傷口の毒味　［　指名制 ／ NL BL ／ 吸血鬼　］

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>299

急用で今までお返事できずにすみません…！
是非お相手をさせて頂きたいのですが新規様がいらっしゃったため、連日ということも考慮し申し訳ないのですが新規様がお相手をして頂けるようでしたらそちらとのお相手を優先したく思います。
23時頃から再募集もしくはお相手の追加をさせていただく予定なので、是非その時に声をかけていただければと…！


>300

以前より興味を持っていただいていたとのこととても嬉しく思います…！pfを確認したところ不備等ございませんので、吸血鬼の新しい餌として歓迎致します！
本日このままお相手が可能なのですが、いかがいたしましょうか？
お時間が合うようなら出迎えを希望する吸血鬼の名前を添えてお返事していただけたらと思います…！)

＞主様

(/確認して頂き有難う御座います…!早速交流可能との事ですので、お言葉に甘えさせて頂いて是非ビターさんとの交流をお願い致します…!交流の中で萎えに当たる要素などが見当たれば遠慮なくお伝えください…!)

(眠りから目覚めたらお気に入りの白衣がシワだらけになっていて、わざわざ予備のものをタンスから引っ張り出す羽目になった。いつも着ているものから微かに香る人間の匂いと温もりが好きだったのに、今着ているものから香るのは柔軟剤とやらの無駄に爽やかな匂いだけだ。しかも飯のことでイヴやエデンが喧嘩をするし、食器洗いをしていた人間の体調が悪くなったとやらで別の人間に食器洗いを頼むことになったし、とにかく今日はあまり良いことがないのだ。2日くらい前に不幸が重なった分の幸福はいつか訪れるなんて聞いたけど、そのいつかはいつだろう。何回寝た後かも知らないし、そんな幸福が訪れた時には重なった不幸のことなんて忘れているやもしれない。結局は不幸や幸福なんて言葉にテープで話を貼り付けただけだ。…そんなことを考えながら目的もなく歩けば辿り着くのは思いもよらぬ場所で、今日気付いた時には何故だか暖炉の前にいた。普段は特別な理由がない場合こんなところに来ることもない暖炉前。へえ珍しいなあなんて考えを巡らせていれば、ふと黄色に映ったのは女の姿だった。)
ふらふらして襲われても俺は知らねーぞ、
(金色の髪はルーネリコかルーネラを思わせたものの、背丈から違うと分かる。つまりは人間、ここにいる餌だ。今にも動き出しそうな女性は快活で活発にも見え、危険だなんて単語がその姿と直結するのは簡単だ。この館で興味本意に歩かない方が賢いことは一度血を吸われた人間なら大抵は理解するし、実際に吸血鬼が歩いている前に飛び出す命知らずはいない。それなのにこうして金髪が揺らめいているのは、なるほどその大抵に当て嵌まらない人間らしかった。ため息混じりに白衣のポケットへ両手を突っ込み言葉を投げれば、「それとも吸われて欲しかったか」にいと笑みを浮かべて継ぎ。)



(/それではビターでお迎えに上がらせていただきます…！こちらも萌萎等なにかに触れてしまうようでしたらお気軽にお声掛けいただければと思います。
では短い時間になってしまうやもしれませんが、よろしくお願い致します…！/蹴推奨)

＞ビター

＿＿！(周囲を見渡せど己にとって見覚えのある空間ではないことは明らかで、探検家気分にて立ち上がったお尻をぺちぺちと叩くように汚れを払っていた所で声を掛けられると"およっ"と暢気な声を上げて振り返り。そこに立っていた人物は当たり前の様に見知らぬ人物で。人見知り知らずと言った雰囲気の儘に人懐っこい笑顔を明るく浮かべれば、見知らぬ場所見知らぬ人物との対峙と言うのをお構いなしに警戒心など欠片も持たず「ハーイ！」右腕を天井に向けて大きく伸ばし挨拶を。耳に向けられた続く言葉が何を指すかなど見当も付かずに「私はクラブの美少女野郎ヴィヴィアンちゃん、色男のアンタは――だ・あ・れっ？」ばいん、と胸を寄せて己にとって一番自信のある角度にて数多のハートを纏う様な懐っこい自己紹介を、トトトと遠慮なく彼の傍に距離を詰めると切り替える様に瞳には真剣さを残し、初めて見つけた人物である彼が良い人なのか悪い人なのか見極めが付かない以上下手を打つ事も出来ずに情報収集でもするように口元に"にっこり"と笑みを浮かべながら尋ねかけ。両腕を後ろに回して腰元で組みながら「私ね、昨日は何時もの安いクラブにいたんだけど。気づいたら此処でおねむちゃんだったの」けたけた、と明るい笑い声を纏いつつあっけらかんと現状を答えれば「もしかして、私が酔い潰れてたのを助けてくれたの？ねぇ、色男さん」何よりも己に必要なのは情報なのだ、情報が知らなければ何も出来ない。身動きとて取れるかもわからない、何よりももし彼が"そうなんだ"と答えてくれれば元気にアリガトーっと伝えて朝日の下歩いて慣れた家に帰れるのだから。期待を僅かに持ちながら"んっ"と答えを待つべく頭を傾けて)

(聞いたことのない名前＿＿は普段より餌の名前なんて聞かないから良いとして、無駄にテンションが高く、単語で表すなら元気といった様子の彼女＿＿名前はヴィヴィアンと言ったか＿＿が紡ぐ言葉は紛れもなく示している。何をと言えば、来たばかりの新品だということに他ならない。距離を詰めて来た彼女から香る異質な匂いはきっと人間の世界のものなのだろう。その匂いに血が混じる瞬間を好む己としては受け付け難いモノだ。さてそんなにっこりと口元が弧を描く彼女とは対照的な己の驚いたような顔は、少なくとも彼女の言う酔い潰れたところを助けた色男には見えそうにもないと思う。こんな時咄嗟に対応できてこそ何百年と生きてきた吸血鬼の腕なのだろうけど、ここにいる同種の中でも新しい餌に出会うことが少なかったためか数秒体が止まった。やっとそこら辺に散らばるたくさんの情報を噛み砕いて飲み込めば、尋ねるように傾いたその整った顔と瞳を合わせ「…そーいや見たことなかったな」呟いて納得した。)
…その安いクラブだとかは知らねーな。
お前を見たのも初めてだし、おにーさんは倒れた女を襲うタイプだ。
(彼女の期待している状況でないことは分かった。首筋に吸血痕もなく、自ら吸血鬼に近付いて来ることも何より彼女の発言が確信を更に強い確信へ変える。 迷い込んだ、というよりか無差別的に送り込まれた新しい餌だ。つまり純情で純潔には見えない彼女も、この館では純情で純潔と言える。そんな純情で純潔な彼ら彼女らに吸血鬼が与えられる使命というのは言ってしまえば面倒だけど、これも何かの縁だ。ひとつくらい痕をつけてやってもいいかもしれない＿＿そう下心と言うべきものを10割胸に秘め、「＿＿運が悪かったな、ヴィヴィアン。俺らの餌に選ばれて連れて来られたらしい」口にしたのは回りくどく伝えることが苦手な己らしいと自負する言葉。)

＞ビター

(所詮は己が望む一縷の希望、あっと言う間に覆されてしまったのは予想の出来る答えで。"だよねぇ"なんて相槌があっさりと口を付いたあたり予想が付いていたのかも知れない。"倒れた女を襲うタイプ"と言う野蛮な言葉さえも"ひゅう"と軽さを含んだ口笛で囃し立てる様に笑い飛ばし「おにーさん見た目に寄らず肉食系だっ。＿＿じゃぁ私を助けてくれたの誰か知ってる？教えてくれたらチューしてあげる」余裕を持ち恐れや不安を表に出さない為に一番大事な物は笑顔で有る、そんな持論に基づくように口元には猫の様な笑みをぽってりとした唇で作り上げつつ、最初はケタケタと懐っこい笑い声を零しつつ軽口として、後半には重ねて情報を求める様に貪欲に探りつつ肩をちょんと持ち上げてパチンとしたウインクを。よもや、霞ほども考える事が無い。まさか、己が餌と言う立場で此処にいるなどと。だからこそストレートに伝えられた言葉に瞳を丸くしポカンと口を開けば見てわかる程のコミカルな動きで時間が止まり。餌、餌？それはどういった意味で言っているのか、気の良さそうなこのおにーさんはカニバリズムの癖が有るシリアルキラーだとでも？、そう言えば昨日のニュースで女の子の死体がバーガー店のゴミ捨て場に捨てられてたって話してたっけ。ありゃ、若しかして良いとは言えない状況下？堪らず背筋を冷たい汗がダラリ……。と伝った所で巡り巡ると繰り返されていた自問自答が止まり、「おにーさんお名前は？、新人のタレントさん？格好いいねっ。後で番号交換しよーね、＿＿んで、何処にカメラがあるのん？リアリティーショー？ドッキリ？」ゾッとする恐れを奥底に隠しつつ飽く迄もお道化る様に言葉を続けてみた、愛想のいいニコニコ笑顔が姿を消すと後ろに組んでいた手を解き「私まだ死にたくないんだ、こんなに可愛い女の子様なんだから死ぬなんて世界の大損失だもんね」パッとデコピンをするように親指を弾いて開き直る様に凛とした表情で向き直り、余裕を浮かべるような静かな笑みを表情に浮かべつつ「だから、出口はドコ？教えてね、良い子でしょ」気丈な姿勢、凛とし高飛車な物言いにて己の立場を作り上げながら逸らすことなく彼の動向を見つめて)

(餌と伝えて最初に食人を思い付くのはどの餌も同じらしい。なぜだろうか、何となく己は1番初めに吸血という言葉を使うのはあまり好きじゃないのだ。食人なんて言葉を聞いた後ならば吸血の方がマシだと思われ易いからだろうか。＿＿それならやはり根っこにあるのは下心で、吸血鬼も人外である割に人間と同じくらい狡いのだということ。…ここにきて度々口にされる狡いなんて言葉の意味が分かった気がする。良い子でしょとまるで歳上のような発言を黙って見つめることで返し白衣のポケットから右手を出せば、体温の低い人差し指を彼女の唇に押し付けた。黙れの合図と共に少しだけ顔を近づける。こんな行動も狡いと言われてしまうのだろうか分からないけれど、行動は言葉を代弁してくれるからとても楽で見せしめの役割も果たしてくれるからとんでもなく魅力的だ。彼女の唇は今までに見た餌の中でもとびきり赤く、血液がそれほどに巡っているのか、もしくは何かを塗っているのかなんて思考をぼんやりと回し、見慣れない紫色を見つめた。)
…おにーさん達はお前を助けちゃいないし、可愛い女の子様を食べる趣味も騙す趣味もねーよ。
殺すつもりはねーし、大人しく吸われてりゃいい。
(幾分か下にある表情は凛とこちらを見上げ、静かに口だけを動かす己は表情なく見下ろす。「そんでもって出口もない。＿＿分かるだろ、女の子様」騙す趣味はないなんて言葉を数秒で覆す。もちろん出口は己の中にあるなんてことを言うつもりはさらさらなかった。唇に押し当てた人差し指で彼女の唇をなぞり、指の腹に付着した微かな紅を舌で舐めとれば 「…血の味はしねーな、赤いのに」血液の味は皆無で期待外れだと少しだけ眉を寄せた。)

＞ビター

(向けられた人差し指が唇に触れるとその冷たさが縫い付ける様にお喋りな口を塞いでしまう、続けられる言葉は何一つ変わらないただ物騒なままなのに。餌、吸う、血、それらが導き出すのはレイトショーで気紛れに入ったシネマ館でポップコーンを食べる為に見たドラキュラ映画を思い出させる。まさか、そんな、なんて言葉は通用しないらしい。冷たい人差し指が唇をなぞればゾゾゾっと背筋がつい震えてしまう。経験したことの無い未知なる恐怖、にも拘らず怖いだけではなく見惚れてしまう緊張感を持つのは彼がアートのように端麗のせいだろう。口を開くことの無い間にも状況把握は欠かさない、”俺たち”の言葉から導くようにどうやら複数犯らしい、シネマに基づけば餌として利用価値が有る間は殺されることは無いのか、＿＿不意にあんなにも帰りたくなかった家に帰りたくなった。ママに会いたい、その思いに駆られたのは初めて事の重大さと向き合ったからで。ギリッ、と口内にて歯を立てると無理矢理気持ちを奮い立たせて。口内に感じる鉄の味は決して美味しくないが少なくとも今は未だ生きていると言う実感を与えてくれ、幾許かの勇気に姿を変える。ペチンと気合を入れる様に自分の頬を手の平で叩いてから「今は良い子ちゃんしてあげるっ。＿＿でもいつまでも囚われのお姫サマなんてしてるつもりも無いし、おにーさん達に黙って食べられるような大人しいコじゃないからさ」力を入れて叩きすぎたか、ピリピリとした痛みを訴える頬に”ひい”と瞳を細めつつキリッとした顔つきで割り切る様に「ヴィヴィちゃんが逃げるまで宜しく！、おにーさん」先ほど触れた冷たい彼の手めがけ己の手を伸ばし、包む様にぎゅうと繋ぐと己へ寄せてはーっと暖かい息を吹きかけて「手が冷たいなら心は暖かいって信じてる。」"それにしても冷た過ぎだけどね"結局最後にはケタケタと緊張感の欠片も持たない笑い声を交えて少しでも温める様にその手を包み)

(正体、環境に状況。何かに気付いたような彼女は思ったよりテンションを崩さない。吸血を良しとしているのかただ単にお気楽なのかはたまた別かなんて見当はつかないけれど、逃げる希望を見失っていないのは確かだ。逃がす気も逃げられる気もないのだけど、そんな心はしまっておいた方が良い。野心に破れて吸血に溺れる者のほうが諦めきったように脱力する者より好みだし、胸を寄せた時と何ら変わっていないように見える彼女が逃げることに失敗して殺されてしまうのも見たい気がするからだ。「＿勘違いされちゃ困んだけど、おにーさんも逃がすつもりはねーよ」逃がしてやる選択肢はないけど殺す選択肢はある。包まれた手から伝わる熱は血液の循環を知らせるようで好ましい。弾けるように笑う表情は自称ジェントルマンとして好む部類に入るのだろうけど、己が見てみたいのは違ってしまう。「だからさ、」＿＿何より囚われてもいいと発言したのは彼女だろう。にいと笑みを浮かべれば鋭く光る牙が顔を見せてきらめいた。…はい終わりで部屋に放り出すのはジェントルマンとしてどうなのだ。「その決意の証ってことで、」そんな自分への言い訳に、彼女への言い訳を重ねた。)
…血液くらいくれてもいーんじゃねーの、お姫さん。
(いつか魔王に攫われたお姫様を救うゲームをやった時は魔王がお姫様に手を出さなかったのは褒められるべきことだと素直に感じた。本当は手を出したくて出したくて汚したくてたまらなかったのだろうけど、自制が効いたのだ。勇者も半殺しくらいに留めておくべきだった。今自分が魔王だとは言わない。ただ魔王に近い者なら手を出すことくらい許してくれてもいいのではなかろうか。まだ何をされるのか相手側が分かっていないならともかく、牙と言葉が全てを説明しきっているだろう。罪を糾弾する勇者もいなければ剣もないわけだし、ひょっとしたらなんかじゃなくきっと許される。ダメだと言う人がいるならば、それはきっと魔王なら一捻りのモンスター共だ。)

＞ビター

(逃げてやると固めた決意は覆らずとも、馬鹿にも理解が出来るストレートな言葉で逃がさないと言われてしまえば言葉の重みは十分に感じる事が出来て。その割には現実と向き合った為か"だよねぇ"なんてそう来るだろう返事の予想も出来ており少しだけ唇をツンと尖らせ。鋭い牙が何を意味するのかは痛々しい未来予想を促すだけで、短い先の未来に何が起こるかが理解できているだけに心臓が痛くなる。ドクン、ドクン、と力強く脈打つのは隠せど隠し切れない恐怖心のせいでアドレナリンが過剰に出ているからかもしれない。黙っていればきっと、光る鋭い牙が己に突き刺さる筈。自分がステーキを食べる時にプスリとフォークを刺すその瞬間、躊躇いなど持ったこと無いのだから同じ原理のはず。それでもタダで血をやるのは癪でならない、餌と言う立場で少しでも対等を期すために己の出来る行動とは。耳に付けるピアスを一つ外せば同様にキラリと光るそれを手品の様に彼へ見せて「こんなに可愛い女の子様の血をあげるんだから感謝しなさいよねっ。言っとくけど煙草も吸うしお酒も飲むよ、夜更かしだってしてるから品質は劣化品。だけど、この美少女がおにーさんにあげるんだよ」"残すなんて許さない"鋭く光るピアスの挿し口を己の手首に向けて突き立てれば、ドクンドクンと迫る緊迫感に負けないようにツラツラ動く言葉のまま覚悟を決め。ブチ、と肉を割く様な音を立てつつピアスの先を引っ掻いてボタボタと血の込上げ滴る腕を差し出し「どーぞ、召し上がれ」心臓が手首に移動したと錯覚させるほど鋭い痛みだが、映画の様に密着して吸血されるよりは幾許もマシだ。初対面の男の人と密着するなんて恥ずかしいにもほどが有る、なんて自己天秤の後選ばれた自傷に近いその行動を示すことで吸われるだけの餌ではなく、餌を与える立場なのだと言う主張を示し。余りの痛みにじっとりと皮膚を伝う冷や汗に気をやらないよう赤赤とした血液の滴る手首へ目を向けて)

(動く口と手。片耳だけになったピアスが妙に生々しくてそそった。柔く脆い手に牙なんて突き刺せばどうなるかは目に見えていて、かと言って今流れる血液を無視するわけにもいかない。首筋に牙を立てて焦らしながら吸ってやる方が性分に合っているのだけど、＿＿。…まあこうなってしまっては仕方がない。ただこれだけで終わる訳も終わらせる訳もないのだから、何となく感じ取った自傷の意味には目を伏せているフリをして楽しみにしておこう。＿＿キスくらい貰ってやってもいい。時間にして数秒の決断はやはり己が血液に弱いことを示していて、これだから吸血鬼はと心内でため息を吐いてやった。「…これで終わらせねーことくらい、美少女なら分かるよな、」そんな細いモノから十分な血液が得られるなんて誰が考えるだろう。だってまだ決意の証がつけられていないし、ジェントルマンは嘘は吐こうと約束を破らない。首だ。首にふたつの穴を空けてやることが理想で究極なのだ。今日はこれで勘弁してやるとしても、次会った時、…否、会いに行ってやった時はこうはいかないし、もし何か彼女が原因で自制が効かないようなら次なんて言ってられない。本当に欲深い。こうして返事も聞かずに手首を掴んで傷口に舌を這わせるくらいには欲深い。)
ん、…ッ
(肌を滑る血液は舐めとって、傷口の周りは優しく舌で触れて。ピアスに無理やり刺された痕を慰めるようなリップ音、軽く噛んでやれば飛び出る血液も飲み込んで、再度肌を舌が滑った。酒やタバコに夜更かしなんてものは気にならないくらいに甘さを感じて、自然と口角が上がる。一度口を離して自身の唇に付着した血液を舌で舐め取り、傷口に唇を重ねた。唾液と血液で汚れた肌がさらに煽ったのがいけない。ああダメだと思った時には舌が傷口を舐め上げていて、何かが満たされる感覚ともっとやれなんて言う心が気持ちよかった。)

＞ビター

(蝶よ花よとは育てられていない。かと言って痛いのが好きなマゾヒストじゃないのだから、怪我なんて出来る限り遠ざけて生きてきた。普段なら血が出る怪我なんて大騒ぎするレベルな訳で、既に自ら血が出るほどの傷を付けるなんて正気の沙汰とは思えない。頭を埋めるのは只管に痛い痛い痛い痛いと言う繰り返しばかり、そこまでしてでも見せ付けたかったプライドは彼に伝わったのだろうか。「＿＿どーかな、っ。これ、すごく痛いから。ヴィヴィちゃんはコレで終わりにしたいね」ふ、は、と堪えようにも堪えきれない痛みの吐息で歯を食いしばりつつ負けん気だけが意識を保つ唯一として減らず口を返し。手首に寄せられた顔、それが食事だと理解しながらも一端のティーンエイジャーなのだから一丁前に羞恥を覚える。なんせ、色男が手首に口付けてるのだから。ぴちゃりと響く水音は血液を舐めてるだけなのに嫌にエロティックに耳に残り、吊り橋効果にも似た心臓の高鳴りが熱に頭を浮かそうとすると、傷を抉る舌の動きで痛みが蘇り我に戻る。「美味しい？おにーさん。＿＿ヴィヴィちゃんバージンだもん、美味しいでしょ」品質はいいとは言えない自覚があるが、折角食べられるのに不味いのは面白くない。付加価値を付けるべく痛みの熱に浮かされながらルージュを載せた唇を笑みにかえて、ドラキュラ映画の定番である処女の血に価値があると言うのを拾って。結局はシネマ知識、現実に何処まで力を貸してくれるか分からないが今頼れるのはそれしかない。額に滲む汗をもう片方の手の甲でグイッと拭い、痛い腕と、目の前の色男、どこかも分からない居場所、と、止めどない現実に堪らず″あ゛ー、くそ＿＿ッ″とやり切れない想いを吐露し「いったいなあ！、終わったら傷が残んないように手当してよっ。嫁入り前の美少女だぞ、傷物にされちゃ堪んないんだから」最初の一声は我慢出来ずについぼやいたと言った様子で、続けるのは余裕を保つための軽口を。少しでも痛みを気にしないように、ハーフアップに纏められる彼の髪を指先でソロりと触れて)

(ちうと音を立てて吸い付いたところで聞こえたのは笑みを浮かべた彼女の言葉。瞳だけを彼女へ向け妖艶な紫と絡ませれば、ヴァージンだなんだと垂れるのが妙に耳をくすぐった。＿＿だからそういう言葉が俺を煽んだって。もう少しで自制の効かなくなりそうな、効かせたくない心で零した言葉は口にすらしない。純潔特有の反応が好ましいとも伝える気はないけれど、含んだ血液を喉を鳴らし飲み下した後ひとつだけは伝えておいてやろうと口を開いた。「＿＿もーちょっと可愛く喘いでくれたら文句ねーな、」ゆるりと口角を上げて舌で八重歯を撫でてやる。とっとと突き刺してしまいたいのだけど、痛いと喚く彼女の首じゃ難しそうだ。かといって諦めようとは思わないし、むしろ執拗に狙いたくなるだけなのだけど。)
気にすんな。＿どうせ嫁入りもできねーよ。
(逃がしはしないと宣言したことをもう忘れているのだろうか。己の言葉を忘れているとは言わせない。結局威勢のいい彼女は血を捧げて一生を終える予定なのだ、吸血に恍惚とした表情を浮かべるのも時間の問題やもしれない。嫁入りだ傷が残るだ言ってられるわけもないし、むしろ傷の痕を見るたびに血を捧げたことを思い出せるのだから良いことだ。…ただ、残念なことに牙の痕とは違ってこのピアスの傷は塞がってしまうかもしれない。それが半永久的に塞がらない穴を空けたがる理由のひとつでもある。軽口を煩わしそうに手首をぐいと引き舌で肌を舐め上げ、ひとつキスを落とした。手首に唇を、ひとつひとつ指先にも啄むようなキスは弄ぶように。こうして遊びを挟むのも吸血には大事なことだろう。髪に触れる指は気にせず中指を甘噛みした。)

＿＿っ、んゃめろよう！(ここに来て反応のダメ出しを食らうとは思ってもみなかった。普段であればけたけたと笑い飛ばす余裕が有るが、今はそうも行かずにギリギリと下唇を噛み締めて。嫁入り出来ないという発言が己を自由にする気がないと言う答えだということに気づかない振りを白々しく舌を覗かせあっかんべーとばかりに勝気な表情を作り。痛みに慣れてきたか、将また痛みの感覚が強すぎて麻痺をしてきたか、どちらが正しいかは分からないが呼吸の感覚が落ち着き始めた頃合にて吸血とは言い難い慈しむかのようにキスを送られれば堪らずにボン！と爆発せん勢いで顔を赤く染め上げて。前述をぎゃあ！と可愛げのない悲鳴とともに告げれば髪に触れていた手でグイグイと引き剥がすように力を込めて。不良を真似ても生娘には刺激が強すぎる、キャパ超えの羞恥に顔を染めつつワアワアと騒ぎ立てれば差し出していた手を引っ込めて「乙女の手は安くないんだからっ」目を回すようにグルグルと戸惑いを前面に押し出して、彼にとっては遊びの一つのそれが初心な小娘には火傷の火遊び、「そりゃあヴィヴィちゃんは食べたくなるくらいの美少女だけど！名前も教えてくれないおにーさんに許すビッチじゃないわっ」こんな時でさえ口をつく軽口が恨めしい、ぷんすこぷんすこ、と気分を害しましたよ！と言わんばかりの膨れ面を披露しつつ「＿＿取り敢えず今は逃げれないんでしょ。私いい子ちゃんだからわかったけど、此処で過ごせって言うの？女の子様に雑魚寝すれって？」舐められたからだろうか、こみ上げていた血が止まったことに小さな驚きを持ちつつ、こんな事があったにも関わらず怖がることもなく彼に１歩詰め寄り「ヴィヴィちゃんの部屋はどこ？＿＿逃げないようにおにーさんが見張ってくれるのかしらん」おどければ自分のペースを保て、気丈さを忘れないでいられる。パチンとウインクを行いけたけたと笑い飛ばしつつ今後の己の身を置く場を訪ねかけ)

(酒やタバコに夜更かし、一部だけ変わった髪の色。そんな姿から想像は難しいくらいに彼女は純情だったらしい。手を弄んでやるだけで頬を染める反応は己を煽るのに十分だったけれど、勢いよく引っ込められたその手がそれを良しとしなかった。不完全燃焼にやりきれなさをかんじながら白衣の袖でぐいと口元を拭えば、鮮やかな紅が掠れて残る。「…そーだな。できんなら今すぐにでも食ってやりてーもんだけど、」逆説的に名前を教えれば食わせてもらえるということだろうか。短絡的に想像をして小さく笑った。「ビター。＿忘れたら吸うからな。覚えとけよ、」忘れなくても吸うつもりではいるけど。短く名乗ってやれば白衣のポケットに手を突っ込んだ。この感覚が妙に久々な気がするのは、この10何分かが濃く感じるからだろうか。)
それがいーならそーしてやるよ。…大人のおにーさんと楽しく過ごすのもアリだろ？
(ちょうど隣の部屋は空いているし、埋まる予定もなければ近付こうとする者もいない。無限に広がる館なら空き部屋なんて探せばいくらでもあるけど、吸血鬼の隣に住処を置くのは単純に吸血される頻度が高くなるということで。まあとにかく、どこでも自分の部屋にしたらいい、とは思うけれど＿見張りという可能性を提示されればそちらに転がりたくなるのは火を見るより明らかで、空き部屋がたくさんあるから好きな場所を選べなんて言えなくなってしまうだろう。望むなら自室にも招待してやるが＿＿さて彼女はどれを選ぶだろう。「隣に来るか俺と過ごすか、＿＿どっちがいい？」もっと自由な選択肢を打ち消し目を細めて笑ったのは、愉快だと思わざるを得なかったからで。)



(/お相手中失礼致します、そろそろ眠気が限界のため、これにてお相手を一旦中断したく思います…！

魅力的な娘様に吸血鬼も少々強引になってしまいましたが、何か嫌なこと等があったらお気軽に指摘してくだされば幸いです。
拙いロルに朝方までお付き合いくださりありがとうございました。次回もお待ちしております…！)

＞ビター

(/昨夜は明け方頃までの長い時間のお相手をありがとうございました！お返事を打っている途中にて睡魔に負けてしまい、ご挨拶もできすに申し訳ありませんでした。
魅力的との褒め言葉とても嬉しいです！ぎゃんぎゃんと煩いお転婆娘の為、萎えに当たっていないか不安でしたので本当に良かったです！ありがとうございます。
此方こそお兄さん気質のビターさんが余りにも魅力的でつい長居をしてしまいました！嫌な事だなんて飛んでも無いです…！
またタイミングが合いましたらお相手頂けるととても嬉しいです。寒い毎日のため、お体にお気をつけ下さいませ。/蹴り推奨)

>>お相手募集 















これからお1人お相手の募集を致します。


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ぜひお越しください。 






＞1 世界観 

＞2 ルール、テンプレート 

＞3 >149 提供吸血鬼
>271 優遇冷遇



>>新規様優先中

>>pf作成によるお相手枠keepも受け付けておりますので、お気軽にお声掛けください。

(/昨日お相手頂いている為、新規に当たるか怪しいのでもし対象外でしたら引っ込みますので…!
もし、当方がまだ新規に対象しておりましたらお相手をして頂けると幸いです。ご検討の程お願い致します！)

(/こんばんは！
お先にお声をお掛けしてらっしゃる方もいらっしゃいますが、もしも時間に余裕がありましたら是非前回の続きからお相手をお願いしたいです…！
お時間がなければまた次回絡ませていただきたいな、と思います！)