涙は花を伝いし雫となって【非募集】

涙は花を伝いし雫となって【非募集】

悲しき鬼  2017-09-03 18:02:37 
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花の咲き乱れる静かな小道

青い瞳の美しい青年 、喪われた記憶の香り

鬼に憑かれ悲しみに沈んだ村の伝説



どうか君だけは、泣かないで──…


【非募集】



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  • No.241 by 碧  2017-10-07 20:44:40 


(目を覚ました時に青い瞳に映ったのは茜の光の中にいる相手の後ろ姿、この茜さえ憂鬱だった自分にとってこんなに穏やかな気持ちで居られるのは珍しいことで。そっと腕を伸ばし相手の肩を後ろから抱きすくめると何を言うわけでもなくそのままじっとしていて。人は、こんなにも温かく自分の冷たく無機質な体と心を癒してくれる。しばらくそうしていたものの相手の耳元で囁き)
…日が暮れる前に、出掛けよう。

  • No.242 by 鈴  2017-10-07 21:29:35 


わッ、

(ぼんやりと茜色を見つめていた時、突然後ろから伸びてきた腕に抱きしめられ鈴は驚きの声をあげた後にその後何をしてくるわけでもない彼に何?とくすくすも楽しそうに笑って。彼の涼やかな声が耳元で聞こえればぴくりと体を揺らした後に「どこへ、?」と不思議そうに問いかけて。言葉こそいつも通りなものの、彼女のいつもは白い小粒な耳は夕焼けのせいかじわりと赤みを帯びていて。)

  • No.243 by 碧  2017-10-07 22:09:07 


おいで、
(抱きすくめていた腕を話すとその手を取り、僅かに乱れた着物を直すこともなく足早に庭へと出て。日が沈む前に相手を連れて行きたいところがある。庭から伸びる茜に照らされた山への道を歩いて行くとしばらくして視界が開け、眼下に広がったのは茜に照らされた広い花畑。相手が心を捧げてくれるのなら、せめて相手の心が壊れてしまわないように幸せを補充してあげたいと)

  • No.244 by 鈴  2017-10-07 22:52:21 


わ、ぁ……!!!

(彼に手を引かれて連れて来られたのは、大きく視界の開けた場所。眼下に広がる花畑はまるでお話の中の世界に出てくるような美しい光景に鈴は小さな子供のように瞳を大きく開いて輝かせて。茜色に染まる花たちは緩やかな風に吹かれて自身の美しさや香りであたりを魅了し、まるで美しい踊り子たちが踊っているかのようなその風景は鈴の視界から外れることはなくずっと映し出されていて。「すごく綺麗…夢を見てるみたい、」そんな言葉を零しながら彼の方を振り返ってにこりと微笑む姿は、茜色の夕日に照らされてどこか儚げだが美しく)

  • No.245 by 碧  2017-10-08 01:29:31 


…鈴を壊してしまわないように、私が出来ることはこれしかないけれど──…だけど、ようやく出逢えた花を手折るようなことは絶対にしないと誓う。
(茜に照らされた花畑、相手の後ろ姿、緩やかな風。それを見ていればその景色の中にいる自分はひどく醜いもののように感じてしまい。長すぎる孤独から救い出してくれた相手を守り抜かねばならないと、そっと口を開くとそう思いを告げて濃くなる茜色に目を細めて)

  • No.246 by 鈴  2017-10-08 19:33:26 


碧……。

(自分のことをとても大切にしてくれているのが伝わる彼の言葉と瞳に、鈴はただ彼の名前を呼ぶことしか出来ずに。「じゅーぶんだよ、」と一言だけ答えれば彼の手をギュッと握って「碧が居れば私はそれで良いから」とへらりと気の抜けた笑顔浮かべて。その笑顔は村にいた頃には想像出来ないほど幸せそうで、まるで花の綻ぶ様な笑顔で。)

  • No.247 by 碧  2017-10-09 15:19:00 


──それなら、良かった。
(相手の言葉と微笑に安心したように微笑み。もうじき日が暮れるだろうが、あと少しだけこの茜の美しい世界の中に身を沈めていても良いだろうか。柔らかな闇を纏いつつある空を見上げて、)

  • No.248 by 鈴  2017-10-09 23:49:02 


……このまま時が止まっちゃえば良いのになぁ。

(少しずつ冷たい藍色に蝕まれつつある悲しげな茜色に目を細めては鈴は小さな声で呟いて。時の流れというものは残酷で、幸せな時間ほど早く流れてしまうということを自分の身で感じては柔らかな風に吹かれて美しい音を奏でる簪にそっと手をやり。「夕方はとても綺麗だけど、ちょっぴり悲しい。」そう呟いた言葉は、彼と暮らすようになってから鈴がひしひしと感じていたもの。この浮世離れした美しい風景は実に素晴らしいが、夕方が来るということはそれすなわち夜もやってくるということ。彼と離れなければいけない時間が迫っているのを感じ、鈴は眉を下げて。)

  • No.249 by 碧  2017-10-11 01:17:34 


…また、辛い思いをさせる。
だけど今日は、鈴の心を貰っているからきっと耐えられるよ。
(少し悲しそうに言ったものの、昼間のお陰で少しは渇きも落ち着いている。鬼の力も其れほど強くは湧き上がってこないだろう、そうすればきっと今夜は耐えられると。相手に手を差し伸べその場を後にしようとすると吹き抜ける風が長い髪を揺らして)

  • No.250 by 鈴  2017-10-11 21:40:28 


本当?
(彼の言葉に先程まで影を帯びていた表情がぱぁっと一気に明るくなれば嬉しそうな笑顔を浮かべて。差し伸べられた彼の男性ながらしなやかで美しい手にそっと自分の手を重ねると上機嫌な表情のままその場を後にして。ふと、自分たちの間を吹き抜ける風に靡いた彼の白銀の紬糸のような髪に目を奪われては「碧の髪、とっても綺麗ね」と彼の髪に目線を固定したまま呟くように述べて。)

  • No.251 by 碧  2017-10-13 17:14:47 


…そうかな、鈴の髪の方が綺麗だ。
(相手の言葉に柔らかく微笑むとそう答えて。相手の手を引きながら屋敷に戻る頃には辺りは濃紺に包まれて。相手を襲うことはないかもしれないが一夜側に置く事は憚られて、部屋へと送り届けようと。)

  • No.252 by 鈴  2017-10-13 22:31:59 


お互いにないものねだりね、

(ふは、と相手の言葉に思わず笑ってしまえばもうすっかりと夜のカーテンに包まれた空を見上げてそういえば久しぶりに夜空を見るかもしれないな、とぼんやりと考えながら鈴の瞳は勝手に一番星を探しており。「……今日もやっぱり離れ離れじゃなきゃだめ、?」となんとなく相手の様子を察しては少し寂しそうに眉を下げながら上記を問いかけて。)

  • No.253 by 碧  2017-10-13 23:06:34 


…鈴を傷付けはしないかもしれないけど、きっとあまり居心地の良いものではないよ、?
(相手の言葉を聞くと庭に面した廊下ではたと足を止め、相手を振り返ると少し困ったように首を傾げて見せ。じわりじわりと背中を這い上がってくる嫌な痛みは既に感じている、自我を失うほどのものではないが鬼の側にいる事は相手の負担にならないだろうか。そんなことを考え始めるも相手はそれを迷惑ではないと言ってくれた、少し言葉を止めると再び相手の手を握って微笑みかけ。)
──…いや、今夜は一緒に居ようか。

  • No.254 by 鈴  2017-10-14 17:41:34 



(やっぱり今日もダメかなぁ、なんて少し諦めかけ始めた鈴だったが、彼の言葉を聞くなり嬉しさで耳が立ち尻尾をブンブンと降っている犬のように瞳がきらきらと輝いて。「ほんと!?」と嬉しさを隠しきれない声で相手に確認をしては嬉しそうにふふふ、と密かに笑っており。最も嬉しいのは彼女の纏う雰囲気から明らかであり、実にわかりやすく感情が顔に表れていて。)

  • No.255 by 碧  2017-10-17 14:32:18 


(相手の笑顔に安心したように微笑むと自室へと戻り、蝋燭に灯りを灯し。夜、誰かと共に部屋にいる事なんていつぶりだろう、じわじわと背中を這い上がってくる痛み、普段耐えているそれと比べると随分と穏やかな痛みではあるものの目の前に相手が居てくれることに何故かひどく安心し、そっと相手を抱き締めて。射し込む月明かり、このまま闇に沈んでしまっても、相手と一緒なら構わない。敷いたままの布団に相手ごと横になりながら相手の肩口に顔を埋めるようにして痛みをやり過ごしているようで)

  • No.256 by 鈴  2017-10-17 21:48:13 


……あのね、碧。

(自分を抱きしめる彼に応えるように自分も彼の体をぎゅっと抱きしめてはその名の通り鈴のような声でぽつりと彼に話し始めて。「こんなこと言うのもおかしいけれど、死んでも良いくらいに幸せって気持ち、私今ならわかるかもしれない。」とふにゃりと笑って見せて。なんだかとても暖かくて、幸せで、まるで凍えるような寒い日の炎の灯りのようにじんわりと心を溶かしていくこの温かさに心地良さそうに目を閉じて。)

  • No.257 by 碧  2017-10-20 01:20:51 


…この先もずっと、その幸せを守れるように…
(微睡みの中で聞く相手の言葉はどうしようもなく甘美なもの、暗闇の中で薄らと目を開けば紅と青の入り混じった宝石のような瞳が目の前の相手を映して。そっと微笑みそう答えた声はやがて溶けるように闇に消え、後には安らかな寝息ばかりが響いて。ずっとこの幸せを守ることが出来たらどれだけ良いだろう、今はその幸せに身を沈めてしまおうと。)


今後の展開に悩んでおります…!何かシリアスめがいいとか甘めが良いとか希望はありますか、?

  • No.258 by 鈴  2017-10-20 22:03:09 


……おやすみなさい、
(彼の瞳に自分が映っている、それだけで何だかとても嬉しい。もう閉じてしまった彼の美しい瞳を思い出しては思わず頬を緩ませて、するりと彼の滑らかな頬に触れた後に上記を小さな声で呟いて。寝ている今なら許されるだろう、と彼にぎゅう、と抱きついては華奢でありながらもしっかりと男性らしさの残る胸に顔を埋めてそのまま鈴も瞳を閉じて。リン、と自分がいつもつけていた鈴が風に吹かれて木の枝から涼やかな音色を奏でているのを頭の片隅で聞きながら、鈴もゆっくりと意識を手放していき。)


(/そうですね……!
シリアスが続いたのでたまには甘めも良いのかなぁ、とも思いますが如何でしょうか!)

  • No.259 by 碧  2017-10-23 17:27:46 


(翌朝目を覚ますと、腕の中には気持ちよさそうに眠る相手の姿。普段なら起こさないようにそっと布団を出るものの、この幸せな朝にまだ浸っていたい思いから珍しく相手の背中に腕を回して。相手が居るだけで、自分のいる世界が見違えたように明るく鮮やかに彩られるのは何故だろうか。そっと相手の黒い髪に指を通せば微かに鈴の音が朝の冴えた空気に響き、表情を和らげて。)

( / そうですね!!お互い、この気持ちが恋だと少しずつ認識していくのも良いかもしれませんね。それと、最近お返事が不定期になってしまい申し訳ございません…!)

  • No.260 by 鈴  2017-10-23 19:35:33 

ん、……碧、

(背中に優しい手が回る感覚にぴくりと小さく身を捩っては1度目をきゅっと瞑った後にゆっくりと開いて。目を開けば優しげな表情の彼が目の前に居り、鈴は愛おしそうにその名前を呼んで。「おはよう、」とまだ少し眠気の交じる声で挨拶を述べては眠たげに垂れた瞳をごしごしと数回擦った後に彼の瞳とまた視線を絡ませてはふわりと花が綻ぶような笑顔で笑い。)

(/いえいえ!大丈夫ですよ〜!!
私もちょっと最近はまちまちだったので!)

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