…。また次回、機会がありましたらこの続きからお話してやっていただけると嬉しいです。それでは本日も素敵な時間をありがとうございました!おやすみなさいませ)
>レオナルド
ちちんぷいぷい言うて簡単に治せる言うてんのに、ホンマにえぇんですの?こらまた、えらい痛いっちゃろ。ひい、痛い痛い。(シャツに覆われていた体が表に出ると、その治療の荒療治のこと。大袈裟に片方の瞳を細めてヒイヒイと声を上げ、余りの傷口に直視できません!なんて演技を添えて。未だ引き摺る様にそれを持ち掛ければ渡されたハンドタオルを受け取って「それともお兄さん、アンタこー見えてとんでもないマゾヒストっち言うやつでした?痛いのが逆にえぇっち?オイちゃんは痛いの嫌いやわぁ」傷の重なる彼の背へタオルを滑らせる。肩口は傷が塞がっておらず何と痛々しいことか。戯言を重ねては「お兄さん随分とマー、ヤンチャ坊主なんね。オイちゃん強いコは好ぃとー。可愛がっちゃるけぇ、いつでもおいで」タオルを引っ込める際にはちゃっかりと、他のアリスとは空気感の違う彼へ誘いを持ちかけようか。堪らずぷっと吹き出せばなっはっはと大口を開いて笑い出し「お兄さんこの国に来て未だ日が浅いんけ?ココにゃあ居らんよ、ンなこと考える不届きモンは」違う違うと顔前で手を左右に振り否定。「思いついたんはオイちゃん、言うてね女王サマ居らんのは大変やろ?。んでも、オイちゃんにゃあ出来へんわ。そこで欲しかったのは知識と魔力、その一つは悪魔が持っとるし悪魔は楽しけりゃそれでええ。城の内情を知り尽くした阿呆なネコは言い包めりゃなんぼも言う事聞くんよ。知識も魔力もあっと言う間に用意できてんけど、結果が辿り着く前に看守に見つかってもーてねぇ。クローン計画は途中で終り!マーお兄さんみたいなアリスが来てくれたんなら結果オーライや」肩を落とせばがっくしと落ち込む様に前者を、後者には懐っこいウインクを行って彼をヨイショするように持ち上げる発言を。「んだけど、お兄さんもクローン一つや二つ欲しいっちゃ?こんな裏話聞きに来るっち言うことはなして?」探る為には自らも語る。逆を言えば自らが語れば彼の事を探れる。話し手の交代とでも言う様にお喋りな口は漸く閉じられて)
(/本日は遅くまで有難う御座います…!此方こそレオナルドさんとの素敵な時間に仕事の疲れが吹っ飛びました!。是非、またお時間が合いましたらいつでもお越しくださいませ!お話出来ることを楽しみにしております…!有難う御座いました。お疲れ様です!)
■ はじめに / 物語、説明、規約 ■
http://alice123.hanagasumi.net/fir.html
■ 提供 ■
http://alice123.hanagasumi.net/jyuunin.html
■ HP ■
http://alice123.hanagasumi.net/index.html
※1ヶ月以上顔出し顔出しのなかったアリス様を登録解除させて頂きました…!またお越しいただければ登録をさせて頂きます!※
>これより人数無制限でアリスを募集しております。お気軽にお声掛け下さいませ!のんびりと待機しております…!/ 交流登録は随時受付
※本日、いつも以上にお返事にお時間を頂くかもしれませんがのんびり交流が可能ですので全キャラの提供が出来ます…! ※
当トピを気を掛けて下さっている未だ迷い込んでいないアリス様も、以前迷い込んでいたアリス様も、どうぞ遠慮なくお越しくださいませ!お話出来ることを楽しみにしております
過去使っていたお子様、行き場の無くなってしまったお子様をもう一度生き返らせるのに、ある程度世界観が合っていればこの場をお使い頂いても全然構いません…!
お気軽にご相談くださいませ!
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>これより人数無制限でアリスを募集しております。お気軽にお声掛け下さいませ!のんびりと待機しております…!/ 交流登録は随時受付
※本日のんびり交流が可能ですので全キャラの提供が出来ます…!日付が変わる頃までゆっくりと待機しております…! ※
当トピを気を掛けて下さっている未だ迷い込んでいないアリス様も、以前迷い込んでいたアリス様も、どうぞ遠慮なくお越しくださいませ!お話出来ることを楽しみにしております
過去使っていたお子様、行き場の無くなってしまったお子様をもう一度生き返らせるのに、ある程度世界観が合っていればこの場をお使い頂いても全然構いません…!
お気軽にご相談くださいませ!
>主様
( / 本日少しお返事がゆったり気味になる可能性があるのですが、もし宜しければお相手させて頂けませんでしょうか?
大丈夫そうでしたら>2443へのお返事から再開させて頂ければと思います!)
>メアリ
(/お越しくださり有難うございます!勿論大丈夫です…!それではお返事をお待ちしております!のんびりとお時間が許しますまでお相手して頂けると幸いです…!宜しくお願い致します!)
>赤の女王
__ふへへ、じょおーさま甘えんぼさんらねぇ。れもそっちのほーがメアリ好き!つぼみよりもねぇ、ぱって咲いたお花のほーがかぁいいもん!
(ふと思い返せば一体自分はどうしてこんなにムキになってしまったのだろうか、自分でも些かびっくりしてしまう程に衝動的だった行動を相手がどう受け取るか気になってしまい、そろりと相手の頬を押さえ付けてしまった両手を下ろせば程なくして頬に一瞬触れる柔らかな感触に目を丸くし。それが彼女の唇だったと認識するより早く花のようなドレスに身を埋めるようになりつつも暖かな抱擁を受け止めれば少女の様な微笑みと共に言葉を続ける相手に満足げな表情を浮かべて。甘えん坊などと彼女を揶揄うくせにその腕に抱かれるのが心地よかったのか、擦り寄る様に身を寄せながらぎゅうっと強めの抱擁で応えれば、初めて見た相手を"花の妖精のよう"と感じた故か先の彼女と今の彼女を花の開花に例えた言葉で称し。つぼみの奥ゆかしい美しさよりも満開に輝く花の愛らしさの方が今の自分には好ましく「メアリお土産見つけうの得意らからねぇ、じょおーさまが寂しくらいよーにいっぱいお部屋に飾ったげう!」任せろとばかりに胸を張りながら彼女の願いに応える意志と自信を高らかに語り。それからふと思いついたようにのそのそと相手から少しだけ体を離すと自分の三つ編みを掴みながら暫し悩むように指を彷徨わせ、髪に止められた幾つものリボンから薄ピンクのものをひとつそっと髪を崩さないように抜き取れば相手の手首に結び付け「…んっとれぇ、ブレスレットの代わりになれらいかもらけろ、メアリのかぁいい分けてあげう。かぁいいし、メアリのこと思いらしたら寂しーのも減るかもらから!」代わりと言うには些か釣り合わないものだが、今のところ自分が出来る精一杯の考えを捻り出し伝えれば相手の反応を窺う様にそろりと其方を見て。)
( / ありがとうございます!それでは本日もどうぞよろしくお願い致します!)
>メアリ
(咲いた花、と言うのは目の前の少女の事を例えるのに相応しい。温かみを帯びていて、一生懸命な姿は直向きであり太陽を連想させるのだから。身体が離れれば微笑ましさを含ませた雰囲気で表情を和らげ、自信満々なその発言に数度の頷きで応えて。自らの手首に彼女の髪を離れたリボンが巻かれると淡いピンク色に視線を数秒送ってから何とも可愛らしく、そして嬉しい贈り物にゆるりと眼を細めつつ「ありがとう。これで寂しくなんてないわ」娘にプレゼントを貰った時のような込上げる暖かさにじんわりと浸り、リボンを指先でつうっとなぞる。込上げる暖かい思いのままに微笑んでお礼を告げれば、__器官が細まっているかのように咽る咳込みを。慌てる様に傍に寄るメイドが背を擦ると、少しずつ呼吸は安定を取り戻し「――……っ、ごめんなさいね。困ったことが有ったら私にでも、この子たちにでも。もちろん、ジャックだって力になってくれるから、沢山頼って頂戴ね」身体を休める様に長い呼吸をふー、ふー、と繰り返してから言葉の最後には大人しくしていられなかったジャックが扉を開いたとの姿に合わせて彼の名を上げて「ジャックったら、寂しん坊のメイド長なの」付け加える様に軽い笑い声を添えつつ彼が来てしまったことを教える様に呼びかけて)
>赤の女王
__じょおーさまも、ちゃんと頼ってね。頼れらかったら、困ったなぁって口にらしてみて。言ってくえたらメアリれも分かうし、言ってくれなきゃメアリ困っちゃうんらから。
(相手のブレスレットに比べればなんのまじないもなければ自分が普段使っているくらいの凡庸な代物に過ぎないリボンだが、相手にとって少しでも寂しい時間を紛らわせる拠り所になれば。子供じみた行動ではあったがそれでも相手が喜んでくれたことが嬉しくてぱっと顔を上げながら笑みを浮かべ、次の言葉を口にしようとしたその時、広い部屋に響いた苦しげな相手の咳の音にびくりと肩を跳ねさせて。相手との時間が楽しくて忘れていたが、そんな忘れてしまっていた時間はどれ程の長さだっただろうか。思い出せなくとも相手の体に無理をさせてしまう位の時が流れてしまっていただろうことだけはぴりりと緊張の走った部屋の雰囲気から伝わって、申し訳なさを感じつつも何も出来ないもどかしさに小さく唇を噛み締め。そんな自分を案じてくれたのだろうか、女王として自分への気遣いを口にしてくれた相手に向き直り呟くような言葉で彼女に対する想いを告げればぱっと最後に相手の鼻先に口づけをひとつ、メイド達の邪魔にならないうちにとすぐに離れてそのまま最初に入ってきた扉の前まで戻っていくと「お鼻にちゅってすうとよく眠れうの、メアリのおまじらい!元気になったら、またメアリのお話しいっぱいきーて!」罪悪感はまだ少し胸の中で燻っているが折角なら最後まで相手が褒めてくれた笑顔のままで、と頬を両手の人差し指でにいっと引っ張りながらおどけた様子で言葉を告げれば傍にいたメイドに自分に出来る最大限丁寧な、やや深すぎる直角並みのお辞儀をして部屋を後にし。)
( / 女王様のお体に障る前に一度お部屋からは退出させて頂きました。
この後改めて最初に案内して頂いていたジャックと合流するか、聊かジャックとお話しさせて頂いた時から時間が経っているので別の方にバトンタッチしても面白いのかな、と考えておりました。
どちらにせよ女王様にお借りしたブレスレットのお返しが足りていないと考えているため、釣り合うようなお土産かプレゼントを探しに行ければと思っているのですが、いかがでしょうか?)
>メアリ
(/回収を有難う御座います…!それでは別日と言うことで仕切り直して展開を進めれればと思います…!交流住人は誰でも大丈夫ですので気になるのが居れば遠慮なくお申し出くださいませ!一緒に散策が出来ればと…!)
(/ こんばんは。暑い日が続くと予報が出ております、どうぞ体調に気をつけて下さいませ!つきましては前回の続きからジョーカーさんと交流させてもらう事は可能でしょうか?)
>主様
( / それでは以前お迎えの際に候補に挙げて頂いた中から女王陛下とあまり関係が密接過ぎない、ハンプティダンプティ、ムカデ、白の騎士のどなたかとお話し出来れば嬉しく思います!
また絡み文の方は改めて此方から提出させて頂いた方が宜しいでしょうか?)
>キキ
(/お越しくださり有難う御座います…!また、暖かいお言葉まで有難う御座います!背後様もどうかお体を第一にご自愛くださいませ。勿論です…!それではお時間が許しますまでどうぞ宜しくお願い致します…!)
>メアリ
(/選んで頂き有難う御座います!それではメアリちゃんと似た髪型のムカデにて交流に向かわせて頂きます…!お言葉に甘えまして絡み文の先出をお願いしても宜しいでしょうか!)
>(ムカデ)
__…ねえメアリのお話しきーてう?かぁいくってぇ、きらきらってもの探してるんらってばぁ。
(城を抜け出したのは大分前のこと、この世界での地理はおろか金銭に代わるものも持たない自身が女王に贈る何かを探すにはあまりにも分からないことが多すぎて、それでも見ず知らずの誰かに聞くことも憚られたことから一先ず足の向いていた方向にあった森へと散策がてら踏み込んでいき。綺麗な花や色のついた石等ちょっと素敵な何かこそ思いつくが最良だと思えるものが見つからないまま小さなため息と共に道端へとしゃがみ込み。そうして目線が低くなったことで見つけたらしい蛙、にしては両手にぎりぎり収まる程の随分と大きな蛙に巡り合えば人ならざる者なら逆に気軽に話しかけられてしまうのか、幼子特有の妄想に近い独り言を語り掛け始めれば時折うんうんと唸り声を漏らしながら蛙の飛ぶ方向に合わせて自身もぴょこぴょこと跳ねて後を追って。)
( / 毎度お任せしっぱなしですみません、お相手お選び頂きありがとうございます!
それでは些か挙動不審な始まりになってしまいましたが、引き続きお相手よろしくお願い致します。)
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