瀬戸 綾人 2013-01-11 21:56:16 |
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「姫華、早く準備してきなさい !」
うん !綾人ちょっと待っててね !
「綾人くん、お茶でも飲んでいきなさい。」
(母に早く準備しろ、と言われると貴方に待っててと言って自分の部屋のある二階に小走りであがり。父は貴方のことを気に入っているのか肩をぽんっと軽く叩いて、お茶でも飲んで行けと貴方に椅子に座るように促して)
あ、じゃあ遠慮なく。
・・・すみません、大切な娘さんを泊まらせるなんて・・・
(相手の父に肩を叩かれれば失礼します、なんて軽い感じで言って座った。おじさんは昔から変わらず優しくいい人らしい。昔姫華にナイショで二人でキャッチボールをしたのだが、姫華は気づいているのだろうか。そんなことを思い出しながら、ふ、と気が付いたように眉を顰め、俯いて謝罪した。親としてはかなり心配なはずだ)
「綾人くんとは昔からの仲じゃないか。
ところで、綾人くんはあいつのことどう思っているんだ ?」
(一泊するだけなのに何故か準備に時間がかかっており、母はお茶を出してその場を離れて、父はその間にも貴方に聞きたかったことを意地悪っぽく笑いながら尋ねていて。)
そう、ですね・・・長い付き合いです。
あ、ありがとうございます。
ごふっ・・・おっ、おおおおじさんっ!?
(お茶がくれば頭を軽く下げ、礼を言い一口飲んで。その瞬間おじさんの口から出る言葉に再び吹き出して。袖で口を覆いながら顔を赤くして相手を見て。意地悪い顔を見れば赤い顔のまま眉を顰めるが、ふい、と目線を反らして)
・・・大切な、奴です。ずっと、守ってやりたいような・・・奴・・・
(それだけ言えばまた真っ赤になって。これ以上は言えない、言えるわけがない。ズボンをぎゅっと固く握り、真っ赤なまま俯いて)
((時間落ちです;お相手ありがとうございました!))
「そうか、ありがとう。
これからも姫華を頼むな ?」
お待たせ ~、綾人行こっ ?
(大切なやつと聞くと父は安心したように微笑んで、その時タイミング良く階段を降りてきてリビングの扉を開け、貴方に話し掛けて)
(了解です! こちらこそお相手ありがとうございました♪)
・・・・はい、任せてください・・・!
おう。・・・じゃ、お邪魔しました。
(これからも頼む、と言われれば顔は赤いものの、瞳に強い意志を宿し、任せてください、と力強く頷いて。次の瞬間相手が下りてきたなら立ち上がり、両親に頭を下げ挨拶をして、行くか、と相手に声をかけた)
いってきます ♪
(一泊にしては少し多めの荷物を抱え、両親にはいってきます、と小さく手を振って行くか、と言う貴方にうん!と応えて玄関を出て)
それにしても多いな・・・
(玄関を出れば、冬の風の冷たさに思わず体を震わせて。手に息を吹きかけながら相手をチラリと見れば荷物の量に思わず呆れたような声が出た。母や姉の言っていた、女の子の持ち物は多い、とはこういうことか。)
そうかな ?
普通だよ !
(外に出ると寒い、と言うも先程貴方から借りたマフラーを巻いて顔を埋めてよいしょ、と色気のない声を出して荷物を運んで)
・・・・貸せ。
とっとと帰るぞ、寒い。
(普通、と相手は言うが男の自分からしたら全然普通ではない。何日泊まる気だ、なんて突っ込みたくなるのを抑え、大量の荷物を運ぶ相手を見れば貸せ、と一言、相手の荷物を半ば奪うようにして持った。そのままとっとと帰るぞ、なんて言えばさっさと歩を進めて。)
・・・・ただいまー。
(よほど寒かったのか照れくさかったのか、大分早足で歩いてきたらしい、気づけばもう家の玄関はすぐそこで、相手がいることを確認すれば玄関を開け、一旦荷物を置いて靴を脱ぐ。母が笑顔でおかえり、なんてリビングから出てきたが、無視。再び荷物を持てば、いったんリビングへ運ぼうか)
おじゃまします …!
(いつにも増して早足の貴方の斜め後ろを小走りでついていくと貴方の家にいつもよりも早く着いて、玄関に入ると笑顔で出迎えられるとこちらも笑顔で返し。)
・・・・んで、こいつどこで寝るんだよ。
「あら?綾人の部屋じゃないの?」
んなわけねぇだろ!!あー、あいつの部屋だ、姉貴の。
「残念、綾人のためにお布団までしいてあげたのに・・・」
余計なお世話って知ってるか?・・・お前もいいよな?姉貴の部屋で。
(とりあえずリビングまで荷物を運んでいき、再び玄関へ戻ってきた。そしてどこで寝るか、という問題に、ギャグなのかマジなのか、ニコニコと返す母、それに多少動揺しながらも返し、今は寮に行っていない姉の部屋はどうか、と。相手の方に視線を送ればいいよな、と確認するように問いかけて)
え …?
綾人のお部屋じゃダメなの …?
(自分も貴方の部屋で寝ると思っていたらしく貴方にいいよな?と言われると上目遣いでダメなの?と小さく首を傾げて問い掛けて)
はっ!!?
「そうよねぇ、姫華ちゃんも綾人と一緒に寝たいわよねぇ♪」
ちょ、待て待て待て待て!!いや、おかしいだろ、なぁ?
・・・・よく聞けよ?と、年頃の女とな?男がな?
・・・その、だな、一緒の部屋に寝る、というのは・・・だな・・・あれだ・・・
おかしいんだ、分かれ。
(相手の言葉に思わず大声では、なんて言って驚いて。こんなに天然だとは。しばらく慌てたように、というか軽いパニックになっていたが、一度落ち着いて。常識人は自分だけ、そう考え一度深呼吸。相手をしっかりと見て説明すれば、分かれ、と。)
はい ♪
え ~…?
だって 、綾人はなにもしないでしょ ?
大丈夫だよ !
(貴方の母にそうよねぇ、なんて言われると笑顔ではい♪と応えて。貴方によく聞けよ?と言われいつもよりは真剣に聞くが貴方を信頼しきっているのかねっ?と言ってニコッと微笑み掛けて)
そっ、そういう問題じゃなくてだな・・・
いろいろとマズイことがあるんだよ・・・分かるか?もう俺たちも大人なんだからよ・・・
まあ、・・・とりあえずおじさんにばれることが一番怖い。
(相手が自分を信頼してくれている、と分かれば嬉しい気持ちももちろんあるが、ここで首を縦に振れば相手の父、おじさんに頭吹っ飛ばされそうで怖いのだ。そして、自分の抑えが利かなくなったら。そう考えるのも恐ろしい。まあ、結局一番の理由は恥ずかしい、ということなのだが。)
いいじゃん …一泊だけなんだし。
パパには内緒にしてれば大丈夫だよ !
お願い 、綾人 …。
(なかなか首を縦に振ってくれない貴方、頑張って説得しようとぎゅっと貴方の腕を掴んでお願い、と上目遣いで瞳をうるうるとさせて頼んで)
っ・・・・・
・・・分かった、分かった。じゃあ俺が姉貴の部屋に寝る。それでいいだろ?
「あら、捻くれてる子ねぇ・・・」
(相手は「綾人と一緒に」なんて口にしていない。だから別々の部屋、自分が姉貴の部屋で寝ればいいのだというなんという一休さん。姉の部屋は大分散らかっているが、少し片づければ寝れる程度。相手の瞳から目をそらして、母を睨むが、母はニコニコとこちらを見るばかり)
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