【BL松】少しずつ忘れてく次男と、【一カラ】

【BL松】少しずつ忘れてく次男と、【一カラ】

松野家の六つ子  2017-01-24 01:53:22 
通報


  ▼ シリアス設定注意


  提供¦次男または四男
  募集¦次男または四男

 ※ 少しずつ忘れていく次男とそれでも傍に居たい四男

 ・サイト規約厳守
 ・当方自ツあり 自ツ使用有無問わず耐性必須
 ・ロル→中~ 対応可能 ※相性重視
 ・細かい設定を一緒に考えていける方優遇
 ・行為はR指定が掛からない程度まで
 ・二週間無言でリセット
 ・来れない場合一言でも良いのでお声掛け下さい
 ・お声掛けはキャラ口調で


  それでは、レス解禁。






コメントを投稿する

  • No.21 by 次男  2017-01-26 17:02:43 




そうか…、仲直りできたのなら良かったな(相手の答えを聞くと安心したように微かに笑みを浮かべて答えて、自分との扱いの差を感じながらも自分に対して兄弟が冷たいのは最早自分のせいなのだろうと基本的に兄弟思いで自分に自信がない己にとっては必然の自問自答になり。こうして自分に肩を貸してくれる相手も優しいからなのだと強く思い込むと抱いた恋心を口にすることも当然出来なくて、いつもと違って少し速い己の鼓動が心地よくて切ない気持ちになっていたところで相手の言葉を聞くと離れたくないと思いつつも自分が迷惑を掛けているのだと思うと目を開いて身を離すように再び壁に背中を預け)……悪い。お風呂でも入ってくるか?俺なら大丈夫だから行っていいぞ。


  • No.22 by   四男   2017-01-26 18:02:53 


は?いや、謝んなくても…、( 悪いのは、絶対的にこちらの方なのだから。そんな言葉は、いざとなると口から溢れることはなく、すんなり離れて行った体温に心臓が寒くなる。先程まで熱くて五月蝿かった心音は、五月蝿さはそのままに、ただ冷たいだけ。一瞬見せた彼の、見開かれた瞳の意味などわからないけれど、今彼から離れてはいけない気がして、離れた体をもう一度引き戻すように彼の左手そっと、掴み。離れてと暗に述べたのはこちらだというのに、いざ離れられると心が寂しくて、どこまでも自分勝手な己に嫌気がさす。それでも、掴んだ左手はそのまま、じっと彼の瞳見詰めては )~…と、友達と仲直りは、出来た。でも俺、…俺。あんたとも仲直り、したい。昨日…ううん、ずっと乱暴なことしてて、ごめんなさい。こんな酷い怪我させるまで、素直に言えないようなゴミクズだけど、あんたのこと……カラ松のこと嫌いな訳じゃない、から。今更どの面下げてって言われても言い返せないけど、これからはカラ松のこと傷付けないって、約束する。絶対約束する。おこがましいかもしれないけど、俺にもっかい、チャンスをくれない…?

  • No.23 by 次男  2017-01-26 18:30:21 



(離れた腕や指先から一気に寒さが吹き抜けるような感覚、元々他人の温もりを求めても他の兄弟のように与えられることはなかった気がする、でもすごく曖昧なふわふわとした記憶の中で自己の世界へと入り込もうとしたところで再度指先に与えられた優しい温もりに気付くと微かに瞳を揺らして相手の方を向けば真っ直ぐな視線と珍しく饒舌に語る姿に少し驚いてしまい、目の前の相手は何かを自分に謝っている、昨日の出来事のことはなんとなく分かるが他のことがよく分からずに心底不思議そうに緩く頭を傾けると相手の顔を覗くような仕草となり、自分なりの本音を伝えながらもどこか相手の話とは嚙み合っていない、そんな事実を今の自分が気付ける筈もなく)…嫌いじゃないといわれるのは、少し複雑だが…昨日のことは別に怒ってない、きっと何か理由があってのことだろう…。それに、一松はいつも優しいじゃないか。俺にも他の兄弟たちにも、俺は知ってるぞ。だから、何も気に病むことはないんだ。



長男
はい、もしもし。え?カラ松はうちの次男ですけど…はぁ、…え…そ、それって…あ、わかりました。どうも…(丁度二人が居間で話をしている時に廊下に来ると電話が鳴り響き、タイミングよく自分が電話に出るとそれは次男が治療を受けたという病院からで。家族にも現状を伝えなければということで、身体的治療は受診をして一か月程度だが記憶障害が残る可能性があると聞かされては目の前が青くなり、意味が分からずにひとまず話を全て聞き終えてから電話を切ると今更ながら慌てて玄関の靴を確認し、部屋には居なかったことを考えると居間を見て)


(/ひとまず、現状を知る為におそ松を出させてもらったが、大丈夫だっただろうか?)

  • No.24 by   四男   2017-01-26 18:55:05 


いつも…?え、だって俺、いつもあんたのこと殴ったり、物壊したりしてる、のに…?( “怒ってない”“優しい”、その言葉たちを聞いて、一瞬動きが止まる。怒ってない、というのは、彼の性格上理解出来ないこともない。けれど、己は決して彼に優しくなどない。彼への当たりに比べれば他の兄弟には優しいのかも知れないが、果たしてそれが優しいの基準に達する程の物なのかは不明だ。なんとなく、噛み合っていないような彼の言葉に、狼狽えながらもそう言葉を続けて )



  ¦ 末弟

──…おそ松兄さん?何やってんの、玄関の前で。( 帰宅後早々、風呂へと直行した自身の体はほくほくと温かい。その体のまま、廊下を歩いていれば玄関の…と言うよりは玄関先の電話の前で立ち尽くしている一番上の兄の姿を発見して。肩に掛けているフェイスタオルでしっとりと濡れた後ろ髪を拭きながら、何の気なしにそう問い掛けて )



( /ありがと、要るかどうかわかんないけど、こっちも説明要因でトッティ投下しとく。…俺の方は問題ないよ、寧ろありがと。勝手に別キャラ増やしちゃったけど、邪魔なら適当にあしらってて )

  • No.25 by 次男  2017-01-26 19:11:42 




…何を言っているんだ?一松は(相手の口から出る数々の行為に自分は身に覚えがないのか更に疑問符の色が濃くなり、そんな行為を受けていても自分が相手を好きであることには変わりはないのだろう、もし普段の自分なら相手の先程の言葉も涙が出るほど嬉しかった筈。不安げな相手の視線に気づくと頭の中で病院の医師から聞いた言葉を思い出して、それを口にするのは相手を含めて兄弟を不安にさせるだけだと思えば一度口を噤んで、再度開くと此方も些か動揺を見せ)と、とにかく…大丈夫だから、俺はいつも通りだ。何も、心配いらない。


長男

あ、トド松か…(今は次男の姿を見るのが怖くなり、居間を見つめたまま暫しその場に立ち止まっていると聞こえてきた末弟の声に視線を向けると眉間に皺を刻み込んだまま数秒黙り込み、しかし自分だけが抱え込むにはあまりにも苦しい事実に重たくなった口を開いて)…今、病院から電話があったんだ。カラ松、昨日の俺達のせいで大怪我したみたいで…怪我は治療すれば治るんだけど……その…記憶に、障害が…出る可能性が高いって…家族の方で、気を付けて様子を見てほしいって…さ。


(/そうか、よかった。いや、此方だけじゃあフォローしきれないだろうから助かる。こちらこそ、サンキューな!)

  • No.26 by   四男   2017-01-26 19:52:40 


は?だ、大丈夫なわけねぇだろっ。お前さっきから何、言ってんの…?( 己の言葉に、心底訳がわからないと言った彼の表情。その後明らかに動揺を見せて話を終わらせようとする態度に頭の中で嫌な音が鳴るのを確かに聞いて。…なにか、とてつもなく嫌な予感がする。けれどその真相を知らなければ、きっともっと酷いことになる。野性的勘でそう確信し、彼の隣から正面へと移動し、痛くない程度に両肩を掴み )…カラ松。お前なんか、俺に隠してるだろ。今日病院行ったんだよな?医者からなんて言われたか、全部教えて。


  ¦ 末弟

──…。は、えっ?( 長男の言葉を聞いて、たっぷり十数秒。後頭部を拭いたままの体制で固まったまま告げられた言葉を、なんとか理解するも飛び出した言葉は意味を持たない言葉だけ。理解するのと同時、頭の中でそのことを真っ向から否定して。…きっと悪戯好きの長男のことだ。こちらを騙して、面白がっているのだ。そう結論付け、見えた彼の深刻そうな顔からは目を背け、空笑いを溢しながら )ぁ、はははっ。何言ってんのおそ松兄さん。僕を騙そうとしてる?おそ松兄さんにしてはよく出来た設定だけど、全ッ然笑えないから。カラ松兄さんが記憶障害?ば、バッカじゃないのっ?


( /いや、こっちもフォロー上手くできるかわかんないけど、頑張ってみる。問題なさそうなら、ここ蹴って )

  • No.27 by 次男  2017-01-26 20:24:34 



(知られたくない、その強い気持ちだけで口を閉ざすと視線を伏せ。唯でさえ自分は兄弟に疎まれているのに更にこんな不安材料を知られたらそれこそ自分の弱い心は砕け散ってしまう気がして、今までどうやってそれを隠してきたのかも思い出せずに心は乱れる一方で。不意に肩を掴まれるとびくりと怯えたように瞳を揺らすと相手の顔を見つめ返し)…別に、何も…。怪我はちゃんと病院で治してもらえば大丈夫だって…言われた、だけだ。


長男

(末弟の反応は自分が相手の立場なら自分もしてしまうと思えば笑われたことも気にせずに、視線は真剣なまま話を最後まで聞き終えると力なく頭を項垂れて深い溜息を一つ漏らせば冗談でないことはきっと目の前の末っ子に伝わるだろうと思い)…嘘じゃないんだ。もしかしたら、アイツは全ての記憶を失う可能背もある。…それこそ、俺らのことも、全部…自分が誰かも分からなく、なるって…。


  • No.28 by   四男   2017-01-26 20:48:33 


怪我、“は”…?( 明らかに怯えた様子を見せる彼。その彼から放たれた言葉のひとつひとつが、やはり引っ掛かってしまい、見付けた綻びひとつを掬い上げ静かな口調で彼へと示し。─噛み合わない会話、己の豹変した態度にもノーリアクション、普段の己を優しいと表現する違和感…。それらから導き出される答えなど、今の自分にはひとつしか思い浮かばず、意を決して敢えて普段の呼び名で彼を呼んでみて )………クソ松。


  ¦ 末弟

そ、んな…ッ!!( 兄の強い視線、珍しく真面目な声色で告げられたその言葉に、今度こそ現実から目を逸らすことなど出来ないと悟り、がくりとその場で両膝をつき。…いつも一緒にいた4つ上の兄。元相棒で、今でも兄弟の中では一番親しくしているあのイタイ兄の記憶、が、なくなる…?その事実に絶望しながらも、その絶望を生んでしまったのは紛れもなく、自分たちなのだということを自覚し、縋るように彼を見上げた視界はじわじわと涙で歪んで )ぼ、僕たちの、せい…?僕が、僕が花瓶なんて投げなければカラ松兄さん…~ッ!


  • No.29 by 次男  2017-01-26 21:06:50 



(相手の様子に自分が口を滑らせたのだと知ることも出来ずに、唯今はこの場から逃げ去りたい気持ちに支配されると数分前の暖かな空間は一気に冷えたものに変わったの感じて、唐突に呼ばれたクソ松という名はよく聞き知ったものであるが今の自分には初めて呼ばれたような感覚に目を見開くと相手の顔を見上げるように)まさか…それは…俺のことなのか…?

長男

お前のせいだけじゃない…俺らが悪いんだ(自分を責める末っ子の姿に否定をするものの責任が無いわけではない為に兄弟の連帯責任だと強く伝えることしか出来ずに、腰を屈めて相手の肩を掴むとこの辛い現実を知る者同士として思い切り体を強く抱き寄せて。自分の一つ下の弟思いの弟は自分の弱さを隠す為にいつからか自分が格好良いと思えるような人物像を演じるようになっていた、それに気づいていてもどうにもしてこなかった自分、優しい次男に甘えて好き勝手にしていたのは四男だけではないと深く心の中で反省をし)大丈夫、ちゃんと…なんとかするから。お前も協力してくれ


  • No.30 by   四男   2017-01-26 21:40:18 


…~そうだよ。ずっと前から、俺があんたに向けて呼んでた名前。今初めて呼んだ訳じゃない。……カラ松、お前記憶が、( 今の反応で、確信してしまった。彼は記憶に異常が起きている。それはどの程度のものなのか今は定かではないが、少なくともこちらが“クソ松”と呼んでいたことは忘れているらしい。初めてクソ松と呼んだとき同様、困惑の滲んだ瞳で見詰めてくる彼の頬を、安心させるように優しく撫で遣れば手にしていた氷嚢片隅に置いて )…カラ松、お願い教えて。医者に何て言われた?もうあんたのこと傷付けたくない、一人でなんとかしようとすんなよ。…俺に言いたくないならおそ松兄さんでも誰でも呼んでくる。お願い、カラ松。


  ¦ 末弟

っす、る。何でもするっ!僕に出きることなら、何だって、~…!!( 抱き締めてくれる体温が、今はどうしようもないくらい安心して。縋りつくようにこちらもぎゅうぎゅうと彼を抱き締めて。ずっとずっと、兄の優しさに甘えていた。あの人なら、どんな我儘だって許してくれるとわかっていたから、疎かにしていた。そのしっぺ返しを、今、最悪の形で受けている。気付くのが遅すぎたのかもしれない、けれど、今は自分に出来ることをなりふり構わずやってのけることしかできず、彼の言葉に何度も頷けばパジャマの裾でぐしぐしと目許拭い )

  • No.31 by 次男  2017-01-26 22:01:28 


ち、がう…なんでもない、俺は大丈夫だから!(どうやら自分の反応が相手に答えを与えてしまったのだと理解した時には既に遅く、自分を心配してくれる相手の優しい声も耳に入らない程に強い不安と恐怖心から取り乱すと自由の利く手で頬に触れた手を払いのけ、その場からふらつきがちに立ち上がると相手の元から逃げ出そうとし、襖を開けるとそこにいた二人の兄弟の姿を見ては何かを察し、踵を返そうとすれば長男に肩を掴まれて反射的に暴れ出して家から飛び出す勢いを見せ)嫌だっ!離せ、俺は大丈夫だから、放っておいてくれ!

長男

……よし、そうと決まったらまずは本人に会わないとな。あ、カラま…ちょっ!(末っ子が調子を取り戻した様子に自分もつられては手を放し、癖のように鼻下を指で擦ってから居間の方を向くと突然聞こえてきた次男の声に驚いた矢先に開かれた襖から出てきた姿は想像以上の痛々しさを物語、記憶障害を起こすのも頷けると思った時には逃げようとする肩を掴んだところで暴れ出す体を止めようとするが元々力もあり、最早我を忘れて手加減しない次男を一人で押さえつけることは困難で)おい、落ち着けって!大丈夫だから、なにも怖くないから!カラ松!トド松、他の奴ら呼んで来い!

  • No.32 by   四男   2017-01-26 22:27:56 


っカラ松!!( こちらの言葉に、完全に怯えきった様子の彼。揺れる瞳を湛え、逃げるように居間を出ていった彼を、当然こちらは追いかけて。…放っておけるわけない。考える暇もなく、大きな声で彼の名前叫べば、居間から飛び出し後を追って。…廊下に出れば、玄関先で長男に押さえられている彼と、その横で動揺を見せる末弟。思わぬ人物らの東上にたじろぐも、そのまま彼へと駆け寄りぎゅうぎゅうと後ろから抱きかかえれば放心状態の末弟へ視線向け )ッバカラ松!お前っ怪我してんだから無茶すんな!!あとトド松ッ!こいつ今混乱してるから他のやつは呼ぶなっ!


  ¦ 末弟

っうん、そうだね。──…っへ!?カラ松兄さんと一松兄さん!?( 兄の頼もしさと優しさに、自然と笑顔取り戻し、未だ泣いた後の残る顔のまま頷いて。まずは本人と話さなくっちゃ、そう言って立ち上がれば、派手な音を立てて開いた居間の襖。驚いてそちらを見遣れば、不安と恐怖をありありと浮かべたボロボロの次男と、焦ったようにその後ろを追ってくる四男の姿が目に飛び込んできて。何が何だかわからず長男の言葉通り腰を浮かせた刹那、四男から浴びせられた言葉にどうすればいいかわからず困惑していたが、意を決し自分も次男の無傷な方の足へしがみつき )カ、カラ松兄さんやめてっ!暴れたら、暴れたら傷が…!!

  • No.33 by 次男  2017-01-26 22:48:26 


離せッ、頼むから俺を一人にしてくれ!…ッ!!(何故こんなに自分を気に掛けてくれるのか、幾ら望んだって今までそんなこと一度も無かったじゃないか、頭の中で複雑に混ざり合った混乱こそが恐怖の種でもあり、三人がかりで押さえられてしまえば流石に身動きが取れずに必死でもがいていたが、激しく頭を揺らしたせいかズキンと刺すような痛みが加えられると体の動きを止めて、ずるずると相手の胸に背を預けるような形でへたり込むと体を震わせて顔を俯かせ黙り込み)


長男

一松!…おわっ、こんの馬鹿力が…っ(次男に続いて現れた四男がしっかりと引き留めようとする姿に少し意外そうに眼を瞬くがこんな状態の兄を見れば流石に焦るのだろうと納得し、なんとか前から次男の肩を押さえていると不意に動きを止めた様子に手の力を加減しつつも座り込んだ姿に自然と手を離すと肩の力を抜いて、肩から吊るされている手の包帯が緩み掛けているのに気づくと末弟に声を掛け)ったく…、大丈夫かよ?一松、ちゃんと押さえておいてくれよ…、トド松救急箱持ってきて。

  • No.34 by   四男   2017-01-27 00:46:27 


んな状態で一人に出来る訳ねぇだろっ、( へなへなと、こちらに倒れ込んできた彼を、床に尻餅付きながらもしっかり受け止め。恐らく、激しく頭を動かしたから痛むのだろう。こんな状態の彼を一人にすることなど毛頭出来る筈もなく、もう一人の兄にチラリ視線だけで了解の意示せば背後から彼の腹部へ腕廻せばしっかりがっちりホールドし、彼の頭に響かぬよう少し声を押さえてそう告げ )


  ¦ 末弟

わ、わかっ、た!!( 必死にしがみついていた体は、ぐらつきを見せたかと思えば後方へと傾いて。そのまま二つ上の兄に体を預けるようにしてしゃがみ込んでしまった四つ上の兄に唖然としながらも、長男に言い渡された言葉飲み込めば急いで立ち上がり居間へと救急箱を取りに行って )

  • No.35 by 次男  2017-01-27 06:12:57 



長男

(四男の言葉に自分も同意しながら次男の様子を見ては今にも泣き出しそうなほど歪められた顔を見て、記憶がどうこうの問題では無くこれは自分達が甘えて彼に対し好き勝手にしてきた仕打ちの結果であるのだろうと思えば酷い罪悪感を覚えるも長男である自分がここで動揺を見せることは出来ないと込み上げる感情を飲み込み、末弟が居間から戻って来たのを見てから腰を屈めると座り込んだ二人と目線を合わせて極力落ち着いた口調で話しかければ二人にも事情を伝えるが更なる動揺を避けようと末弟に伝えた真実を僅かに歪めて、後で四男や他の弟には伝えなければな…と、少し憂鬱に思い)…カラ松、さっき病院から電話があったんだ。お前が大怪我したって、その時に頭をひどく打ったから一時的に記憶が曖昧になる可能性があるって、聞いた。もし、今そんな状況でお前を一人にする程俺ら兄弟は薄情じゃねぇよ。


次男

(腹部から背中に掛けての温もりと少し土臭い香りが数分前まで自分が肩を預けていた相手のものだと理解すると気持ちが僅かに落ち着くのを感じ、耳に入る彼の普段よりも穏やかな声が嬉しくて切なくて視界が酷く歪んで今にも泣き出しそうになるのを奥歯を噛んでぐっと堪えていると長男の言葉に知られてしまっていたのだと理解するとショックと困惑から俯いたまま大きく目を見開いては自分が病院で聞いた話と幾分か違いがあることを知り、記憶の定まらない今の自分にとっては長男の言葉を信じようとするのは当然の結果でもあり、無意識に腹部に回された相手の腕を左手で掴んで縋るように握りしめると自らの状況と本音をぽつりと零し)…い、ちじ…的?…じゃあ、この変な感じは…元に戻るのか…?…そうか、よかった…、俺は…此処に居ても、許されるのか…。

  • No.36 by   四男   2017-01-27 09:28:54 


~…おそ松兄さんっ、( 抱き締めた体を、ぎゅうぎゅうと包み込みながら長男の言葉を聞き目を見開く。ここからじゃまともに彼の顔は見えないが、長男の言葉に酷く安堵したような声を発したのは体越しにとわかる。その様子に、やはり違和感を覚えずにはいられず、眉を寄せ。─…一時的な記憶障害?それなら、カラ松はなぜあんなに取り乱していた?カラ松本人も、“元に戻る”ことに酷い安堵感を覚えてるようだが──。そこまで考え、長男が考えていることがわかり思わず彼の名前を呼べば悲痛に目許を歪ませて。こんなときだけ勘は鋭い、縋るように握られる手が証拠、なのだろう。握られた手に、こちらから指を絡ませればぎゅうっと力強く握り返し少しでも彼が落ち着くよう努めて )


  ¦ 末弟

ッ持ってきたよ!( 居間の棚の一番上。そこから救急箱一式を取り、直ぐ様廊下へと戻れば先程よりも落ち着いた様子の次男に、小さく吐息を溢して。しかし、それとは対称的に悲痛に顔を歪める四男の姿を認めれば動揺を覚えるも、その四男の前方、次男の肩から垂れ下がっている腕の包帯が緩んでいることに漸く気がつき。…あの状態で、長男はいち早くこのことに気付いていたのか。と納得すれば、あの場に長男がいたことを心の底から感謝しつつ、次男の目の前へしゃがみこみ。恐らく、長男の彼が何か一策講じたのだろう。ならばこちらは、それをサポートしなければ。そう心に決め、出来るだけ明るい声を発しながら救急箱を開け )もう、突然暴れるからビックリしたじゃん!包帯も緩んでるし、こんなんじゃ治るの長引くよ?これでも、かなり心配してるんだからね?

  • No.37 by 次男  2017-01-27 16:45:31 



バーカ、何くだらない心配してんだよ。大丈夫、俺が嘘つく訳ねぇだろ?(ようやく気持ちの鱗片を見せた次男と明らかに不安そうな顔を見せた四男の顔を見ては、次男にその表情が見えてないことが唯一の救いだろうと心の中で思い。嘘をつく悪者役は長男である自分の役目だと感じれば手を伸ばして肩に置いてからすの手を四男に向けると何もせずに立ち上がり、末弟が次男に声を掛ける姿を見れば自分は他の兄弟と目の前の三つ下の弟に事実を伝えなければと二階に視線を向け)トド松、カラ松の包帯ちゃんと直してやってくれよ。一松、用があるから少し付き合ってくれねぇ?


次男

…あぁ、そうだな(自分の不安を軽くするように告げられた言葉と肩に掛かる重みは紛れもなく長男としてのものであり、自分以外の弟達にとっても絶対の安心感を与えるもので。無意識に握っていた手に相手の指先が絡むと少し照れながらも離すことは無く、自分の目の前に現れた末っ子であり一番仲が良い人物だと分かればその相手らしい言葉にも、記憶が戻る、大丈夫、という安心感からいつもの穏やかな表情で笑い)トド松、すまない。少し取り乱してしまったようだ…もう、大丈夫だから、安心してくれ。


  • No.38 by   四男   2017-01-27 20:09:22 


  ¦ 末弟

はぁい。カラ松兄さんのことは、僕に任せてよね。…あと、カラ松兄さんはもっと僕たちに迷惑掛けて。言っとくけどこんなの、今まで他の兄弟たちにされた厄介事に比べたら屁でもないんだから。…ほら、さっさと包帯かえるよ?( “大丈夫”、長男から告げられたその言葉は、全ての真相を知り得ているこちらが聞いても酷く安堵を覚える言葉で。その言葉を聞き、安心感を得たのはこちらとて同じ、先程よりもいくらか落ち着いた声色で長男、四男へと目配せをすれば笑顔浮かべながら次男へ向き直り、救急箱から取り出した代えの包帯見せながらそうっと腕へと触れ )


  ¦ 四男

…わかった。( 探るように送っていた視線の先、長男からの呼び出しを聞けば全て理解して。目の前にある青い体は、先程よりも落ち着いたように見える、まだ傍を離れるのは戸惑われるけれど、末弟の視線を受け止めればそれも杞憂のようで。長男へ重い声色でそう返し彼の元へ行こうとは思うのだが、繋がれたままの指を離すのがどうしても戸惑われて、一度彼の右肩に軽く額を乗せればグリグリとそこを押し付け、次に顔を上げた時には決意したように彼の顔を覗き込み )……ちょっと行ってくる。なんかあったら、大声だして俺のこと呼んで。

  • No.39 by 次男  2017-01-27 20:36:25 



(迷惑を掛けても構わないという元相棒からの言葉に少しだけ視線が揺れて、本当にそんなことを望んでいいのだろうかと体に染みついた何かが自分に訴えかけるが、四男から与えられる温もりと長男からの温かい眼差し、末弟からの優しい言葉に今は素直に身を委ねていたいと強く感じると同意を示すように首を一度だけ縦に振って触れる手に大人しくし。不意に相手が自分から離れてしまうと思えば放さなければならない指先の力が上手く抜くことが出来ずに困惑していたが、肩への強い刺激と相手の表情を見て安心したのか力が抜けたように指先を離し)…ん、分かった。…大丈夫、トド松が一緒に居てくれるから。もし、何かあったら呼ぶ…。


長男

(元相棒同士故に繋がる気持ちもあるのだろうかと二人の様子を見ていれば明らかに次男に対しての対応が今までと違う四男に気づき、一つの可能性を考えながらも今はそれどころではないとその考えを頭から消そうと緩く首を振り、わざと茶化しつつ先に二階に行こうと踵を返すと階段に足を向けて)バカ、何かある訳ねぇじゃん…ほら、さっさと来ないとお前の大事な煮干し食っちまうぞ~

  • No.40 by   四男   2017-01-27 21:20:42 


  ¦ 末弟

そうそ、ここは元相棒の僕に任せてよね~?…あ、カラ松兄さん、添え木支えられる?( “何かってなんだ”。以前とは違い、明らかに慈愛の目を次男へ向けている四男に心の中でそうツッコミを入れ、彼が痛みを感じないよう、慎重に肩に掛かる三角巾から腕を取り出し。緩んでしまった包帯の隙間からチラリと覗く添え木、それを両手で押さえながら、窺うように次男の顔を覗き込んで )


  ¦ 四男

…無くなってた煮干しの犯人、やっぱおそ松兄さんか。( 煮干しの言葉に先程の空気を一変、禍々しい闇オーラを放てば前を歩く長男をじっとりと見詰め。…が、その声に苛立ちは滲んでおらず、無論心中も彼への怒りなど抱いていない。この場を少しでも和ませる為の、長男としての一面を垣間見せているのだろう。とぼとぼと歩く己の目の前、色ちがいのパーカーの筈なのに赤は無条件に頼りになる。そのことに漸く張り詰めていた空気を少し和らげれば大人しく階段へと足を向けて )

[PR]リアルタイムでチャットするなら老舗で安心チャットのチャベリ!
ニックネーム: 又は匿名を選択:

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字 下げ
利用規約 掲示板マナー
※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※必ず利用規約を熟読し、同意した上でご投稿ください
※顔文字など、全角の漢字・ひらがな・カタカナ含まない文章は投稿できません。
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください

[お勧め]初心者さん向けトピック  [ヒント]友達の作り方  [募集]セイチャットを広めよう

他のトピックを探す:1対1のなりきりチャット







トピック検索


【 トピックの作成はこちらから 】

カテゴリ


トピック名


ニックネーム

(ニックネームはリストから選択もできます: )

トピック本文

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字

※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください
利用規約   掲示板マナー





管理人室


キーワードでトピックを探す
初心者 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 部活 / 音楽 / 恋愛 / 小説 / しりとり / 旧セイチャット・旧セイクラブ

「これらのキーワードで検索した結果に、自分が新しく作ったトピックを表示したい」というご要望がありましたら、管理人まで、自分のトピック名と表示させたいキーワード名をご連絡ください。

最近見たトピック