アリスは憂鬱な夢を視る　/　半無登録、指名制　/　NBL　/

＞ジョーカー

( 大人でも子供でもない曖昧な時が一番贅沢だなんてどの角度から見たらそう思えるのか。それがわからないからまだまだ未熟なのか。考えたい事が山のようにモリモリと盛り上がってくるがその全てを無かった事にしたのはあまりに甘ったるくあまりに優し過ぎる言葉。両腕を広げて微笑む相手の顔をまじまじと見詰めて数秒、まるで錆びた機械を無理矢理動かす時と似ているぎこちない動作で一歩目を。それを踏み出せば後は簡単。オイルを与えられた機械宛らまるで飛び込むようにしてその身を相手の腕の中へ。「＿＿この時間はサボりだよねぇ。お給料減っちゃうかな」久し振りに与えられた温もりは火傷してしまいそうな程熱い。子犬か何かのようにスリスリと胸元に頬擦りしながら紡ぐ言葉はこれまでの空気を変えるような少しのおちゃらけが入っていて )

＞キキ

そうだねぇ。―――今のはサボリじゃ無くて休憩かな。あんまり長かったらサボリになるけど(とん、とん、と穏やかな手つきで背を撫でる様に触れれば宛ら父親のようなそんな優しさを持っていて。再度、彼女の口より綴られた発言に"くす"と息を漏らすように笑い声を零しつつ返事を添え。背を撫でていた腕を少し持ち上げればくしゃりと彼女の髪を梳くように数度触れてから体を引いて「僕はねぇ、難しいことを考えるのは好きじゃ無いんだ。だから考えなくて良いようにお酒を浴びる。アリスも先ずはこれが好きって言うのを見つけてごらんよ」目尻の皴を深める様に笑みを強め、綴るのは良いか悪いか分かった物じゃ無いアドバイスで)

＞ジョーカー

じゃあ急いで仕事しなくっちゃ。
( このままこの温もりに溺れていたい。何もかもを考えずただ与えられるだけの生温さに浸って呼吸をするだけで“幸せ”なのだ。それでもこの少しの立ち止まりを休憩と呼んでくれるのなら目的に向かって進まねばならない。クスクスと楽しげに笑い声を漏らしつつゆっくりと相手から離れる。温もりを失った部分は地下室のひんやりとした空気に飲み込まれてしまうが仕方の無い事。さも当たり前のように紡がれたアドバイスは相手のこれまでを象っているかのようで納得が出来てしまう。「私はねぇ、可愛く歌う薔薇が好き。それから白くてふわふわな物も、お姫様みたいな洋服も、内緒話も大好き」指を一本、二本、と立てつつ口元に蓄えた笑みそのままに“好きな物”を挙げればそこで漸く鉄格子に向き直り「ジョーカーが特別なハグをくれたから頑張っちゃおー」勝手に特別と決める所は変わっていない。それでも灰色になった雑巾でまた仕事を再開する元気は出た )

＞キキ

(不安を抱くな、と言う方が無理なのだ。今まで過ごしていた何もかもを失くして此処に来ているのだから、それだけで不安は一入のこと。増してや普通に過ごしていたって不安になるティーンエイジャーなのだから。仕事を真剣に行う姿を暫し見届ければ「＿＿＿お疲れ様、ありがとう。アリスのお陰でとても助かったよ」よいしょ、と座っていた体を起こせば綺麗になった鉄格子に感心の声を。パチパチと拍手を繰り返してから感謝を綴ると「はい、どうぞ。今度は仕事じゃ無くて何処か遊びに行こうよ」紫の花が刺繍された和柄の巾着に本日の報酬を入れて、それを彼女の手へ握らせればちゃっかりと誘いを持ちかけて)

＞ジョーカー

( 心を入れ替えて、と言えば語弊はあるが後半の仕事ぶりは頑張った方だと自画自賛を送りたくなる。最初の頃よりも幾らか綺麗になった鉄格子に満足そうに頭を縦に動かしては貰った感謝の言葉ににぃんまりと口角持ち上げる事で喜びを顕にして。続いて受け取ったのは珍しい和柄の巾着袋。軽く揺らせば小銭同士がぶつかる金属音が小さく聞こえる。流石にこのたった一度の仕事でベッドもヒールも買えるとは思えないが一歩一歩確実に目標には近付いた。「私の“好き”の一つまでもう少しだ」今一度受け取ったそれを大事そうに手の中に包み込む。それからちゃっかり続けられたお誘いの言葉に「ぜーったい。次の時はね、ジョーカーが好きなお酒がたーっくさんある所に行こう。それで私も少しだけ飲むの。ふふ、悪い子の一歩だよ」ニコニコ、ふわふわ、約束された先を夢見るように言葉並べていき )


（／ 途中情緒不安定なキキでしたがお仕事をさせて貰えて嬉しかったです。ありがとうございました！丁度キリが良いのでこの辺りで回収させてもらおうかと思っていたのですが、先程の通り次はルイスで交流させてもらえたら有難いです。その際初回交流は人魚さんに、と思うのですが大丈夫そうでしたらよろしくお願い致します…！）

＞ルイス

＿＿＿。(赤の強い庭園には似付かわしくない真白な恰好で右に左に。とは言え、普段赤の城に訪れないせいか馬鹿王子故か道に迷ってしまったらしい。困った、と眉尻を落とし周囲を見つつ「意地悪は良くないよ、君に閉じ込められるのは悪くないけど……湖に帰らなきゃ」つん、と戯れる様に薔薇を指先で突き困ったようなぼやきを一つ。そんな風に迷う事どれほど時間が経ってしまっただろうか「―――あれ、こんにちは。素敵なスーツだね、貴方も城のお食事会に呼ばれたの？」ふ、と振り返った先。見つけたその姿に少しだけ瞳を丸めてから表情をす、と綺麗に、そして気取る様に微笑んでから向き直り畏まったその姿から自らと同じだろうかと推測をして)

(/回収を有難う御座います…！それでは人魚にてルイスさんに絡みに向かわせて頂きました！もし絡み辛いなど有ればキャラクターチェンジも可能ですので遠慮なくお申し出くださいませ！)

＞人魚

( 目の前にある何もかもを幻覚だと未だ信じて疑わない。そりゃそうだ。病院が無くなったと思えば見た事も無い位の大輪の薔薇達があれやこれやと動き回っているのだから。やれ面倒な事になった、言葉には出さずとも表情にはありありとそう感じている事が伺われる深い深い皺が刻まれ。＿と、刹那。偶然居合わせたのかはたまた己が気付かなかっただけで最初から居たのかやけに小綺麗な格好をした相手より話し掛けられれば顔だけをそちらに向け「いーや。落ち着いて一服出来そうな場所を探してた所だ」咥えている今にも灰が落ちそうな煙草を指差し適当な返事を返す。見た目もそうだがお城の食事会だなんて訳の分からない事をよくもまあペラペラと。考えられるのは一つ。目の前の相手も幻覚。だからこそ適当にあしらう事に決め )


（／ ありがとうございます。改めましてよろしくお願い致します…！）

＞ルイス

(吸い込んだ副流煙、煙たいその空気に堪らず息が詰まるとケホと短い咳込みを。とは言え、初対面の相手に失礼を働きたい訳では無く"失礼、"と先に謝ってから「城は目の前なのに何時まで経っても行けないから、僕はもう諦めてしまうところでした。でも、貴方が一緒ならもう一度城を目指すのも悪くないです」薔薇に向けていた指先をそろりと降ろせば彼へと向き直り「僕は普段涙の湖にいるんです、だからこの辺の道が覚えられなくて…。でも、迷ったお陰で良いことも有る物です。夜空のアリスに出会えました」歯の浮く様な台詞は至って本気で口を付いている。ニコニコと懐っこく人好きするような表情のままに「僕は人魚、普段は湖の中にいるせいで煙草の煙が少し苦手なんです。だから御免なさい」近づけば濃くなった煙の臭いにまた数度咳込みを、それが失礼だと自覚すればこそ悪気が無い旨を伝える様に自己紹介を)

＞人魚

( 先程から出てくる”城“と言う単語。つまり目の前の幻影は城に行きたいが道がよくわからず困っている所謂迷子と言うやつだ。この際幻影が迷子になるのか等と言うつまらない自問は無しにしよう。つい、と首を動かし頭の位置を変えた事で確かに大きく聳え立つお城が視界に飛び込んで来る。それを認識して再び視線を相手へと向け直せば王子様の様な容姿宛ら年頃の娘に言えば何の苦労も無く落とせそうな甘ったるい台詞と相変わらず訳の分からない自己紹介に呆れ顔を。「人魚ねェ。＿＿で、その人魚様は城に行きたくても一人じゃ行けねェから付き人が必要だと。…迷子を送り届けりゃアお前は俺の前から消えるのか？」心底面倒だ、気持ちの大半はそれで占められている。それでも僅かな優しさと気遣いも持ち合わせていれば共に行ってもいい事を前提に話を進めつつ一度目は無視した咳き込みも、二度目となれば仕方なさそうにポケットから出した携帯灰皿に火の着いた先端を押し付ける事で煙を抹消させて )

＞ルイス

付き人？まさか、＿＿＿付き人は必要ないですが、夜空のアリスが隣にいてくれるならとても誇らしいです。(何よりも耳に残ったその単語はとんでもない！とばかりに即座に否定を。そうして重ねるべく訂正を添えれば煙草を消してくれたその優しさに眼を緩めて花開くように表情を明るくさせてから彼の片手を取りその手の甲へ口付けをそっと行って。「お心遣いに感謝します。」自分の為に火を消してくれたと言うその好意に気持ちが暖かくなるのを感じれば、単純にもそんな感情を隠すことなく表に出して「消える、……と言うのは僕が泡になる、と言うことでしょうか。色んなアリスに言われるんですが、僕は貴方を残してなんて消えません」これ迄にも何度か告げられたその発言、えぇっと、と確認するように前半を述べてから頭を左右に揺らして後半を。触れた手を離すことなくつなぎ止めて「城に行ったら貴方は僕から離れてしまいますか？」真っ直ぐに見つめるように目を向けながら、ほんの少しも逸らさずにこれまた真っ直ぐな問い掛けを。彼が城のアリスだと信じて疑わないからの問いかけを向ければ「＿＿＿＿もしそうなら、貴方を城から誘拐します」繋ぐ手をくい、と抱き寄せるように引っ張って茶目っ気の浮かぶ挑発的な表情で言い切って)

＞人魚

( 己からすればお城まで辿り着けず投げ出そうとしていたただの迷子。もっと言えば迷子の“子供”にすら見えてしまう相手。その相手が先程から口にする“アリス”と言う名は勝手に付けられた愛称なのか、それとも有り得ないとは思うが女性の誰かと勘違いをしているのか。「最初に断っておくが俺は“アリス”じゃねェ。それは女モノの名だ」後々こんな予定じゃなかったとギャーギャー文句を言われるのも至極面倒だ。その面倒事を事前に無くす為一先ず名前の否定を口にするも刹那、すっかり慣れっこの動作で取られた手の甲に口付けをされれば幾ら美しい容姿とは言え男、ピクリとこめかみを微動させ「何してんだお前は」今までより幾分か低い声色で暗に静止を。＿と、そこで気が付いた事が一つ。果たして幻影に触れられるのか。未だ離されない手からは確かな温もりを感じる。まじまじと相手を見れば素直なまでの喜びの表情。それから続けられる真っ直ぐな言葉。もしかしたら己は大きな思い違いをしているのかもしれない。泡がなんちゃらだとか離れる離れないの問い掛けに答える事無く思考を巡らせていた矢先、繋がれた手が引かれる小さな反動で我に帰ればそこには挑発的な顔が。「＿＿餓鬼が生意気な事言ってンじゃねェ」ニヤリ、口角持ち上げ似たり寄ったりな笑みを浮かべては自由になる片手を持ち上げ目の前にある頭をわしゃわしゃと撫でくり回して )

＞ルイス

え、＿＿＿＿？(反射的に疑問を抱いたのもその筈、まさか今迷い込んできたばかりだとはその可能性すら考えていなかったのだから。アリスを女物の名前だと言い切った事に僅かな戸惑いと瞬きを見せて「でも、夜空のアリス。貴方は此処じゃない何処かの場所から不思議の国へ来られたのでしょう？……そうならやっぱり貴方はアリスです」説明を受けた筈、とでも言いたげな疑問を浮かべた雰囲気で確認混じりに言葉を選べば「此処に来た貴方を初めて見付けたのは誰でした？説明が適当な所を見ると……双子かチェシャ猫でしょうか」片手を自らの顎にそっと宛がって探るように訪ね掛け「僕が説明を＿＿＿わっぶ」澄ますように表情に笑みを浮かべたかと思えば思いがけない動作、自らがする事はあれどもされる事は数少ないそれに間抜けた声が出てしまえば「こんな格好悪い姿は見せたく無いんです、＿＿＿あの！先ずはよく聞いて下さい！」彼の手の動きに合わせて乱れる髪型に嘆くように前者を、止めるように後者を持ち掛けてから「この国には名前が無いって説明は受けましたか？名前は無くて、立場でしたり役職名が呼称です。僕は涙の湖を守るから人魚、何処かの場所から此処に来た人間のことはアリス、だから貴方はアリスになります」乱れた髪型を直すように手櫛で整えながら大分噛み砕いた説明を添えて)

＞人魚

( どうやらこの可笑しな場所は“不思議の国”と言うらしい。ピッタリではないか。つまり仕事と称して朝から晩までBARでお酒を浴びていた世界から何故だか分からないがこの“不思議の国”に連れて来られたと言う訳だ。そんな御伽噺のような非現実的な事が起こる等有り得ないが現に今恐らく幻覚では無い相手と会話にならない会話をしているのだからいつまでも否定し続ける訳にもいかない。「俺を初めて見付けたのはお前だ」一先ず“アリス”については置いておこうか。問われた質問に間髪入れずに答えれば、内容は違えど結果的にギャーギャーと騒ぎ出した相手の頭から静かに手を離し説明を聞く姿勢をとる。わかった事は一つ。国であろうが人であろうが“名前”が面倒だと言う事。「アァ、今受けた」再び掛けられた問いにはサラリと初耳である事を伝えて。理解の出来ない事がたんまりと襲い掛かる現状に披露からか無意識に片手は煙草のあるポケットへと伸びるが、目的の物を拾う前に思い出した気遣いが先に顔を出せばハァァと深い深い溜息を吐き出して )

＞ルイス

(/昨夜は途中での寝落ちを失礼致しました…！またお時間が合いましたらいつでもお越し下さいませ…！キキちゃんの可愛らしさとルイスさんの大人の魅力にジョーカー、人魚共々楽しい時間でした！またお話出来るのを楽しみにしております！)


■　はじめに　/　物語、説明、規約　■
http://alice123.hanagasumi.net/fir.html

■　提供　■
http://alice123.hanagasumi.net/jyuunin.html

■　HP　■
http://alice123.hanagasumi.net/index.html


＞これより人数無制限でアリスを募集しております。お気軽にお声掛け下さいませ！のんびりと待機しております…！/　交流登録は随時受付


※本日のんびり交流が可能ですので全キャラの提供が出来ます…！
日付が変わる頃までゆっくりと待機しております…！ ※

当トピを気を掛けて下さっている未だ迷い込んでいないアリス様も、以前迷い込んでいたアリス様も、どうぞ遠慮なくお越しくださいませ！お話出来ることを楽しみにしております 。
登録無登録問わずに募集しておりますので、ぜひお気軽にお声掛け下さいませ！

過去使っていたお子様、行き場の無くなってしまったお子様をもう一度生き返らせるのに、ある程度世界観が合っていればこの場をお使い頂いても全然構いません…！
お気軽にご相談くださいませ！

＞主様

（／ 主様こんにちは。当方もあの後気が付けば寝落ちをしていたようなのでお気になさらないで下さいませ。そしてこの後纏まった時間を確保する事が難しく、しかしながらお礼の言葉だけは残したいと思い書き込みをさせてもらいました。昨夜も素敵な時間をありがとうございました！またタイミングが合った際にはルイスにて続きから交流をお願い出来たらなと思います。よろしくお願い致します…！）

＞ルイス

(/お忙しい中にも関わらず御丁寧に有難うございます…！また優しく暖かいお言葉に感謝の思いで一杯です！。本日はのんびりと待機をしておりますのでタイミングが合いましたらいつでもお越し下さいませ…！またお話出来るのを楽しみにしております。本日はとても暑いのでどうぞお体を第一にご自愛くださいませ！)

＞引き続きのんびりと待機しております…！
お気軽にお声掛け下さいませ！

(/今晩は、深夜帯にお邪魔してすみません。また、折角丁寧なご返信を頂いておきながら返事が遅れましたことも申し訳ありません。先日は覚悟して上がった挨拶でしたのでまさかあれ程までに暖かなお言葉を頂けるとは思っておらず、何度も読み返しては多大な感謝と共に歓喜しております…！恐らく、というよりも確実に主様をお待たせしご迷惑をお掛けすると思うのですが、折角紡いだ縁を捨てられないのは此方も同じですので、もし宜しければ是非是非主様のご提案に乗らせて頂ければと思います！この世界と主様にまた言葉を交わせると思うと嬉しい限りです、この度は拾って頂きまして本当に有難う御座います…！)

＞オリバーちゃん、イヴちゃんの背後様

(/昨夜はお返事を頂いていたのに寝落ちを失礼致しました…！オリバーちゃんとはこれまでに沢山のお時間を一緒に過ごさせて頂き、私は勿論のこと不思議の国にとっても掛け替えのないとても大切な存在です！ご多忙である事は承知の上での我儘ですのでお返事ペースはお気になさらず、背後様のご都合のよい時に頂ければ嬉しいです。「キティガールとの待ち合わせ」と言うお部屋を作らせて頂きましたのでいつでもお越し下さいませ！またこうして縁が紡がれたこと、本当に嬉しいです…！)

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