春彦 2020-02-03 01:40:48 |
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──まーた健気な事言ってくれちゃって……君が今月乗り切ったらさ、お祝いに痛くも痒くもない、そんでもって絶対消えないスペシャルな奴あげるから。耐えるんなら激務に耐えてちょうだいよ。( 呟きに口付けを止めれば込み上げる感情に耐え兼ね、軽く胸元に頭を預けて。冷やかしも絞り出すような吐息になると暫し自分より遅い鼓動に耳傾け、逡巡の後ぽつりと打ち明けて"それまではこっちで我慢"と捲ったシャツごと肩に力込め押し倒し、愛おしげな笑みで見下ろした相手の鎖骨へ甘噛みのように朱痕刻み。襟で隠れるギリギリのラインまで散らしつつ、片手は痣を愛でるように薄い身体を撫でて )
そんなの僕自身の為だからね。ひたむきなのは当然だ…__本当…?それ。何だかんだ我儘通さずに、耐えれるだけ耐えろって御預けしといて無しとかだったら酷いからな…、ッ ( 胸元に埋まる相手の息を含む弱々しい声を聞けば、直接肌に触れる柔らかい髪の擽ったさも加わり気持ちがざわつき。やや身動ぐ傍ら翳る面持にて可愛気なく言ちるが、打ち明けられた甘い誘惑的な内容に黙り込むと突如視界が反転して。捉えた愛情深い笑顔に訊き返しつつ、優しくなぞる指先と口付けの度に甘噛む様な柔い刺激受けては微かに喉を上下させ。緩やかな息遣い共に表情を仄かに陶酔させ"春彦さん"捲れたシャツに埋れる顎を出し極僅な声で呼んで )
遅くなって御免…流石にもう寝てるだろうけど、今日も1日お疲れ様。…じゃあお休み春彦さん。此方は蹴って。
芳樹くんも蒸し暑い中お疲れ様、おやすみ──はもうしてるだろうから、今日も一日頑張れって事にしておこうか。無論、バテないレベルで。せっかくの美味しい君…もとい場面なんで返事は目ぇ覚めるまでもうちょい待っといて。そんじゃ、良い一日を。
…本当。俺だって君に関しちゃひたむき気取ってるつもりだし──ぶっちゃけ着けさせたかったしね、ずっと。流石にがっつきすぎだってんで我慢してただけで…まあ、一ヶ月くらい誤差だ、誤差。( 白い喉元が微かに動けば本能的に引き寄せられ、色がつかない程度に口付け緩く喉仏を噛みながら控えめな言葉で吐露し。それでも執心を隠し切れない言い分に歯切れ悪く語尾を濁し、不意に名前を呼ばれ上げた顔を情欲で微かに歪めて。相手の微かに蕩けたような表情に再び早まる鼓動を感じつつ、独り言で締めればシャツを払うように片手差し入れ頬を包み、応える代わりに些か性急に唇重ね )
なら良い…約束通り仕事を熟そう。ただ、別にがっついてるだの僕は気にしないし、意地は分かるけどそんな我慢する必要も無いよ__……ねぇ、名前…呼んでよ。さっきみたいな風に ( 喉元へのキス受けつつ控えた声量でされた吐露の、濁されて尚滲む心情を聞き入り滔々と悦び得て。快い甘噛みの感触味わう喉を震わせ漸く穏和に承諾し、軈て見合せた歪む婀娜な表情に心掴まれ。徐々に熱を帯びると返事代わりに重なる温かな唇で安堵に似た充足感巡り、瞳を閉ざし両手で頬を包み込んでは其の余韻に陶酔する様に何度か柔く啄み、口を僅に開くも足りぬと先刻の甘い声を反芻し強請って )
今朝はどうも、まさか起きてるとは思わなかったから普通に驚いた……改めて有難う。あんたからのエールもあって無事帰って来れたから今日も御相手頼みたい。勿論、用があるなら其方を優先して構わないから。其れだけ伝えたかっただけだから此方には返事しなくて良い。
えー……駄目。意地はさておき、しなきゃなんない我慢も出来なくなるから。って言いたいとこだけど男に二言は無えわな──理性ギリギリまで付き合ってよ、芳樹。( 相手の穏やかな声調とは対照的に腹底へ重怠い熱が溜まるのを自覚しては浅いキスばかりで応え、頬を包む手に己の手を重ねて務めて平静に振る舞い。それを見透かすような提案につい煮え切らない声を上げつつ、結局欲と此方を見上げる相手の愛らしさに負け悪戯っぽくも甘やかに囁いて。再び寄せた三日月型の唇で"口開けて"と促せば先程よりも深く啄み、相手の唇を舌先でなぞって )
毎度毎度言う事聞けなくて悪いね、うっかり言い忘れてたんで一個だけ。午前様であれこれ長々考えんのも大変だろうからカットは勿論、何なら一日おきでも返事貰えりゃ全然無問題だからさ、草臥れてたらそのまんま寝てちょうだいよ。以上、残業アレルギーな春彦さんからのお願いでした。今日も今日とてお疲れ様、今度こそスルーでよろしく。
__…ん…其れは、少しの触れ合いでも欲しくなってるって事。 ( 曖昧な言葉でより熱量持っては暈さず、悦楽に任せて尋ね。だが相手から甘く悪戯に名前囁かれると胸の芯が締付けられ、全身を苛む甘やかな痺れにそんな余裕も無くなれば只"勿論"とうっそり双瞳細ませて。促しの儘添わってない側の手を後頭部へずらし、嫣然と笑む唇に深く啄まれた唇開き表面をなぞる舌先を同じく舌先で絡め取ると咥内へ誘い )
本当だよ、毎度僕の言葉をシカトしてくれるな…色々と気回してくれてどうも。有難く御言葉には甘えるけど、別にあんたと話せる内は話してたい…って僕の我儘みたいな物だし無理はして無いから平気。寧ろあんたこそ眠かったら寝てよ…じゃあ其方も1日お疲れ様、今週は特に夜更けまで待ってて貰って悪いね。本当に有難う…今度こそ此れは蹴って。
──…ッ…こういう事。しょうがねえよ、悩殺ポーズくらって頭馬鹿んなってんの…芳樹くんもそうだって言ってくれりゃあ、本番NGでも手やら口やら出せんだけど。( 添えられた手と絡む舌に促されるまま唇の奥へと割り入り、微温い裏側までゆるりと愛撫してはそこにも痕を残すように吸い上げて。問いへの答え代わりに欲求に任せ歯列から上顎の窪みの一つまで尖らせた舌先で執拗に責め立て、相手の表情見たさに一度僅かに顔を離すと細く糸を引く唾液をぺろりと拭い、先程より掠れた声で甘ったれてみせ )
…は……ッ、…__そう。…残念だけど僕は違う、もっと…ずっと欲しいから手や口を出されたら溜まった物じゃない。だから離したら駄目だよ ( 愛撫される儘深く絡ませ、吸付く刺激を過敏に拾うと体を震わせ。じっくりと歯列から上顎擽る動きに火照り始め、脳がぐらつけば相手のを求める様に側面や裏に舌這わせて。混ざる唾液を飲んだ所で唇が離れては切な気な瞳覗かせ、糸を掬う赤色に欲心と共に下腹部が疼けば仄かに紅潮した面持で甘い吐息混じえ答え。再度口付けようと頭部の手を引寄せて )
…情け容赦無えなあ…覚えてろよ、週末。それこそ一分一秒も離さないからね──とりあえず、今日の所はこれで我慢させといて。( 煽っているのか諭しているのか曖昧な言葉に甘ったるい息遣いまで添えられればやり場のない焦ったさに眉根寄せ。唆られるばかりの表情から視線逸らし、苦しげに吐き捨ててはどうにか悪戯な笑み浮かべ、素直に唇が触れる距離まで引き寄せられ。しかし徐に首を傾けると相手の首筋に矛先逸らし、抑えきれなかった衝動に任せやんわりと甘く痛む程度に噛み、満悦そうに舌先で歯型をなぞって )
覚えてるから。其の願ったり叶ったりなの、実行してよ……、ん…ッ__分かってたけど不完全燃焼だな…。 ( 眉根を顰めた面持に次ぎ、苦悩的な吐き捨てに悩ましい瞳を1度閉ざしては愛し気な色を視線に宿し。逸れた顔がニヒルな笑みに歪むと見合され、跳ねる鼓動を携え真近で見詰めるも程無く肩透かしを食らえば切なさから心無し眉尻が垂れ。だが首筋に唇触れ、緩くも皮膚に歯が食込む感触に息が詰まり最早音となる返事の片や、此れ以上白熱せぬ様に頬の手も後ろへ滑らせ。其の頭をやや強く抱いて髪に鼻先を埋め、相手の匂いの中で掠れ声零して )
ねー、完全に生殺しだわ……一服やってスッキリしとく?このまんまじゃ寝るに寝れねえんだけど、ギンギンで。無論、目の話ね。( "オッケー"と溜め息程に掠れた声で約束交わし、淡い紅色の痕を物足りなげにキスでなぞるも押し留めるように頭を抱かれれば苦笑と共に唇離し。此方も手探りで相手の髪へと触れ、緩く撫でながら耳に残る嬌声を拭い去ろうとなるべく普段通り戯けた声を装って。下卑た冗句も一つ添えては「そんなモン吸ってないでさあ」と髪に密着する相手を見上げようと顔を傾け )
…悪いね。__だからそう言うから思えて来るんだってば…あんたが吸いたいってなら止めないよ、僕は。此の際だからもう少し困らせはするけど( 艶っぽく乾いた声音での約束に眦細め、柔い口付けが止むと漸く激情鎮まり始めて。髪に触れる掌に撫でられ、心地好さげに目伏せつつ普段の調子に戻る相手の添わる冗句迄聞き。単調に返し続く言葉にも只々髪へ摺り寄り、傾く顔を腕の中に閉込めた儘一瞬思案するが其れも刹那の事で。離れ難さからより腕に力込め思いと矛盾した言葉発し )
困らせるっつーか……君が困るとは思わない訳、一応飢えた獣よ?俺。下手に可愛い真似してプッツンしたらどうすんの、"煽ったお前が悪い"とか何とか言っちゃって。( 離れない鼻先へ物申そうとした口も擦り寄ってくる相手の可愛気に負けて閉ざし、大人しく腕の中に収まるもより強く抱かれれば燻ったままの感情が疼き。煙草に逃げる事も叶わず細い黒髪を指先で弄び、平静を装いつつどこか熱っぽさが尾を引く口ぶりで冗談交じりに釘を刺し )
…別に、特段無いから困ってるって所かな。まァ…今したばかりの約束破るのは不本意だろうし、煽ったらしい責任として刺激しない様努力する。 ( 埋まりつつ相手が収まる気配認め、徐々に伝う体温で多幸感滲んでは指で掬う様に後ろ髪撫ぜて。以前指先で髪触れる相手の平静ながらも仄かな熱籠る声聞き、引掛けた揺蕩いに心が波打つ傍ら冗談含む釘刺しへさも淡白に飽くまで離さぬ姿勢示すが少し間を開け思慮分別が無いかと思い直せば"…其れが嫌なら、引き剥がせば良いよ"と小さく付言し )
相っ変わらずバレバレね、嫌ってのだけは珍しくアテが外れてるけど。…ただまあ、お言葉に甘えて腹は仕舞っといてもらうかな、めちゃくちゃ目の毒。ついでに──( 冗談めかしても情欲を悟られれば小さく肩を揺らし、付け足された言葉をも笑い飛ばして。一息吐くと肩口に溜まるシャツを引っ張り、下心へ蓋をするべく艶めかしく上下する白い腹と転々と散る痕を大雑把に覆い隠し。完了の証にぽんぽんと軽く叩いてから視線を上へと戻し、腕の中から見上げた相手の唇を人差し指でなぞり"キスできる分だけ剥がれてくんない"と含み笑いで先程し損ねた分を欲し )
注意喚起しときながら何言ってんの。今のはアテじゃなくて保険だから…おや、保養かと思って仕舞わなかったのに。何て…__…良いよ、ちゃんとしてくれるならね。 ( 腕越しに揺れる肩認め、軽やかに一笑に付され杞憂だと悟れば反発の如くシニカルな口上立て。其れでも一息吐いた相手が服を直すのを大人しく受入れ、掌で柔く叩かれる儘其方へ顔ずらすと視線を交錯させ。腕中から射抜かれる視点と、含みある艶笑浮ぶ唇に揺蕩う心は酷く乱れ、縁をなぞる指先も伴い振り返す様な物欲しさに甘く痺れた唇震わせ言葉で返しては漸く力を緩め )
…昼夜問わず暑い中、今週もお疲れ様。もう既に夜更けだから削るなり短くするなり好きにして構わない…って一応知らせて置くよ。じゃあ此方は蹴って平気。
あくまでたらればっつーテイを装いたかったの……気ぃつけなよ、美味そうな腹晒して食い荒らされても俺知らない。甘ーい春彦さんは来週まで出張行くってよ──こういう路線は今日でおしまい。( 口上にまんまと本能を刺激され、下腹部のその奥を求めるように軽く乗せていた指をぐっと沈ませつつ仕返しじみた脅しを吐き捨て。それでも他には踏み込まず緩んだ腕から抜け出し、逆に相手の頭部を包むように両手添え真正面から口付けて。軽く触れ合わせ、ゆっくり唇を食みながらも戯れに留めてはその合間に囁いて )…ま、その分今夜は甘ったるくしとくから。何なら寝ちゃっても良いからね、このまんま。 背中やら何やらは夜のうちにサービスしとくんで。
芳樹くんこそ一週間乗り切って偉い偉い、誇張抜きでお疲れ様。マジで。飛びっきりの頑張ったで賞あげちゃう…って言いたい所なんだけれども、どうにも寝落ちフラグ濃厚なんでそっちは明日のお楽しみって事で頼むわ。上のは削っても蹴っちゃっても良いから何卒よろしく…花の金曜だってのに面目ないね、本当に。そんじゃ一応先におやすみは言っとくよ、君も睡眠欲最優先にしといて。
ふ…また物騒で。……そう、だったら甘くないあんたって奴を堪能するだけだね。お互い食道楽に打ち興じるなら暴食されようが、逆にしようが両成敗で事済むだろう? ( 押し込まれる指に騒ぐ胸を逃がす様、吐息に似た笑声漏らし。其れで済んだ故に脅し文句も口端を上げるだけだが、腕の中から抜け出た相手が己を包むと首裏に回した儘の腕を引寄せ此方からも顔を近付け。正面切って来る相手の唇に見入る間に重なり、唇を食む感触に甘い充足感満たされつつ柔く啄んだ後、合間に囁めかれた言葉も含め飄々と曰えば寝返りを打って横向きになり。相手もベッドに寝転がせては"寝よう"と目配せて ) __正直、もう十分過ぎる程甘やかされたんだけどな…色々と気遣いどうも。御言葉に甘えさせて貰うけど…背中は見えないから却下って言ってる、だから代わりに添い寝するサービスして欲しいかな。
…、本当だ。 ( 激務が後を引き挨拶交わす位で、日中は仕事を片すのに徹して。だが日暮れ過ぎればPCを仕事用の鞄へ仕舞い、夕食を作ろうとキッチンに立ち材料を取りに冷蔵庫の蓋を開けた所でふと或る日の会話思い出し。中を見回す様に覗き、確かにビール缶が確認出来ては胸に拡がる擽ったい喜色に目許が緩む儘、思わず小さく言葉が漏れ出て )
昨日は誇張抜きの労いをどうも…って言うのと、あんたにどうこう言う前に僕の方が寝落ちてて御免。眠いのに態々書いてくれて有難う、取り敢えず飛び切りの賞をくれるのは了解した…別に無理に起きてる必要は無いし、面目無く思う事もないから。寧ろ寝てくれた方が安心するので、余裕のある範囲で付き合って貰えると嬉しい。
じゃあ言いたい事は此れだけ…お休みは今日言う心算だから一旦保留で、ね。此方は蹴って構わないよ。
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