いけない愛と知っていながら【教師、生徒】非募

そうなんだ、まあ気をつける
(笑っている相手にやっぱりしっかりしてるよなあとふと思い。「...一緒に、いろんなとこ行きたいから」と語尾に向かうに連れてごにょごにょと話して、手の繋ぎ方に嬉しくも赤くなり)

いいよ、別に。玲二に会えるだけで嬉しいからね。
(相手に気を遣わせたくはないのか、気をつけなくていいと微笑みながら述べて。「色んな所行こうな」ごにょごにょと話している相手の言葉を逃すことなく全て聞き入れては全てを肯定して)

またそういうこと言って
(この男はキザなのかと思い見上げ。はっとこの前の約束を思い出して「水族館も」と相手の手を少し強く握って微笑み肯定する相手に嬉しくなり)

じゃあ今後言わないでおくよ。
(相手に見上げられると相手が気になるなら言わないでおこうかと上記を述べて。水族館というワードを聞いてそういえば、と思い出すと「何処の水族館がいいかな」と微笑み返し)

別に嫌だとは言ってないし
(何を思ってるんだかもう言わないという相手に少し驚き。相手の言葉に喜んでいたりしていたのでむっとして述べて。「分かんないからおまかせ」と行ったことないからほんと楽しみと付け足して)

何で怒っているんだ
(何だか驚いている様子と、ムッとした表情で自分は何か余計なことを言っただろうかと考えるも理由がわからず上記を述べ。「デートスポットで有名な所にしようか」デートスポットで有名ならば失敗はないだろうなと考えて)

分かんないならいーよ
(別にキザな相手を見れないと死ぬ訳でもないし、見たいけどと頭の中で思いながら述べて。うんと頷いてから「デート、ね」と少しニヤけて)

ん？
(相手の考えていることが全くわからなくて、頭にハテナが浮かんで首を傾げ。相手の頭には何が浮かんでいるのだろうかと更にわからなくなり。「ニヤけてるよ」相手がニヤニヤしているのが可愛くて敢えて指摘してみて)

だから、そのままでいればいいって言ってるの
(わかる？と言うように相手を見て何を言ってるんだというような相手に苦笑して、「うるさいな」と嬉しさ混じりに明るく述べて)

要するに可愛いとか会いたいとか言って欲しいってことかな？
(相手の言っていることがやっと理解できたのか、ああと納得すると上記を述べて。「楽しそうでよかったよ。」嬉しそうに述べる相手を微笑ましいなと感じながら)

...
(まさかストレートに言葉に出してくるとも思わず、いつも通りの相手に赤面して小さく頷き。「うん、楽しみにしてる」とたまには素直にへへっと笑って応えて)

さあ着くよ
(赤面して頷く相手を見つめては、微笑して。そうなら、はっきり言ってくれればよかったのにと頭の中で考えて。素直に笑う相手に可愛いと心の声が漏れて)

ここが、薫さんの家？
(ふむふむと着いた家を眺めて。もっと素直に言えるようになれればいいんだけどなと自分のことながら苦笑し。可愛いと聞こえて赤くなり俯き)

うん、1人だから小さいけれどね
(ここが家かと問われれば、うんと頷きながら上記を述べて。心の声が漏れていたことに気が付かず、赤面している相手の様子を見つめてはどうした？と問い)

お邪魔します...
(きょろきょろと辺りを見回しながら落ち着かなそうにして。小さいとか大きいとかはよく分からないが薫さんの家というのに少し緊張して。なんでもないと応えてまさか無意識なのか？と思い余計に恥ずかしくなり)

どうぞ
(綺麗好きということもあり、普段の家での生活に興味がないということもありで部屋には必要最低限の家具しかなく殺風景で。部屋に入れば、すぐに服を脱ぎ捨てて。何でもないと言った相手に「熱とかあったら大変だから早く言えよ」と体調を心配し)

綺麗にしてるね
(男の一人暮らしなのに綺麗なものだなと感心したように述べて。相手の後ろを付いていきリビングでどうしようかととりあえず床にぺたんと座りきょろきょろと部屋を見回し。「大丈夫だから」と相手の変な心配を跳ね除け)

物がないだけだよ
(脱ぎ捨てた服を自分で拾い上げてはスーツはハンガーにかけて、シャツは洗濯機に入れて結局上半身裸になり。何か飲むかと問い。大丈夫と言われれば、ならいいけどと不思議そうに見つめ)

無駄がなくていいね
(こういうサッパリした部屋は自分の好みと合うと思い述べて。床に座ったまま半裸の相手を見て目をそらし早く服着ろよと思いつつ。なんでもいいよと返事して。不思議そうな顔をする相手に苦笑し)

そうかい？
(相手が自分の殺風景な部屋を気に入ってくれたのだろうかと思えば、よかったと安心し。服なんて着る様子は一切なく、相手を呼ぶなら何かジュースくらい買っておけばよかったと考えては仕方ないとお茶を淹れて相手に渡し)