黒い礁湖/nl

（質問が多くて申し訳ありません、これって見張りを続ければいいんですか？
それとも何かハプニングを起こしたりとか…
個人的に見張るだけですと書く事が減ってしまいロルも短くなってしまうような予感が…）

(個人で尾行まで行ってしまって構わないです←
ガヴさんは指示に固執する方ではないですし、彼女も元海賊ですから/←)

あ？まだ見張るのかよ…（最初は相手の指示を忠実に従っていたつもりだったが、そろそろ飽きてきた上にジッとしているのは性に合わなく、若干呆れたような声で返しながらも、もうしばらく現在地である甲板から出入り口の見張りを続ける。数分してから表情の強張った中東系の集団が一般乗客たちに上手く紛れ込んで船を下りて行くのが目に入り、その集団に視線を向ければどうやら彼らのうち一人の青年は黒いアタッシュケースを持っている様子でいかにもな雰囲気を出しており、今回のミッションターゲットであるテロリストに間違いなさそうだと判断すれば「今降りて行った奴等が怪しい。これから尾行してみる。」と相手に伝え、出入り口から降りるとチケットやらパスポートを確認されたり色々面倒な事が起こるかもしれないことを予測し、船頭近くの甲板から船尾へ移動すれば乗客や船員や乗務員に見つからないようにそこから飛び降りて上手く着地し、少し離れたところからテロ部隊の後を着いて行って尾行し

（というわけで尾行してみました←/
優しいガヴさん及び主様と絡めて幸せで御座います←）

…解った…(実のところ己も今怪しげな集団が船内からわらわらと先客と一緒に出てくるのを発見ししてに知らせようとも思ったが、流石にあの至近距離で見張らせておいたのだから、自己的に発見した上で彼女の意思とタイミングで備考するだろうと思い敢えて観測手側としては何も声には出さずに相手が動き出したので流石だと思いながらも、了解した意図を簡潔に相手に伝えて自分もスコープ越しに狭い隙間から集団を目で追いかけて、建造物に入っていったのを確認すると先程のM16を入れていた黒いアタッシュケースからサーモグラフィを搭載した暗視スコープを取り出して付けて建造物内のテロリストの人数を数え始め「…占めて50人程度の大規模なテロだ…」とこれなら国防省が単純な殺し屋などではなく、自分たちに依頼してきたのも納得できるといった様子で相手に中の人数を伝えると相手が先に建造物に入って近接戦も交えながら、出来る限り隠密に気付かれないようにと祈りつつそれだけではダメだと、自分も建造物のガラス張りの場所に対象がいないか一箇所ずつスコープを動かして観察し続け

(割とこういうところは自由に行って頂けると面白いです/
いえいえ、自分もジルさんと本体様の様な優しい方n((ry

50か…多いな、おい。（尾行を暫く続けているとターゲットたちはとある建物に入っていき、自分は物陰から建物の様子を観察し、どうやら表向きは変わった仕掛け等はなさそうな普通の建物みたいだと結論を出すが建物の中はどうなっているのか分からないためこのまま踏み込むか少し待とうか迷っていたところ相手がどうやったのか方法まではわからないがテロリストの人数を数えたらしくその人数を聞けば今回はそれ程規模が大きめなのかと少し驚きながらも相手からの援護もあるだろうし一遍にその50人と対峙するわけでもないことからまあ、なんとかなるだろうと判断して「…これより、建物の中へ突っ込む。…無事を祈っててくれ」とだけ伝えると、船の中で外してポケットに入れてあったバンダナを取り出し、髪を纏めるように頭に巻いて数本のナイフを取り出して拳を硬く握って一瞬だけ祈るように瞳を閉じればすぐに目を開けて建物の中へと踏み込み

（突っ込んじゃいました←
また明日返しますね。おやすみなさい！）

…あぁ…(今回ばかりは普段のテロ部隊の数倍はいるために流石に多いということを認めざるを得ないが、相手が逸早く建物の中に潜入を図るようで数箇所の非常用としての脱出経路だろうか窓が開けっ放しで放置してある場所を確認してその場所から警戒をしている巡回の兵が見えるだろうかと、片目を瞑って暗視ゴーグルの方で確認すると案の定巡回のテロリストの一人が確認出来、相手が潜入したことについてはそちらの方にもサーモグラフィスコープとライフルスコープ越しに確認しつつ、巡回のテロリストが来るタイミングと振り返って反対側に歩いていくときに暗殺するタイミングを順次知らせていくつもりで通信機に問題がないかと、万一のときの為に音で風圧を計測しながらライフルスコープの倍率を少しだけ上げて、ジャム(弾詰まり)などが起きないようにと相手と全く同じタイミングで祈るように目を閉じて、瞬時に目を開けて構え直すと再度相手の様子を見ながら自身の状態を射撃体制に切り替え

(おやすみなさーい/)

さて…（建物の中に侵入したところで周囲に注意を向けて廊下を歩いていきながら精神を集中させて気配を探ってみるがどうやらここには少人数しか置いていなく警備或いは門番役しかいないようだという事がわかり、恐らく人質の所にいるか、作戦会議中かだろうと考えながら、もしかしたらモニターでどこからか監視しているかもしれないと思い、所々の天井についている防犯カメラに映らないように死角からナイフを投げて一つ一つ壊していく。今回の依頼内容はテロリスト全員抹殺、及び人質を助け出す事であり、万が一にでも一切関係のない人物を巻き込んでしまったりテロリストと間違って殺す事のないためにも、相手から仕掛けてきたり任務の遂行を邪魔してこない限りは此方から攻撃することのないようにナイフを仕舞って物陰に隠れたりしながら建物内を移動する。「どこに行けばいい？」とまずは人質を確保したほうが良いのか、或いはテロリストたちが集まっている場所を探すべきなのかと相手の指示を求め

…3階の会議室だ…会議室には見張りが5人…巡回が角毎に5人だ…(どうやら建造物自体は占拠される前は株式の小企業として活動していた会社の建物の様で西洋系の会社の為かキリスト教徒率が尋常ではないようで今回のテロにおいて必要なのは、中東系の宗教的な関係柄で異教徒に対しての異宗教撲滅目的のようで資金はその建前としてヘリのパイロットがテロ部隊の中にいないが為なのか、相手の質問に元々会議室として使われていた三階の部屋を指して答えると隣に置いてあるアタッシュケースから無線傍受機を出してテロリストの救援要請の無線連絡を逸早くジャックして傍聴し、暫く聴き続けること数分後に少しだけ先程の緊迫感を取り戻して生唾を飲み込むとこちらからジルの無線にコールして「…奴らがロシア製の銃器を持っていたのは…何も貿易だけが原因じゃないな…」と先程からガラス張りのフロアではロシア製の銃を構えた巡回兵士がちらほら見受けられて木製のストックが目立つ為か、推測混じりではあるが「…連中…中東民兵じゃない…」と額に気持ち走る汗を拭いながら過去に起こった大きな宗教団体のテロ事件を思い出して、スコープ越しにサーモグラフィをオンにしたまま静かに「…タリバンだ…」というと、そろそろ連中も壊された監視カメラを不審に思うだろうと益々精密な感覚でスコープを流しながら巡回兵士に合わせて観察し

ああ、了解。3階会議室…（角毎に五人となると、そのテロリストたちを先に潰したほうが後々脱出するのが幾らか楽になりそうだと判断して二階へ上がる前に一階のテロリストたちをなんとかしておこうと考え、わざと足音を立てて敵を引き付ける。瞬時に気付かれて巡回していたテロリスト達がこちらへ駆けつけ、増援を呼んだり騒ぎを立てる前にテロリストたちの鳩尾や頚椎などの急所に素早くかつ的確に鍛え上げられた脚力を駆使して蹴りを入れて気絶させる。気を失ったテロリストたちを見下ろしながらこれは任務なんだ、と自分に言い聞かせてナイフを取り出し、心の中でごめんと短く一言誰に対してかもわからない謝罪を述べて心臓を一突き。汚れてしまったナイフを彼らの服で拭き取ればその階にはもう誰もいない事を確認してから二階へ向かうことにした。エレベーターは閉じ込められたらお終いな上にテロリストと鉢合わせになっても厄介すぎるという理由でエレベーターはスルーして二階へ行くための階段を探し、二階へ上がっていけば相手からのコールで意外すぎる推測を目を見開き思わず「…なんだって！？」と声を出してしまい、当然の如く巡回に気付かれて先程と同じような手順を取る破目になってしまい

……(階段で鉢合わせしたところを廃墟の上から確認して相手の細やかな動きまで丁寧に推測して相手の動きの妨害にならないようにと、先を読んで当たるであろう方向に数発ずつ深呼吸しながら正確に高度の為なのか大きく風圧に影響される弾道を逆に利用して気流で弾道を安定させて狙撃していくと、相手の格闘と計算されたかのように精密にシンクロして相手が最初に倒した対象以外も一瞬にして眉間に風穴が空き、相手には全く当たらずに先程の建造物内での格闘よりも格段に早くその場を乗り切らせると、螺旋状の階段では直弾だと狙撃し辛いが為なのか短く切り落としてカスタム化されているマガジンキャッチボタンを逸早く押して手元の下にマガジンを落とすと、印の付いた中に跳弾の装填されているダブルカラムマガジンを持って早急に音を立てて付け直すと、相手を見失わない内にまたあらぬ事態になっては大変だとスコープレンズを除いてサーモグラフィで真っ青な先程の狙撃対象から真っ赤に表記されている移動中のジルを発見してスコープだけで追いかけ

…ふう、（相手からの援護もあって楽々に片付けて行き、順調に二階に上がる。防犯カメラを壊しながら二階で巡回しているテロリストたちを次々に倒して行き、二階を片付け終えると額に滲んだ汗を手甲を拭いながら溜息をつく。二階を歩き回っているところでモニタールームを見つけて、中にいたテロリストたちを排除すればモニターを覗いて見る。「やっぱり、人質の所にも会議室にも沢山いるな…」と自分が防犯カメラを壊してしまったため、真っ黒になっている画面が多数あり、残ったまだ映っているモニターを見つめ、同時に人質たちの居場所もわかり、会議室の構造もわかった。これから階段を上ればすぐに会議室に乗り込む予定ではあるが、「…なあ、ここまでは順調だったが…、これからはどうだろう…？」と急に不安になり始め、自分の手についた返り血を見つめながら表情を歪めて、誰よりも信頼している相棒であり、今唯一の仲間である相手に静かに問いかけ

…解った…奴等も暫くは会議室から出てこないはずだ…(考えを巡らせる間も無く早急に答えて今の騒動で多少なりと銃声が聞こえた為に相手の会議室の見張りも暫くは外には出てこないだろうと思い、現時点で建造物内で戦闘している彼女をここから支援するのにも限界を感じたのか、手早く手に構えていたアサルトライフルのバレルを外してバラバラにして黒いアタッシュケースの型に嵌め込んで、近くに適当に放り投げていたマガジン数個を丁寧に同じケースに嵌め込んで、カチッという音を鳴らしてアタッシュケースの重い蓋を閉めて持ち上げ「…暫くそこで待機合流次第行動だ…」と相手を安心させると同時に自分も現場で分割して依頼を遂行する旨を仕事中の為か通信機では伝わりきらない無表情で淡々とした口調で簡潔に伝えて、やはり何も無い為か何故か早足ではあるが焦りの感じない革靴の鈍い音を立てて、順に階段を下りて行って入るときに見た落書きされた看板の前を横切ると入口に繋いである立ち入り禁止を示すものだと思われるチェーンを特に大きな反応もなく跨いで通り、港区のテロリストの占拠した建造物の方向に向かって早足を緩めることなく歩き出し

……。（通信機越しの相手の言葉に返事もせず、ぺたんと力が抜けたようにモニタールームの床へ座り込めば床に流れるように出ていた血溜まりの上に掌を置いてしまったらしく、掌が更に血で染まっていくような気はしたがもう既に汚れてしまったため、気にしないことにして、何もない、強いて言うなら色々なケーブルやワイヤーしかないモニタールームの天井を眺めながら相手の言葉の意味を考える。彼の無感情な声では何を思って何を考えてああ言ったのかが直接的にはわからない、もしかしたら自分に対して失望したり厭きられたり、更には怒っているかもしれないし、最悪の場合面倒な女だと嫌われたかもしれない。自分が不安をぶつけた所為で、相手がここまで来なければならなくなって迷惑をかけたかもしれない、相手がここに来てもしも自分のミスか何かで失敗してしまったらどうだろうか、自分は彼の重荷であり、足を引っ張っているだけではないのか…なんてマイナスでネガティブことを考え始め、何もかも考える事をやめて相手の到着を待たずにモニタールームから出て無表情で三階への階段を一歩ずつゆっくりと上がり始め

……(相手が動き出してから数十分後二回のモニタールームを訪れて静かに扉を開けるが中には特に大きな何かがあったわけではなく空になった部屋の端に数箇所の血溜りがあるだけであり、グリースと火薬の匂いは全くしない為に、彼女は恐らく怪我などはしていないだろうが指示や命令に固執する方ではないので特に憤慨の感情は沸かなかったが、後々少しの緊張感と心配の感情が沸々と湧き上がってきて、相手がいたであろう血溜りの近辺を調べようとゆっくりと今度は緊迫感と少しの焦りが混じったような足取りで近付いて行って、血溜りが引きずられて少し伸びている辺りの地面を触ってみるが相手がいなくなったのは大分前であるようで金属質のモニタールームの床は既に冷たくなっていて、晴れやかな天気の為か人間の体温とはまた違った生暖かい空気が篭っていて、開けっ放しのドアから漏れている光が何の前触れの音などもないまま唐突に振り向く間も無く遮られると、後頭部を大きな衝撃が襲って流石に超人的な体力は持ち合わせていない為に、一瞬にして昏倒し暫くして目を開けると同じモニタールームではあるが無意識のうちに周囲を取り囲んでいる中東系の確認できる範囲で出入り口の見張りも含めて20人程度のテロリストがロシア製の銃を構えて待機していて、しくじってしまったと表情に出すことなく心の奥底で密かに思うと、動くことも出来ずに両手を上げて周囲の男達が恐らく彼女にも降伏を要求することは解っていながらも、どこかへ行ってしまって戻ってくるかも解らない彼女を只々要求を聞くしかないにも関わらずに直向きに待機するしかなく直向きに待機し

…終わるまで動くな。（三階へ辿り着いて巡回しているテロリストたちを無表情で一階や二階と違って気絶させる事なくそのまま片付けながら会議室を探す。三階の一番奥の部屋から多くの人の気配を感じ、そこは恐らく会議室ではなく人質たちが捕まっているところであろうと判断し、折角見つけたのだからと扉を突き破り、勢い良く事務室のような広めの部屋に入り込めば驚いて一瞬固まってしまったテロリスト達の隙をついてテロリスト達よりも早く人質達の前に立ちはだかる。テロリスト達が一斉にこちらに銃を突きつけてきたのを狙ったかのように少しだけ口の端を吊り上げた次の瞬間、片足を上げて脛で数本の銃を纏めて蹴り落とし、使い物にならないように銃口を踏み潰し、テロリスト達に情けをかけることなく手間かけることなく的確にナイフで心臓を突く。事を終えれば脅すつもりは全くないが人質たちの身の安全を守るため、人質達を軽く睨みながらこの部屋から一歩も出ることの無いようにドスの利いた声で命令をするように一言かけて事務室を出て、相手はもう既にこの建物に入っただろうか、彼も会議室へ向かっている途中なんだろうか、或いは自分を探しているんだろうか等という考えが脳裏を過ぎるが何も考え無いように頭をブンブンと横に振って残る最後の部屋、会議室へ向かい

…っ!!…(テロリストが下の階で聞こえた打撃音と銃声に反応した瞬間を今しかないとばかりに狙って、瞬時に隣で狙っていた銃口を外させようと蹴り上げてみたもののやはり数が数なので、この狭い部屋では対処し切れずに瞬時に出口に突破口を開いて脱出するも脇腹の一点に弾丸が命中して走りながら体制を崩し、受身を取ろうともしたが痛覚が先に反応して碌な受身も取れずに血液を流しながら転がって行って、廊下を進んでいった先の小広間のような場所に相手を数人確実に射撃しながら入っていって、革製のソファの裏にたどり着き、横倒しにして辛うじて仮の遮蔽物として背面に背中合わせに座り込むが当然銃弾等は防げる訳もなく横を淡々と貫通して通り過ぎていった真っ直ぐな弾道の弾丸を見て、特に青白くなるわけでもなく只々ついていなかったなどと思いながら、それでも職業柄黙って死ぬ気はまったく持ってないのか背面に隠れながら丁度撃たれた位置の少し上くらいの位置に下げていて、恐らく先程から流れている血液が染み込んでいるであろうホルスターからMk.25を出してサムセーフティを外し暫し脳内の片隅で祈りを捧げて、銃を構え直してここからの挽回は現実的に考えて厳しいと判断したのか生き残る方を優先するという選択肢にしたようで、己の左右を長い自動小銃の弾が貫通していくのを見ながら構えたまま何かが起こるのを黙って待機し

…、っガヴ…？（会議室へ続いているであろう長い廊下を歩いていると下の階から銃声が響いてきて一旦足を止め、下の階にはまだ敵が残っていたのかと少し不思議に思いながらも、恐らく彼はもう既にこの建物に入ったんだろうと確信すると同時に何かものすごく嫌な予感がして、額に冷や汗が滲む。相手の身に何かあったのかもしれないと自分の第六感が働き、来た道を引き返すように走って階段を下りながら心の中で何度も何度も「頼む、無事であってくれ…！」と繰り返し祈り、同時に自分がちゃんと下の階のテロリストたちを片付けなかったせいで、相手の到着を待たずに勝手にここまで来たせいで、相手に怪我でもされたらと考えると自責の念に駆られてしまう。今はとにかく銃声が聞こえてくる方向へと走り続け、さっき自分が待機の指示を受けたモニタールームから嗅ぎ慣れた火薬の匂いが、そして誰かの血痕が廊下の奥へと続いているのに気付き先程から感じいた嫌な予感は徐々に絶対何かがあったという確信に変わり、この血痕は彼のものだろうか、それともテロリストたちのものだろうかと相手の無事を祈りながら銃声が聞こえてくる廊下の先の部屋に滑り込むように入り

（ガヴ姫、ピンチじゃないですか…！←）

…最後の余命…だな…(這いながらやっとのことでたどり着いたのも束の間、碌に耐久性もない一般的な革製のソファは冷徹に真っ直ぐな弾丸を受け流していって暫くして、それでも尚奇跡的と言えるであろうソファの御蔭で弾道が反れた為か、一発も当たらずに先程まで大量になっていた銃撃が止むまでの間に撃たれた脇腹のワイシャツを外側に出して、緊急時用に持っていたナイフで途中辺りまで減り込んだ弾丸を少しだけ苦痛に歪んだ表情を見せて摘出し、血液が吹き出す前に応急用に持ってきていたガーゼを何枚も重ねてこんな状況に置いても生き抜くことを第一に考えて腹部に当て、冷静に淡々と正確な手付きで腹部に救急用具の包帯で強く巻いて止血すると実力と頭脳は勿論だが、やはりこの様な時になっても人間というものに変わりはないのか、個人的な感覚で勝敗や生死に関連したことは基本的に運が4割以上を占めていると思っている為か、自分の人生における運という名の寿命を使い切ってしまったのだと勝手に悟って自らの残りの制限時間として課した最後の余命という形で自己解釈して、しかし無謀に飛び出すこともなく相手が己の死を確認しにこちらへゆっくりと近付いてくるのを只々待機するが、テロ部隊もテロ部隊で相手方に銃撃が着弾したもののあの状況下で3人も殺されたとなると迂闊に動けないためか双方において全く動けない零戦宛らな状況になり

(ふふ…他の戦闘ﾄﾋﾟの超人達とは違って、一応ガヴさんも人間なのですよ…/←
このあとでの軽やかでスタイリッシュで円滑なガンファイトを期待しておりまs((←

…てめェら…覚悟はできてんだろうなァ…？（入り込んだ小広間のような部屋の中には銃弾を受けて倒れているテロリストが三人、そしてまだこちらに気付いていないらしくソファーに向けて銃を構えているテロリストたちが二十人程いて、どうやら部屋の奥にある一脚のソファーに集中して撃っているようで、そのソファーが所謂蜂の巣状態に。加えて言うとモニタールームから続いていた血痕はそのソファーの裏まで続いているようで、勘が良い自分はそのソファーの後ろには自分の仲間で、同居人で、生きる理由で死ぬ理由でもある恐らく大怪我をした彼がいることを察して、体中の血が沸き立つような感触に陥って、部屋のど真ん中にいるテロリストの心臓ではなくわざと肩にナイフを投げつけ、テロリスト達の注目を集めては元から血のような色をした赤黒い瞳をギラリと光らせれば怒りと憎悪と殺気を帯びた低い声を出す。今度はソファーのほうではなく自分のほうに銃口が向けられ、ほぼ同時に十数発が撃たれればナイフで弾いたり避けたりして華麗にかわし、体を貫通する事も減り込む事もなかったが何発かは手足に掠ってしまい、痛みで少し表情を歪めながらも、さっきまで自分はなるべく苦しませないように痛む事の無いように仕留めていたがここにいるテロリスト達だけは楽には逝かせてやらないという風にわざと急所を外しながらナイフで斬りつけて行き、テロリスト達を殺す事はなく動きを鈍らせながらソファーへ近付いていく。そしてソファーの裏には応急処置を施したのか脇腹に包帯を巻いたこんな状況でも相変わらず冷静で考えが読み取れない無表情な相手がいて、安心したように少し微笑めば相手のホルスターから昔の自分が使っていた銃がちらっと見え「それ、返せよ。」と再びこちらに銃口を向けてくるテロリスト達のほうを見据えながら

（なんかジルが超人的になってるような気がします←
期待しないでくださいよーｗ←）

……はぁ…少し位は休憩させてくれ…(背後の方で先程までの緊迫感のあった小さな冷戦が突如として何者かの手によって崩されたことに少しだけ目を光らせて感付き、その崩した相手を脳内で探ってみるが思い当たる人物は一人だけであり、その後で隣に近付いて来た人物から聞き覚えのある声が聞こえると、ソファの裏側から珍しく先程までの無表情でため息を吐いて相手を見て、こればかりは気の所為とは言えないレベルで微かに微笑んだまま皮肉を言って、緊急時には仕方がないと思って持っていたものだが果して今の相手にこれを渡しても大丈夫なんだろうかと考えている最中、先程彼女が切り付けた十数人のテロリストが流石に訓練しているだけはあって、考えている間に先程の廊下側の階段に離れて遮蔽物として階段の入口の裏に隠れていたようで、その内の数人が立ち直ってこちらに向かって発砲しながら近付いてくるその少し前に、火薬とグリースの詰め替えた時に出る新品の匂いでで逸早く察知すると「…抜けっ!!…」とこのソファの裏に何時までも立て篭っているわけには行かないと思ったのか、相手を抱きしめるようにして正面から飛び込むと腕で相手の体を覆って横に転がりながら受身を取って銃撃を回避し、その間の瞬時に胸の双銃を抜けと相手に珍しく大きな声で指示を出し、先程の手当の時に開いたスーツの隙間から銀色の拳銃のタン色の柄が光って見え

(どさくさに紛れて恋愛描写投下w/←)