アリスは憂鬱な夢を視る / 半無登録、指名制 / NBL /

アリスは憂鬱な夢を視る / 半無登録、指名制 / NBL /

赤の女王  2018-06-06 13:39:59 
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見知らぬ声がアリスと繰り返す

誘導されるのは、道無き未知へ

最後に助けを呼ぶ声が耳に届き、気づけば見知らぬ場所にいた。



_________________________




■ はじめに / 物語、説明、規約 ■
http://alice123.hanagasumi.net/fir.html

■ 提供 ■
http://alice123.hanagasumi.net/jyuunin.html

■ HP ■
http://alice123.hanagasumi.net/index.html




_________________________



当トピックは再建の場になります。
以前のトピに変わり提供の年齢制限が無くなりました。
また、都度の変更などが有った際に混乱を招かないように設定等の変更は随時特設HPにて行います。

登録のアリスさまに関しまして、登録の際にイメージイラストを載せさせて頂く事が有るかと思います。
イラストや小噺などにお子様を使わないで欲しい等有る場合は前以てお伝え願います。
また、イメージと違う等有る場合も遠慮なく申し出くださいませ!対応を取らせて頂きます。
詳しくは説明ページに纏めています。


_________________________




___暫しご静粛に。



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  • No.3645 by ヘリオス  2020-09-21 20:57:16 



>赤の女王様

(/有難う御座います…!憧れの世界に参加させて頂けるとの事で感無量です、時の経過を意識した交流ならではの楽しみ方が出来ればと考えておりますので今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。年数の経過も折を見てご相談させて頂きますね…!柔軟にご対応頂きまして本当に有難う御座います。
 初回交流の住人様についてもお勧め頂きまして大変助かりました!では、先ずは共通点をもつ方からと言うことで今回はオウム様にお相手をお願い出来ればと…!)

  • No.3646 by オウム  2020-09-21 21:23:56 



>ヘリオス

……アリス、(丁度城内分の手紙配達が終わった所らしい、珍しくも空っぽになった集荷鞄の軽さをひっそりと喜びつつ空上を飛ぶ。然程高くない高さで羽を動かせば足を取られる迷路のような庭園を上から見下ろし、丁度見つけたのは一人のアリスが庭園にて横たわる姿だった。元より心配性で小心者の心臓はたったそれだけでギュウと握りしめられるような痛さを訴え、驚くように目を丸くさせて"ひゅ"と乾いた喉の音を上げた。翼の動きを速めて横たわる彼の場所へ急ぐと、到着する頃にはなんとも元気な雰囲気で飛び起きる彼と対峙した。良い意味で拍子抜けを落とせば「───こんにちは、」と先の戸惑いや心配は何処へやら、威厳を保つような空気を纏った挨拶を送り。彼が子供と呼べる幼さを持っていたからだろうか、初見時に取っ付き難さを与えてしまう自覚が有るからこそ頬の上には描いたような笑みを浮かべ持ちうる限りの人の良さを掻き集めて「え、っと。初めまして、かな。……アリスは誰と一緒に来てるんだ」怖がらせてしまわないように、を頭の半分以上に埋めた意識のまま広げていた羽をゆっくりと閉じつつ情報収集に努め。普段仕事人間だからこそ迷い込んできたばかりのアリスと携わる経験が薄いらしい、まさか今ここへ来たばかりだとは思わずに姿の見えない同伴者に少しだけ頭を傾けて。数秒の沈黙を置けば子供への対応が上手にできるか分からない不安からごくりと生唾を飲むように引っ付く喉を濁し「……一緒。一緒だね」目元に微笑をたたえれば柔和な雰囲気を作りながら彼の髪色に目を向けて、自らの髪をひと房ちょいと摘まみ上げて肩の力を抜くような他愛のない話題として付け加え)

(/そのように仰って頂けて嬉しいです…!どうぞ宜しくお願い致します!、早速オウムにてお迎えに上がらせて頂きました…!もし絡み辛ければ出しなおしますのでどうぞお気軽にお伝えくださいませ…!)

  • No.3647 by ヘリオス  2020-09-21 21:51:44 



>オウム

――!(ばさり、ばさり、と何処から此方へ近付いて来る羽音に反応して向けた視線の先、またもや鮮やかさに聊か不慣れな目に飛び込んで来たその姿に思わず瞬きをした。驚き慌てる様な素振りは見せず、突然の対峙に狼狽えてしまわぬようにと数秒の内にじっと彼の表情や仕草を観察して得られるだけの情報を得ようと試みる。まさか水面下で互いに本心を隠し通し、あくまで静かな水面の如く乱れの無いやり取りを始めようとしていると言う事実があろうとは思いもしないままに「…私はひとりだ、どうやって此処へ来たのか私にも分からぬ。お前は何か知っているのか?」と、王子として育つ環境がそうさせるのか、初対面とは思えぬ口振りで問い返しながら土埃で汚れた装束をぱっぱと手で払い。それにしても一体これは如何した事か、今居る場所も分からなければ無論目の前の彼が誰であるかも分からない。それどころか、そもそも翼をもつ人間などこの世に存在するとは思いもしなかった。信じられない、とでも言いたげな様子で彼の姿を凝視しつつ、動揺を悟られまいとしてきゅっと唇を真横に結び。然し、努めて柔和な雰囲気を作り出す彼のお陰で気分が毛羽立つ事はなく、細い指が摘まみ上げた髪の一房を見詰めてふっ、とやや力の抜けた笑みを零したかと思えば「ああ、一緒だな。良い色だ。」と頷いて)

(/お迎えを有難う御座いました、偉そうな物言いが目立つかと思いますが何卒ご容赦頂けますと幸いです。それでは宜しくお願い申し上げます…!/蹴り推奨)

  • No.3648 by オウム  2020-09-21 22:20:13 



>ヘリオス

あ。……大丈夫、俺がきみの力になるよ。("どうして此処に来たのかがわからない"簡潔ながらもその一言が先に出た事で彼が此処に来たばかりだと言う事を教えてくれた。にしても、そんなことを思わせない佇まいや空気感、恰ももうこの国に慣れ親しんでいるアリスかのような落ち着き具合には心の内で拍手を送る。俺と同時に気丈だからこその不安や心配が棘が引っかかるように胸中に存在感を落とせば彼と目線が揃うように上半身を丸めて背丈を近づけ「まず最初に、此処は"赤の女王"が統べる"不思議の国"と呼ばれる場所できみが過ごしてきたクニとはきっと多くが異なる場所。唐突なことと思うだろうけど、きみはこの国に選ばれて招かれた」説明口調では有るが決して子供騙しのあやし言葉ではない。根の生真面目さがそうさせるのか、目の前の彼のことを一端の一人として扱うように合わせた目線で真摯に見つめ、唇は引き締めることでより真剣さを強め。自分が彼と同じ立場だったとして、こんな風に気丈に真っ直ぐと立っていることが出来るだろうか。そんな感情が有るからこそ「この国じゃ赤色は重宝される。この薔薇みたいに綺麗な色はきっと多くに気に入られるから、何も心配いらないよ」時折ちょっかいを出そうと蔦が伸びてくるのを真直ぐに立てた人差し指でちょんと咎めれば「今は大人しくして」とその言葉に合わせて伸びていた蔦はしゅるしゅると姿を戻し。「じゃぁ次は何できみが選ばれたのか。この国を統べる赤の女王は病に伏している、伴って次の女王を国は探さなければならない。が、赤の女王はきみたちみたいに此処じゃないクニから選ぶことが決まりなんだ。……だから、きみは次期王の候補者として此処に来た」一つ一つを丁寧に説き解くように言葉を選び、余りにも自分勝手な理由につい睫毛を伏せる。閉じ合わせたことで濃い睫毛の隙間を縫うように、それでも目線はまっすぐに彼へ送ったまま「酷な話をする。───きみは元のクニに帰れない」再度目を開ける。此処で弱気な姿勢を向ける事が何よりも失礼だと考えるからこそ正に鳥の如く確りと開いた眼で文字通り酷な現実を言葉にし)

(/蹴り推奨の中失礼いたします…!HPに登録させていただく際のイメージイラストだったのですが下記の雰囲気でお間違いなかったでしょうか…!イメージ違いなど有りましたら遠慮なくお伝えいただければ嬉しいです…!
http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/1059d11e17012181a6241097136e83a5/1600693134)

  • No.3649 by ヘリオス  2020-09-21 23:06:40 



>オウム

人に助けを請う事は本意ではないが…止むを得ん、感謝しよう。(日頃から周囲の多くに構われ続ける暮らしの中に身を置いていても"いち早く自立する事"を目指す己にとって他者の力添えを自ら請う事には少なからず抵抗があったが、こうも説明のつかない状況に置かれてしまっては手も足も出ない。こくりと素直に頷きながら目線の高さまで降りて来た彼の真剣な眼差しを、己の表情を鏡の様に映し出す黒の瞳をじっと見詰め返しながら与えられる説明に傾聴する。然し、あまりに荒唐無稽な話の内容に所々口を挟みたくなるのをぐっと堪えなければならなかった。一体何の話をしているのかと、今にも彼の声を遮って降り掛かる理不尽へ抗議せんとばかりに顰められた顔の裏で、焦りと動揺とがばくばくと心臓を激しく脈打たせるのを鎮めることに躍起になっている。最も残酷であったのは、彼の眼差しにも表情にも声にも、何一つ己を揶揄い玩ぼうと言う軽薄な意思が感じられないこと。己を誑かし好きな様に操ろうとする大人など身の回りに幾らでも居たが、たった今出会ったばかりの彼はその手の部類では無いのだという事実が今この時ばかりは鋭い棘となって胸を刺す。気付けば下ろしたままの両の手は固く握り締められ、ふるふると小刻みに揺れる肩に彼が気付いてしまわないかと心配するだけの余裕も何処かへ溶けて無くなってしまったらしい。結局一切口を挟む事無く最後まで聴き抜いた言葉を懸命に頭の中で整理し、噛み砕き、一先ず区切りがついた所で深く深く吸った息をまた深く深く吐き出せば「…わ、……かった。分かったが、無論納得は出来ん。王を失う国難に、その民たる者達の心中は察するに余りあるが、我が国の民もまた同じ状況に晒されているのだ――」、愈々隠し切れぬ感情の起伏に褐色の肌を薄らと赤く色付かせながら、行く宛の無い思いを堪らず目の前の彼へとぶつけるに至り)

(/いえいえとんでもございません…!私の拙い表現でこれ程までに確りと汲み取って頂けて驚いております、本当に有難う御座います…!イメージはこちらでばっちりです、成長と共に髪も伸びて外はねの癖が更に強くなっていくような感じを想定しております!)

  • No.3650 by オウム  2020-09-21 23:52:19 



>ヘリオス

(声に為らない。小さく震える彼がこの短時間の内に置かれた境遇を受け止めて先ずはこの地、引いては我々の立場に寄り添ってくれた事実が彼の持つ優しさに触れることとなり発するべき言葉が見つからなくなった。同時に、彼の気丈さも年齢以上の落ち着きも彼が元のクニにて高貴たる立場に存在していたことを教えてくれた。辛うじて喉から漏れた空気が身近な声として落ちれば「"アリス"、これからきみが何度も呼ばれる名前になる。アリスと呼ばれればそれはきみのことを指してると思って間違いない」やり場のない言葉も対応も先ずは真正面から受け止めるべきだと判断を下す。全てを受け止める事を決めてしまえば先に口を付いたのは今後の彼にとって必要事項である呼称であり、「君を待つ国民へ、君を返すことは俺には出来ない。その代わり、此処にいる内は俺が何が有っても君の事を支えることを約束する。俺はオウム、赤の城には住んでいないが便りを貰えばいつ何時でも君の元まで飛んでくると誓う。」今一度自らの言葉として彼を元の場所へ帰せない旨を綴る。然し、少年らしい薄い両肩を筋の浮く自らの手で力強くつかんでは自らの名乗りを含めたこの国で生きる為の助けとなれるように、少しでも気の緩みが出てしまえば一人を支える重圧に押しつぶされそうになるのを振り切って言い切り。心の表面が粟立つ思いで緊張感に指先から体温が消えてしまいそうになると、それを散らすように口角に力を入れて唇を一の字に結び。一度、右から左へ頭を揺らせば「納得なんてしなくて良い。理不尽に無茶を押し付けてると承知の上なんだ。」落とすそれはまごう事無い本音のそれ、彼の言葉を受け止める心つもりで言葉を納め。)

(/確認を頂いて有難う御座います…!プロフィールから浮かぶ健気なまでな気丈さが心許ない強さとして滲み出るヘリオスさんの魅力にひいひい言いながら描かせて頂きました…!成長後のイメージもお伺い出来て今から楽しみでなりません…!早速HPに登録をさせて頂きましたのでお手すきの際にご確認いただければ幸いです!/蹴り推奨)

  • No.3651 by 赤の女王  2020-09-22 17:43:38 

>新規様のお試し交流、常連様問わず人数無制限での募集受付開始

これよりのんびりと老若男女問わない全てのアリス様を人数無制限にて募集受付致します…!
常連様も新規様も過去に来たことが有るアリス様もお気軽にお越しください! リアタイ、置きレス問わずに誰かとお話が出来ることを期待して待機をしております…!

※プロフの提出は随時受付しております※

※※現在ハロウィンイベント開催中※※
http://redrose.nari-kiri.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/%E2%96%A0%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88%E2%96%A0


■ はじめに / 物語、説明、規約 ■
http://alice123.hanagasumi.net/fir.html

■ 提供 ■
http://alice123.hanagasumi.net/jyuunin.html

■ HP ■
http://alice123.hanagasumi.net/index.html
□new!9/21 提供住人イラスト差し替え□

■交流の仕方変更のお知らせ■
>3361
登録アリス様の置きレスが可能となりました。

当トピを気を掛けて下さっている未だ迷い込んでいない検討中のアリス様も、以前迷い込んでいたけれど都合が悪くキャラリセになってしまったアリス様も、どうぞ遠慮なくお越しくださいませ!お話出来ることを楽しみにしております 。
登録無登録問わずに募集しておりますので、ぜひお気軽にお声掛け下さいませ!

過去使っていたお子様、行き場の無くなってしまったお子様をもう一度生き返らせるのにこの場をお使い頂いて構いません…!
お気軽にご相談くださいませ!

  • No.3652 by 赤の女王  2020-09-23 10:07:00 



>新規様のお試し交流、常連様問わず人数無制限での募集受付開始

これよりのんびりと老若男女問わない全てのアリス様を人数無制限にて募集受付致します…!
常連様も新規様も過去に来たことが有るアリス様もお気軽にお越しください! リアタイ、置きレス問わずに誰かとお話が出来ることを期待して待機をしております…!

※プロフの提出は随時受付しております※

※※現在ハロウィンイベント開催中※※
http://redrose.nari-kiri.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/%E2%96%A0%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88%E2%96%A0


■ はじめに / 物語、説明、規約 ■
http://alice123.hanagasumi.net/fir.html

■ 提供 ■
http://alice123.hanagasumi.net/jyuunin.html

■ HP ■
http://alice123.hanagasumi.net/index.html
□new!9/23 提供住人イラスト差し替え(蜥蜴/人魚)□

■交流の仕方変更のお知らせ■
>3361
登録アリス様の置きレスが可能となりました。

当トピを気を掛けて下さっている未だ迷い込んでいない検討中のアリス様も、以前迷い込んでいたけれど都合が悪くキャラリセになってしまったアリス様も、どうぞ遠慮なくお越しくださいませ!お話出来ることを楽しみにしております 。
登録無登録問わずに募集しておりますので、ぜひお気軽にお声掛け下さいませ!

過去使っていたお子様、行き場の無くなってしまったお子様をもう一度生き返らせるのにこの場をお使い頂いて構いません…!
お気軽にご相談くださいませ!

  • No.3653 by 掲示板ファンさん  2020-09-23 12:55:58 


指名(初回交流の拾い主)/皆様素敵な方達ばかりで決めかねております…相性などからお勧めのお相手様を選んで頂ければと思います。
登録、無登録/登録
名前/犀 転(さい ころ)(偽名)
年齢/20代(実年齢不明)
性別/女

性格/天真爛漫でお喋り好きで各地を転々としていた為に様々なところの方言が混じり合った喋り方をする。負けん気が強く賭け事や言葉での駆け引きが大好き。なのだが、あまり頭が良いというわけではないために必ずしも勝てるというわけではない。寧ろ負け率の方が高め。それでもめげないというか、負けたとしてもそれはそれで面白いと考え直してしまうために勝負に拘っているようで拘っていない。犬のように甘えたな一面もあり、気に入った人に対して舐め癖や噛み癖がある。嫉妬深い一面を持っており、気に入っているというだけで、気に入った相手が別の相手と話しているのを見ると黙っていられない。一途すぎる故、愛した人は鳥籠の中に閉じ込めておきたいという願望を持っている。(隠していない)年下のような人よりも面倒を見てくれる年上の人が好き。

容姿/油気のないさらさらとした髪は全体的に明るい水色で肩よりも少し長く毛先は色素の薄い紫色。毛量が多くハーフアップのツインテにしておりツインテの部分が全体的に色素の薄い紫色と変わった髪色に染めている。前髪は長く瞳を隠すほどあるが左側に流すように編み込んでいる。丸アーモンドの二重の瞳は色素の薄い青に近い色で長い上睫が特徴。左目の下にハートマークの赤い刺青を入れている。小さな指で摘まみ上げたような柔らかく小柄な鼻、紅が似合うであろう薄い唇。外見年齢が二十代と思われるために本人は二十代だと思っている。169cmで全体的に骨のように細いが胸元の肉はついたまま。隔離病棟で過ごしている為に色白。長く細い指先の爪は水色の下地に桃色で小さなハートを作ったネイルが施されている。病棟で過ごしている為、白生地に玩具の柄が沢山ありパーカー付きのロングワンピースのパジャマ。足の甲の部分に大きなリボンがついたふわふわのブーツ型のオフホワイトのスリッパを愛用。片手に煤けたサイコロを二つ持っている。

備考/物心がつく前、家が全焼し自分以外の家族を失った。親戚の家に馴染むことが出来ず、全国にいる親戚の家を渡り歩いた。最後の親戚の家の人たちは優しくしてくれた為に好きになった。が、同い年の従兄弟の男の子を好きになり告白していないのに束縛しようとした際、逃げられそうになったために、せめても自分の証をと思いっきり噛みついた結果、精神病棟送りに。精神病棟では個室を与えられ、担当する人が全員女であったが、好きになる人の性別を問わなかったため似たようなことを起こし隔離されてしまった。必要最低限でしか人と会うことが出来ず、時の流れもわからないために、今の自分の年齢がわからない。人と会えない、時間がわからない、今が朝なのか、昼なのか、夜なのかもわからない。つまらない。次第に自分の名前さえも忘れた。ただ唯一自分が自分であることを証明できるのは、物心つく前から持っていた煤のついたサイコロだけ。運動神経はよくなく体力もないため走ることができない代わりによく喋るという様子。お酒はまだ飲んだことはないが恐らく好きになるだろう。


ロルテ/(ふと意識が浮上し瞼を開けば手が届きそうにない高い高い天井。いつの間にか眠ってしまっていたらしい。怠い身体を起こすも窓もなければ時計もないこの部屋では時間を確かめることも出来ない。既に看護師が一度訪れたようでテーブルの上に食事が置いてあった。食事から時間を推定しようと最初は試みたものの毎回同じ食事内容では推定することもできない。味が薄く食べる気にもならない食事から逃げるように再びベッドの上へと身体を倒す。普段ならば眠れなくて仕方なく起きて食事へと向かうところだが、今日はやけに眠い。其処で思考が途切れた。次に意識が浮上し瞼を開くと視界いっぱいに広がったのは緑色。見たことのない景色に勢いよく身体を起こせば、久しく感じていなかった夕陽が此方を照らしていた。「…え?」流石に驚きを隠すことができない。何度瞼を擦ったところで景色は変わらない。ゆっくりと立ち上がり改めて周囲へと視線を向けると緑色中に差し色のような赤い薔薇が無数に広がっていた。ついに愛想を尽かして自分を病院の外に捨てたか。それにしては空気が違う気がする。自分が外に出ていない間に外はこんなにも変わってしまったのだろうか。とはいえ此処まで人の気配を感じないのもまた不思議で思わずその場に立ち尽くす。久々の感情が溢れ出てどうしたらいいかわからなくてグッと握り拳を作ると右手にあるサイコロがカラ、音を立てた。ゆっくりと右の握り拳を開けば自分が大事にしているサイコロが其処にあって安心感で胸がいっぱいになる。コレがあるなら、自分は大丈夫だ。「おーい。誰かおられますかァ?」とりあえず、この場所はどこか其処を把握するところから始めなければならないと考えては周囲に聞こえるように大きな声を出して)



(/こんにちは。素敵な世界観と素敵な提供様方に心惹かれいつも拝見しておりました。拝見するだけでは物足りず、お声掛けさせていただくことをお許しください。宜しければ不思議な世界に迷い込む一人として物語を紡いでいければいいなと思いプロフィールを提出させて頂きます。かなり変わった性格などをしておりますので、不備や此処はちょっと…というところがあれば遠慮なくご指摘くださいませ。もちろん、相性を見てお断りしていただいてもかまいませんので、ご検討の程よろしくお願い致します…!)

  • No.3654 by 赤の女王  2020-09-23 13:22:37 



>転

(/先ずはこのように自得のトピへ興味を持って下さり更には温かいお言葉まで頂いて嬉しい限りです!プロフィールを読み込ませて頂いて、元気いっぱいなだけでは無い娘さまと交流を取れることが今から楽しみでなりません…!後ほどプロフィールをホームページに登録させて頂きます!
早速お迎えについてですが、丁か半かの賭け事好きという事で公爵夫人か、華やかな髪色に因んで帽子屋か、世話焼きなジャックの三人で考えております…!この中に興味を引かれた住人は居ますでしょうか、もし居なければ他の住人でも大丈夫ですのでご希望を聞かせて頂ければ嬉しいです!)

  • No.3655 by 犀 転  2020-09-23 13:43:29 


>赤の女王様

(/登録の許可とお褒めの言葉、有難うございます。賭け事が大好きな娘ではありますが、皆様と交流し親睦を深めることが出来ること、本当に嬉しく思います!
そして素敵な提供様のご提案有難うございます。悩ましい限りですが、帽子屋様を、お願いしてもよろしいでしょうか?帽子屋様と出会うことで、お洒落がその内出来るようになればと思います…!よろしくお願いします!)

  • No.3656 by 帽子屋  2020-09-23 14:09:26 



>転

(身近に控える収穫祭の準備にて多忙期を過ごしていたらしい、疲れに乾涸び掛けた身体を引き摺って赤の城へ納品したのはアリスよりオーダーメイドとして発注を受けていた仮装の衣装だったらしい。頭が上手く回らないほど疲れていても喜びに弾ける笑顔を見ればそんな疲れは消えてしまうのだから矢張りこの職が自分には何よりも向いているのだと悟る。手渡した衣装の代わりにお茶会で頂いて欲しいといくつかのお菓子を手渡されれば甘い香りのする紙袋を片手に帰路に着く為の庭園を進む。何度も通っていれば迷うことも無くスムーズに森へと続く道を選ぶことが出来、そこで響くような声に引き止められた。誰かを探す声から導き出される答えはと言えば今此処に迷い込んできたアリスか、薔薇の悪戯で迷子になってしまったアリスよどちらかだろうと推測が行く。声を辿るように進んでいた方向を変えてしまえば何度目かの曲がり角を沿った所で見つけたその姿に「ハーイ。こんにちは」と片手をひらりと揺らした挨拶を。唇に塗る真っ赤なルージュを持ち上げるように笑みを濃くすると「どうしたの。迷子になった?」先ずは状況を把握するために漠然とした質問を一つだけ投げかけて)

(/お選び頂き有難う御座います!それでは早速帽子屋にてお迎えに上がらせて頂きました…!もし交流し辛い等がありましたら住人のチェンジも可能ですので遠慮なくお伝えくださいませ…!/蹴り推奨)

  • No.3657 by 犀 転  2020-09-23 14:49:24 



>帽子屋

(人の気配を感じない場所で声を出したからといって早々に答えが返ってくるわけがない。早い結論が頭に浮かぶも、声を掛けたことで誰かが気付き声を掛けに来てくれるかもしれない。そう考え直せばこの場は動かないのが得策だ。右手にあるサイコロを高く投げ“丁ならば見付からない。半ならば見付かる”一人賭けを心に決め、右手でキャッチ。ゆっくり開けば2、3の半。確認したのと同時に声を掛けられれば声のする方へ顔を上げ視線を向ける。今日は運がいいらしい。此処が病院の敷地内だとしても、自分の夢だとしても多少なりとも楽しめそうだ。「こんにちはァ。迷子になるような性格しとらんのやけど、気付いたら此処におりましたの。此処が何処だかご存知?病院の施設のどっかやったりします?」真っ赤なルージュに目が奪われるも問われたことで我に返れば緊張感もなければ不安も感じさせない間延びした口振りで何とも女らしくない口振りで簡単に質問。派手な見た目に、目を惹くシルクハット。こんな人間が病院にいただろうか?少なくとも自分ら知らない。ならば新しく入った人?いや、単なる夢ならばどちらの説も意味が無い。どちらにせよ、一人で勝手に歩き出したら迷子になりそうなこの場では彼か彼女かに頼るしかないのだ。もし、此処が現実で病院外であるならばこのまま抜け出してしまおう、そんなことを考えるものの愛想良い笑みを絶やすことはなく)

  • No.3658 by 帽子屋  2020-09-23 15:17:24 



>転

(投げた質問への回答を耳にすれば彼女の置かれた立場をすんなりと理解する事が出来た。納得の意味で頭を少しだけ縦に振れば「此処はね、不思議の国。アンタはこの国に気にいられちゃって連れてこられたってワケ。今からアタシが話すことはきっと信じられないと思うんだけどさ、聞くだけ聞いてよ」自らの顔を見せるべく頭に乗せる帽子を少しだけ正して一呼吸、ゆっくりと唇を動かせば物語の始まりでも聞かせるように落ち着きある声色で前述を綴り。視線の動きで薔薇に囲まれる周囲を一瞥すると「この国はそこで暮らしてる赤の女王が取り成してるんだけど、可哀想だけど病気でさ。次の女王陛下を探さなきゃならない状況なんだ。赤の女王になる為には一つだけ条件があって、アンタみたいに此処じゃない何処かから来た人って言うのが決まりなんだ。他所から来た人を此処じゃ″アリス″って呼ぶから、もし誰かからアリスって言葉が出たらアンタのことを呼んでると思って間違いないかな」ざっくりと、しかし丁寧に、この国の現状と彼女の立場についてを説くと自らの胸元に片手を添えて「アタシはそんな女王候補が此処で暮らすのに不便が出ないよう助ける存在。アタシのことは帽子屋って呼んで」長い睫毛を揺らすべくバチンと力強いウインクを送れば一拍の間を、そうして少しだけ渋り「此処は病院なんかじゃないし、アンタの過ごしてたクニでもないんだ。なんだったらさ、元の場所には帰れないと思ってもいい。理不尽に巻き込まれちゃった訳だけど、アタシはアンタの味方。いきなりこんなこと言われても、って感じだとは思うけどね」肩の力をゆるりと抜けばそのまま力なく肩を落として片方の眼をすうと細め、彼女の立場を思ってこその本音を添えて)

  • No.3659 by 犀 転  2020-09-23 16:06:43 




>帽子屋

(話が長くなりそうな雰囲気。相槌ひとつ打つのも許さない、そんな気がした。彼か彼女が紡ぐ言の葉は、どこかで聞いたことのあるような物語の一部のようで。笑みを浮かべていた表情は消え、手元にあるサイコロを緩く握るようにしながら弄り、目を伏せ頭の中を整頓する。此処は病院でもなければ、元々居たクニでもないらしい。そして、此処に住んでいるであろう人々は自分のことを“アリス”と呼ぶ。サイコロを握る手に力が入る。嗚呼、なんて面白そうなのだろう!パチッと開いた瞳はキラキラと輝いて「アリス…アリス。いい名前やわ。赤の女王になるかどうかはわからんけど…でも、あそこから連れ出してくれたんや。感謝こそすれど、怒ったりはせぇへんよ」自分の本当の名は忘れた。だからテキトーに付けた。でも、その名を名乗らなくとも此処では過ごしてゆけるのだ。元のクニに帰りたいなんて誰が思うのだろうか、否、普通は思うべきなのだろう。だが、真っ白で窓もない閉鎖的な部屋に閉じ込められるより数百倍も良いに決まっている。だから──、彼か彼女との距離を詰める。味方と言いながら肩を落とす彼か彼女の手を左手で取りぎゅっと握れば「帽子屋さんって言うのな?もっと此処のコト教えてぇな。そない悲しい顔より、さっきのような美しい顔の方が好き。やから、笑って?うぃんく…やったか?もっかい見せて?」顔を上げ不安を微塵も感じさせない笑顔を向け強請る。彼か彼女はきっと心の優しい人なのだろう、大丈夫。自分は大丈夫だから。その気持ちが少しでも伝わればいいと左手にとった手の温もりを確かめるようにギュッと握りしめて「あと、出来れば靴とか欲しいなァ。稼げるとことかあるん?」部屋の中から突然外への移動で足元はスリッパ。ブーツ型とはいえ心許ない、靴が欲しいのは本音だが、少しでも気が紛れればと思い首を傾げて)


  • No.3660 by 帽子屋  2020-09-23 16:24:52 



>転

(想定をしていたよりもずっと目の前の彼女は順応性が高く凛とした女性なのだということを感想として抱く。突如のことに戸惑いに嘆くことも無く、慌てふためくことも無い。あまつさえ事実を告げることに対して勝手に気を落とす自分のことを気遣ってくれているのだとその事実に触れてしまえばほんの少しだけの短い間に驚きに揺れる目で彼女を見遣り。直ぐに小さな吐息が気持ちの切り替えよスイッチの如く唇から漏れると「アンタは強いね。」と表面だけを見て抱いたその感想をまずは呟き、同時にその強さを不安に感じてしまう。だからこそネイルの乗った爪で引っ掻いてしまわないように気をつけながら手を伸ばせば括られる髪を乱さないようにポンとひと撫で「働き先ならいくらでも紹介出来るけど、ここで出会った縁なんだからさアンタがこの国を見て回る為の靴くらいアタシに贈らせてよ。」本当ならば此処で彼女を赤の城へ連れていくべきなのだと頭では理解している。が、それよりも慣れぬこの状況に生きなければならない彼女の希望に応えたいと思う気持ちの方が強かった。「ホントはさ、アンタを赤の城に連れてかなきゃダメなんだけど……アンタが嫌じゃないならアタシの家についておいで。ウチはさ職業柄靴も服も沢山あるんだ。───あ!心配しなくても二人きりじゃないからね」誘い文句の後に気がついたのは自分の身なりがこうだとは言え、若い女性が男の家に連れ込まれるこの状況をどう思うのかという事で、アハハと笑い声を上げての補足を添えれば確認を込めて訪ねかけ)どうする?ついてくる?

  • No.3661 by 犀 転  2020-09-23 17:47:53 



>帽子屋


(赤いルージュが輝く唇から吐息が模れれば不思議そうに首を傾げる。強いという言葉が自分に合っているのかがわからない、何故なら帰りたくないだけなのだ。ある意味、自分のしていることは現実逃避。自分の過去を知らない彼か彼女からは強さに見えるのだろうか、そんなことを思いながら頭をひと撫でした心地良さに目を細めた。予想外の言葉に驚くものの嬉しいものだ、此方で使える金が例え元いたクニと同じものだとしても無一文なのだから。「いいのかえ?やった。らっきー、といえばいいのだろうなァ」この先、どこかで働くにしても服よりも靴の方が必須だろう。変に遠慮して断るよりは彼か彼女にとっても自分にとってもいいのかもしれない。そんな風に思えば自然と笑みがくしゃりと溢れる。そのあとの提案も喜ばしいもので、たった今出会ったとは言えど、今この場所で頼りたいと思えるのは目の前にいる彼か彼女なのだ。ならば答えはひとつしかない「行きたいわァ。帽子屋さんはお洒落さんやから羨ましい思っとったんよ──帽子屋さんと二人きりだったとしても行くわァよ?」彼か彼女…とずっと思っていたが彼は彼らしい。然も気を遣える辺りから根っからの同性愛者というわけでもないようだ。こんな風に優しく声を掛けてもらったのはいつぶりだろう?人と会話をするということがこんなにも楽しいものだと思ったのはいつぶりだろう?数度頷いてから悪戯っ子のように口角を上げ茶化すように答えては「アリスっちゅう素敵な名前があるさかい、きちんと名乗らんでも良いだろうけど……一応、犀、転と申します。本名は忘れました。サイコロが好きだから犀転っちゅうんですわ。よろしゅう」名を名乗ったとてアリスと呼んでもらえるのならば名を名乗ったとて変わりはしないのだろうが、折角初めて出会った人で良くしてくれるというのだ。自己紹介くらいはきちんとせねばと名乗りながら右手にあるサイコロを高く投げて右手でキャッチすると人差し指と中指で二つのサイコロを見せるように顔の横まで持ってきてはニッカリと微笑んで)

  • No.3662 by 帽子屋  2020-09-23 18:32:58 



>転

口が上手だね、そう褒められたら悪い気がしないわ。(ストレートなお洒落と言う表現は洋裁を主にする自分にとって何よりも嬉しく、また、何よりも自信に繋がる物らしい。目尻に刻まれる年相応の皺を濃くすると伝える言葉通りの感情を表情に浮かべて前述を。然し、と真直ぐに伸ばした人差し指の先を彼女の眉間にちょんと示すべく宛がえば「アタシは確かにアンタに手を出さないって約束出来るから良いけど、……でもね、不思議の国に住むのが良いやつばかりって訳じゃないんだから。そう簡単に誰でも彼でもついてったらダメ、場合によっては殺されちゃうんだから」彼女のように愛らしい見た目をしていれば手を出したくなるだろう住人とてぱっと考えるだけで幾人も脳裏に浮かぶ。然しそれよりも心配になるのは残る数名がその命を狙う可能性で。小言の様なそれは宛ら過保護な母親が娘にするものにも似ていて、一通りの小言を終えた所で「でも、ま、アンタの為に期待に応える様なお洒落な靴を身繕ってあげる。楽しみにしていいよ」”行こうか”と軽い声と微笑みを送ればパンパンと二度ほど手を叩いて「ほら、聞いてたんでしょ。此処にはまた来るから今日は道を開けて」突如と送った発言は明らかに彼女に向けてではなく、そしてそんな呼びかけにきゃらきゃらと薔薇が高い音で笑って見せれば目の前を塞いでいた蔦が解けて森へと続く道が一本になり、にっこりとした笑顔で傍の薔薇を一輪指先で撫でて「アリガトね」と感謝の言葉を送る。改めて彼女に向き直り教えられたその情報、何よりも本名を忘れたと言う事が何を示すのか。元より名を覚えていないのであればきっと彼女は元のクニに戻る事は出来ないと確定しているようなものだと胸中に落とし、数秒の沈黙を。それもつかの間に彼女へ片手を差し出せば「コロって言うんだ、可愛い名前じゃない。」口元に優しい笑みを浮かべて、何よりも本名じゃ無いからこそ呼ぶことが出来るその名を自らの声で繰り返し。「でも、そう。さいころ、ようはダイスねぇ……ここにもダイスを使った賭け事が大好きな悪魔がいるよ。あんまりおススメはしないけどね」道中で思い出す様に告げる住人はきな臭いうわさが絶えない一人、ゆえに少しばかり苦い表情で「アンタのそれも細工してるの?」にい、とからかいを含んだ声色で問いかけるそれの裏には暗に悪魔のダイスには細工がされている所謂如何様勝負だと言う事を示していて)

  • No.3663 by 犀 転  2020-09-23 19:38:40 


>帽子屋

(お洒落に興味が無いわけではない。ただお洒落ができる環境になかったから、お洒落が出来る人が羨ましい。自分も此処にいればお洒落を楽しむことが出来るだろうか?先の見えない未来を想像しては自然と頬が緩み。不意に眉間に寄せられた指先。自然と指先へと視線を向け、すぐ後に彼へと視線を向ける。「殺され…そうなんや?楽に**るならそれもまた良いかもしれんのぅ、やけど、こない楽しそうなとこで簡単に死んでまうのもつまらん。此処は帽子屋さんの言うことを聞くに限るわ、有難うさん」あまりピンと来ないのが本音。何だったらそれはそれで面白いかとしれないとさえ思ってしまう。でも、自分のことを思って注意してくれているのだということは伝わってくるし、それがとても嬉しいのだ。ならば、と思った頃には既に思ったことをそのまま口に出していることに気付き困ったように笑い。軽い声にひとつ頷いたところで、彼が口にした言葉にきょとんとしてしまうも合図を聞いた薔薇の蔦が解けていく様に流石に瞳を丸くさせて。恐る恐る彼の近くの薔薇へと優しく触れては「また来たときは、よろしゅう」小さな声で声を掛けてみてはなんだか可笑しくてくすくすの笑いを零し。ただサイコロが手元にあるから自分でつけた名前を褒められるとは思っておらず、少しの間を置いて。容易な名前なのだ。褒めてもらえるほどじゃあない。ただ褒めてもらえたということ自体が嬉しくて、何も言わずにどことなく照れくさそうに笑い。サイコロをポケットにしまい彼の背中を追う途中、聞こえてきた言葉に不思議そうな表情を浮かべ「悪魔がおるん?すごいなァ」此処の世界には他の住人達も相手のように名前のようで名前じゃない人達で溢れているのかと思うと楽しみが増えたようで、苦い表情には気付かず呟き。改めて視線を向けると失敬な!と言いたげな表情を浮かべ「如何様勝負ほど、つまらんものはないやろ?」細工などしてないと言い切ってからポケットに入れたばかりのサイコロをひとつ取り出し「唯一、昔から持ってるものなんだ」夕陽に照らすようにしながらどこか懐かしそうな表情を浮かべるものの、正直あまり思い出せないことの方が多いようで。サイコロを眺めたまま「帽子屋さんは、賭け事好き?」不思議そうな声色で問うのは、もしかしたら彼とも楽しめるかもしれないという淡い期待を抱いているようで)

  • No.3664 by 帽子屋  2020-09-23 20:30:19 



>転

(送った小言さえも嫌な顔をすることなく確りと受け止めてくれた事に安心を抱き、ほと小さく胸を撫で下ろす。道中は彼女の歩みに合わせる様に気を配りつつ、早まってしまわないように意識をして「森の中進むからさ、早すぎたら教えてね」とこの道すがらを慣れ親しんだ自分と初めての彼女では疲れ度合いもだがそもそもの歩き易さが違うだろうと思い留めるだけではなく言葉として伝えて。彼女が持っているそのダイスは特別に大事な物なのだと言う事が有り有りと伝わり、問いかけられたその質問内容に考える様な間を数秒。"うーん"と喉を伝い漏れる呟きの後に眉尻を少しだけ落とせば「カジノでするようなのはあんまりしないかな。スロットもルーレットも得意じゃないからさ、悪魔のダイスは論外だし。……グリフォンやリトルオイスター辺りは随分搾り取られてるみたいだけど」賭け事を得意不得意で考えている時点で縁遠いことを現しながら、両方の肩を持ち上げる様に少しだけ竦めてこの国の中でカジノに出向くことが多い住人の名を上げて。ゆるりと口元に笑みを蓄えれば片手をそろりと自らの頬に添えて「アタシはね帽子とか服とか、裁縫が好きなんだ」自らの好きなものについてを話せば「美味しい紅茶と美味しいお菓子を食べるお茶会も好き。綺麗な物を買う時も、身に着ける時間も好き。苦手なのは家事。料理も炊事もあんまり得意じゃなくてさ、同居人が二人いるんだけど男所帯だから似たり寄ったり……だ、から!家はあんまり綺麗じゃないんだ。先に言っておかなきゃね」思い出してよかったと言うように家の有様を頭に描き、庭園を抜けた事で澄み渡る森の空気を肺へと落とし「コロは賭け事の他に何が好き?」自分の事を知って貰うための話をしたからか、同様に自分もまた彼女の事を知りたいと今度は口を閉じて可愛い声が耳に届くのを待ち)

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