◆　　金魚鉢　　◆　BML　/　無登録　

>由良

どっちも趣味じゃねえから野性に返却するわ。こんな性癖歪んでる奴俺の手に余る( 相手の仕草に僅かに顔をしかめ / 小さく肩を竦めると呆れたような声で告げ )…香水はシャワー浴びた後肌に付けんの。そんくらい知ってんだろ( 片眉を上げて小首を傾げ / 説教染みた口振りで告げつつも口元に緩く弧を描き )俺あんたのもんじゃねえんだけど( 相手の言葉に小さく鼻で笑うと投げて寄越された香水を目の位置に翳して眺め / 鞄から取り出したノートを千切りそこに香水を振りかけて何処となく機嫌良さげに香りを確かめつつ視界に入る相手の仕草に「飲む」と短く返し )

>榊

こうやって無責任な飼い主がいるから困んだよなァ。２日で捨てられたのは最短だわ。（わざとらしく軽蔑の眼差し向け飄々と話盛って虚言弄し。不貞腐れた態でソファの座面に身を沈め持て余した足は相手の膝へ無遠慮に乗せ昨日のお返しを。）熱烈な誘い文句だねェ。ベッド共にしたいって？そりゃまたの機会に。今日は我慢しな。（身勝手に下卑た解釈で履き違えた理解を示すと優しく宥めるような口調で諭し。）たかだか香水で人様のモンになるなんざ思ってねェよ。それとも安い男だった？香り好きそうだからやるよ、昨日の詫びに。（香り確認する姿横目に缶ビール二つ持って戻ってくると自然に隣座り一本は押し付けて。考えの読めぬ顔で妙に穏やかな口調で囁き落としつつプルタブに指引っ掛け一口味わい。）

>由良

んじゃ聞くけど一体どんな人間だったら初物食らいでSM趣味の犬を手懐けられるわけ( 足にかかる重みに鬱陶しそうな視線を向けるものの退かそうとするでもなく滔々と問い )ノリ悪いな。俺がここまで言ってんのにフラれんの初めてなんだけど( 言われればある意味真っ当な解釈とも思え小さく笑い / 不満そうな口振りで訴え )自分でマーキングだっつったんだろ。俺自体は別に高い男でも何でもねえけど。…ふーん。まあこれなら許してやるよ。欲を言うならあんたが付けてねえと意味ねえけど( 片眉を上げて答えつつ缶ビールを受け取りプルタブを引くと一口飲み / 満足そうな笑みを浮かべてノートの切れ端に鼻を寄せつつ言い添え )

>榊

さァ？俺も会ったことねェな。だから未だ野良なわけ。…アンタ、ピアス開けたことある？（無感動な瞳で天井眺めさして興味なさそうに欠伸混じりにぼやき。唐突に身体起こし緩慢な仕草で相手の耳朶に何かを確認するような手つきで触れて。）優しい配慮だろ。快すぎて俺のこと忘れられなくなるから、心の準備期間作ってやったの。気持ちに整理ついたらいつでも声かけな。（愉快そうに細まった目で見つめ宥めるように頬に滑らせた手で撫で可愛がり。）なんだよ、自分で言ってたら世話ねェな。折角男前に生まれてんだから、高く売り付けねェと損だぞ。なに、そんな好きなの？堪能すんのノートの切れ端でいいわけ？（意外そうに片眉上げ最もらしい口調で説教述べつつペチペチ頬手の甲で叩き。クツリと喉奥震わせノートの切れ端奪い取っては意味深に両腕広げてみせ。）

>由良

…ねえけど( 唐突な問い掛けと此方へ伸びてくる手に無抵抗のまま答えるも早々に煩わしくなると手首を掴んで引き剥がし )ふは、そんな上手ぇの。…まぁでもあんた良い男だからつまみ食いだけなら良いかもなア。どうせ本命云々そこまで拘りねえタイプだろ( 目を細めて触れてくる手を受け入れつつもほんの僅かな好奇心が赴くまま勝手に自らと同類と決め付けて嘯き )俺みてえな人間はお高くとまってちゃ寂しさ埋める相手調達すんのにすら苦労すんだよ。…好きだけど俺の肌には合わねえから( 冗談とも本気ともつかない声で零しつつ頬を叩く手を雑に振り払い / 問い掛けに答えるが手の内から抜き取られた切れ端と目の前で広げられる腕に口元を歪めて笑むとソファの座面に片手を付き其方へ身を乗り出し、首筋に鼻を寄せて微かに残る香りに目を細め )

>榊

初物見つけたわ。初体験経験してみる気ねェ？（獲物見つけた肉食獣の如く嗜虐孕んだ瞳で見据え、引き剥がされた手で自身の耳朶で存在主張するピアス指し示し誘うような甘ったるい声音で問いかけを。）刹那主義ではある。その辺りはどうでもいいわ。興味なくなればすぐ別れるし、一緒に居たい奴に出会えれば一緒に居るってだけだろ？（深く考えた事などなく本能のまま生きている身としては彼の言い分には首傾げ。撫でる手はそのままに呆気らかんとした調子で語り。）なんかアンタ色々拗らせてんなァ。寂しさ紛らわせる行為で余計寂しくなってなけりゃいいけど。確かにアンタには合わねェかも。俺もその香り合わねェし。（胡乱に眉顰め嘆息しながらも振り払われた手で相手の髪を乱雑に撫で回して。近寄る距離に此方からも首筋に鼻寄せては残り香に目細め。）

>榊

…約束通りそろそろ日が昇るしアンタのこと解放してやんよ。長時間相手ありがと。オヤスミ。（白み始めた空に朝の気配感じ心地良い倦怠感と共にグイッとビール飲み干しつつ潰した缶はゴミ箱に捨てて。のっそりと起き上がり髪型乱すように乱雑に後頭部掻き撫ぜては欠伸混じりに部屋を出て。）

>由良

悪くねえけど、さすがに今更開ける気にはなんねえな( 向けられる視線と甘ったるい声に思わずくっ、と喉の奥で笑いを噛み殺し / 示されるままピアスへ視線を向けつつも小さく肩を竦め )…あー、そう。まあ広い意味で捉えりゃ変わんねえか。…つーかいつまで触ってんだよ。何か弄ってねえと落ち着かねえタイプか？( 互いの利害が完全に一致するか否かを測り兼ねて首を傾げるも考えるのが面倒になると投げ遣りに呟き / 不意に手から逃れるように身を引くとソファの背凭れに頭をのせつつ其方へ視線を遣り )…眠くて頭回んねーわ。あんま難しい話しねえでもらえる？…同じ感性を持ってるようで何より。つーわけで返すわ、あんたが付けてきて( 唐突に頭を撫でられ顔をしかめながらも抵抗はしないまま気だるそうな声で告げ / 愉快そうな笑みを漏らしすぐ傍で囁くように告げると、離れつつ先程受け取った香水を相手の手に握らせ )
…さて、ご希望通り朝まで一緒に居てやったし、何言ってっかわかんなくなる前に俺はそろそろ帰って寝るわ。あ、礼は次会った時で良いから。オヤスミ( 徐に立ち上がると欠伸を零しながら一方的に言い捨ててひらひらと手を振り )

夜城(やしろ) / 恋人：無し　/　恋愛：基本無し(親愛で甘やかしたり触れ合ったりはするけれど、恋愛となると、諸々の設定上本人が死ぬ程後ろめたい為) /
男　/　20歳　/　175㎝　/　本来の国籍はヨーロッパ / 職業：同性相手に水商売 /　喫煙：ナシ　/　酒：職業柄いける　/　ミディアムストレートの銀髪(襟足長めであちこち跳ねてる)　/　深紅のつり目(目付き悪い)　/　ピアス両耳バチバチ、舌は一つ　/　色白、額端から右頬に這う刺青 / 笑うと鋭めの犬歯が覗く / 黒やストライプのスラックスにその日の気分でシャツを合わせる　/　性格：やや尖っててキツめ。適度な距離感　/　口が宜しくない / 左右どちらでも


(近くで適当な食材を購入し、人気のない屋敷の灯りを付けて部屋に足を踏み入れる。)…すげぇ静かだな。誰も居ねぇとこにくんの、久しぶりかも。(独り言を漏らしつつ、冷蔵庫に食材をしまう。誰か来たら起きようと考え、ソファーにコロリと横になって寝息を立て始める。)

榊　/　さかき　/　恋人無し　/　恋愛有り　

35歳　/　182cm　/　黒髪　/　緩くウェーブのかかったミディアムショート　/　三白眼　/　切れ長二重　/　人相があまり良くない　/　適当な無地のトップスに綿のゆったりとしたクロップドパンツ　/　ハーバル系の香りの香水


──ったく今日は一日寝てやろうと思ってたってのに、…( ぼやきながら扉を開けるもソファの上に寝転ぶ人影があると口を閉じ / 歩み寄り上からそっと覗き込み )

>榊さん

(人の気配が近付いた事でうっすらと意識が覚醒し、睫毛が微かに動くと共にゆるりと双眸が開き、) ──おわ…ッ、…って榊さんかよ…ビビった。(先日自分も意図せず玄関口で驚かせ、その後傍について貰っていた上色々とお世話になった訳で)…あーっと、昨日は色々……お世話になりマシタ。(うなじを掻きつつ起き上がり、ソファーで何となく正座となり)

>夜城

俺もビビったわ、こんなとこで無防備に寝てる奴居ると思わなくて( 年相応に幼く見える寝顔をまじまじと眺め / 程なくして目を覚ます相手の言葉へ答えつつ隣に座り )別に。俺は俺で夜城クンの珍しいとこ見れて満足したし( 横目で相手を見るとその言動にクスクスと笑い / 茶化すように告げ )

>榊さん

そんなん全部この寝心地良すぎるソファーが悪ぃわ。あと俺、ここの人らに刺される事特にしてねぇし。多分。……つか、寝顔見られたわ。ダセェ。(不服半分気恥しさ半分と言った面持ちで苦く笑いつつ、隣に座る相手を自然に目で追う。続く言葉にはじとりと目を細め)…アンタ俺の事憤死させてぇのかよ。ほんと我ながら、あんなん晒すとか、我ながらどうかしてたわ。……ほんと助かった。ありがと。(膝の間で指を組みながらカーペットを眺め、ポツリと言葉を吐いた)なぁ、今日は飲めそう？

>夜城

俺は刺される心配をしてんじゃねえよ。言わなきゃわかんねえの？…ふは、今更何言ってんだか。泣いてたくせに( 含みのある言葉で告げては小首を傾げ / 意地悪くからかうとにんまりと口角を吊り上げながら顔を覗き込み )礼は腹に溜まるもんで頼むわ( 相手の頭をわしゃわしゃと乱雑に撫で )飲めるけど。どうした、俺と飲みてえ気分になっちまったか？( 小さく笑いソファの背凭れに頭をのせて )

雪梨　／　ゆきなし　／　恋人なし　／　恋愛あり

26歳　／　180cm　／　博物館学芸員　／　黒髪マッシュヘア　／　タレ目　／　口元に黒子　／　常に柔和な笑み　／　お酒は好きだが激弱　／　甘いのが好き　／　ビールは苦手　／　色白の細身　／　ほわほわしてる　／　紺のポロシャツに黒ズボン　／　右寄り


はぁあ……暑い……。今日も癒しが欲しいな……(服の襟をパタパタ仰ぎながら室内に入るとソファーにぐてーっと寝そべって)

由良　/　ユラ　/　恋人無し　/　恋愛有り　/
３５歳　/　１８３ｃｍ　/　ノリで生きる　/　重度喫煙者　/　酒飲み　/　筋肉質　/　目鼻立ちくっきりした派手目の顔　/　柄シャツ　/　眠そうな死んだ目　/　オールバック　/　重いウッディ系の香り　/　左耳インダストリアルピアス、耳朶ピアス二個



邪魔するぞー。……ああ、あったあった。マジでいつ来てもあるなァ。天国だわ。（物憂い様子でドア開けおざなりな挨拶しながら冷蔵庫に一直線に歩進め。並ぶビール缶に嬉々として呟き、早速その場でプルタブに指かけて。）

>榊さん

(含みのある表情と仕草から、ようやくその言葉の意図を察し)へぇ…、知らなかった。俺、一応対象に入ってんのか。昨日の興味の話云々以前にもっと眼中にねぇのかと思ってた。(冗談めかした口調で、普段彼や他の歳上たちの巧妙な駆け引きめいたやり取りを見ているだけに、余計そう思っていたとばかりに。)…はぁッ！？…泣いっ、てはねぇだろ。あー…、…もうこれは切腹。(恥ずかしすぎて顔が沸騰しかけているのを感じつつ、自分よりもやや大きな手に髪を掻き回されながら、リクエストに答える気は満々で)…アンタこそ、飲む前から酔ったか？ アンタが乗り気なら、俺は割といつでも飲みてぇけど。(微かに笑いながらソファーに身を委ねる相手にこちらも笑い、エプロンを手に取る)

>雪梨さん

よ、雪梨さん。軽いつまみとか食ってく？…酒も、アンタに合わせて度数低めの作れるけど。(自分が来る前同様、外は随分熱帯夜の様で、服の襟を仰ぎながら入ってくる姿を振り返り)うわ、雪梨さん液状化しちまったわ。写真に収めてぇぐらい。


>由良さん

(気怠げでトーンの低い声が響き、重たくアンニュイな空気を漂わせながら入ってくる相手を振り返り)…息する様にプルタブ引きやがったなこの人。つまみ、要る？(呆れを通り越して半ば笑いつつ、エプロンの紐を結びながら訪ね)

>雪梨

毎日癒し欲してんな。そんなに周りに癒しねえ環境で生きてんの？( ソファに寝そべる相手を眺めながら片眉を上げ )


>由良

…アルコール切れでそんなシケたツラになる奴初めて見た( 何やら表情に翳りがあるように思えソファに座ったまま目で追い / 缶ビールを嬉々として手に取る様子に感心したように呟き )


>夜城

俺じゃなくて、もっと年下の奴らがな。さすがに二十歳の奴に手ぇ出そうと思う程肝据わってねえし。…まあでも完全に眼中にねえって言いきれねえくらいには色っぽい時あるけどな、夜城クン( ひらひらと片手を振りながら苦笑を浮かべて / 膝に肘をついて頬杖をつくと口角を上げ潜めた声で付け足し )あれ、ずーっとちっさくなってっからてっきり泣いてるもんだと思ってたわ( 愉快そうに笑いながら最後にぽん、と頭に掌を置いて手を離し )二十歳にしてアル中まっしぐらか？それとも毎日俺と飲みてえの？( 其方へ視線を遣ると口角を上げてからかい )

>榊さん

どうだろーな。よくご飯や差し入れ食わして貰ってるし、最近よく撫でられっけど…、寧ろよく食う犬かなんかだと思われてんじゃねぇかな。(せめて犬ではなく人間である事を願っているが、今までの様子を見る限りありえない事も無く、遠い目をする)…でも、手は出してくんねぇんだ？(目を細めて薄く笑ってみるも、自分の今の現状やらを思い出してはふと現実に返った様に醒めた目をして)あーもー…人が悪ぃ。そーだよ。全部アンタの気の所為ですー。(頬杖をついて口角を上げる相手の姿は様になっており、つい視線が行きつつも中学生の様な口調で返し、頭から離れる手を視界の端に追う)大丈夫。俺普段丸っきり作る側だから。…飲みてぇっつったらそれに付き合ってくれんの？(片眉を上げつつ、然して期待はしない様な口調で楽しげに口角の上がる様を見つめ)