Z 2013-12-11 13:44:27 |
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美月
「美月…!?…アイツもしかして…!!」部屋の窓から出口へ向かう相手を見つけ装備を見れば自分の変わりに向かったと気付く、戦闘班でも無い女性がしかも一人で外に出て無事に帰れる訳もなく、焦ってベッドを降りるがそのまま床に落ち「クソッ……動けよ…動けよ俺!」ズルズルと体を引き摺り薬が置いてあるとこまで行けばガシャガシャとある薬を探し「あった…!!」手に掴んだものはアドレナリン、注射器ですぐに自分に打ち「ぐっ!?ッ!!くぅ!!…はぁはぁ…ふぅ…」一度深呼吸すれば普通に立ち上がり戦闘服を着て装備を付ければ、すぐに他の戦闘員を連れて後を追う
>守桐
絶対帰ったら今まで無駄にした実験時間の慰謝料を請求するんだから。
(歩きながら呟くがそもそも帰れるはずがないことは分かっているので苦笑いして。暫くは咎人を銃で撃ちながら進んでいき。この調子なら行けるかもと思っているのも束の間、一気に咎人に囲まれ。二丁の拳銃でどうにか当てているが人数が圧倒的に不利な為、ギリギリの戦いで。息を切らし不意な後ろからの攻撃に咄嗟に避けホッとしていると後ろの壁に気付かずに頭を思いっきりぶつけて血を流し。
美月
「美月ッ…早く…もっと早く…!!」焦りが先走り傷口が開くがそんなこと等構いもせずに移動速度を一気に上げる、後ろの戦闘員達は何とかついて行くのに精一杯になっている
>守桐
…くっ。
(なんとか周りの咎人は仕留めたが地面に手をついて息を切らしていてホッとしてると再び咎人がゾロゾロと現れ。睨みつけながら銃の引き金を引くが既に弾切れになってしまい「そ、そんな…。」と絶望するがとりあえず痛みに耐えながら走って逃げて。
美月
「ソイツに触るな」どこから現れればピクリとも動けば撃ち抜かれるという風に感じる程の殺気を咎人に放ち、美月に近付いていく
>守桐
…!?
(相手に気付くと驚き。「ど、どうしてあなたがいるのよ…。」と呟いて。相手はかなり怪我をしていてベッドで寝たきりになっていたはずなのに、しかもこっそり出たつもりがバレていて俯き。
美月
「各員周囲を警戒、救助者を保護…危険と判断したら迷わずに撃て…」相手の言葉に返事をせずに隊員に命令を下し自らが美月を抱えて組織へ戻る、何も言わないがそれでも分かるほどの怒りを露にし
>守桐
…。
(バレないつもりだったのに帰ったら怒られるだろうか、なんて考えながら抱えられ。明らかに怒っている相手の顔を見れずにいて。
美月
施設内に戻れば相手を下ろし、隊員にお礼を述べ帰す、その後相手の顔を見れば「無事で良かった…大切な…人…護…れた…」と瞳に涙を浮かべて微笑み呟けば、吐血しその場に倒れる
帰還途中に薬は切れていたにも関わらず精神力のみで戻ってきたのだ
>守桐
…ありがとう。
(相手に下ろされるとお礼を言い怒られるのを覚悟していると吐血したので焦り。「大丈夫!?」と血を見ると、今度こそは自分のせいだと思うと困惑して頭を抱え。混乱しすぎて何もできないまま医療班に運ばれていく相手にすら気付かず。
美月
「…ゴフッ…!!…ガハッ!!…グッ…グァ!!」アドレナリンが切れ全ての痛みが戻ってくれば医療班が駆け付けすぐに運ばれていく「大丈夫ですか!?おい!!何故この人を外に出した!?」「いえ!!この人は絶対安静…いや、もはや動けるような状態ではありませんでしたよ!?」「病室にアドレナリンの薬瓶が落ちてました…恐らくそれを打ち無理矢理体を動かしたのでは!?」「急げ!!一刻を争う状態だぞ!!すぐに輸血しろ!!」
様々な言葉が飛び交うが全身を駆け巡る激痛で言葉等気に出来ずに担架で運ばれていく
>守桐
アドレナリン…。
(そんな薬を使ってまで自分を助けに来たのか、と周りの話から考え。他にも輸血が必要な人はたくさんいるのにあれだけの出血の量で輸血が足りるわけ無い。それを思うと何かを思いついたように治療室に走り出して。
美月
「…ゴフッ…悪い…誰でも良い…グッ…美月の事…頼む…」吐血しながら息も荒くなって来れば医療班の人間に頼む「アイツ…も…け…が…してる…」と苦しそうな表情を浮かべ
>守桐
私のことは良い。自分で適当に応急処置したから。
(医療班に腕を組んで上記を述べて。「そんなことよりこれ。輸血の血が足らないんでしょ?」と大量の血液を医療班に渡し手を振って。
美月
「少し顔が悪いですが…大丈夫ですか?」医療班の人間は顔見て心配そうに言うも輸血パックを受け取れば頭を下げてすぐに重症患者の元へ戻る
「美月さんがこれを…」と医療員に輸血パックを見せられると「アイツの顔色はどうだった?」と聞けば「あまり優れていないようだった」と聞かされ、まさか…と考えて
>守桐
大丈夫よ、さっさと行って。
(誤魔化すように少し笑って上記を述べ。医療班が行ったのを確認すると壁に凭れかかって力なく座り込み息を整えて。
美月
「…自分の心配しろっての…」と呟くが医療員に「貴方こそ自分の心配して下さい…今本当に危険な状態なんですからね!?」と叱られてしまう「分かった分かった…じゃあ美月連れてきてくれ…」と再びお願いし
>守桐
ん?なに?
(再び医療班に呼ばれ嫌そうな顔をしながら仕方なく「分かった、分かった。実験したいのに…。」と呟いて相手のもとへと向かい。
>守桐
おかげさまで大丈夫よ。
(何を言われるのかと身構えていたのだが、そばにいてくれと言われ顔を少し顔を赤くして「わ、分かった…。」と近く椅子に座り。
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