【FGO】嗚呼、日常。【3L】

御影尋.

何かあったら誰か呼べって言ったのに馬鹿なんだから。
(甘いものが欲しかったにせよ、なんにせよ誰かに言って助けてもらえば良かったのに。ほんの少しの怒りと呆れが募る一方で、偶然でも貴女を見つけられて良かったとも思い。言われた通りｻｲﾄﾞﾃｰﾌﾞﾙから錠剤と水を持ってきては「ん。」と差し出して。これで体の痛みは抑えられるだろう…当面の問題は魔力不足のほうで何か探すように視線を巡らせ、)


ｱﾋﾞｹﾞｲﾙ.

都合の良いﾕﾒから醒めたようでなにより。
(正気を取り戻し異界の“怪物”から英霊(にんげん)に戻った今、その目には人影が佇んでいるようにしか見えないだろう。しかし視認出来ていないながらも先ほどよりもﾊｯｷﾘと、なんだったら敵意すら感じさせる眼差しを受けつつ「何言ってやがる。ｵﾚ達ｻｰｳﾞｧﾝﾄは兵器なんだぜ、どいつもこいつも危険に決まってんだろーが。」と涙ぐむ幼い少女に向けて容赦なく、淡々と事実を突きつけ、)
　

>>アビゲイル･ウィリアムズ
はい、勿論…甘いものばかりの不健康な部屋でよろしければいくらでも
（ゆっくりと歩幅を合わせるように歩きながら、頭を撫でる手を受け入れてくれた貴女を何だか妹というか…なんだろう、ヒトの家の飼い猫が懐いてくれたような。歩きなれた廊下を戻り、今度本当のマスターであるはずの先輩にこのことは報告しなくてはなぁ…なんて未来のことを思いながら「はい、ここです。好きに寛いでください…面白いものはありませんが」と部屋の中へ）

>>アンリマユ
…ありがとうございます
（助けて欲しいと言うのは、少し勇気がいることだと…まあ、この状況で、迷惑をかけているわけだから何も言い返せないが。薬と水を受け取って、何とか胃に流し込めば細く息を吐いてのそのそと布団の中へ。痛いしダルい…貴方の手に触れようと手を伸ばして、途中で諦めたように指を曲げてから「アンリマユさん、気付いてくれてありがとう」と僅かに口角を上げ）

御影尋.

(探し物の最中ということでお礼の言葉にはんー、とやっぱり短い生返事を返すのみでﾍﾞｯﾄﾞから離れとつとつと向かった先は、診察台近くにある医療用のﾜｺﾞﾝ。どれもこれも使用用途の分からない器具だらけのなか1つだけ使い方の分かる物、探していた物…ﾒｽを見つけ拝借しては貴女の元へ戻ってきて。そして甘い物を欲していた貴女に「ご飯ちゃんと食べた？体痛くても食べなきゃ治んないぜ。」と話しながら目線は下に、手首にﾒｽの刃を押しつけて、)
　

>>アンリマユ

（視界の端をうろうろと歩き回る貴方を横目に見ていたけれど、疲れたのか少し目を閉じる。再び開けた時、聞こえた声にそう言えばいつもの事ながらご飯を食べていなかったなぁ…などと返事をしようと＿したのだけれど。見えた銀色に息を飲んで咄嗟に身体を起こそうと…節々が痛んで、動かない。「待って、アンリマユさん、それ、」掠れた声で貴方の名前を呼んで、）

(／本当に遅くなってしまって申し訳ないです(　ｽﾗｲﾃﾞｨﾝｸﾞ土下座　)まだ元気ですよ、ということだけ伝えに来ました…！(　はふ　)もう少しお待ちくださいませ…！(　えぐ　))

御影尋.

魔力足りないんだろ。余裕あるし分けてやるよ。
(そのままﾅｲﾌを引こうとして制止の声に一旦手をとめた後、起き上がることすらままならない貴女を見つめながら、貴女が1度も口にしていない悩みをさらっと指摘し。そして他人の自傷行為を前に顔をこわばらせる貴女と対照的に「吸血種からもｲｹるってお墨付きの“俺”の血！ﾌﾟﾘﾝよりもやみつきになっちゃうかもね。」なんて思いっきり悪戯っぽく笑いながらふざけて、)


ｱﾙｼﾞｭﾅ背後様.

(/おかえりなさーい！( ｽﾞｻﾞｻﾞｯ / 受け止め ) お元気でいらっしゃることが分かればそれで良いのです！どうかお体に気をつけてお過ごし下さい。)
　

>>アルジュナ
（/背後様ぁあああ！？（ｽﾞｻﾞｧ）お元気ならば！それで！！良いのです！！！昨今暗いニュースばかりではございますが、頑張っていきましょうね！お体にお気をつけて、お疲れ様です！）

>>アンリマユ
…休めば大丈夫です、大丈夫なので、本当
（その通り。立て続けに撃った攻撃が悪かったのか、それとも…思い当たる節は多々あるが、それでも平然と寧ろ楽しそうに刃物を手に取る貴方に少しだけまた怯えがつのる。効率の悪い口付けよりも、血をもらった方が早いのは分かっている、それでも「…意地悪ですね、本当に」傷なんて見たくないと分かっているだろうに…布団を首まで引き上げて）

御影尋.

休んでも全然よくなってねえじゃん。いいから、さっさと治すよ。
(おどけるとそれが逆に奇怪に映ったのかますます表情を歪める我がﾏｽﾀｰ。まったく、切って死ぬわけでもないのに本当に大袈裟だ。聞き飽きた意地悪の声も無視し、死角となっていることを良いことに微かにﾅｲﾌを動かして。一瞬息を詰め、思ったより景気よく出た血。垂れ落ちないように気をつけながらのそのそと貴女に近づき、)
　

>>アンリマユ
あ…え、ちょ、
（正論を口にされると弱い。微かに動きを止めた貴方にハッとして、それから視界に入った赤い血に漠然と…貴方も血が赤いのだったなと余計なことを考えて。止血しなくては、どんな傷であったとしても、咄嗟に布団から出てガーゼをと思ったけれど…身体が重たい。「…嫌です」と小さく異議を唱えて唇を引き結んだのは、貴方に痛い思いを自分の為にさせた事実が少し悔しかったから）

御影尋.

嫌です、じゃねーよ！ここまで来たんだからもう観念しやがれ。
(自傷行為を止めようと咄嗟に体を起き上がらせたことで生まれたわずかな隙間を見逃さずに、ずぽっと手を差し込みそのままゆっくり背中を起こして。事ここに至り魔力補充を拒む貴女の唇にそっと患部を近づけ「ほら。」と食い下がり。これで拒むようなら次は、無理やりその口に血を擦りつけてやろうと決め、)
　

>>アンリマユ
（身体を支える手が、あくまで善意だと分かっているから目の前の手を叩き落とす選択肢が消えていく。目の前の細い傷口に、傷口の大きさよりも赤い液体が滲んでいてベットを汚すことも出来なくて…唇の端にポタリと垂れた血に観念したように目をきつく閉じ、傷口に唇を寄せて。「…アンリマユさんなんか、」馬鹿とか、嫌いとか、本音とは裏腹な悪口が浮かんで消えて涙が滲む。マスターとして、不甲斐ない）

御影尋.

もーっまーた泣いて…泣き虫め！
(これで貴女の涙を見るのは何度目だろう。はじめの頃は思いもしなかったがうちのﾏｽﾀｰは案外泣き虫、だと思う。見るに見かねて一度供給をやめさせ、背中を支えてるほうの手で体を抱き寄せれば「頼むぜﾏｽﾀｰ。ｵﾚみたいな三流、好き好んで使おうっていう捻くれ者、ｱﾝﾀぐらいしか居ないんだからさ。」ぽんぽんとあやしながら早く元気になってくれよと続け、)
　

>>アンリマユ
…それでも、アンリマユさんが痛いのは嫌です
（貴方は思っていた以上に、優しいのだと思う。面倒だと放り投げてもバチが当たらないようなマスターを、貴方は支えてくれるのだから。背中を叩く手に甘えて、ぐりぐりと貴方の肩に額を押し付けて、ついでに涙も拭いてしまおうと瞬きをしては「…でも、思ったより不味くないです」と血の感想を）

御影尋.

え、なになになに？仲間意識生まれちゃった系？絆されちゃった系～～？
(些細な切り傷でも、そう思ってくれるくらいには仲良くなれたのだと分かり知らずつり上がる口角。にまにま笑いながら貴女をおちょくりまわす犬の顔は心底嬉しそうで、尻尾があったら千切れるくらい振っていたかも。「ｵﾚ健気な忠犬だからね、これくらい余裕なのさ。」ぎゅっと抱きしめながら調子乗って自慢げに語り、)
　

>>アンリマユ
…嗚呼、もう、
（絆されたし、軽率にも大切にしなくてはと思った。忠犬だと自ら申告する貴方に苦笑混じりに言葉を並べ…それでも近くに体温があるのは何だかほっとして、痛み止めが聞いてきたのか頭がぼんやりとして…貴方の傷がある方の手を握るように手を伸ばし、握れたのなら手首に再度口付けようと。「次からはキスでお願いします」と、傷への不満も忘れずに）

御影尋.

えー…泣きながら血ぃ啜ってるﾋﾛ、やらしかったから、痛みとかそんな気にならなかったわ。
(それこそ本当に馬鹿とか、嫌いとかさらに泣かれそうだったからその時は口にしなかったものの、貴女が心を痛めている裏で、実はろくでもないことを思っていたことを告白し。加えて「正直すげー唆られた、喰いたかったもん。」へら、と薄く笑い小さな唇にぐっ、と手首を押し付け、)
　

>アンリマユ


兵器だなんて私は違う。だって私は自分の意思を持っているもの。
(誉れ高き英雄、志を持った者達。それ以外に属する降臨者と復讐者。突き付けられた言葉はナイフのように心をズタズタに引き裂こうとその鋭い歯を振るう、事実を言う彼に言い返すことも出来ずギチリと奥歯が軋んだ音を立てた。「憧れているの…ただの女の子みたいに楽しい日々を過ごしてみたい。こんな夢なんかに頼らず、」目線を下へ、床へと向けて。)



>御影尋


(踏み入れた彼女の部屋。間取りは特に自身の部屋とは変わらず無機質さを拭いきれないものだが、ほんのりと漂う甘めの香りに相手が相当な甘党及び甘味好きなのが推測できるがそれはさておき。ふかふかとしたベット、何気なしに近寄れば腰を掛け「…あのね、他の人の部屋に来るのなんて初めてなの。少しドキドキしちゃう、」こう上手くは言えないが、ソワソワとした気持ちに戸惑い気味にキョロキョロと忙しなく部屋を見渡しており。時折目が合った貴方との目線に気恥ずかしくスカートの裾で口元を隠し、)

＜御影尋

（両儀式《アサシン》にて参加希望です。
マスターは御影尋、他にも必要な情報がありましたら言って頂けると幸いです、不可なら一言言って無視で構いませんので）

>>アンリマユ
…ぇ、ふ
（思わず素で「え？」と問い返しかける程には驚いたようで、薄く開いた唇に押し当てられた傷口から、ちろりと血を舐め取りつつ心底不満げに眉を寄せ。とことん悪趣味じゃあないか…と、口にしようにも運悪く血の味がする傷口が口枷に。腹いせに舌先で傷口を軽く抉るように撫でて）

>>アビゲイル･ウィリアムズ
…それは、光栄です。初めての部屋がこんな甘ったるい場所では、他がさっぱり感じるかもしれませんね
（落ち着かないのかそわそわと辺りを見回す貴女に小さく笑って、ベッドに腰掛けた貴女の隣に同様にぽすんと腰を下ろし。好きに漁っても怒らないというのに、知らない人間のテリトリーに入った猫のようで何だか微笑ましい。「何か食べたいものがあれば…甘いものなら殆どお渡しできますよ？」と小首を傾け問いかける…夜に甘いものだなんて怒られてしまいそうだけれど、2人だけの秘密だ）

>>1418様
（/背後様！参加希望の程ありがとうございます！こんなへっぽこのサーヴァントでよろしいのですか…！？（ｶﾞﾀｶﾞﾀ）尋背後のカルデアに両儀式さんがいらっしゃらない都合上、調べつつ絡ませて頂く形になるかとは思いますが御容赦ください。大丈夫なようでしたらぜひご参加いただきたく存じます！
お手隙の際にall宛に絡み文をお願いいたします…スタートはどこからでも、何時でも構いません。全力で絡みに伺います）

ｱﾋﾞｹﾞｲﾙ.

戦う為に呼び出されるｻｰｳﾞｧﾝﾄが兵器じゃなくて何だってのさ。
(どちらにしろ心底どうでもいいと思っていたが貴女がぽつりと、絞り出すようにして口にした憧れだけは耳を傾ける気になった。普通の女の子のように毎日楽しく過ごしてみたい。ささやかで、なんてこと無い、心からの小さな『願い』。無表情から一変、黒き聖杯は目元を微かに細めて「おやつの時間にﾗｳﾝｼﾞに行ってみるといい。」と一言ｱﾄﾞﾊﾞｲｽ。扉を開けたらきっと貴女と同い年くらい少女達がお茶会を開いているだろうから、)


御影尋.

んぎっ…や、いてーよ。
(舌で傷口を撫でられる度にちりっと傷口がしみて呼吸を止めてしまい。さしずめ駄犬へのお仕置きといったところか、魔力補給目的じゃないと分かっているから痛いと軽く抗議してみたり。その後も大人しく待てをしていたがやっぱり目の前の光景に辛抱出来なくなりｽｽｽ…と忍び寄るように顔を近づけ、口の端についた血液を舐め取ろうとして、)